JP3144561B2 - 自身で直立位置に戻る膨張式救命いかだ - Google Patents

自身で直立位置に戻る膨張式救命いかだ

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Description

【発明の詳細な説明】 関連出願 本出願は1989年7月28日に提出された同一出願人の係
属中の米国特許出願連続番号第07/386,446号の一部係属
である。
技術分野 この発明は、救命いかだが倒立位置で膨張するとき、
補助がなくても水中で直立に戻るか、または後に転覆し
たとき、膨張されたいかだを直立位置に戻すように寸法
決めされ、かつ位置決めされた天蓋支持管を有する膨張
式救命いかだに関するものである。
背景技術 米国および他のほとんどの国の沿岸警備規定は、ある
大きさを上回るか、またはある人数の乗客を運ぶ船が緊
急時のために船内に救命ボートまたは救命いかだを有す
ることを要求する。現在のところより一般的な代替法は
膨張式救命いかだを載せることであり、これはいかだが
収縮された条件にあるとき必要な保管空間が比較的小さ
いからである。現在使用される救命いかだには、それら
が運ぶように設計される占有者の数に応じて、長方形、
正方形、円、または実質的に円形の多辺形を含む様々な
大きさおよび形状のものがある。これらのいかだは典型
的にゴム、またはゴムを引かれた可撓性材料からなり、
完全に膨張されたときに比較的堅固な側壁を与える空気
チャンバを含む。厳しい天候から保護するために、これ
らの救命いかだのほとんどは膨張式管によって支持され
る天蓋カバーを含み、この管も完全に膨張されたときに
比較的堅固になる。
典型的には膨張式救命いかだは圧縮ガスキャニスタを
含み、これはいかだの空気チャンバを膨張させるために
手動、または自動的に起動されてもよい。あいにくいか
だは必ずしも直立位置に膨張せず、もし膨張時に転覆さ
れると、使用され得る前に直立位置に戻らねばならな
い。
現在の沿岸警備規定は、認可された救命いかだが水中
で1人の人間によって直立されることが可能でなければ
ならないと特定している。これは穏やかな水中で健常者
によって通常達成され得るが、荒れた、もしくは極めて
冷たい水中において、または負傷しているか、もしくは
疲労している人間によっては必ずしも達成され得ない。
このような悪条件は船が可航水域上で沈んでいくとき全
く起こり得ないことではない。
現在一般に使用されている型の膨張式救命いかだは19
48年頃以来一般設計において著しく変化していない。19
61年4月6日に発行された英国特許明細書第864,382号
は、実質的に球形の形状をした膨張式天蓋を作り、重力
の中心を幾何学的中心の下に配置して、それによってい
かだが自身で直立位置に戻るであろうことを提案してい
る。このような天蓋を構成するのに必要とされる多量の
材料のために、このような構造の費用は著しいものであ
る。また、天蓋がいかだの質量を克服するのに十分な浮
力を有するようにするために、この形状の天蓋、または
天蓋支持はそれ自体質量が比較的大きい。さらに、荒海
および激風に曝されるとき、このような構造の表面積が
広いために水中で動揺されることに対してそれが弱くな
り得る。
発明の概要 この発明は生存者の側が介在せずに膨張式救命ボート
を自身で直立位置に戻すための信頼できる手段を提供す
る。提供されるのは、いかだ本体であり、これは膨張性
側壁(または膨張式側壁)といかだ本体の外周で規定さ
れた回転線とを有し、倒立位置から直立位置に移動され
るとき、この回転線上でいかだは水面を回転する、また
は転がる。いかだ本体はこの回転線から第1の予め定め
られた距離で間隔をあけられた重力の中心を有する。膨
張式部材はいかだ本体から延び、回転線から第2の予め
定められた距離で間隔をあけられた浮力のある部分を有
する。この部分は、重力の中心が回転線を十分に越え
て、それによっていかだ本体が重力によって直立位置へ
ぐらつくであろうような力を第2の予め定められた距離
