JP3316901B2 - データ分配回路 - Google Patents
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Description
くるデータを複数個のメモリに格納するデータ分配回路
に関するものであり、特に画像データなどの信号データ
の入力に関して有効である。
ロック単位に分割して処理することが一般的に行われて
いるが、画像信号はデータ量が多く、高速な処理が要求
されるため、1つの集積回路の中に複数個のブロックを
取り込み、並列処理をして高速化を図っている。
きるという利点がある一方、複数組のアドレスとデータ
の入力ピンが必要となる。例えば、4個のメモリに8ビ
ットの画像データをそれぞれ64個ずつ入力する場合、
アドレスが6ビット、データが8ビットでそれらが4組
あるので56個の入力ピンが必要になる。LSIのピン数
には限りがあり、さらにピン数は少なくなるほど低コス
ト化が図れる上、入出力ピンの消費電力がLSI全体の消
費電力に占める割合いは多く、ピン数削減により低消費
化も図れる。
例を示しており、210はメモリである。
説明する。まず、書き込み制御信号により入力するメモ
リ210のうちの1つを選択し、続いて選択されたメモ
リにデータとアドレスを入力する。
第4のメモリの4個のメモリに8×8ブロックの画素で
構成された画像データを入力する場合、まず、書き込み
制御信号により第1のメモリが選択され、第1のデータ
線からデータを入力すると共に、そのデータを格納する
アドレスを第1のアドレス線から入力し、64個の8×
8ブロックの画像データの入力が終了する。次に書き込
み制御信号により第2のメモリが選択され、第2のデー
タ線からデータを入力すると共に、そのデータを格納す
るアドレスを第2のアドレス線から入力し、64個の8
×8ブロックの画像データの入力が終了する。同様に第
3のメモリと第4のメモリにも順次データを入力し、4
つのメモリにデータの入力を完了する。
タ分配回路では、各メモリ毎にデータとアドレスのピン
が必要となり、入力ピン数の増加とそれにともなうコス
トアップと消費電力の増大という問題があった。
規模な回路により、入力ピン数の削減、ならびに低コス
ト化、低消費電力化が図れるデータ分配回路を提供する
ことを目的としている。
上記目的を達成するため、同一信号線で入力される(2
n ×2 n ×2 m ×2 m )個のデータに対して(2 m ×2 m )個
のメモリにそれぞれ(2 n ×2 n )個のデータを格納する
データ分配回路において、(2 m ×2 m )個のメモリと
(n+n+m+m)ビットのアドレスカウンタと書き込
み制御信号を作る書き込み制御回路と(n+i)ビット
目と(n+m+i)ビット目とを選択する第iのアドレ
ス選択器(i:1≦i≦n)と(n+n+j)ビット目
と(n+j)ビット目とを選択する第jのメモリアドレ
ス選択器(j:1≦j≦m)を設けている。
される(2n×2n×2m×2m)個のデータに対して、
(2m×2m)個のメモリにそれぞれ(2n×2n)個のデ
ータを格納するデータ分配回路において、(2m×2m)
個のメモリと(n+n+m+m)ビットのアドレスカウ
ンタと書き込み制御信号を作る書き込み制御回路と(n
+i)ビット目と(n+m+i)ビット目とを選択する
第iのアドレス選択器(i:1≦i≦n)と(n+n+
j)ビット目と(n+j)ビット目とを選択する第jの
メモリアドレス選択器(j:1≦j≦m)と(2×n+
2×m+1)ビット目と(2×n+2×m)ビット目と
を選択する終了信号選択器を設けている。
されるデータに対して、4個のメモリにそれぞれ64個
のデータを格納するデータ分配回路において、4個のメ
モリと9ビットのアドレスカウンタと書き込み制御信号
を作る書き込み制御回路と(3+i)ビット目と(4+
i)ビット目とを選択する第iのアドレス選択器(i:
1≦i≦3)と7ビット目と4ビット目とを選択する第
1のメモリアドレス選択器と9ビット目と8ビット目と
を選択する終了信号選択器を設けている。
方法信号が第iのアドレス選択器により(n+i)ビッ
ト目を選択するときは、第jのメモリアドレス選択器に
より(n+n+j)ビット目を選択し、第iのアドレス
選択器により(n+m+i)ビット目を選択するとき
は、第jのメモリアドレス選択器により(n+j)ビッ
ト目を選択し、データの入力が始まると前記アドレスカ
ウンタはデータの入力数をカウントし、アドレスカウン
タの1ビット目からnビット目と第iのアドレス選択器
出力とは、2 2*m 個のメモリにアドレスとして出力さ
れ、第jのメモリアドレス選択器出力とアドレスカウン
タの(n+n+m+1)ビット目から(n+n+m+
m)ビット目とは、書き込み制御回路に入力され、書き
込み制御回路は2 2*m 個のメモリに書き込み制御信号を
出力することにより、(2 n+m ×2 n+m )個の矩形領域の
データ入力に対して、ブロック入力とラスタスキャン入
力のいずれの入力方法においても小規模な回路により
(2 m ×2 m )個のメモリに分配できるものである。
22*m個のメモリに入力する場合と2m個のメモリに入力
する場合とを選択するメモリ数切り替え信号が前記終了
信号選択器により、22*m個のメモリに入力する場合は
(n+n+m+m+1)ビット目を選択し、2m個のメ
モリに入力する場合は(n+n+m+m)ビット目を選
択することにより、小規模な回路を付加することのみに
より、データを格納するメモリの数を制御することが可
能となり、処理したい対象ブロックが(2m×2m)個の
半分以下、すなわち(2m×2m-1)個以下の場合にデー
タを入力する時間が半分でよくなり、データ入力時間の
高速化が図れるものである。
入力方法信号が第iのアドレス選択器により(3+i)
ビット目を選択するときは、第1のメモリアドレス選択
器により7ビット目を選択し、第iのアドレス選択器に
より(4+i)ビット目を選択するときは、第1のメモ
リアドレス選択器により4ビット目を選択し、データの
入力が始まると前記アドレスカウンタによりデータの入
力数をカウントし、アドレスカウンタの1ビット目から
3ビット目と第iのアドレス選択器出力とは、4個のメ
モリにアドレスとして出力し、第1のメモリアドレス選
択器出力とアドレスカウンタの8ビット目を書き込み制
御回路に入力し、4個のメモリに書き込み制御信号を出
力し、4個のメモリに入力する場合と2個のメモリに入
力する場合とを選択するメモリ数切り替え信号が前記終
了信号選択器により、4個のメモリに入力する場合は9
ビット目を選択し、2個のメモリに入力する場合は8ビ
ット目を選択することにより、画像処理でしばしば用い
られるマクロ・ブロック単位の処理、すなわち16×1
6の輝度信号1ブロックと8×8の色差信号2ブロック
に対して、ブロック入力とラスタスキャン入力のいずれ
の入力方法においても小規模な回路により実現できる
上、アドレスの入力ピンが必要ないため入力ピン数の削
減も図れる。
が図れる上、入出力ピンの消費電力がLSI全体の消費電
力に占める割合いは多く、ピン数削減により低消費化も
図れる。さらに、終了信号選択器170なる小規模な回
路を付加することのみにより、輝度信号の入力の場合は
4個のメモリ、色差信号の入力の場合は2個のメモリに
入力制御が可能となり、データ入力時間の高速化が図れ
るものである。
図4を用いて説明する。1辺の画素数がそれぞれ(2
nx+mx)画素と(2my+ny)画素で構成された矩形の領域
を持つ画像信号300に対して、1辺の画素数がそれぞ
れ(2nx)画素と(2ny)画素で構成された矩形の領域
にブロック分割した画像信号310に分割して、それぞ
れを1つのメモリに格納する。そのためメモリは(2
mx+my)個必要である。
すなわち4個のメモリにそれぞれ16個のデータを格納
する場合について図1、図2、図3を参照しながら説明
する。
ッチ回路、2は書き込み制御回路、3は6ビットのアド
レスカウンタ、10はメモリ、20は制御回路であり、
図1は図3の制御回路20であり、図2は図1のスイッ
チ回路1である。
くるデータに対して、mx=2、my=0、nx=1、
ny=3の場合についての動作を説明する。
れのビットも選択器により選択可能になっているが、出
力として同じビットが出力されることがないように、入
力方法信号で制御している。
ンタ3の1ビット目は第1の出力ビット、2ビット目は
第5の出力ビット、3ビット目は第6の出力ビット、4
ビット目は第2の出力ビット、5ビット目は第3の出力
ビット、6ビット目は第4の出力ビットにそれぞれ出力
されるように各アドレス選択器4は設定される。
と上位3ビットの計4ビットがアドレスとして各メモリ
に出力され、アドレスカウンタの2ビット目と3ビット
目の計2ビットが書き込み制御回路2に出力される。デ
ータの入力が始まるとアドレスカウンタ3はデータの入
力数をカウントし、入力されたデータは、書き込み制御
回路2が指定したメモリに書き込まれる。
=3の場合は、最初の2個のデータが第1のメモリに書
き込まれ、次の3番目と4番目の2個のデータが第2の
メモリに書き込まれ、5番目と6番目の2個のデータが
第3のメモリに書き込まれ、7番目と8番目の2個のデ
ータが第4のメモリに書き込まれる。そして、9番目と
10番目の2個のデータはまた第1のメモリに書き込ま
れ、これ以降同様にデータが2個書き込まれたら、次の
メモリに書き込みが移る。
る(21×23×22×20)個のデータに対して、(22
×20)個のメモリにそれぞれ(21×23)個のデータ
を格納することができる。なお、同一信号線で入力して
くる(2nx×2ny×2mx×2my)個のデータに対して、
(2mx×2my)個のメモリにそれぞれ(2nx×2ny)個
のデータを格納するデータ分配回路においても、この例
から容易に実現できる。
ば、(2nx×2ny×2mx×2my)個の矩形領域のデータ
入力に対して、小規模な回路により(2mx×2my)個の
メモリに分配できる上、アドレスの入力ピンが必要ない
ため入力ピン数の削減も図れる。また、ピン数は少なく
なるほど低コスト化が図れる上、入出力ピンの消費電力
がLSI全体の消費電力に占める割合いは多く、ピン数
削減により低消費電力化も図れる。
る。第1実施例は、mとnに関して、図4のmx=my
=m、nx=ny=nとした場合と同様である。すなわ
ち、1辺が(2n+m)画素で構成された正方形の領域を
持つ画像信号に対して、それを1辺が2n画素で構成さ
れた正方形の領域にブロック分割した画像信号に分割し
て、それぞれを1つのメモリに格納することを意味して
いる。
合の第1実施例について、図3、図5、図6、図7を参
照しながら説明する。
20は制御回路、30は6ビットのアドレスカウンタ、
41は3ビット目と4ビット目とを選択する第1のアド
レス選択器、42は4ビット目と5ビット目とを選択す
る第2のアドレス選択器、51は5ビット目と3ビット
目とを選択するメモリアドレス選択器、60は書き込み
制御回路であり、図5は図3の制御回路20である。
くるデータに対して、m=1、n=2の場合、すなわち
4個のメモリにそれぞれ16個のデータを格納する場合
についての動作を説明する。
単位で入力(以後ブロック入力と呼ぶ)する場合と図6
(b)のようにブロック間にまたがってラスタスキャン
入力(以後ラスタスキャン入力と呼ぶ)する場合の2種
類がある。この2種類の入力方法を選択するのが入力方
法信号であり、第1のアドレス選択器41により3ビッ
ト目、第2のアドレス選択器42により4ビット目、メ
モリアドレス選択器51により5ビット目を選択する場
合が図6(a)のブロック入力であり、第1のアドレス
選択器41により4ビット目、第2のアドレス選択器4
2により5ビット目、メモリアドレス選択器51により
3ビット目を選択する場合が図6(b)のラスタスキャ
ン入力である。
した場合、第1のアドレス選択器41は3ビット目、第
2のアドレス選択器42は4ビット目、メモリアドレス
選択器51は5ビット目が選択される。
タの下位4ビットがメモリ10の各メモリに入力され、
メモリアドレスとしてアドレスカウンタの下位から5ビ
ット目が書き込み制御回路60に入力されるように各選
択器は設定される。データの入力が始まるとアドレスカ
ウンタ30はデータの入力数をカウントし、入力された
データは、メモリアドレス選択器51の出力であるアド
レスカウンタ30の下位から5ビット目とアドレスカウ
ンタ30の最上位ビットを書き込み制御回路60により
デコードし、書き込み制御信号としてメモリ10の各メ
モリに入力される。
の入力順序を模式的に示す。「第1のメモリ」と書かれ
ている部分が、第1のメモリにデータが書き込まれる区
間であることを示す。「第2のメモリ」、「第3のメモ
リ」、「第4のメモリ」と書かれている部分も同様の意
味を示す。
を指定した場合、第1のアドレス選択器41は4ビット
目、第2のアドレス選択器42は5ビット目、メモリア
ドレス選択器51は3ビット目を選択される。
タの下位2ビットと下位から4ビット目と5ビット目が
メモリ10の各メモリに入力され、メモリアドレスとし
てアドレスカウンタの下位から3ビット目が書き込み制
御回路60に入力されるように各選択器は設定される。
30はデータの入力数をカウントし、入力されたデータ
は、メモリアドレス選択器51の出力であるアドレスカ
ウンタ30の下位から3ビット目とアドレスカウンタ3
0の最上位ビットを書き込み制御回路60によりデコー
ドし、書き込み制御信号としてメモリ10の各メモリに
入力される。
の入力順序を模式的に示す。「1」と書かれている部分
が書き込み制御信号により第1のメモリが選択され、第
1のメモリにデータが書き込まれる区間であることを示
す。「2」、「3」、「4」と書かれている部分も同様
の意味を示す。
る(22×22×21×21)個のデータに対して、(21
×21)個のメモリにそれぞれ(22×22)個のデータ
を格納することができる。なお、同一信号線で入力して
くる(2n×2n×2m×2m)個のデータに対して、(2
m×2m)個のメモリにそれぞれ(2n×2n)個のデータ
を格納するデータ分配回路においても、この実施例から
容易に実現できる。
よれば、(2n+m×2n+m)個の正方形の領域のデータ入
力に対して、ブロック入力とラスタスキャン入力のいず
れの入力方法においても小規模な回路により(2m×
2m)個のメモリに分配できる上、アドレスの入力ピン
が必要ないため入力ピン数の削減も図れる。また、ピン
数は少なくなるほど低コスト化が図れる上、入出力ピン
の消費電力がLSI全体の消費電力に占める割合いは多
く、ピン数削減により低消費電力化も図れる。
の場合の第2実施例について、図8、図9、図10を参
照しながら説明する。
路、70は6ビット目と7ビット目を選択する終了信号
選択器であり、それ以外の構成要素は第1実施例の構成
と同様である。
くるデータに対して、m=1、n=2の場合、すなわち
4個のメモリにそれぞれ16個のデータを格納する場合
についての動作を説明する。
(a)のように入力するブロック入力と図6(b)のよ
うに入力するラスタスキャン入力の2種類である。
のメモリ全てにデータを格納する場合とメモリ1の2個
のメモリにデータを格納する場合の2種類がある。この
2種類のメモリ数切り替え信号により終了信号選択器7
0は4個のメモリに入力する場合は7ビット目を選択
し、2個のメモリに入力する場合は6ビット目を選択す
る。
択し、4個のメモリに入力する場合は第1実施例の動作
と同様である。
択し、2個のメモリに入力する場合の動作を以下に説明
する。
した場合、第1のアドレス選択器41は3ビット目、第
2のアドレス選択器42は4ビット目、メモリアドレス
選択器51は5ビット目が選択される。
タの下位4ビットがメモリ10の各メモリに入力され、
メモリアドレスとしてアドレスカウンタの下位から5ビ
ット目が書き込み制御回路60に入力されるように各選
択器は設定される。データの入力が始まるとアドレスカ
ウンタ30はデータの入力数をカウントし、入力された
データは、メモリアドレス選択器51の出力であるアド
レスカウンタ30の下位から5ビット目とアドレスカウ
ンタ30の上位2ビットを書き込み制御回路60により
デコードし、書き込み制御信号としてメモリ10の各メ
モリに入力される。
タの入力順序を模式的に示す。「第1のメモリ」と書か
れている部分が、第1のメモリにデータが書き込まれる
区間であることを示す。「第2のメモリ」と書かれてい
る部分も同様の意味を示す。メモリ10の2個のメモリ
にそれぞれ16個のデータの格納が済むとアドレスカウ
ンタ30の6ビット目の終了信号により、書き込み制御
回路60の出力である書き込み制御信号を通じてメモリ
10の各メモリへのデータの書き込みが禁止されデータ
の入力が終了する。
を指定した場合、第1のアドレス選択器41は4ビット
目、第2のアドレス選択器42は5ビット目、メモリア
ドレス選択器51は3ビット目を選択される。
タの下位2ビットと下位から4ビット目と5ビット目が
メモリ10の各メモリに入力され、メモリアドレスとし
てアドレスカウンタの下位から3ビット目が書き込み制
御回路60に入力されるように各選択器は設定される。
30はデータの入力数をカウントし、入力されたデータ
は、メモリアドレス選択器51の出力であるアドレスカ
ウンタ30の下位から3ビット目とアドレスカウンタ3
0の上位2ビットを書き込み制御回路60によりデコー
ドし、書き込み制御信号としてメモリ10の各メモリに
入力される。
タの入力順序を模式的に示す。「1」と書かれている部
分が、第1のメモリにデータが書き込まれる区間である
ことを示す。「2」と書かれている部分も同様の意味を
示す。メモリ10の2個のメモリにそれぞれ16個のデ
ータの格納が済むとアドレスカウンタ30の6ビット目
の終了信号により、書き込み制御回路60の出力である
書き込み制御信号を通じてメモリ10の各メモリへデー
タの書き込みが禁止されデータの入力が終了する。
る(22×22×21×21)個のデータに対して、(21
×21)個のメモリにそれぞれ(22×22)個のデータ
を格納することも、(21×20)個のメモリにそれぞれ
(22×22)個のデータを格納することも、1個の選択
器を設けることにより選択可能となる。なお、同一信号
線で入力してくる(2n×2n×2m×2m)個のデータに
対して、(2m×2m)個のメモリにそれぞれ(2n×
2n)個のデータを格納することも、(2m×2mー1)個
のメモリにそれぞれ(2n×2n)個のデータを格納する
こともできるデータ分配回路においても、この実施例か
ら容易に実現できる。
によれば、第1実施例に終了信号選択器70なる小規模
な回路を付加することのみにより、データを格納するメ
モリの数を制御することが可能となり、処理したい対象
ブロックが(2m×2m)個の半分以下、すなわち(2m
×2m-1)個以下の場合にデータを入力する時間が半分
でよくなり、データ入力時間の高速化が図れる。
1、図12を参照しながら説明する。
は制御回路、130は9ビットのアドレスカウンタ、1
41は4ビット目と5ビット目とを選択する第1のアド
レス選択器、142は5ビット目と6ビット目とを選択
する第2のアドレス選択器、143は6ビット目と7ビ
ット目とを選択する第3のアドレス選択器、151は7
ビット目と4ビット目とを選択するメモリアドレス選択
器、160は書き込み制御回路、170は8ビット目と
9ビット目を選択する終了信号選択器である。
くるデータに対して、第2実施例のm=1、n=3の場
合、すなわち4個のメモリにそれぞれ64個のデータを
格納する場合についての動作を説明する。
(a)のように入力するブロック入力と図6(b)のよ
うに入力するラスタスキャン入力の2種類である。
様、メモリ1の4個のメモリ全てにデータを格納する場
合とメモリ1の2個のメモリにデータを格納する場合の
2種類がある。この2種類はメモリ数切り替え信号によ
り終了信号選択器170は4個のメモリに入力する場合
は9ビット目を選択し、2個のメモリに入力する場合は
8ビット目を選択する。
ット目を選択し、4個のメモリに入力する場合の実施例
の動作を以下に示す。
した場合、第1のアドレス選択器141は4ビット目、
第2のアドレス選択器142は5ビット目、第3のアド
レス選択器143は6ビット目、メモリアドレス選択器
151は7ビット目が選択される。
タの下位6ビットがメモリ110の各メモリに入力さ
れ、メモリアドレスとしてアドレスカウンタの下位から
7ビット目が書き込み制御回路160に入力されるよう
に各選択器は設定される。データの入力が始まるとアド
レスカウンタ130はデータの入力数をカウントし、入
力されたデータは、メモリアドレス選択器151の出力
であるアドレスカウンタ130の下位から7ビット目と
アドレスカウンタ130の上位2ビットを書き込み制御
回路160によりデコードし、書き込み制御信号として
メモリ110の各メモリに入力される。
は、第1実施例と同様であり図7(a)に模式的に示
す。メモリ110の4個のメモリにそれぞれ64個のデ
ータの格納が済むとアドレスカウンタ130の9ビット
目の終了信号により、書き込み制御回路160の出力で
ある書き込み制御信号を通じてメモリ110の各メモリ
へデータの書き込みが禁止されデータの入力が終了す
る。
を指定した場合、第1のアドレス選択器141は5ビッ
ト目、第2のアドレス選択器142は6ビット目、第3
のアドレス選択器143は7ビット目、メモリアドレス
選択器151は4ビット目を選択される。すなわち、ア
ドレスとしてアドレスカウンタの下位3ビットと下位か
ら5ビット目、6ビット目、7ビット目がメモリ110
の各メモリに入力され、メモリアドレスとしてアドレス
カウンタの下位から4ビット目が書き込み制御回路16
0に入力されるように各選択器は設定される。データの
入力が始まるとアドレスカウンタ130はデータの入力
数をカウントし、入力されたデータは、メモリアドレス
選択器151の出力であるアドレスカウンタ130の下
位から4ビット目とアドレスカウンタ130の上位2ビ
ットを書き込み制御回路160によりデコードし、書き
込み制御信号としてメモリ110の各メモリに入力され
る。
は、第1実施例と同様であり図7(b)に模式的に示
す。メモリ110の4個のメモリにそれぞれ64個のデ
ータの格納が済むとアドレスカウンタ130の9ビット
目の終了信号により、書き込み制御回路160の出力で
ある書き込み制御信号を通じてメモリ110の各メモリ
へデータの書き込みが禁止されデータの入力が終了す
る。
ット目を選択し、2個のメモリに入力する場合の動作を
以下に説明する。
した場合、第1のアドレス選択器141は4ビット目、
第2のアドレス選択器142は5ビット目、第3のアド
レス選択器143は6ビット目、メモリアドレス選択器
151は7ビット目が選択される。すなわち、アドレス
としてアドレスカウンタの下位6ビットがメモリ110
の各メモリに入力され、メモリアドレスとしてアドレス
カウンタの下位から7ビット目が書き込み制御回路16
0に入力されるように各選択器は設定される。
130はデータの入力数をカウントし、入力されたデー
タは、メモリアドレス選択器151の出力であるアドレ
スカウンタ130の下位から7ビット目とアドレスカウ
ンタ130の上位2ビットを書き込み制御回路160に
よりデコードし、書き込み制御信号としてメモリ110
の各メモリに入力される。ブロック入力の場合のデータ
の入力順序は、請求項3と同様であり図10(a)に模
式的に示す。メモリ110の2個のメモリにそれぞれ6
4個のデータの格納が済むとアドレスカウンタ130の
8ビット目の終了信号により、書き込み制御回路160
の出力である書き込み制御信号を通じてメモリ110の
各メモリへのデータの書き込みが禁止されデータの入力
が終了する。
を指定した場合、第1のアドレス選択器141は5ビッ
ト目、第2のアドレス選択器142は6ビット目、第3
のアドレス選択器143は7ビット目、メモリアドレス
選択器151は4ビット目を選択される。すなわち、ア
ドレスとしてアドレスカウンタの下位3ビットと下位か
ら5ビット目、6ビット目、7ビット目がメモリ110
の各メモリに入力され、メモリアドレスとしてアドレス
カウンタの下位から4ビット目が書き込み制御回路16
0に入力されるように各選択器は設定される。
130はデータの入力数をカウントし、入力されたデー
タは、メモリアドレス選択器151の出力であるアドレ
スカウンタ130の下位から4ビット目とアドレスカウ
ンタ130の上位2ビットを書き込み制御回路160に
よりデコードし、書き込み制御信号としてメモリ110
の各メモリに入力される。ブロック入力の場合のデータ
の入力順序は第2実施例と同様であり図10(b)に模
式的に示す。メモリ110の2個のメモリにそれぞれ6
4個のデータの格納が済むとアドレスカウンタ130の
8ビット目の終了信号により、書き込み制御回路160
の出力である書き込み制御信号を通じてメモリ110の
各メモリへデータの書き込みが禁止されデータの入力が
終了する。
理でしばしば用いられるマクロ・ブロック単位の処理、
すなわち16×16の輝度信号1ブロックと8×8の色
差信号2ブロックに対して、ブロック入力とラスタスキ
ャン入力のいずれの入力方法においても小規模な回路に
より実現できる上、アドレスの入力ピンが必要ないため
入力ピン数の削減も図れる。また、ピン数は少なくなる
ほど低コスト化が図れる上、入出力ピンの消費電力がL
SI全体の消費電力に占める割合いは多く、ピン数削減
により低消費電力化も図れる。さらに、終了信号選択器
170なる小規模な回路を付加することのみにより、輝
度信号の入力の場合は4個のメモリ、色差信号の入力の
場合は2個のメモリに入力制御が可能となり、データ入
力時間の高速化が図れる。
ば、画像処理でよく扱われる正方形領域の処理におい
て、(2 n+m ×2 n+m )個の領域のデータ入力に対して、
カウンタと数個の選択器により(2 m ×2 m )個のメモリ
に分配できる上、画像の入力方法の主要な2種類である
ブロック入力とラスタスキャン入力のいずれの入力方法
も選択器1個を付加することのみにより可能となる。
データ分配器に小規模な回路を付加することのみによ
り、データを格納するメモリの数を制御することが可能
となり、処理したい対象ブロックが(2m×2m)個の半
分以下、すなわち(2m×2m-1)個以下の場合にデータ
を入力する時間が半分でよくなり、データ入力時間の高
速化が図れる。
画像処理でしばしば用いられるマクロ・ブロック単位の
処理、すなわち16×16の輝度信号1ブロックと8×
8の色差信号2ブロックに対して、ブロック入力とラス
タスキャン入力のいずれの入力方法においてもカウンタ
と数個の選択器により実現できる上、終了信号選択器な
る小規模な回路を付加することのみにより、輝度信号の
入力の場合は4個のメモリ、色差信号の入力の場合は2
個のメモリに入力制御が可能となり、データ入力時間の
高速化が図れる。
ク図
ク図
ブロック図
図
のブロック図
Claims (3)
- 【請求項1】 同一信号線で入力される(2n×2n×2
m×2m)個のデータに対して、(2m×2m)個のメモリ
にそれぞれ(2n×2n)個のデータを格納するデータ分
配回路であって、(2m×2m)個のメモリと(n+n+
m+m)ビットのアドレスカウンタと書き込み制御信号
を作る書き込み制御回路と(n+i)ビット目と(n+
m+i)ビット目とを選択する第iのアドレス選択器
(i:1≦i≦n)と(n+n+j)ビット目と(n+
j)ビット目とを選択する第jのメモリアドレス選択器
(j:1≦j≦m)を有し、 入力方法信号が第iのアドレス選択器により(n+i)
ビット目を選択するときは、第jのメモリアドレス選択
器により(n+n+j)ビット目を選択し、第iのアド
レス選択器により(n+m+i)ビット目を選択すると
きは、第jのメモリアドレス選択器により(n+j)ビ
ット目を選択し、データの入力が始まると前記アドレス
カウンタはデータの入力数をカウントし、アドレスカウ
ンタの1ビット目からnビット目と第iのアドレス選択
器出力とは、22*m個のメモリにアドレスとして出力さ
れ、第jのメモリアドレス選択器出力とアドレスカウン
タの(n+n+m+1)ビット目から(n+n+m+
m)ビット目とは、書き込み制御回路に入力され、前記
書き込み制御回路は22*m個のメモリに書き込み制御信
号を出力することを特徴とするデータ分配回路(但し、
i,j,m,nは自然数)。 - 【請求項2】 (2×n+2×m+1)ビット目と(2
×n+2×m)ビット目とを選択する終了信号選択器を
有する書き込み制御回路において、 22*m個のメモリに入力する場合と2m個のメモリに入力
する場合とを選択するメモリ数切り替え信号が前記終了
信号選択器により、22*m個のメモリに入力する場合は
(n+n+m+m+1)ビット目を選択し、2m個のメ
モリに入力する場合は(n+n+m+m)ビット目を選
択することを特徴とする請求項1記載のデータ分配回路
(但し、m,nは自然数)。 - 【請求項3】 同一信号線で入力されるデータに対して
4個のメモリにそれぞれ64個のデータを格納するデー
タ分配回路であって、4個のメモリと9ビットのアドレ
スカウンタと書き込み制御信号を作る書き込み制御回路
と(3+i)ビット目と(4+i)ビット目とを選択す
る第iのアドレス選択器(i:1≦i≦3)と7ビット
目と4ビット目とを選択する第1のメモリアドレス選択
器と9ビット目と8ビット目とを選択する終了信号選択
器を有し、 入力方法信号が第iのアドレス選択器により(3+i)
ビット目を選択するときは、第1のメモリアドレス選択
器により7ビット目を選択し、第iのアドレス選択器に
より(4+i)ビット目を選択するときは、第1のメモ
リアドレス選択器により4ビット目を選択し、データの
入力が始まると前記アドレスカウンタによりデータの入
力数をカウントし、アドレスカウンタの1ビット目から
3ビット目と第iのアドレス選択器出力とは、4個のメ
モリにアドレスとして出力し、第1のメモリアドレス選
択器出力とアドレスカウンタの8ビット目を書き込み制
御回路に入力し、4個のメモリに書き込み制御信号を出
力し、4個のメモリに入力する場合と2個のメモリに入
力する場合とを選択するメモリ数切り替え信号が前記終
了信号選択器により、4個のメモリに入力する場合は9
ビット目を選択し、2個のメモリに入力する場合は8ビ
ット目を選択することを特徴とするデータ分配回路(但
し、iは自然数)。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00895893A JP3316901B2 (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | データ分配回路 |
DE69421103T DE69421103T2 (de) | 1993-01-22 | 1994-01-21 | Programmgesteuertes Prozessor |
EP94100869A EP0607988B1 (en) | 1993-01-22 | 1994-01-21 | Program controlled processor |
US08/185,367 US5517666A (en) | 1993-01-22 | 1994-01-24 | Program controlled processor wherein vector distributor and vector coupler operate independently of sequencer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00895893A JP3316901B2 (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | データ分配回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06222978A JPH06222978A (ja) | 1994-08-12 |
JP3316901B2 true JP3316901B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=11707187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00895893A Expired - Fee Related JP3316901B2 (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | データ分配回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3316901B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2895102B1 (fr) * | 2005-12-19 | 2012-12-07 | Dxo Labs | Procede pour traiter un objet dans une plateforme a processeur(s) et memoire(s) et plateforme utilisant le procede |
-
1993
- 1993-01-22 JP JP00895893A patent/JP3316901B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06222978A (ja) | 1994-08-12 |
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