JP3312323B2 - 火災報知設備用データベース作成装置 - Google Patents
火災報知設備用データベース作成装置Info
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Description
ける端末機器の情報を設定する火災報知設備用データベ
ース設定器に関する。
防災設備を設置する場合、防災設備に使用される火災感
知器等の端末機器のアドレスと、その端末機器が設置さ
れている設置場所等の端末データは、その現場に応じて
防災設備に使用される火災受信機のROMにあらかじめ
記憶されており、火災受信機は火災報知の動作時に、そ
のROMに記憶された端末データを使用する。また、そ
のROMには、火災感知器と被制御機器等の連動関係を
示す連動データ等、その他のデータも記憶されているも
のであった。また、ビル等に火災報知設備等の防災設備
を設置した後に、そのビル内で用途や間仕切りの変更な
どが行われた場合は、そこに設置されている火災感知器
とその設置場所との対応関係等が変化してしまうため、
ROMに記憶されているデータを更新する必要が生じて
いた。そして、火災受信機のROMに記憶されたデータ
を更新するとき、火災受信機の基板に設けられているR
OMソケットからそのROMを外し、新たに作成された
ROM(更新されたデータが記憶されている新しいRO
M)をソケットに差し込むことによって更新作業を行っ
ていた。
は、火災受信機の基板に設けられたROMソケットに差
し込まれたROMを交換していたので、新しいROMに
交換することができる者は、ROMに関するある程度の
知識を有する者に限られ、また、ROMに関するある程
度の知識を有する者であっても、交換の作業時にそのR
OMのピンを曲げないようにする等を注意する必要があ
り、交換の作業が煩雑になるという問題点があった。ま
た、ROMを不用意に取り扱った場合、静電気によって
記憶内容が破壊されてしまう等問題点があった。
めになされたものであり、火災感知器とその設置場所と
の対応関係等が変化したときに、火災受信機内に記憶さ
れているその対応関係等のデータを簡単に、かつ確実に
変更することができる火災報知設備用データベース作成
装置を得ることを目的とする。
知設備用データベース作成装置は、火災報知設備の端末
機器の情報をデータベースとして設定するデータベース
作成装置において、端末機器の情報の編集画面を表示す
る表示手段と、端末機器に関するデータを入力する入力
手段と、表示手段に編集画面を表示させ、入力手段から
データを取込んで端末機器の情報の設定を行う編集制御
手段と、編集制御手段により設定された端末機器の情報
をデータベースとして、読み書き可能な記憶媒体に記憶
させる記録手段とを備え、記憶媒体は火災報知設備の火
災受信機に組み込まれ、火災受信機は、記憶媒体内のデ
ータベースに基づいて監視制御を行うものである。
ース作成装置において、編集制御手段は、更に、記録手
段から記憶媒体に記憶されたデータベースを読取り、デ
ータベースの編集を行うものである。第3の発明に係る
火災報知設備用データベース作成装置において、記憶媒
体は、ICカードであり、ICカードは火災報知設備の
火災受信機に設けられたコネクタに接続するものであ
る。第4の発明に係る火災報知設備用データベース作成
装置は、火災報知設備の端末機器の情報をデータベース
として設定するデータベース作成装置において、端末機
器の情報の編集画面を表示する表示手段と、端末機器に
関するデータを入力する入力手段と、表示手段に編集画
面を表示させ、端末機器の情報の設定を行う編集制御手
段と、編集制御手段により設定された端末機器の情報を
データベースとして、記憶媒体に記憶させる記録手段と
を備え、編集制御手段は、アドレスに対応して、端末機
器の種別を少なくとも入力させるための編集画面を表示
手段に表示させ、該当するデータを入力手段から取込ん
で設定する端末機器登録手段と、端末機器登録手段によ
り設定された端末機器について、ある端末機器が連動関
係において連動元または連動先となっている他の端末機
器のデータを入力手段から取込んで設定する連動登録手
段とを有するものである。第5の発明に係る火災報知設
備用データベース作成装置において、端末機器登録手段
は、設定された端末機器に対して自動的にアドレスを付
与するものである。第6の発明に係る火災報知設備用デ
ータベース作成装置において、連動登録手段は、端末機
器登録手段により設定された端末機器について、その端
