JP3318324B2 - 差込み栓 - Google Patents
差込み栓Info
- Publication number
- JP3318324B2 JP3318324B2 JP2000525957A JP2000525957A JP3318324B2 JP 3318324 B2 JP3318324 B2 JP 3318324B2 JP 2000525957 A JP2000525957 A JP 2000525957A JP 2000525957 A JP2000525957 A JP 2000525957A JP 3318324 B2 JP3318324 B2 JP 3318324B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- shank
- shaft
- wedge element
- perforation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 2
- 101150096674 C20L gene Proteins 0.000 description 1
- 102220543923 Protocadherin-10_F16L_mutation Human genes 0.000 description 1
- 101100445889 Vaccinia virus (strain Copenhagen) F16L gene Proteins 0.000 description 1
- 101100445891 Vaccinia virus (strain Western Reserve) VACWR055 gene Proteins 0.000 description 1
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 238000007373 indentation Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G3/00—Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
- H02G3/36—Installations of cables or lines in walls, floors or ceilings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B19/00—Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
- F16B19/002—Resiliently deformable pins
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G3/00—Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
- H02G3/26—Installations of cables, lines, or separate protective tubing therefor directly on or in walls, ceilings, or floors
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S411/00—Expanded, threaded, driven, headed, tool-deformed, or locked-threaded fastener
- Y10S411/913—Self-expanding anchor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Dowels (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Description
【0001】本発明は、プラスチックから成る差込み栓
(Steckduebel)であって、穿孔内に導入さ
れるべき少なくとも1つの軸部が設けられていて、該軸
部に、対になって互いに向かい合って位置するように複
数の拡開セグメントが設けられている形式のものに関す
る。このような形式の差込み栓は、ドイツ連邦共和国特
許出願公開第19607516号明細書に基づき公知で
ある。
(Steckduebel)であって、穿孔内に導入さ
れるべき少なくとも1つの軸部が設けられていて、該軸
部に、対になって互いに向かい合って位置するように複
数の拡開セグメントが設けられている形式のものに関す
る。このような形式の差込み栓は、ドイツ連邦共和国特
許出願公開第19607516号明細書に基づき公知で
ある。
【0002】この公知の差込み栓では、拡開セグメント
が、軸部から直角に、つまりL字形に突出した保持ブラ
ケットとして形成されており、これらの保持ブラケット
の外側寸法は、差込み栓を収容する穿孔の直径よりも大
きく形成されている。これにより、穿孔内への差込み栓
の押込み時に、保持ブラケットは穿孔開口部の方向で矢
状に旋回させられ、この場合、保持ブラケットの戻し力
によってアンカ固定作用が生じる。しかし、材料の弾性
的な戻し力に基づく押圧力は極めて小さいので、特に穿
孔壁が極めて平滑である場合には、公知の差込み栓を用
いると小さな保持値しか得られない。刊行物G8328
369.2に基づき、固定の目的で、特に電子技術にお
いてケーブルを固定するために使用される差込み栓が公
知である。このような差込み栓の場合、保持力は差込み
栓にねじ込まれるねじの拡開作用に拠るのではなく、可
動の拡開セグメントにより形成される。
が、軸部から直角に、つまりL字形に突出した保持ブラ
ケットとして形成されており、これらの保持ブラケット
の外側寸法は、差込み栓を収容する穿孔の直径よりも大
きく形成されている。これにより、穿孔内への差込み栓
の押込み時に、保持ブラケットは穿孔開口部の方向で矢
状に旋回させられ、この場合、保持ブラケットの戻し力
によってアンカ固定作用が生じる。しかし、材料の弾性
的な戻し力に基づく押圧力は極めて小さいので、特に穿
孔壁が極めて平滑である場合には、公知の差込み栓を用
いると小さな保持値しか得られない。刊行物G8328
