JP3315298B2 - 発電設備の系統連系保護装置 - Google Patents

発電設備の系統連系保護装置

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JP3315298B2
JP3315298B2 JP28868295A JP28868295A JP3315298B2 JP 3315298 B2 JP3315298 B2 JP 3315298B2 JP 28868295 A JP28868295 A JP 28868295A JP 28868295 A JP28868295 A JP 28868295A JP 3315298 B2 JP3315298 B2 JP 3315298B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴミ発電システ
ム、コージェネレーション、燃料電池、太陽光発電シス
テム等の自家用発電設備を系統電源と連系するときの系
統連系保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般需要家がコージェネレーショ
ン等の自家用発電設備と系統電源を連系するために、図
11に示すような系統連系システムが用いられている。
すなわち、上位変電所39では系統電源1の電圧を変圧
器2を介して降圧し、遮断器3を通して一般需要家に電
力を供給している。一般需要家では遮断器4を介して負
荷5に電力を供給している。
【0003】一方、自家発電設備では遮断器6を介して
交流発電機7の出力を系統電源1と連系している。交流
発電機7の出力電力の制御は、自動電圧調整器(AV
R)9により交流発電機7の界磁巻線8を制御すること
により行い、交流発電機7の出力周波数は交流発電機7
を駆動するエンジン10の調速機11によりエンジンパ
ワーを制御することによって行われている。
【0004】また、故障検出手段として、発電機7の出
力電流を変流器12で検出し、発電機7の出力電圧との
関係から発電機異常検出回路13で異常電流を検出し、
この検出信号を故障トリップ回路20に与えて遮断器6
を開放するようにしている。
【0005】この他に、保護手段として、遮断器6の出
力側(変電所側)に変流器14を設け、過電流継電器
(OC)19により故障トリップ回路20を動作させて
いる。また、系統電源1の異常時、特に系統電源1が遮
断された場合、例えば遮断器3が開放になった時、交流
発電機7の出力電力が負荷5に供給され、周波数や電圧
が異常となることを周波数低下継電器(UF)15、周
波数上昇継電器(OF)16、過電圧継電器(OV)1
7、不足電圧継電器(UV)18等により検出し、これ
ら検出信号に基づき故障トリップ回路20が遮断器6に
対してトリップ指令を与えて遮断器6を開放し、負荷5
を保護したり、遮断器3の再閉路が可能な状態とする必
要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで例えば、系統電
源1の異常が発生して遮断器3が開となった時、交流発
電機7の出力電力と負荷5の所要電力が有効分および無
効分共にほぼ等しくなっていると、周波数も電圧もほと
んど変化しないので、継電器15〜19のいずれも動作
せず、運転を継続する、いわゆる単独運転(アイランデ
ィング)現象が発生し、遮断器3の再閉路を妨げるよう
な事故が発生する。
【0007】このため、従来このような単独運転を防ぐ
目的で、変電所39からの専用線により接続された転送
遮断装置38を設けて遮断器6に対して転送遮断する方
法が採用されたものがある。転送遮断装置38は、上位
変電所39の遮断器3が開となった信号を検出したとき
遮断器6に対して遮断信号を送って遮断器6を開放する
ものである。
【0008】転送遮断装置38は、上位変電所が遠い場
合や需要家が多い場合には設ける必要があるが、数百K
W程度の出力である中小容量の自家発電設備にとって
は、非常にコストが高く、系統連系による実用上のメリ
ットが少ない。
【0009】本発明は、このような事情に基づき、高価
な転送遮断装置を設けることなく、系統連系中の自家発
電設備の単独運転を自家発電設備側で確実に検出保護で
きる系統連系保護装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、請求項に対応する発明は、回転発電機によ
る自家発電設備を系統電源に連系すると共に、前記系統
電源と前記自家発電設備の間にしゃ断器を配設し、かつ
該しゃ断器を前記自家発電設備の出力の異常が発生した
ことを保護装置により検出してトリップさせるように構
成したシステムにおいて、前記発電設備の出力周波数を
検出する周波数検出器と、前記周波数検出器で検出され
た周波数の変化率を検出する周波数変化率検出器と、前
記発電設備の無効電力を検出し、この無効電力検出値を
無効電力基準に制御するための電圧基準を出力する無効
電力制御回路と、前記周波数変化率検出器により前記周
波数の変化率が正であることを検出したとき無効電力を
進み方向に変化させ、かつ前記周波数変化率検出器によ
り前記周波数変化率が負であることを検出したとき前記
無効電力を遅れ方向に変化させるための無効電力変動基
準を前記無効電力制御回路の無効電力基準に加える函数
回路と、前記無効電力制御回路からの電圧基準を直接入
力するか、または前記函数回路の出力を入力して得られ
る電圧変動信号を前記無効電力制御回路からの電圧基準
に加算して入力し、前記回転発電機の界磁回路に与える
出力電圧を制御する電圧制御回路と、を具備したことを
特徴とする発電設備の系統連系保護装置である。
【0011】
【0012】本発明は前記目的を達成するため、請求項
に対応する発明は、回転発電機による自家発電設備を
系統電源に連系すると共に、前記系統電源と前記自家発
電設備の間にしゃ断器を配設し、かつ該しゃ断器を前記
自家発電設備の出力の異常が発生したことを保護装置に
より検出してトリップさせるように構成したシステムに
おいて、前記発電設備の出力周波数を検出する周波数検
出器と、前記周波数検出器で検出された周波数の変化率
を検出する周波数変化率検出器と、前記周波数変化率検
出器により前記周波数の変化率が正であることを検出し
たとき前記発電設備の出力電圧を低下させ、かつ前記周
波数変化率検出器により前記周波数変化率が負であるこ
とを検出したとき前記発電設備の出力電圧を上昇させる
ための電圧変動基準を出力する函数回路と、前記函数回
路の出力を入力して得られる電圧変動信号を、前記回転
発電機の界磁回路に与える出力電圧を制御する電圧制御
回路と、を具備したことを特徴とする発電設備の系統連
系保護装置である。
【0013】請求項または請求項に対応する発明に
よれば、周波数変化率が正のとき無効電力を進み方向に
変化させるか、または発電設備の出力電圧を低下させ、
かつ周波数変化率が負のとき無効電力を遅れ方向に変化
させるか、または発電設備の出力電圧を上昇させること
により、回転発電機の出力周波数、出力周波数変化率、
出力電圧の異常値を発生させ、これを保護装置により検
出して発電機を解列させるものであるため、高価な転送
遮断装置を設けることなく、系統連系中の発電機の単独
運転を自家発電設備側で確実に検出保護できる。また周
波数変化率を検出し、周波数が変化している方向を助長
するように、周波数変動に同期して拡大し、周波数や周
波数変化率異常を検出することで従来困難であった多数
台運転時の単独運転検出も特性劣化させることなく可能
となる発電設備の系統連系保護装置を提供できる。
【0014】本発明は前記目的を達成するため、請求項
に対応する発明は、前記周波数検出器は、前記周波数
変化率検出器の入力である検出周波数が定格周波数附近
で上昇した場合、周波数上昇につれて無効電力を進み方
向又は前記発電設備の出力電圧を低下させ、かつ前記周
波数変化率検出器の入力である検出周波数が定格周波数
附近で下降した場合、周波数下降につれて無効電力を遅
れ方向又は前記発電設備の出力電圧を上げる方向に変化
させるものであることを特徴とする請求項または請求
記載の発電設備の系統連系保護装置である。
【0015】請求項に対応する発明によれば、請求項
1,2の作用に加えて、定格周波数附近に不安定点を作
り、単独運転中に周波数をシフトさせるよう作用するの
で、短時間で単独運転を検出することができる。
【0016】本発明は前記目的を達成するため、請求項
4に対応する発明は、前記周波数検出器は、前記周波数
変化率検出器の入力である検出周波数が定格周波数より
設定した値以上上昇した場合は、周波数上昇に従って無
効電力を進み方向から遅れ方向又は前記発電設備の出力
電圧を下降方向から上昇方向に特性反転させ、前記周波
数変化率検出器の入力である検出周波数が定格周波数よ
り設定した値以下に下降した場合は、無効電力を周波数
の下降に従って遅れ方向から進み方向又は前記発電設備
の出力電圧を上昇方向から下降方向に特性反転させるこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載の発電設備
の系統連系保護装置である。
【0017】請求項に対応する発明によれば、請求項
または請求項の作用に加えて、特性を反転させるこ
とにより周波数が設定値以上変化した場合、周波数の発
散を防ぐ方向に作用し、周波数の変化幅を制限すること
ができる。
【0018】本発明は前記目的を達成するため、請求項
に対応する発明は、前記函数回路は、前記周波数変化
率検出器に検出された周波数変化率に従って変化する無
効電力変動基準または電圧変動基準を出力することを特
徴とする請求項1または請求項2記載の発電設備の系統
連系保護装置である。
【0019】請求項に対応する発明によれば、請求項
または請求項の作用に加えて、周波数変化率が大き
くなるにつれて無効電力変動または電圧変動を大きく
し、正帰還作用を大とし、また無効電力制御の遅れ分
を、補償すべく周波数変化率の極性変化時にステップ的
な無効電力基準を出力する。
【0020】本発明は前記目的を達成するため、請求項
に対応する発明は、前記周波数変化率検出器で検出さ
れた周波数変化率がゼロか設定値以下の場合は、一定周
期の無効電力変動又は電圧変動信号を付加する回路を新
たに具備したことを特徴とする請求項または請求項
記載の発電設備の系統連系保護装置である。
【0021】請求項に対応する発明によれば、請求項
または請求項の作用に加えて、無効電力と有効電力
がバランスしている時は、一定周期変動による無効電力
変化により単独運転中に周波数変動を生じさせることが
できる。
【0022】本発明は前記目的を達成するため、請求項
に対応する発明は、前記周波数変化率検出器で検出さ
れた周波数変化率が設定値以上になると、所望の極性に
合うよう一定周期の無効電力変動又は電圧変動信号の位
相を変化させることを特徴とする請求項または請求項
記載の発電設備の系統連系保護装置である。
【0023】請求項に対応する発明によれば、請求項
または請求項の作用に加えて、無効電力制御ループ
の遅れ分だけ周波数変化率の極性変化時に一定周期の無
効電力基準の位相を設定変更することにより、周波数変
動効果を増大することができる。
【0024】本発明は前記目的を達成するため、請求項
に対応する発明は、静止形の直流電源および電力変換
器からなる自家発電設備を系統電源に連系すると共に、
前記系統電源と前記自家発電設備の間にしゃ断器を配設
し、かつ該しゃ断器を前記自家発電設備の出力の異常が
発生したことを保護装置により検出してトリップさせる
ように構成したシステムにおいて、前記発電設備の出力
周波数を検出する周波数検出器と、前記周波数検出器で
検出された周波数の変化率を検出する周波数変化率検出
器と、有効電力基準と、前記周波数変化率検出器で検出
された周波数変化率に基づき決定される無効電力基準に
より有効電力と無効電力を制御することを特徴とする発
電設備の系統連系保護装置である。
【0025】請求項に対応する発明によれば、静止形
の発電設備であっても、周波数変化率の値により、無効
電力を制御することにより、周波数変動を生じさせ、発
電設備の単独運転を検出保護できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の発電設備の系統連
系保護装置の実施の形態を図を参照して説明するが、図
11の従来例と異なる点を中心に説明する。 <第1の実施の形態> (構成)図1は本発明の第1の実施の形態を示す構成図
であり、図11の従来の系統連系保護システムと相違す
る点は、従来例の高価な転送遮断装置38を設ける代り
に、以下のように構成したものである。
【0027】すなわち、図1に示すように交流発電機7
の出力電圧から周波数検出器(f)21により周波数を
検出し、この検出周波数から周波数変化率(df/d
t)検出器30により周波数変化率V30を検出する。
【0028】周波数変化率(df/dt)過大検出器3
1は、周波数変化率V30が設定値以上になるかどうかを
検出し、設定値以上になったとき異常出力信号V31を出
力し、故障トリップ回路20に与える。故障トリップ回
路20は、遮断器6に対してトリップを与えて電路を開
放する。
【0029】無効電力検出器23は、変流器14により
検出された発電機7の出力電流と、発電機7の出力電圧
を入力して無効電力を検出する。有効電力検出器26は
変流器14により検出された発電機7の出力電流と、発
電機7の出力電圧を入力して有効電力を検出する。
【0030】一方、有効電力制御回路(APR)27
は、有効電力基準(P* )設定器25からの有効電力基
準P* と、有効電力検出器26からの有効電力Pを比較
し、この偏差を調速機11に与えてエンジン10の速度
制御を行う。
【0031】函数回路32は、周波数変化率検出器30
からの周波数変化率V30を入力し、無効電力変動基準Δ
1 * を出力するものであり、具体的には図4に示すよ
うに、周波数変化率が上昇中には進み無効電力を増加さ
せて周波数上昇を助長させ、また周波数が下降中には遅
れ無効電力を増加させて周波数下降を助長させるような
無効電力変動基準ΔQ1 * を出力する。
【0032】無効電力制御回路(AQR)24は、無効
電力基準(Q* )設定器28からの無効電力基準Q*
と、函数回路32の無効電力変動基準ΔQ1 * を加算し
た新たな無効電力基準と無効電力検出器23で検出した
無効電力Qを一致させるための電圧基準V* を出力す
る。
【0033】電圧制御回路(AVR)9は、無効電力制
御回路24からの電圧基準V* により、発電機7の出力
電圧を制御するための界磁指令を界磁巻線8に与える。
なお、有効電力基準(P* )設定器25と、有効電力制
御回路27と、調速機11と、エンジン10により速度
制御ループを構成している。無効電力基準設定器28
と、無効電力検出器23と、無効電力制御回路24によ
り無効電力制御ループを構成している。無効電力制御回
路24の出力である電圧基準V* と定電圧制御回路9に
より電圧制御ループを構成している。
【0034】(作用)次に、以上述べた第1の実施の形
態の作用について図2〜図5を参照して説明する。今、
図2において、発電機7の出力の有効電力をP、無効電
力をQ、負荷5が必要とする有効電力をPL 、無効電力
をQL とすると、系統電源1へ流出する有効電力ΔP及
び無効電力ΔQはそれぞれ次のように表される。
【0035】ΔP=P−PL ΔQ=Q−QL ここで、発電機7と系統間のインダクタンス分をlと
し、負荷5の電圧をV、周波数をfとする。
【0036】そうすると、通常の場合はΔP≒0、ΔQ
≒0に近い状態で遮断器3が開となっても、負荷5の電
圧V、周波数fはほとんど変化しないため、継電器15
〜19が検出できず単独運転を継続することになる。
【0037】しかし、系統電源1と負荷5の位相はゆっ
くりとずれてくるので、遮断器3の再投入は事故拡大に
つながり危険なため行えない状態が発生し、配電系統の
安定性を低下させることになる。
【0038】単独運転中の電圧はP=V2で決ま
る。一方単独運転中の周波数fはQ=(V2 ωC)−
(V2 /ωL)で決まる。特に、周波数fに着目する
と、負荷5が要求する無効電力QL より発電機7が供給
する無効電力が進み方向にずれている時は、周波数fが
上昇しコンデンサCの電流iC が増加し、インダクタン
ス電流iL が減少して無効電力がバランスする方向に変
化する。
【0039】また、発電機7が供給する無効電力が負荷
5の要求する無効電力QL より遅れ方向にずれている場
合は、周波数fが下降しインダクタンス電流iL が増加
し、コンデンサ電流iC が減少して無効電力がバランス
する方向に変化する。
【0040】次に、ΔQ≒0でΔQ≠0状態で単独運転
になった場合の周波数変動は、図3に示すように系統遮
断(t0 )後、周波数fが変動しながら安定点f1 ,f
2 に接近することが実測されシミュレーションでも確か
められている。
【0041】図3において、f1 はΔQがわずかに進み
の場合であり、f2 はΔQがわずかに遅れた場合であ
る。図3に示す+Δf,−Δfは保護継電器15〜19
で単独運転が検出できるレベルである。
【0042】図4は図1に示す実施の形態の作用効果を
説明するための図であり、fは周波数検出器21に検出
された周波数fであり、df/dtは周波数変化率検出
器30により検出された周波数変化率であり、ΔQ1 *
は函数回路32の出力を示している。
【0043】いま、fが図4のように変化すると、df
/dtはこれより90°位相の進んだ波形となる。df
/dt>0の場合は周波数が上昇中であるので、この間
に函数回路32から進みのΔQ1 * が出力され、周波数
fは更に上昇するよう作用する。また、df/dt<0
の場合は周波数fが下降中なので、この間に函数回路3
2から遅れのΔQ1 * が出力され、周波数fは更に下降
するよう作用するる。このように正帰還作用により周波
数変動を増大させ、周波数異常や周波数変化率過大を周
波数変化率過大検出器31により検出することにより、
従来用いていた高価な転送遮断装置を用いなくても、単
独運転を検出保護することが可能となる。
【0044】なお、−df/dtを直接ΔQ1 * とする
ことでも正帰還作用は発生するが、周波数検出遅れが1
サイクル、ΔQ又はΔVの制御遅れが0.2〜0.3s
ec発生するので、この遅れを補償するためdf/dt
よりΔQ1 * のパターンを進めることが望ましい。
【0045】一定周期の場合はdf/dtを更に微分し
た成分を加えることで進み制御が可能であるが、周期が
変化するので、図1に示すように函数回路32により、
図4のΔQ1 * のようにdf/dtの大きさによる成分
と、df/dtの極性による固定分とで遅れ分を補償す
るようにしてもよい。函数回路32としては、df/d
tの極性のみによる方形波を出力するように構成すれ
ば、最も簡単な構成となる。
【0046】このような回路を付加することにより、単
独運転時の周波数変動を図3から図5に示すように拡大
して周波数や周波数変化率異常を検出することにより単
独運転を検出することが容易となる。
【0047】なお、函数回路32として、df/dtが
あるレベル以上になると出力を、増大させるようにする
ことにより、早く周波数変動を拡大することができる。 (効果)以上述べた第1の実施の形態によれば、df/
dtを検出しdf/dt>0の場合は進み無効電力を、
またdf/dt<0の時は遅れ無効電力を発電機7から
余分に出力するようにすることにより、周波数変動を拡
大し単独運転を容易に検出することができる。
【0048】また、第1の実施の形態によれば、df/
dtの極性で同期が取れる方式のため複数台の自家用発
電設備であっても、1台の自家用発電設備と同様に周波
数変動を拡大し単独運転を検出することができる。これ
に対して、本発明の実施の形態とは異なる無効電力変動
方式や電圧変動方式では複数台の変動方向が一致しない
ため、効果が低下する。
【0049】しかも、周波数変化率過大検出器31によ
り±Δfの変化に達しない以前に早期に単独運転を検出
し保護することができる。 <第2の実施の形態>図1において、無効電力制御回路
24の応答が遅い場合は、函数回路32の出力である無
効電力変動基準ΔQ1 * を、無効電力制御回路24に入
力するだけでなく、破線で示すように函数回路32の出
力である無効電力変動基準ΔQ1 * を分岐して反転アン
プ33に入力して得られる電圧変動信号ΔV1 * を、定
電圧制御回路9に入力される電圧基準V* にフィードフ
ォワード的に与えるようにしたものである。
【0050】この場合には、df/dt>0でΔQ1 *
は進み、ΔV1 * は下げ方向となり、出力パワー減少→
周波数上昇(調速機11の応答遅れやレギュレーション
により)のループでも周波数は変動する。
【0051】また、無効電力制御回路24の増幅器は一
般的には、I(積分)制御器で構成されているが、これ
をPI(比例積分)制御器で構成する。このように構成
すると、比例分Pが電圧変動分ΔV1 * となる。
【0052】<第3の実施の形態>図1の函数回路32
の出力である無効電力変動基準ΔQ1 * を無効電力制御
回路24に入力せず、図1の破線で示した反転アンプ3
3により電圧変動基準ΔV1 * に変更して定電圧制御回
路9の電圧基準V* に加算するようにしたものである。
この場合も、図1の実施の形態と同様な作用効果が得ら
れる。
【0053】この実施の形態は、小容量発電機では無効
電力制御回路24のループが無いシステムに特に有効で
ある。 <第4の実施の形態>図2において、ΔP=0,ΔQ=
0の場合は有効電力、無効電力共に完全にバランスして
いるので、単独運転になっても電圧、周波数共変化しな
い。このような場合は極めてまれであるが理論的には存
在する。このような場合でも単独運転を検出するため、
図6のよう構成する。
【0054】具体的には、図1に示す構成に、パターン
発生回路36を追加し、これから得られる常時微少な無
効電力変動信号ΔQ2 * を無効電力制御回路24に入力
し、また無効電力変動信号ΔQ2 * を反転アンプ33に
入力して得られる微少電圧変動信号ΔV1 * を破線に示
すように定電圧制御回路9に入力させるように構成した
ものである。このようにして、周波数変動の始動源を構
成したものである。
【0055】この場合には、周波数変化率検出器30の
出力df/dtが設定レベルになると、パターン発生回
路36の出力を調整するなど工夫することができる。 <第5の実施の形態>図7に示すように、図1の周波数
変化率検出器30の出力の極性のみを判別する極性判別
回路34を設け、極性判別回路34の出力を位相セット
回路35を介して常時接続したパターン発生回路36に
入力する。そして、パターン発生回路36の出力ΔQ1
* を無効電力制御回路24に入力加算しておくと共に、
ΔQ1 * を反転アンプ33に入力して得られる電圧変動
信号ΔV1 * を定電圧制御回路9に入力するように構成
したものである。
【0056】このように構成することにより、周波数変
化率の極性変化に従って位相セット回路35を介してパ
ターン発生回路36の位相を周波数上昇時に進み電力を
出す極性、周波数下降時に遅れ電力を出す極性にほぼ合
致するよう合わせる回路となることから、前述の第1の
実施の形態と同じ効果が得られる。
【0057】<第6の実施の形態>図8に示すように、
図7の回路における周波数検出器21の出力を周波数変
化率検出器30とは分岐して無効電力函数発生器22に
入力し、これにより得られる無効電力変動基準ΔQ2 *
を無効電力制御回路24を入力させる。または無効電力
変動基準ΔQ2 * を反転アンプ37に入力して得られる
電圧変動基準ΔV2 * を定電圧制御回路9の入力に加え
るようにしたものである。このようにして周波数変動の
始動源を構成したものである。
【0058】この動作原理について図9を参照して説明
する。すなわち、周波数fに対する無効電力変動基準Δ
* (系統電源へ流出する無効電力ΔQ)の特性とする
と、負荷が定格周波数f0 で共振状態となると、負荷の
無効電力はQL に示す特性となる。
【0059】周波数f0 とf1 の間は負荷の要求する無
効電力より発電機の出力する無効電力が進み方向にある
ので周波数は上昇、同様にf0 とf2 の間は負荷の要求
する無効電力より発電機の出力する無効電力が遅れのた
め周波数は下降する。同様な理由でf1 以上では周波数
は下降し、f2 以下では周波数は上昇する。
【0060】このためf0 点は不安定点となりf1 ,f
2 いづれかにシフトする。f1 ,f2 点は安定点のため
1 又はf2 点にシフトする作用がある。なお、ΔQ*
の曲線はf0 (定格周波数)附近で負荷より右上り特性
が必要な条件であり、その他は周波数シフト作用には直
接関係しないので種々の曲線が選べる。ΔQ* の曲線は
傾斜のみが重要であり、f0 点で無効電力Q* を定常的
に出力する場合は破線のように移動するのみでシフト点
が移動するのみで作用は同じである。
【0061】<第7の実施の形態>前述の実施の形態で
は交流発電機7による発電設備の系統連系保護装置につ
いて説明したが、図10は静止形の発電設備の系統連系
保護装置の例である。この場合は、図1の回路におい
て、交流発電機7、界磁巻線8、定電圧制御回路9、エ
ンジン10、調速機11、無効電力検出器23、無効電
力基準設定器28、無効電力制御回路24、有効電力検
出器26、有効電力基準設定器25を設けずに、新たに
電流基準回路40と、電流制御回路41と、電力変換器
例えばインバータ42と、直流電源43を設けたもので
ある。
【0062】電流基準回路40は、有効電力基準P*
入力し、また函数回路32の出力である無効電力変動基
準ΔQ1 * 及び無効電力基準Q* を入力して両者を加算
し、これらの有効電力基準P* と無効電力基準(Q*
ΔQ1 * )からインバータ42の電流基準を出力する。
電流制御回路41は電流基準回路40からの電流基準と
変流器12により検出したインバータ42の出力電流を
入力し、出力電流が電流基準になるような位相信号をイ
ンバータ42に与える。
【0063】このように構成することにより、前述の実
施の形態と全く同様にdf/dtの値により無効電力を
制御することにより周波数変動を生じさせ、単独運転を
検出することができる。
【0064】インバータ42の場合は制御遅れがほとん
ど無いので、函数回路32は省略してもよい。函数回路
32を省略する場合には、周波数変化率検出器30で検
出された周波数変化率を直接電流基準回路40に入力す
ることにより無効電力基準が以下のように補正される。
すなわち、周波数変化率が正のとき無効電力を進み方向
に変化させ、かつ前記周波数変化率が負であることを検
出したとき無効電力を遅れ方向に変化させるように無効
電力基準が補正される。
【0065】なお、図10に示す回路であっても、図1
と同様に有効電力制御ループと無効電力制御ループを設
けることもできる。 <変形例>図1の実施の形態の変形例として以下のよう
なものが含まれる。
【0066】(1)図1、図6、図7、図8の実施の形
態の簡易形として、調速機11の入力側に設けられてい
る有効電力制御回路27および有効電力基準設定器25
を省いても第1の実の形態と同様な作用効果が得られ
る。
【0067】(2)図1の周波数変化率検出器30の代
りに、各炉サイクル毎の周波数変化量を検出する周波数
変化量検出器を設けても、図1の実施の形態と同様な作
用効果が得られる。
【0068】(3)図1の函数回路32の機能として、
df/dtがあるレベル以上になると出力が増大すると
いう機能が追加されたものを使用することにより、より
第1の実施の形態より速く周波数の変動を拡大すること
ができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
価な転送遮断装置を設けることなく、系統連系中の自家
発電設備の単独運転を自家発電設備側で確実に検出保護
できる系統連系保護装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による系統連系保護装置の第1の実施の
形態を示すブロック図。
【図2】図1の実施の形態の動作説明図。
【図3】図1の実施の形態の動作説明図。
【図4】図1の実施の形態の動作説明図。
【図5】図1の実施の形態の動作説明図。
【図6】本発明による系統連系保護装置の第4の実施の
形態を示すブロック図。
【図7】本発明による系統連系保護装置の第5の実施の
形態を示すブロック図。
【図8】本発明による系統連系保護装置の第6の実施の
形態を示すブロック図。
【図9】図8の実施の形態の動作説明図。
【図10】本発明による系統連系保護装置の第7の実施
の形態を示すブロック図。
【図11】従来の発電設備の系統連系保護装置の一例を
示すブロック図。
【符号の説明】
1…系統電源、2…変圧器、3,4,6…遮断器、5…
負荷、7…交流発電機、8…界磁巻線、9…AVR(定
電圧制御回路)、10…エンジン、11…調速機、1
2,14…変流器、13…発電機異常検出回路、15…
UF(周波数低下継電器)、16…OF(周波数上昇継
電器)、17…OV(過電圧継電器)、18…UV(不
足電圧継電器)、19…OC(過電流継電器)、20…
故障トリップ回路、21…周波数検出器、22…無効電
力関数発生器、23…無効電力検出器、24…AQR
(無効電力制御回路)、25…有効電力基準設定器、2
6…有効電力検出器、27…APR(有効電力制御回
路)、28…無効電力基準設定器、30…周波数変化率
検出器、31…周波数変化率過大検出器、32…函数回
路、33…反転アンプ、34…極性判別回路、35…位
相セット回路、36…パターン発生回路、37…反転ア
ンプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−31197(JP,A) 特開 平3−256533(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 3/00 - 5/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転発電機による自家発電設備を系統電
    源に連系すると共に、前記系統電源と前記自家発電設備
    の間にしゃ断器を配設し、かつ該しゃ断器を前記自家発
    電設備の出力の異常が発生したことを保護装置により検
    出してトリップさせるように構成したシステムにおい
    て、 前記発電設備の出力周波数を検出する周波数検出器と、 前記周波数検出器で検出された周波数の変化率を検出す
    る周波数変化率検出器と、 前記発電設備の無効電力を検出し、この無効電力検出値
    を無効電力基準に制御するための電圧基準を出力する無
    効電力制御回路と、 前記周波数変化率検出器により前記周波数の変化率が正
    であることを検出したとき無効電力を進み方向に変化さ
    せ、かつ前記周波数変化率検出器により前記周波数変化
    率が負であることを検出したとき前記無効電力を遅れ方
    向に変化させるための無効電力変動基準を前記無効電力
    制御回路の無効電力基準に加える函数回路と、 前記無効電力制御回路からの電圧基準を直接入力する
    か、または前記函数回路の出力を入力して得られる電圧
    変動信号を前記無効電力制御回路からの電圧基準に加算
    して入力し、前記回転発電機の界磁回路に与える出力電
    圧を制御する電圧制御回路と、 を具備したことを特徴とする発電設備の系統連系保護装
    置。
  2. 【請求項2】 回転発電機による自家発電設備を系統電
    源に連系すると共に、前記系統電源と前記自家発電設備
    の間にしゃ断器を配設し、かつ該しゃ断器を前記自家発
    電設備の出力の異常が発生したことを保護装置により検
    出してトリップさせるように構成したシステムにおい
    て、 前記発電設備の出力周波数を検出する周波数検出器と、 前記周波数検出器で検出された周波数の変化率を検出す
    る周波数変化率検出器と、 前記周波数変化率検出器により前記周波数の変化率が正
    であることを検出したとき前記発電設備の出力電圧を低
    下させ、かつ前記周波数変化率検出器により前記周波数
    変化率が負であることを検出したとき前記発電設備の出
    力電圧を上昇させるための電圧変動基準を出力する函数
    回路と、 前記函数回路の出力を入力して得られる電圧変動信号
    を、前記回転発電機の界磁回路に与える出力電圧を制御
    する電圧制御回路と、 を具備したことを特徴とする発電設備の系統連系保護装
    置。
  3. 【請求項3】 前記周波数検出器は、前記周波数変化率
    検出器の入力である検出周波数が定格周波数附近で上昇
    した場合、周波数上昇につれて無効電力を進み方向又は
    前記発電設備の出力電圧を低下させ、かつ前記周波数変
    化率検出器の入力である検出周波数が定格周波数附近で
    下降した場合、周波数下降につれて無効電力を遅れ方向
    又は前記発電設備の出力電圧を上げる方向に変化させる
    ものであることを特徴とする請求項または請求項
    載の発電設備の系統連系保護装置。
  4. 【請求項4】 前記周波数検出器は、前記周波数変化率
    検出器の入力である検出周波数が定格周波数より設定し
    た値以上上昇した場合は、周波数上昇に従って無効電力
    を進み方向から遅れ方向又は前記発電設備の出力電圧を
    下降方向から上昇方向に特性反転させ、前記周波数変化
    率検出器の入力である検出周波数が定格周波数より設定
    した値以下に下降した場合は、無効電力を周波数の下降
    に従って遅れ方向から進み方向又は前記発電設備の出力
    電圧を上昇方向から下降方向に特性反転させることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の発電設備の系統
    連系保護装置。
  5. 【請求項5】 前記函数回路は、前記周波数変化率検出
    器に検出された周波数変化率に従って変化する無効電力
    変動基準または電圧変動基準を出力することを特徴とす
    る請求項または請求項記載の発電設備の系統連系保
    護装置。
  6. 【請求項6】 前記周波数変化率検出器で検出された周
    波数変化率がゼロか設定値以下の場合は、一定周期の無
    効電力変動又は電圧変動信号を付加する回路を新たに具
    備したことを特徴とする請求項または請求項記載の
    発電設備の系統連系保護装置。
  7. 【請求項7】 前記周波数変化率検出器で検出された周
    波数変化率が設定値以上になると、所望の極性に合うよ
    う一定周期の無効電力変動又は電圧変動信号の位相を変
    化させることを特徴とする請求項または請求項記載
    の発電設備の系統連系保護装置。
  8. 【請求項8】 静止形の直流電源および電力変換器から
    なる自家発電設備を系統電源に連系すると共に、前記系
    統電源と前記自家発電設備の間にしゃ断器を配設し、か
    つ該しゃ断器を前記自家発電設備の出力の異常が発生し
    たことを保護装置により検出してトリップさせるように
    構成したシステムにおいて、 前記発電設備の出力周波数を検出する周波数検出器と、 前記周波数検出器で検出された周波数の変化率を検出す
    る周波数変化率検出器と、 有効電力基準と、前記周波数変化率検出器で検出された
    周波数変化率に基づき決定される無効電力基準により有
    効電力と無効電力を制御することを特徴とする発電設備
    の系統連系保護装置。
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