JP3318480B2 - 圧電磁器組成物 - Google Patents

圧電磁器組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、セラミッ
クフィルタ,セラミックレゾネータ,超音波応用振動
子,圧電ブザー,圧電点火ユニット,超音波モータ,圧
電ファン,圧電センサ,圧電アクチュエータ等に用いら
れる圧電磁器組成物に係わり、特に、アナログセルラー
フォン、デジタルセルラーフォン等の移動体通信機の第
二中間周波数フィルタに適する圧電磁器組成物に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来から、圧電磁器組成物を利用した製品
としては、例えばセラミックフィルタ,セラミックレゾ
ネータ,超音波応用振動子,圧電ブザー,圧電点火ユニ
ット,超音波モータ,圧電ファン,圧電センサ,圧電ア
クチュエータ等がある。
【0003】ここで、セラミックフィルタ,セラミック
レゾネータ等の素子としては、PbZrO3 −PbTi
3 を主成分とした磁器組成物が利用されており、これ
にNb2 5 やMnO2 等の金属酸化物、Pb(Nb
2/3 Mg1/3 )O3 やPb(Nb2/3 Co1/3 )O3
の複合ペロブスカイト型酸化物を添加したり置換するこ
とにより圧電特性の向上が図られている。
【0004】従来、電気機械結合係数Kpが大きく圧電
性に優れた圧電磁器組成物として、Pb(Nb2/3 Co
1/3 )O3 −PbZrO3 −PbTiO3 系の組成物が
知られている。
【0005】一方、近年では、セラミックフィルタ,セ
ラミックレゾネータのような圧電部品においても、基板
等の表面に実装可能なように種々の条件に対応できるこ
とが要求されており、このような圧電部品においては、
部品を基板にリフロー半田付けする際、基板に実装され
た部品が230℃から300℃程度の高温に曝されるた
めに部品に組み込まれる圧電素子にも耐熱性が要求され
ている。
【0006】また、例えば、圧電セラミックスの拡がり
振動を利用した数キロヘルツ帯のフィルターにおいて
は、電気機械結合係数Kpが大きく、機械的品質係数Q
mが小さく、かつ補償減衰量を大きくするために、比誘
電率εrが小さく、耐熱性に優れた材料が必要になる。
特にデジタルセルラーフォンでは、隣接チャンネルの雑
音防止のために保証帯域内でのフィルターの群遅延特性
を安定化することが要求されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記したPb(Nb2/3 Co1/3 )O3 −PbZrO3
−PbTiO3 系の磁器組成物は、耐熱性が低くリフロ
ー半田付け前後の圧電特性や共振周波数の変化が大き
く、実用上の問題となっていた。また、熱衝撃試験後の
圧電特性や共振周波数の変化も大きいため、環境変化の
激しい車両搭載用通信装置などのフィルター等に用いた
場合、素子の特性変化によって安定した送受信ができな
くなるという問題があった。
【0008】さらに、比誘電率εrが1800程度と高
いために、部分電極を形成して素子を形成する必要があ
り、また、機械的品質係数Qmが大きいために群遅延特
性が悪いという問題点があった。
【0009】本発明の圧電磁器組成物は、電気機械結合
係数Kpが大きく、更に機械的品質係数Qmが小さく、
比誘電率εrが小さく、耐熱性に優れた圧電磁器組成物
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、La,G
d,Nd,Sm,Prのうち少なくとも一種とPb、S
r、Zr、Ti、Nb、Cr、YおよびCoを含む複合
ペロブスカイト型化合物であって、一定の組成を有する
ものは、電気機械結合係数Kpが大きく、機械的品質係
数Qmが小さく、比誘電率εrが小さく、耐熱性および
耐熱衝撃性に優れた圧電磁器組成物を得ることができる
ことを知見し、本発明に至った。即ち、本発明の圧電磁
器組成物は、金属成分としてLa,Gd,Nd,Sm,
Prのうち少なくとも一種とPb、Sr、Zr、Ti、
Nb、Cr、YおよびCoを含むペロブスカイト型化合
物であって、これらの金属元素の原子比による組成式を
(Pb1-x-y Srx y ) a (Nbb Crc d
e ) f Tig Zr1- f-g 3 (ここでMはLa,G
d,Nd,Sm,Prのうち少なくとも一種)と表わし
た時、x,y,a,b,c,d,e,f,gが0.01
≦x≦0.08、0.002≦y≦0.05、0.95
≦a≦1.05、0.52≦b≦0.62、0.11≦
c≦0.42、0.02≦d≦0.31、0.02≦e
≦0.12、0.02≦f≦0.15、0.46≦g≦
0.52、b+c+d+e=1.00を満足するもので
ある。そして、SiをSiO2 換算で0.50重量%以
下含有することが望ましい。
【0011】ここで、a,b,c,d,e,f,gを上
記の範囲に設定した理由について説明する。Aサイトの
aを0.95≦a≦1.05としたのは、aが0.95
未満の場合や1.05よりも大きい場合には電気機械結
合係数Kpが低下し耐熱性が低下するからである。Aサ
イトのaは0.99≦a≦1.01であることが特に望
ましい。
【0012】また、Nb量のbを0.52≦b≦0.6
2としたのは、bが0.52未満では機械的品質係数Q
mが大きくなり、bが0.62よりも大きい場合には比
誘電率εrが大きくなり耐熱性が低下するからである。
Nb量のbは0.56≦b≦0.61とすることが望ま
しい。
【0013】さらに、Cr量のcを0.11≦c≦0.
42としたのは、cが0.11未満の場合には耐熱性が
低下し、0.42よりも大きい場合には機械的品質係数
Qmが大きくなり群遅延時間特性が低下するからであ
る。Cr量のcは0.22≦c≦0.26であることが
望ましい。
【0014】Y量のdを0.02≦d≦0.31とした
のは、dが0.02未満では機械的品質係数Qmが大き
く増加し、0.31よりも大きいと比誘電率εrが高く
なり耐熱性が劣化するからである。Y量のdは0.02
≦d≦0.17とすることが望ましい。
【0015】Co量のeを0.02≦e≦0.12とし
たのは、eが0.02未満では比誘電率εrが大きくな
り、0.12よりも大きいと機械的品質係数Qmが大き
くなり過ぎるからである。Co量のeは0.02≦e≦
0.09とすることが望ましい。
【0016】(Nbb Crc d Coe ) のBサイトへ
の置換量fを0.02≦f≦0.15としたのは、fが
0.02未満では電気機械結合係数Kpが低下し、また
0.15よりも大きいと比誘電率εrが大きくなり、ま
た耐熱性が急激に低下するからである。(Nbb Crc
d Coe ) のBサイトへの置換量fは0.05≦f≦
0.07とすることが望ましい。
【0017】TiのZrへの置換量gを0.46≦g≦
0.52としたのは、gが0.46未満の場合は比誘電
率εrが大きく、耐熱性が低下し、0.52よりも大き
い場合には電気機械結合係数Kpが低くくなり過ぎるた
めである。TiのZrへの置換量gは0.48≦g≦
0.51であることが望ましい。
【0018】Srの置換量xを0.01≦x≦0.08
としたのは、xが0.01未満の場合は電気機械結合係
数Kpが小さく、0.08よりも大きい場合には比誘電
率εrが大きくなるためである。Srの置換量xは0.
01≦x≦0.015であることが望ましい。
【0019】Mの置換量yを0.002≦y≦0.05
としたのは、yが0.002未満の場合は電気機械結合
係数Kpが小さくなり、0.05よりも大きい場合には
比誘電率εrが高く、耐熱性が低下するためである。M
の置換量yは0.003≦y≦0.005であることが
望ましい。さらにMとしてはLaが望ましい。
【0020】SiをSiO2 換算で0.5重量%以下含
有せしめたのは焼結を比較的低温で行うことができ、焼
成温度の変化に対して電気特性、特に温度特性を安定さ
せることができるからである。Siを酸化物換算で0.