369.2に基づき、固定の目的で、特に電子技術にお
いてケーブルを固定するために使用される差込み栓が公
知である。このような差込み栓の場合、保持力は差込み
栓にねじ込まれるねじの拡開作用に拠るのではなく、可
動の拡開セグメントにより形成される。
【0003】これらの拡開セグメントの、差込み栓の軸
部に対する接続部の範囲は、軸部の長手方向軸線に対し
て直角に位置するジョイント軸線が形成されるように狭
隘部またはくびれ部を有している。差込み栓の幅よりも
小さな孔直径を有する穿孔内に差込み栓が差し込まれる
と、拡開セグメントは前記ジョイント軸線を中心にして
旋回させられる。差込み栓の、前記ジョイント軸線の範
囲に位置する材料は、差込み栓が穿孔内に差し込まれた
際に、比較的小さな戻し力を形成し、この戻し力は、拡
開セグメントと、固定ベースに設けられた穿孔壁との間
の小さな摩擦力を生ぜしめる。
部に対する接続部の範囲は、軸部の長手方向軸線に対し
て直角に位置するジョイント軸線が形成されるように狭
隘部またはくびれ部を有している。差込み栓の幅よりも
小さな孔直径を有する穿孔内に差込み栓が差し込まれる
と、拡開セグメントは前記ジョイント軸線を中心にして
旋回させられる。差込み栓の、前記ジョイント軸線の範
囲に位置する材料は、差込み栓が穿孔内に差し込まれた
際に、比較的小さな戻し力を形成し、この戻し力は、拡
開セグメントと、固定ベースに設けられた穿孔壁との間
の小さな摩擦力を生ぜしめる。
【0004】こうして穿孔内に固定された差込み栓が、
固定したい対象物の重量または別の引張荷重によって負
荷されると、拡開セグメントと穿孔壁との間の当付け力
および摩擦係数に関連した前記摩擦力に基づきモーメン
トが生ぜしめられ、このモーメントは負荷方向とは反対
の方向における差込み栓の引き起こし効果(Aufst
elleffect)を生ぜしめる。この引き起こし効
果に基づき、差込み栓は負荷時に穿孔内に自動的に緊定
され、これによってその保持力を高める。このような拡
開セグメントが両側に設けられているような中央の1つ
の軸部を備えた差込み栓が知られているが、しかし、U
字形部材の形の差込み栓も知られており、この場合、U
字形部材の両脚部が外方に向かってこのような拡開セグ
メントを保持している。
固定したい対象物の重量または別の引張荷重によって負
荷されると、拡開セグメントと穿孔壁との間の当付け力
および摩擦係数に関連した前記摩擦力に基づきモーメン
トが生ぜしめられ、このモーメントは負荷方向とは反対
の方向における差込み栓の引き起こし効果(Aufst
elleffect)を生ぜしめる。この引き起こし効
果に基づき、差込み栓は負荷時に穿孔内に自動的に緊定
され、これによってその保持力を高める。このような拡
開セグメントが両側に設けられているような中央の1つ
の軸部を備えた差込み栓が知られているが、しかし、U
字形部材の形の差込み栓も知られており、この場合、U
字形部材の両脚部が外方に向かってこのような拡開セグ
メントを保持している。
【0005】このような差込み栓の決定的な利点は簡単
な組付けにある。すなわち、固定ベースに穿孔を設け、
そしてこの穿孔に差込み栓を差し込むだけで済むわけで
ある。慣用の栓の場合に使用されるようなねじのために
かかる組付け時間やコストは不要である。差込み栓がね
じを収容しなくて済むので、たとえばケーブルを取り囲
むための保持エレメントに対する接続部を自由に設計す
ることができる。
な組付けにある。すなわち、固定ベースに穿孔を設け、
そしてこの穿孔に差込み栓を差し込むだけで済むわけで
ある。慣用の栓の場合に使用されるようなねじのために
かかる組付け時間やコストは不要である。差込み栓がね
じを収容しなくて済むので、たとえばケーブルを取り囲
むための保持エレメントに対する接続部を自由に設計す
ることができる。
【0006】公知の構成の欠点は、ジョイント軸線の範
囲における小さな戻し力、ひいては拡開セグメントと穿
孔壁との間の相応して小さな摩擦力にある。不都合な外
側事情、たとえば穿孔壁が極めて平滑な場合や、穿孔直
径が許容上限範囲にある場合には、穿孔壁と拡開セグメ
ントの間に、事実上もはや著しい摩擦効果が生じなくな
るので、所望の引き起こし効果が形成され得なくなり、
ひいては外部引張負荷に抗する差込み栓の保持力が不十
分にしか形成されなくなる。公知の差込み栓の別の欠点
は、十分は引き起こし効果が得られた場合でも、ひいて
は穿孔内における差込み栓の良好な緊定が得られた場合
でも、比較的小幅に形成されたジョイント軸線の剪断強
さにより、最大達成可能な引出し値が制限されてしまう
点に認められる。
囲における小さな戻し力、ひいては拡開セグメントと穿
孔壁との間の相応して小さな摩擦力にある。不都合な外
側事情、たとえば穿孔壁が極めて平滑な場合や、穿孔直
径が許容上限範囲にある場合には、穿孔壁と拡開セグメ
ントの間に、事実上もはや著しい摩擦効果が生じなくな
るので、所望の引き起こし効果が形成され得なくなり、
ひいては外部引張負荷に抗する差込み栓の保持力が不十
分にしか形成されなくなる。公知の差込み栓の別の欠点
は、十分は引き起こし効果が得られた場合でも、ひいて
は穿孔内における差込み栓の良好な緊定が得られた場合
でも、比較的小幅に形成されたジョイント軸線の剪断強
さにより、最大達成可能な引出し値が制限されてしまう
点に認められる。
【0007】本発明の課題は、組付けが簡単であり、か
つ差込み栓を拡開させるためのねじが不要となるという
公知の利点と共に、いかなる使用条件のもとでも、より
高い保持力を有するような差込み栓を提供することであ
る。
つ差込み栓を拡開させるためのねじが不要となるという
公知の利点と共に、いかなる使用条件のもとでも、より
高い保持力を有するような差込み栓を提供することであ
る。
【0008】この課題は、請求項1の特徴部に記載の特
徴により解決される。
徴により解決される。
【0009】保持力が拡開セグメントの引き起こし効果
により生ぜしめられるような公知の解決手段とは異な
り、本発明による解決手段では、引張負荷が増大するに
つれて、軸部に形成された傾斜面にくさびエレメントが
乗り上げることにより増幅する、拡開セグメントのくさ
び止め効果が達成される。
により生ぜしめられるような公知の解決手段とは異な
