JP3314086B2 - 海上脱出装置 - Google Patents

海上脱出装置

Info

Publication number
JP3314086B2
JP3314086B2 JP52256997A JP52256997A JP3314086B2 JP 3314086 B2 JP3314086 B2 JP 3314086B2 JP 52256997 A JP52256997 A JP 52256997A JP 52256997 A JP52256997 A JP 52256997A JP 3314086 B2 JP3314086 B2 JP 3314086B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
support member
hoop
tube
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP52256997A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11513948A (ja
Inventor
リチャード エドワード ベル
アイアン ヘンリー マクレーン
ピーター ジョン フィップス
Original Assignee
ワードル ストリーズ (セーフティー アンド サバイバル イクイップメント) リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GBGB9525968.5A external-priority patent/GB9525968D0/en
Application filed by ワードル ストリーズ (セーフティー アンド サバイバル イクイップメント) リミテッド filed Critical ワードル ストリーズ (セーフティー アンド サバイバル イクイップメント) リミテッド
Publication of JPH11513948A publication Critical patent/JPH11513948A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3314086B2 publication Critical patent/JP3314086B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B27/00Arrangement of ship-based loading or unloading equipment for cargo or passengers
    • B63B27/14Arrangement of ship-based loading or unloading equipment for cargo or passengers of ramps, gangways or outboard ladders ; Pilot lifts
    • B63B27/143Ramps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62BDEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
    • A62B1/00Devices for lowering persons from buildings or the like
    • A62B1/20Devices for lowering persons from buildings or the like by making use of sliding-ropes, sliding-poles or chutes, e.g. hoses, pipes, sliding-grooves, sliding-sheets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63CLAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
    • B63C9/00Life-saving in water
    • B63C9/22Devices for holding or launching life-buoys, inflatable life-rafts, or other floatable life-saving equipment

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chutes (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Revetment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は海上脱出装置に関するものである。
海上脱出装置は、救急事態において人々を海上の構造
物から避難させるために使用される。このような構造物
としてはオイル掘削装置又は船舶があろう。
或る形式の海上脱出装置は人々を避難させる救命筏を
備えている。救命筏が水上で展開したとき、人々が避難
しようとする構造物上の一点と救命筏との間の高さ(乾
絃)には通常かなりの差があるので、それらの2つ間に
或る形式の通路を設ける必要がある。
避難点と救命筏の間に、膨張可能な部材から成る傾斜
形のシュートを設けることが知られている。シュートは
救命筏まで直接、又は救命筏を取り付けた膨張可能な浮
遊構造物まで延びることができる。船舶によっては乾絃
が14〜15mになることがあるので、シュートの長さは重
要となる。
最近の船の沈没は、緊急事態において人々を海上構造
物から迅速に避難させる必要性を強調している。航海を
業とする全ての船舶は400人の人々を17分40秒以内に避
難させ得なければならないという要件があるようであ
る。その上に、全ての海上脱出装置は3mのうねりを含む
激しい天候において機能すると共に、船舶の横転状態で
もかなりの時間使用できなければならないという要件が
あるようである。傾斜形のシュートはこのような要件を
容易に満足させることができない。
シュートは船舶の側面から突出しているので、悪天候
における無視できない水平動を防止するために安定させ
る必要がある。更に、このような天候に適応させるため
に、シュートには多少の剛性を持たせる必要があるが、
このことはシュートの容積を著しく増加させる可能性が
ある。
避難点と膨張可能な救命筏との間を、螺旋状のスライ
ド通路を備えたチューブによって連結する海上脱出装置
も提案されている。脱出点において通路に入った者は、
通路に沿った螺旋状の経路内を移動し、チューブの下端
の出口から脱出する。
チューブは悪天候における水平動の安定化をシュート
が必要とするよりも必要としない。しかしながら、うね
りは上述したように船舶の乾絃を6m以上変化させること
があるので、チューブはうねりに適応することについて
の問題を有している。
チューブを可撓性部材からうねりに適応させるために
足りる最大長さに形成することによって、うねりに適応
させることが従来から提案されている。チューブは構造
物上の避難点から垂れ下がり、人々が脱出するための台
の上にうねりが最大値以下のときに積み重なる余長を有
している。台と避難点の間の間隔は変化するので、チュ
ーブの幾分かは台の上に積み重なった部分から伸長する
か、積み重なった部分に積み重なる。このような装置に
とって、1つの出口もないということは問題である。こ
の問題を克服するため、チューブは従来複数の出口を長
さ方向に間隔を空けて備えている。即ち、避難した者は
台に到達したときに台に最も近い出口から脱出するよう
になっている。しかしながらこのことは、人があまりに
も急いで退避するかもしれず、或いは台の位置が選択出
口を突然に不適切にするように変化するかもしれないの
で、十分ではない。
本発明によれば、一端に入口を有し反対側の他端に出
口を有する人用の通路を備えた海上脱出装置が提供され
る。少なくとも1つの通路支持部が入口と出口の間に設
けられており、支持部は少なくとも1つの第1の長細弾
性部材によって吊り下げられている。少なくとも1つの
第2の長細弾性部材が支持部から出口方向に延在してお
り、この少なくとも1つの第2の長細弾性部材は少なく
とも1つの第1の長細弾性部材よりも大きい弾性を有し
ている。この結果、入口と支持部の間の通路の一部が伸
縮する前に、出口と支持部の間の通路の一部が伸縮可能
となり、通路が入口と出口の間の間隔の変化に適応する
ように伸縮可能となっている。
入口と出口の間のチューブの長さを変化させることに
より、唯一の出口を維持しながらうねりに適応させるこ
とが可能となっている。
次に、本発明の具体例を添付の図面を参照して詳細に
説明する。
図1は海上脱出装置を概略的に示す船の側面図であ
り、装置には非常口から海上に展開した救命筏に通じる
2つの脱出シュートが含まれている。
図2は一脱出シュートの部分側面図である。
図3は図2の脱出シュートの部分斜視図である。
図4は図2及び図3の脱出シュートの断面図である。
図5は参考例の脱出シュートの右手セルの一方の側面
図である。
図6は図5に示す右手セルの正面図である。
図7は図5及び図6の右手セルの他方の側面図であ
る。
図8は図5〜図7の右手セルの背面図である。
図9は図5〜図8の右手セルの外壁の略図である。
図10は図5〜図9の右手セルのスライド経路アセンブ
リの略図である。
図11は図5〜図10の右手セルの部分断面図であり、伸
びた状態のスライド経路と外壁を示している。
図12は図11と同様な図であり、潰れた状態の外壁を示
している。
図13は図12と同様な図であるが、潰れた状態の外壁と
共に右手セルの全体を示している。
図14は参考例のシュートの左手セルの一方の側面図で
ある。
図15は左手セルの正面図である。
図16は左手セルの他方の側面図である。
図17は図14〜図16の左手セルの背面図である。
図18は図14と同様な図であるが、図14〜図17の左手セ
ルの外壁の潰れた状態を示している。
図19は参考例の脱出シュートの底部セルの一方の側面
図である。
図20は図19の底部セルの正面図である。
図21は図19及び図20の底部セルの他方の側面図であ
る。
図22は図19〜図21の底部セルの背面図である。
図23は図19と同様な図であるが、図19〜図22の底部セ
ルの外壁の潰れた状態を示している。
先ず図1を参照すれば、海上脱出装置には全般的に11
で示す脱出シュートにそれぞれ通じる2つの非常口10が
含まれている。各脱出シュートの下端はそれぞれの救命
筏12で終端しており、救命筏12は他に2つの救命筏12を
備えている。云うまでもなく、海上脱出装置は通常で
は、船の側面のコンテナに収容されており、非常時に後
述する方法で展開されるようになっている。
図2〜図4を参照すれば、脱出シュート11には折畳可
能な材料(例えば織物)から螺旋形に作られた閉チュー
ブ13が含まれている。チューブ13は開いた状態を保つた
めの当て布バンド14を長さ方向に間隔をおいて備えるこ
とができる。
チューブ13は長さ方向に間隔をおいて位置する複数個
のフープ15によって支持されている。図2に示すように
11個のフープ15が設けられているが、必要に応じて増減
することが可能である。フープ15は剛体合金又は炭素繊
維材料から形成されおり、典形的なフープの直径は2.3m
となろう。
図3及び図4に最も良く示すように、フープ15の外周
面には6つの固定点16が等角度の間隔で設けられてい
る。これらの目的を次に述べる。
図2〜図4に示すように、フープ15はチューブ13の長
手方向に沿った、チューブ13の軸線17がフープ15の軸線
18と最大の間隔を成す点に配置されている。チューブ13
はこの位置に、可撓性を有するが弾性を有しない5本の
長細部材19と、可撓性と弾性を有する7本の伸長可能な
弾性部材20とによって保持されている。非弾性部材19は
紐であってもよい反面で、弾性部材20は弾性を有するエ
ラストマ材料から形成することが好ましい。
非弾性部材19は、チューブ13の外周面部に等角度の間
隔を有する点21の間で、2つの平行平面の間に延びてい
る。一方の平面はチューブ軸線17を通って延び、他方の
平面はフープ軸線18を通って延びており、両平面はフー
プ軸線18とチューブ軸線17の間に延びるフープ半径に直
交している。いま述べたことはフープ軸線18に面するチ
ューブ13の部分である。このようにして、非弾性部材19
はチューブ軸線17とフープ軸線18の間の最大間隔を定
め、チューブ13がフープ15にそれ以上接近することを防
止している。
弾性部材20はチューブ13とフープ15の間にも連結され
ている。弾性部材20のうちの2本は、チューブ13の外周
面の径方向に対向する点22から、チューブ軸線17を含む
と共にフープ軸線18からチューブ軸線17を通って延びる
半径と直交する平面内に延びている。残りの弾性部材20
は、チューブ13の外周面の2つの点22の間に等角度の間
隔で配置されている。
このように、弾性部材20はチューブ軸線17とフープ軸
線18の間の間隔を減少させるように、チューブ13を移動
させることができる。弾性部材20は常に伸びた状態にあ
って、チューブ13を図3に示す位置に復元させようとす
る力を有している。この位置は螺旋状のチューブ13が30
゜の螺旋角を成す位置とすることができる。
フープ15自体は2種類の可撓部材、即ち非弾性可撓部
材23と弾性可撓部材24によっても相互に連結されてい
る。
非弾性可撓部材23は図2に示すように、脱出シュート
11の頂部の支持部材25から6番目のフープ15まで延びて
いる。6本の部材23がこれらのフープ15の周囲に等角度
の間隔で配置され、フープ15の固定点16の関連する1つ
に連結されている。従って、非弾性可撓部材23は1番目
と6番目のフープ15の間の最大間隔を定めている。
6番目のフープ15は関連する救命筏12に弾性可撓部材
24によって連結されている。弾性可撓部材24には異なる
弾性を有する3種類の形が与えられている。第1の弾性
部材24aは最小の弾性を有し、6番目のフープ15と8番
目のフープ15の間に延びている。6本の第1の弾性部材
24aが存在し、それらは6番目〜8番目のフープ15の固
定点16に取り付けられている。
第2の弾性可撓部材24bは、第1の弾性可撓部材24aよ
りも大きい弾性を有している。6本の第2の弾性可撓部
材24bが存在し、それらは8番目のフープ15と10番目の
フープ15の間に延びて、フープの固定点16に連結されて
いる。
第3の弾性可撓部材24cは10番目のフープ15と関連す
る救命筏12との間に連結されている。第3の弾性可撓部
材24cは第2の弾性可撓部材24bよりも大きい弾性を有し
ている。6本の弾性可撓部材24cが存在し、それらは10
番目と11番目のフープ15の固定点16と、救命筏12の図示
しない固定点とに連結されている。
典形的な第1の弾性可撓部材24aは19mmの直径を有
し、約7.5Nの荷重で4000mm以上伸長することが可能であ
ろう。第2の弾性可撓部材24bは典形的には16mmの直径
を有し、約5.5Nの荷重で4000mm以上伸長することが可能
であろう。第3の弾性可撓部材24cは12.5mmの直径を有
し、3.5Nの荷重で4000mm以上伸長することが可能であろ
う。
この構造物の外側はフープ15と略同径の図示しない織
物製チューブによって覆うことができる。
脱出シュート11の上端の支持部材25には出口10が連結
されている。出口10は船の出口を提供し、脱出シュート
11の上端の入口に通じている。
救命筏12は膨張可能なチューブ26により形成されてお
り、織物製のカバー27を備えている。救命筏は平面視し
て略長方形となっており、図1に示すように長方形の配
列を成すように係留されている。脱出シュート11の下端
の出口は、関連する1つの救命筏12の内部に位置付けら
れている。
使用に際して、救命筏12は船の出口10に取り付けられ
ているコンテナに、縮められた状態で脱出シュート11と
共に収容されている。云うまでもなく、フープ15は相互
に潰れ重なり、織物製のチューブ13は容易に潰れるの
で、脱出シュート11は極めて少ない空間しか必要としな
い。部材23、24も比較的狭い空間内に潰れるであろう。
非常時には、救命筏12と脱出シュート11がコンテナか
ら放出され、出口10が開く。それらが展開するとき、救
命筏12は従来のように図示しない圧力ガス源で膨張す
る。救命筏12は図示しない水ポケットを備えており、救
命筏12が海面に当たったときに水が水ポケットに充満す
る。救命筏12の重量と、非弾性部材23及び弾性部材24の
長さとは、次のような結果をもたらすように選択されて
いる。即ち、平穏な海で船が普通の積み荷をしている状
態において、非弾性部材23は十分に伸長し、弾性部材24
は張った状態になる。上述したように、典形的な弾性部
材24は12000mm以上伸長することができる。この場合
に、本装置はそのように大きく伸長することができるの
で、平穏な海で可撓部材24は6000mm程度伸長する。
部材24が伸長すると、6番目のフープ15と関連する救
命筏12の間の間隔が増加する。これにより、図2に示す
ようにチューブ13の螺旋角が増大し、チューブ13が次第
に直線状になる。このように、チューブ13をフープ15に
連結している弾性部材20は、チューブ13をフープ15の軸
線18方向に移動させながら伸長する。
このようにして、救命筏12と脱出シュート11が展開し
たとき、人々はチューブ13の一端の入口に入り、チュー
ブ13を螺旋状の経路で滑り抜け、救命筏12内に脱出する
ことができる。従って、人々は船と救命筏12の間を移動
するどこでも、外部の自然環境に晒されることはない。
海のうねりは救命筏12を出口10に対して上下動させ、
船の乾舷を増減させるであろう。このことは弾性部材24
の伸縮とチューブ13の伸縮によって調節される。第3の
弾性部材24cが最初に伸長し、第2の弾性部材24bが追従
し、第1の弾性部材24aが追従する。救命筏12からチュ
ーブ13の端部に加わる重量は、救命筏12が海から離れて
いなくても弾性部材24を伸長させるために十分となって
いる。チューブ13の軸線17の位置も、弾性部材20によっ
て調節されながら変化するであろうし、これによってチ
ューブ13の螺旋角が変化するであろう。
海上脱出装置を図面を参照しながら説明したが、海上
脱出装置には多数の変形が存在することは云うまでもな
い。
脱出シュート11は2つとする必要はなく、1つ又は3
つ以上とすることが可能であろう。脱出シュート11は救
命筏12内で終端させる必要はなく、救命筏12を取り付け
た浮遊台で終端させることも可能であろう。
代替装置において、チューブ13を長さ方向の1点で2
つの平行なチューブに分け、船から避難する人々が一方
のチューブと他方のチューブを連続的に通過することが
できるようにしてもよい。
フープ15同士は可撓部材24によって連結する必要はな
く、ばねのような適当な伸長可能部材によって連結する
ことができる。
上述した装置は6番目のフープ15から救命筏12までだ
けを弾性的に伸縮可能としたが、長さ方向のどこでも、
或いは6番目のフープ15以外のフープ15と救命筏12との
間で弾性的に撓み可能とすることができる。
云うまでもなく、脱出シュート11の端部に加わる救命
筏12の重量は、チューブ13を垂直にしようとする。この
ことは、船に対して脱出シュート11の位置を安定させる
ための必要条件を最低にする。
避難者の脱出経路は螺旋状のチューブ13である必要は
なく、無蓋で螺旋状のシュートであっても、一連のパネ
ルを含むチューブであってもよい。後者の場合には、パ
ネルを交互に反対方向に向けてチューブの長手方向に間
隔をおいて配置し、チューブの長手方向に対して傾けて
いる。チューブに入った者は一方のパネルを滑り降り、
その後に反対向きのパネルを滑り降りるために方向を転
じ、同様なことをチューブの端部に至るまで続ける。こ
の場合に、パネルはチューブの伸縮に適応するために可
撓性材料製としてもよい。
次に、図5〜図22を参照して、図1に示した脱出シュ
ート11の参考例を説明する。この例では脱出シュート11
は異なる3種のセル、即ち図5〜図13に示す左手セル30
と、図14〜図18に示す右手セル31と、図19〜図23に示す
底部セル32とから構成されている。チューブ13を形成す
るために、右手セル30と左手セル31の端部同士は次に詳
述する方法で交互に連結され、底部セル32の端部も次に
詳述する方法で取り付けられている。
先ず図5〜図13を参照すれば、左手セル30は図9に最
も良く示すようなセル壁33と、図10に最も良く示すよう
なスライド経路34とから構成されている。図9に示すよ
うに、セル壁33は略円筒状となっており、高強力耐水織
物から形成されている。図5〜図8に最も良く示すよう
に、セル壁33の上縁35には一連の輪状体36が円周方向に
間隔を空けて設けられている。また、セル壁33の下縁に
も同様な輪状体38が間隔を空けて設けられている。セル
壁33の上縁35と下縁37の中間には、一連の管状のポケッ
ト39が設けられ、セル壁33の周囲に断続した環状の通路
が形成されている。
輪状体36、38とポケット39の機能を次に説明する。セ
ル壁33には図10に最も良く示すようなスライド経路34が
含まれており、このスライド経路34も強力耐水織物から
形成されている。
スライド経路34には、先丸の上端縁41と凸状曲線の側
縁42とを有する全体的に細長い背パネル40が含まれてい
る。背パネル40の側縁42の反対側の側縁は直線状となっ
ており、背パネル40の上端縁41の反対側の下縁44も直線
状となっている。転向パネル45は背パネル40の直線縁43
に繋がる縁部を有し、背パネル40の面に鈍角で対する面
内に位置している。外部スカートパネル46が転向パネル
45の外縁47の下部と背パネルの側縁42の下部との間で曲
線を形成している。このように、背パネル40、転向パネ
ル45及び外部スカートパネル46は、収斂する閉通路つま
りポケット49をそれらの間に形成し、その通路は開口48
で終端している。
スライド経路34はセル壁33の内側に次のような方法で
連結されている。スライド経路34の上端縁41は、その頂
点がセル壁33の上縁35の近傍に位置するようにセルの内
周面に連結されている。この連結は上端縁41、側縁42、
及び転向パネル45の外縁47の周りで、ポケット39とほぼ
同じ高さまで続いている。その上に、外部スカート46の
上縁50もセル壁33の内面にポケット39とほぼ同じ高さで
連結されている。
従って、図5〜図8に示すように、背パネル40は上縁
35と下縁37の間でセル壁33を斜めに横切るように延びて
いる。図7に示すように、転向パネル45は背パネル40に
対して鈍角を成している。漏斗状の出口49はセル壁33の
下縁37を越えて下方に延びている。このようにして、図
13に示すようにセル壁33の下部は、スライド経路34の配
置に影響を及ぼすことなく上方に潰れることが可能とな
っている。この目的を次に述べる。
右手セル31について図14〜図18を参照して説明する
と、これらの図に示すように右手セル31は左手セル30と
大部分が同様となっており、共通の部品は詳細に説明し
ないで同一の引用数字を与えている。右手セル31と左手
セル30の相違は次のようになっている。即ち、左手セル
30のスライド経路34と比較したとき、右手セル31ではス
ライド経路34が輪状体36、38に対して90゜だけ回転され
ている。このことは、輪状体36、38が通路を下記の方法
で形成することを可能としている。
底部セル32は上縁56を有する環状のセル壁55により構
成されており、上縁56は左手セル30のセル壁33の上縁35
の輪状体36と同様な輪状体57を備えている。しかしなが
ら、セル壁55の下縁58はポケット39も輪状体も備えてい
ない。セル壁55の上縁56と下縁58の間の長さは、左手セ
ル30のセル壁33の上縁35と下縁37の間の長さよりも長く
なっている。セル壁55にはスライド経路59が含まれてお
り、このスライド経路59は左手セル30のスライド経路34
と同様とされていると共に、スライド経路34が左手セル
30に連結された方法と同様な方法でセル壁55に連結され
ている。従って、図18〜図22に示すように、漏斗状の出
口49はセル壁55の下縁58から少しだけ突出している。し
かしながら、背パネル40は水を流出させる孔あきとする
ことができる。
シュートは左手セル30と右手セル31を交互に所定長に
なるまで連結することによって形成されている。セル3
0、31はそのように配列されているので、スライド経路3
4の背パネル40は、先行及び後続の背パネル40に対して9
0゜だけ曲げられ、この曲げは連続して(時計周り又は
半時計周りに)同じ感じとなっている。
セル30、31は図示しない円形輪によって相互連結され
ている。左手セル30と右手セル31の或るスライド経路34
の下縁37の輪状体38は、右手セル31と左手セル30の次位
のスライド経路34の上縁の輪状体36の間に嵌まってい
る。このようにして連続した環状の通路が形成され、こ
の通路に円形輪が通されて連結部が形成されている。円
形輪は例えば金属製とすることができる。
底部セル32は最下位の左手セル30又は右手セル31に同
様な方法で、即ち輪状体36、38から成る通路に円形輪52
を通すことによって連結されている。
円形輪53はセル壁33の上縁35と下縁37の間の環状のポ
ケット39にも通されている。これらの円形輪52、53は、
セル壁33、55を開いた状態に保つ反面で、それらを潰れ
るようにする効果を有している。
中間の円形輪53ではない上縁35と下縁37の円形輪52同
士は、弾性部材によって連結されており、この弾性部材
は図2〜図4を参照して上述した実施例のフープ15を連
結する弾性部材20と同様な方法で配置されている。この
ように形成された脱出シュートは、図2〜図4を参照し
て上述した脱出シュートと同様な方法で船と救命筏12の
間に連結されている。
この参考例の脱出シュートは、本質的に最上位のセル
30、31と底部セル32の間に螺旋状の経路を形成してい
る。最上位のセル30、31に入った人は、最初に第1のス
ライド経路34の背パネル40に腰をかける。その人は背パ
ネル40を降りるとき転向パネル45と係り合い、転向パネ
ル45はその人を半時計回りに捩じる。その後に、その人
は漏斗状の出口49を通り抜け、その人が離れたばかりの
背パネル40に対して90゜だけ曲げられている後続のセル
30、31の背パネル40に係り合う。出口49が漏斗状とさ
れ、かつ背パネル40が曲げられた配列となっているの
で、その人の速度はスライド経路材料との摩擦係合、及
び漏斗状出口49の窮屈さによって減少する。脱出シュー
トを移動する人は、このようにして安全速度を得ると共
に、この安全速度で後続のスライド経路34を螺旋状の経
路で底部セルまで通り抜ける。その人は漏斗状の出口49
を通って底部セル32を離れたとき、図1〜図4を参照し
て上述した救命筏12に入る。
救命筏12と船の間の間隔は変化するが、このような変
化は弾性部材20の制御に基づくシュート13の潰れや伸長
によって調節され、このとき図1〜図4を参照して説明
したように、弾性部材20はシュート13を底部セル32から
上方に向かって少しずつ潰す。
スライド経路34がセル壁33、55に上述の方法で連結さ
れているので、セル壁33、55が潰れてもスライド経路34
は潰れない結果となる。脱出シュートの長さが短かくな
ったときは、セル壁33、55が相互に折り畳まるだけであ
る。このため、人は或るセル30、31の漏斗状の出口49を
離れたとき、後続のセル30、31の背パネル40に、セル3
0、31が完全に延び切っている場合に係り合う位置より
も低い位置で係り合う。
フロントページの続き (72)発明者 マクレーン アイアン ヘンリー 英国、カウンティ アントリム BT27 4AS、リスバーン、ベルファースト ロード 32 (72)発明者 フィップス ピーター ジョン 英国、サリー GU7 1NL、ゴッド アルミング、スキーズドン クライム 11 (56)参考文献 特開 昭48−37890(JP,A) 特開 昭50−35995(JP,A) 実公 昭51−10638(JP,Y1) 国際公開84/2658(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B63C 9/28 A62B 1/20 B63C 9/22

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人を一端の入口(10)から前記一端の反対
    端の出口(12)に通過させる通路(11)を包含し、該通
    路(11)は前記入口と前記出口の間に位置する少なくと
    も1つの支持部材(15)で支持し、該支持部材(15)は
    前記通路の上部に沿って延在する少なくとも1つの第1
    の長細弾性部材(24)により吊設し、少なくとも1つの
    第2の長細弾性部材(24)を前記支持部材(15)から前
    記通路(11)の下部に沿って前記出口に向かって延設
    し、前記少なくとも1つの第2の長細弾性部材(24)が
    前記少なくとも1つの第1の長細弾性部材(24)よりも
    大きい弾性を有することにより、前記通路(11)の上部
    が伸縮する前に前記通路(11)の下部が伸縮可能とし、
    前記通路は前記入口と前記出口の間の間隔の変化に適応
    するために伸縮可能とした海上脱出装置。
  2. 【請求項2】更なる支持部材を前記最初に記載の支持部
    材(15)と前記出口(12)の間に備え、前記少なくとも
    1つの第2の長細弾性部材(24)は前記最初に記載の支
    持部材(15)と前記更なる支持部材(15)との間に連結
    し、少なくとも1つの第3の長細弾性部材(24)を前記
    更なる支持部材15から前記出口(12)に向かって延設
    し、前記通路(11)は前記出口(12)と前記更なる支持
    部材(15)の間で最初に伸縮し、その後に前記支持部材
    (15)と前記最初に記載の支持部材(15)の間で伸縮
    し、そしてその後に前記最初に記載の支持部材(15)と
    前記入口(10)の間で伸縮するようにした請求項1に記
    載の装置。
  3. 【請求項3】前記少なくとも1つの第1の長細弾性部材
    (23)は上位の支持部材(15)と前記最初に記載の支持
    部材(15)の間に連結し、前記上位の支持部材(15)は
    前記通路(11)の前記入口から間隔を空けて配置し、前
    記入口と前記上位の支持部材(15)は非弾性的に連結し
    た請求項1又は2に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記入口と前記上位の支持部材は、少なく
    とも1つの長細非弾性部材(23)により連結した請求項
    3に記載の装置。
  5. 【請求項5】前記支持部材は前記通路の周りに延在する
    フープ(15)により構成した請求項1〜4のうちの何れ
    か1つの請求項に記載の装置。
  6. 【請求項6】複数のフープ(15)を前記入口と前記出口
    の間で前記通路(11)に沿って間隔を空けた位置に備
    え、前記フープ(15)は前記支持部材を構成した請求項
    2〜4のうちの何れか1つの請求項に従属するときの請
    求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】少なくとも1つの長細弾性部材(24)のそ
    れぞれは複数の前記長細弾性部材(24)を包含し、各部
    材(24)は前記通路(11)の長手方向に略平行に延設す
    ると共に、前記通路(11)の周りに間隔を空けて配置し
    た請求項1〜6のうちの何れか1つの請求項に記載の装
    置。
  8. 【請求項8】前記通路(11)は折畳可能な材料から成る
    チューブにより構成した請求項1〜7のうちの何れか1
    つの請求項に記載の装置。
  9. 【請求項9】前記通路は前記入口から前記出口に延在す
    る螺旋状のシュート(13)により構成した請求項1〜8
    のうちの何れか1つの請求項に記載の装置。
  10. 【請求項10】前記シュートは螺旋状の閉チューブ(1
    3)とした請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】前記螺旋状のチューブ(13)は前記フー
    プに対して位置決めするために前記フープ(15)に連結
    した請求項9又は10に記載の装置。
  12. 【請求項12】前記螺旋状のシュート(13)は少なくと
    も1つのフープ(15)に通したときに前記フープ(15)
    の軸線に対して偏心する中心線を有し、前記螺旋状のシ
    ュート(13)と前記フープ(15)は前記螺旋状のシュー
    ト(13)の前記中心線を前記フープ(15)の前記軸線に
    対して最大間隔と最小間隔の間で移動させ得るように連
    結し、前記螺旋状のチューブの伸縮に適応させるように
    した請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】前記少なくとも1つのフープ(15)にお
    いて、角度的に間隔を空けて配置した複数の連結部材
    (19、20)を前記フープ(15)と前記螺旋状のシュート
    (13)の間に延設し、前記長い方の連結部材(19)は前
    記中心線と前記軸線の最大間隔を制限するために伸長不
    可能とし、前記短い方の連結部材(20)は前記中心線を
    前記軸線方向に移動させ得るように弾性的に伸長可能と
    した請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】前記通路(11)は交互に反対を向き間隔
    を空けて対向する一連のパネル(40)を備え、これらの
    パネルはチューブ(30)の長手方向に沿って間隔を空け
    て配置すると共に、前記チューブの長手方向に対して傾
    斜させた請求項9に記載の装置。
  15. 【請求項15】前記パネル(40)のうちの少なくとも幾
    つかは、前記チューブの伸縮に適応させるために弾性的
    に伸長可能な部材から形成した請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】前記出口は膨張可能な構造物上に位置さ
    せた請求項1〜15のうちの何れか1つの請求項に記載の
    装置。
  17. 【請求項17】前記膨張可能な構造物は救命筏(12)と
    し、前記チューブの出口は前記救命筏内に位置させた請
    求項16に記載の装置。
JP52256997A 1995-12-19 1996-12-12 海上脱出装置 Expired - Fee Related JP3314086B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB9525968.5A GB9525968D0 (en) 1995-12-19 1995-12-19 Marine escape systems
GB9525968.5 1995-12-19
GB9619069.9 1996-09-12
GB9619069A GB2308345B (en) 1995-12-19 1996-09-12 Marine escape systems
PCT/GB1996/003083 WO1997022514A1 (en) 1995-12-19 1996-12-12 Marine escape systems

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11513948A JPH11513948A (ja) 1999-11-30
JP3314086B2 true JP3314086B2 (ja) 2002-08-12

Family

ID=26308335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52256997A Expired - Fee Related JP3314086B2 (ja) 1995-12-19 1996-12-12 海上脱出装置

Country Status (11)

Country Link
EP (1) EP0868342B1 (ja)
JP (1) JP3314086B2 (ja)
CN (1) CN1079763C (ja)
AU (1) AU713020B2 (ja)
CA (1) CA2237999C (ja)
DE (1) DE69621947T2 (ja)
DK (1) DK0868342T3 (ja)
GB (1) GB2338219B (ja)
HK (1) HK1017321A1 (ja)
NO (2) NO319595B1 (ja)
WO (1) WO1997022514A1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2334239A (en) 1998-02-17 1999-08-18 Wardle Storeys Ltd Liferaft having roof drainage
IL145935A0 (en) * 2001-10-15 2002-07-25 Eliyahu Nir Rescue system for high-rise buildings
CN1189226C (zh) 2001-11-20 2005-02-16 王武生 用于建筑物的安全脱险设备
DE10203812A1 (de) * 2002-01-31 2003-08-21 Diehl Munitionssysteme Gmbh Einrichtung zum Überbrücken einer zerstörten Sektion eines Schiffes
IL147975A0 (en) * 2002-02-04 2002-09-12 Nir Eliyahu Rescue system for high-rise buildings
DK2029239T3 (da) * 2006-06-13 2010-10-04 Viking Lifesaving Equipment As Redningssystem til nødevakuering
EP2076316B1 (en) 2006-10-06 2016-06-08 Viking Life-Saving Equipment A/S Escape system with self-adjusting length
FR2946615B1 (fr) * 2009-06-12 2011-05-27 Zodiac Solas Rampe d'evacuation gonflable, et installation de sauvetage pour navire, la comprenant.
WO2012172083A1 (en) 2011-06-17 2012-12-20 Viking Life-Saving Equipment A/S An evacuation system
JP5748275B2 (ja) * 2011-08-03 2015-07-15 愼也 片野 救助・避難用器具
KR101645686B1 (ko) * 2014-06-26 2016-08-04 삼성중공업 주식회사 구명 보트의 입수 가이드 장치
CN104548397A (zh) * 2015-01-04 2015-04-29 王世轩 楼房发生火灾人员逃生器具
CN107878709A (zh) * 2017-11-23 2018-04-06 中国船舶重工集团公司第七〇九研究所 一种适用于海洋核动力平台的漂浮救生舱
CN108569373A (zh) * 2018-03-27 2018-09-25 江苏海宁船用器材厂有限公司 垂直通道海上撤离系统
CN109663232A (zh) * 2019-01-15 2019-04-23 傅俊祥 高层建筑安全快速逃生系统
CN110588923A (zh) * 2019-10-22 2019-12-20 滨州职业学院 一种航海用逃生装置及逃生方法
CN111254978B (zh) * 2020-01-20 2021-04-13 中交第三航务工程局有限公司 一种水下悬浮隧道的逃生系统
EP3971076A1 (en) * 2020-09-16 2022-03-23 Viking Life-Saving Equipment A/S A maritime chute for maritime evacuation
CN113978738B (zh) * 2021-12-24 2022-03-11 大同航源众诚动力科技有限公司 应用于民用航空器客舱门逃生滑梯结构

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1490855A (en) * 1973-11-07 1977-11-02 Fujikura Rubber Works Ltd Escape apparatus
US4037685A (en) * 1975-09-18 1977-07-26 Anthony Talucci Building evacuation system
GB2143127B (en) * 1982-12-30 1986-09-17 Norhjul A S Stocking-like escape device
NO180265C (no) * 1992-07-10 1997-03-19 Selantic Ind As Anordning ved redningsflåter på skip

Also Published As

Publication number Publication date
GB2338219A (en) 1999-12-15
EP0868342B1 (en) 2002-06-19
NO982792L (no) 1998-06-17
HK1017321A1 (en) 1999-11-19
NO20052098L (no) 1998-06-12
NO982792D0 (no) 1998-06-17
DE69621947T2 (de) 2002-11-28
CA2237999A1 (en) 1997-06-26
JPH11513948A (ja) 1999-11-30
DE69621947D1 (de) 2002-07-25
CN1205673A (zh) 1999-01-20
NO319595B1 (no) 2005-08-29
WO1997022514A1 (en) 1997-06-26
AU713020B2 (en) 1999-11-18
GB9920249D0 (en) 1999-10-27
EP0868342A1 (en) 1998-10-07
CN1079763C (zh) 2002-02-27
GB2338219B (en) 2000-03-29
CA2237999C (en) 2003-07-22
DK0868342T3 (da) 2002-07-15
AU1181697A (en) 1997-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3314086B2 (ja) 海上脱出装置
US6102762A (en) Marine escape systems
US3819011A (en) Inflatable escape slideway apparatus
JP3144561B2 (ja) 自身で直立位置に戻る膨張式救命いかだ
US3433323A (en) Inflatable escape slideway apparatus
US6074260A (en) Liferafts
AU706733B2 (en) Liferaft
US11649024B2 (en) Escape system
SE501540C2 (sv) Bananordning för nödevakuering
AU742202B2 (en) Marine escape system and escape chute
AU722537B2 (en) Escape chute
GB2308345A (en) Marine escape system
AU728322B2 (en) Liferaft
US20230331352A1 (en) A maritime chute for maritime evacuation
EP2029239B1 (en) Escape system for emergency evacuation
GB2565210B (en) Marine escape systems incorporating a chute and with a platform formed by inner and outer parts that are relatively rotatable

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090531

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100531

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110531

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110531

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120531

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130531

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees