JP3319977B2 - ラグ付きタイヤ - Google Patents

ラグ付きタイヤ

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JP3319977B2
JP3319977B2 JP15100097A JP15100097A JP3319977B2 JP 3319977 B2 JP3319977 B2 JP 3319977B2 JP 15100097 A JP15100097 A JP 15100097A JP 15100097 A JP15100097 A JP 15100097A JP 3319977 B2 JP3319977 B2 JP 3319977B2
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忠夫 市川
浩一 松本
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オーツタイヤ株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C2200/00Tyres specially adapted for particular applications
    • B60C2200/08Tyres specially adapted for particular applications for agricultural vehicles

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農業用トラクタ等
に使用されるラグ付きタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のタイヤとして、例えば、特開平
8−34210号公報に記載のものが公知である。前記
従来のものは、ラグの中央側先端部をタイヤ赤道付近に
終焉させ、その先端部にタイヤ軸方向に対して実質的に
平行に形成している先端壁面を設け、この先端壁面をタ
イヤ軸心を含む面に対して30°以上の大角度で傾斜さ
せることにより、前記先端壁面で土壌を下向きに押し固
め、その固めた土をラグが蹴ることによってより大きな
浮揚力とトラクションを発生させるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のも
のは、ラグ先端壁面をタイヤ軸心を含む面に対して30
°以上の大角度で傾斜させているので、特に混み合った
クラウン部中央域における隣接ラグ先端部間の空間が狭
くなり、ラグ間の土詰まりが発生しやすく、牽引力が低
減するおそれがあった。また、前記先端面の角度を30
°以下にすると、前記問題は解消されるが、土壌を掘り
起こし、圃場を荒らすおそれがあった。そこで、本発明
は、ラグ間の土詰まりの発生を防止し、また、圃場を荒
らすことのないラグ付きタイヤを提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、次の手段を講じた。即ち、第1の手段
は、タイヤ赤道面の両側のトレッド部に、交互に配置さ
れたラグを有するラグ付きタイヤにおいて、前記ラグの
先端部は赤道面に位置し、該先端部の赤道面に位置する
壁面が、接地側から根元側に至る間、複数段のテーパ面
で形成され、最も接地側に位置するテーパ面のタイヤ直
径線に対する傾斜角度αは、最も根元側のテーパ面のタ
イヤ直径線に対する傾傾斜角度よりも小さくされている
点にある。
【0005】前記ラグの赤道面に位置する先端部の壁面
が、タイヤ軸方向に対して10°〜45°の角度の範囲
内で傾斜した平面とされているのが好ましい。前記構成
の本発明によれば、複数段のテーパ面の角度選定を適切
に行うことにより、排土性を改良することができると共
に、ラグの踏み込み時の土の押し固めを向上させ、圃場
を荒らすことなく、湿田性能を確保することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。図1、2において示すものは、空
気入りラグ付きタイヤであり、該タイヤは、左右一対の
サイド部1と、該両サイド部1をつなぐトレッド部2と
からなり、該トレッド部2の軸方向中央がタイヤ赤道面
3とされている。前記トレッド部2には、前記赤道面3
を介してその両側にラグ4が、交互に且つハの字状に配
設されている。そして、前記ラグ4は、タイヤが回転す
る際に、ラグ4の赤道面3に位置する先端部5が先に接
地し、ラグ4のショルダー部側が遅れて接地するよう形
成されている。
【0007】図3に示すように、前記ラグ4の先端部5
の壁面6のタイヤ直径7に対する傾斜角度αは、30°
以上とされている。そして、図4に示すように、前記ラ
グ4の先端部5のタイヤ軸方向8に対する傾斜角度θ
は、10°〜45°とされており、好ましくは、15°
〜30°とされている。前記ラグ先端部5の壁面6のタ
イヤ直径7に対する傾斜角度αを30°以上にすると、
土の踏み固めが良好になり、圃場を荒らさなくなるが、
逆に、赤道付近のラグ間のスペースが極端に狭くなり、
排土性が悪くなる。しかし、本発明では、ラグ4の先端
部5のタイヤ軸方向8に対する傾斜角度θを、10°〜
45°としているので、隣接する隣のラグ4とのスペー
スが開放されることになり、排土性が良くなり、牽引力
のアップにつながる。
【0008】前記傾斜角度θが10°以下では、排土性
の効果が殆ど無く、45°以上では、ラグ先端部5の剛
性が低下し、偏摩耗が発生し、耐久性能が低下する。
尚、ラグ4の先端部5のタイヤ軸方向8に対する傾斜角
度θを、10°〜45°として、ラグ先端部5の壁面6
のタイヤ直径7に対する傾斜角度αを30°以下、好ま
しくは、10°〜25°に設定すれば、排土性と踏み固
め性の両方をより良好に満足させることができる。図
、6に示すものは、ラグ4の先端部5の壁面6を複数
段のテーパ面で形成したものである。この場合、ラグ4
の先端部5のタイヤ軸方向8に対する傾斜角度θは、0
°〜45°の範囲を取り得る。このように、ラグ4の先
端部5の壁面6を複数段のテーパ面で構成することによ
り、排土性の改良が図られる。
【0009】図5に示すものは、ラグ4の先端部5の壁
面6を2段のテーパ面で形成し、各テーパ面のタイヤ直
径7に対する角度α2 、β2 は、α2 <β2 とされ、5
0°>α2 >10°、50°>β2 >25°とされ、且
つ、α2 +β2 ≦80°とされている。また、2段テー
パの変曲点の高さhとラグの高さHの比は、0.1≦h
/H≦0.9とされている。図6に示すものは、ラグ4
の先端部5の壁面6を3段のテーパ面で形成し、各テー
パ面のタイヤ直径7に対する角度は、α4 、β4、γ4と
されている。これらの角度設定は、α4 が一番小さい角
とされ、10°以上で50°以下、一番大きな角度は
25°以上で50°以下の範囲とされ、中間の角度はそ
れらの中間値とされている。そして、各テーパの変曲点
までの距離h1、h2 、h3 は、任意に設定されてい
る。
【0010】ラグ先端部5の壁面6を複数段のテーパ面
で形成することにより、一段テーパに比べて、周方向に
隣接するラグ間のクリアランスが大きくなり、赤道付近
での泥詰まりが少なくなる。また、一段テーパに比べ
て、タイヤのゴムボリュームが減少して軽減化できる。
そして、複数段に設定することにより、圃場を荒らすこ
となく湿田性能を確保することができる。尚、前記図
5、6に示す複数段のテーパ面は、ラグの先端部に限ら
ず、図4に示す断面C−Cの両側壁面又は片側壁面に採
用してもよい。本発明は、前記実施の形態に限定される
ものではない。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、周方向に隣接する赤道
付近におけるラグ間の排土性が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態を示すラグ付きタ
イヤの平面図である。
【図2】図2は、図1のA−A線断面図である。
【図3】図3は、図1のB−B線断面図である。
【図4】図4は、赤道面に位置するラグ先端部の平面図
である。
【図5】図5は、ラグ先端部の壁面を2段テーパ面とし
たB−B線断面図である。
【図6】図6は、ラグ先端部の壁面を3段テーパ面とし
たB−B線断面図である。
【符号の説明】
2 トレッド部 3 赤道面 4 ラグ 5 先端部 6 壁面 8 タイヤ軸方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60C 11/11,11/113 B60B 15/00 - 15/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤ赤道面の両側のトレッド部に、交互
    に配置されたラグを有するラグ付きタイヤにおいて、 前記ラグの先端部は赤道面に位置し、該先端部の赤道面
    に位置する壁面が、接地側から根元側に至る間、複数段
    のテーパ面で形成され、最も接地側に位置するテーパ面
    のタイヤ直径線に対する傾斜角度αは、最も根元側のテ
    ーパ面のタイヤ直径線に対する傾傾斜角度よりも小さく
    されていることを特徴とするラグ付きタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記ラグの赤道面に位置する先端部の壁
    面が、タイヤ軸方向に対して10°〜45°の角度の範
    囲内で傾斜した平面とされていることを特徴とする請求
    項1記載のラグ付きタイヤ。
JP15100097A 1997-06-09 1997-06-09 ラグ付きタイヤ Expired - Fee Related JP3319977B2 (ja)

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