り、本発明による解決手段では、引張負荷が増大するに
つれて、軸部に形成された傾斜面にくさびエレメントが
乗り上げることにより増幅する、拡開セグメントのくさ
び止め効果が達成される。
【0010】差込み栓が穿孔内に押し込まれると、拡開
セグメントの個々のくさびエレメントは穿孔開口部の方
向へ移動させられるので、くさびエレメントは軸部に沿
って、傾斜面の手前に位置する位置へ到達する。差込み
栓が穿孔内に完全に差し込まれた後に、差込み栓の軸部
に引張負荷が作用すると、くさびエレメントは穿孔壁の
外面におけるくさびエレメントの摩擦に基づき、軸部の
差込み端部の方向へ移動させられるので、くさびエレメ
ントは上昇する傾斜面に乗り上げて滑動し、そして穿孔
内で自動的にくさび止めされる。このように強制的に生
じるくさび止めは、少しだけ大きく形成された穿孔にお
いても、極めて高い保持力を生ぜしめる。穿孔誤差は、
比較的小さな軸方向移動または少しだけ大きな軸方向移
動により補償される。
セグメントの個々のくさびエレメントは穿孔開口部の方
向へ移動させられるので、くさびエレメントは軸部に沿
って、傾斜面の手前に位置する位置へ到達する。差込み
栓が穿孔内に完全に差し込まれた後に、差込み栓の軸部
に引張負荷が作用すると、くさびエレメントは穿孔壁の
外面におけるくさびエレメントの摩擦に基づき、軸部の
差込み端部の方向へ移動させられるので、くさびエレメ
ントは上昇する傾斜面に乗り上げて滑動し、そして穿孔
内で自動的にくさび止めされる。このように強制的に生
じるくさび止めは、少しだけ大きく形成された穿孔にお
いても、極めて高い保持力を生ぜしめる。穿孔誤差は、
比較的小さな軸方向移動または少しだけ大きな軸方向移
動により補償される。
【0011】くさびエレメントが、その長さの一部にわ
たって円筒状の横断面を有していて、軸部の長手方向に
対して直交する横方向に配置されていると有利である。
穿孔壁における好都合な当付けを達成するためには、く
さびエレメントの外面に、穿孔直径に適合された丸みを
付与することが有利である。
たって円筒状の横断面を有していて、軸部の長手方向に
対して直交する横方向に配置されていると有利である。
穿孔壁における好都合な当付けを達成するためには、く
さびエレメントの外面に、穿孔直径に適合された丸みを
付与することが有利である。
【0012】くさびエレメントは直角に、つまりL字形
に成形された射出成形ウェブを介して軸部に一体に結合
されていると有利である。このような結合は、穿孔内へ
の差込み栓の導入時における穿孔開口部の方向への軸方
向移動を可能にすると同時に、差込み栓をくさび止めす
るための軸方向移動をも可能にする。射出成形ウェブに
より、戻し力も生ぜしめられ、この戻し力に基づき、軸
部に引張負荷が作用しない場合でも、穿孔内への差込み
栓の導入後に既に「前くさび止め」が行われるようにな
る。
に成形された射出成形ウェブを介して軸部に一体に結合
されていると有利である。このような結合は、穿孔内へ
の差込み栓の導入時における穿孔開口部の方向への軸方
向移動を可能にすると同時に、差込み栓をくさび止めす
るための軸方向移動をも可能にする。射出成形ウェブに
より、戻し力も生ぜしめられ、この戻し力に基づき、軸
部に引張負荷が作用しない場合でも、穿孔内への差込み
栓の導入後に既に「前くさび止め」が行われるようにな
る。
【0013】軸部に、互いに向かい合って位置する複数
対の拡開セグメントが相前後して配置されていると有利
である。全ての拡開セグメントが均一に作用することを
確保するためには、順次に配置された拡開セグメントを
1つのウェブを介して互いに結合することが有利であ
る。
対の拡開セグメントが相前後して配置されていると有利
である。全ての拡開セグメントが均一に作用することを
確保するためには、順次に配置された拡開セグメントを
1つのウェブを介して互いに結合することが有利であ
る。
【0014】横方向力を良好に吸収しかつ穿孔開口部の
範囲で差込み栓を支持するために、本発明のさらに別の
有利な構成では、差込み端部とは反対の側の後端部に、
互いに向かい合って位置しかつ穿孔内に係合する2つの
長手方向リブが配置されていてよい。差込み栓はその後
端部に、差し通し組付けの形で対象物を固定するための
フランジを有していてよい。しかし、ケーブル固定のた
めには、ケーブルのための保持部材を直接に差込み栓の
後端部に、クランプまたはU字形部材の形で一体成形す
ることが有利である。
範囲で差込み栓を支持するために、本発明のさらに別の
有利な構成では、差込み端部とは反対の側の後端部に、
互いに向かい合って位置しかつ穿孔内に係合する2つの
長手方向リブが配置されていてよい。差込み栓はその後
端部に、差し通し組付けの形で対象物を固定するための
フランジを有していてよい。しかし、ケーブル固定のた
めには、ケーブルのための保持部材を直接に差込み栓の
後端部に、クランプまたはU字形部材の形で一体成形す
ることが有利である。
【0015】本発明による差込み栓のさらに別の構成で
は、当該差込み栓が、それぞれ外面に配置された拡開セ
グメントを備えた2つの軸部エレメントを有しており、
該軸部エレメントが、U字形部材の両脚部を形成してお
り、U字形部材のベース区分が保持部材を形成してい
る。このような構成では、さらに、前記両軸部エレメン
トの内面に、拡開セグメントの範囲で有利には横方向リ
ブの形の刻み目を設けることが有利である。
は、当該差込み栓が、それぞれ外面に配置された拡開セ
グメントを備えた2つの軸部エレメントを有しており、
該軸部エレメントが、U字形部材の両脚部を形成してお
り、U字形部材のベース区分が保持部材を形成してい
る。このような構成では、さらに、前記両軸部エレメン
トの内面に、拡開セグメントの範囲で有利には横方向リ
ブの形の刻み目を設けることが有利である。
【0016】以下に、本発明の実施例を図面につき詳し
く説明する。
く説明する。
【0017】図1に示した実施例には、プラスチックか
ら成りかつ射出成形法で製造された差込み栓1が示され
ている。この差込み栓1はプレート状の細長い軸部2を
備えており、この軸部2の外面3には、対(ペア)にな
って互いに向かい合って位置する複数の拡開セグメント
4が配置されている。各拡開セグメント4はくさびエレ