末機器と連動関係を有する他の端末機器群を端末機器登
録手段により設定された端末機器の中からリストアップ
して、その中から連動関係を特定させるための編集画面
を表示装置に表示させ、該当するデータを入力手段から
取込んで設定するものである。
機器の情報の編集画面が表示され、入力手段により、端
末機器に関するデータが入力され、編集制御手段によ
り、表示手段に編集画面を表示させ、入力手段からデー
タが取込まれ端末機器の情報の設定が行われ、記録手段
により、編集制御手段により設定された端末機器の情報
がデータベースとして記憶媒体に記憶される。そして、
記憶媒体は火災報知設備の火災受信機に組み込まれ、火
災受信機は、記憶媒体内のデータベースに基づいて監視
制御を行う。
り、更に、記録手段から記憶媒体に記憶されたデータベ
ースが読取られ、データベースの編集が行われる。第3
の発明においては、記憶媒体はICカードであり、IC
カードは、火災報知設備の火災受信機に設けられたコネ
クタに接続される。第4の発明においては、表示手段に
より、端末機器の情報の編集画面が表示され、入力手段
により、端末機器に関するデータが入力され、編集制御
手段により、表示手段に編集画面が表示され、端末機器
の情報の設定が行われ、記録手段により、編集制御手段
により設定された端末機器の情報がデータベースとし
て、記憶媒体に記憶される。また、編集制御手段の端末
機器登録手段により、アドレスに対応して、端末機器の
種別を少なくとも入力させるための編集画面が表示手段
に表示され、該当するデータが入力手段から取込まれ設
定され、編集制御手段の連動登録手段により、端末機器
登録手段により設定された端末機器について、ある端末
機器が連動関係において連動元または連動先となってい
る他の端末機器のデータを入力手段から取込まれて設定
される。第5の発明においては、端末機器登録手段によ
り、設定された端末機器に対して自動的にアドレスが付
与される。第6の発明においては、連動登録手段によ
り、端末機器登録手段により設定された端末機器につい
て、その端末機器と連動関係を有する他の端末機器群が
端末機器登録手段により設定された端末機器の中からリ
ストアップされ、その中から連動関係を特定させるため
の編集画面が表示装置に表示され、該当するデータが入
力手段から取込まれ設定される。
ベース設定器の構成を示すブロック図である。図におい
て、1はデータベース設定器全体の動作の制御を行うマ
イクロプロセッサ、2はマイクロプロセッサ1を動作さ
せるプログラムが格納されたROM、3はマイクロプロ
セッサ1の動作時の作業領域等に使用されるRAM、4
はデータベースの設定状態等を表示する表示装置、5は
端末機器の情報のデータを入力するキーボードやマウス
等の入力装置である。6は作成したデータベースのデー
タを一時格納するハードディスク装置、7は作成したデ
ータベースのデータをファイルとしてフロッピーディス
ク8に格納及び読み出しするフロッピーディスク装置、
9は作成したデータベースのデータをファイルとしてI
Cカード10に格納するICカードライタ装置であり、
このICカード10はメモリカードも含んだものであ
る、そして、このICカード10は、火災受信機に装着
されてデータベースの記憶媒体となる。11はデータベ
ースの内容を各種形式により印刷するプリンタである。
ついて説明する。図2は端末機器の設置を説明するため
の簡単な設置物件の一例を示した概略図である。この例
では、3階建ての建物が設計によって警戒地区が4つ設
けられ、地区ごとに順番にアドレス設定がされている。
この建物は、1階は事務所で厨房があり、2階は事務所
が2つあり、3階は会議室とその控室がある想定になっ
ている。
に防火戸20、発信機21及び地区ベル22(個別に鳴
動する設備とする)、事務所及び階段最上部には光電式
煙感知器23、厨房には定温式感知器24、会議室には
差動式熱感知器25が設置される。
装置5を操作し、表示装置4に設定の項目別に編集画面
を表示させて、その表示画面の表示に基いて入力装置5
から端末機器の情報のデータを入力することにより、デ
ータベースを作成するようになっている。
て説明する。図3は端末機器のデータベース全体につい
てのデータ設定を行う物件データ編集の表示画面の一例
を示した図、図4は端末機器の利用区分の設定を行う利
用区分表編集の表示画面の一例を示した図、図7は端末
機器の連動関係の設定を行う連動表編集の表示画面の一
例を示した図であり、この連動表編集は連動元に対する
連動先の設定を行うものである。図10は端末機器の連
動関係の設定を行う連動表編集の表示画面の一例を示し
た図であり、この連動表編集は連動先に対する連動元の
設定を行うものである。
は、端末機器が設置される物件名や端末機器等へのアド
レスの割り付け、その他自動試験の日時、音声警報の有
無、プレアラームの有無及び対応メッセージの有無等の
設定を行う。そして、これらの設定は、入力装置5によ
り、カーソルを移動させ、それぞれ設定する場所にカー
ソルを合わせることにより、文字及び数値の入力を行う
ようになっている。
は、端末機器の種別や端末機器の設置場所を設定するこ
とで端末機器の登録の設定を行う。そして、これらの設
定は、入力装置5により、カーソルを移動させ、それぞ
れ設定する場所にカーソルを合わせることにより、文字
及び数値の入力を行うようになっている。
いて説明する。図5は図2に示した設置物件のデータを
設定した利用区分表を示した図、図6は利用区分表を入
力するときのポップアップリスト画面を示した図であ
る。なお、この利用区分表は、実際には、「火報」「防
排煙」等に分けて作成するものであるが、図5では、一
括に作成したものを示す。まず、項目の「アドレス」
は、全端末機器について、個別に数字が付与される欄で
ある。このアドレスは右側のいずれかの欄に設定動作が
あると、自動的に付与されるようになっている。また、
欄は左右に分かれているが、左側はアドレスの「系統」
を示し、火報設備の監視制御のための信号伝送する系統
が異なる場合に必要となる。ここでは、共通なのですべ
て「1」となっており、右側が通常の「アドレス」であ
る。
種別が設定される欄であり、その種別の設定は、入力装
置5からの操作により、図6に示すようなポップアップ
リスト画面を表示させ、このポップアップリスト画面か
ら目的の種別を選択することにより行うようになってい
る。従って、一般的な種別については、入力装置から文
字入力により種別を入力しなくても、このポップアップ
リスト画面から種別を選択するだけで簡便に設定され
る。なお、このポップアップリスト画面にない特殊なも
のであっても、入力装置5から文字入力を行うことがで
きる。
感知器の火災と判別するレベルを設定するためのもので
あり、ここでは、光電式煙感知器のみ「1種」「2種」
「3種」の信号を出す多信号型を使用しており、この欄
には「1」「2」「3」が設定される。光電式煙感知器
以外のその他の種別は、すべてオン/オフのみの出力で
あるので、この欄には「1」が設定されている。そし
て、各光電式煙感知器は、通常の火災レベルである
「2」が設定され、高感度にしたいときは「1」、低感
度にしたいときは「3」と設定される。
物が複数ある場合に、端末機器のある建物の「棟」を示
す欄である。ここでは、建物は一つであるので、すべて
この欄は「1」が設定されている。また、項目の「階」
は、建物内での端末機器のある建物の「階」を示す欄で
あり、ここでは、建物は3階建てであるので、この欄に
は「3」まで設定されている。また、項目の「区」は、
火報設備としての火災警戒地区を表すものであり、通常
消防法の規定に従って設定されており、ここでは、各階
ごとに警戒地区が存在し、階段部分が別地区となるの
で、地区数は「4」まで設定されている。
末機器の番号を示すものである。従って、同じ「区」の
中に同一の「番」は存在しない。そして、これらの
「棟」「階」「区」「番」は、火災発報時等に受信機盤
面に表示されるものであり、端末機器の位置を概略的に
示すものである。また、項目の「蓄積」は、感知器の蓄
積動作が受信機で必要かどうかを設定する欄である。
「有」では蓄積動作が必要であり、「無」は不要であ
る。通常、蓄積は火災感知器のみ必要であるので、ここ
では、火災感知器のみ「有」としている。なお、火災感
知器自体に蓄積機能があるものを使用すれば、すべて
「無」になる。
が設置されている場所を簡単に示したものであり、受信
機において、火災発報があるときに、ディスプレイに表
示されるものである。従って、火災発生位置が詳細に認
識できる。また、詳細表示は、通常ではディスプレイに
表示される内容であるので、場所以外のものを設定する
ことも可能である。
動元に対する、連動先候補が表示され、入力装置5によ
り、カーソルを移動させ、その連動先候補の中から連動
させる端末機器を選択することにより、端末機器の連動
関係の設定を行うようになっている。
る。図8は図5に示した利用区分表に設定されたデータ
による連動表編集画面を示した図、図9は連動先候補の
内容の選択要否判別を説明するための説明図である。図
8に示した設定は、アドレスが「001」の光電式煙感
知器23からレベル「2」の信号を受けたときに連動制
御される端末機器を設定したものであり、ここでは、レ
ベルが「2」が火災であるレベルなので、地区音響鳴動
の連動、すなわち、アドレスが「005」,「00
6」,「012」,「013」の地区ベル22が連動先
として設定されている。この地区音響連動としては、直
上階鳴動の連動であり、アドレスが「001」の光電式
煙感知器23が設置されている1階と、その直上階の2
階の地区ベル22が連動するように設定する。
置5により、カーソルを移動させ、連動先候補の欄の端
末機器を選択して実行すれば設定できるようになってお
り、例えば、アドレスが「019」の地区ベル22を選
択して実行すると、連動先候補の欄からアドレスが「0
19」の地区ベル22が消えて、連動先の欄にアドレス
が「019」の地区ベル22が追加される。
元のアドレスが「001」の光電式煙感知器23でレベ
ル「2」の連動先候補としては、初めは、利用区分表区
に設定されている端末機器の中の連動端末全てが種別に
基づいて選択表示されるようになっている。
基いて要否判定を行い、選択するようにしてもよい。要
否判定による結果は、例えば図9の選択の欄に示すよう
に、選択候補は「☆」、選択不要候補は「×」、選択す
ることもある候補は「 」で表すようになっている。
は、第1に、端末機器が感知器等の検知機器であり、そ
の動作レベルにおいての連動においては、端末機器が設
置されている階及びその直上階の地区ベルを連動させる
べきと判定する。この例では、アドレスが「001」の
光電式煙感知器23のレベル「2」は、この「2」が火
災レベルであるので、光電式煙感知器23の設置されて
いる階と、その直上階の地区ベル、すなわちアドレスが
「005」,「006」,「012」,「013」の地
区ベル22が選択候補となる。また、光電式煙感知器2
3の設置されている階と、その直上階の地区ベルでない
ので、アドレス「019」「020」の地区ベルは、選
択不要候補となる。
器23のレベル「3」においては、そのフロアの防排煙
機器を連動させるべきと判定する。この例のアドレスが
「001」の光電式煙感知器23のレベル「3」では、
アドレスが「007」の防火戸20が選択候補となる。
また、他の階の防火戸については、選択することも有る
ので、選択不要候補としない。更に、レベル「3」は、
火災レベルではないので、全ての地区ベル22は、選択
不要候補となる。このように、その他の端末機器につい
ても、その端末機器の種別や設備方式によって、判定方
式が設定されるようになっている。
ての連動される端末機器を表示して、要否判定の結果を
表示したが、連動元の端末機器に必ず連動される端末機
器である選択候補は、選択先としてあらかじめ選択して
しまい、また、選択することもある候補は連動先候補に
表示し、選択するようにしてもよい。
連動先に対する、連動元候補が表示され、入力装置5に
より、カーソルを移動させ、その連動元候補の中から連
動される端末機器を選択することにより、端末機器の連
動関係の設定を行うようになっている。この連動表の設
定の動作は、図7の連動表が連動する端末機器に対して
連動元を選択するようになったものであり、設定の動
作、及び選択要否判別の動作は図7の連動表と同様であ
る。
では、ワイルドカード設定が可能になっている。すなわ
ち、「棟」、「階」、「区」、「番」の設定を行うとこ
ろに、例えば「*」を入力することにより、「棟」ご
と、「階」ごと、「区」ごと、「番」ごとの該当端末種
別をすべて選択させるワイルドカード設定ができる。例
えば、地区音響の出火階直上階の設定を行う場合、2階
の感知器を連動元として、連動先の「種別」の欄に「地
区ベル」、「棟」の欄に「1」、「階」の欄に「2」、
「区」の欄に「*」、「番」の欄に「*」を入力する
と、2階の地区ベル全てが連動先として設定されたもの
と、この装置は認識し、連動先の設定を行う。同様にし
て、連動先の「種別」の欄に「地区ベル」、「棟」の欄
に「1」、「階」の欄に「3」、「区」の欄に「*」、
「番」の欄に「*」を入力することで、3階の地区ベル
についての設定もなされ、わざわざ個々に地区ベルを選
択して設定する必要がなく非常に簡便に設定を行うこと
が可能となる。なお、この例では、端末機器の連動元に
対する連動先の設定において、連動先の設定にワイルド
カード設定を行っているが、この設定で、連動元に対し
てワイルドカード設定を行うこともでき、さらに、端末
機器の連動先に対する連動元の設定においても同様にワ
イルドカード設定を行うことができる。
編集画面は、入力装置5から、例えばファンクションキ
ーを押すことにより、選択できるようになっている。ま
た、各編集画面により設定された端末機器のデータの内
容は、プリンタ11により印刷するようになっている。
機器のデータはデータベースとして、ハードディスク装
置6のハードディスク、フロッピーディスク装置7のフ
ロッピーディスク8及びICカードライタ装置9のIC
カード10に記憶させることができるようになってい
る。
スク、フロッピーディスク8及びICカード10に記憶
されたデータベースは、ハードディスク装置6、フロッ
ピーディスク装置7及びICカードライタ装置9を介し
てデータベース設定器内に読み込ませることができ、読
み込んだデータベースの一部を上述の編集画面により編
集し、その編集した新しいデータベースを、ハードディ
スク装置6のハードディスク、フロッピーディスク8及
びICカード10に記憶させることもできる。そして、
ICカードライタ装置9により端末機器のデータベース
が記憶されたICカード10を火災報知設備の火災受信
機にセットすることにより、その火災受信機は、ICカ
ードに設定されたデータベースに基いて火災監視動作を
行う。
受信機について説明する。図11は、火災受信機の構成
を示すブロック図である。図において、30は火災受信
機本体、31は火災受信機本体30全体を制御するマイ
クロコンピュータ、32は火災受信機を動作させるため
のプログラムが格納されているROM、33はマイクロ
コンピュータ31の作業エリアとして使用されるRA
M、34は火災地区や試験場所等を表示するためのLE
Dや液晶画面等で構成される表示部、35は表示部34
のインターフェース、36はスイッチ等で構成される操
作部、37は操作部36のインターフェースである。
リンタ、39はプリンタ38のインターフェース、40
は端末機器と制御信号及び火災信号のやり取りを行う端
末機器用インターフェース、41は火災感知器と被制御
機器等の端末機器間の連動関係を示す連動データが記憶
されたICカード10が接続され、ICカード10と火
災受信機内のバスを接続するコネクタである。また、コ
ネクタ41に接続するICカード10がメモリカードの
ときは、コネクタ41は直接火災受信機内のバスに接続
されるが、ICカード10がマイクロコンピュータ等を
内蔵したものであるときは、コネクタ41と火災受信機
内のバスの間にICカード用のインターフェースが接続
されることとなる。
ッチがオンされると、コネクタ41に接続されているI
Cカード10のデータを読み出し、このデータに基いて
火災監視を行い、必要に応じて表示部34への表示や、
端末機器の制御を行うようになっている。なお、ここで
は火災受信機30はICカードに記憶されたデータベー
スに基づいて火災監視動作を行っているが、火災受信機
30にEEPROM等を設けて、コネクタ41に接続し
たICカード10に記憶されたデータベースをそのEE
PROM等に格納させて、EEPROM等に格納された
データベースに基づいて火災監視動作を行うようにして
もよい。
機器のデータを入力するので、簡単に端末機器の情報の
データベースを作成でき、また、利用区分表では、端末
機器に対して、自動的にアドレスを付与し、また連動表
では、端末機器間の連動関係を間違えることなく設定で
き、さらに、選択要否判別をすることにより正確な連動
関係の設定をすることが可能となる。
設備等の防災設備を設置した後に、そのビル内で用途や
間仕切りの変更などにより、ICカード10に設定され
たデータベースが設計変更されることがある。その場
合、この実施例では、火災受信機30のコネクタ41か
らICカード10を外して、ICカードライタ装置9へ
セットして現状のデータベースを読み出し、変更部分に
ついての設定を変更して、再びICカード10へ記憶さ
せ、そのデータベースが変更されたICカード10を火
災受信機30のコネクタ41に装着することで、適正な
火災監視動作行うことができ、既存のデータベースの変
更を容易に行うことが可能となる。さらに、データベー
スをICカード10に記憶させているので、ROMを使
用したときのように、そのROMのピンを触ったりする
ことにより、静電気等でデータベースを破壊してしまう
ことを無くすことが可能となる。
手段により、端末機器の情報の編集画面を表示し、入力
手段により、端末機器に関するデータを入力し、編集制
御手段により、表示手段に編集画面を表示させ、入力手
段からデータが取込まれ端末機器の情報の設定を行い、
記録手段により、編集制御手段により設定された端末機
器の情報をデータベースとして、読み書き可能な記憶媒
体に記憶させる記録手段とを備え、記憶媒体は火災報知
設備の火災受信機に組み込まれ、火災受信機は、記憶媒
体内のデータベースに基づいて監視制御を行うようにし
たので、火災報知設備に用いられる端末機器に関するデ
ータベースを簡単に作成することができ、また、データ
ベースを変更することが簡単にできるという効果を有す
る。
り、更に、記録手段から記憶媒体に記憶されたデータベ
ースを読取り、データベースの編集を行うようにしたの
で、データベースを変更するとき、既存のデータベース
と使用することができ、データベース変更のための編集
作業が簡単になるという効果を有する。第3の発明によ
れば、記憶媒体は、ICカードであり、ICカードは火
災報知設備の火災受信機に設けられたコネクタに接続す
るようにしたので、データベースを簡単に火災報知設備
の火災受信機に読み込ませることができ、データベース
の変更も簡単になり、さらに、記憶媒体が扱い易くな
り、データベースを破損する異なく、データベースの変
更作業を行うことができるという効果を有する。第4の
発明によれば、表示手段により、端末機器の情報の編集
画面を表示し、入力手段により、端末機器に関するデー
タを入力し、編集制御手段により、表示手段に編集画面
を表示し、端末機器の情報の設定を行い、記録手段によ
り、編集制御手段により設定された端末機器の情報をデ
ータベースとして、記憶媒体に記憶する。そして、編集
制御手段の端末機器登録手段により、アドレスに対応し
て、端末機器の種別を少なくとも入力させるための編集
画面を表示手段に表示し、該当するデータを入力手段か
ら取込んで設定し、編集制御手段の連動登録手段によ
り、端末機器登録手段により設定された端末機器につい
て、ある端末機器と連動元又は連動先となっている他の
端末機器のデータを、入力手段から取込んで設定するよ
うにしたので、簡単に端末機器の情報のデータベースを
作成でき、また、データベースの入力の種類により編集
画面が変わるので正確な端末機器のデータベースを作成
できるという効果を有する。第5の発明によれば、端末
機器登録手段により、設定された端末機器に対して自動
的にアドレスを付与するようにしたので、端末機器のア
ドレスが重複することがなくなり、より正確なデータベ
ースが作成できるという効果を有する。第6の発明によ
れば、連動登録手段により、端末機器登録手段により設
定された端末機器について、その端末機器と連動関係を
有する他の端末機器群を端末機器登録手段により設定さ
れた端末機器の中からリストアップし、その中から連動
関係を特定させるための編集画面を表示装置に表示し、
該当するデータを入力手段から取込んで設定するように
したので、端末機器間の連動関係の設定を容易に、ま
た、連動関係を間違えることなく設定することができる
という効果を有する。
器の構成を示すブロック図である。
件の一例を示した概略図である。
設定を行う物件データ編集の表示画面の一例を示した図
である。
集の表示画面の一例を示した図である。
区分表を示した図である。
ト画面を示した図である。
表示画面の一例を示した図である。
よる連動表編集画面を示した図である。
めの説明図である。
の表示画面の一例を示した図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 火災報知設備の端末機器の情報をデータ
ベースとして設定するデータベース作成装置において、 前記端末機器の情報の編集画面を表示する表示手段と、 前記端末機器に関するデータを入力する入力手段と、 前記表示手段に編集画面を表示させ、前記入力手段から
データを取込んで前記端末機器の情報の設定を行う編集
制御手段と、 前記編集制御手段により設定された端末機器の情報をデ
ータベースとして、読み書き可能な記憶媒体に記憶させ
る記録手段とを備え、前記記憶媒体は前記火災報知設備の火災受信機に組み込
まれ、前記火災受信機は、前記記憶媒体内のデータベー
スに基づいて監視制御を行うことを 特徴とする火災報知
設備用データベース作成装置。 - 【請求項2】 前記編集制御手段は、更に、前記記録手
段から前記記憶媒体に記憶されたデータベースを読取
り、前記データベースの編集を行うものであることを特
徴とする請求項1記載の火災報知設備用データベース作
成装置。 - 【請求項3】 前記記憶媒体は、ICカードであり、該
ICカードは前記火災報知設備の火災受信機に設けられ
たコネクタに接続するものであることを特徴とする請求
項1又は2記載の記載の火災報知設備用データベース作
成装置。 - 【請求項4】 火災報知設備の端末機器の情報をデータ
ベースとして設定するデータベース作成装置において、 前記端末機器の情報の編集画面を表示する表示手段と、 前記端末機器に関するデータを入力する入力手段と、 前記表示手段に編集画面を表示させ、前記端末機器の情
報の設定を行う編集制御手段と、 前記編集制御手段により設定された端末機器の情報をデ
ータベースとして、記憶媒体に記憶させる記録手段とを
備え、 前記編集制御手段は、アドレスに対応して、端末機器の
種別を少なくとも入力させるための編集画面を前記表示
手段に表示させ、該当するデータを前記入力手段から取
込んで設定する端末機器登録手段と、 該端末機器登録手段により設定された端末機器につい
て、ある端末機器が連動関係において連動元または連動
先となっている他の端末機器のデータを前記入力手段か
ら取込んで設定する連動登録手段とを有することを特徴
とする火災報知設備用データベース作成装置。 - 【請求項5】 前記端末機器登録手段は、設定された端
末機器に対して自動的にアドレスを付与するものである
ことを特徴とする請求項4記載の火災報知設備用データ
ベース作成装置。 - 【請求項6】 前記連動登録手段は、端末機器登録手段
により設定された端末機器について、その端末機器と連
動関係を有する他の端末機器群を前記端末機器登録手段
により設定された端末機器の中からリストアップして、
その中から連動関係を特定させるための編集画面を前記
表示装置に表示させ、該当するデータを前記入力手段か
ら取込んで設定するものであることを特徴とする請求項
4又は5記載の火災報知設備用データベース作成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07077394A JP3312323B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 火災報知設備用データベース作成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07077394A JP3312323B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 火災報知設備用データベース作成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07282372A JPH07282372A (ja) | 1995-10-27 |
JP3312323B2 true JP3312323B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=13441183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP07077394A Expired - Fee Related JP3312323B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 火災報知設備用データベース作成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3312323B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003109154A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Hochiki Corp | 火災報知設備のデータ設定支援装置、火災受信機、プログラム及びそのプログラムを格納した記録媒体 |
JP6869316B1 (ja) * | 2019-11-27 | 2021-05-12 | 能美防災株式会社 | プログラム及び情報処理システム |
-
1994
- 1994-04-08 JP JP07077394A patent/JP3312323B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07282372A (ja) | 1995-10-27 |
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