JP3311937B2 - 交通信号機用音声出力装置 - Google Patents

交通信号機用音声出力装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交通信号機用音声出
力装置に係り、特に、歩行者用信号灯器の現示出現に対
応させた音声案内を行うためのものに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の歩行者用信号灯器の現示
出現に対応させた音声案内を行うための交通信号機用音
声案内出力装置の概略構成図である。
【0003】CPU1は、図示しない歩行者用信号灯器
が灯器開閉回路を介して、歩行者用信号灯器の進行現示
出現(青色点灯表示)と停止現示出現(赤色点灯表示)
とを所定のプログラムにしたがってサイクリックに制御
しているときに、その進行現示出現信号(以下、PG信
号という)とその停止現示出現信号(以下、PR信号)
とを入力するように構成されている。
【0004】スピーカ2は、歩行者用信号灯器の現示出
現状態に合わせて、例えば、青色点灯表示時には、「青
になりました。お進み下さい。」、また、青色点滅点灯
表示時には、「まもなく赤に変わります。」、さらに、
赤色点灯表示時には、「信号が赤になりました。」のよ
うに、歩行者に対して音声案内をアナウンスするもので
あって、音声LSI3′によって合成された音声案内内
容をアナウンスできるように構成されている。
【0005】この音声LSI3′は、所定の記憶容量を
有する、例えば1メガビット(Mb)の容量のROM
4′に格納されている上述のようなPG信号及びPR信
号に対応した音声データを用いて音声合成を行うことが
できるように構成されている。そして、この音声LSI
3′は、PG信号又はPR信号によってスピーカ2から
アナウンスすべき音声パターンを選択し、スローブ信号
により音声案内が開始されるように構成されている。
【0006】音声LSI3′で生成された音声信号は、
ローパスフィルタ5、ゲイン調整回路6及び増幅回路7
を介して、タイムスイッチ8で規定される時間、スピー
カ2に出力されるように構成されている。また、ゲイン
調整回路6は、スピーカ2の設置場所、すなわち、歩行
者用信号機の設置場所の騒音をマイクロホン9及び騒音
検出回路10で抽出し、その騒音の大小によってゲイン
が大小に調整されるように構成されている。したがっ
て、歩行者用信号機の設置場所の騒音が大きいときは、
スピーカ2からは大きい音で、また、その騒音が小さい
ときは、スピーカ2からは小さい音で音声案内すること
ができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、歩行者用信
号機の音声案内において、現示出現の種類と対応しない
案内は歩行者に対して危険を及ぼすので避けなければな
らない。殊に、歩行者が視覚障害者の場合、その歩行者
は音声案内を頼り道路を横断するので、歩行者用信号機
の現示出現の種類に対応した案内を正確に行う必要があ
る。
【0008】すなわち、歩行者用信号機の現示出現の内
容と音声案内の内容とが、けしてミスマッチしないよう
に、例えば、歩行者用信号機の現示出現が停止現示出現
の赤色点灯表示であるにもかかわらず、「お進み下さ
い。」というような音声案内を行うことのないように、
信頼性の高い交通信号機用音声出力装置の出現が待たれ
ていた。
【0009】そこで、本発明は、上記要望に応えるため
になされたものであって、その目的は、フェールセーフ
が図られた極めて信頼性に優れた交通信号機用音声出力
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る交通信号機
用音声出力装置は、上記目的を達成するために、ROM
に記憶されている交通信号機の現示出現の種類に対応し
た音声案内用のデータを用いて音声LSIで音声を合成
し、その合成された信号を処理してスピーカからアナウ
ンスする交通信号機用音声出力装置において、前記RO
Mをバンクメモリとし、前記交通信号機の現示出現の種
類に対応した信号に基づいてバンクデータを選択する
ともに、前記音声LSIをそのバンクデータを選択した
ものと同一の信号に基づいて駆動することを特徴として
いる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る交通
信号機用音声出力装置の概略構成図である。
【0012】なお、上記従来と同一構成要素には同一符
号を用い、これら構成要素については説明が重複するた
め、新規な部分のみについて異なる符号を付して説明す
る。
【0013】音声LSI3及びROM4は、CPU1に
入力されるPG信号及びPR信号がそれぞれ入力され
て、アドレス信号として用いられるように構成されてい
る。
【0014】ROM4は、上記図2のROM4′よりも
記憶容量の大きい、例えば4MbのROMからなり、バ
ンクメモリ型に形成されている。すなわち、ROM4
は、バンクメモリとして複数(図示の例では4個)のバ
ンクメモリ〜を有していて、これらバンクメモリ
〜は、歩行者用信号機の現示出現の種類にそれぞれ対
応した音声データが記憶されている。例えば、バンクメ
モリには、「青になりました。お進み下さい。」、ま
た、バンクメモリには、「赤になりました。しばらく
お待ち下さい。」の音声データが記憶されている。
【0015】なお、説明を簡単にするために、バンクメ
モリは、歩行者用信号機の進行現示出現(青色点灯表
示)用とし、バンクメモリは停止現示出現(赤色点灯
表示)用として説明する。
【0016】上記構成において、今、歩行者用信号機の
現示出現が青色表示となってPG信号がCPU1に入力
されたとすると、このPG信号は音声LSI3及びRO
M4にもそれぞれ入力される。
【0017】音声LSI3は、PG信号に対応した音声
をROM4のデータを用いて生成するが、ROM4はP
G信号をアドレス信号としてバンクメモリを選択し、
そのバンクメモリのデータを用いて音声LSI3は音
声合成を用い、その生成された音声信号は、ローパスフ
ィルタ5,ゲイン調整回路6及び増幅回路7を介して処
理されてスピーカ2からアナウンスされる。
【0018】また、歩行者用信号機の現示出現が赤色表
示となってPR信号がCPU1に入力されたとすると、
このPR信号は音声LSI3及びROM4にもそれぞれ
入力される。
【0019】音声LSI3は、PR信号に対応した音声
をROM4のデータを用いて生成するが、ROM4はP
R信号をアドレス信号としてバンクメモリを選択し、
そのバンクメモリのデータを用いて音声LSI3は音
声合成を用い、その生成された音声信号は、ローパスフ
ィルタ5,ゲイン調整回路6及び増幅回路7を介して処
理されてスピーカ2からアナウンスされる。
【0020】上述のように、ROM4はバンクメモリに
より構成され、音声LSI3及びROM4は、PG信号
及びPR信号でアドレスされるので、フェールセーフが
図られるとともに、PG信号又はPR信号に対応した音
声案内のみしか行うことができ、極めて信頼性の高い交
通信号機用音声出力装置とすることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る交通信号機用音声出力装置
は、ROMをバンクメモリとし、交通信号機の現示出現
の種類に対応した信号に基づいてバンクデータを選択す
とともに、前記音声LSIをそのバンクデータを選択
したものと同一の信号に基づいて駆動するので、フェー
ルセーフが図られるとともに、PG信号又はPR信号に
対応した音声案内のみしか行うことができ、極めて信
頼性の高い交通信号機用音声出力装置とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る交通信号機用音声
出力装置の概略構成図である。
【図2】従来の交通信号機用音声出力装置の概略構成図
である。
【符号の説明】
1 CPU 2 スピーカ 3 音声LSI 4 ROM 5 ローパスフィルタ 6 ゲイン調整回路 7 増幅回路 8 タイムスイッチ 9 マイクロホン 10 騒音検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/005 G08G 1/095 G10L 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ROMに記憶されている交通信号機の現
    示出現の種類に対応した音声案内用のデータを用いて音
    声LSIで音声を合成し、その合成された信号を処理し
    てスピーカからアナウンスする交通信号機用音声出力装
    置において、前記ROMをバンクメモリとし、前記交通
    信号機の現示出現の種類に対応した信号に基づいてバン
    クデータを選択するとともに、前記音声LSIをそのバ
    ンクデータを選択したものと同一の信号に基づいて駆動
    することを特徴とする交通信号機用音声出力装置。
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