JP3314699B2 - 溶接機 - Google Patents
溶接機Info
- Publication number
- JP3314699B2 JP3314699B2 JP32091997A JP32091997A JP3314699B2 JP 3314699 B2 JP3314699 B2 JP 3314699B2 JP 32091997 A JP32091997 A JP 32091997A JP 32091997 A JP32091997 A JP 32091997A JP 3314699 B2 JP3314699 B2 JP 3314699B2
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- Japan
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- electromagnetic switch
- coil
- welding machine
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- relay
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- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
- Protection Of Static Devices (AREA)
- Arc Welding Control (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接機に関するも
のである。
のである。
【０００２】
【従来の技術】電磁開閉器を用いて入力開閉を行う溶接
機が世の中には多く使用されている。主な理由は電磁開
閉器により溶接機を使用していない時間は溶接機の無駄
な電力を自動的に遮断するために使用されている。
機が世の中には多く使用されている。主な理由は電磁開
閉器により溶接機を使用していない時間は溶接機の無駄
な電力を自動的に遮断するために使用されている。
【０００３】図５は従来の溶接機の入力側の電磁開閉器
のコイルの制御回路図である。商用電源Ｒ，Ｓ，Ｔから
電磁開閉器の接点（ＭＳ）１を介して溶接機の主変圧器
（ＭＴＲ）２に電圧を印加している。一方、電磁開閉器
のコイル（ＭＳ）４は電源スイッチ（Ｓ１）３を介して
接続され、リレー（ＣＲ３）の接点５により制御されて
いる。リレー（ＣＲ３）はリレー（ＣＲ３）のコイル６
と接点５よりなり、溶接機の起動スイッチ（トーチスイ
ッチ）（ＴＳ）９と同時に閉路し、所定時間後（省エネ
時限後）開路する。制御部Ｂは、起動スイッチ（ＴＳ）
９、リレー（ＣＲ１）のコイル８、電源１０から構成さ
れている。
のコイルの制御回路図である。商用電源Ｒ，Ｓ，Ｔから
電磁開閉器の接点（ＭＳ）１を介して溶接機の主変圧器
（ＭＴＲ）２に電圧を印加している。一方、電磁開閉器
のコイル（ＭＳ）４は電源スイッチ（Ｓ１）３を介して
接続され、リレー（ＣＲ３）の接点５により制御されて
いる。リレー（ＣＲ３）はリレー（ＣＲ３）のコイル６
と接点５よりなり、溶接機の起動スイッチ（トーチスイ
ッチ）（ＴＳ）９と同時に閉路し、所定時間後（省エネ
時限後）開路する。制御部Ｂは、起動スイッチ（ＴＳ）
９、リレー（ＣＲ１）のコイル８、電源１０から構成さ
れている。
【０００４】本回路で、リレー（ＣＲ３）の接点５が閉
路時（電磁開閉器のコイルに電圧印加時）、何らかの原
因で過小入力電圧が電磁開閉器のコイルに印加さた場
合、コイルの焼損に至る。
路時（電磁開閉器のコイルに電圧印加時）、何らかの原
因で過小入力電圧が電磁開閉器のコイルに印加さた場
合、コイルの焼損に至る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電磁開閉器
（ＭＳ）は正常な（定格）入力電圧で使用されていれば
問題なく動作するが、何らかの原因で過小の入力電圧が
電磁開閉器のコイル４に印加された場合、過大な励磁電
流が流れ、短時間でコイルが焼損する。過小入力電圧が
電磁開閉器のコイル４に印加される例として図６に示す
ように同一電源に溶接機と並列に他の３相負荷が結線さ
れ、同時にＳ相が欠相した場合、太線で示すような廻り
回路が構成され、コイルには低い電圧が印可され、コイ
ルの焼損に至る。図７は代表的な電磁開閉器のコイル電
圧とコイル電流の関係を示し、定格電圧でのコイル電流
に比べ、過小入力電圧でのコイル最大電流は定格時の約
７倍も流れ、２０分程度で焼損に至る。
（ＭＳ）は正常な（定格）入力電圧で使用されていれば
問題なく動作するが、何らかの原因で過小の入力電圧が
電磁開閉器のコイル４に印加された場合、過大な励磁電
流が流れ、短時間でコイルが焼損する。過小入力電圧が
電磁開閉器のコイル４に印加される例として図６に示す
ように同一電源に溶接機と並列に他の３相負荷が結線さ
れ、同時にＳ相が欠相した場合、太線で示すような廻り
回路が構成され、コイルには低い電圧が印可され、コイ
ルの焼損に至る。図７は代表的な電磁開閉器のコイル電
圧とコイル電流の関係を示し、定格電圧でのコイル電流
に比べ、過小入力電圧でのコイル最大電流は定格時の約
７倍も流れ、２０分程度で焼損に至る。
【０００６】本発明は何らかの原因で過小の入力電圧が
電磁開閉器のコイルに印加さた場合でも電磁開閉器のコ
イル焼損を防止できる溶接機を提供することを目的とす
るものである。
電磁開閉器のコイルに印加さた場合でも電磁開閉器のコ
イル焼損を防止できる溶接機を提供することを目的とす
るものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、溶接機の主変圧器に接続され、前記主変
圧器への電源入力開閉を行う電磁開閉器と、前記溶接機
の起動信号により電磁開閉器を制御する回路と、前記電
磁開閉器を自己保持させる自己保持回路を設け、前記電
磁開閉器を制御する回路の電源電圧の低下に伴い、前記
自己保持回路の自己保持を解除するものである。
に、本発明は、溶接機の主変圧器に接続され、前記主変
圧器への電源入力開閉を行う電磁開閉器と、前記溶接機
の起動信号により電磁開閉器を制御する回路と、前記電
磁開閉器を自己保持させる自己保持回路を設け、前記電
磁開閉器を制御する回路の電源電圧の低下に伴い、前記
自己保持回路の自己保持を解除するものである。
【０００８】また、上記溶接機の起動信号の投入に同期
して溶接機の入力開閉を行う電磁開閉器の接点が閉路と
なり、起動信号の開放に対して所定時限後開路となる回
路を備えたものである。
して溶接機の入力開閉を行う電磁開閉器の接点が閉路と
なり、起動信号の開放に対して所定時限後開路となる回
路を備えたものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】上記構成によれば、溶接機の起動
信号と同時に電磁開閉器のコイルを電磁開閉器の接点で
自己保持させ、何らかの原因で入力電圧が過小になり、
電磁開閉器の開放電圧以下になった場合でも電磁開閉器
の接点でコイルに電圧が印加されないようにし、コイル
電流を遮断できるので、コイルの焼損を防止することが
できる。
信号と同時に電磁開閉器のコイルを電磁開閉器の接点で
自己保持させ、何らかの原因で入力電圧が過小になり、
電磁開閉器の開放電圧以下になった場合でも電磁開閉器
の接点でコイルに電圧が印加されないようにし、コイル
電流を遮断できるので、コイルの焼損を防止することが
できる。
【００１０】（実施の形態）本発明の一実施の形態例を
図１〜図４に基づいて説明する。
図１〜図４に基づいて説明する。
【００１１】図１は本発明の一実施の形態例における回
路図を示し、商用電源Ｒ，Ｓ，Ｔと電磁開閉器（ＭＳ）
の一方の接点１を接続し、この接点１を介して溶接機の
主変圧器（ＭＴＲ）２に接続している。
路図を示し、商用電源Ｒ，Ｓ，Ｔと電磁開閉器（ＭＳ）
の一方の接点１を接続し、この接点１を介して溶接機の
主変圧器（ＭＴＲ）２に接続している。
【００１２】商用電源Ｒ，Ｔと電源スイッチ（Ｓ１）３
の一端を接続し、この電源スイッチ（Ｓ１）３の一方の
多端にリレー（ＣＲ３）の接点５の一端とリレー（ＣＲ
３）のコイル６の一端を接続している。
の一端を接続し、この電源スイッチ（Ｓ１）３の一方の
多端にリレー（ＣＲ３）の接点５の一端とリレー（ＣＲ
３）のコイル６の一端を接続している。
【００１３】コイル６の多端はリレー（ＣＲ１）の第１
の接点７の一端に接続され、接点７の多端に電源スイッ
チ（Ｓ１）３の他方の多端を接続している。
の接点７の一端に接続され、接点７の多端に電源スイッ
チ（Ｓ１）３の他方の多端を接続している。
【００１４】リレー（ＣＲ３）の接点５の多端には電磁
開閉器（ＭＳ）のコイル４の一端を接続しており、この
電磁開閉器（ＭＳ）のコイル４の多端を電磁開閉器（Ｍ
Ｓ）の他方の接点１１の一端とリレー（ＣＲ２）の接点
１３の一端に接続し、電磁開閉器（ＭＳ）の他方の接点
１１の多端を電源スイッチ（Ｓ１）３の他方の多端に接
続している。
開閉器（ＭＳ）のコイル４の一端を接続しており、この
電磁開閉器（ＭＳ）のコイル４の多端を電磁開閉器（Ｍ
Ｓ）の他方の接点１１の一端とリレー（ＣＲ２）の接点
１３の一端に接続し、電磁開閉器（ＭＳ）の他方の接点
１１の多端を電源スイッチ（Ｓ１）３の他方の多端に接
続している。
【００１５】リレー（ＣＲ２）接点１３の多端にはリレ
ー（ＣＲ１）の第２の接点１２の一端を接続し、この接
点１２の多端を電源スイッチ（Ｓ１）３の他方の多端に
接続している。
ー（ＣＲ１）の第２の接点１２の一端を接続し、この接
点１２の多端を電源スイッチ（Ｓ１）３の他方の多端に
接続している。
【００１６】そして、溶接用のトーチに設けられた起動
スイッチ（ＴＳ）９は、リレー（ＣＲ１）のコイル８と
電源１０とで直列回路を構成し、リレー（ＣＲ１）の第
３の接点１４とリレー（ＣＲ２）のコイル１５からなる
直列回路をコイル８に並列に接続し、所定時限遅れを生
じされる容量Ｃ１のコンデンサ１６をコイル１５に並列
接続している。
スイッチ（ＴＳ）９は、リレー（ＣＲ１）のコイル８と
電源１０とで直列回路を構成し、リレー（ＣＲ１）の第
３の接点１４とリレー（ＣＲ２）のコイル１５からなる
直列回路をコイル８に並列に接続し、所定時限遅れを生
じされる容量Ｃ１のコンデンサ１６をコイル１５に並列
接続している。
【００１７】電磁開閉器コイル部Ａはコイル４で構成さ
れ、制御部Ｂはコイル８・起動スイッチ９・電源１０・
接点１４・コイル１５・コンデンサ１６から構成され、
自己保持回路部Ｃは接点１１・接点１２・接点１３から
構成され、省エネ回路部Ｄは接点５・コイル６・接点７
から構成されている。
れ、制御部Ｂはコイル８・起動スイッチ９・電源１０・
接点１４・コイル１５・コンデンサ１６から構成され、
自己保持回路部Ｃは接点１１・接点１２・接点１３から
構成され、省エネ回路部Ｄは接点５・コイル６・接点７
から構成されている。
【００１８】なお、リレー（ＣＲ３）は起動スイッチと
同時に閉路し、所定時間後（省エネ時限後）開路するよ
うにしている。
同時に閉路し、所定時間後（省エネ時限後）開路するよ
うにしている。
【００１９】本回路で、起動スイッチ（ＴＳ）９が閉路
するとリレー（ＣＲ１）、リレー（ＣＲ２）が動作し、
それらの接点にて電磁開閉器のコイル（ＭＳ）４、電磁
開閉器の補助接点（ＭＳ）１１の自己保持回路を形成す
る。この時リレー（ＣＲ３）の接点５も起動スイッチ
（ＴＳ）９と同時に閉路している。この時、何らかの原
因で入力電圧が低下し、コイル電圧が開放電圧以下にな
ると自己保持回路を解除し、かつ電磁開閉器のコイルに
電圧が印加されない状態となる。この時の電磁開閉器の
コイル電流、電圧の関係を図２に示す。
するとリレー（ＣＲ１）、リレー（ＣＲ２）が動作し、
それらの接点にて電磁開閉器のコイル（ＭＳ）４、電磁
開閉器の補助接点（ＭＳ）１１の自己保持回路を形成す
る。この時リレー（ＣＲ３）の接点５も起動スイッチ
（ＴＳ）９と同時に閉路している。この時、何らかの原
因で入力電圧が低下し、コイル電圧が開放電圧以下にな
ると自己保持回路を解除し、かつ電磁開閉器のコイルに
電圧が印加されない状態となる。この時の電磁開閉器の
コイル電流、電圧の関係を図２に示す。
【００２０】また、図３に省エネ回路部Ｃを設けたとき
の各リレー、電磁開閉器の動作タイミングチャートを示
す。
の各リレー、電磁開閉器の動作タイミングチャートを示
す。
【００２１】なお、図４には本発明の他の実施の形態と
して省エネ回路部Ｃを省いたときの各リレー、電磁開閉
器の動作タイミングチャートを示す。
して省エネ回路部Ｃを省いたときの各リレー、電磁開閉
器の動作タイミングチャートを示す。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば何らかの原因で入力電圧
が低下した場合であっても、確実かつ安価に電磁開閉器
のコイルの焼損を防止できる。
が低下した場合であっても、確実かつ安価に電磁開閉器
のコイルの焼損を防止できる。
【図１】本発明の一実施の形態における回路図
【図２】同実施の形態におけるコイル電流、電圧特性図
【図３】同実施の形態における各リレーのタイミング図
【図４】本発明の他の実施の形態における各リレーのタ
イミング図
イミング図
【図５】従来の回路図
【図６】電磁開閉器に過小電圧が印加されるときの回路
図
図
【図７】電磁開閉器のコイル電流、電圧特性図
１ 電磁開閉器の主接点 ２ 溶接機の主変圧器 ３ 制御用電源スイッチ ４ 電磁開閉器のコイル ５ ＣＲ３リレー接点 ６ ＣＲ３リレーコイル ７ ＣＲ１リレー接点 ８ ＣＲ１リレーコイル ９ 起動スイッチ １０ 電源 １１ 電磁開閉器主接点 １２ ＣＲ１リレー接点 １３ ＣＲ２リレー接点 １４ ＣＲ１リレー接点
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−126072（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−132369（ＪＰ，Ａ) 特開 昭54−155151（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−92464（ＪＰ，Ｕ) 実公 平２−10793（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B23K 9/10 H01H 33/59 H02H 7/00
Claims (2)
- 【請求項１】 溶接機の主変圧器に接続され、前記主変
圧器への電源入力開閉を行う電磁開閉器と、前記溶接機
の起動信号により電磁開閉器を制御する回路と、前記電
磁開閉器を自己保持させる自己保持回路を設け、前記電
磁開閉器を制御する回路の電源電圧の低下に伴い、前記
自己保持回路の自己保持を解除することを特徴とした溶
接機。 - 【請求項２】 溶接機の起動信号の投入に同期して溶接
機の入力開閉を行う電磁開閉器の接点が閉路となり、起
動信号の開放に対して所定時限後開路となる回路を備え
た請求項１記載の溶接機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32091997A JP3314699B2 (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 溶接機 |
| CNB2004101000772A CN1326656C (zh) | 1997-11-21 | 1998-11-20 | 焊机及其采用的电磁开关 |
| CNB981225500A CN1187156C (zh) | 1997-11-21 | 1998-11-20 | 焊机 |
| US09/196,224 US6127650A (en) | 1997-11-21 | 1998-11-20 | Electromagnetic switch and welder using the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32091997A JP3314699B2 (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 溶接機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11151576A JPH11151576A (ja) | 1999-06-08 |
| JP3314699B2 true JP3314699B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=18126747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32091997A Expired - Fee Related JP3314699B2 (ja) | 1997-11-21 | 1997-11-21 | 溶接機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3314699B2 (ja) |
-
1997
- 1997-11-21 JP JP32091997A patent/JP3314699B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11151576A (ja) | 1999-06-08 |
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|---|---|---|---|
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