50重量%以下含有せしめたのは0.50重量%以下の
場合には、低温焼成が可能で、比誘電率を低下させるこ
とができ、しかも高い耐熱性、電気特性を有し、かつ温
度特性が良好であるからである。また、低温で焼成した
場合にも、特性の劣化が殆どなく、安定した特性を有す
るからである。一方、0.50重量%を越える場合に
は、電気機械結合係数Kpが低下する傾向にあるからで
ある。Siの含有量は、低温焼成および比誘電率の低下
並びに電気機械結合係数Kp等を総合的に判断するとS
iO2 換算で0.10〜0.20重量%含有することが
望ましい。
【0021】本発明の圧電磁器組成物としては、金属元
素の原子比による組成式を(Pb1- x-y Srx y ) a
(Nbb Crc d Coe ) f Tig Zr1-f-g 3
(ここでMはLa,Gd,Nd,Sm,Prのうち少な
くとも一種)と表わした時、x,y,a,b,c,d,
e,f,gが0.01≦x≦0.015、0.003≦
y≦0.005、0.99≦a≦1.01、0.56≦
b≦0.61、0.22≦c≦0.26、0.22≦d
≦0.17、0.02≦e≦0.09、0.05≦f≦
0.07、0.48≦g≦0.51を満足するととも
に、SiをSiO2 換算で0.10〜0.20重量%含
有することが望ましい。
【0022】そして、本発明の圧電磁器は、例えば、原
料としてPbO、ZrO2 、TiO2 、Nb2 5 、C
2 3 、Y2 3 、Co3 4 、SrOおよびLa,
Gd,Nd,Sm,Prのうち少なくとも一種の酸化物
の各原料粉末を所定量秤量し、ボールミル等で10〜2
4時間湿式混合し、次いで、この混合物を脱水、乾燥し
た後、800〜1000℃で1〜3時間仮焼し、当該仮
焼物を再びボールミル等で粉砕する。
【0023】その後、この粉砕物に有機バインダーを混
合し、造粒後、所定圧力で成形して成形体を作製し、こ
れらを大気中において1200〜1350℃で0.5〜
4時間焼成することにより得られる。
【0024】本発明においては、Pb,Zr,Ti,N
b,Cr,Y,Co,Srを含む原料粉末およびLa,
Gd,Nd,Sm,Pr、Siのうちの少なくとも一種
を含む原料粉末は、それぞれの金属元素を含有する酸化
物,炭酸塩,酢酸塩等の無機化合物、もしくは有機金属
等の有機化合物のいずれであっても、焼成により酸化物
となるものであれば良い。
【0025】また、本発明の圧電磁器では、(Pb
1-x-y Srx y ) a (Nbb Crc d Coe ) f
g Zr1-f-g 3 からなる正方晶のペロブスカイト
型結晶相が析出しており、その他に菱面体晶のペロブス
カイト型結晶相が析出しても良い。
【0026】さらに、本発明の圧電磁器組成物では、平
均結晶粒径が2〜5μmのペロブスカイト型結晶粒子が
存在する。さらに本発明の圧電磁器組成物では、Al2
3が不可避不純物として0.5重量%以下存在するこ
ともある。さらに、本発明の圧電磁器組成物では、不可
避不純物として、粉砕ボールからのZrや、その他希土
類元素酸化物原料中に存在するHo,Er,Ybや、そ
の他の元素中に存在するFeが存在しても良い。
【0027】図1はラダー型フィルターを示すもので、
このフィルターは直列共振子1と並列共振子2とからな
り、本発明の圧電磁器組成物は、特に直列共振子1の圧
電磁器として用いることが望ましいが、本発明はこれに
限定されるものではなく、例えば、図1の並列共振子2
としても用いられるし、ラダー型以外のフィルーの圧電
共振子としても用いられる。またフィルター以外の圧電
磁器としても有効である。
【0028】
【作用】本発明の圧電磁器組成物では、PbZrO3
PbTiO3 系の磁器組成物のZrおよびTiの一部を
Nb,Cr、Y,Coで置換し、Pbの一部をSrやL
a,Gd,Nd,Sm,Prのうち少なくとも一種で置
換することにより、高い電気機械結合係数Kp、低い機
械的品質係数Qm、低い比誘電率εrを示すとともに、
耐熱性を向上することが可能となる。
【0029】また、本発明では、SiをSiO2 換算で
0.5重量%以下含有することにより、低温焼成および
比誘電率の低下が可能となり、さらに低温焼成した場合
でも圧電特性が劣化せず、安定した圧電特性を有するこ
とが可能となる。
【0030】
【実施例】
実施例1 原料粉末としてPbO、ZrO2 、TiO2 、Nb2
5 、Cr2 3 、Y23 、Co3 4 、SrOおよび
La,Gd,Nd,Sm,Prのうち少なくとも一種の
酸化物の各原料粉末を、表1および表2に示すような組
成となるように所定量秤量し、ZrO2 ボールを用いた
ボールミルで12時間以上湿式混合し、次いで、この混
合物を脱水、乾燥した後、950℃で3時間仮焼し、当
該仮焼物を再びボールミルで粉砕した。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】その後、この粉砕物に有機バインダー(P
VA)を混合し、造粒した。得られた粉末を1.5t/
cm2 の圧力で直径23mm、厚さ2mmの寸法からな
る円板にプレス成形した。さらに、これらの成形体をM
gOからなる容器内に密閉し、大気中1300℃で2時
間の条件で焼成した。
【0034】得られた焼結体を研磨して厚み0.5mm
の円板を形成した。この円板の両主面にAgペーストを
600℃で焼付けることにより電極を形成し、80℃の
シリコンオイル中で3kv/mmの直流電圧を30分間
印加して分極処理した後、電気機械結合係数Kp,機械
的品質係数Qm、耐熱性を評価した。また、比誘電率ε
rをインピーダンスメータで求められた容量から計算し
て求めた。電気機械結合係数Kp、機械的品質係数Qm
はインピーダンスメータ(測定周波数1kHz、信号電
圧1Vrms)で測定した共振周波数と反共振周波数の
値から計算により求めた。耐熱性は、250℃をピーク
とする半田リフロー炉を3回連続して通過させる試験を
行った際の、試験前の共振周波数fr1 と試験後の共振
周波数fr2 の値から、 fra =|(fr2 −fr1 )|/fr1 ×100 の式を用いて算出した変化率fra で評価した。これら
の結果を表3および表4に示す。
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】尚、表1および表2における試料No.1〜
54および59〜68は組成式のMとしてLaを用い、
試料No.55はMとしてGdを用い、試料No.56はM
としてSmを用い、試料No.57はMとしてPrを用
い、試料No.58はMとしてNdを用いた。
【0038】これらの表3および表4から、本発明の圧
電磁器組成物は電気機械結合係数Kpが40%以上と大
きく、機械的品質係数Qmが200以下と低く、比誘電
率は1500以下と低く、また、耐熱試験によるfra
の変化が±0.1%以下と小さい。
【0039】実施例2 実施例1と同様にして得られた表1における試料No4
9の組成からなる混合粉末中に、SiO2 粉末を表5に
示すように所定量秤量し、実施例1と同様に成形し12
40〜1300℃で焼成した。この後、実施例1と同様
に諸特性を評価するとともに、密度をアルキメデス法に
より求めた。この結果を表5に記す。
【0040】
【表5】
【0041】この表5からSiを含有させることによっ
て比誘電率が低下することが判る。
【0042】また、焼成温度を低下させた場合でも密度
がSiを含有しない場合と比較して高いことから、低温
焼成が可能であることが判る。また、焼成温度の変化に
対して安定な電気特性が得られることが判る。
【0043】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、P
bZrO3 −PbTiO3 系の磁器組成物のZrおよび
Tiの一部をNb,Cr、Y,Coで置換し、Pbの一
部をSrやLa,Gd,Nd,Sm,Prのうち少なく
とも一種で置換することにより、高い電気機械結合係数
Kp、低い機械的品質係数Qm、低い比誘電率εrを示
すとともに、耐熱性を向上することができ、表面実装用
圧電部品などの素子として有効に用いられる圧電磁器組
成物を得ることができる。
【0044】また、SiをSiO2 換算で0.5重量%
含有することにより、低温で焼成することができるとと
もに、比誘電率を低下させることができ、しかも電気機
械結合係数Kpおよび機械的品質係数Qmをそれほど劣
化させずに低温焼成できることが判る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラダー型フィルタを示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・直列共振子 2・・・並列共振子
フロントページの続き (72)発明者 鬼塚 克彦 鹿児島県国分市山下町1番4号 京セラ 株式会社総合研究所内 審査官 武重 竜男 (56)参考文献 特開 平9−157006(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C04B 35/42 - 35/50 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属成分としてLa,Gd,Nd,Sm,
    Prのうち少なくとも一種とPb、Sr、Zr、Ti、
    Nb、Cr、YおよびCoを含むペロブスカイト型化合
    物であって、これらの金属元素の原子比による組成式を
    (Pb1-x-y Srx y ) a (Nbb Crc d
    e ) f Tig Zr1-f-g 3 (ここでMはLa,G
    d,Nd,Sm,Prのうち少なくとも一種)と表わし
    た時、前記x,y,a,b,c,d,e,f,gが 0.01 ≦x≦0.08 0.002≦y≦0.05 0.95 ≦a≦1.05 0.52 ≦b≦0.62 0.11 ≦c≦0.42 0.02 ≦d≦0.31 0.02 ≦e≦0.12 0.02 ≦f≦0.15 0.46 ≦g≦0.52 b+c+d+e=1.00 を満足することを特徴とする圧電磁器組成物。
  2. 【請求項2】SiをSiO2 換算で0.50重量%以下
    含有することを特徴とする請求項1記載の圧電磁器組成
    物。
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