メント5と、軸部2の外面3に一体成形された傾斜面6
とによって形成される。くさびエレメント5は直角に成
形された、つまりL字形に成形された射出成形ウェブ7
を介して軸部2に結合されており、この場合、差込み栓
1が穿孔内に押し込まれたときに、くさびエレメント5
が穿孔開口部の方向で傾斜面6の手前にまで軸方向に移
動させられるようになっている。これにより、それぞれ
互いに向かい合って位置する2つのくさびエレメント5
の外側寸法が、築壁9に設けられた穿孔8の直径に相当
する外側寸法にまで押し合わされる(図2参照)。穿孔
壁におけるくさびエレメント5の面接触による当付けを
達成するために、横断面円筒状のくさびエレメント5
の、外側へ向けられた面に、穿孔直径に対応する丸み1
0を備えている。
ら成りかつ射出成形法で製造された差込み栓1が示され
ている。この差込み栓1はプレート状の細長い軸部2を
備えており、この軸部2の外面3には、対(ペア)にな
って互いに向かい合って位置する複数の拡開セグメント
4が配置されている。各拡開セグメント4はくさびエレ
メント5と、軸部2の外面3に一体成形された傾斜面6
とによって形成される。くさびエレメント5は直角に成
形された、つまりL字形に成形された射出成形ウェブ7
を介して軸部2に結合されており、この場合、差込み栓
1が穿孔内に押し込まれたときに、くさびエレメント5
が穿孔開口部の方向で傾斜面6の手前にまで軸方向に移
動させられるようになっている。これにより、それぞれ
互いに向かい合って位置する2つのくさびエレメント5
の外側寸法が、築壁9に設けられた穿孔8の直径に相当
する外側寸法にまで押し合わされる(図2参照)。穿孔
壁におけるくさびエレメント5の面接触による当付けを
達成するために、横断面円筒状のくさびエレメント5
の、外側へ向けられた面に、穿孔直径に対応する丸み1
0を備えている。
【0018】図2には、図1に示した差込み栓1が、組
み付けられた状態で示されている。差込み栓1は、3対
の拡開セグメント4を有しており、各対は互いに向かい
合って位置するそれぞれ2つの拡開セグメント4から成
っている。差込み栓1を組み付けるためには、固定した
い対象物12に設けられた孔11を通じて差込み栓1が
穿孔8に差し込まれ、その後に、差込み栓1の後端部に
配置されたフランジ13が、固定したい対象物12の外
面に載着する。射出成形ウェブ7の戻し力と、固定した
い対象物12の重量により生ぜしめられる引張負荷とに
より、くさびエレメント5は軸部2に配置された傾斜面
6に乗り上げて差込み栓1の差込み端部14の方向へ移
動させられ、この場合、穿孔8内でのくさび止めが行わ
れる。固定したい対象物12に設けられた孔11内と穿
孔開口部の範囲内とにおいて差込み栓1を固定するため
に、軸部2には互いに向かい合って位置しかつ長手方向
に延びる2つのリブ15が配置されており、これらのリ
ブ15の外側寸法は穿孔直径にほぼ相当している。
み付けられた状態で示されている。差込み栓1は、3対
の拡開セグメント4を有しており、各対は互いに向かい
合って位置するそれぞれ2つの拡開セグメント4から成
っている。差込み栓1を組み付けるためには、固定した
い対象物12に設けられた孔11を通じて差込み栓1が
穿孔8に差し込まれ、その後に、差込み栓1の後端部に
配置されたフランジ13が、固定したい対象物12の外
面に載着する。射出成形ウェブ7の戻し力と、固定した
い対象物12の重量により生ぜしめられる引張負荷とに
より、くさびエレメント5は軸部2に配置された傾斜面
6に乗り上げて差込み栓1の差込み端部14の方向へ移
動させられ、この場合、穿孔8内でのくさび止めが行わ
れる。固定したい対象物12に設けられた孔11内と穿
孔開口部の範囲内とにおいて差込み栓1を固定するため
に、軸部2には互いに向かい合って位置しかつ長手方向
に延びる2つのリブ15が配置されており、これらのリ
ブ15の外側寸法は穿孔直径にほぼ相当している。
【0019】図3には、差込み栓の変化実施例が示され
ている。この差込み栓1aでは、順次に配置された拡開
セグメント4が、それぞれくさびエレメント5から射出
成形ウェブ7にまで通じた射出成形糸16によって互い
に結合されている。これによって、3つの対全ての拡開
セグメント4が均一に拡開されることが達成される。図
3に示した実施例は、フランジ13の代わりに、ケーブ
ルクランプとして形成された保持部材17を有してい
る。
ている。この差込み栓1aでは、順次に配置された拡開
セグメント4が、それぞれくさびエレメント5から射出
成形ウェブ7にまで通じた射出成形糸16によって互い
に結合されている。これによって、3つの対全ての拡開
セグメント4が均一に拡開されることが達成される。図
3に示した実施例は、フランジ13の代わりに、ケーブ
ルクランプとして形成された保持部材17を有してい
る。
【0020】図4には、差込み栓のさらに別の変化実施
例が示されている。この差込み栓1bは2つの軸部エレ
メント2a,2bを有しており、両軸部エレメント2
a,2bの外面には、それぞれ拡開セグメント4が配置
されている。両軸部エレメント2a,2bはU字形部材
の2つの脚部を形成しており、U字形部材のベース区分
18は穿孔の外側に位置する保持部材17を形成してい
る。両軸部エレメント2a,2bの間のずれを回避する
ために、両軸部エレメント2a,2bの内面は、拡開セ
グメント4の範囲で部分範囲にわたって、横方向リブと
して形成された刻み目19を備えている。くさびエレメ
ント5の外面にも、刻み目を施与することができる(図
示しない)。 [図面の簡単な説明]
例が示されている。この差込み栓1bは2つの軸部エレ
メント2a,2bを有しており、両軸部エレメント2
a,2bの外面には、それぞれ拡開セグメント4が配置
されている。両軸部エレメント2a,2bはU字形部材
の2つの脚部を形成しており、U字形部材のベース区分
18は穿孔の外側に位置する保持部材17を形成してい
る。両軸部エレメント2a,2bの間のずれを回避する
ために、両軸部エレメント2a,2bの内面は、拡開セ
グメント4の範囲で部分範囲にわたって、横方向リブと
して形成された刻み目19を備えている。くさびエレメ
ント5の外面にも、刻み目を施与することができる(図
示しない)。 [図面の簡単な説明]
【図1】フランジを備えた差込み栓の斜視図である。
【図2】図1に示した差込み栓を、穿孔内に固定された
状態で示す図である。
状態で示す図である。
【図3】一体成形された保持部材を備えた差込み栓の変
化実施例を示す図である。
化実施例を示す図である。
【図4】U字形部材を形成する2つの軸部エレメントを
備えた差込み栓の別の変化実施例を示す図である。
備えた差込み栓の別の変化実施例を示す図である。
1,1a,1b 差込み栓、 2 軸部、 2a,2b
軸部エレメント、 3 外面、 4 拡開セグメン
ト、 5 くさびエレメント、 6 傾斜面、 7 射
出成形ウェブ、 8 穿孔、 9 築壁、 10 丸
み、 11 孔、 12 対象物、 13 フランジ、
14 差込み端部、 15 リブ、 16 射出成形
糸、 17 保持部材、 18 ベース区分、 19
刻み目
軸部エレメント、 3 外面、 4 拡開セグメン
ト、 5 くさびエレメント、 6 傾斜面、 7 射
出成形ウェブ、 8 穿孔、 9 築壁、 10 丸
み、 11 孔、 12 対象物、 13 フランジ、
14 差込み端部、 15 リブ、 16 射出成形
糸、 17 保持部材、 18 ベース区分、 19
刻み目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−121357(JP,A) 実開 昭62−126610(JP,U) 西独国特許出願公開3516922(DE, A1) 西独国特許出願公開19607516(DE, A1) 欧州特許出願公開479416(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/30 F16B 2/14 F16B 17/00 F16L 3/08 F16B 13/02
Claims (10)
- 【請求項1】 プラスチックから成る差込み栓であっ
て、穿孔内に導入されるべき少なくとも1つの軸部
(2)が設けられていて、該軸部(2)に、対になって
互いに向かい合って位置するように複数の拡開セグメン
ト(4)が設けられている形式のものにおいて、拡開セ
グメント(4)が、軸部(2)の外面(3)に軸方向移
動可能に保持されたくさびエレメント(5)により形成
されており、該くさびエレメント(5)が、射出成形ウ
ェブ(7)を介して軸部(2)に結合されていて、穿孔
内に当該差込み栓が押し込まれると、前記くさびエレメ
ント(5)が、当該差込み栓(1)の差込み端部(1
4)に向かって上昇する、軸部(2)に形成された傾斜
面(6)の手前にまで、穿孔開口部の方向で軸方向に移
動させられ、かつ互いに向かい合って位置する両くさび
エレメント(5)の外側寸法が、築壁(9)に設けられ
た穿孔(8)の直径に相当する外側寸法にまで押し合わ
されるようになっており、軸部(2)に引張力が作用す
ると、前記くさびエレメント(5)が前記傾斜面(6)
に沿って当該差込み栓(1)の差込み端部(14)の方
向へ移動させられて、穿孔(8)内でのくさび止めが行
われるようになっていることを特徴とする差込み栓。 - 【請求項2】 くさびエレメント(5)が、その長さの
一部にわたって円筒状の横断面を有していて、軸部
(2)の長手方向に対して直交する方向に配置されてい
る、請求項1記載の差込み栓。 - 【請求項3】 くさびエレメント(5)の外面が、穿孔
直径に適合された丸み(10)を有している、請求項2
記載の差込み栓。 - 【請求項4】 くさびエレメント(5)が、直角に成形
された射出成形ウェブ(7)を介して軸部(2)に一体
に結合されている、請求項1記載の差込み栓。 - 【請求項5】 軸部(2)に、互いに向かい合って位置
する少なくとも2対の拡開セグメント(4)が相前後し
て配置されている、請求項1記載の差込み栓。 - 【請求項6】 相前後して配置された拡開セグメント
(4)が、射出成形糸(16)を介して互いに結合され
ている、請求項5記載の差込み栓。 - 【請求項7】 軸部(2)の、差込み端部(14)とは
反対の側の端部に、互いに向かい合って位置しかつ穿孔
内に係合する2つの長手方向リブ(15)が配置されて
いる、請求項1記載の差込み栓。 - 【請求項8】 当該差込み栓(1)が、差込み端部(1
4)とは反対の側の端部に、フランジ(13)および/
または保持部材(17)を有している、請求項1記載の
差込み栓。 - 【請求項9】 当該差込み栓(1)が、それぞれ外面に
配置された拡開セグメント(4)を備えた2つの軸部エ
レメント(2a,2b)を有しており、該軸部エレメン
ト(2a,2b)が、U字形部材の脚部を形成してお
り、U字形部材のベース区分(18)が保持部材(1
7)を形成している、請求項1記載の差込み栓。 - 【請求項10】 前記両軸部エレメント(2a,2b)
の内面が、拡開セグメント(4)の範囲で部分範囲にわ
たって、横方向リブとして形成された刻み目(19)を
有している、請求項9記載の差込み栓。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19756764.9 | 1997-12-19 | ||
DE19756764A DE19756764A1 (de) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | Steckdübel |
PCT/EP1998/006613 WO1999033153A1 (de) | 1997-12-19 | 1998-10-19 | Steckdübel |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001527374A JP2001527374A (ja) | 2001-12-25 |
JP3318324B2 true JP3318324B2 (ja) | 2002-08-26 |
Family
ID=7852674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000525957A Expired - Fee Related JP3318324B2 (ja) | 1997-12-19 | 1998-10-19 | 差込み栓 |
Country Status (27)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6296430B1 (ja) |
EP (1) | EP1040544B1 (ja) |
JP (1) | JP3318324B2 (ja) |
KR (1) | KR100382428B1 (ja) |
CN (1) | CN1154215C (ja) |
AR (1) | AR010969A1 (ja) |
AT (1) | ATE207256T1 (ja) |
AU (1) | AU1229299A (ja) |
BR (1) | BR9814305A (ja) |
CZ (1) | CZ292367B6 (ja) |
DE (2) | DE19756764A1 (ja) |
DK (1) | DK1040544T3 (ja) |
ES (1) | ES2165706T3 (ja) |
GR (1) | GR3036918T3 (ja) |
HK (1) | HK1034609A1 (ja) |
HR (1) | HRP980582B1 (ja) |
HU (1) | HU222133B1 (ja) |
NO (1) | NO20003154D0 (ja) |
PL (1) | PL190707B1 (ja) |
PT (1) | PT1040544E (ja) |
RU (1) | RU2187870C2 (ja) |
SK (1) | SK9422000A3 (ja) |
TR (1) | TR200001924T2 (ja) |
TW (1) | TW386144B (ja) |
WO (1) | WO1999033153A1 (ja) |
YU (1) | YU38600A (ja) |
ZA (1) | ZA9810674B (ja) |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001325724A (ja) | 2000-05-16 | 2001-11-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気転写方法および磁気記録媒体 |
CZ298258B6 (cs) * | 2002-11-26 | 2007-08-08 | Prípravek pro uchycení rozvodu, zejména elektrických, ke zdi | |
US7345235B2 (en) * | 2004-03-17 | 2008-03-18 | Yamaha Corporation | Keyboard musical instrument having keys equipped with balancers biting into keys and method for securing balancers to keys |
DE102005007236A1 (de) * | 2005-02-17 | 2006-08-31 | Fischerwerke Artur Fischer Gmbh & Co. Kg | Steckdübel |
TWI286736B (en) * | 2005-03-15 | 2007-09-11 | Yamaha Corp | Movable part firmly equipped with balance weight, musical instrument and method of assembling balance weight therein |
JP2007263343A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-11 | Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd | 取外し可能なクリップ |
EP2474766B1 (de) * | 2011-01-11 | 2015-12-02 | Roth Werke GmbH | Rohrhalter zur Befestigung eines Heizrohres und/oder Kühlrohres und Heiz- und/oder Kühlanordnung |
PL2474765T3 (pl) * | 2011-01-11 | 2014-11-28 | Roth Werke Gmbh | Uchwyt na rurę do mocowania rury grzewczej i/lub chłodzącej i układ grzewczy i/lub chłodzący |
KR200469324Y1 (ko) | 2011-03-25 | 2013-10-11 | 주식회사 대경산업 | 튜브방수패킹이 구비된 합성수지 나선관 |
PL397504A1 (pl) | 2011-12-23 | 2013-06-24 | Hit Konsulting Spólka Z Ograniczona Odpowiedzialnoscia | Sprezynowy system mocowania i sposób mocowania wykorzystujacy ten system |
JP5955690B2 (ja) * | 2012-08-02 | 2016-07-20 | 株式会社ニフコ | 樹脂製プラグ体 |
JP6176475B2 (ja) * | 2013-03-25 | 2017-08-09 | アイシン精機株式会社 | シェードのガイド保持装置 |
AT514072B1 (de) * | 2013-05-13 | 2014-10-15 | Schnabl Stecktechnik Gmbh | Befestigungselement |
CN103556233B (zh) * | 2013-11-15 | 2015-11-25 | 孙海侠 | 一种轧花机的集棉箱连接装置 |
JP6298707B2 (ja) * | 2014-05-15 | 2018-03-20 | 株式会社パイオラックス | 取付具 |
GB201603692D0 (en) * | 2016-03-03 | 2016-04-20 | Linian Supply Co Ltd | Fixing apparatus and method |
DE102016104597A1 (de) | 2016-03-14 | 2017-09-14 | Josef Häringer | Befestigungselement und Verfahren zum Anbringen eines Befestigungselements |
CN107303220A (zh) * | 2016-04-19 | 2017-10-31 | 天津市海正泰克塑胶制品有限公司 | 一种急救箱用隔层限位机构 |
DE202017100467U1 (de) | 2017-01-30 | 2017-02-17 | Josef Häringer | Vorrichtung zum Erstellen eines Einschnitts für einen Flachdübel |
DE202017101139U1 (de) | 2017-03-01 | 2017-04-12 | Josef Häringer | Flachdübel |
EP3369946B1 (de) | 2017-03-01 | 2019-12-25 | Christian Steinbrunner | Flachdübel und verfahren zum anbringen eines flachdübels in einer mauer |
GB201713754D0 (en) | 2017-08-28 | 2017-10-11 | Linian Supply Co Ltd | Fixing apparatus and method |
CA3037918C (en) * | 2018-10-17 | 2020-04-28 | Marc Lecours | Anchorable clip / wiring harness |
CN111894952A (zh) * | 2020-08-11 | 2020-11-06 | 周玉珍 | 一种木块连接隐形自锁装置的应用 |
CN112827271B (zh) * | 2020-12-29 | 2022-07-26 | 四川万方空调净化设备有限公司 | 过滤器滤芯的安装装置 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3257891A (en) * | 1965-05-20 | 1966-06-28 | Lerich Lester | Wedge type expansion bolt |
AT353875B (de) * | 1978-02-17 | 1979-12-10 | Fiala Johann | Duebelschelle |
AT376069B (de) * | 1982-10-04 | 1984-10-10 | Schnabl Ludwig Ing | Befestigungselement |
AT380754B (de) * | 1984-05-15 | 1986-07-10 | Fiala Johann | Duebelschelle |
US4633640A (en) * | 1986-03-25 | 1987-01-06 | Hutter Gerhard P | Wall anchor or support |
SE469238B (sv) * | 1990-03-05 | 1993-06-07 | Lars Alf Fraendberg | Expanderbar foerankringsanordning innefattande ett rullelement |
US5088851A (en) * | 1990-10-01 | 1992-02-18 | Gerhard Hutter | Dowel fastening device |
GB2276193B (en) * | 1993-03-18 | 1995-07-05 | Philip Raymond Brown | Cable fixing device |
DE9305667U1 (ja) * | 1993-04-15 | 1993-06-17 | Obo Bettermann Ohg, 5750 Menden, De | |
DE19607516C2 (de) * | 1996-02-29 | 2001-02-08 | Steinhauer Gmbh | Befestigungselement |
DE19628558C2 (de) * | 1996-07-16 | 1998-10-22 | Fischer Artur Werke Gmbh | Steckdübel |
DE19628557C2 (de) * | 1996-07-16 | 1998-08-27 | Fischer Artur Werke Gmbh | Steckdübel |
US5743061A (en) * | 1996-11-12 | 1998-04-28 | Diversified Fastening Systems, Inc. | Wall anchor |
-
1997
- 1997-12-19 DE DE19756764A patent/DE19756764A1/de not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-10-19 DK DK98955482T patent/DK1040544T3/da active
- 1998-10-19 AT AT98955482T patent/ATE207256T1/de active
- 1998-10-19 ES ES98955482T patent/ES2165706T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1998-10-19 HU HU0100482A patent/HU222133B1/hu not_active IP Right Cessation
- 1998-10-19 PL PL98341006A patent/PL190707B1/pl not_active IP Right Cessation
- 1998-10-19 TR TR2000/01924T patent/TR200001924T2/xx unknown
- 1998-10-19 JP JP2000525957A patent/JP3318324B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1998-10-19 BR BR9814305-0A patent/BR9814305A/pt not_active IP Right Cessation
- 1998-10-19 PT PT81302219T patent/PT1040544E/pt unknown
- 1998-10-19 KR KR10-2000-7006626A patent/KR100382428B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1998-10-19 WO PCT/EP1998/006613 patent/WO1999033153A1/de active IP Right Grant
- 1998-10-19 CZ CZ20002265A patent/CZ292367B6/cs not_active IP Right Cessation
- 1998-10-19 SK SK942-2000A patent/SK9422000A3/sk unknown
- 1998-10-19 AU AU12292/99A patent/AU1229299A/en not_active Abandoned
- 1998-10-19 CN CNB988122723A patent/CN1154215C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1998-10-19 EP EP98955482A patent/EP1040544B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-10-19 RU RU2000119135/12A patent/RU2187870C2/ru not_active IP Right Cessation
- 1998-10-19 US US09/581,835 patent/US6296430B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-10-19 DE DE59801818T patent/DE59801818D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-10-19 YU YU38600A patent/YU38600A/sh unknown
- 1998-11-06 HR HR980582A patent/HRP980582B1/xx not_active IP Right Cessation
- 1998-11-23 ZA ZA9810674A patent/ZA9810674B/xx unknown
- 1998-12-09 TW TW087120383A patent/TW386144B/zh not_active IP Right Cessation
- 1998-12-18 AR ARP980106468A patent/AR010969A1/es unknown
-
2000
- 2000-06-16 NO NO20003154A patent/NO20003154D0/no not_active Application Discontinuation
-
2001
- 2001-07-20 HK HK01105109A patent/HK1034609A1/xx not_active IP Right Cessation
- 2001-10-18 GR GR20010400690T patent/GR3036918T3/el not_active IP Right Cessation
Also Published As
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3318324B2 (ja) | 差込み栓 | |
US5205688A (en) | Deformable plug of a wall fastener | |
US5819375A (en) | Tensioning strap | |
KR102493549B1 (ko) | 고정 요소와 이러한 고정 요소 및 수용 요소를 갖춘 조립체 | |
FI74784C (fi) | Expansionsankare. | |
US3323404A (en) | Expansion bolt arrangement | |
RU2000119135A (ru) | Вставной дюбель | |
US4185800A (en) | Two-part hole fastener | |
US4501520A (en) | Expansion dowel assembly | |
US6540463B2 (en) | Blind hole panel nut | |
US3136350A (en) | Plastic screw anchor | |
US4341487A (en) | Connector | |
HU209187B (en) | Tightening wedge | |
JP4472167B2 (ja) | 回転ナット | |
JP2978148B2 (ja) | 拡張栓 | |
US5655864A (en) | Expansible fixing plug | |
EP0113893B1 (de) | Kunststoff-Spreizdübel | |
JP4235667B2 (ja) | 軟質のまたは多孔質の建築材料のための、金属から成る拡張アンカ | |
CN218633138U (zh) | 一种防脱空调线夹装置 | |
KR100503105B1 (ko) | 스트래들링다우웰 | |
KR102639981B1 (ko) | 앙카볼트세트 | |
JPH10219848A (ja) | エクスパンションボルト | |
JPS624908A (ja) | 拡張スリ−ブを備えた固定部材 | |
US3552784A (en) | Clips to hold knobs on shafts | |
JP2001165130A (ja) | タッピンねじ用連結具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |