JP3325596B2 - ステックチーズフィルム自動剥離機 - Google Patents

ステックチーズフィルム自動剥離機

Info

Publication number
JP3325596B2
JP3325596B2 JP03718092A JP3718092A JP3325596B2 JP 3325596 B2 JP3325596 B2 JP 3325596B2 JP 03718092 A JP03718092 A JP 03718092A JP 3718092 A JP3718092 A JP 3718092A JP 3325596 B2 JP3325596 B2 JP 3325596B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
cheese
peeling
stick
stick cheese
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03718092A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05213326A (ja
Inventor
三男 我妻
功 小栗
彰 大森
一利 池上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Snow Brand Milk Products Co Ltd filed Critical Snow Brand Milk Products Co Ltd
Priority to JP03718092A priority Critical patent/JP3325596B2/ja
Publication of JPH05213326A publication Critical patent/JPH05213326A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3325596B2 publication Critical patent/JP3325596B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B9/00Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto 
    • B08B9/08Cleaning containers, e.g. tanks
    • B08B9/083Removing scrap from containers, e.g. removing labels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステックチーズフィル
ム自動剥離機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、同一形状の円板状物品、例えば缶
蓋、ビン蓋などを多数一列に積み重ねて円柱状に形成し
た内容物を、ハトロン紙や樹脂コーティング紙などの包
材で、外被した包装体をカッターで切開してから、一対
のロールで包材を包装体から除去するものは、特公昭6
0−13900号公報、特公昭61−59978号公報
及び特公昭56−451498号公報で知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、包材を
カッターで切開してから、一対のロールで包材を包装体
から除去するものは、いずれも缶蓋、ビン蓋等を多数一
列に積み重ねた円柱状包装体であって、包材と包装体と
の剥離が容易なもので、一対のロールで包材を下方に引
っ張って突出縁を形成して、この突出縁部分を切開する
(特公昭60−13900)とか、グリッパーで包材を
挟持して、この挟持部分を切開する(特公昭61−59
978号公報、特公昭56−41498号公報)とかし
て包材を除去しているが、構造操作がいずれも複雑であ
る。したがって、以上のような技術は包材が包装体に密
着している肉用包材の剥離除去には使用しえないので、
本出願人は肉用包材の剥離除去装置を実願昭63−12
5541号として提案している。以上のものによると、
フィルム包材例えばサラミ包材を切開した後、フィルム
包材をサラミとの間にエアを吹き込むようになっている
ので、たとえフィルム包材が、サラミに密着していて
も、よくフィルム包材がサラミから剥離され、その際移
送しながら切開し、その切開箇所が一個所でこの切口か
らエアが吹きこまれるものであるから、フィルム包材が
サラミから剥離される。しかして、剥離装置で更に剥離
ロールが内向きに回転するので、切口からフィルム包材
は下方にむかって引き裂かれ、衣を剥ぐようにしてフィ
ルム包材をサラミから剥離するので、きれいにフィルム
包材は取り除かれるようになっている。しかしながら、
ステックチーズはチーズの物性(品温、硬度、水分、脂
肪)により剥離性が変わるため以上のような方法では、
多品種のスチックチーズの完全な剥離はできない。
【0004】従来、フィルムつきステックチーズは蒲鉾
加工工場に納入されていたが、最近蒲鉾加工工場は人員
不足の折りから、フィルム付ステックチーズ製造業者に
対してノーケーシングチーズの商品化が要請されるよう
になった。そこでその要請に答えるために、従来はステ
ックチーズのフィルムにカッターで単に切れ目を入れ剥
離作業は全て手作業で行ってピーラを行っていた。しか
るに手作業によることは、フィルムの切れ端付着や二次
汚染があり品質の安定を欠いていた。またフィルムの剥
離はチーズの物性によって変わることは前述した如くで
あり、したがって手でステックチーズをシゴキながら剥
離していたため、チーズが折れ、歩留まり低下の要因と
なっていた。以上のことから、本発明では、以上の欠点
を改良したフィルム剥離の容易なスチックチーズフィル
ム自動剥離機をうることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
目的を達成するため、次のようなステックチーズフィル
ム自動剥離機を提供するものである。包装されたステッ
クチーズをその長さ方向に搬送しながら、ウエーブロー
ラで上下方向から波形にシゴキを与えるシゴキ装置と該
シゴキ装置を経たステックチーズを搬送しながら長さ方
向にフィルムを切断し、切開されたフィルムに向かって
エアを吹き付けて切り目を開き、同時にバキュームの吸
引力でフィルムを吸い取るピーリング装置を具えたステ
ックチーズフィルム自動剥離機である。更に、ステック
チーズを搬送しながら、両サイドのクリップワイヤーを
切断除去するクリップカッター装置を前記ウエーブロー
ラの前に具えたステックチーズフィルム自動剥離装置で
ある。
【0006】
【作用】フィルム付ステックチーズをホッパーに供給す
ると、アタッチメント付きチェンコンベアが1本づつ取
り出し、チーズを所定のサイズに揃える。次の工程で剥
離を容易にするためのウエーブローラでシゴキ、チーズ
の流れを利用してフィルムの上部に切れ目を入れ、その
直後切れ目にエアーを噴射してフィルムの切れ目を開く
と同時に、バキュームの吸引力を利用してフィルムを吸
い取り、連続的に自動剥離する。
【0007】
【実施例】以下図面に基づいて説明する。本発明装置
は、図1、2に示す如く、クリップワイヤーを切断除去
するクリップカッター装置(A)と、シゴキ装置(B)
と、ピーリング装置(C)とからなっていて、ステック
チーズは各装置(A)(B)(C)を経てノーケーシン
グチーズが製品として排出されるようになっている。ク
リップワイヤーを切断除去するクリップカッター装置
(A)は第3、4図に示されている。(1)はホッパー
であって、この底に駆動輪(12)と被動輪(13)との間
に張架したアタッチメント付搬送コンベア(2)があ
る。搬送コンベア(2)にはモーター(6)の駆動輪
(11)によってベルト(10)を介して駆動される回転式
カッター(5)とモータの駆動輪(11)からベルト
(9)を介して駆動される回転式カッター(8)があ
る。搬送コンベア(2)の左右には図4の如く、ガイド
(3)(4)(7)があり、ガイド(3)は左右にアジ
ャスト可能になっていて、ガイド(4)はステックチー
ズを右寄りにガイドするように傾斜しており、ガイド
(7)は左寄りにステックチーズをガイドするように傾
斜している。以上の装置は、長さ、太さの異なるステッ
クチーズ(a)を1本づつ整列して自動搬送することが
できるもので、ステックチーズはホッパー(1)からア
タッチメント付搬送コンベア(2)で1本づつ引き上げ
られ、ガイド(3)で左寄りにガイドされて回転式カッ
ター(5)で左サイドのクリップワイヤー部分が切断除
去される。左サイドのクリップのワイヤー部分が切断さ
れたステックチーズ(a)は、ガイド(4)で右寄りに
ガイドされ、ガイド(7)で右サイドが揃えられて回転
式カッター(8)で右サイドのクリップワイヤーを切断
除去する。そして、多品種の製品規格に対応するように
公知の手段でクリップカッターやガイド等はアジャスト
可能に装置される。
【0008】何れにしても、アタッチメント付チェンコ
ンベアが1本づつチーズ(a)をホッパー(1)から取
り出し最初に回転式のカッター(5)(8)が両サイド
のクリップワイヤーをカットして所定のサイズにし、次
のシゴキを与える装置(B)に送られる。この装置は図
5に示されており、装置(A)からステックチーズは長
さ方向に送られてくる。装置(B)は多数のウエーブロ
ーラ(15)間に張り渡した下方ベルト(17)と多数のウ
エーブローラ(14)間に張り渡した上方ベルト(18)と
からなっており、之等ベルトはモーター(19)から中間
プーリ、テンションプーリを介して相互に駆動される。
両ウエーブローラ(15)(14)はスリット(16)中を上
下に移動調節できるものでベルト(17)(18)の波乗り
状態を調節できる。したがって、装置(B)に入ってス
テックチーズ(a)はウエーブローラ(15)(14)によ
ってベルト(17)(18)を介して上下に波型に屈曲され
シゴかれる。このシゴキ動作でフィルムとチーズとの接
着状態がゆるむ。
【0009】この装置(B)でシゴかれたステックチー
ズは、次のピーリング装置(C)に送り込まれる。この
ピーリング装置(C)は図6に示すように大小ホイール
(21)(20)間に張架した搬送コンベア(22)があり、
この搬送コンベア(22)に対応してチーズ押え板(23)
がある。このチーズ押え板(23)はアジャスト可能で、
その構造は前後の吊り具(28)(27)によって可能であ
る。すなわち、ハンドル(29)の回動により吊り扞(3
0)が上下動し、ナット(25)によってボルト(26)が
上下動することによってなされる。(24)は吊り扞(3
0)、ボルト(26)の取付けられるフレームを示す。
【0010】チーズ押え板(23)の前方にはガイド板
(34)があり、このガイド板(34)もアジャスト可能で
ある。ガイド板(34)の前方には吊り具(37)があり、
ステー(38)の吊り扞(36)がハンドル(35)により上
下動することにより吊り具(37)も上下動する。ガイド
板(34)の後方はチーズ押え板(23)のブラケット(3
9)に枢支(40)されている。このガイド板(34)の部
分にカッター(31)がありこのカッター(31)もアジャ
スト可能である。すなわち、カッターホルダー(32)の
スリット(44)にステー(45)のピン(33)がスライド
することによってなされる。搬送コンベア(22)とチー
ズ押え板(23)とで長さ方向に送られてきたステックチ
ーズは、ガイド板(34)と搬送コンベア(22)のホイー
ル(21)部分にステックチーズ(a)が来るとカッター
(31)で長さ方向にフィルム(b)が切断される。
【0011】切れ目の入れられたステックチーズは、ス
テー(38)に支持されたノズル(41)からエアーがその
切れ目に向かって噴射され切れ目を開く、同時にピーリ
ングローラ(42)によってフィルム(b)は吸着され
る。ピーリングローラ(42)には多数の吸引口(43)が
図9の如く開口しており、回転中、上半分のみに吸引力
を働かせるように下半分において断面半月形のカバーで
ローラの内面からカバーされている。したがって、図7
でカッター(31)で切れ目の入れられたステックチーズ
(a)は図8でノズル(41)からのエアの吹き込みで切
れ目が開口し、図9においてピーリングローラ(42)で
フィルム(b)は吸着されて、ステックチーズ(a)か
らフィルム(b)が剥離される。剥離されると同時に図
6に示す吸引管(46)でフィルム(b)は吸着されて落
下する。本発明は以上の如く構成されているので、ステ
ックチーズ(a)のフィルム(b)剥離作業を自動で行
うことができ、ステックチーズの太さ、長さの多様化に
対応できる。しかも、フィルムの剥離作業が自動化され
たことによって、フィルム片の混入や、二次汚染が減少
し品質が安定し、又歩留まりについてもチーズの折れ等
が減少し、生産性が向上した。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、クリップワイヤーが自
動切断されるので、ノーケーシングがえられ、しかもシ
ゴキ装置でウエーブローラの波型配置を変更して、製品
規格(太さ、長さ、物性)が変わった時はシゴキの度合
を調整して剥離性を高めることができ、ピーリングロー
ラでチーズの通過と共にフィルムを吸い取り連続的に自
動剥離できるという特徴がある。しかして、ウエーブロ
ーラでステックチーズとフィルムの剥離がステックチー
ズの物性の如何にかかわらず容易に行われ、又、ピーリ
ング装置でステックチーズからフィルムを容易に吸い取
ることができ、更に、クリップカッター装置でクリップ
ワイヤーが自動切断されるので、ステックチーズからフ
ィルムを容易に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一部省略の全体正面図である。
【図2】同上平面図である。
【図3】クリップカッター装置の正面図である。
【図4】同上平面図である。
【図5】一部省略のウエーブローラ装置とピーリング装
置との関係を示す図である。
【図6】ピーリング装置の正面図である。
【図7】本発明フィルム剥離工程を示すカッター部分の
説明図である。
【図8】本発明フィルム剥離工程を示すエアー噴射部分
の説明図である。
【図9】本発明フィルム剥離工程を示すピーリングロー
ラ部分の説明図である。
【符号の説明】
A クリップカッター装置 B シゴキ装置 C ピーリング装置 1 ホッパー 2 アタッチメント付搬送コンベア 5 回転式カッター 8 回転式カッター 14 ウエーブローラ 15 ウエーブローラ 31 カッター 42 ノズル 46 吸引管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−45909(JP,U) 実開 昭58−36205(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 69/00 101

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装されたステックチーズを、その長さ
    方向に搬送しながら、ウエーブローラで上下方向から波
    形にシゴキを与えるシゴキ装置と該シゴキ装置を経たス
    テックチーズを搬送しながら、長さ方向にフィルムを切
    断し、切開されたフィルムに向って、エアを吹き付けて
    切目を開き、同時にバキュームの吸引力でフィルムを吸
    い取るピーリング装置を具えたステックチーズフィルム
    自動剥離機
  2. 【請求項2】 ステックチーズを搬送しながら、両サイ
    ドのクリップワイヤーを切断除去するクリップカッター
    装置を、請求項1記載のウエーブローラの前にそなえた
    ステックチーズフィルム自動剥離機
JP03718092A 1992-01-28 1992-01-28 ステックチーズフィルム自動剥離機 Expired - Fee Related JP3325596B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03718092A JP3325596B2 (ja) 1992-01-28 1992-01-28 ステックチーズフィルム自動剥離機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03718092A JP3325596B2 (ja) 1992-01-28 1992-01-28 ステックチーズフィルム自動剥離機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05213326A JPH05213326A (ja) 1993-08-24
JP3325596B2 true JP3325596B2 (ja) 2002-09-17

Family

ID=12490394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03718092A Expired - Fee Related JP3325596B2 (ja) 1992-01-28 1992-01-28 ステックチーズフィルム自動剥離機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3325596B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0698424A1 (en) * 1994-08-24 1996-02-28 Fuji Seal, Inc. Method and apparatus for removing a film from a container
DE19710657A1 (de) * 1997-03-14 1998-09-17 Focke & Co Verfahren und Vorrichtung zum Handhaben von Bobinen
CN112249453B (zh) * 2020-04-29 2022-09-27 蜂巢能源科技有限公司 电池撕膜装置及撕膜方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05213326A (ja) 1993-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5090591A (en) Article dispenser for use with continuous strip of articles
US4997329A (en) Apparatus for cutting and removing package material
JPH0146376B2 (ja)
JP3761305B2 (ja) ケーシング入り食品のケーシング除去方法及びその装置
EP0423272B1 (en) Apparatus for cutting apart cigarette packs in preparation for recovery of the tobacco in the cigarettes
JP3325596B2 (ja) ステックチーズフィルム自動剥離機
CN114348386B (zh) 食品包装自动开袋装置
JPH0446813B2 (ja)
JP2519137B2 (ja) 包装材切開除去装置
KR200411227Y1 (ko) 위생 장갑 제조장치
JPH0371872B2 (ja)
JPH09110023A (ja) 袋取除き装置
JP3680653B2 (ja) パック食品の生ごみ分別方法及びその装置
JP2950167B2 (ja) 被嵌装物への筒状フィルム嵌装装置及び方法
JPH0451143Y2 (ja)
JPH0353668Y2 (ja)
JP2000302108A (ja) 深絞り型包装機用後処理装置
JP2003164273A (ja) 農作物皮剥ぎ装置
GB2197815A (en) Method of and apparatus for stabilizing extremely thin packing material
JP2675234B2 (ja) ボビン端の重ね巻糸条の除去方法
KR101783249B1 (ko) 치즈의 비닐포장 제거기
JPH0314417B2 (ja)
KR860002259Y1 (ko) 빙과포장대의 협지부 성형장치
JP3008031U (ja) 開袋機
JPH0476851B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020625

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees