JP7304408B2 - 電源制御回路およびその電源制御回路を備えた薬液投与装置 - Google Patents

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Description

本発明は、省電力が実現できる電源制御回路およびその電源制御回路を備えた薬液投与装置に関する。
従来、薬液容器に充填した薬液を生体に投与する、特許文献1に示すような、シリンジポンプ型の薬液投与装置が知られている。シリンジポンプ型の薬液投与装置は、電源とマイコンと駆動装置とを備え、駆動装置で押し子を少しずつ移動させることによって、薬液を長時間にわたって高精度に連続投与することができる。
この種の薬液投与装置は、工場で製造した後、病院などで使用されるまでの間に、年単位の長時間に亘り(たとえば数年)電源を入れずに冷蔵保管されることがある。薬液投与装置は、使用直前に電源スイッチがオンされると、電池を含む電気的な閉路が形成され、薬液が投与できるようになる。
特開2015-181869号公報
薬液投与装置は、使用時の取り扱いを容易にしたり、保管時の保管スペースを節約したりするために、極限まで小型化している。このため、電源には小型のボタン電池が採用されている。また、マイコンには、ノイズによってマイコンが破損しないように、保護回路が設けられている。
薬液投与装置は、冷蔵保管中、ボタン電池は挿入されているものの、電源スイッチはオンされていないので、マイコンに主電力は供給されていない。しかし、冷蔵保管中、保護回路を介してリーク電流が流れ、ボタン電池の電力を消耗させる。冷蔵保管の期間が長いと、このリーク電流によってボタン電池の電池容量が少なくなり、実際に薬液投与装置を使用するときに、容量不足で使用者に薬液を最後まで投与できない事態が起こりうる。このような事態を避けるためには、リーク電流による消耗を見越してボタン電池の容量を大きくすればよいが、薬液投与装置の小型化とコストダウンの妨げとなるので、このような選択はできない。
したがって、本発明は、省電力が実現できる電源制御回路およびその電源制御回路を備えた薬液投与装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するための本発明の電源制御回路は、制御対象の動作を制御する制御手段と、制御手段に電力を供給する電源部と、電源部と制御手段とを接続する電源スイッチと、第1の半導体スイッチを有し、電源スイッチを迂回して電源部と制御手段との接続を保持可能なバイパス回路と、第2の半導体スイッチを有し、バイパス回路と制御手段との間に配置された遮断回路と、を備え、第2の半導体スイッチがオフ状態にあるときに、バイパス回路を介して制御手段と電源部との間で発生するリーク電流が遮断回路によって遮断され、制御手段から出力されるスイッチオン信号によって第2の半導体スイッチがオンとなったときに、第1の半導体スイッチがオンとなり、バイパス回路が電源スイッチをバイパスして電源部と制御手段との接続を保持し、遮断回路は、第1の半導体スイッチをオンするためのバイパス回路オン信号を供給する信号供給源を有し、バイパス回路は、電源スイッチの上流から分岐して第1の半導体スイッチの上流に接続された上流回路と、第1の半導体スイッチの下流から電源スイッチと電源部との間の回路に接続された下流回路と、遮断回路の第2の半導体スイッチの下流に接続された第1の半導体スイッチにバイパス回路オン信号を入力するための第1の入力回路と、を有し、遮断回路は、第2の半導体スイッチの上流に接続された信号供給源と、制御手段からのスイッチオン信号を第2の半導体スイッチに入力するための第2の入力回路と、第2の入力回路から分岐して信号供給源と第2の半導体スイッチとの間の回路に接続された分岐回路と、を有する。
上記目的を達成するための本発明の薬液投与装置は、制御対象の動作を制御する制御手段と、制御手段に電力を供給する電源部と、電源部と制御手段とを接続する電源スイッチと、第1の半導体スイッチを有し、電源スイッチを迂回して電源部と制御手段との接続を保持可能なバイパス回路と、第2の半導体スイッチを有し、バイパス回路と制御手段との間に配置された遮断回路と、を備え、第2の半導体スイッチがオフ状態にあるときに、バイパス回路を介して制御手段と電源部との間で発生するリーク電流が遮断回路によって遮断され、制御手段から出力されるスイッチオン信号によって第2の半導体スイッチがオンとなったときに、第1の半導体スイッチがオンとなり、バイパス回路が電源スイッチをバイパスして電源部と制御手段との接続を保持し、遮断回路は、第1の半導体スイッチをオンするためのバイパス回路オン信号を供給する信号供給源を有し、バイパス回路は、電源スイッチの上流から分岐して第1の半導体スイッチの上流に接続された上流回路と、第1の半導体スイッチの下流から電源スイッチと電源部との間の回路に接続された下流回路と、遮断回路の第2の半導体スイッチの下流に接続された第1の半導体スイッチにバイパス回路オン信号を入力するための第1の入力回路と、を有し、遮断回路は、第2の半導体スイッチの上流に接続された信号供給源と、制御手段からのスイッチオン信号を第2の半導体スイッチに入力するための第2の入力回路と、第2の入力回路から分岐して信号供給源と第2の半導体スイッチとの間の回路に接続された分岐回路と、を有する、電源制御回路を備えている。
本発明の電源制御回路およびその電源制御回路を備えた薬液投与装置によれば、リーク回路を遮断できるので、電源を入れる前の保管時の省電力が実現できる。また、薬液投与装置の小型化とコストダウンを達成できる。
薬液投与システムの側面図である。 薬液投与システムの使用例を模式的に示す図である。 薬液投与装置の概観斜視図である。 ハウジングが備えるシャーシおよびシャーシに組み付けられた各構成部材の概観斜視図である。 押し子が前進移動する前の状態を示す薬液投与装置の平面図である。 押し子が前進移動した後の状態を示す薬液投与装置の平面図である。 制御部が備える電源制御回路のブロック図である。 薬液投与装置の動作フローチャートである。 電源制御回路の動作説明に供する図である。 従来の制御部が備える電源制御回路のブロック図である。 従来の電源制御回路の動作説明に供する図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の記載は特許請求の範囲に記載される技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1~図6は、本実施形態に係る薬液投与システム10、薬液投与装置100、および投与器具200の説明に供する図である。図1は、薬液投与システムの側面図である。図2は、薬液投与システムの使用例を模式的に示す図である。図3は、薬液投与装置の概観斜視図である。図4は、ハウジングが備えるシャーシおよびシャーシに組み付けられた各構成部材の概観斜視図である。図5は、押し子が前進移動する前の状態を示す薬液投与装置の平面図である。図6は、押し子が前進移動した後の状態を示す薬液投与装置の平面図である。なお、各図に付した矢印Xは、薬液投与装置100の「長手方向(薬液容器110の長手方向)」を示し、矢印Yは、薬液投与装置100の「幅方向(奥行方向)」を示し、矢印Zは、薬液投与装置100の「高さ方向」を示す。
(薬液投与システム)
薬液投与システム10は、薬液を生体内に投与するために使用される。図1に示すように、薬液投与システム10は、薬液投与装置100と、投与器具200と、を備える。
図2に示すように、薬液投与装置100および投与器具200は、使用者の体表面(皮膚)Hに貼り付けて使用するパッチタイプとして構成している。薬液投与装置100および投与器具200を取り付ける使用者の身体の部位は特に限定されないが、例えば、腹部や大腿部である。
薬液投与システム10は、例えば、薬液投与装置100が備える薬液容器110内に充填された薬液(図示省略)を、後述する押し子130(図4参照)による押圧作用により、比較的長い時間(例えば、数分~数時間程度)をかけて持続的に生体内に投与することができる。なお、薬液投与システム10は、薬液を間欠的に生体内に投与してもよい。
(薬液投与装置)
薬液投与装置100は、図3~図6に示すように、薬液が充填される筒型(バレル型)の本体部111を備える薬液容器110と、薬液容器110を保持するハウジング120と、薬液容器110内の薬液を押し出す押し子130と、押し子130を薬液容器110の先端開口部へ向けて前進させる駆動機構140と、押し子130の被検出部134を検知し、検知結果に基づいて薬液の送液完了を検出する検出部150と、制御対象である駆動機構の動作を制御する制御部160と、を有している。
図3および図4に示すように、ハウジング120は、内部に収容空間128が形成された箱型のハウジング本体部120aと、ハウジング本体部120aの収容空間128に収容され、ハウジング本体部120aに対して固定可能なシャーシ(「支持部」に相当する)127と、を有している。
図3に示すように、ハウジング本体部120aの上面123には、ハウジング120の外部から収容空間128内を視認可能にする窓部123aが形成されている。窓部123aは、ハウジング本体部120aの一部に透明または半透明な部分を設けることで形成している。
ハウジング本体部120aの長手方向の基端側には、シャーシ127をハウジング本体部120aの収容空間128に挿入するための基端開口部125が形成されている。ハウジング本体部120aの基端開口部125は、収容空間128にシャーシ127を収容した状態で、蓋部材(図示省略)により閉じられる。
ハウジング本体部120aの底面121には、使用者の体表面Hに貼着可能なシート状の貼着部(図示省略)を設けている。薬液投与装置100を使用者に取り付ける前の初期状態において、貼着部の貼着面には、剥離可能な保護シートが取り付けられる。
図4に示すように、シャーシ127には、薬液容器110と、押し子130と、駆動機構140と、検出部150と、制御部160と、電源部170と、が保持されている。
薬液容器110は、いわゆるプレフィルド型の薬液容器で構成している。そのため、薬液は、薬液容器110の本体部111の内腔111a内に予め充填されている。薬液としては、例えば、タンパク質製剤、麻薬性鎮痛薬、利尿薬などが挙げられる。
薬液容器110の先端112に形成された先端開口部(吐出口)には、薬液が漏洩するのを防止するための封止部材(図示省略)を配置している。図3に示すように、薬液容器110の先端開口部は、ハウジング本体部120aから外部に突出するように配置される。また、薬液容器110においてハウジング本体部120aから突出した先端部には、後述するチューブ240(図1を参照)との接続がなされる装着部115を取り付けている。
薬液容器110の本体部111の内腔111aには、押し子130の本体部131が挿入される(図4および図5を参照)。押し子130の本体部131の先端には、薬液容器110の内壁と摺動可能なガスケット135を配置している。ガスケット135は、ガスケット135の外周部が薬液容器110の本体部111の内周面と液密に密着することにより、ガスケット135の基端側を液密に封止する。
本実施形態において、ガスケット135は、当該ガスケット135が薬液容器110の先端内壁112a(図5を参照)に対して突き合った状態で、押し子130が前進した際に、押し子130が前進する方向(長手方向)に収縮可能となるように構成している。ガスケット135は、上記のように収縮可能となるように、例えば、ゴム材やエラストマーなどの柔軟な樹脂材料で構成することができる。
図5に示すように、ガスケット135は、先端側に向けて外径が小さくなるテーパー形状を有している。また、ガスケット135の形状は、薬液容器110の先端内壁112aの形状と略同一に形成している。
押し子130の基端には、図5に示すように、被検出部134が設けられている。被検出部134は、薬液投与装置100による薬液の送液完了を検知するために利用される。
制御部160は、薬液投与装置100の薬液の送液動作を制御する。制御部160は、例えば、CPU、RAM、ROMなどを実装した公知のマイクロコンピュータ(電子回路素子)により構成することができる。制御部160は、駆動機構140、検出部150、電源部170、報知部(図示省略)の動作を統括的に制御する。また、制御部160は、薬液投与装置100が製造されてから使用者が使用するまでの間に、電源部170の電力の消耗を最小にするための電源制御回路を備えている。この電源制御回路については、後で詳しく説明する。
図5に示すように、検出部150は、シャーシ127に配置している。検出部150は、図6に示すように、押し子130が備える被検出部134が接触すると、薬液投与装置100の送液完了を検出する。検出部150は、例えば、被検出部134が接触した際に、所定の電気信号を発信する公知の接触型センサにより構成することができる。制御部160は、検出部150から電気信号を受信することにより、送液完了の情報を取得する。なお、検出部150は、押し子130が所定量だけ前進した際に、押し子130の被検出部134の位置を検出可能な限り、具体的な構成などは特に限定されない。
電源部170は、たとえば、公知のボタン電池と電源安定化回路などから構成することができる。薬液投与装置100は小型化が要求される。このため、電源部170の電源としては特に小型のものが用いられる。
図4に示すように、駆動機構140は、電源部170から駆動電流を受給して回転駆動力を生じさせるモータ141と、モータ141の回転駆動力を伝達する歯車などを備える減速機構143と、減速機構143に接続された送りネジ147と、を有している。
送りネジ147は、押し子130の基端付近に配置された基端接続部133と接続されている。送りネジ147は、減速機構143から伝達された回転運動を直線運動に変換して、押し子130を長手方向(X方向)に前進させる。押し子130は、薬液容器110の先端側へ向けて前進することにより、薬液容器110の本体部111の内腔111aからチューブ240(図1を参照)へ薬液を押し出す。
(投与器具)
図1および図2に示すように、投与器具200は、薬液投与装置100に接続可能に構成されている。
投与器具200は、コネクタ210と、生体に穿刺される針管220と、穿刺部(カニューレハウジング)230と、チューブ240と、針管220の生体への穿刺を補助する穿刺補助具250と、を有している。
コネクタ210は、当該コネクタ210に固定された装着部215を介して薬液投与装置100に接続可能に構成されている。装着部215は、ハウジング120の外部に突出した薬液容器110の先端112付近に設けられた装着部115(図4を参照)に対して外嵌されることにより、薬液投与装置100と接続できる。
装着部215の内部には、薬液容器110の先端部に配置された封止部材(図示省略)を刺通可能な接続用の針部(図示省略)が配置されている。チューブ240は、接続用の針部を介して、薬液容器110の本体部111の内腔111aと連通される。
穿刺部230の内部には、チューブ240と針管220の内腔を連通する流路(図示省略)が形成されている。チューブ240を介して穿刺部230へ送液された薬液は、穿刺部230の内部に形成された流路および針管220を通して生体内に投与される。
使用者への薬液の送液に際して、穿刺部230には穿刺補助具250が取り付けられる。穿刺補助具250は、導入針(内針)251を保持している。導入針251は、穿刺補助具250を穿刺部230に取り付けた状態において、針管220の先端から突出する。使用者は、針管220に導入針251を挿通した状態で針管220を生体に穿刺することにより、針管220に折れなどが生じるのを防止しつつ、針管220を生体に刺入することが可能になる。
穿刺補助具250は、針管220を生体に穿刺した後、穿刺部230から取り外される。導入針251は、穿刺部230から穿刺補助具250が取り外されると、針管220の内腔から抜去される。
針管220を生体に穿刺した後、穿刺補助具250が取り外されて、針管220が生体内に留置された状態で、穿刺部230は使用者の体表面Hに残置される。この状態で薬液投与装置100の押し子130が薬液容器110内を前進することにより、薬液容器110に充填された薬液は、チューブ240および穿刺部230の流路を経由して針管220の内腔へ送液される。
導入針251は、例えば、金属針で構成することが可能である。また、針管220は、例えば、樹脂製の管状部材(カニューレ)で構成することが可能である。
投与器具200は、薬液投与装置100と同様に、使用者の体表面Hに貼り付けて使用するパッチタイプとして構成している。投与器具200の穿刺部230の接触面(底面)231には、体表面Hに貼着可能なシート状の貼着部(図示省略)を設けている。投与器具200を使用者に取り付ける前の初期状態において、貼着部の貼着面には剥離可能な保護シートが取り付けられる。
以上が、薬液投与システム10、薬液投与装置100および投与器具200の概略の構成である。薬液投与装置100は、工場で製造された後、使用者が使用するまでの間、冷蔵保管される。冷蔵保管されている間、制御部160には電源部170から主電力は供給されていない。しかし、図11に示す従来の電源制御回路のように、MOSFETスイッチ162を有し、電源スイッチ161を迂回するバイパス回路が存在する場合、マイコン164と電源部170との間で主経路とは別に、バイパス回路を介したリーク回路が形成される。このため、電源スイッチ161がオフになっていても、冷蔵保管中に電力が消費され続けてしまう。一方で、電源部170は電源がボタン電池によって構成されているので、制御部160には電源部170から電力が供給され続けている。電源部170はボタン電池によって構成されているので、冷蔵保管中に制御部160で消費される電力は最小化しなければならない。このため、制御部160は、次のような電源制御回路を有している。
次に制御部160が備える電源制御回路の具体的な構成および動作について、図7~図11を参照しながら説明する。図7は、制御部が備える電源制御回路のブロック図である。図8は、薬液投与装置の動作フローチャートである。図9は、電源制御回路の動作説明に供する図である。図10は、従来の制御部が備える電源制御回路のブロック図である。図11は、従来の電源制御回路の動作説明に供する図である。
(電源制御回路の構成)
制御部160が備える電源制御回路は、電源スイッチ(電源SW)161、バイパス回路166を形成するMOSFETスイッチ162、遮断回路167を形成するMOSFETスイッチ163、および制御手段として機能するマイコン164を有する。
電源スイッチ161は、マイコン164に電力を供給する電源部170とマイコン164とを電気的に接続する。なお、電源スイッチ161は、押している間のみオンするモーメンタリ動作型の押しボタンスイッチである。
MOSFETスイッチ162は第1の半導体スイッチであり、MOSFETスイッチ162は、MOSFETスイッチ163から出力されるオン信号によってオンし、電源スイッチ161をバイパスさせる。MOSFETスイッチ162は電源スイッチ161がオンされた後に電源スイッチ161をバイパスさせ、電源スイッチ161のオン状態を保持させる。MOSFETスイッチ162は、電源スイッチ161を迂回して電源部170とマイコン164の接続を保持可能なバイパス回路166を形成する。
MOSFETスイッチ163は第2の半導体スイッチであり、MOSFETスイッチ163は電源スイッチ161がオンされた時にマイコン164から出力されるオン信号によってオンし、MOSFETスイッチ162にオン信号を出力する。MOSFETスイッチ163は、マイコン164とMOSFETスイッチ162とが電気的に直接接続されないようにしているため、電源印加前に、マイコン164と電源部170との間に流れるリーク電流を遮断する。つまり、MOSFETスイッチ163は、バイパス回路166とマイコン164との間に配置される遮断回路167を形成する。
したがって、MOSFETスイッチ163がオフ状態にあるときに、バイパス回路166を介してマイコン164と電源部170との間で発生するリーク電流が遮断回路167によって遮断され、マイコン164から出力されるスイッチオン信号によってMOSFETスイッチ163がオンとなったときに、MOSFETスイッチ162がオンとなり、バイパス回路166が電源スイッチ161をバイパスして電源部170とマイコン164との接続を保持する。
MOSFETスイッチ163は、MOSFETスイッチ162に、MOSFETスイッチ162をオンするためのバイパス回路オン信号を供給する。したがって、MOSFETスイッチ162は、このバイパス回路オン信号によってオンする。遮断回路167は、MOSFETスイッチ162をオンするためのバイパス回路オン信号を供給する信号供給源を有している。
バイパス回路166は、電源スイッチ161の上流から分岐してMOSFETスイッチ162の上流に接続された上流回路と、MOSFETスイッチ162の下流から前記電源スイッチ161と前記電源部170との間の回路に接続された下流回路と、遮断回路167のMOSFETスイッチ163の下流に接続されたMOSFETスイッチ162にバイパス回路オン信号を入力するための第1の入力回路と、を有している。第1の入力回路は、図9の抵抗R1、R2、コンデンサC2などによって構成される。なお、コンデンサC2は省略してもよい。
遮断回路167は、MOSFETスイッチ163の上流に接続された信号供給源と、マイコン164からのスイッチオン信号をMOSFETスイッチ163に入力するための第2の入力回路と、この第2の入力回路から分岐して信号供給源とMOSFETスイッチ163との間の回路に接続された分岐回路と、を有している。第2の入力回路は、図9の抵抗R4、コンデンサC1などによって構成される。なお、コンデンサC1は省略してもよい。
上記の信号供給源は、MOSFETスイッチ162をオンするための電圧を供給する電圧供給回路であり、電圧供給回路は、電源部170の下流とマイコン164との間の回路から分岐した電源電圧VDDを印加する回路である。
マイコン164は、制御対象である前述の駆動機構140などの動作を制御するためのプログラムを備えたマイクロコンピュータであり、そのプログラムを実行することにより駆動機構140などの動作を制御する。
第1の半導体スイッチおよび第2の半導体スイッチとして、N型またはP型のMOSFETスイッチ162、163を例示したが、第1の半導体スイッチおよび第2の半導体スイッチとしては、MOSFETスイッチ以外に、スイッチング動作ができる半導体であれば、トランジスタやサイリスタなどを用いることもできる。
(薬液投与装置の動作)
次に、薬液投与装置の動作を、図8の動作フローチャートに基づいて説明する。
まず、薬液投与装置100が工場で製造されると、工場、病院内で冷蔵保管される。そして医療従事者が使用する際に電源スイッチ161がオンされる(S100)。電源スイッチ161はモーメンタリ動作型の押しボタンスイッチであるので、押している間だけオンする。電源スイッチ161がオンされると、図7および図9に示すように、電源部170からマイコン164に電力が供給され、マイコン164が起動する(S101)。マイコン164が起動すると、マイコン164がMOSFETスイッチ163にオン信号を出力する(S102)。マイコン164がオン信号を出力すると、MOSFETスイッチ163がオンする(S103)。マイコン164が出力するオン信号とは、たとえばMOSFETスイッチ163がP型トランジスタであるとすると、ソース端子がFETの閾値電圧以上に電位(VDD)が固定されているので、MOSFETスイッチ163のゲート端子にマイコン164から閾値を超える電位を印加するということである。
次に、MOSFETスイッチ163がオンすると、MOSFETスイッチ163がMOSFETスイッチ162にオン信号を出力する。MOSFETスイッチ163が出力するオン信号とは、たとえばMOSFETスイッチ163がP型トランジスタであるとすると、ソース電位がVDDに固定されているので、MOSFETスイッチ162のゲート端子にVDDの電圧を印加するということである。そのため、MOSFETスイッチ163がオン信号を出力すると、MOSFETスイッチ162がオンする(S104)。MOSFETスイッチ162がオンすると、図7に示すように、電源スイッチ161をバイパスするバイパス回路166が形成される(S105)。これにより、電源スイッチ161がオフとなった後でも、電源部170からマイコン164に電力が供給されるようになる。
電源部170からマイコン164に電力が供給されると、マイコン164は、ROMに記憶されている、薬液投与プログラムを読み込んで実行し、押し子130(図5および図6参照)を少しずつ移動させ、被検者に薬液を投与する(S106)。薬液の投与が終了すると、マイコン164は、薬液投与プログラムの実行を終了する(S107)。
薬液投与プログラムの実行が終了すると、マイコン164がMOSFETスイッチ163にオフ信号を出力する(S108)。マイコン164が出力するオフ信号とは、たとえばMOSFETスイッチ163がP型トランジスタであるとするとソース端子がFETの閾値電圧以上に電位(VDD)が固定されているので、MOSFETスイッチ163のゲート端子にマイコン164から閾値を下回る電位を印加するということである。このオフ信号を受けてMOSFETスイッチ163がオフする(S109)。次に、MOSFETスイッチ163がオフすることによってMOSFETスイッチ162がオフする(S110)。このように、MOSFETスイッチ163は、仮に、MOSFETスイッチ163がなければ、電源印加前に、マイコン164をノイズから保護するための保護回路165から電源部170に向けて流れ込むであろう、図示矢印で示すリーク電流を遮断する。具体的には、MOSFETスイッチ163は、図9に示すように、保護回路165のダイオードD1から抵抗R1および抵抗R2を通じて電源部170に向けて流れ込もうとするリーク電流を遮断する。
図10および図11に示すように、MOSFETスイッチ163を備えていない従来の電源制御回路の場合、マイコン164の保護回路165を形成するダイオードD1から抵抗R1およびR2を介して電源部170に至るリーク回路が形成されてしまう。このリーク電流はμAオーダーの非常に小さな電流であるが、薬液投与装置100が冷蔵保存されている間、常に流れ続けているので、電気容量の小さいボタン電池から成る電源部170の電力を無駄に消費させる。図9に示す本実施形態の電源制御回路では、MOSFETスイッチ163を設けることによって、このリーク回路が形成されないようにしている。なお、R1+R2の抵抗値を極端に大きくすればリーク電流を小さくできるが、これらの抵抗値を大きくしてしまうと微小電流ノイズの影響を受けやすくなるため、抵抗値を極端に大きくすることはできない。このため、MOSFETスイッチ163を設けることは必須となる。したがって、図9の電源制御回路の場合、電源が入る前でMOSFETスイッチ162がオフしている間、つまり、薬液投与装置100が冷蔵保存されている間、MOSFETスイッチ163はオフして、リーク回路の形成が妨げられる。これにより、リーク電流が流れることがなくなるので、電源部170の電力を無駄に消費させることはない。
したがって、本実施形態の電源制御回路およびその電源制御回路を備えた薬液投与装置100によれば、遮断回路167によってリーク回路を遮断できるので、保管時の省電力が実現できる。これにより、電源部170電気容量が小さくできるので、薬液投与装置100の小型化とコストダウンを達成できる。
以上、実施形態を通じて本発明の電源制御回路およびその電源制御回路を備えた薬液投与装置を説明したが、本発明は説明した各構成のみに限定されるものでなく、請求の範囲の記載に基づいて適宜変更することが可能である。
たとえば、図9に示した電源制御回路の回路構成は、例示した回路構成に限られず、当業者であれば考えられる他の回路構成を採用しても良い。また、例示した回路構成はアナログの回路構成であるが、デジタル的な回路構成としても良い。
10 薬液投与システム、
100 薬液投与装置、
110 薬液容器、
111 薬液容器の本体部、
111a 薬液容器の内腔、
112a 薬液容器の先端内壁、
120 ハウジング、
120a ハウジング本体部、
127 シャーシ、
128 収容空間、
130 押し子、
131 押し子の本体部、
134 被検出部、
135 ガスケット、
135a 押し子の先端、
140 駆動機構、
150 検出部、
160 制御部、
161 電源スイッチ、
162、163 MOSFETスイッチ、
164 マイコン、
165 保護回路、
166 バイパス回路、
167 遮断回路、
170 電源部、
H 体表面。

Claims (7)

  1. 制御対象の動作を制御する制御手段と、
    前記制御手段に電力を供給する電源部と、
    前記電源部と前記制御手段とを接続する電源スイッチと、
    第1の半導体スイッチを有し、前記電源スイッチを迂回して前記電源部と前記制御手段との接続を保持可能なバイパス回路と、
    第2の半導体スイッチを有し、前記バイパス回路と前記制御手段との間に配置された遮断回路と、を備え、
    前記第2の半導体スイッチがオフ状態にあるときに、前記バイパス回路を介して前記制御手段と前記電源部との間で発生するリーク電流が前記遮断回路によって遮断され、
    前記制御手段から出力されるスイッチオン信号によって前記第2の半導体スイッチがオンとなったときに、前記第1の半導体スイッチがオンとなり、前記バイパス回路が前記電源スイッチをバイパスして前記電源部と前記制御手段との接続を保持し、
    前記遮断回路は、前記第1の半導体スイッチをオンするためのバイパス回路オン信号を供給する信号供給源を有し、
    前記バイパス回路は、前記電源スイッチの上流から分岐して前記第1の半導体スイッチの上流に接続された上流回路と、前記第1の半導体スイッチの下流から前記電源スイッチと前記電源部との間の回路に接続された下流回路と、前記遮断回路の前記第2の半導体スイッチの下流に接続された前記第1の半導体スイッチに前記バイパス回路オン信号を入力するための第1の入力回路と、を有し、
    前記遮断回路は、前記第2の半導体スイッチの上流に接続された前記信号供給源と、前記制御手段からの前記スイッチオン信号を前記第2の半導体スイッチに入力するための第2の入力回路と、前記第2の入力回路から分岐して前記信号供給源と前記第2の半導体スイッチとの間の回路に接続された分岐回路と、を有する、電源制御回路。
  2. 前記信号供給源は、前記第1の半導体スイッチをオンするための電圧を供給する電圧供給回路である、請求項に記載の電源制御回路。
  3. 前記電圧供給回路は、前記電源部の下流と前記制御手段との間の回路から分岐した回路である、請求項に記載の電源制御回路。
  4. 前記制御手段は、前記制御対象の動作を制御するプログラムを備えたマイクロコンピュータである、請求項1からのいずれかに記載の電源制御回路。
  5. 前記電源スイッチは、押している間のみオンするモーメンタリ動作型の押しボタンスイッチである、請求項1からのいずれかに記載の電源制御回路。
  6. 前記第1の半導体スイッチおよび前記第2の半導体スイッチは、N型またはP型のMOSFETスイッチである、請求項1からのいずれかに記載の電源制御回路。
  7. 請求項1からのいずれかに記載の電源制御回路を備えた薬液投与装置。
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