JP2013192853A - 薬液投与装置 - Google Patents

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晃 近藤
Hiromasa Kono
弘昌 河野
Toshiharu Sunahara
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Abstract

【課題】本発明は、精度よく薬液を投与する。
【解決手段】本発明は、モータ32のモータ軸33がピストン21と同軸上に配されているので、モータ軸33が回転することにより軸受部37に加えられる力と、該力によりピストン21に加えられる力とが同一方向となり、ピストン21の推力の損失がなくなり、ピストン21をシリンダ部22の内部空間22A内で安定したストローク距離で摺動させることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、薬液投与装置に関し、例えばインスリンを体内に投与する場合に適用して好適なものである。
従来、薬液(インスリン)を投与する装置として、患者の皮膚に付着させて用いられる携帯型の装置であって、外筒内に充填された薬液をプランジャーを介して押し出すことにより体内に投与する、所謂シリンジポンプ型の薬液投与装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特表2010−501283公報
ところで、薬液投与装置では、所謂ピストンポンプ型の送出部により薬液を体内に送出することも考えられる。ピストンポンプ型の送出部を使用した薬液投与装置では、ピストンがシリンダ内で規定の摺動距離で往復動しないと、薬液を精度よく投与できない。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、精度よく薬液を投与し得る薬液投与装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明は、生体の皮膚に貼着されて使用される薬液投与装置であって、薬液が貯蔵される薬液貯蔵部と、薬液貯蔵部から生体内へ薬液が流れる流路を形成する流路部と、ネジ溝が形成されるモータ軸を有するモータと、モータ軸に螺合し、該モータ軸の回転に応じて軸方向に移動する軸受部と、軸受部に支持され、モータ軸に対して同軸上に配されるピストンと、一端が流路部と接続され、他端からピストンが挿入されて摺動する内部空間を形成するシリンジ部とを有する。
これにより、モータ軸が回転することにより軸受部に加えられる力と、該力によりピストンに加えられる力とが同一方向となり、ピストンの推力の損失がなくなるので、ピストンをシリンダ部の内部空間内で安定したストローク距離で摺動させることができる。
本発明によれば、モータ軸が回転することにより軸受部に加えられる力と、該力によりピストンに加えられる力とが同一方向となり、ピストンの推力の損失がなくなるので、ピストンをシリンダ部の内部空間内で安定したストローク距離で摺動させることができ、かくして精度よく薬液を投与することができる。
薬液投与装置の構成を示す略線図である。 薬液投与装置の分解斜視図である。 薬液貯蔵部の構成を示す略線図である。 送出部の構成を示す略線図である。 押切位置に移動されたピストンの様子を示す略線図である。 駆動部の構成(1)を示す略線図である。 駆動部の構成(2)を示す略線図である。 フィルムを含む送出部及び駆動部の構成を示す略線図である。 薬液投与装置の電気的構成を示す略線図である。 他の実施の形態における薬液貯蔵部の構成(1)を示す略線図である。 他の実施の形態における薬液貯蔵部の構成(2)を示す略線図である。 他の実施の形態における薬液貯蔵部の構成(3)を示す略線図である。 他の実施の形態における薬液貯蔵部の構成(4)を示す略線図である。 他の実施の形態における薬液貯蔵部の構成(5)を示す略線図である。 他の実施の形態における薬液貯蔵部の構成(6)を示す略線図である。 他の実施の形態における薬液貯蔵部の構成(7)を示す略線図である。
以下に、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
〔1.薬液投与装置の全体構成〕
図1及び図2に示すように、薬液投与装置1は、患者の皮膚に貼り付けることにより保持されて使用される携帯型の装置であり、上側が開口し内部に空間が設けられた下筐体部2と該下筐体部2の開口に嵌合する上筐体部3により扁平な略直方体形状に形成される。
薬液投与装置1の大きさは、使用者の皮膚に貼り付けることができる程度にまで小型化されていればよいが、例えば横32mm、縦44mm、高さ11mmの略直方体形状が挙げられる。
下筐体部2は、両面テープ等でなる貼付部4が底面2Aに設けられる。薬液投与装置1は、貼付部4が患者の皮膚に貼り付けられることにより該患者に保持される。
薬液投与装置1は、下筐体部2と上筐体部3とで形成される空間に穿刺機構5、薬液貯蔵部6、流路部7、送出部8、駆動部9、基板部10等が設けられる。
穿刺機構5は、薬液貯蔵部6に貯蔵された薬液を患者の体内へ投与するために該患者の皮膚を穿刺するための針やカニューレ等でなる穿刺針(図示せず)を、下筐体部2の底面2Aに設けられる穿刺針孔2Bから突出させる。
薬液貯蔵部6は、詳しくは後述するように、円筒形状をした外筒11(図3)内に薬液が外部から充填される。
流路部7は、吸込管7A、送出管7B、送出部8に形成される流路22B、23A、24A及び穿刺機構5の穿刺針を含み、薬液貯蔵部6から体内までの薬液が流れる流路を形成する。吸込管7Aは、薬液貯蔵部6と送出部8に形成される流路23Aとを連通させる。送出管7Bは、送出部8に形成される流路24Aと穿刺機構5の穿刺針とを連通させる。
送出部8は、詳しくは後述するように、シリンダ部22(図4)の内部空間22A内をピストン21が摺動することにより、薬液貯蔵部6に貯蔵された薬液を流路部7を介して体内に送出する。
駆動部9は、CPU51(図9)の制御に基づいてピストン21を駆動し、該ピストン21をシリンダ部22の内部空間22A内で摺動させる。
基板部10は、電源電力を供給する電源部54(図9)やCPU51等の回路などが配される。
〔2.薬液貯蔵部の構成〕
薬液貯蔵部6は、図3に示すように、円筒形状に形成される外筒11に、開口した端側からピストン12が挿入される。薬液貯蔵部6は、外筒11とピストン12とにより形成される薬液貯蔵空間13に薬液を貯蔵する。
外筒11は、円筒形状の本体部11Aの先端に、該先端を塞ぐ先端部11Bが設けられ、本体部11Aと先端部11Bとが一体成形される。
先端部11Bは、本体部11Aの軸に沿った方向(以下、これを筒軸方向とも呼ぶ)に対して直交する方向に沿って薬液貯蔵空間13側に接する面(以下、これを内接面とも呼ぶ)11Cの中央に、外部まで貫通された開口を有する中空の突出部11Dが突設される。
また先端部11Bは、突出部11Dと連通して該突出部11Dとは反対の方向に接続ポート11Eが突設され、該接続ポート11Eに吸込管7Aが接続される。
本体部11Aは、内接面11Cと接する位置から突出部11Dの長さよりも長い位置までの部分が内側に突出した凸状の規制部11Fが設けられる。すなわち本体部11Aは、規制部11Fの内径が本体部11Aにおける規制部11F以外の部分の内径より短くなるように形成される。
ピストン12は、先端部11Bとは反対側の末端から本体部11A内に挿入され、該本体部11Aの内側面に周方向に沿って当接し、該本体部11Aの筒軸方向に沿って液密に摺動可能に配される。ピストン12は、直径が規制部11Fの内径よりも大きく形成される。
薬液貯蔵部6は、ピストン12が最も先端部11B側に位置して制限部11Fに当接した状態で、外筒11の内接面11Cとピストン12との間に制限部11Fにより若干の空間が設けられる。薬液貯蔵部6は、この状態で注入口(図示せず)からバイアルに貯蔵された薬液が薬液貯蔵空間13に注入される。
薬液貯蔵部6は、薬液が注入されるに連れてピストン12が末端側に移動され、所定量(例えば2ml)だけ薬液が注入される。このとき薬液貯蔵空間13には、予め存在していた気泡がそのまま残ることになる。
薬液貯蔵部6は、送出部8により薬液が体内に送出される際、該送出部8による薬液吸引圧力によりピストン12が先端部11B側に移動しながら突出部11D及び接続ポート11Eを介して吸込管7Aに薬液を送出させる。そして薬液貯蔵部6は、ピストン12が突起部11Fに当接するまで薬液を送出させる。
ところで薬液貯蔵部6では、薬液貯蔵空間13内に気泡が存在している場合、該気泡の殆どは壁面に付着される。従って薬液貯蔵部6では、ピストン12が移動して薬液が送出される際に、本体部11Aの側面に付着した気泡がピストン12により押されながら移動し、ピストン12が規制部11Fに当接した際に、該ピストン12と内接面11Cとの間に設けられた空間に気泡が溜まるので、外部に気泡が送出されることを防止できる。
また薬液貯蔵部6は、突出部11Dが内接面11Cに対して薬液貯蔵空間13側に突設して設けられているので、薬液が送出される際に本体部11Aの側面に付着した気泡が突出部11Dの開口を通して外部に送出されることを防止できる。
〔3.送出部の構成〕
送出部8は、図4(A)に示すように、ピストン21、シリンダ部22、蓋部23、24、一方向弁25、26、Xリング27、Xリング固定部28及び固定部材29を含む構成とされる。
ピストン21は、例えば直径が1.03mmでなり、駆動部9により駆動されてシリンダ部22に形成された中空の円柱形状に形成された内部空間22A内で所定のストロークで摺動する。ピストン21の材質としては、例えば、ステンレス鋼、銅合金、アルミ合金、チタン材、ポリプロピレンやポリカーボネートなどの熱可塑性エラストマー等が挙げられる。
シリンダ部22は、一端からピストン21が挿入されて摺動する内部空間22Aが設けられる。またシリンダ部22は、内部空間22Aの他端に接して該内部空間22Aと直交した流路22Bがシリンダ部22の対向する側面間を貫通するようにして設けられる。
シリンダ部22は、内部空間22Aにおけるピストン21が挿入される一端に該ピストン21との間で薬液の漏洩を防止するXリング27及び該Xリング27を固定するXリング固定部28が設けられる。薬液の漏洩を防止するための部材には、例えばOリング等が挙げられる。
Xリング27は、シリンダ部22における内部空間22Aが設けられた面側からシリンダ部22内に挿入され、Xリング固定部28により押え付けられて固定される。Xリング固定部28は、一部がシリンダ部22内に嵌合され、残りの部分が外部に露出するようにしてXリング27を固定する。
流路22Bは、図4(B)に示すように、横幅が内部空間22Aの径と同じ長さで、高さが横幅よりも短い長方形の断面に形成される。内部空間22A及び流路22Bの表面には親水性加工が施される。親水性加工として、例えばプラズマ処理や界面活性剤(ステアリン酸ナトリウム)の塗布等が適応される。なお、ピストン21の先端面(上面)にも親水性加工が施されていてもよい。
シリンダ部22では、内部空間22Aの径と流路22Bの横幅が同一長さに形成され、内部空間22Aの軸の中心位置と流路22Bの横幅の中心位置が一致するように形成される。
シリンダ部22は、流路22Bが形成された側面にそれぞれ蓋部23及び24が固定部材29を介して接続される。蓋部23及び24は、シリンダ部22の流路22Bと対向する位置に、該流路22Bに沿って貫通した流路23A及び24Aが設けられる。
蓋部23は、流路23Aの一端がシリンダ部22の流路22Bに接続され、流路23Aの他端が吸込管7Aに接続され、吸込管7Aと流路22Bとを連通させる。
蓋部24は、流路24Aの一端がシリンダ部22の流路22Bに接続され、流路24Aの他端が送出管7Bに接続され、流路22Bと送出管7Bとを連通させる。
送出部8は、蓋部23の流路23Aとシリンダ部22の流路22Bとの間に一方向弁25が設けられ、シリンダ部22の流路22Bと蓋部24の流路24Aとの間に一方向弁26が設けられる。
一方向弁25は、蓋部23の流路23Aからシリンダ部22の流路22Bへ流れる薬液を通過させ、シリンダ部22の流路22Bから蓋部23の流路23Aへは薬液を通過させないものであり、例えばアンブレラ弁が適応される。
一方向弁26は、シリンダ部22の流路22から蓋部24の流路24ABへ流れる薬液を通過させ、シリンダ部22の流路22Bから蓋部24の流路24Aへは薬液を通過させないものであり、例えばアンブレラ弁が適応される。
送出部8は、薬液貯蔵部6から生体内に薬液を送出する際、ピストン21が最も押し込まれる位置(以下、押切位置とも呼ぶ)から最も引き戻される位置(以下、これを引戻位置とも呼ぶ)まで内部空間22A内で駆動部9により移動され、薬液貯蔵部6に貯蔵された薬液を内部空間22A内に吸い出す。
そして送出部8は、ピストン21が引戻位置から押切位置に駆動部9により移動されことにより、内部空間22Aに吸い出された薬液を生体内へ送出する。
送出部8は、ピストン21を一往復させる動作で約1〜2μLの薬液を患者の体内に投与でき、この動作を設定された周期及び間隔で繰り返し行うことにより、所望の投与速度及び投与量で薬液を患者に投与できる。
ところで押切位置は、ピストン21の先端が流路22Bの底面(内部空間22Aが接続される面)と同一平面上となる位置又は該位置よりも流路22B内の位置に設定される。すなわち駆動部9は、図5に示すように、ピストン21を押切位置に移動させる際、該ピストン21の先端が流路22Bの底面と同一平面上となる位置又は該位置よりも流路22B内の位置まで移動させる。
これにより送出部8は、内部空間22Aに気泡が存在した場合、ピストン21が押切位置に移動する際に内部空間22Aに存在する気泡を該ピストン21の先端面(上面)で流路22B内に押し出すことができるので、その後にピストン21が引戻位置に移動される際に気泡を再び内部空間22A内に引戻す可能性を大幅に減少させることができる。
これに対してピストンの先端を流路内まで移動させない装置では、例えば内部空間に接するシリンダ部の側面やピストンの先端面に気泡が付着して内部空間内に存在する気泡がピストンの摺動の際に流路に押し出されないことが起こり得る。
この場合、ピストンの移動に応じて変化する内部圧力の変化により気泡が膨張及び収縮を繰り返し、これにより、内部空間に吸い込まれる薬液量が変化してしまい、設定された薬液量を生体内に送出することができなくなる。従ってこのような装置では、精度よく薬液を投与できなくなる恐れがある。
これに対して薬液投与装置1は、送出部8においてピストン21が押切位置に移動する際に内部空間22Aに存在する気泡を流路22B内に押し出すので、その後にピストン21が引戻位置に移動される際には内部空間22A内に薬液だけを吸い込むことができる。かくして薬液投与装置1は、精度よく薬液を投与することができる。
また薬液投与装置1では、ピストン21の先端面、内部空間22A及び流路22Bの表面に親水性加工が施されているので、より内部空間22A及び流路22Bに気泡が残ってしまうことを防止することができる。
〔4.駆動部の構成〕
駆動部9は、図6に示すように、土台部31、モータ32、モータ支持部34、モータ固定板35、固定板支持部36、軸受部37、カップリング38、軸受支持部39を含む構成とされる。
駆動部9は、土台部31の上に各部が配される。モータ32は、モータ支持部34と固定板支持部36に支持されるモータ固定板35とにより挟持されて土台部31に固定される。
モータ32は、モータ固定板35側の側面から突出するモータ軸33が設けられる。モータ軸33の側面にはネジ溝33Aが形成される。
軸受部37は、モータ32の軸方向に沿って細長い略直方体状で内部が中空に形成される。軸受部37は、略直方体状の短辺に相当する側面中央に、モータ32のモータ軸33が貫通して配されてネジ溝33Aと螺合するネジ孔37Aが設けられる。
軸受部37は、略直方体状の短辺に相当してネジ孔37Aが設けられた側面と対向する側面にカップリング38を介してピストン21がモータ軸33と同軸上に接続される。また、軸受部37は、軸受支持部39に支持される。なお、カップリング38は、例えば、モータ軸33とピストン21との軸方向のずれを緩衝するものが適応される。
駆動部9は、図6及び図7に示すように、モータ32が駆動されることによりモータ軸33が回転し、該回転に応じてモータ軸33に螺合された軸受部37が軸方向に移動してピストン21を軸方向に往復動させる。これにより駆動部9は、ピストン21をシリンダ部22の内部空間22A内で摺動させる。なお図6(A)及び(B)においてはピストン21が引戻位置にあり、図7においてはピストン21が押切位置にある。
このように駆動部9は、モータ32のモータ軸33がピストン21と同軸上に配されているので、モータ軸33が回転することにより軸受部37に加えられる力と、該力によりピストン21に加えられる力とが同一方向となり、ピストン21の推力の損失がなくなる。
従って駆動部9は、ピストン21をシリンダ部22の内部空間22A内で安定したストローク距離で摺動させることができる。また駆動部9は、ピストン21の推力の損失がなくなることにより、より小さい力でピストン21を駆動することができるので、モータ32やバッテリ等を小さくすることができ、装置全体を小型化することができる。なお、ピストン21の側面には摺動抵抗を減らすためにダイヤモンドライクカーボンがコーティングされていてもよい。
一方、ピストンとモータの軸部とが同軸上に配されていない装置では、軸部が回転することにより軸受部に加えられる力と、該力によりピストンに加えられる力とがオフセットすることにより、ピストンの推力の損失が増大すると共に、力のオフセットにより軸受部やピストンの摺動抵抗が増加することになり、ピストンのストロークが安定しないだけでなく、装置全体が大型化してしまう。
ところで薬液投与装置1では、図8に示すように、Xリング固定部28とカップリング38との間がチューブ状の柔軟性を有するフィルム40で覆われる。フィルム40の材質としては、例えばポリエチレン等が適応される。
フィルム40は、両端が例えばOリングでなるフィルム固定部41及び42によりXリング固定部28及びカップリング38に対してそれぞれ周方向にわたって隙間なく固定される。
フィルム40は、柔軟性を有しているので、図8(A)に示すピストン21が引戻位置にある状態から、図8(B)に示すピストン21が押切位置にある状態にわたって常にピストン21を覆った状態を維持することができる。
従って薬液投与装置1では、ピストン21をフィルム40外の空気に触れることなくシリンダ部22の内部空間22A内で摺動させることができる。これにより薬液投与装置1は、内部空間22A内に入り込むピストン21の清潔性をより保持することができる。
〔5.薬液投与装置の電気的構成〕
薬液投与装置1は、図9に示すように、CPU(Central Processing Unit)51、ROM(Read Only Memory)52、RAM(Random Access Memory)53、電源部54、インターフェース部(I/F部)55、報知部56及び駆動部9がバス57を介して接続される。
CPU51、ROM52、RAM53、電源部54及び報知部56は、基板部10上に配される。電源部54は電池が適応される。インターフェース部55は、上筐体部3又は下筐体部2に配されユーザの入力命令を受け付けるボタン(図示せず)等が適応される。報知部56はスピーカが適応される。
CPU51は、ROM52に格納された基本プログラムをRAM53に読み出して実行することより全体を統括制御すると共に、ROM52に記憶された各種アプリケーションプログラムをRAM53に読み出して実行することにより各種処理を実行する。
CPU51は、薬液が外部から薬液貯蔵部6に充填され、貼付部4を介して薬液投与装置1が患者の皮膚に貼り付けられると共に穿刺機構5により穿刺針が患者の皮膚に穿刺された後、インターフェース部55に対するユーザ操作により薬液投与の開始の入力命令がなされると薬液投与処理を実行する。
具体的にはCPU51は、薬液投与プログラムをRAM53に読み出して薬液投与処理を実行し、インターフェース部55を介して入力された投与量、投与速度などのパラメータを設定する。そしてCPU51は、設定されたパラメータに基づいて駆動部9を制御して薬液の投与を開始する。
〔6.他の実施の形態〕
〔6―1.他の実施の形態1〕
上述した実施の形態においては、ピストン21を押切位置に移動させる際、該ピストン21の先端が流路22Bの底面と同一平面上となる位置又は該位置よりも流路22B内の位置まで移動させるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らない。
押切位置が、ピストン21の先端面(上面)と対向する流路22Bの上面(以下、これを対向面とも呼ぶ)22C(図4(B))との間隔が流量精度を保持するために許容される最大の気泡(以下、これを許容最大気泡とも呼ぶ)の直径よりも狭くなるように設定されるようにしてもよい。
例えば、ピストン21の直径が1.03mmで、ピストン21が一往復する際の吐出量が1μl、許容最大気泡の直径が0.065μlとした場合、押切位置としてピストン21の先端面と対向面22Cとの間隔が0.078mmに設定される。すなわち駆動部9は、ピストン21の先端面と対向面22Cとの間隔が0.078mmになる位置までピストン21を移動させる。
また別例として、ピストン21の直径が1.03mmで、ピストン21が一往復する際の吐出量が2μl、許容最大気泡の直径が0.13μlとした場合、押切位置としてピストン21の先端面と対向面22Cとの間隔が0.156mmに設定される。すなわち駆動部9は、ピストン21の先端面と対向面22Cとの間隔が0.156mmになる位置までピストン21を移動させる。
このようにピストン21の先端面と対向面22Cとの間隔が許容最大気泡の直径よりも狭くなるように押切位置を設定した場合、送出部8は、内部空間22Aに存在する許容最大気泡以上の直径の気泡を、ピストン21が押切位置に移動する際に該ピストン21の先端面と対向面22Cとで押し潰して流路22Bの下流側に押し出す。
これにより送出部8は、その後にピストン21が引戻位置に移動される際には内部空間22A内に薬液だけを吸い込むことができ、かくして内部空間22A内に許容最大気泡以上の直径の気泡を残すことがないので、精度よく薬液を投与することができる。
また、押切位置が、ピストン21の先端面と対向面22Cとの間隔が許容最大気泡の直径よりも狭くなるように設定されるようにしてもよい。
〔6―2.他の実施の形態2〕
上述した実施の形態においては、内部空間22Aの径と流路22Bの横幅が異なっていてもよい。
〔6―3.他の実施の形態3〕
上述した実施の形態においては、流路22Bの断面が長方形状をしている場合について述べたが、本発明はこれにかぎらず、流路の断面が円形状や楕円形状にしてもよい。
〔6―4.他の実施の形態4〕
上述した実施の形態においては、内部空間22Aの断面が円形状をしている場合について述べたが、本発明はこれにかぎらず、内部空間の断面が楕円形状等であってもよい。
〔6―5.他の実施の形態5〕
上述した実施の形態においては、フィルム40は両端がそれぞれXリング固定部28及びカップリング38に固定されているようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ピストン21を覆うように固定されていればよく、例えば一端がシリンダ部22に固定され、他端が軸受部37に固定されていてもよい。
〔6―6.他の実施の形態6〕
上述した実施の形態においては、外筒11の各部(11A〜11F)が一体形成されているようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らない。
一例として、図10に示すように、薬液貯蔵部100は、薬液貯蔵部6の突出部11D及び外部ポート11Eに代えて、ステンレスパイプ104が設けられる。なお、ピストン102は、ピストン12と同様である。
薬液貯蔵部100は、外筒101の先端部101Bの中央に設けられた開口101Gにステンレスパイプ104が設けられる。ステンレスパイプ104は、薬液貯蔵空間103内に挿入される部分の長さが制限部101Fの長さよりも短くなるように開口101Gに固定される。
このような構成でなる薬液貯蔵部100は、図10(B)に示すように、ピストン102が最も先端部102B側に移動した際に制限部101Fと当接し、内接面101Cとピストン102との間に空間ができる。
従って薬液貯蔵部100は、薬液貯蔵部6と同様に、薬液が送出される際に、本体部101Aの側面に付着した気泡がピストン102と突起部101Fとの間に設けられた空間に溜まり、ステンレスパイプ104の開口を通して外部に送出されることを防止できる。
さらにステンレスパイプ104の開口は、合成樹脂に比して径を細くすることができるので、より気泡を外部に送出し難くすることができる。
〔6―7.他の実施の形態7〕
上述した実施の形態においては、外筒11における本体部11Aの内周面に、内側に突出する規制部11Fが設けられるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ピストンが最も先端部側に移動した際に、ピストンと内接面とが当接しないように該ピストンの移動を制限する他の構造の規制部が設けられるようにしてもよい。
一例として、図11に示すように、薬液貯蔵部110は、外筒111の内接面111Cに、開口を有し薬液貯蔵空間113側に突設された突出部111Dが設けられ、該突出部111Dと連通するようにして反対側に外部ポート111Eが突設される。
また外筒111は、突出部111Dの外周側であって本体部111Aの内周側に、円環状に形成されるリブ状の規制部111Fが設けられる。規制部111Fは、突出部111Dよりも長く形成される。
このような構成でなる薬液貯蔵部110では、図11(B)に示すように、ピストン112が最も先端部112B側に移動した際に制限部111Fと当接し、内接面111Cとピストン112との間に空間ができる。
従って薬液貯蔵部110は、薬液貯蔵部6と同様に、薬液が送出される際に、本体部111Aの側面に付着した気泡がピストン112と制限部111Fとの間に設けられた空間に気泡が溜まり、突出部111Dの開口を通して外部に送出されることを防止できる。なお、ピストン112は、ピストン12と同様である。
〔6―8.他の実施の形態8〕
上述した実施の形態においては、外筒11における本体部11Aの内周面に、内側に突出する規制部11Fが設けられるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図12に示すように、規制部が設けられないようにしてもよい。
薬液貯蔵部120は、外筒121の内接面121Cに、開口を有し薬液貯蔵空間123側に突設された突出部121Dが設けられ、該突出部121Dと連通するようにして反対側に外部ポート121Eが突設される。
このような構成でなる薬液貯蔵部120では、図12(B)に示すように、ピストン122が最も先端部122B側に移動した際に突出部121Dと当接し、内接面121Cとピストン122との間に空間ができる。
従って薬液貯蔵部120は、薬液貯蔵部6と同様に、薬液が送出される際に、本体部121Aの側面に付着した気泡がピストン122と突出部121Dとの間に設けられた空間に気泡が溜まり、突出部131Dの開口を通して外部に送出されることを防止できる。なお、ピストン122は、ピストン12と同様である。
〔6―9.他の実施の形態9〕
上述した実施の形態においては、ピストン12の薬液貯蔵空間13と接する面が平らである場合について述べたが、本発明はこれに限らず、本体部の突出部が入り込むための溝部がピストンに設けられていてもよい。
一例として図13に示すように、薬液貯蔵部130は、外筒131の内接面131Cに、開口を有し薬液貯蔵空間133側に突出部131Dが突設され、該突出部131Dと連通するようにして反対側に外部ポート131Eが突設される。
また先端部131Bは、突出部131Dの長さよりも短い突起からなる突起部131Fが内接面11Cに設けられる。
ピストン132は、先端部131Bとは反対側の末端から外筒131に挿入され、本体部131Aの内側面に周方向に沿って当接し、該本体部131Aの筒軸方向に沿って液密に摺動可能に配される。
ピストン132は、突出部131Dと対向する位置に、突出部131Dが挿入可能な溝部132Aが設けられる。溝部132Aは、突出部131Dの外形よりも大きな径で、該突出部131Dの長さよりも浅く、突出部131Dの長さと突起部131Fの高さとの差よりも深い円柱状の空間でなる。
薬液貯蔵部130は、ピストン132が最も先端部131B側に位置する際に突起部131Fに当接する。このとき薬液貯蔵部130では、外筒131の内接面131Cとピストン132との間に突起部131Fにより若干の空間ができる。
従って薬液貯蔵部130は、薬液貯蔵部6と同様に、薬液が送出される際に、本体部131Aの側面に付着した気泡がピストン132と突出部131Dとの間に設けられた空間に気泡が溜まり、突出部131Dの開口を通して外部に送出されることを防止できる。
また別例として図14に示すように、薬液貯蔵部140は、外筒141の内接面141Cに、開口を有し薬液貯蔵空間143側に突設された突出部141Dが設けられ、該突出部141Dと連通するようにして反対側に外部ポート141Eが突設される。
ピストン142は、本体部141Aの内側面に周方向に沿って当接し、該本体部141Aの筒軸方向に沿って液密に摺動可能に配される。
ピストン142は、突出部141Dと対向する位置に、突出部141Dが挿入可能な溝部142Aが設けられる。またピストン142は、溝部142Aが設けられた面と同一面で、溝部142Aの周囲に、突起部142Bが設けられる。
ピストン142は、溝部142Aの深さと突起部142Bの高さの合計が突出部141Dの長さよりも長く設定される。
このような構成でなる薬液貯蔵部140は、ピストン142が最も先端部141B側に位置する際に内接面141Cに突起部142Bが当接する。このとき薬液貯蔵部140では、外筒141の内接面141Cとピストン142との間に若干の空間ができる。
従って薬液貯蔵部6と同様に、薬液が送出される際に、本体部141Aの側面に付着した気泡がピストン142と突起部141Fとの間に設けられた空間に気泡が溜まり、突出部141Dの開口を通して外部に送出されることを防止できる。
さらに別例として図15に示すように、薬液貯蔵部150は、外筒151の先端部151Bの中央に設けられた開口150Gに、ステンレスパイプ154が貫通して設けられる。
ステンレスパイプ154は、薬液貯蔵空間153内に挿入される部分の長さが、突起部151Fの高さとピストン152の溝部152Aの深さとの合計長さよりも短くなるように開口101Gに固定される。
このような構成でなる薬液貯蔵部150は、ピストン152が最も先端部152B側に移動した際に突起部151Fと当接し、内接面151Cとピストン152との間に空間ができる。
従って薬液貯蔵部150は、薬液貯蔵部6と同様に、薬液が送出される際に、本体部151Aの側面に付着した気泡がピストン152と突起部151Fとの間に設けられた空間に溜まり、ステンレスパイプ154の開口を通して外部に送出されることを防止できる。
ステンレスパイプ154の開口は、合成樹脂に比して径を細くすることができるので、より気泡を外部に送出し難くすることができる。なお、ピストン152は、ピストン132と同様である。
さらに別例として図16に示すように、薬液貯蔵部160は、外筒161における先端部161Bの内接面161Cに、開口を有し薬液貯蔵空間163側に突設された突出部161Dが設けられ、該突出部161Dと連通するようにして反対側に外部ポート161Eが突設される。
ピストン162は、突出部161Dと対向する位置に、突出部161Dが挿入可能な溝部162Aが設けられる。突出部161Dの長さは、溝部162Aの深さよりも長い。これにより薬液貯蔵部160では、ピストン162が最も先端部161B側に移動しても、突出部161Dの先端と溝部162Aの底面が当接して、ピストン162が内接面161Cに当接しない。
従って薬液貯蔵部160は、ピストン162が最も先端部161B側に移動した際に、ピストン162と内接面161Cとの間に空間ができるので、薬液貯蔵空間163内に気泡が存在していてもピストン162と内接面161Cとの間の空間に気泡が溜まり、突出部161Dの開口を通して外部に気泡が送出されることを防止できる。
本発明は、例えば医療分野に適用することができる。
1……薬液投与装置1……下筐体部、3……上筐体部、4……貼付部、5……穿刺機構、6……薬液貯蔵部、7……流路部、8……送出部、9……駆動部、10……基板部、11……外筒、11D……突出部、11F……突起部、12……ピストン、12A……溝部、13……薬液貯蔵空間、21……ピストン、22……シリンダ部、22A……内部空間、22B……流路、22C……対向面、23、24……蓋部、25、26……一方向弁、27……Xリング、28……Xリング固定部、31……土台部、32……モータ、33……、33……モータ軸、37……軸受部、38……カップリング、40……フィルム、51……CPU、52……ROM、53……RAM、54……電源部、55……インターフェース部、56……報知部、57……バス。

Claims (5)

  1. 生体の皮膚に貼着されて使用される薬液投与装置であって、
    薬液が貯蔵される薬液貯蔵部と、
    前記薬液貯蔵部から生体内へ薬液が流れる流路を形成する流路部と、
    ネジ溝が形成されるモータ軸を有するモータと、
    前記モータ軸に螺合し、該モータ軸の回転に応じて軸方向に移動する軸受部と、
    前記軸受部に支持され、前記モータ軸に対して同軸上に配されるピストンと、
    一端が前記流路部と接続され、他端からピストンが挿入されて摺動する内部空間を形成するシリンジ部と
    を有することを特徴とする薬液投与装置。
  2. 前記モータ軸と前記ピストンとの軸方向のずれを緩衝するカップリング
    を有することを特徴とする請求項1に記載の薬液投与装置。
  3. 前記ピストンは、
    表面にダイヤモンドライクカーボンのコーティングが施される
    ことを特徴とする請求項1に記載の薬液投与装置。
  4. 前記シリンダ部と前記軸受部との間で前記ピストンを覆うように配される柔軟性を有するフィルム
    を有することを特徴とする請求項1に記載の薬液投与装置。
  5. 前記フィルムは、
    チューブ状に形成されて内部に前記ピストンが配され、両端がそれぞれ前記シリンダ部及び前記軸受部に周方向にわたって隙間なく固定される
    ことを特徴とする請求項4に記載の薬液投与装置。
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