JP3318623B2 - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JP3318623B2
JP3318623B2 JP21520992A JP21520992A JP3318623B2 JP 3318623 B2 JP3318623 B2 JP 3318623B2 JP 21520992 A JP21520992 A JP 21520992A JP 21520992 A JP21520992 A JP 21520992A JP 3318623 B2 JP3318623 B2 JP 3318623B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なテープカセット
に関するもので、詳しくは、テープカセットが記録再生
装置に装着されたときテープローディングのための部材
が挿入されるマウス部内にヘッドドラムを挿入可能にす
ると共に、不使用時におけるマウス部をリッドによって
閉止するようにしたテープカセットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、マウス部の前面を開閉するフロン
トリッドと、マウス部の下面を開閉するスライドシャッ
ターを設け、不使用時にマウス部を密閉するテープカセ
ットが例えば、DAT(ディジタル・オーディオ・テー
ププレーヤー)用のテープカセットとして知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したDAT用のテ
ープカセットにあっては、マウス部の上面側はカセット
ケースの上ハーフが延びてきて覆っているため、記録再
生装置の平面形状を小さくするためにマウス部内にヘッ
ドドラムを挿入させたい場合はテープカセットの装着位
置を高くしなければならず、この結果、記録再生装置の
高さ寸法が大きくなってしまう。また、高さ寸法を大き
くしたくなければ、ヘッドドラムをマウス部外に位置さ
せなければならず、この場合は記録再生装置の平面形状
が大きくなってしまうという問題があった。
【0004】そこで、本発明の出願人は、特願平4−7
5693号のテープカセットにおいて、マウス部前面を
開閉するフロントリッドと、マウス部上面を開閉するア
ッパーリッドとを備えたことにより、使用時においてア
ッパーリッドが開放位置へと移動してマウス部の上面も
開放され、これによって、テープカセットの装着位置を
高くしなくともマウス部内へヘッドドラムを挿入するこ
とができ、記録再生装置の高さを高くすることなしにそ
の平面形状を小さくすることができ、しかも、不使用時
におけるマウス部の密閉度が損なわれるようなことのな
いテープカセットを提案している。
【0005】しかしながら、上述したように構成したテ
ープカセットは、アッパーリッドが平板状のプラスチッ
ク成形品から成形されているため、フロントリッドとア
ッパーリッドとによるマウス部の閉塞状態にあっては、
アッパーリッドが上ハーフ上方側から外力によって押さ
れたとき、アッパーリッドはその後端部にあっては上ハ
ーフ先端部に当接しているため撓むことはないが、フロ
ントリッドの後端部と隣接するアッパーリッドの先端部
はフリーな状態となっているため撓むといった問題があ
った。この撓みは最悪の場合はフロントリッドの下にも
ぐり込み、この結果、アッパーリッドへの外力を開放し
ても復元しないといったこともある。
【0006】また、アッパーリッドの撓みを防止するた
めの改善策として、アッパーリッドの長手方向にリブを
形成して該アッパーリッド自体の強度を向上することも
考えられるが、この場合は撓みの問題はやや改善される
程度で剛性感を得るには至っていない。
【0007】また、フロントリッドとアッパーリッドと
によるマウス部の閉塞状態では、フロントリッドとアッ
パーリッドとの隣接部分に隙間が生じるので、ここから
塵埃等がマウス部内へ進入しテープに付着するといった
こともある。
【0008】本発明は、上述したような問題点を解消す
るためになされたもので、外力によるアッパーリッドの
撓みを簡単な構成によって解消し、かつフロントリッド
とアッパーリッドとの間の隙間を塞いでマウス部内への
塵埃等の進入を防止できるようにしたテープカセットを
得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明によるテープカセットは、カセットケース
