JP3316195B2 - トナーシール - Google Patents

トナーシール

Info

Publication number
JP3316195B2
JP3316195B2 JP22724499A JP22724499A JP3316195B2 JP 3316195 B2 JP3316195 B2 JP 3316195B2 JP 22724499 A JP22724499 A JP 22724499A JP 22724499 A JP22724499 A JP 22724499A JP 3316195 B2 JP3316195 B2 JP 3316195B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
seal
opening
cartridge
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22724499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001051505A (ja
Inventor
元 黒田
Original Assignee
新潟富士ゼロックス製造株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新潟富士ゼロックス製造株式会社 filed Critical 新潟富士ゼロックス製造株式会社
Priority to JP22724499A priority Critical patent/JP3316195B2/ja
Publication of JP2001051505A publication Critical patent/JP2001051505A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3316195B2 publication Critical patent/JP3316195B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトナーシール、特
に、電子写真方式や静電記録方式を採用するレーザプリ
ンター、複写機等の画像形成装置本体に対して着脱され
るプロセスカートリッジに用いられるトナーシールに関
する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置においては、そ
の使用が長時間に及ぶと像担持体である感光ドラムや現
像装置の交換又は現像剤(トナー)の補給、帯電装置の
放電ワイヤーの清掃、廃トナーで一杯となったクリーニ
ング装置の交換、その他感光ドラム周りの機器の調整や
交換等のメンテナンス作業が必要となる。
【0003】しかし、斯かるメンテナンス作業を行なう
には専門的技能、知識を有し、一般のユーザーにはメン
テナンスを容易に行なうことができなかった。
【0004】そこで、感光ドラム、現像装置、帯電装
置、クリーニング装置等のプロセス機器をカートリッジ
枠体内に一体的に組み付け、プロセスカートリッジとし
て画像形成装置本体に着脱自在に配設し、前記プロセス
機器についてメンテナンスの必要が生じた場合には、プ
ロセスカートリッジ全体を交換することによってメンテ
ナンスの容易化を図ることが提案され、実用化されてい
る。
【0005】従来のトナーシールについて図面を参照し
て詳細に説明する。
【0006】図7(a),(b)は第1の従来例を示す
断面図および部分斜視図である。(例えば、特許第28
79982号公報参照) 図7(a)にプロセスカートリッジの構成を示すが、該
プロセスカートリッジにおいては、感光ドラム10を挟
んでこれの両側にクリーニング装置13と現像装置11
が配設されており、現像装置11はトナー容器110と
現像装置本体111とを一体化して構成されている。
又、感光ドラム10の上方には帯電装置12が配設され
ている。
【0007】ところで、前記クリーニング装置13は感
光ドラム10上の残留トナーをクリーニングして該感光
ドラム10を次の画像形成に備えさせるものであり、こ
れは廃トナーを回収するクリーナー容器13aと、感光
ドラム10に摺擦して該感光ドラム10上の残留トナー
を掻き落すクリーニングブレード131と、掻き落され
た廃トナーをクリーナー容器13a内へ導くスクイシー
ト132と、クリーナー容器13a内の廃トナーを該ク
リーナー容器13a内部に搬送する不図示の撹拌部材と
で構成されている。
【0008】一方、前記現像装置11は感光ドラム10
上の静電潜像にトナーを供給して該潜像を可視化するも
のであり、これは現像室を構成する現像容器11aと、
トナーを供給する現像スリーブ250と、該現像スリー
ブ250に摺擦してトナーを帯電させると同時に現像ス
リーブ250上へ一定厚さのトナー層を形成する現像ブ
レード11bと、トナーを収容する前記トナー容器11
0とで構成されている。
【0009】ここで、トナー容器110の詳細を図7
(b)により説明する。トナー容器110は現像装置本
体111とは別体に構成され、これにはトナー供給用開
口109が形成されており、このトナー容器110内に
トナーtを充填した後、前記トナー供給用開口109を
トナーシール部材112で覆うことによって、トナーt
がトナー容器110内に密封される。
【0010】ところで、前記トナーシール部材112は
図6に示すように開口109を一様に覆った後に折り返
されており、その一端は開封方向手前側(矢印方向)に
長く延びている。
【0011】斯かるトナー容器110は現像装置本体1
11に溶着等の手段によって固着され、現像装置11、
感光ドラム10等を含むプロセスカートリッジを不図示
の画像形成装置本体に装填した後、現像装置11の外部
に露出しているトナーシール部材112の端部をユーザ
ーが持ってこれを矢印方向に引き抜けば、トナー容器1
10の開口109が開けられ、トナーtが現像装置本体
111側に供給される。
【0012】しかしながら、従来は一旦使い切ってしま
ったカートリッジは廃棄する他はなく、カートリッジの
多量廃棄に伴う環境汚染、資源問題が引き起されてい
た。
【0013】そこで、カートリッジをリサイクルとして
利用し、これに再びトナーを充填することが考えられる
が、この場合にはトナーシール部材112がカートリッ
ジから引き抜かれているため、物流時等に発生する振動
等によってトナーが現像装置本体111側に流れ込み、
現像スリーブ250と現像装置本体111のハウジング
107間の隙間からカートリッジ外へトナーが漏出する
という問題が発生する。
【0014】一方、現像装置本体111とトナー容器1
10とは溶着等の手段によって完全に固着されているた
め、トナー容器110の開口109が現像装置本体11
1によって被われ、トナーシール部材112を接着して
開口109を塞ぐことができないという問題がある。
【0015】そこで現像剤容器と現像装置本体とを一体
化して成る現像装置を含んで構成され、画像形成装置本
体に対して着脱されるプロセスカートリッジにおいて、
前記現像装置に抜き差し部材を抜き差し自在に設け、該
抜き差し部材には前記現像剤容器と現像装置本体とを相
連通せしめる現像剤供給用開口を形成し、該開口を引き
剥し可能なシール部材によって封止する技術が提案され
た。
【0016】図8は第2の従来例を示す斜視図である。
(例えば、特許第2879982号公報参照)。トナー
容器の一端面の現像装置本体との接合部付近にはスリッ
ト状の開口が形成されており、現像装置本体側には開口
に連通する小幅の開口が形成されている。そして、現像
装置内には抜き差し板200が前記開口から摺動自在に
差し込まれており、この抜き差し板200の端部は開口
から外方へ幾分突出している。そして、この抜き差し板
200にはトナー供給用開口109が形成されており、
このトナー開口109はトナーシール部材112によっ
て覆われている。即ち、トナーシール部材112は抜き
差し板200のトナー開口109の周縁に接着されてお
り、その非接着部分は折り返されてこれの端部は前記開
口から外方へ延出している。尚、抜き差し板200はパ
ッキンによってトナー容器に密着されているが、パッキ
ンのリップは抜き差し板200の上下面を挟持している
ため、該抜き差し板200には高いシール性が確保され
ている。
【0017】又、カートリッジ本体側にはストッパ21
0が設けられており、該ストッパは抜き差し板200の
端部に係合している。
【0018】而して、カートリッジの使用に際しては、
ユーザーは従来と同様にトナーシール部材112の開口
外へ延出する部分を持って該トナーシール部材112を
矢印A方向に引けば、トナーシール部材112が抜き差
し板200から順次剥がれてトナー開口109が次第に
開かれる。尚、このとき、抜き差し板200にはトナー
シール部材112の引き抜き力が作用するが、前述のよ
うに該抜き差し板200にはストッパ210が係合して
いてその摺動が阻止されるため、抜き差し板200が現
像装置から抜け出ることがない。
【0019】そして、トナーシール部材112を抜き取
ると、抜き差し板200のトナー開口109が開き、ト
ナー容器内に収容されたトナーがトナー開口109を介
して現像容器側に供給されて現像に供される。尚、トナ
ーシール部材112を抜き取った後には、開口が隙間と
して残るが、この開口をモルトプレーン等の弾性材によ
って塞げばトナー漏れが確実に防がれる。
【0020】而して、トナーが消費されてトナー容器内
が空になったときには、カートリッジは画像形成装置本
体から取り外され、トナー容器内に新たにトナーが充填
されてカートリッジは再使用される。即ち、ストッパ2
10が押えられてこれの差し抜き板200との係合が解
除された状態で、差し抜き板200がカートリッジから
抜き取られ、この抜き取られた抜き差し板200に新た
にトナーシール部材112が接着されてトナー開口10
9が塞がれる。その後、抜き差し板200を元のカート
リッジに差し込み、トナー容器内に新しいトナーを充填
すれば、一旦使用済となったカートリッジを新品同様の
ものとして再び使用することができる。尚、抜き差し板
200を差し込んだ時点でパッキンによって抜き差し板
200がトナー容器に密着される。
【0021】図9は第3の従来例を示す断面図である。
(例えば、特開平08−305163号公報参照)図9
に示すシール方法は、トナー枠体と現像枠体の間のスリ
ットから板部材を挿入して前記トナー供給開口の周囲の
形状記憶部材を変形させ、前記形状記憶部材の変形によ
って生じた隙間から一方向に引き裂き性を有する配向性
シール部材を挿入し、前記形状記憶部材の形状を復元さ
せて前記挿入したシール部材を前記トナー供給開口の周
囲に押しつけることによって供給開口をシールする。
【0022】トナー枠体412にはトナー収納部に収納
したトナーを現像ローラ410dへ供給するためのトナ
ー供給開口412aが形成してあり、未使用のカートリ
ッジにあっては前記トナー供給開口412aを一軸延伸
の配向性を有するフィルムからなるカバーフィルム41
9aと、カバーフィルム419aを引き裂く幅を有する
と共にカバーフィルム419aの長手方向長さの2倍以
上の長さを有するポリエステル等からなるテアテープ4
19bとを一体的にしたシール部材によってシールして
ある。これは、カートリッジ出荷時や運搬時にトナー収
納部に充填したトナーが漏れないようにするためであ
る。従って、プロセスカートリッジを使用するときは、
テアテープ419bの自由端に取り付けた把手をもって
これを引き抜くと、カバーフィルム419aが一体化し
たテアテープ419bの幅で引き裂かれてトナー供給開
口が開封されるものである。
【0023】ここでシール部材は、トナー供給開口の周
囲に形成した取付座面412bに取り付ける。このと
き、現像枠体413側の接合面に形状記憶部材420を
設け、この形状記憶部材420によってシール部材を取
付座面412bに押しつけるようにしてトナー漏れを防
止している。この形状記憶部材420は形状変形しても
一定温度にすると形状が復元するものである。現像枠体
413に形状記憶部材420を取り付けるに際し、シー
ル部材の押しつけを確実にするために補助部材421を
介在させている。
【0024】シール部材の取り付けは、プロセスカート
リッジが新規カートリッジの場合とリサイクルカートリ
ッジの場合とで異なっている。
【0025】新規カートリッジの場合は、トナー枠体4
12と現像枠体413とが溶着される前であり、両枠体
412,413が分離しているために、トナー枠体41
2のシール取付座面412b上にシール部材419(テ
アテープ419bを開口の長手方向一方短で折り返した
状態)、押さえ部材としての形状記憶部材420、補助
部材421の順に置き、トナー枠体412と現像枠体4
13とを溶着した後で所定温度に加熱すると、形状記憶
部材420は復元状態に戻り、シール部材を取付座面4
12bに押さえつけてトナー供給開口をシールする。
【0026】一方、使用済カートリッジを回収してリサ
イクルするために、トナー供給開口を再度シールする場
合にはトナー枠体412と現像枠体13は溶着されて分離
出来ない。そのため、トナー枠体412と現像枠体13の
間のスリット(テアテープ419bの引き出し口)から
隙間拡大用の板部材を差し込み、形状記憶部材420を
押し退けて隙間を拡げると共に、残存しているカバーフ
ィルム419aを取り除く。次に現像ローラ410d等
の容易に取り外し可能な部品を取り外し、トナー枠体4
12内等にエアを吹きつけて清掃する。
【0027】次に新しいシール部材を前記隙間から挿入
するが、この隙間は形状記憶部材420が押し退けられ
た状態で変形しているために拡大しており、該隙間から
シール部材を容易に挿入することが出来る。尚、この挿
入に際しては挿入ガイド用の板部材等を使用してもよ
い。
【0028】前記のようにしてシール部材を取付座面4
12bの所定位置に挿入した後に、形状記憶部材420
を所定温度に加熱する。形状記憶部材420の加熱温度
は50℃〜80℃程度であり、プロセスカートリッジ全
体を例えばトンネル炉或いはバッチ式乾燥機に入れて約
10分前後加熱すればよい。これにより形状記憶部材42
0の形状が変形状態からし、シール部材をシール取付座
面412bに押しつけるため、トナー供給開口が再シー
ルされる。
【0029】次に前記シールが確実にされていることを
エア漏れ試験等によって確認し、トナー収納部にトナー
を再充填して充填口をキャップで被蓋する。そして現像
ローラ410d等を取り付けて再度プロセスカートリッ
ジを組み立てる。
【0030】これによって新規カートリッジと同等の機
能を有するリサイクルカートリッジを構成することが出
来る。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術
は、トナーケース出口の密閉性と開閉容易性が求められ
るが、接着(溶着)、シャッター方式では、EPカート
リッジの使用前に内部のトナーが漏れない様に、トナー
ケース出口をシート状のトナーシールを熱溶着や接着等
の方法を用いて貼り付け密閉している。一方、ユーザー
がプリンタを使用する際は現像部にトナーが供給できる
ようEPカートリジからトナーシールを剥がす必要があ
り、トナーシールの取外しには利用者が行う為容易(軽
い力、簡単な方法)で確実(開口が不十分の場合トナー
供給不足により濃度ムラなどの機能障害を生ずる)に開
口させる必要が有る。また使用済みEPカートリッジに
トナーを充填し、再度トナーシールで密閉する必要もあ
る。しかし、熱溶着や接着方法では、トナーケース出口
のトナーシール剥離面には凹凸が生じ、再度トナーシー
ルを付けた場合、隙間ができ気密性が損なわれる。
【0032】又、シャッター方式での開閉は容易に可能
であるが、その分密閉性が損なわれトナーの漏れが生じ
易い等の問題があった。
【0033】
【課題を解決するための手段】第1の発明のトナーシー
ルは、トナーが充填されるトナー容器の出口を覆うトナ
ーシールにおいて、硬質材の板と軟質材の板とを部分的
溶着し、非溶着部分に流体を封入したシール部を含ん
構成される。
【0034】第2の発明のトナーシールは、トナーが充
填されるトナー容器の出口を覆うトナーシールにおい
て、硬質材の板と軟質材の板の周辺部と中央部とを融着
し、非溶着部分に流体を封入したシール部を含んで構成
される。
【0035】第3の発明のトナーシールは、第1または
第2の発明において、前記シール部の一端に加圧部の一
端が接合され、当該加圧部がシール部を押し付ける。
【0036】第4の発明のトナーシールは、第3の発明
において、前記加圧部の他端に保持部の一端が接合さ
、当該保持部が加圧部を押さえる。
【0037】第5の発明のトナーシールは、第4の発明
において、前記保持部の他端に前記シール部をトナー容
器に固定するための突起を有する。
【0038】第6の発明のトナーシールは、第1ないし
第5の発明において、前記非溶着部分に気体又は液体を
封入した。
【0039】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0040】図1(a),(b)は本発明の一実施形態
を示す斜視図および断面図である。図1(a),(b)
に示すトナーシールは、硬質材510の板と軟質材51
1の板の周辺部と中央部512とを融着し、非溶着部分
に気体520を封入したシール部501とを含んで構成
される。シール部501の一端に加圧部502の一端が
接合され、加圧部502の他端に保持部503の一端が
接合され、保持部503の他端にシール部501を固定
するための突起を有する。前記非溶着部分には液体を封
入しでもよい。
【0041】シール部501は硬質材510と軟質材5
11の貼り合わせで袋状になっており、水や空気などの
気体520または液体が封入されている。加圧部502
でシール部501を押しつける圧力がシール部501表
面に働き膨張させる。その圧力でトナーケースに密着す
ることで、トナーケース出口を密閉する。
【0042】図2は本発明のトナーシールを取付けたE
Pカートリッジの断面図である。開口部505には押え
板508が固定されている。シール部501は押え板5
08とトナーケース504間にあり、これらに密着して
いる。
【0043】図3は図2A方向からの透視図である。シ
ール部501は袋状になり中には気体又は液体が封入さ
れている。加圧部502がシール部501を押し、更に
保持部503が加圧部502を押さえている。
【0044】シールで開口部を閉めている状態を説明す
る。図3の様に保持部503(ABSなどの樹脂材が良
い)で固定された加圧部502(弾性のあるゴムやスプ
リングなどが良い)がシール部501(硬質材510は
ポリカーボネートなどの硬質樹脂、軟質材511はポリ
エチレン樹脂など弾性のある高分子シートが良く、シー
ル部501はこれらの貼り合わせからなる)を圧力Fで
押付ける事で、その圧力はシール部501に封入された
流体(液体や気体、例えば水や空気など)の圧力伝達に
より、シール部501の表面を圧力Fで膨張させようと
する。図2の様にシール部501はトナーケース504
(PCなどの樹脂材が良い)と押え板508間で膨張す
る為、B部で密着する。この際開口部505でシール部
501の圧力が損失しない様に、シール部501の中央
部512を貼り合わせ膨張を防止する。加圧部502の
圧力Fは、B部に多少凹凸があっても均等にFの力で働
きシール部とB部を密着させる為、トナー506の漏れ
を防ぐことができる。
【0045】次に開口部を開く場合を説明する。図4は
図2のC方向からの断面図であり、本発明のトナーシー
ルから圧力Fを除いた状態である。シール引抜き部50
9はシール引抜き後トナーが漏れない様に、狭い隙Dに
なっている。
【0046】シール部501は見かけ上隙間Dより厚
い。しかしシール部501をE方向に引くと内側の圧力
が上がり外側の圧力が下がる。その圧力差でシール部5
01内の流体が狭い隙間Dを通り抜けてG方向に抜ける
事で、シール部501はシートの厚み程度に薄くなり、
引抜くことが可能となる。
【0047】図5は本発明のトナーシールを除いたEP
カートリッジの断面図である。トナーケース504には
開口部505がありトナー506は、開口部を通りデベ
ローラ507等に供給される。
【0048】次に、トナーシールを挿入し開口部を閉じ
る場合について説明する。シール部501は硬質材と軟
質材の貼り合わせからなっておりその硬質材の腰がある
ことで、シール部501をシール引抜き部9から押し込
むことが出来る。そして、中の液体が引抜き時と同じに
薄い隙間Dを通過するので、シール部501は隙間Dを
通過することができ、トナーシールは挿入することがで
きる。
【0049】また、流体の入っていないシール部501
を挿入後、その袋の口から流体を封入し閉じる方法もあ
る。図6のように最後に保持部503を穴に引っかけ、
加圧部502を押しシール引抜き部9を押すことで完了
する。
【0050】
【発明の効果】本発明のトナーシールは、トナーシール
の厚みを変えることができ、厚くし接着すること無しに
密閉性を確保でき輸送時のトナー漏れを防ぐことができ
る。トナーシールの厚みを薄くすることで、シールの引
抜きが容易になる。さらに接着しないので再度開口部を
塞ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本発明の一実施形態を示す斜
視図および断面図である。
【図2】本発明のトナーシールを取付けたEPカートリ
ッジの断面図である。
【図3】図2のA方向からの透視図である。
【図4】図2のC方向からの断面図である。
【図5】本発明のトナーシールを除いたEPカートリッ
ジの断面図である。
【図6】本発明の一使用例を示す断面図である。
【図7】(a),(b)は第1の従来例を示す断面図お
よび部分斜視図である。
【図8】第2の従来例を示す斜視図である。
【図9】第3の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
501 シール部 502 加圧部 503 保持部 510 硬質材 511 軟質材 512 中央部 520 気体

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナーが充填されるトナー容器の出口を覆
    うトナーシールにおい て、 硬質材の板と軟質材の板とを部分的溶着し、非溶着部分
    流体を封入したシール部を含むことを特徴とするトナ
    ーシール。
  2. 【請求項2】トナーが充填されるトナー容器の出口を覆
    うトナーシールにおい て、 硬質材の板と軟質材の板の周辺部と中央部とを融着し、
    非溶着部分に流体を封入したシール部を含むことを特徴
    とするトナーシール。
  3. 【請求項3】前記シール部の一端に加圧部の一端が接合
    され、当該加圧部がシ ール部を押し付ける請求項1又は
    2に記載のトナーシール。
  4. 【請求項4】前記加圧部の他端に保持部の一端が接合さ
    、当該保持部が加圧 部を押さえる請求項3に記載のト
    ナーシール。
  5. 【請求項5】 前記保持部の他端に前記シール部をトナ
    ー容器に固定するための突起を有する請求項4に記載の
    トナーシール。
  6. 【請求項6】 前記非溶着部分に気体又は液体を封入し
    請求項1〜5のいず れかに記載のトナーシール。
JP22724499A 1999-08-11 1999-08-11 トナーシール Expired - Fee Related JP3316195B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22724499A JP3316195B2 (ja) 1999-08-11 1999-08-11 トナーシール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22724499A JP3316195B2 (ja) 1999-08-11 1999-08-11 トナーシール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001051505A JP2001051505A (ja) 2001-02-23
JP3316195B2 true JP3316195B2 (ja) 2002-08-19

Family

ID=16857786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22724499A Expired - Fee Related JP3316195B2 (ja) 1999-08-11 1999-08-11 トナーシール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3316195B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4900552B2 (ja) * 2005-03-17 2012-03-21 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
US8023864B2 (en) 2007-04-27 2011-09-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Toner cartridge and developing apparatus
KR100863292B1 (ko) * 2008-06-12 2008-10-16 주식회사 서광양행 재생 프로세스 카트리지와 재생 프로세스 카트리지의씰링장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001051505A (ja) 2001-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6118958A (en) Sealing member, sealing member mounting method, developing apparatus, process cartridge, process cartridge remanufacturing method and image forming apparatus
EP0632342B1 (en) Remanufacturing method of a process cartridge
JP5980064B2 (ja) 現像装置の製造方法及びプロセスカートリッジの製造方法
US9341983B2 (en) Developer accommodating unit, developing device, process cartridge and image forming apparatus
JPH10143050A (ja) プロセスカートリッジ、現像剤容器、残余現像剤容器、プロセスカートリッジの組立方法、プロセスカートリッジの現像剤再充填方法、プロセスカートリッジに用いられる支持枠体及び支持枠体の組立て方法
JP3555102B2 (ja) シール部材及び収納容器並びに該シール部材を有する容器
JP3281483B2 (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5489883B2 (ja) カートリッジ
JP3316195B2 (ja) トナーシール
JP4553286B2 (ja) トナー補給装置、および画像形成装置
JP5277710B2 (ja) 現像剤格納容器及び画像形成装置
JPH0934337A (ja) 画像形成装置、プロセスカートリッジ及び現像装置
JPH0926743A (ja) プロセスカートリッジおよび現像装置および画像形成装置
JPH11212349A (ja) 現像剤補給容器および画像形成装置
JP4208521B2 (ja) 現像剤補給容器
JP3970275B2 (ja) プロセスカートリッジおよび現像カートリッジ
JP2879982B2 (ja) プロセスカートリッジ
JP2003241494A (ja) 収容部材、現像剤収容器、現像装置及びプロセスユニット
JP2002229319A (ja) 画像形成機のためのプロセスユニット
JP3154592B2 (ja) 現像剤収容容器の再シール部材、この再シール部材を使用した現像剤収容容器の再シール方法、プロセスカートリッジの再シール方法
JP3987324B2 (ja) 現像剤容器用シール部材
JP2001356598A (ja) シール材及び現像剤収納容器及び現像装置及びプロセスカートリッジ
JP2003098815A (ja) トナー容器
WO2016204242A1 (ja) トナー補給方法、トナーカートリッジの製造方法、及びトナーカートリッジ
JPH07325483A (ja) トナーカートリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees