JP3313888B2 - 電子放出素子基板、その製造方法、及び同基板を組込んだ画像形成装置 - Google Patents

電子放出素子基板、その製造方法、及び同基板を組込んだ画像形成装置

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JP3313888B2
JP3313888B2 JP13271594A JP13271594A JP3313888B2 JP 3313888 B2 JP3313888 B2 JP 3313888B2 JP 13271594 A JP13271594 A JP 13271594A JP 13271594 A JP13271594 A JP 13271594A JP 3313888 B2 JP3313888 B2 JP 3313888B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2201/00Electrodes common to discharge tubes
    • H01J2201/30Cold cathodes
    • H01J2201/316Cold cathodes having an electric field parallel to the surface thereof, e.g. thin film cathodes
    • H01J2201/3165Surface conduction emission type cathodes

Landscapes

  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面伝導型電子放出素
子基板、その製造方法、及び同基板を組込んだ平面型画
像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、表示装置等に利用される電子放出
素子として熱電子源と冷陰極電子源の二種類が知られて
いる。冷陰極電子線には電界放出型(以下FEと略
す)、金属/絶縁層/金属型(以下MIMと略す)や表
面伝導型電子放出素子(以下SCEと略す)等がある。
【0003】FE型の例としては、W.P.Dyke&
W.W.Dolan、“Fieldemissio
n”、Advance in Electron Ph
ysics、8、89(1956)等が知られている。
【0004】MIM型の例としては、C.A.Mea
d、“The tunnel−emission am
plifier、J.Appl.Phys.32、64
6(1961)やC.A.Spndt、“Physic
al propertiesof thin−film
field emission cathodesw
ith molybdenum cones”、J.A
ppl.Phys.、47、5248、(1976)等
が知られている。
【0005】SCE型の例としては、M.I.Elin
son、Radio Eng.Electron Ph
y.、10、(1965)等がある。
【0006】SCEは、基板上に形成された小面積の薄
膜の膜面に平行に電流を流すことにより、電子放出が生
ずる現象を利用するものである。
【0007】この表面伝導型電子放出素子としては、前
記エリンソン等によるSnO2 薄膜を用いたもの、Au
薄膜によるもの〔G.Dittmer:“Thin S
olid Films”、9、317(1972)〕、
In2 3 /SnO2 薄膜によるもの〔M.Hartw
ell and C.G.Fonstad:“IEEE
Trans.ED Conf.”、519(197
5)〕、カーボン薄膜によるもの〔荒木久 他:真空、
第26巻、第1号、22(1983)〕等が報告されて
いる。
【0008】これらの表面伝導型電子放出素子の典型的
な素子構成として、前述のM.ハートウエルの素子構成
を図7に示す。
【0009】同図において701は絶縁性基板である。
704は電子放出部を含む薄膜である。スパッタで形成
されたH型形状金属酸化物薄膜等からなる電子放出部形
成用薄膜を、後述のフォーミングと呼ばれる通電処理す
ることにより電子放出部703が形成されている。ま
た、図中の素子の長さL1はおよそ0.5mmから1m
m、素子の幅W2は約0.1mmである。従来、これら
の表面伝導型放出素子においては、電子放出を行う前に
電子放出部形成用薄膜を予めフォーミングと呼ばれる通
電処理によって電子放出部703を形成するのが一般的
であった。
【0010】即ち、フォーミングとは前記電子放出部形
成用薄膜の両端に電圧を印加通電し、電子放出部形成用
薄膜を局所的に破壊、変形もしくは変質せしめ、電気的
に高抵抗な状態にした電子放出部703を形成すること
である。
【0011】尚、電子放出部703は電子放出部形成用
薄膜の一部に亀裂が発生しその亀裂付近から電子放出が
行なわれる場合もある。
【0012】以下フォーミングにより発生した電子放出
部703を含む電子放出部形成用薄膜を電子放出部を含
む薄膜704と呼ぶ。前記フォーミング処理をした表面
伝導型電子放出素子は上述電子放出部を含む薄膜704
に電圧を印加し、素子表面に電流を流すことにより、上
述電子放出部703より電子を放出せしめるものであ
る。
【0013】図8は本出願人らにより提案された表面伝
導型電子放出素子の構成を示す。(特開平2−5682
2)同図において801は絶縁性基板、805と806
は素子電極、804は電子放出部を含む薄膜、803は
電子放出部である。電子放出部を含む薄膜804のうち
電子放出部803としては粒径が数十オングストローム
の導電性微粒子からなり、これ以外の電子放出部を含む
薄膜804は微粒子膜からなる。なおここで述べる微粒
子膜とは、複数の微粒子が集合した膜であり、その微細
構造として、微粒子が個々に分散配置した状態のみら
ず、微粒子が互いに隣接、あるいは重なり合った状態
(島状も含む)の膜をさす。またこれとは別に電子放出
部を含む薄膜804は、導電性微粒子が分散されたカー
ボン薄膜等の場合がある。
【0014】電子放出部を含む薄膜804の材料の具体
例を挙げるならばPt、Pd、Ru、Ag、Au、T
i、In、Cr、Fe、Zn、Sn、Ta、W、Pb等
の金属、PdO、SnO2 、In2 3 、PbO、Sb
2 3 等の酸化物、HfB2 、ZrB2 、LaB6 、C
eB6 、YB4 、GdB4 等の硼化物、TiC、Zr
C、HfC、TaC、SiC、WC等の炭化物、Ti
N、ZrN、HfN等の窒化物、Si、Ge等の半導
体、カーボン、AgMg、NiCu等がある。
【0015】電子放出部を含む薄膜804は真空蒸着
法、スパッタ法、化学的気相堆積法、分散塗布法、デイ
ッピング法、スピナー法等によって形成される。
【0016】また、本出願人らは、前記表面伝導型電子
放出素子を用いた電子源や画像形成装置も提案した(U
SP5066883)。図9は前記表面伝導型電子放出
素子を配置した画像形成装置の斜視図を示す。基板90
1上に設けた複数の電子放出素子はそれぞれ2本の配
線、例えばDr 2とDl 2に並列接続されている。
電子放出素子904を作成した基板の上方には電子通過
孔905を有する変調電極906が電子放出素子の配線
903と直交して配置してある。
【0017】また、画像形成装置の断面図を図10に示
す。ここで、901は基板、1002は素子電極、10
13は配線、1005は絶縁膜、906は変調電極、9
05は電子通過孔、1003は電子放出部を含む薄膜を
示す。
【0018】次に表面伝導型電子放出素子基板の製造工
程の概略を図11を用いて以下に記す。
【0019】工程−a 基板901上にホトリソグラフ
ィー技術によりレジストパターン1117を形成し、素
子電極1118を形成する。素子電極材料としては、導
電性を有するものであれば使用できる。
【0020】工程−b リフトオフによって不要部分の
素子電極材料を除去する。
【0021】工程−c 電極1118上にマスクとなる
層1119を積層・パターニングし、その上に電子放出
部形成用薄膜1104を形成する。
【0022】工程−d 電子放出部形成用薄膜1104
をリフトオフによって不要の部分を除去することにより
電子放出部を含む薄膜1003を形成する。
【0023】工程−e 配線903を真空蒸着技術、ホ
トリソグラフィー技術により形成する。配線材には通常
電極材として用いられるものであればよい。
【0024】工程−f 変調電極を支持するための絶縁
膜1105を形成し、変調電極906を真空蒸着技術に
より形成する。
【0025】工程−g 絶縁層1105、変調電極90
6をホトリソグラフィー技術、エッチング技術により、
不要部分を取り去り、電子放出部を含む薄膜1003を
露出させる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本出願
人が、提案した表面伝導型電子放出素子を複数設置した
電子源及び該電子源と対向した位置に蛍光体を配置した
該表示装置等の画像形成装置(図9)においても、多数
素子を並列に配列した素子の配線(行方向配線)と直交
する方向(列方向配線)にグリッドを設ける事が、電子
を放出する素子を選択するためには、必須であり、簡易
な構成でかつ容易に、電子を放出する素子を選択し、そ
の電子放出量を制御し得る電子源ではなかった。また、
該電子源と対向した位置に配置された蛍光体を、選択的
に制御された明るさで発光せしめるには、グリッドが必
須であり、簡易な構成でかつ容易に、電子を放出する素
子を選択し、その電子放出量を制御し、蛍光体の輝度を
制御でき得る表示装置等の画像形成装置ではなかった。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は、m本の行方向
配線およびn本の列方向配線(但し、m、nは自然数
で、同一でも異なっていても良い)と、素子電極および
電子放出部を含む薄膜を有すると共に該行方向配線及び
列方向配線と接続された表面伝導型電子放出素子とを基
板上に形成してなる表面伝導型電子放出素子基板におい
て、該行方向配線と該列方向配線とが絶縁膜を介する交
差部を有し、かつ該交差部において少なくともいずれか
の配線の膜厚が該交差部以外の該配線の膜厚より薄いこ
とを特徴とする表面伝導型電子放出素子基板に関する。
特に、行方向配線および列方向配線のうち、前記交差部
において基板側の配線を下配線、上側の配線を上配線と
定義したとき、前記交差部における上配線の膜厚が該交
差部以外の該配線の膜厚より薄いことが好ましい。
【0028】ここで前記上配線は、前記絶縁膜上以外の
部分において前記下配線間に配置された補充配線と、該
補充配線および前記下配線上に形成された連続する配線
とにより構成されることが好ましい。
【0029】さらに本発明は、m本の行方向配線および
n本の列方向配線(但し、m、nは自然数で、同一でも
異なっていても良い)と、該行方向配線および列方向配
線が絶縁膜を介して交差する交差部と、素子電極および
電子放出部を含む薄膜を有すると共に該行方向配線及び
列方向配線と接続された表面伝導型電子放出素子とを基
板上に形成してなる表面伝導型電子放出素子基板の製造
方法において(以下、行方向配線および列方向配線のう
ち、前記交差部において基板側の配線を下配線、上側の
配線を上配線という。)、前記下配線を形成する工程
と、前記絶縁膜を形成する個所を除いて、上配線の一部
として、後の工程で連続的に形成される配線の下側に補
充配線を形成する工程と、前記絶縁膜を形成する工程
と、前記補充配線および前記絶縁膜の所定位置に上配線
の一部として連続する配線を形成する工程とを含む表面
伝導型電子放出素子基板の製造方法に関する。このと
き、前記の補充配線を設ける工程は、前記の下配線を形
成する工程と同時に行うことができる。あるいは、前記
の補充配線を設ける工程は、前記の下配線を形成する工
程の後に行うことができる。
【0030】本発明の素子基板は上記のように構成する
ことにより、グリッド電極を必要とせず、前述のグリッ
ド電極にともなう問題が解決され、製法が簡略化され、
安価でかつ簡易な構成の電子放出素子が提供できるとと
もに、配線表面位置の高低差が緩和され、製造プロセス
における段差によるパターン欠陥を抑制できる。
【0031】また、該交差部において行方向配線の少な
くとも一部及び列方向配線の少なくとも一部は該絶縁膜
と基板との間に配置することにより絶縁膜端部における
配線の断線が抑制でき歩留まりが向上する。あるいは、
交差部における配線の膜厚と該絶縁膜の膜厚とを合わせ
た膜厚が該交差部以外の該配線の膜厚とほぼ等しいこと
により絶縁膜端部における配線の断線が抑制できる。ま
た、前述の表面伝導型電子放出素子を用いて、平面型画
像形成装置を形成することにより安価でかつ簡易な構成
の平面型画像形成装置を提供できる。
【0032】更に、本発明方法によれば、グリッド電極
にともなう歩留まりの低下を抑制できるとともに、配線
の断線欠陥を抑制できる容易な製造方法を提供できる。
【0033】本発明による画像形成装置の実施態様につ
いて以下に説明する。図1にマトリックス状配線基板の
配線構成図を、図2に画像形成装置の構成図を示す。
【0034】図1において101は石英ガラス、Naな
どの不純物含有量を減少したガラス、青板ガラス、Si
2 を積層した青板などのガラス基板およびアルミナな
どのセラミックス基板などの絶縁性基板、102はN
i,Cr,Au,Mo,W,Pt,Ti,Al,Cu,
Pdなどの金属あるいは合金およびPd,Ag,Au,
RuO2 ,Pd−Agなどの金属あるいは金属酸化物と
ガラスなどから構成される印刷導体、In2 3 −Sn
2 などの透明導体およびポリシリコンなどの半導体材
料などの半導体導体材料などの抵抗が十分低い材料から
なる列方向配線、103は配線102と同様抵抗が十分
に低い材料からなる行方向配線、104は絶縁体材料で
ある。
【0035】図2において201は表面伝導型電子放出
素子が形成されたマトリックス状配線基板200を固定
したリアプレートである。ここで、リアプレートはマト
リックス状配線基板を補強する目的で設けられているた
め、マトリックス状配線基板が十分な強度を持つ場合は
不要である。また、202は支持枠、203は蛍光体、
204はフェースプレートである。
【0036】ここで、配線構造は図1に示した形状に限
らず、図3b(A−A′断面図)に示す様に絶縁材料3
04と基板301との間に列方向配線302の幅全部
と、行方向配線303と接続される補充配線302aの
一部の配線が配置されていてもかまわない。また、図1
2に示すように基板側に配置された配線(本態様におい
ては配線1202)が交差部において配線1202と一
体になる補充配線1203aと比較して膜厚が薄い構造
を有していてもかまわない。また、両方の配線が交差部
において膜厚が薄い構造でもかまわない。
【0037】しかし、交差部における配線の膜厚と絶縁
膜の膜厚とを合わせた膜厚が、該配線の交差部以外の配
線の膜厚の0.7〜1.3倍であることが好ましい。
【0038】
【実施例】
〔実施例1〕本発明による表面伝導型電子放出素子およ
びそれを用いた画像形成装置の第1の実施例について説
明する。
【0039】図4に本実施例による表面伝導型電子放出
素子の工程図を示す。 工程 a 清浄化した青板ガラス上に厚さ0.5μmのシリコン酸
化膜をスパッタ法で形成した基板401上に、真空蒸着
により厚さ50のCr、厚さ6000のAu、厚さ
300ÅのCrを順次墳層した後、ホトレジスト(AZ
1370へキスト社製)をスピンナーにより回転塗布、
ベークした後、ホトマスク像を露光、現像して、列方向
配線402のレジストパターンを形成し、Au/Cr堆
積膜をウエットエッチングして、所望の形状の下配線4
02を形成した。 工程 b その後、所望のパターンをホトレジスト(RD−200
0N−41 日立化成社製)形成し、真空蒸着法によ
り、厚さ50ÅのCr、厚さ10000ÅのAuを順次
堆積した。ホトレジストパターンを有機溶剤で溶解し、
Au/Cr堆積膜をリフトオフし、行方向補充配線40
3を形成した。 工程 c 層間絶縁層としてシリコン酸化膜を10000Å、RF
スパッタにより堆積し、所望の位置にホトレジストパタ
ーンを作り、これをマスクしてエッチングして不要部分
のシリコン酸化膜を取り去り、所望の形状の絶縁膜40
4を形成した。エッチングはCFとHガスを用いた
RIE(Reactive Ion Etching)
法によった。 工程 d その後、所望のパターンをホトレジスト(RD−200
0N−41 日立化成社製)形成し、真空蒸着法によ
り、厚さ50ÅのCr、厚さ3000ÅのAuを順次堆
積した。ホトレジストパターンを有機溶剤で溶解し、A
u/Cr堆積膜をリフトオフし、行方向配線405を形
成した。 工程 e その後、素子電極素子電極間ギャップを有するパターン
をホトレジスト(RD−2000N−41 日立化成社
製)形成し、真空蒸着法により、厚さ50ÅのTi、厚
さ1000ÅのNiを順次堆積した。ホトレジストパタ
ーンを有機溶剤で溶解し、Ni/Ti堆積膜をリフトオ
フし、素子電極間隔L1は3μmとし、素子電極幅を3
80μmとする素子電極406を形成した。
【0040】その後、所望の形状に膜厚1000ÅのC
r膜を真空蒸着により堆積・パターニングし、その上に
有機Pd(ccp4230奥野製薬(株)社製)をスピ
ンナーにより回転塗布、300℃で10分間の加熱焼成
処理をした。また、こうして形成された主元素としてP
dよりなる微粒子からなる電子放出部形成用薄膜の膜厚
は100Å、シート抵抗値は5×104 Ω/□であっ
た。なおここで述べる微粒子膜とは、複数の微粒子が集
合した膜であり、その微細構造として、微粒子が個々に
分散配置した状態のみならず、微粒子が互いに隣接、あ
るいは、重なり合った状態(島状も含む)の膜をさし、
その粒径とは、前記状態で粒子形状が認識可能な微粒子
についての径をいう。つぎに、Cr膜および焼成後の電
子放出部形成用薄膜を酸エッチャントによりエッチング
し、電子放出部形成用薄膜407を形成した。
【0041】以上述べたようにして、電子放出素子を形
成した。このようにして作成した電子放出素子の配線表
面位置の高低差が補充配線403で緩和される結果、列
方向配線膜厚のみの凹凸に抑えられ、絶縁膜による凹凸
は抑制できた。また、グリッドを用いないため、製法が
簡略化され、大面積電子放出素子を作製しても極端な歩
留まりの低下は起こらなかった。さらに、製造工程の簡
略化により低コスト化出来た。また、絶縁膜段差部によ
る行方向配線の断線が抑えられ、歩留まりが向上した。
【0042】つぎに、以上のようにして作成した電子源
を用いて表示装置を構成した例を、図13と図14を用
いて説明する。
【0043】以上のようにして多数の平面型表面伝導電
子放出素子を作製した基板1311をリアプレート13
01上に固定した後、基板1311の5mm上方に、フ
ェースプレート1306(ガラス基板1303の内面に
蛍光膜1304とメタルバック1305が形成されて構
成される)を支持枠1302を介し配置し、フェースプ
レート1306、支持枠1302、リアプレート130
1の接合部にフリットガラスを塗布し、大気中にあるい
は窒素雰囲気中で400℃ないし500℃で10分以上
焼成することで封着した。またリアプレート1301へ
の基板1311の固定もフリットガラスで行った。
【0044】図13において、1312は電子放出素
子、1313、1314はそれぞれ列方向及び行方向の
配線である。
【0045】蛍光膜1304は、モノクロームの場合は
蛍光体のみから成る場合もあるが、本実施例では蛍光体
はストライプ形状を採用し、先にブラックストライプを
形成し、その間隙部に各色蛍光体を塗布し、蛍光膜13
04を作製した。ブラックストライプの材料として通常
良く用いられている黒鉛を主成分とする材料を用いた。
【0046】ガラス基板1303に蛍光体を塗布する方
法はスラリー法を用いた。
【0047】また、蛍光膜1304の内面側には通常メ
タルバック1305が設けられる。メタルバックは、蛍
光膜作製後、蛍光膜の内面側表面の平滑化処理(通常フ
ィルミングと呼ばれる)を行い、その後、Alを真空蒸
着することで作製した。
【0048】フェースプレート1306には、更に蛍光
膜1304の導電性を高めるため、蛍光膜1304の外
面側に透明電極(不図示)が設けられる場合もあるが、
本実施例では、メタルバックのみで十分な導電性が得ら
れたので省略した。
【0049】前述の封着を行う際、カラーの場合は各色
蛍光体と電子放出素子とを対応させなくてはいけないた
め、十分な位置合わせを行った。
【0050】以上のようにして完成したガラス容器内の
雰囲気を排気管(図示せず)を通じ真空ポンプにて排気
し、十分な真空度に達した後、容器外端子Dx1ないし
xmとDy1ないしDynを通じ電子放出素子131
2の電極1313、1314間に電圧を印加し、電子放
出部を、電子放出部形成用薄膜を通電処理(フォーミン
グ)することにより作成した。フォーミング処理の電圧
波形を図14に示す。
【0051】図14中、T1及びT2は電圧波形のパル
ス幅とパルス間隔であり、本実施例ではT1を1ミリ
秒、T2を10ミリ秒とし、三角波の波高値(フォーミ
ング時のピーク電圧)は5Vとし、フォーミング処理は
約1×10-6torrの真空雰囲気下で60秒間行っ
た。
【0052】このように作製された電子放出部は、パラ
ジウムを元素を主成分とする微粒子が分散配置された状
態となり、その微粒子の平均径は30Åであった。
【0053】フォーミングを行い、電子放出部を形成し
電子放出素子を作製した。
【0054】次に10-6torr程度の真空度で、不図
示の排気管をガスバーナーで熱することで溶着し外囲器
の封止を行った。最後に封止後の真空度を維持するため
に、ゲッター処理を行った。これは、封止を行う直前
に、高周波加熱等の加熱法により、画像形成装置内の所
定の位置(不図示)に配置されたゲッターを加熱し、蒸
着膜を形成処理した。ゲッターはBa等を主成分とし
た。
【0055】以上のように完成した本発明の画像表示装
置において、各電子放出素子には、容器外端子Dxlな
いしDxm,DylないしDynを通じ、走査信号及び
変調信号を不図示の信号発生手段よりそれぞれ、印加す
ることにより、電子放出させ、高圧端子Hvを通じ、メ
タルバック1305に数kV以上の高圧を印加し、電子
ビームを加速し、蛍光膜1304に衝突させ、励起・発
光させることで画像を表示した。 〔実施例2〕本発明による表面伝導型電子放出素子の第
2の実施例について説明する。
【0056】図5に本実施例による表面伝導型電子放出
素子の工程図を示す。 工程 a 清浄化した青板ガラス上に厚さ0.5μmのシリコン酸
化膜をスパッタ法で形成した基板501上に、真空蒸着
により厚さ50ÅのCr、厚さ10000ÅのAu、厚
さ300ÅのCrを順次積層した後、ホトレジスト(A
Z1370ヘキスト社製)をスピンナーにより回転塗
布、ベークした後、ホトマスク像を露光、現像して、列
方向配線および行方向配線の一部502のレジストパタ
ーンを形成し、Cr/Au/Cr堆積膜をウエットエッ
チングして、所望の形状の下配線である列方向配線50
2及び補充配線502aを形成した。なお、列方向配線
502の幅は補充配線502aよりも幅広に形成した。 工程 b 層間絶縁層としてシリコン酸化膜を10000Å、RF
スパッタにより堆積し、所望の位置にホトレジストパタ
ーンを作り、これをマスクとしてエッチングして不要部
分のシリコン酸化膜を取り去り、所望の形状の層間絶縁
膜503を形成した。エッチングはCF4 とH2 ガスを
用いたRIE(Reactive Ion Etchi
ng)法によった。 工程 c その後、所望のパターンをホトレジスト(RD−200
0N−41 日立化成社製)形成し、真空蒸着法によ
り、厚さ50ÅのCr、厚さ3000ÅのAuを順次堆
積した。ホトレジストパターンを有機溶剤で溶解し、A
u/Cr堆積膜をリフトオフし、行方向配線504を形
成した。 工程 d その後、素子電極素子電極間ギャップを有するパターン
をホトレジスト(RD−2000N−41 日立化成社
製)形成し、真空蒸着法により、厚さ50ÅのTi、厚
さ1000ÅのNiを順次堆積した。ホトレジストパタ
ーンを有機溶剤で溶解し、Ni/Ti堆積膜をリフトオ
フし、素子電極間隔L1は3μmとし、素子電極の幅W
1を300μmとする素子電極505を形成した。
【0057】その後、所望の形状に膜厚1000ÅのC
r膜を真空蒸着により堆積・パターニングし、そのうえ
に有機Pd(ccp4230奥野製薬(株)社製)をス
ピンナーにより回転塗布、300℃で10分間の加熱焼
成処理をした。また、こうして形成された主元素として
Pdよりなる微粒子からなる電子放出部形成用薄膜の膜
厚は100Å、シート抵抗値は5×104 Ω/□であっ
た。なおここで述べる微粒子膜とは、複数の微粒子が集
合した膜であり、その微細構造として、微粒子が個々に
分散配置した状態のみならず、微粒子が互いに隣接、あ
るいは、重なり合った状態(島状も含む)の膜をさし、
その粒径とは、前記状態で粒子形状が認識可能な微粒子
についての径をいう。つぎに、Cr膜および焼成後の電
子放出部形成用薄膜を酸エッチャントによりエッチング
し、電子放出部形成用薄膜を通電処理(フォーミング)
することにより所望のパターンを有する電子放出部を含
む薄膜506を形成した。
【0058】以上述べたようにして、電子放出素子を形
成した。このようにして作製した電子放出素子の配線表
面の位置の高低差が絶縁膜厚のみの凹凸に抑えられ、列
方向配線による凹凸は抑制できた。また、グリッドを用
いないため、大面積電子放出素子を作製しても極端に歩
留まりの低下が起こらなかった。さらに、製造工程の簡
略化により低コスト化できた。また、行方向配線の抵抗
を変えず、工程(d)における配線の堆積膜厚を薄くす
ることができた。補充配線502aにより配線抵抗が低
められたことによるものである。 〔実施例3〕本発明による表面伝導型電子放出素子の第
3の実施例について説明する。
【0059】図6に本実施例による表面伝導型電子放出
素子の工程図を示す。 工程 a 清浄化した青板ガラス上に厚さ0.5μmのシリコン酸
化膜をスパッタ法で形成した基板601上に、真空蒸着
により厚さ50ÅのCr、厚さ10000ÅのAu、厚
さ300ÅのCrを順次積層した。ホトレジスト(AZ
1370ヘキスト社製)をスピンナーにより回転塗布、
ベークした後、ホトマスク像を露光、現像して、列方向
配線602および行方向配線の一部のレジストパターン
を形成し、Cr/Au/Cr堆積膜をウエットエッチン
グして、所望の形状の列方向配線602及び補充配線6
02aを形成した。 工程 b 層間絶縁層としてシリコン酸化膜を3000Å、RFス
パッタにより堆積し、所望の位置にホトレジストパター
ンを作り、これをマスクとしてエッチングして不要部分
のシリコン酸化膜を取り去り、所望の形状の層間絶縁膜
603を形成した。エッチングはCF4 とH2 ガスを用
いたRIE(Reactive IonEtchin
g)法によった。 工程 c その後、所望のパターンをホトレジスト(RD−200
0N−41 日立化成社製)形成し、真空蒸着法によ
り、厚さ50ÅのCr、厚さ10000ÅのAuを順次
堆積した。ホトレジストパターンを有機溶剤で溶解し、
Au/Cr堆積膜をリフトオフし、行方向配線604、
および列方向配線の一部すなわち補充配線604aを形
成した。 工程 d その後、素子電極素子電極間ギャップを有するパターン
をホトレジスト(RD−2000N−41 日立化成社
製)形成し、真空蒸着法により、厚さ50ÅのTi、厚
さ1000ÅのNiを順次堆積した。ホトレジストパタ
ーンを有機溶剤で溶解し、Ni/Ti堆積膜をリフトオ
フし、素子電極間隔L1は3μmとし、素子電極の幅W
1を300μmとする素子電極605を形成した。
【0060】その後、所望の形状に膜厚1000ÅのC
r膜を真空蒸着により堆積・パターニングし、そのうえ
に有機Pd(ccp4230奥野製薬(株)社製)をス
ピンナーにより回転塗布、300℃で10分間の加熱焼
成処理をした。また、こうして形成された主元素として
Pdよりなる微粒子からなる電子放出部形成用薄膜の膜
厚は100Å、シート抵抗値は5×104 Ω/□であっ
た。なおここで述べる微粒子膜とは、複数の微粒子が集
合した膜であり、その微細構造として、微粒子が個々に
分散配置した状態のみならず、微粒子が互いに隣接、あ
るいは、重なり合った状態(島状も含む)の膜をさし、
その粒径とは、前記状態で粒子形状が認識可能な微粒子
についての径をいう。つぎに、Cr膜および焼成後の電
子放出部形成用薄膜を酸エッチャントによりエッチング
し、電子放出部形成用薄膜を通電処理(フォーミング)
することにより所望のパターンを有する電子放出部を含
む薄膜606を形成した。
【0061】以上述べたようにして、電子放出素子を形
成した。このようにして作製した電子放出素子の配線表
面の位置の高低差が絶縁膜の凹凸に抑えられた。また、
グリッドを用いないため、大面積電子放出素子を作製し
ても極端に歩留まりの低下が起こらなかった。さらに、
製造プロセスの簡略化により低コスト化できた。また、
列方向配線の抵抗を変えず、工程(a)における配線の
堆積膜厚を薄くすることが出来た。
【0062】
【発明の効果】本発明によって、以下のような効果が確
認出来た。
【0063】1)グリッドを用いないため、電子放出素
子作製プロセスが容易になり、製造コストの低減、歩留
まりの向上が計れる。
【0064】2)配線表面位置の高低差が抑えられ、素
子電極、電子放出素子の形成が容易になる。
【0065】3)配線抵抗を増加させることなく、配線
形成回数を変えずに1回で堆積する配線膜厚を削減でき
る。このため、製造コストを低減できる。
【0066】4)配線の断線による欠陥を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子放出素子基板の構成を説明するた
めの概略説明図である。
【図2】本発明の画像形成装置の構成を説明するための
分解斜視図である。
【図3】本発明の電子放出素子基板の他の構成を説明す
るための概略説明図である。
【図4】本発明の電子放出素子基板の第1実施例を示す
製造工程図である。
【図5】本発明の電子放出素子基板の第2実施例を示す
製造工程図である。
【図6】本発明の電子放出素子基板の第3実施例を示す
製造工程図である。
【図7】従来の電子放出素子の構成を示す平面図であ
る。
【図8】従来の電子放出素子の構成を示す、aは平面
図、bは側面図である。
【図9】従来の画像形成装置の一部切欠斜視図である。
【図10】図9の画像形成装置の側面断面図である。
【図11】図9の画像形成装置の電子放出素子基板の製
造工程図である。
【図12】本発明の電子放出素子基板の他の構成を説明
するための概略説明図である。
【図13】本発明の画像形成装置の一例を示す一部切欠
斜視図である。
【図14】フォーミング電圧波形を示すグラフである。
【符号の説明】
101 絶縁性基板 102 列方向配線 103 行方向配線 104 絶縁材料 201 リアプレート 202 支持枠 203 蛍光体 204 フェースプレート 301 基板 302 列方向配線 303 行方向配線 304 絶縁材料 401 基板 402 列方向配線 403 補充配線 404 絶縁膜 405 行方向配線 406 素子電極 407 電子放出部形成用薄膜 501 基板 502 列方向配線 502a 補充配線 503 絶縁膜 504 行方向配線 505 素子電極 506 電子放出部を含む薄膜 601 基板 602 列方向配線 602a 補充配線 603 絶縁膜 604 行方向配線 604a 補充配線 606 電子放出部を含む薄膜 701 絶縁性基板 703 電子放出部 704 電子放出部を含む薄膜 705 電子放出部を含む薄膜 706 電子放出部を含む薄膜 801 絶縁性基板 803 電子放出部 804 電子放出部を含む薄膜 805 素子電極 806 素子電極 901 基板 902 リアプレート 903 配線 904 電子放出素子 905 電子通過孔 906 変調電極 907 透明基板 908 蛍光体 909 メタルバック 910 フェースプレート 911 支持枠 912 画像形成装置 1002 素子電極 1003 電子放出部を含む薄膜 1005 絶縁膜 1010 ガラスフリット 1013 配線 1104 電子放出部形成用薄膜 1105 絶縁層 1117 レジスト 1118 素子電極 1201 絶縁性基板 1202 第1の配線 1203 第2の配線 1204 絶縁材料 1301 平面型表面伝導電子放出素子を作製した基
板 1302 支持枠 1303 ガラス基板 1304 蛍光膜 1305 メタルバック 1306 フェースプレート 1308 画像形成装置 1311 基板 1312 電子放出素子 1313 列方向配線 1314 行方向配線

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 m本の行方向配線およびn本の列方向配
    線(但し、m、nは自然数で、同一でも異なっていても
    良い)と、素子電極および電子放出部を含む薄膜を有す
    ると共に該行方向配線及び列方向配線と接続された表面
    伝導型電子放出素子とを基板上に形成してなる表面伝導
    型電子放出素子基板において、 該行方向配線と該列方向配線とが絶縁膜を介する交差部
    を有し、かつ該交差部において少なくともいずれかの配
    線の膜厚が該交差部以外の該配線の膜厚より薄いことを
    特徴とする表面伝導型電子放出素子基板。
  2. 【請求項2】 行方向配線および列方向配線のうち、前
    記交差部において基板側の配線を下配線、上側の配線を
    上配線と定義したとき、前記交差部における上配線の膜
    厚が該交差部以外の該配線の膜厚より薄いことを特徴と
    する請求項1記載の表面伝導型電子放出素子基板。
  3. 【請求項3】 前記上配線は、前記絶縁膜上以外の部分
    において前記下配線間に配置された補充配線と、該補充
    配線および前記下配線上に形成された連続する配線とに
    より構成されることを特徴とする請求項2記載の表面伝
    導型電子放出素子基板。
  4. 【請求項4】 前記交差部における下配線、絶縁膜およ
    び上配線とを合わせた厚さと、前記交差部以外における
    上配線の厚さが略等しいことを特徴とする請求項2また
    は3に記載の表面伝導型電子放出素子基板。
  5. 【請求項5】 前記交差部における行方向配線、絶縁膜
    および列方向配線とを合わせた厚さが、前記交差部以外
    における上配線の厚さの0.7〜1.3倍であることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の表面伝導型
    電子放出素子基板。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の表面伝
    導型電子放出素子基板と、該表面伝導型電子放出素子基
    板から放出された電子が衝突することで発光する蛍光体
    を有する基板とを対向配置させてなることを特徴とする
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 m本の行方向配線およびn本の列方向配
    線(但し、m、nは自然数で、同一でも異なっていても
    良い)と、該行方向配線および列方向配線が絶縁膜を介
    して交差する交差部と、素子電極および電子放出部を含
    む薄膜を有すると共に該行方向配線及び列方向配線と接
    続された表面伝導型電子放出素子とを基板上に形成して
    なる表面伝導型電子放出素子基板の製造方法において
    (以下、行方向配線および列方向配線のうち、前記交差
    部において基板側の配線を下配線、上側の配線を上配線
    という。)、 前記下配線を形成する工程と、 前記絶縁膜を形成する個所を除いて、上配線の一部とし
    て、後の工程で連続的に形成される配線の下側に補充配
    線を形成する工程と、 前記絶縁膜を形成する工程と、 前記補充配線および前記絶縁膜の所定位置に上配線の一
    部として連続する配線を形成する工程とを含む表面伝導
    型電子放出素子基板の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記の補充配線を設ける工程は、前記の
    下配線を形成する工程と同時に行うことを特徴とする請
    求項7記載の表面伝導型電子放出素子基板の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記の補充配線を設ける工程は、前記の
    下配線を形成する工程の後に行うことを特徴とする請求
    項7記載の表面伝導型電子放出素子基板の製造方法。
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