内に回転可能に収納された2つのテープリールに記録媒
体テープが巻装され、カセットケースの前面部に前方及
び上下に開口されテープローディングのための部材が挿
入されるマウス部を形成し、記録媒体テープの前面を覆
う閉塞位置と使用時のカセットケース外に位置した記録
媒体テープの前面を開放する開放位置との間を移動する
フロントリッドをカセットケースの前面部に回動自在に
設け、フロントリッドが閉塞位置にあるときにマウス部
の下面を閉塞するスライドシャッターをカセットケース
に摺動自在に設け、前端部がフロントリッドに回動自在
に支持されると共に後端部がカセットケースの上ハーフ
の前端部に弾接するように付勢されたアッパーリッドを
設け、フロントリッドが閉塞位置にあるときアッパーリ
ッドが上記マウス部の上面を閉塞し、フロントリッドが
開放位置へ移動すると、アッパーリッドもマウス部の上
面を開放する位置へ移動するテープカセットにおいて、
カセットケースの左右方向の長さに略等しい長さのアッ
パーリッドの前端部と隣接するフロントリッドの上端部
には上記アッパーリッドとの支承部を設け、支承部長手
方向に沿って所定長さに連続するリブを設け、フロント
リッド及びアッパーリッドの閉塞時、アッパーリッドの
前端部裏面をリブ上に当接させ、アッパーリッドの外力
による撓みを防止するようにしたものである。
【0010】
【作用】上述したように構成した本発明におけるテープ
カセットは、上ハーフの上方からアッパーリッドに外力
が生じたとき、アッパーリッドの前端部裏面がフロント
リッドから突出したリブに当接しアッパーリッドは撓む
ことはなく、その剛性感が高くなりテープカセットの強
度及び質感が向上できる。
【0011】また、上述したリブによってフロントリッ
ドとアッパーリッドとの隣接部分の隙間が解消されるた
め、ここから塵埃等がマウス部内へ進入することもな
く、マウス部内のテープへの付着が解消できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明テープカセットの実施例を添付
した各図面に基づいて説明する。本例のカセットケース
は全体を符号1で示し、2はカセットケースであり、上
方から見て左右にやや長い長方形状をした薄い箱状をし
ており、その内部に磁気テープ3の両端が各別に止着さ
れた2つのテープリール4,4が回転可能に収納されて
いる。このテープリール4,4の中心部をなすリールハ
ブには下端に開口したリール台係合孔5,5が形成され
ており、このリール台係合孔5,5はカセットケース2
の底面壁に形成されたリール台挿通孔7,7を通して外
部に臨んでいる。
【0013】カセットケース2の前面の左右両端部には
前方に向かって開口したテープ出口8,8が形成され、
このテープ出口8,8の互いに近い側の端部にはテープ
ガイド9,9が形成されている。また、カセットケース
2の前面のうちテープ出口8と8との間の部分に前方及
び上下に開口したマウス部10が形成されている。
【0014】カセットケース2の前端部の左右両側面は
やや内側に引っ込んだ引っ込み部11,11に形成さ
れ、また、カセットケース2の上面の前端部12はやや
下方へ変位されており、上ハーフ13の前端部12との
境界部は略45度の角度で前下がりにされた傾斜面14
に形成されている。
【0015】カセットケース2の上端部及び引っ込み部
11,11を除いた左右両側面及び底面の後側略4分の
1を除いた部分が浅く切り欠かれてこの切り欠かれた部
分がシャッター配置部15となっている。このシャッタ
ー配置部15の側面の上端に前後方向に延びる案内溝1
6,16が形成されている。
【0016】符号17は、スライドシャッターであり、
板金材料を折り曲げ等加工して形成されている。このス
ライドシャッター17はカセットケース2のシャッター
配置部15の底面部の左右方向の長さに略等しい長さを
有し、シャッター配置部15の底面部の前後幅の略3分
の2の前後幅を有する底面部17aとこの底面部17a
の両側縁から立ち上げられシャッター配置部15の側面
部の高さと略同じ高さを有する側面部17b,17bと
を備えている。この側面部17b,17bの上縁には互
いに近づく方へ僅かに突出した係合縁18,18が形成
されている。
【0017】そして、上述したスライドシャッター17
はその底面部17aがカセットケース2のシャッター配
置部15の底面部に、係合縁18,18がカセットケー
ス2の案内溝16,16に摺動自在に係合され、これに
よって、スライドシャッター17はカセットケース2の
シャッター配置部15に前後方向に移動自在に配置され
る。また、スライドシャッター17には図示しない弾発
手段によって前方へ向けての、すなわち、上述したマウ
ス部10の下面を閉塞する閉塞位置へ向けての移動力が
付勢されている。
【0018】符号19,19は、スライドシャッター1
7の底面部17aに左右に離間して形成されたリール台
挿通孔であり、スライドシャッター17がその移動範囲
の前端に、すなわち、閉塞位置にあるときはカセットケ
ース2のリール台挿通孔7,7とズレて位置し、また、
移動範囲の後端に、すなわち、開放位置に移動するとリ
ール台挿通孔19,19がカセケットケース2のリール
台挿通孔7,7と一致しテープリール4,4のリール台
係合孔5,5が外部に臨まされる。
【0019】尚、スライドシャッター17は、図示しな
いロック機構によって閉塞位置、開放位置のそれぞれに
おいてロックされ、それぞれのロックはテープカセット
1が記録再生装置に装着される際、または記録再生装置
から取り出される際に解除される。
【0020】一方、符号20はフロントリッドであり、
カセットケース2の前端部に上下方向へ回動自在に支持
されている。このフロントリッド20は、カセットケー
ス2の前面を覆う前面部21と、この前面部21の左右
両端縁から後方へ突出した側面部22,22とが一体に
形成されてなり、側面部22,22の内面に突設した被
支持ピン23,23がカセットケース2の側面部の前端
部に位置した引っ込み部11,11に回動自在に支持さ
れている。また、フロントリッド20の上端部には後述
するアッパーリッドとの支承部24が設けられ、この支
承部24の左右両端部には切欠部25,25が形成さ
れ、この切欠部25,25の端面に支持孔25a,25
aが形成されている。そして、支承部24にその長手方
向に沿って後方へ所定長さに連続するリブ26が突出し
ている。
【0021】符号27は、カセットケース2の左右方向
の長さに略等しい長さの板状をしたアッパーリッドであ
り、両端部に前方へ支軸部28,28が一体的に突出さ
れ、両支軸部28,28の対抗面に軸29,29が突出
してある。また、アッパーリッド27の後端部は略45
度の角度で後ろ上がりに傾斜した傾斜面30に形成され
ている。さらに、アッパーリッド27の裏面の左右側方
部分に該アッパーリッド27の短手方向にカム状リブ3
1,31が一体形成されている。
【0022】このように形成したアッパーリッド27は
その支軸部28,28がフロントリッド20の切欠部2
5,25に位置した状態で、支軸部28,28から突出
した軸29,29がフロントリッド20の支持孔25
a,25aに回動自在に挿入される。これによって、ア
ッパーリッド27の前端部がフロントリッド20の上端
部に回動自在に連結される。
【0023】また、フロントリッド20の側面部22,
22の裏面にピン32が突出され、このピン32にトー
ションばね33が挿着されている。トーションばね33
の一端33aはフロントリッド20の裏面に形成したば
ね掛け片20aに掛回され、他端33bはアパーリッ
ド27の裏面に形成したばね掛け片27aに掛回されて
いる。これによって、トーショばね33のばね付勢力
によって上述したフロントリッド20はマウス部10の
前面を覆う閉塞位置へ向けての回動力が付勢され、アッ
パーリッド27はマウス部10の上面を覆う閉止位置へ
向けての回動力が付勢される。
【0024】ここで、上述したリブ26の構成をさらに
詳しく説明すると、リブ26はフロントリッド20の開
放位置においてその突出長さが上ハーフ13の裏面より
マウス部10内へ突出しない長さに規制してある(図5
参照)。これはマウス部10内に図示しないヘッドドラ
ムが挿入された際、ヘッドドラムがリブ26に接触しな
いようにしている。
【0025】また、リブ26はフロントリッド20の幅
方向の長さがマウス部10の左右側部に設けたテープガ
イド9,9の部分に接触しない長さ範囲で、マウス部1
0内に略達する長さに形成してある(図3参照)。
【0026】しかして、フロントリッド20がマウス部
10の前面に沿って架け渡された磁気テープ3の前面を
覆う閉塞位置にある時は、アッパーリッド27の後端部
の傾斜面30がカセットケース2の上ハーフ13の傾斜
面14上に乗り、また、アッパーリッド27の前端部は
その裏面がフロントリッド20の支承部24に設けたリ
ブ26の上に乗ってマウス部10の上面を覆っている。
また、フロントリッド20はその下端部がスライドシャ
ッター17の前端部中央部に形成した折返し部17cに
当接した閉塞位置にある。そして、閉塞位置にあるスラ
イドシャッター17はその係合縁18,18の前端部が
アッパーリッド27の図示しない係合溝に係合してお
り、これによってアッパーリッド27は閉塞位置にロッ
クされる。
【0027】そして、テープカセット1が例えば、記録
再生装置のカセットホルダーに挿入されると、スライド
シャッター17が開放位置へ移動されるため、その係合
縁18,18がアッパーリッド27の図示しない係合縁
から後方へ外れてアッパーリッド27の閉塞位置のロ
ックが解除される。
【0028】かくして、フロントリッド20が開放位置
へ向けて回動していくと、軸29の位置が上方へ変位し
ていく。従って、アッパーリッド27はその後端部の傾
斜面30が上ハーフ13の傾斜面14を滑り上がると共
にそのあと、カム状リブ31が上ハーフ13の傾斜面1
4を乗り上げて後上方へ移動していく。そして、フロン
トリッド20が開放位置に達すると、アッパーリッド2
7はその前端部が傾斜面14の略中程に相当する位置に
きた状態でカセットケース2の上面の前端部12を除い
た部分に乗り上げた状態となる。従って、マウス部10
の上面が開放され、開放位置に達したフロントリッド2
0の前面部21はマウス部10のかなり上の方に位置す
ることになる。
【0029】一方、フロントリッド20が閉塞位置へ移
動するときは、上記とは逆の動きによってアッパーリッ
ド27は前方かつ下方へ移動して行き、フロントリッド
20が閉塞位置に達するのと同時にアッパーリッド27
も閉塞位置に達する。そして、テープカセット1がカセ
ットホルダーから取り出されるに従ってスライドシャッ
ター17が前進して行き、その係合縁18,18前端部
がアッパーリッド27の図示しない係合溝に係合し、ア
ッパーリッド27を閉塞位置にロックする。
【0030】本発明におけるテープカセットは上述した
ように構成されかつ動作するものであるが、特に、本発
明テープカセットでは、閉塞状態におけるアッパーリッ
ド27の前端部裏面を、フロットリッド20の支承部2
にその後方へ突出するように形成したリブ26上に当
接させるようにしたものである。
【0031】すなわち、アッパーリッド27は長い板状
のプラスチック成形材から製作されているため、これ自
体の剛性は低く従って、外力によって撓みやすいといっ
た問題があった。そこで本発明では上述したように構成
したことによって、閉塞状態にあるアッパーリッド27
を例えば、上ハーフ13の上方から撓ませるような外力
が加わったとしても、アッパーリッド27はその後端部
にあっては傾斜面30が上ハーフ13の前端部12の傾
斜面14に当接し、しかも、前端部裏面がフロントリッ
ド20の支承部24に形成したリブ26上に当接される
ため、全く撓むことはなくアッパーリッド27の剛性感
を得ることができる。
【0032】また、上述したリブ26の形成によって、
今まで閉塞位置におけるフロントリッド20とアッパー
リッド27との隣接部分に隙間gが生じていたので、こ
の隙間からマウス部10内へ塵埃等が進入していたもの
が、リブ26を設けたことで上述した隙間gが塞がれる
ことになり、これによって、マウス部10内の磁気テー
プ3に塵埃等が付着するようなことが解消される。しか
も、リブ26はマウス部10内に略達する長さに形成し
たことによって防塵効果をさらに一層高めることができ
る。
【0033】また、フロントリッド20もアッパーリッ
ド27と同様に撓みやすいブラスチック成形部材からで
きているが、このフロントリッド20は閉塞位置におい
てその下端部がスライドシャッター17の前端部の折返
し部17cに当接されているため、フロントリッド20
の前面から外力が加わったとしても撓むようなことはな
く、アッパーリッド27と同様にその剛性感を高めるこ
とができる。
【0034】また、アッパーリッド27の裏面にカム状
リブ31,31を設けたことによって、アッパーリッド
27の開放動作において上ハーフ13上に乗り上げ易い
という利点がある。
【0035】尚、本発明は、上述しかつ図面に示した実
施例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範
囲内で種々の変形実施が可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明におけるテー
プカセットは、カセットケースの左右方向の長さに略等
しい長さのアッパーリッドの前端部と隣接するフロント
リッドの上端部には上記アッパーリッドとの支承部を設
け、支承部長手方向に沿って所定長さに連続するリブを
設け、フロントリッド及びアッパーリッドの閉塞時、ア
ッパーリッドの前端部裏面がリブ上に当接するようにし
たので、カセットケース上方からアッパーリッドを撓ま
せるような外力が加わっても、アッパーリッドは全く撓
むことはなくこれによって剛性感が得られ、テープカ
セットの強度及び質感が高まり製品性を向上することが
できる。
【0037】また、リブを設けたことでフロントリッド
とアッパーリッドとの間の隙間が塞がれることになり、
これによって、マウス部内の磁気テープに塵埃等が付着
するようなことが解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本例におけるテープカセットのリッド閉塞状態
の斜視図である。
【図2】本例におけるテープカセットのリッド開放状態
の斜視図である。
【図3】本例におけるテープカセットの破断平面図であ
る。
【図4】図3のA−A線拡大断面図である。
【図5】フロントリッド及びアッパーリッドの開放動作
を図4の部位で示した断面図である。
【図6】フロントリッドとアッパーリッドとの分解斜視
図である。
【符号の説明】
1 テープカセット 2 カセットケース 3 磁気テープ 4,4 テープリール 9,9 テープガイド 10 マウス部 13 上ハーフ 14 傾斜面 17 スライドシャッター 20 フロントリッド 23 被支持ピン 24 支承部 26 リブ 27 アッパーリッド 29 軸 31 カム状リブ 33 トーションばね

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットケース内に回転可能に収納され
    た2つのテープリールに記録媒体テープが巻装され、カ
    セットケースの前面部に前方及び上下に開口されテープ
    ローディングのための部材が挿入されるマウス部を形成
    し、上記記録媒体テープの前面を覆う閉塞位置と使用時
    のカセットケース外に位置した記録媒体テープの前面を
    開放する開放位置との間を移動するフロントリッドをカ
    セットケースの前面部に回動自在に設け、上記フロント
    リッドが閉塞位置にあるときに上記マウス部の下面を閉
    塞するスライドシャッターをカセットケースに摺動自在
    に設け、前端部が上記フロントリッドに回動自在に支持
    されると共に後端部がカセットケースの上ハーフの前端
    部に弾接するように付勢されたアッパーリッドを設け、
    上記フロントリッドが閉塞位置にあるとき上記アッパー
    リッドが上記マウス部の上面を閉塞し、上記フロントリ
    ッドが開放位置へ移動すると、上記アッパーリッドもマ
    ウス部の上面を開放する位置へ移動するテープカセット
    において、上記カセットケースの左右方向の長さに略等しい長さの
    上記アッパーリッドの前端部と隣接する上記フロントリ
    ッドの上端部には上記アッパーリッドとの支承部を設
    け、上記支承部長手方向に沿って所定長さに連続する
    ブを設け、上記フロントリッド及び上記アッパーリッド
    の閉塞時、上記アッパーリッドの前端部裏面を上記リブ
    上に当接させ、上記アッパーリッドの外力による撓みを
    防止することを特徴とするテープカセット。
  2. 【請求項2】 上記リブは上記フロントリッドの開放
    時、上記上ハーフの裏面から突出しない長さに形成した
    ことを特徴とする請求項1記載のテープカセット。
  3. 【請求項3】 上記リブは上記マウス部の左右側部に設
    けたテープガイドに接触しないようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のテープカセット。
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