で与えられるのに十分な浮力を有する。
この発明の好ましい型は複数の膨張性部分(または膨
張式管部分)を含み、これらは各々中心縦軸を有し、こ
の縦軸は側壁の上部端縁から第1の予め定められた位置
へ、上部端縁から上方向にかつ船外方向に延び、かつ船
内方向へ延びていかだ本体上の第2の予め定められた位
置で膨張式管部分の別のものと中心で集束する。これら
の管が延びていく位置は任意の大きさ、または形状のい
かだの計算可能、かつ経験的に確認可能な使用に基づい
た特定の公式によって定められてもよい。
この発明の他の特徴および利点は、以下の発明を実行
するためのベストモードを読み、すべてが特定的に参照
することによってこの開示に組込まれる添付の図面およ
び請求の範囲を精読することによって明らかになるであ
ろう。
図面の簡単な説明 同一の参照番号は図面の様々な図中の同一部分を示す
ために使用される。
図1はこの発明の好ましい実施例に従った長方形の自
身で直立位置に戻る救命いかだの概観図である。
図2は図1に示される自身で直立位置に戻る救命いか
だの端面図である。
図3は図1の線3−3で実質的にとられた断面図であ
る。
図4はこの発明に従った正方形の救命いかだの上面図
である。
図5はこの発明に従った六角形の救命いかだの上面図
である。
図6はこの発明に従った円形の救命いかだの上面図で
ある。
図7は−12はいかだが転覆された位置で膨張し、直立
位置に自身で戻るような、救命いかだ本体および天蓋支
持管の膨張を示す連続図である。
図13は様々な計算された寸法を示す長方形のいかだの
概略上面図である。
図14は様々な計算された寸法を示す図13の線14−14で
実質的に切り取られた概略断面図である。
図15は様々な計算された寸法を示す図13の線15−15で
実質的に切り取られた概略断面図である。
図16はいかだ本体が直立位置へ重力によってぐらつく
ようにシアーライン(sheer line)が傾けられねばな
らない、垂直を越える最小角を示す位置に位置づけられ
たこの発明に従ったいかだの側面図である。
発明を実行するためのベストモード ここで図面の幾つかの図、まず図1を参照して、図1
にはこの発明の好ましい実施例に従う長方形つまり矩形
の救命いかだ10が示される。この発明は長方形、正方
形、円または六角形もしくは八角形などのほぼ円状の多
辺形状を含むすべての形状の救命いかだで使用するのに
適している。この発明の構成および設計を説明する目的
のために、長方形のいかだを例示し、詳細に説明する。
しかしながら、この発明はすべての形状に等しく適用さ
れ、かつこの明細書は当業者がこの発明に従って任意の
一般形状の救命いかだを構成することを可能にすること
が理解されなければならない。
次に図1、図2および図3を参照して、そこに示され
る膨張式救命いかだ10は完全に膨張すると相対的に堅く
なる膨張式管状部の形状の側壁12、14、16、18を含む。
膨張式側壁の正確な形状または構成は膨張式救命いかだ
の製造者の間で幾分変化する。たとえば、側壁は単一チ
ャンバ管または多数チャンバ管の形状であってもよい。
2つ以上の別個の管が側壁を形成するように一体化され
てもよい(例示されるように)。この構成はその幅また
は厚さより大きい垂直寸法を有する側壁を与えるという
点で通常好ましい。管は図1ないし図3に示されるよう
に実質的に等価の直径であってもよいし、または異なる
直径であってもよい。この発明は僅かな調整を伴うだけ
でこれらの側壁型のいずれにも等しく適用されるので、
1つの構成、つまり同一の直径の2つの管、を例示の目
的のために詳細に説明する。床パネル20は側壁12、14、
16、18の間に延在する。第2の底パネル21もまた、いか
だ10の占有者がいかだ10より下の冷たい水25からいくぶ
ん絶縁されるように含まれ得る。かかる実施例におい
て、床20は偽の底として作用する。いかだ本体または船
体の側壁12、14、16、18から上方向に延在するのは、管
状の空気充填された部材22、24、26、28である。これら
の管状の部材は一般に天蓋支持管と呼ばれるが、この発
明は実際の天蓋の使用を必要としない。これらの管の各
々は予め定められた船外角でいかだ本体の側壁12、14、
16、18の上側端縁上の予め定められた位置から延在す
る。予め定められた位置で、管は曲がって船内に延在
し、いかだ本体の床20より上に距離をおいた中心場所で
他の管22、24、26、28とともに集束する。これらの支持
管22、24、26、28の構造は、各管がこの発明に従ってど
のように寸法決めされるかについての詳細な説明を含ん
で以下にさらに詳細に説明される。一般に各天蓋支持管
22、24、26、28は下部分30および上部分32を含む。
いかだ10はまたいかだ本体より上に垂下されて、占有
者を風、雨および太陽への露出から保護する天蓋型のカ
バー34を含み得る。一般に、天蓋34はその周囲で側壁1
2、14、16、18に取り付けられ、支持管22、26の上方に
延在するループ35によって中心に垂下される。天蓋34は
典型的に雨および風を寄せつけないが、いかだ10の取り
囲まれた領域の呼吸可能性を許容する軽量布から作られ
る。側壁12、14、16、18、床20、21、および天蓋支持管
22、24、26、28を含むいかだ10の残余部分は、大気圧よ
り大きい圧力である、空気または二酸化炭素のような膨
張ガスを含むゴムまたはゴムをしみ込ませた布材料から
作られる。この態様で、いかだのこれらの部分は膨張さ
れて相対的に堅い形状を持つようになり得る。
次に図7ないし図12を参照して、使用中、この発明に
従ういかだ10は圧縮空気または二酸化炭素キャニスタ36
を使用することによるような一般に既知の態様で膨張さ
れ得る。典型的に、この型の救命いかだ10はいかだ10を
折り畳まれ空気を抜かれた状態で水25の中にまず置くこ
とによって配置され、その後膨張ガスは自動的にかまた
は駆動つなぎ縄38によってのいずれかでキャニスタ36か
ら解放される。好ましい形状において、救命いかだ(つ
まり側壁チャンバ12、14、16、18)がまず膨張される。
これはキャニスタ36に含まれるガスの容積がいかだ10の
すべての部分を完全に膨張されるのに不十分である場合
には、最も重要な部分(つまりいかだ本体)がまず膨張
されてしまうであろうという点において増大された安全
の度合いを加える。いかだ本体を完全に膨張させた後、
チェック弁または圧力調整弁はガスが天蓋支持管22、2
4、26、28を膨張させ始めることを許容するであろう。
図8に例示されるように、いかだ本体が水25上で倒立
した位置で膨張することがよくある。この発明の前に
は、このように倒立した位置で膨張したいかだは、使用
できるようになる前に水中の生存者によって直立位置に
戻されなければならなかった。これはいかだ10より下の
水25に垂れている天蓋が水で満たされている場合に特に
困難になり得る。天蓋34を持ち上げる目的のためにのみ
設計された典型的な先行技術の天蓋支持管は、完全に倒
立した位置から僅かにいかが本体を持ち上げるのにすら
十分な浮力(変位)を有していない。
この発明に従って、図9に示されるように、天蓋支持
管22、24、26、および28はいかだ本体の側壁12、14、1
6、18の膨張直後に膨張し始める。図10に示されるよう
に、天蓋支持管22、24、26、28はより完全に膨張するの
で、それらは相対的により堅くなり、いかだ本体を水25
の表面より上に持ち上げ、かつ実質的に垂直位置にする
のに十分な浮力を与える。天蓋管膨張のこの部分の間、
天蓋34内にとらえられた水はいかだ10の両側で一般に見
出される入口開口から重力によって外に流れる。この態
様で、いかだ10および天蓋34は自身で水をかい出してい
る。
次に図11を参照して、天蓋支持管22、24、26、28が完
全に膨張したとき、いかだ本体および天蓋34内の水の実
質的にすべては外に流され、いかだの船体は垂直の範囲
を超えてそれを超えるといかだ本体が重力によってぐら
ついて図12に示されるように直立位置になるであろう少
なくとも最小角度まで傾けられる。以下により詳細に説
明されるように、これは重力によってぐらつき直立位置
になるであろうこの最小角度に垂直の範囲を超えていか
だ本体を傾けさせるように強制するのに十分な距離で、
いかだ本体の側壁12、14、16、18より船外方向にかつ上
に浮力のある部分(つまり天蓋支持管)の予め定められ
た位置決めを行なうことによって達成される。
この発明の天蓋支持管22、24、26、28の形状は、ここ
でいかだ本体が水25の表面より上に持ち上げられる倒立
位置で支持されることを許容するであろう、なぜなら天
蓋支持管22、24、26、28の上部分32はある角度で中心点
に集束するからである。いかだ10が完全に倒立した位置
にあり、上部分32に支えられている場合、それは不安定
であり、一方側に位置を変えられることを引き起こす。
いかだが転がり、天蓋支持管22、24、26、28の上部分32
のうちの1つ以上が水25の表面と実質的に平行になるに
つれ、いかだ10はさらに不安定になる。この位置で、い
かだの重心は水25の表面上のいかだの有効回転点を超え
て位置を変えられたことになる。有効回転点はいかだが
転がるにつれ変わることに注目しなければならない。こ
の回転点または線はいかだと水の表面との間の接触の点
または線を表わす。いかだはある位置に向けて動かさ
れ、そこで側壁12、14、16、18のうちの1つおよび天蓋
支持管22、24、26、28の下部分30のうちの1つは水25の
表面に支えられる(図11を見られたい)。前に述べられ
たように、この点で、いかだ10の船体または本体は重心
がいかだ10の有効ピボット点を超えて動かされるように
ある角度で位置決めされる。
ピボット点からのいかだの重心までの距離は、いかだ
の重心に作用する重力が、いかだ10に作用してそれを転
覆した位置に向けて動かすトルクより大きなトルクを、
直立位置に向かう方向にいかだ10に対して生じるように
モーメントアームとして作用する。幾つかの位置におい
て、特に初期膨張の間に、いかだをその直立位置に動か
すようにいかだに作用するトルクは、水25の表面上のい
かだの回転点から特定の距離(モーメントアーム)で重
力に抗して作用する浮力(水の質量の変位)のそれであ
る。
通常の航海術または造船用語がここで使用され、可能
な程度までその共通な意味が与えられる。膨張式救命い
かだの船体の性質および形状は幾分不定型であり、それ
ゆえに幾つかの一般用語は直接当てはまらないであろ
う。ここで使用されるように、「船幅(ビーム:bea
m)」は一方の最も外側からいかだを直接横切って反対
側の最も外側までのいかだ本体の横方向の長さを示すた
めに使用される。多くのいかだ設計は長さおよび幅が等
しいかまたはほぼ等しいので、いかだのどの部分も、
「船首」または「船尾」と呼ばれない。この点で、長方
形または不規則な形状のいかだ本体は、縦方向または大
きい方の船幅とともに横方向または小さい方の船幅を有
し得る。ここに述べられる大半の例では、船幅の寸法は
天蓋支持管22、24、26、28が側壁12、14、16、18の上側
端縁と交差する場所でいかだの船体を横断して測定され
る。
「最小船幅」は船外端縁から反対の船外端縁までのい
かだの最も狭い寸法を横方向にまたは横断して測定され
る船幅寸法に当てはまる。
「シアーライン」を側壁12、14、16、18上部端縁のレ
ベルで任意の方向にいかだ10の船体を横切って延在する
線として規定する。この例では、シアーラインは床20、
21または他の態様ではデッキ線と呼ばれるものに実質的
に平行であろう。側壁の垂直高さは側壁のシアーライン
または上部端縁から側壁の下部端縁まで測定される。こ
の型のいかだは水25の表面上で事実上垂直に浮かぶの
で、特に占有者が空である場合、いかだの喫水は無視し
てもよい。この態様で、側壁の垂直高さはその「フリー
ボード」(つまり側壁の上部端縁から水の表面までの距
離)に実質的に等価であり、交換可能に使用されるであ
ろう。
好ましい実施例に従って、少なくとも3つの天蓋支持
管が必要とされる。以下の説明から明らかになるであろ
う理由のために、使用される管の数が多ければ多いほ
ど、それらの各々は小さくなる必要がある。使用される
べき天蓋支持管の正確な数を選択することに関連する考
慮点はその中で管が異なった直径である船体である。例
示された実施例において、角度Eは15゜である。
図14を参照して、この角度Eは天蓋支持管22、24、2
6、28が集束するべきシアーライン中心点48より上の距
離Y、および天蓋管がその船外延在方向から船内延在方
向に逆になるべき側壁12、14、16、18のシアーライン50
または上部端縁より上の距離を決定するために使用され
る。図14を参照して、垂直線58は側壁12、14、16、18の
最も外側の端縁で上方向に延在するように位置決めされ
る。第2の線60は垂直線58から船外へ角度Eで上方向に
延在し、点61で線58とともに、いかだの側壁12、14、1
6、18の底とさえも、集束する。距離62はシアーライン5
0でこれらの線58、60の間で測定される。この距離62は
実際の測定によって決定されてもよいし、または側壁1
2、14、16、18の垂直高さDおよび線58、60の間の角度
Eを知ることによって計算されてもよい。距離62は側壁
の垂直高さDを度で表わした角度Eの正接と掛けること
によって決定され得る。この単純な三角アルゴリズムに
よって、距離62は決定され得る。
距離Yはいかだの船幅の半分(C、C′)と上記の計
算された距離62との和を表わす。言い換えれば、距離Y
はシアーラインが角度Eで延在する線60と交差するであ
ろう点に水平に測った船幅またはシアーライン中心点48
からの距離である。この計算は次の式によって表わされ
る。
Y=(C′+(D・tanE゜) この距離Yのコモナリティ(commonality)を表わす
ために、シアーライン中心点48より上の天蓋支持管集束
点66、および角度つけられた線60とのシアーライン50の
交点68の双方と交差する弧64が例示される。この弧64が
船体の船外端縁で垂直線58と交差する点は、天蓋支持管
22、24、26、28の下部分30が延在するシアーライン50よ
り上の垂直距離70を決定する。この態様で、点72は集束
点66およびシアーライン交点68のように等しいシアーラ
イン中心点48からの距離または半径である。
下部分30が垂直に延在するシアーライン50の正確な距
離70を計算するために、以下の式を使用することが可能
である。
この式は直角三角形において、2辺の二乗の和は斜辺
の二乗に等しいというピタゴラスの定理を表わす。この
場合、既知のファクタは斜辺、Y、および船幅の2分の
1である辺(C、C′)のうちの1つである。
所与の天蓋支持管22、24、26、28が延在する船外距離
は以下のように決定される。まず、図13を参照して、距
離Aはシアーライン中心点と、管場所40、42、44、46で
の船体側壁12、14、16、18の中心線74との間の距離を表
わす。天蓋支持管の下部分30はほぼこの中心線74から側
壁の上方向に延在する。
第2に、隣接する管位置40、46の間の角度Xは角度B
を決定するように二等分される。船外延在点76、76′
は、そこでシアーライン中心点48から距離A、A′のと
ころで角度Xの二等分線から直角で延在する線が、天蓋
支持管場所46の軸方向中心74を介して延在するシアーラ
イン中心点の半径と交差するであろう点77、77′の位置
を突き止めることによって決定される。これは図13でグ
ラフ式に眺められ、以下の式によって計算され得る。
再び、単純な三角アルゴリズムを使用して、直角三角
形の斜辺Zは、既知の角度に隣接する既知の辺の長さを
その既知の角度の余弦(度)で割ることによって決定さ
れ得る。
上の計算はその軸方向中心線78、78′で測定される天
蓋支持管22、24、26、28の寸法および仕様を表わす。図
13および図14を参照して、天蓋支持管24、28の軸方向中
心線は、側壁14、18の中心線74から予め定められた点76
に向かって上方向かつ船外方向に延在し、それからシア
ーライン中心点48より距離Yだけ上方向に距離をおかれ
た集束点66に向かって上方向かつ船内方向に延在する。
図15を参照して、他の天蓋支持管22、26のための軸方向
中心線78′の位置決めは類似の態様で計算され得る。い
かだ10の縦方向船幅は横方向船幅より長いので、点76は
側面天蓋支持管24、28のためのものよりも大きい垂直距
離70′だけ距離をおかれ、同様に横方向天蓋支持管24、
28のそれより大きい距離Z′だけ船外方向に距離をおか
れるであろうことが注目されるであろう。
中心線78′が通常集束するであろうシアーライン中心
点48より上の距離Y′で、66′は横方向天蓋支持管24、
28の集束点66と交差しないこともまた注目されなければ
ならない。この状況は多くの方法で救済され得る。便宜
上および材料の節約のために、天蓋支持管22、24、26、
28の各々は実際の集束のために選択的に位置決めされる
ことが好ましい。これは天蓋支持管22、26から24、28か
のいずれかの組を上方向かまたは下方向のいずれかに調
整することによって達成され得る。天蓋支持管22、24、
26、28は満足な結果を伴って最も低い計算された集束点
66に調整され得る。上述の計算のすべては最小の距離を
表わすので、天蓋支持管88、88′は長方形のいかだ本体
に関連して説明されたものと類似であろう。この態様に
おいて、図5の線14−−14に実質的に沿って切り取られ
た断面図は図14に示されたものに匹敵し、線15−−15に
実質的に沿って切り取られた断面図は図15によって示さ
れたものによって実質的に表わされるであろう。同様
に、いかだ本体90の縦方向船幅に位置決めされる天蓋支
持管88′は、横断方向天蓋支持管88より船外延在におい
て大きいであろう。
もちろん、図5に示される六角形のいかだ本体90は3
つの等しく距離をおかれた天蓋支持管92を装備すること
が可能であり、その各々はサイズおよび形状において実
質的に同一であろう。しかしながら、隣接する管92の間
の角度Xは120度まで増大するので、各管の船外延在フ
ァクタZは同様に大きくなるであろう。この実施例の分
析は材料の最もコスト効果的な利用を表わし、労力がこ
れらの代替の実施例のうちのどれを使用するかについて
の決定に影響を及ぼすであろう。もちろん、天蓋支持管
の数を4より大きい数に増やすことは結果として管の各
々の寸法決めの減少になる。しかしながら、1つの管当
りの材料の節約は付加的な管のために使用される材料の
量によて同様に相殺されるであろう。サイズおよび重量
要求を含むこれらの考慮点の各々は、特定の適用に対し
てこの発明をいかに最もよく実現化するかを決定する際
に注意深く考慮されなければならない。
前述のように、上述の計算は天蓋支持管の軸方向中心
線の位置を決定する際に使用される。完全な構成仕様
(つまり管の直径)は、いかだの全質量を相殺しかつ持
ち上げるために必要な浮力(変位)の計算によって容易
に決定され得る。いかだの全質量は、もちろん、そのサ
イズおよび形状に依存して変化するが、容易に確認され
る。海水は立方フィート(foot)当り64ポンドの重量が
あることを考えると、いかだの質量を持ち上げるために
変位されなければならない容積は容易に計算され得る。
図11および図16に示されるように、単一天蓋支持管の変
位または浮力は最終回転運動をいかだに加えるように動
作することを理解しなければならない。この態様で、天
蓋支持管に対する上方向の力の上述のモーメントアーム
は、水の表面上のその回転点を超えるいかだの重心を回
転させるように作用している。所望されれば、天蓋支持
管の直径は次第に小さくなってもよく、その上部集束点
66でより小さな直径を有し、船外肘76および下部分30で
より大きな直径を有する。
多くの変化がこの発明の形状および外観に行なわれ得
ることが理解されなければならない。説明された要求は
最小の要求であり、かつゆえに所望されるように自由に
拡大可能である。上述の実施例は例証しているだけであ
り、かつゆえに本出願人の発明の範囲または特許保護の
範囲の制限として解釈されるべきではない。本出願人の
特許保護の範囲は以下の単数または複数のクレームによ
ってのみ制限されるべきであり、均等論を含むクレーム
の解釈の認められた教義に従って解釈されるべきもので
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 仏国特許出願公開2467770(FR,A 1) 英国特許出願公開864382(GB,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B63C 9/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】膨張性の側壁を含み、かつ前記側壁の船外
    の両端縁間で測定して定めることができる船幅を有する
    いかだ本体を備え、 前記側壁は、前記いかだが直立位置にあるときの上側端
    縁と、前記上側端縁で実質的に前記側壁間に規定される
    シアーライン(50)とを有し、前記シアーラインは、前
    記側壁間の実質的に中心である中心点(48)を有し、さ
    らに、 複数の膨張性の管部分を含む、前記いかだ本体を直立位
    置に戻すための手段を備えた、自身で直立位置に戻る膨
    張式救命いかだにおいて、 前記管部分の各々(22,24,26,28)は円筒形で中心縦軸
    を有し、この縦軸は、前記上側端縁から第1の予め定め
    られた位置(76,76′)へ前記上側端縁から上方向にか
    つ船外方向に延び、かつ船内方向に延びて前記シアーラ
    イン上の第2の予め定められた位置(66)で他の前記膨
    張性の管部分と中心で集束しており、 前記膨張性管部分(22,24,26,28)は、前記第2の予め
    定められた位置(66)で接続するように前記膨張性側壁
    (12,14,16,18)の前記上側端縁のまわりに予め定めら
    れた間隔で均等に間隔をあけられており、 前記第1の位置(76,76′)は、式 【数1】 によって実質的に定められた少なくとも水平方向の距離
    Zで前記シアーラインの中心点(48)から船外方向へ間
    隔をあけた位置で、かつ式 【数2】 によって実質的に定められた少なくとも垂直方向の距離
    70で前記シアーライン(50)上に上方向に間隔をあけた
    位置であり、 前記第2の位置(66)は、式 【数3】 Y=C+(D・tanE゜) によって実質的に定められた少なくとも距離Yで前記シ
    アーラインの中心点(48)上に垂直方向に間隔をあけた
    位置であり、 ここで、 A=前記側壁の上側端縁において前記シアーラインの中
    心点(48)から前記管部分の軸方向の中心までの距離、 B=前記側壁の上側端縁において隣接する前記管部分の
    軸方向の中心間の角度の1/2(゜)であり、前記角度は
    前記シアーラインの中心点でその頂点を有する、 C=前記いかだ本体の大きい方の船幅の1/2、 C′=前記いかだ本体の小さい方の船幅の1/2、 D=前記側壁の垂直方向の高さ、 E=前記いかだ本体をぐらつかさせて直立位置まで重力
    によって戻らせるために必要な前記シアーラインの傾斜
    角度として前記シアーラインと鉛直線との間の最小角度 であり、 前記いかだ本体を直立位置に戻すための手段は、前記い
    かだの質量に少なくとも等しい浮力を与えるように大き
    さが定められていることを特徴とする、救命いかだ。
  2. 【請求項2】前記いかだ本体を直立位置に戻すための手
    段によって支持された天蓋(34)をさらに備え、前記天
    蓋(34)と前記側壁とが実質的に密閉された室を規定す
    ることを特徴とする、請求項1に記載の救命いかだ。
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