JP4890052B2 - 薬液注入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、薬液シリンジから薬液を注入する薬液注入装置および薬液注入システムに関する。
医療用の画像診断装置としては、CT(Computed Tomography)スキャナ、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、PET(Positron
Emission Tomography)装置、アンギオ装置、およびMRA(MR Angio)装置などがある。これらの装置を使用する際は、被験者に造影剤や生理食塩水などの薬液を注入する必要がある。そこで、薬液の注入を自動で行う種々の薬液注入システムが提案され、実用化されている(例えば、特許文献1,2参照。)。
従来の薬液注入システムの一例について説明する。薬液注入システムは、薬液注入装置と、MRI装置といった画像診断装置とを有する。薬液注入装置は、図8に示すように、薬液シリンジ10を2つまで装着できる注入ヘッド20を有している。
薬液シリンジ10は、シリンダ部材11と、シリンダ部材11内にスライド自在に挿入されているピストン部材12とを有する。シリンダ部材11の前端面には導管部14が形成されている。シリンダ部材11の後端部およびピストン部材12の後端部には、それぞれフランジ15,16が形成されている。
注入ヘッド20は、薬液シリンジ10が着脱自在に装着されるシリンジ装着部22と、保持された薬液シリンジ10を動作させるシリンジ駆動機構を内蔵した注入ヘッド本体部21と、を有する。シリンジ駆動機構は、注入ヘッド本体部21からシリンジ装着部22に向かって突出している、モータ駆動によって前進および後退するロッド22aを有し、その先端部には、ピストン部材12のフランジ16を保持するフランジチャック22bが設けられている。シリンジ装着部22は、薬液シリンジ10のシリンダ部材11を保持するU字溝状の2つの保持凹部23を有する。フランジチャック22bは、ロッド22aの進退移動に伴って保持凹部23内を保持凹部23に沿って往復移動する。
薬液シリンジ10は、ジ保持凹部23にシリンダ部材11が装着されることによって、注入ヘッド20に保持される。その後、ピストン部材12のフランジ16がフランジチャック22bに保持される。この状態でロッド22aを進退移動させることによって、ピストン部材12がシリンダ部材11内でスライドし、導管部14を介してシリンダ部材11内に薬液が充填されたり、充填された薬液がシリンダ部材11から吐出(患者に対して注入)されたりする。
薬液注入システムは、末端部分が2つに分岐した分岐管18も有している。分岐管18の2つの末端部分は各薬液シリンジ10の導管部14に個々に連結されている。分岐管18の先端部分には、例えば、延長チューブを介してカテーテルが連結され、このカテーテルが挿入される。
この薬液注入システムでは、各薬液シリンジ10により2種類の薬液を被験者に注入することができる。例えば、被験者の断層画像を撮影する場合は、この薬液注入システムによって、被験者に造影剤を注入してから、注入した造影剤を生理食塩水で後押しすることができる。
特開2002−11096号公報 特開2002−102343号公報
しかしながら、上述した従来の薬液注入システムでは、薬液シリンジのピストン部材を移動させるロッドは、シリンジ保持部の保持凹部に沿って移動する。そのため、誤って操作者の指が保持凹部のロッドが移動する領域内に存在している状態でロッドを引き込ませると、注入ヘッドの筐体とフランジチャックとの間に指が挟まれてしまう場合があった。フランジチャックと筐体との間に指が挟まれると、操作者が怪我をするだけでなく、薬液注入装置の正常な動作が阻害されてしまう。
そこで本発明は、薬液シリンジから被験者への薬液の注入を自動で行う薬液注入装置において、ピストン駆動機構のロッド移動領域内に異物が入るのを防止することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の薬液注入装置は、シリンダ部材と、シリンダ部材にスライド自在に挿入されているピストン部材と、を有する薬液シリンジが装着され、装着された薬液シリンジを操作して薬液注入を行う薬液注入装置であって、シリンダ部材に対してピストン部材がスライドできるように薬液シリンジが装着される溝状の凹部が設けられているとともに、ピストン部材を進退移動させる駆動ロッドを備えた注入ヘッドを有している。凹部は、薬液シリンジのシリンダ部材を保持する第1の部分と、駆動ロッドが移動する第2の部分と、を有しており、第2の部分は駆動ロッドが露出しないようにカバー部材で覆われている。このようなカバー部材を設けることによって、駆動ロッドの移動範囲内に誤って指などを入れてしまうことが防止される。本発明の薬液注入装置は、カバー部材の内側からカバー部材に向けて光を照射する発光体をさらに有し、カバー部材は、発光体からの光を透過する部材で構成され、駆動ロッドの動きを目視で認識できるようになっている。
本発明の薬液注入装置において、駆動ロッドは、駆動ロッドを駆動する駆動機構が内蔵された注入ヘッド本体から突出して設けられ、駆動ロッドの先端部にはピストン部材が着脱自在に装着されるチャック部が設けられ、かつ、カバー部材は、一端部および他端部がそれぞれチャック部および注入ヘッド本体に固定されて、チャック部が移動することによって伸縮する構成とすることができる、この場合、カバー部材としては、蛇腹状の側面を有しているもの、あるいは互いにスライド自在となるように入れ子状に嵌め合わせて構成された複数のスライド体を有しているものを用いることができる。また、カバー部材の表面または裏面が凹凸構造を有していれば、カバー部材を透過する光のゆらぎによって、カバー部材の動き、すなわち薬液シリンジのピストン部材の動きを容易に把握できる。
本発明によれば、カバー部材によって、駆動ロッドの移動範囲内に誤って指などを入れてしまうことが防止されるので、指の挟み込みによる怪我や、薬液注入装置の動作が阻害されるのを防止することができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態による薬液注入システムの斜視図である。図3を参照すると、薬液注入システム1000は、薬液注入装置100と、透視撮像装置であるMRI装置300と、を有している。MRI装置300は、被験者から透視画像を撮像する撮像実行機構である透視撮像ユニット301と、透視撮像ユニット301の動作を制御する撮像制御ユニット302と、を有している。
薬液注入装置100は、図2に示すように、2本の薬液シリンジ200P、200Cを装着可能な注入ヘッド110と、注入ヘッド110とケーブル102で電気的に接続された、注入ヘッド110の動作を制御する注入制御ユニット101と、を有している。注入ヘッド110は、装着される薬液シリンジ200P、200Cを操作して被験者に薬液を注入するものであり、キャスタスタンド111の上端部に、可動アーム112を介して支持されている。
注入制御ユニット101は、操作パネル103、タッチパネル104、スピーカユニット105、等が本体ハウジング106の前面に配置されている。また、注入制御ユニット101には、コントローラユニット107がケーブル108を介して電気的に接続されている。
図3に示すように、注入ヘッド110は、2本の薬液シリンジ200P、200Cを着脱自在に装着するものであり、薬液シリンジ200P、200Cが着脱自在に装着されるシリンジ装着部113と、装着された薬液シリンジ200P、200Cを動作させるシリンジ駆動機構を内蔵した注入ヘッド本体部116と、を有する。さらに、本実施形態の薬液注入装置は、基本的には注入制御ユニット101(図2参照)からの指令により注入ヘッド110の動作が制御されるが、簡単な手動操作を受ける操作パネル118が、注入ヘッド本体部116の上面にも設けられている。
薬液シリンジ200C、200Pは、先端部に導管部212が形成されたシリンダ部材210と、シリンダ部材210内にスライド自在に挿入されるピストン部材220と、を有している。シリンダ部材210およびピストン部材220の後端部には、それぞれフランジ213、221が形成されている。本実施形態では、一方の薬液シリンジ200Cには薬液として造影剤が充填され、他方の薬液シリンジ200Pには、薬液として生理食塩水が充填される。
薬液シリンジ200C、200Pには、分岐管230を接続することができる。分岐管230は、2つに分岐した末端部分と、1つに集約した先端部分と、を有し、先端部分には延長チューブを介してカテーテルが連結される。
注入ヘッド本体部116からは、シリンジ駆動機構によって独立して駆動される2つの駆動ロッド117が突出している。駆動ロッド117の先端部には、ピストン部材220のフランジ221が着脱自在に装着されるフランジチャック117aが設けられている。各駆動ロッド117はそれぞれ、作動時にも磁界を発生しない超音波モータ(不図示)を駆動源としており、超音波モータの回転は、ネジ機構(不図示)といった運動伝達機構によって駆動ロッド117の直線運動に変換される。
シリンジ装着部113は、それぞれ駆動ロッド117に対応して配されているU字溝状の2つの凹部114を有する。各凹部114は、薬液シリンジ200P、200Cをピストン部材220がシリンダ部材210に対してスライド可能であるように装着するためのものであり、シリンダ部材210を着脱自在に保持する第1の部分114aと、第1の部分114aに連続して注入ヘッド本体部116まで延びる第2の部分114bと、を有する。
第1の部分114aの、第2の部分114b側の端部には、シリンダ部材210のフランジ213が嵌め込まれることによってシリンダ部材210をシリンジ保持部113の所定の位置に固定するフランジ係合機構115が設けられている。第2の部分114bの注入ヘッド本体部116側の端部において、注入ヘッド110の外装ケースを構成する部材には開口部が形成されており、駆動ロッド117はこの開口部から第2の部分114b内に突出している。
フランジチャック117aは、凹部114の第2の部分114b内に位置しており、駆動ロッド117を駆動することによって第2の部分114b内を第2の部分114bに沿って往復移動する。したがって、フランジチャック117aでピストン部材220のフランジ221をチャックした状態で駆動ロッド117を動作させることにより、ピストン部材220はシリンダ部材210に対して進退移動し、これによって、シリンダ部材210内に薬液を充填したり、充填された薬液を吐出(患者に対して注入)させたりすることができる。
注入ヘッド110の各構成部材は、非磁性体で構成可能な部分は非磁性体で構成され、かつ、非磁性体で構成できない部分は防磁されている。例えば、超音波モータなど金属製の部品は、燐青銅合金、チタン合金、マグネシウム合金などの非磁性金属で形成される。また、注入ヘッド110の筐体などは、非磁性体の樹脂で形成されている。
注入ヘッド110は、2つのカバー部材119をさらに有している。カバー部材119は、駆動ロッド117が露出しないように各凹部114の第2の部分114bを覆う部材であり、蛇腹状の伸縮する胴部を有している。カバー部材119の一端部はフランジチャック117aに固定され、他端部は、駆動ロッド117が突出している開口部の周囲で注入ヘッド本体部116に固定されている。これによって、駆動ロッド117を駆動することによるフランジチャック117aの移動に伴って、カバー部材119は、図4Aに示す位置と図4Bに示す位置との間の範囲で伸縮し、駆動ロッド117が露出しないように第2の部分114bを覆う。
このようなカバー部材119を設けることで、フランジチャック117aがどの位置にある場合でも、フランジチャック117aから注入ヘッド本体部116までの範囲で第2の部分114b内に誤って操作者の指が入るのを防止することができる。これにより、駆動ロッド117が引き込まれたときに操作者の指がフランジチャック117aとシリンジ駆動部116との間に挟み込まれて怪我をしたり、注入ヘッド110の正常な動作が阻害されたりといった事故を防止することができる。
ここで、フランジチャック117aの動きが非常にゆっくりで、かつ滑らかである場合、注入ヘッド110が動作しているか否かが一見して判断しにくい場合がある。そこで、例えば図5に示すように、第2の部分114bにランプ140を配置するとともに、カバー部材119を、ランプ140からの光を透過する部材で構成することが好ましい。ランプ140は、駆動ロッド117およびフランジチャック117aの動きの妨げにならない位置に、カバー部材119の内側からカバー部材119に向けて光を照射するように配置される。
第2の部分114bにランプ140を配置できるスペースがない場合は、例えば注入ヘッド本体部116(図3参照)の内部にランプ140を設置し、ランプ140から照射された光を、光ファイバ等の導光手段によってカバー部材119の内側へ導くこともできる。ランプ140としては、電球や発光ダイオードなど、可視光を発するものであれば任意のランプを用いることができる。
ランプ140を点灯させた状態でフランジチャック117aが移動してカバー部材119が伸縮すると、カバー部材119の蛇腹形状に起因する凹凸によって、カバー部材119を透過したランプ140からの光が散乱し、揺らいで見える。このことによって、フランジチャック117aが動いていること、すなわち薬液シリンジ200C、200Pのピストン部材220が動いていることを容易に認識できる。
カバー部材119を透過した光をより容易に認識できるようにするためには、ランプ140が照射する光の色相とカバー部材119の色相を異ならせることが好ましい。例えば、ランプ140の光を青色とし、カバー部材119の色を乳白色とすれば、ランプ140からの光を、カバー部材119を通して明瞭に認識することができる。また、造影剤が充填される薬液シリンジ200C用は緑色の光、生理食塩水が充填される薬液シリンジ200P用は青色の光というように、薬液の種類に応じて光の色を変えることによって、どちらの薬液シリンジ200C、200Pが動作しているかを容易に認識することができる。
また、蛇腹構造のカバー部材が、凹部114の第2の部分114bの部分に蓋をするように、機能してよい。この場合、第2の部分114bの両壁に、蛇腹構造のカバー部材がスライドするようなガイド(溝)が設けられていればよい。
以上、本発明の実施形態について、カバー部材として蛇腹状の伸縮する部材を例に挙げて説明したが、カバー部材としては、少なくとも駆動ロッド117が露出しないように第2の部分114bを覆うことができるものであれば種々の構造のものを用いることができる。以下に、その例を説明する。
図6Aに示すカバー部材129は、それぞれサイズの異なる、チューブをその軸方向に切断した半チューブ状の複数のスライド体129a〜129dを互いにスライド自在となるように入れ子状に嵌め合わせて構成されている。カバー部材129は、駆動ロッド117(図3参照)を覆うように、一端側のスライド体129aがフランジチャック117a(図3参照)に固定され、他端側のスライド体129dが、注入ヘッド本体部116(図3参照)の駆動ロッド117が突出している開口部の周囲に固定される。このようなカバー部材129によっても、駆動ロッド117を駆動することによるフランジチャック117aの移動に伴って、図6Aに示す、各スライド体129a〜129dが隣接するスライド体129a〜129dから引き出された状態と、図6Bに示す、各スライド体129a〜129dが隣接するスライド体129a〜129d内に収容された状態との間でスライドしながら、駆動ロッド117が露出しないように第2の部分114b(図3参照)を覆うことができる。
本例においても、図5に示したランプ140とともに用いることで、薬液シリンジ200C、200P(図3参照)が動いていることを容易に認識することができる。この場合は、各スライド体129a〜129dを、ランプ140からの光を透過する部材で構成し、かつ、その外面および内面の少なくとも一方に多数の凹凸を分散して設ける。
この例では、スライド体が、側面を有する箱型を示したが、側面を有さずに、単に係り部を有する板状のものが、凹部114の第2の部分114bの両壁面に設けられたガイド(溝)で支えられて、蓋をするようにスライドする形態であってもよい。
図7に示す例は、トンネル状のカバー部材139を用いた例である。このカバー部材139は、第2の部分114bにおいてシリンジ装着部113に固定されており、第2の部分114bの全域を覆うのに十分な長さを有している。本例ではカバー部材139自身は動かないので、光の散乱を利用してフランジチャック117aの動きを認識できるようにするためには、フランジチャック117aにランプ(不図示)を取り付け、カバー部材139を透明な部材で構成するのが好ましい。また、カバー部材139は、着脱可能であったり、開閉可能(例えばスライド式)であったりしてもよく、特に、予め薬液が充填されたプレフィルドタイプのシリンジを使用するときは、そのような形態が好ましい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変更を加えることができる。例えば、注入ヘッドに装着できる薬液シリンジの数は、2本に限らず、1本でもよいし3本以上であってもよい。凹部114、駆動ロッド117、およびカバー部材119(129,139)等は、装着される薬液シリンジの数に応じた数だけ設けられる。また、注入ヘッドに装着できる薬液シリンジのサイズも任意であり、凹部114のサイズや駆動ロッド117のストローク等は、装着すべき薬液シリンジのサイズに適合するように設定される。複数の薬液シリンジを装着する場合、各薬液シリンジのサイズは互いに異なるものであってもよい。
さらに、上述した実施形態では、MRI装置に適用したものとして説明したが、本発明は、透視撮像装置がCTスキャナ装置、PET装置、アンギオ装置、あるいはMRA装置であっても適用することができる。
本発明の一実施形態による薬液注入システムの斜視図である。 図1に示す薬液注入装置の斜視図である。 図2に示す薬液注入装置の注入ヘッドの分解斜視図である。 駆動ロッドが最も前進した位置にあるときの、注入ヘッドの凹部での駆動ロッドに沿った断面図である。 駆動ロッドが最も後退した位置にあるときの、注入ヘッドの凹部での駆動ロッドに沿った断面図である。 図3に示す注入ヘッドの一変形例を示す、第2の部分での駆動ロッドに沿った断面図である。 本発明に用いられるカバー部材の他の例の、伸びた状態での断面図である。 図6Aに示すカバー部材の、縮んだ状態での断面図である。 本発明に用いられるカバー部材のさらに他の例を示す、注入ヘッドの凹部での駆動ロッドに沿った断面図である。 従来の薬液注入装置の分解斜視図である。
符号の説明
100 薬液注入装置
110 注入ヘッド
113 シリンジ装着部
114 凹部
114a 第1の部分
114b 第2の部分
116 注入ヘッド本体部
117 駆動ロッド
117a フランジチャック
119,129,139 カバー部材
140 ランプ
129a〜129d スライド体
200C、200P 薬液シリンジ
210 シリンダ部材
220 ピストン部材


Claims (5)

  1. シリンダ部材と、該シリンダ部材にスライド自在に挿入されているピストン部材と、を有する薬液シリンジが装着され、装着された薬液シリンジを操作して薬液注入を行う薬液注入装置であって、
    前記シリンダ部材に対して前記ピストン部材がスライドできるように前記薬液シリンジが装着される溝状の凹部が設けられているとともに、前記ピストン部材を進退移動させる駆動ロッドを備え、前記凹部は、前記シリンダ部材を保持する第1の部分と前記駆動ロッドが移動する第2の部分とを有する注入ヘッドと、
    前記駆動ロッドが露出しないように前記第2の部分を覆うカバー部材と、
    前記駆動ロッドの動きを目視で認識できるように前記カバー部材の内側から前記カバー部材に向けて光を照射する発光体と、
    を有し、
    前記カバー部材は前記発光体からの光を透過する部材で構成されている薬液注入装置。
  2. 前記駆動ロッドは、前記駆動ロッドを駆動する駆動機構が内蔵された注入ヘッド本体から突出して設けられ、
    前記駆動ロッドの先端部には、前記ピストン部材が着脱自在に装着されるチャック部が設けられ、かつ、
    前記カバー部材は、一端部および他端部がそれぞれ前記チャック部および前記注入ヘッド本体に固定され、前記チャック部が移動することによって伸縮する、請求項1に記載の薬液注入装置。
  3. 前記カバー部材は蛇腹状の側面を有している、請求項2に記載の薬液注入装置。
  4. 前記カバー部材は、互いにスライド自在となるように入れ子状に嵌め合わせて構成された複数のスライド体を有している、請求項2に記載の薬液注入装置。
  5. 前記カバー部材、表面または裏面に多数の凹凸が分散して設けられている、請求項に記載の薬液注入装置。
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