JP3314502B2 - 電磁弁により制御される燃料噴射装置 - Google Patents

電磁弁により制御される燃料噴射装置

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JP3314502B2 JP32646893A JP32646893A JP3314502B2 JP 3314502 B2 JP3314502 B2 JP 3314502B2 JP 32646893 A JP32646893 A JP 32646893A JP 32646893 A JP32646893 A JP 32646893A JP 3314502 B2 JP3314502 B2 JP 3314502B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁弁を電磁スピル弁と
して使用した燃料噴射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、燃料噴射装置において、機械的な
スピルリングに代えて、高圧燃料を制御コンピュータに
指示された所定のタイミングで溢流せしめる電磁スピル
弁が多されている。その一例を図5に示す。図5におい
て、バルブボデー56の下部には、流路57,58が形
成されている。この流路57,58はそれぞれバルブボ
デー56の下端面と側面とに開口しており、バネ室59
を介して連結されている。流路57,58およびバネ室
59はスピル流路(リリーフ流路)の一部を構成する。
ニードル弁27はバルブボデー56の上部において摺動
自在に支持されており、このニードル弁27は、その先
端がバネ室59の上端部に形成されたシート面61に対
向するよう位置している。
【0003】電磁石25の電磁コイル25bに通電する
とアーマチャ26が下方へ吸引され、ニードル弁27は
下方に押さえつけられて、ニードル弁27がコイルバネ
62のバネ力に抗して下降し、その先端とシート面61
とが密接すると、流路57と58とが遮断される。バネ
室59内には、ニードル弁27を上方の開放方向へ付勢
する第一の付勢手段であるコイルバネ62が配設されて
いる。バルブボデー56の上部の外周には電磁石25が
装着されている。この電磁石25は磁心25aと電磁コ
イル25bとを有する。ニードル弁27の上端には板状
アーマチャ26が固定され、電磁石25の磁心25aの
上端面とエアギャップGを有して位置している。このエ
アギャップGはニードル弁27の閉鎖時のエアギャップ
Gが例えば0.1mmとなるよう設定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電磁弁を作動
させる駆動回路として、従来の安価な駆動回路を用いた
場合にはニードル弁27の閉弁応答性が悪く、高速回転
時には噴射を制御することができなくなってしまうとい
う問題がある。また、ニードル弁27の閉弁応答性を良
くするためにバッテリ電圧をチャージアップしてコンデ
ンサに蓄え、ニードル弁27の閉弁時に一気に放電して
ニードル弁27を急速に閉弁させる駆動回路を開発した
が、コストが高いという問題がある。
【0005】そこで、本発明は従来の安価な駆動回路を
用いても閉弁応答性が良く、高速回転時にも安定した作
動が得られる電磁弁により制御される燃料噴射装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記課
題を解決するため、低圧の燃料が満たされている低圧室
と、プランジャの圧送により高圧となった燃料を噴射さ
せる一方で、プランジャの吸入行程時には前記低圧室よ
りも低圧となる高圧室と、前記高圧室と前記低圧室とを
連通するリリーフ流路と、このリリーフ流路中に設けら
れ、開弁および閉弁により前記高圧室と低圧室とを連通
および遮断する弁体と、前記弁体を開弁方向へ付勢する
第一の付勢手段と、電磁石の電磁コイルを通電すること
によって生じる電磁力により前記電磁石側に吸引され、
前記第一の付勢手段による開弁方向の付勢力に抗して前
記弁体を閉弁させるアーマチャとを備えた電磁弁を組込
み、前記プランジャの吸入行程中に、前記電磁弁を閉弁
し、前記高圧室に燃料を吸入させるとともに、前記プラ
ンジャによる燃料圧送中に、前記電磁弁を開弁し、前記
吸入行程中にて吸入されて前記プランジャの圧送により
高圧となった燃料を前記低圧室へリリーフさせて燃料噴
射を中止させる燃料噴射装置において、アーマチャ室ま
たはニードル弁室の少なくとも一方と前記低圧室とを連
通するよう設けられ、前記アーマチャ室またはニードル
弁室内に前記低圧室の圧力を作用させ、この圧力により
前記弁体を閉弁方向に付勢させる圧力導入通路と、前記
リリーフ流路の途中の前記弁体より前記低圧室側に設け
られ、前記弁体から前記低圧室への燃料の流れを許容す
る一方で、前記低圧室から前記弁体への燃料の流れを遮
断する逆止弁とを備えた燃料噴射装置の構成をとるもの
である。
【0007】
【作用】以上に述べた本発明の構成によると、プランジ
ャの圧送によって高圧となった燃料が噴射されていると
きに、電磁コイルへの通電が中止されると、リリーフ通
路に設けられる弁体が第一の付勢手段による開弁方向へ
の付勢力により開弁するため、高圧室の燃料が逆止弁を
介して低圧室へリリーフされることとなり燃料噴射は終
了する。 次に、プランジャの吸入行程に入ると、高圧室
の燃料圧力は低圧室の燃料圧力よりも低圧となる。そし
て、リリーフ流路における高圧室から逆止弁に到る部分
は、逆止弁によって低圧室から弁体への燃料流れが遮断
されていることから、上述の低圧室の圧力よりも低い高
圧室の燃料圧力と同等の圧力が作用し、この圧力が弁体
を開弁方向に付勢している。一方、アーマチャ室または
ニードル弁室は、圧力導入通路を介して低圧室と連通し
ているため、低圧室の燃料圧力と同じ圧力となってお
り、この圧力が弁体を閉弁方向に付勢している。 従っ
て、プランジャの吸入行程時には、リリーフ流路から弁
体が受ける開弁方向の力は弱くなるため、アーマチャ室
またはニードル弁室から弁体が受ける閉弁方向の力によ
り、弁体は閉弁しやすくなる。
【0008】その後、電磁コイルへの通電を開始する
と、弁体は電磁力と圧力差に基づく力によって従来より
急速に閉弁することができる。
【0009】
【実施例】本発明の電磁弁により制御される燃料噴射装
置の実施例1を図1に示す。ポンプのケーシング17内
に回転可能に配設されたドライブシャフト2には公知の
カプリングを介してカムプレート4が結合してある。カ
ムプレート4の板面外周部に形成されたカム面はローラ
リング9に支持されたローラ7に当接し、ドライブシャ
フト2の回転に伴って周期的に前後進される(図の左右
方向)。
【0010】低圧室18は、図示しないフィードポンプ
によって10気圧に加圧された燃料で満たされている。
シリンダ16内に摺動自在に挿入されたプランジャ6は
カムプレート4と共に前進ないし後退し、前進時にその
先端に形成された圧力室15内の燃料を圧縮加圧して、
分配ポート11,分配流路21を経て噴射弁20に供給
する。後退時には、吸入流路19,吸入グルーブ12を
経て低圧室18内の燃料を圧力室15内へ導入する。
【0011】上記圧力室15からは上方へ圧力室流路3
6が延び、ケーシング17頂面に装着された電磁弁のバ
ルブボデー31内に至っている。圧力室流路36はスト
ッパボディ51内の流路58、逆止弁53を経て低圧室
18へ 開口している。バルブボディ31にはシート面
61が形成されており、このシート面61と密接する弁
体をなすニードル弁27が上方より突出している。電磁
弁内部の詳細構造は後述するが、バルブボデー31を内
装した筒状のバルブハウジング39がケーシング17の
頂部にネジ固定され、バルブハウジング39は上端開口
にキャップハウジング38をネジ固定して閉鎖されてい
る。
【0012】ポンプ外の電子式制御装置22は、ドライ
ブシャフト2に設けたシグナルロータ3の歯形通過を検
出するピックアップ10より、気筒判別信号とエンジン
回転数信号を入力するとともに、アクセル開度やエンジ
ン冷却水温等の信号を入力している。上記制御装置22
は上記各信号に基づいて最適の燃料噴射時期および噴射
量を決定し、駆動回路23を介して電磁弁内の電磁石2
5の電磁コイル25bの通電を制御する。
【0013】バルブボデー31の中心に図面の上下方向
に摺動自在にニードル弁27が配設され、次第に縮径す
るその先端が、傾斜する周状のシート面61に間隔をお
いて対向している。ニードル弁27の上端には板状のア
ーマチャ26が固定されており、一方、ニードル弁27
が貫通するバルブボデー31の筒壁外周に嵌着された非
磁性体製のステータハウジング37に磁心25aとコイ
ル25bが保持されており、電磁石25の磁心25aの
上端面がアーマチャ26の下面と近接して対向してい
る。アーマチャ26を設けた空間であるアーマチャ室6
3は、圧力導入通路54により低圧室18と同圧になっ
ている。アーマチャ26を貫通したニードル弁27の上
端には、第2の付勢手段であるコイルバネ30が配設さ
れており、常時ニードル弁27を閉弁方向に付勢してい
る。
【0014】ニードル弁27の下端は、ストッパボデー
51の中央より上方へ突き出した棒状ストッパ体55の
上端に当接しており、ストッパ体55の下端は断面T字
形に拡径して、ストッパボデー51内に形成された空間
内に位置している。空間内には第一の付勢手段であるコ
イルバネ28が配設されており、ストッパ体55を図面
の上方へ突出付勢している。
【0015】なお、電磁石25が非励磁で、かつ流路3
6、57、58内の流体圧も低圧室18と同圧(5気
圧)である図示の状態で、ニードル弁27のシート面4
1とバルブボデー31のシート面61との間隔L1 は
0.1mmである。アーマチャ26上面とキャップハウ
ジング38内面の凸面48との間隔L2 は0.2mmで
ある。また、コイルバネ28のセット荷重は4kg、コ
イルバネ30のそれは1kgとしてある。
【0016】かかる構造の電磁弁により制御される燃料
噴射装置の作動を図2を参照しつつ以下に説明する。プ
ランジャ6の圧送(図1の右方向への移動)が開始され
て所定の噴射量が得られたところで電磁石25のコイル
25bへの通電が遮断される。(図2のa点)すると、
コイルバネ28の付勢力によりストッパ体55は押し上
げられニードル弁27が上昇し流路36、58が連通さ
れる。これにより、高圧の燃料が流路58に流入してニ
ードル弁27を上方へ付勢するため、ニードル弁27が
ストッパ体55から離れた後もコイルバネ30のバネ力
に抗してニードル弁27がキャップハウジング38内壁
の凸面48に当接するまで上昇する。また、逆止弁53
は開弁する。この時のニードル弁27のリフト量は0.
3mmであり、流路36、58は充分に開かれて燃料が
スピルされる結果、圧力室15の燃料圧は急速に低下し
て噴射弁20からの噴射が速やかに停止する。
【0017】流路36、58内の燃料圧が低下すると、
コイルバネ30のバネ力によってニードル弁27が押し
下げられ、プランジャ6の圧送が終了すると逆止弁53
も閉弁して再び図1の状態に戻る。(図2のb点)プラ
ンジャ6の吸入行程に入ると、低圧室18の燃料は、吸
入流路19、吸入グルーブ12を通って圧力室15に吸
入される。このとき、圧力室15の圧力は、高速回転で
あるほど、吸入流路19を燃料が通るため、その流体抵
抗により低圧室18の圧力よりも低くなる。
【0018】その時、圧力室流路36にはあまり燃料が
流れないので、流路58の圧力と圧力室15の圧力は、
ほぼ同じであるため流路58の圧力も低圧室18より低
くなる。従って、低圧室18と同圧であるアーマチャ室
63と流路58との圧力差によりニードル弁27は閉弁
方向に付勢される。そのような状態で、コイル25bへ
の通電が開始されると(図2のc点)、ニードル弁27
は従来(逆止弁53、圧力導入通路54が無い場合)に
比べて、速やかに閉弁することができ、高速回転時にも
安定した作動が得られる。
【0019】その後、再びプランジャ6の圧送が始ま
り、噴射が行われる。次に、本発明の実施例2について
説明する。実施例2を図3に示す。図示しないフィード
ポンプによって10気圧に加圧された燃料がフィード圧
室64に満たされている。この時、低圧室18の圧力は
5気圧である。プランジャ6の吸入行程時にはフィード
圧室64の燃料が、吸入流路65、吸入グルーブ12を
通って圧力室15に吸入される。
【0020】プランジャ6の圧縮行程では、圧力室15
の燃料は加圧され、分配ポート11、分配流路21を通
って噴射弁20から噴射される。ニードル弁27上端と
キャップハウジング38内壁の凸面48との間隔L4 は
0.2mmであり、ニードル弁27下端とシート面61
との間隔L3 は0.1mmである。
【0021】所定の噴射量が得られたところで、コイル
25bへの通電を停止すると、第1の付勢手段であるコ
イルバネ62(セット荷重は3kg)によってニードル
弁27は開弁し始め、圧力室15の燃料は圧力室流路3
6を通ってバネ室59に流れ込み、流路58を通って逆
止弁53が開弁し、フィード圧室64にスピルされる。
更に、ニードル弁27にかかる高圧の油圧によって、ス
トッパ体68を第2の付勢手段であるコイルバネ67
(セット荷重は4kg)のバネ力に抗して押し上げるた
め、ニードル弁27のリフト量は0.3mmとなりシャ
ープカットが得られる。
【0022】プランジャ6の圧送が終わると、バネ室5
9の油圧は低下し、ストッパ体68はコイルバネ67の
バネ力によって下方に押し下げられ、ニードル弁27は
図3に示される元の位置にもどる。プランジャ6の吸入
行程に入ると、フィード圧室64の燃料は、吸入流路6
5、吸入グルーブ12を通って圧力室15に吸入され
る。
【0023】この時、圧力室15の圧力は、高速回転で
あるほど、吸入流路65を燃料が通るため、その流体抵
抗により低圧室18の圧力より低くなる。そのとき、圧
力室流路36はあまり燃料が流れないので、バネ室59
の圧力と圧力室15の圧力はほぼ同じであるため、バネ
室59の圧力も低圧室18より低くなる。
【0024】従って、低圧室18と同圧であるアーマチ
ャ室63とバネ室59との圧力差によりニードル弁27
は閉弁方向に付勢される。そのような状態で、コイル2
5bへの通電が開始されると、ニードル弁27は従来
(逆止弁53、圧力導入通路54が無い場合)に比べ
て、速やかに閉弁することができ、高速回転時にも安定
した作動が得られる。
【0025】その後、再びプランジャ6の圧送が始ま
り、噴射が行われる。なお、本実施例においては、圧力
導入通路54により、低圧室18の代わりに、フィード
圧室64とアーマチャ室63とを結んでもよい。次に、
本発明の実施例3を図4を用いて説明する。ニードル弁
72の長さは短くしてあり、電磁石25の中心貫通孔内
には小径のプッシュロッド73を挿通せしめてこれの上
端にアーマチャ26を嵌着し、下端をニードル弁72の
上端面に当接せしめてある。
【0026】アーマチャ26が吸引されるとプッシュロ
ッド73が下降し、ニードル弁72を押して閉弁状態と
なる。ニードル弁72上端のニードル弁室75およびア
ーマチャ室63は圧力導入通路77によって、図1中の
低圧室18、または、図3中のフィード圧室64と結ば
れており、プランジャ6の吸入行程時には油圧差によっ
てニードル弁72は閉弁方向に付勢される構造となって
いる。
【0027】かかる構造にすれば、前記実施例に比べて
弁体の実質的質量が小さくなるため、弁体の開閉応答性
が向上する。
【0028】
【発明の効果】以上に述べた本発明の構成および作用に
よれば、アーマチャ室またはニードル弁室の少なくとも
一方と低圧室とを連通する圧力導入通路と、リリーフ流
路の途中の弁体より低圧室側に設けられ、弁体から低圧
室への燃料の流れを許容する一方で、低圧室から弁体へ
の燃料の流れを遮断する逆止弁を備えているので、プラ
ンジャの吸入行程時に油圧差によって弁体が閉弁方向に
付勢されるため、弁体の閉弁応答性が良くなりエンジン
の高速回転時にも確実な弁の作動が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例1の断面図。
【図2】本発明実施例1の作動説明図。
【図3】本発明実施例2の断面図。
【図4】本発明実施例3の断面図。
【図5】従来例の断面図。
【符号の説明】
15 高圧側をなす圧力室, 18,64 低圧側をなす低圧室,フィード圧室, 25 電磁石, 25b 電磁コイル, 26 アーマチャ, 27,72 弁体をなすニードル弁, 28,62 第一の付勢手段をなすコイルバネ, 53 逆止弁, 54,77 圧力導入通路, 57,58,59 リリーフ流路, 63 アーマチャ室, 75 ニードル弁室,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 守康 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式 会社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 谷 太喜男 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−19164(JP,A) 特開 昭61−72867(JP,A) 特開 平5−256227(JP,A) 特開 平3−96655(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 59/46 F02M 41/12 350 F02M 51/00 F02M 59/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低圧の燃料が満たされている低圧室と、
    プランジャの圧送により高圧となった燃料を噴射させる
    一方で、プランジャの吸入行程時には前記低圧室よりも
    低圧となる高圧室と、前記高圧室と前記低圧室とを連通
    するリリーフ流路と、このリリーフ流路中に設けられ、
    開弁および閉弁により前記高圧室と低圧室とを連通およ
    び遮断する弁体と、前記弁体を開弁方向へ付勢する第一
    の付勢手段と、電磁石の電磁コイルを通電することによ
    って生じる電磁力により前記電磁石側に吸引され、前記
    第一の付勢手段による開弁方向の付勢力に抗して前記弁
    体を閉弁させるアーマチャとを備えた電磁弁を組込み、
    前記プランジャの吸入行程中に、前記電磁弁を閉弁し、
    前記高圧室に燃料を吸入させるとともに、前記プランジ
    ャによる燃料圧送中に、前記電磁弁を開弁し、前記吸入
    行程中にて吸入されて前記プランジャの圧送により高圧
    となった燃料を前記低圧室へリリーフさせて燃料噴射を
    中止させる燃料噴射装置において、 アーマチャ室またはニードル弁室の少なくとも一方と前
    記低圧室とを連通するよう設けられ、前記アーマチャ室
    またはニードル弁室内に前記低圧室の圧力を作用させ、
    この圧力により前記弁体を閉弁方向に付勢させる圧力導
    入通路と、 前記リリーフ流路の途中の前記弁体より前記低圧室側に
    設けられ、前記弁体から前記低圧室への燃料の流れを許
    容する一方で、前記低圧室から前記弁体への燃料の流れ
    を遮断する逆止弁とを備えたことを特徴とする燃料噴射
    装置。
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