JP3315661B2 - 輸液装置 - Google Patents

輸液装置

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JP3315661B2 JP05061899A JP5061899A JP3315661B2 JP 3315661 B2 JP3315661 B2 JP 3315661B2 JP 05061899 A JP05061899 A JP 05061899A JP 5061899 A JP5061899 A JP 5061899A JP 3315661 B2 JP3315661 B2 JP 3315661B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には医療用
の輸液装置に関し、特に種々の薬液を一定圧力で持続的
に人体に注入するための小型かつ軽量の輸液装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、シリンジに充填された薬液を、シ
リンジから自動的に吐出して所定の医療器具を介して人
体へ注入を行う輸液装置が知られている。かかる輸液装
置として、シリンジと、シリンジ内で液密かつ摺動自在
なガスケットと、ガスケットの後部に取り付けられたロ
ッドと、シリンジが固定されるハウジングと、ハウジン
グに対して回動自在なオスネジ部材と、オスネジ部材に
螺進可能に螺合されたナットとが備えられたものが従来
知られている。
【0003】前記構成の輸液装置によれば、内部に薬液
等が充填されたシリンジは、その後端から突出したロッ
ドがナットにより軸方向に押されるようオスネジ部材に
平行してハウジングに設置される。そして、シリンジは
クランプアームによりハウジングに固定される。続いて
オスネジ部材が回転され、これに伴いナットが螺進して
ロッド及びガスケットを押すことで薬液等がシリンジか
ら吐出されて輸液が行われる。輸液終了後はクランプア
ームから解放されることでシリンジはハウジングから取
り外される。以上のようにこの輸液装置によれば、クラ
ンプアームによりシリンジをハウジングに対して容易に
着脱することができる。しかし、前記輸液装置において
はシリンジがオスネジ部材と並列に設けられる分だけ一
定のサイズを要し、この分のサイズをも省略して輸液装
置のコンパクト化が図られることが望ましい。
【0004】かかるコンパクト化の条件を満たす輸液装
置として、例えば、特開平7−194703号に開示さ
れているものが知られている。この輸液装置には、シリ
ンジと、シリンジ内で液密かつ摺動自在なガスケット
と、シリンジが固定されるハウジングと、ハウジングに
対して回動自在なオスネジ部材と、内周面においてオス
ネジ部材に螺進可能に螺合される略円筒状の中空ロッド
とが備えられている。前記輸液装置によれば、まず、シ
リンジに薬液が充填された状態でガスケットの後部に設
けられたメスネジ部に中空ロッドの外周先端部に設けら
れたオスネジ部が螺着される。さらに、シリンジの外周
後端部に設けられた突条に係止されたナットがハウジン
グに螺着されることでシリンジがオスネジ部材と同心に
直列してハウジングに固定される。続いてオスネジ部材
が回転され、これに伴い中空ロッドが螺進してガスケッ
トがシリンジ先端方向に押され、シリンジから液体が吐
出されて輸液が行われる。輸液終了後はナットがハウジ
ングから螺脱され、さらにガスケットが中空ロッドの先
端部から螺脱されることでシリンジがハウジングから取
り外される。以上のようにこの輸液装置は、シリンジが
オスネジ部材と同心に直列に設けられる分、両者が並列
に設けられる上述の構成の輸液装置と比較してコンパク
ト化されている。しかし、シリンジをハウジングに着脱
するために上述のような螺着又は螺脱作業を行うことは
煩わしさを伴う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる背景
に鑑み、シリンジをハウジングに容易に着脱することが
できるとともに、コンパクトな輸液装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の輸液装置は、内部に液体が充填されるシリン
ジと、該シリンジ内に液密かつ摺動自在に設けられたガ
スケットと、該シリンジが固定されるハウジングと、該
ハウジングに回動自在に設けられたオスネジ部材と、該
オスネジ部材に螺進可能に螺合されるメスネジ部材とを
備え、前記オスネジ部材が回転されることで前記メスネ
ジ部材が該オスネジ部材に対して軸方向に螺進し、該メ
スネジ部材の螺進に連動して前記ガスケットが前記シリ
ンジの先端方向に移動することで該シリンジから液体が
吐出される輸液装置において、前記シリンジの後方から
突出して該シリンジ内の前記ガスケットと連動するロッ
ドが設けられ、該ロッドにはスリットが設けられ、該ロ
ッドが該スリットを介して前記オスネジ部材に軸方向に
移動可能に嵌合されたとき、前記シリンジを前記ハウジ
ングに固定する固定部材を設けたことを特徴とする。
【0007】前記輸液装置によれば、輸液に際してま
ず、シリンジに薬液等の液体が充填される。続いて、シ
リンジ内のガスケットに連結されたロッドが、スリット
を介してオスネジ部材に軸方向に移動可能に嵌合され
る。そして、ロッドはオスネジ部材の回転に伴うメスネ
ジ部材の螺進により移動可能に設置され、このとき固定
部材によりシリンジがハウジングに固定される。こうし
てシリンジがハウジングに取り付けられる。この状態か
らオスネジ部材が回転することでメスネジ部材が螺進
し、これによりロッド、さらにはガスケットがシリンジ
の先端方向に移動し、シリンジから液体が吐出されて輸
液が行われる。輸液終了後は、シリンジは固定手段から
解放され、ロッドがスリットを介してオスネジ部材から
抜脱されてシリンジがハウジングから取り外される。以
上のように構成したので、螺着・螺脱作業を何ら行うこ
となく、ハウジングに対してシリンジを容易に着脱する
ことができる。また、ロッドがスリットを介してオスネ
ジ部材に嵌合されてシリンジがオスネジ部材と直列に設
けられており、両者が並列に設けられた場合と比較して
輸液装置をコンパクトにすることができる。従って、前
記輸液装置は、シリンジをハウジングに容易に着脱可能
であり、かつ、コンパクトであり、携帯に適するととも
に使い勝手が良い。
【0008】前記輸液装置において、前記ロッドがその
後端部において前記メスネジ部材と一体に形成され、該
メスネジ部材に該ロッドの前記スリットに連続して螺合
用スリットが設けられ、前記メスネジ部材が前記螺合用
スリットを介して前記オスネジ部材に螺合されてもよ
い。このとき、オスネジ部材に対してロッドがスリット
を介して嵌脱されるとともに、メスネジ部材が螺合用ス
リットを介して螺合・抜脱されるため、ハウジングに対
してシリンジを容易に着脱することができる。
【0009】ロッドがメスネジ部材から独立している前
記輸液装置において、前記スリットにより前記ロッドが
対称に分割されてもよい。また、ロッドがその後端部で
メスネジ部材と一体に形成されている前記輸液装置にお
いて、前記スリットにより前記ロッドが径方向に対称に
分割されているとともに、前記螺合用スリットにより前
記メスネジ部材が径方向に対称に分割されていてもよ
い。前記2つの構成によれば、オスネジ部材に対してい
ずれの分割方向からもロッドをスリットを介して嵌脱さ
せることができる。また、後者の構成によれば、オスネ
ジ部材に対していずれの分割方向からもメスネジ部材を
螺合用スリットを介して螺合・抜脱させることができ
る。即ち、オスネジ部材に対するロッドの嵌脱、又は当
該嵌脱に加えてメスネジ部材の螺合・抜脱の方向に選択
の幅が生じる。これにより、スリット又はスリット及び
螺合用スリットの位置をオスネジ部材に合わせる手間を
軽減させることができる。
【0010】ロッドがその後端部でメスネジ部材と一体
に形成されている前記輸液装置において、前記メスネジ
部材を内径方向に押圧する押圧部材が設けられているこ
とが好ましい。このとき、メスネジ部材がオスネジ部材
に一層確実に螺合され、オスネジ部材の回転によりメス
ネジ部材を確実に螺進させることができる。特に、メス
ネジ部材が螺合用スリットにおいて分割されているとき
は、メスネジ部材が分割されたままオスネジ部材に螺合
しないという事態を防止して、メスネジ部材を確実に螺
進させることができる。この結果、ロッドに連結された
ガスケットをシリンジ先端方向に移動させて確実に輸液
を行うことができる。
【0011】押圧部材が設けられた前記輸液装置におい
て、前記ハウジングに着脱自在のカバーを設け、該カバ
ーの内側に前記押圧部材を設け、前記カバーが前記ハウ
ジングに取り付けられたときに前記シリンジが該ハウジ
ングに固定されるとともに、該押圧部材により前記メス
ネジ部材が内径方向に押圧されるようにしてもよい。こ
のとき、カバーをハウジングに取り付けることで、シリ
ンジをハウジングに固定すると同時にメスネジ部材が内
径方向に押圧される。従って、輸液装置を携帯して使用
している際にシリンジがハウジングから外れたり、両ネ
ジ部材が螺合せず輸液が行われないという事態を回避す
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の輸液装置の実施形態を図
面を参照しながら説明する。図1は本実施形態の輸液装
置の説明的構成図であり、図2は本実施形態の輸液装置
の説明的上面図である。
【0013】図1に示すように、本実施形態の輸液装置
には、内部に薬液等の液体が充填される略円筒状の透明
な合成樹脂よりなるシリンジ1と、シリンジ1内に液密
かつ摺動自在に設けられた略円柱状のゴム材料からなる
ガスケット2と、シリンジ1が固定される略直方体状の
ハウジング3と、ハウジング3に回動自在に設けられた
略円柱状のオスネジ部材4と、オスネジ部材4に対して
螺進可能に螺合される略ナット状のメスネジ部材5とが
備えられている。
【0014】また、ガスケット2が先端部に取り付けら
れた略直方体状のロッド6がシリンジ1の後方から突出
して設けられており、ロッド6はその後端部においてメ
スネジ部材5と一体に形成されている。ロッド6はスリ
ット7により半分割されており、メスネジ部材5はスリ
ット7に連続する螺合用スリット8により同様に半分割
されている。なお、メスネジ部材5及びロッド6は弾発
性を有する合成樹脂より形成されている。
【0015】ハウジング3の上面にはシリンジ1が載置
される載置部9と、シリンジ1の後端部外周に環状に突
出した突条10が係止される係止溝11と、オスネジ部
材4の一端が支持される支持部材12と、メスネジ部材
5が摺動するスライド部13と、オスネジ部材4の他端
が支持される略蒲鉾形状の隆起部14とが先端から後端
に至るまで順に設けられている。隆起部14にはピボッ
ト軸15により揺動自在で、かつハウジング3の上面全
体を覆うように取付可能な略半円筒状のカバー16が設
けられている。カバー16の内側には、スライド部13
に対応する位置に略長方形板状の一対の押圧部材17、
17が縦方向に対称に設けられており、載置部9の先端
に対応する位置に横に延びて突出した弧状部材(固定部
材)18が設けられている。また、カバー16には、載
置部9に対応する位置に窓19が設けられている。
【0016】ハウジング3には、電気モータ20と、電
池21と、制御回路22と、液晶パネル23と、スイッ
チ24とが設けられている。電気モータ20の回転軸に
は小径のプーリ25が同心に連結され、小径のプーリ2
5はオスネジ部材4と同心に連結された大径のプーリ2
6とベルト27を介して連結されている。これにより、
オスネジ部材4は電気モータ20よりゆっくりと回転す
る。制御回路22は、電池21から電気モータ20への
給電量を制御して電気モータ20の回転量及び回転速度
を制御するとともに、電気モータ20への給電量からシ
リンジ1からの液体の吐出量及び吐出率を求める。制御
回路22により求められた液体の吐出量及び吐出率は、
液晶パネル23に表示される。スイッチ24は使用者に
よりON/OFFが切り替えられ、これに応じて電気モ
ータ20への給電が開始・停止される。
【0017】前記構成の輸液装置の使用方法について図
2を用いて説明する。まず、シリンジ1に薬液等の液体
が充填された後、シリンジ1がハウジング3の載置部9
に載置される。このとき、図2(a)に示すようにシリ
ンジ1の突条10がハウジング3の係止溝11に係止さ
れる。また、ロッド6がスリット7を介してオスネジ部
材4に嵌合され、メスネジ部材5が螺合用スリット8を
介してオスネジ部材4に螺合される。シリンジ1の先端
は図示しない医療器具に接続される。
【0018】続いて、カバー16をピボット軸15を軸
として倒すようにハウジング3に取り付ける。すると、
図2(b)に示すように押圧部材17によりメスネジ部
材5が横から内径方向に押圧される。また、弧状部材1
8によりシリンジ1の先端部が押圧され、シリンジ1が
全体としてハウジング3に押し付けられるようにして固
定される。スイッチ24がONとされると電気モータ2
0が回転し、これに伴ってオスネジ部材4も回転する。
メスネジ部材5はハウジング3のスライド部13の位置
に対応させてカバー16に設けられた押圧部材17によ
り内径方向に押圧されてオスネジ部材4に確実に螺合す
るとともに、回転が防止されている。これにより図2
(c)に示すようにメスネジ部材5がハウジング3のス
ライド部13に摺動しながら螺進する。そして、ロッド
6がガスケット2をシリンジ1の先端方向に移動させ、
シリンジ1から薬液等が吐出されて輸液が行われる。
【0019】輸液終了後は、まず、カバー16をハウジ
ング3から取り外す。これによりメスネジ部材5が押圧
部材17の押圧から解放され、シリンジ1は固定部材1
8の押圧から解放される。続いて、メスネジ部材5を螺
合用スリット8を介してオスネジ部4から取り外し、ロ
ッド6をスリット7を介してオスネジ部から取り外し
て、シリンジ1を載置部9から取り上げる。これにより
シリンジ1がハウジング3から取り外され、取り外され
たシリンジ1は廃棄等される。
【0020】以上のようにシリンジ1を載置部9に載置
した後でカバー16をハウジング3に着脱するだけで、
シリンジ1をハウジング3に着脱することができる。即
ち、前述した従来の輸液装置のように螺着又は螺脱作業
を行うことなく、容易にシリンジ1をハウジング3に着
脱することができる。また、ロッド6がスリット7を介
してオスネジ部材4に嵌合されてシリンジ1がオスネジ
部材4と直列に設けられており、両者が並列に設けられ
た場合と比較して輸液装置をコンパクトにすることがで
きる。従って、本実施形態の輸液装置は、シリンジ1を
ハウジング3に容易に着脱可能であり、かつ、コンパク
トであり、携帯に適しているとともに使い勝手がよい。
【0021】本実施形態の輸液装置においては、メスネ
ジ部材5とロッド6とが一体に形成されているが、他の
実施形態として両者を別個独立に設け、メスネジ部材は
定常的にオスネジ部材に螺合されているようにしてもよ
い。当該実施形態の輸液装置においても、前記実施形態
の輸液装置と同様に、ロッドがスリットを介してオスネ
ジ部材に嵌脱され、カバーがハウジングに着脱されるこ
とでシリンジをハウジングに対して容易に着脱すること
ができる。従って、当該実施形態の輸液装置も、シリン
ジをハウジングに容易に着脱可能であるとともに、コン
パクトで携帯に適しており、使い勝手がよい。
【0022】本実施形態の輸液装置においては、ロッド
6、メスネジ部材5がそれぞれスリット7、螺合用スリ
ット8により半分割されている。このため、オスネジ部
材4に対していずれの分割方向からでも位置合わせでき
るため、ロッド6の嵌脱及びメスネジ部材5の螺合・抜
脱が容易となる。これに対し、他の実施形態としてロッ
ド、メスネジ部材の断面がともに略U字形状になるよう
にそれぞれスリット、螺合用スリットを設けてもよい。
この実施形態によれば、オスネジ部材に対してロッド及
びメスネジ部材を一方向からしか嵌脱又は螺合・抜脱さ
せることができない。しかし、ロッド及びメスネジ部材
のロッド及びメスネジ部材は、断面からみて略U字形状
の底部によりスリット及び螺合用スリットが拡がる方向
について、半分割された前記実施形態と比較して強度を
有する。このため、螺合用スリットが拡がり過ぎること
がなく、押圧部材を省略しても両ネジ部材を確実に螺合
させることができる。なお、ロッドとメスネジ部材とが
別個独立に設けられている前記実施形態の輸液装置にお
いても、ロッドの断面が略U字形状になるようにスリッ
トを設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の輸液装置の説明的構成図
【図2】本実施形態の輸液装置の説明的上面図
【符号の説明】
1‥シリンジ、2‥ガスケット、3‥ハウジング、4‥
オスネジ部材、5‥メスネジ部材、6‥ロッド、7‥ス
リット、8‥螺合用スリット、16‥カバー、17‥押
圧部材、18‥弧状部材(固定部材)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に液体が充填されるシリンジと、該シ
    リンジ内に液密かつ摺動自在に設けられたガスケット
    と、該シリンジが固定されるハウジングと、該ハウジン
    グに回動自在に設けられたオスネジ部材と、該オスネジ
    部材に螺進可能に螺合されるメスネジ部材とを備え、前
    記オスネジ部材が回転されることで前記メスネジ部材が
    該オスネジ部材に対して軸方向に螺進し、該メスネジ部
    材の螺進に連動して前記ガスケットが前記シリンジの先
    端方向に移動することで該シリンジから液体が吐出され
    る輸液装置において、 前記シリンジの後方から突出して該シリンジ内の前記ガ
    スケットと連動するロッドが設けられ、該ロッドにはス
    リットが設けられ、該ロッドが該スリットを介して前記
    オスネジ部材に軸方向に移動可能に嵌合されたとき、前
    記シリンジを前記ハウジングに固定する固定部材を設け
    たことを特徴とする輸液装置。
  2. 【請求項2】前記ロッドがその後端部において前記メス
    ネジ部材と一体に形成され、該メスネジ部材に該ロッド
    の前記スリットに連続して螺合用スリットが設けられ、
    前記メスネジ部材が前記螺合用スリットを介して前記オ
    スネジ部材に螺合されることを特徴とする請求項1記載
    の輸液装置。
  3. 【請求項3】前記スリットにより前記ロッドが径方向に
    対称に分割されていることを特徴とする請求項1記載の
    輸液装置。
  4. 【請求項4】前記スリットにより前記ロッドが径方向に
    対称に分割されているとともに、前記螺合用スリットに
    より前記メスネジ部材が対称に分割されていることを特
    徴とする請求項2記載の輸液装置。
  5. 【請求項5】前記メスネジ部材を内径方向に押圧する押
    圧部材が設けられていることを特徴とする請求項2又は
    請求項4に記載の輸液装置。
  6. 【請求項6】前記ハウジングに着脱自在のカバーを設
    け、該カバーの内側に前記押圧部材を設け、前記カバー
    が前記ハウジングに取り付けられたときに前記シリンジ
    が該ハウジングに固定されるとともに、該押圧部材によ
    り前記メスネジ部材が内径方向に押圧されることを特徴
    とする請求項5記載の輸液装置。
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