JP3311276B2 - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体記憶装置およびその製造方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1ギガビット以上
の超高集積密度の半導体記憶装置に係り、特にペロブス
カイト型結晶構造などを有する誘電性材料からなる誘電
体膜を具備した薄膜キャパシタを用いた半導体記憶装置
に関する。
の超高集積密度の半導体記憶装置に係り、特にペロブス
カイト型結晶構造などを有する誘電性材料からなる誘電
体膜を具備した薄膜キャパシタを用いた半導体記憶装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、記憶媒体として強誘電体薄膜を用
いて記憶装置(FRAM:強誘電体メモリ)の開発が行
われており、一部にはすでに実用化されている。強誘電
体メモリ(FRAM)は不揮発性であり、電源を落とし
た後も記憶内容が失われない特徴を有する。さらに、強
誘電体薄膜の膜厚が十部薄い場合には自発分極の反転が
速く、DRAM並みに高速の書き込み、読み出しが可能
であるなどの特徴を持つ。また、1ビットのメモリセル
を一つのトランジスタと一つの強誘電体キャパシタで作
成することができるため、大容量化にも適している。
いて記憶装置(FRAM:強誘電体メモリ)の開発が行
われており、一部にはすでに実用化されている。強誘電
体メモリ(FRAM)は不揮発性であり、電源を落とし
た後も記憶内容が失われない特徴を有する。さらに、強
誘電体薄膜の膜厚が十部薄い場合には自発分極の反転が
速く、DRAM並みに高速の書き込み、読み出しが可能
であるなどの特徴を持つ。また、1ビットのメモリセル
を一つのトランジスタと一つの強誘電体キャパシタで作
成することができるため、大容量化にも適している。
【0003】従来、FRAMやDRAMなどの半導体メ
モリを構成するに際して、エピタキシャル成長させた誘
電体薄膜キャパシタ用いることが試みられている。代表
的な公知例として、予めトランジスタを形成したSi基
板上に、トランジスタを覆う層間絶縁膜にトランジスタ
の電極上に開口部(コンタクトホール)を設け、開口部
内に気相からの選択エピタキシャル成長ないしは非晶質
からの固相エピタキシャル成長により単結晶Siプラグ
を作製し、その上にエピタキシャル薄膜キャパシタを作
成する方法(特願H7−082091)が挙げられる
(以下「第1の技術」という)。この方法はトランジス
タの電極の真上に積層してエピタキシャル薄膜キャパシ
タを作製することができるため原理的には最も高集積化
に適する構造のひとつと言える。
モリを構成するに際して、エピタキシャル成長させた誘
電体薄膜キャパシタ用いることが試みられている。代表
的な公知例として、予めトランジスタを形成したSi基
板上に、トランジスタを覆う層間絶縁膜にトランジスタ
の電極上に開口部(コンタクトホール)を設け、開口部
内に気相からの選択エピタキシャル成長ないしは非晶質
からの固相エピタキシャル成長により単結晶Siプラグ
を作製し、その上にエピタキシャル薄膜キャパシタを作
成する方法(特願H7−082091)が挙げられる
(以下「第1の技術」という)。この方法はトランジス
タの電極の真上に積層してエピタキシャル薄膜キャパシ
タを作製することができるため原理的には最も高集積化
に適する構造のひとつと言える。
【0004】また他の作成方法として、SOI基板を使
用した方法の提案がある。この方法は予めエピタキシャ
ル・キャパシタを形成した第1のシリコン基板上に、第
2のシリコン基板を貼り合わせ、研磨等の方法により薄
膜化し、第1のシリコンプラグ上のキャパシタの電極と
第二のシリコン基板上の電極を接続するためのコンタク
トプラグを形成し、さらに第二のシリコン基板上にトラ
ンジスタを形成する方法である(以下「第2の技術」と
いう)。この方法はエピタキシャル・キャパシタとトラ
ンジスタを別々のシリコン基板上に形成するために作成
が容易であり、またエピタキシャル・キャパシタとトラ
ンジスタを直上に積層して作成することができるため構
造上は高集積化に適する。
用した方法の提案がある。この方法は予めエピタキシャ
ル・キャパシタを形成した第1のシリコン基板上に、第
2のシリコン基板を貼り合わせ、研磨等の方法により薄
膜化し、第1のシリコンプラグ上のキャパシタの電極と
第二のシリコン基板上の電極を接続するためのコンタク
トプラグを形成し、さらに第二のシリコン基板上にトラ
ンジスタを形成する方法である(以下「第2の技術」と
いう)。この方法はエピタキシャル・キャパシタとトラ
ンジスタを別々のシリコン基板上に形成するために作成
が容易であり、またエピタキシャル・キャパシタとトラ
ンジスタを直上に積層して作成することができるため構
造上は高集積化に適する。
【0005】強誘電体メモリに適した強誘電体薄膜に
は、残留分極が大きいこと、残留分極の温度依存性が小
さいこと、残留分極の長時間保持が可能であること(リ
テンション)などが必要である。現在強誘電体材料とし
ては、主としてジルコン酸チタン酸鉛(PZT)が用い
られている。PZTは、ジルコン酸鉛(PbZrO3 )
とチタン酸鉛(PbTiO3 )の固溶体であるが、ほぼ
1:1のモル比で固溶したものが自発分極が大きく、低
い電界でも反転することかでき、記憶媒体として優れて
いると考えられている。PZTは、強誘電体相と常誘電
体相の転位温度(キュリー温度)が300℃以上と比較
的高いため、通常の電子回路が使用される温度範囲(1
20℃以下)では、記憶された内容が熱によって失われ
る心配は少ない。
は、残留分極が大きいこと、残留分極の温度依存性が小
さいこと、残留分極の長時間保持が可能であること(リ
テンション)などが必要である。現在強誘電体材料とし
ては、主としてジルコン酸チタン酸鉛(PZT)が用い
られている。PZTは、ジルコン酸鉛(PbZrO3 )
とチタン酸鉛(PbTiO3 )の固溶体であるが、ほぼ
1:1のモル比で固溶したものが自発分極が大きく、低
い電界でも反転することかでき、記憶媒体として優れて
いると考えられている。PZTは、強誘電体相と常誘電
体相の転位温度(キュリー温度)が300℃以上と比較
的高いため、通常の電子回路が使用される温度範囲(1
20℃以下)では、記憶された内容が熱によって失われ
る心配は少ない。
【0006】しかしながら、PZTの良質な薄膜は作成
が難しいことが知られている。この理由は、第一に、P
ZTの主成分である鉛は500℃以上で蒸発しやすく、
そのため組成の正確な制御が難しいからである。第二
に、PZTがペロブスカイト型結晶構造を形成したとき
にはじめて強誘電性が現れるが、このペロブスカイト型
結晶を持つPZTが得にくく、パイロクロアと呼ばれる
結晶構造のほうが容易に得られやすいからである。ま
た、PZT薄膜をシリコンデバイスに応用した場合に
は、主成分でいる鉛のシリコン中への拡散を防ぐことが
難しいという問題もある。
が難しいことが知られている。この理由は、第一に、P
ZTの主成分である鉛は500℃以上で蒸発しやすく、
そのため組成の正確な制御が難しいからである。第二
に、PZTがペロブスカイト型結晶構造を形成したとき
にはじめて強誘電性が現れるが、このペロブスカイト型
結晶を持つPZTが得にくく、パイロクロアと呼ばれる
結晶構造のほうが容易に得られやすいからである。ま
た、PZT薄膜をシリコンデバイスに応用した場合に
は、主成分でいる鉛のシリコン中への拡散を防ぐことが
難しいという問題もある。
【0007】PZT以外ではチタン酸バリウム(BaT
iO3 )が代表的な強誘電体としてて知られている。チ
タン酸バリウムはPZTと同じくペロブスカイト型結晶
を持ち、キュリー温度は約120℃であることが知られ
ている。Pbと比べるとBaは蒸発しにくいので、チタ
ン酸バリウムの薄膜作成においては、組成の制御が比較
的容易である。また、チタン酸バリウムが結晶化した場
合は、ペロブスカイト型以外の結晶構造をとることはほ
とんどない。しかし、これらの長所にもかかわらず、チ
タン酸バリウムの薄膜キャパシタが強誘電体メモリの記
憶媒体としてさほど検討されてはいない。この理由とし
て、PZTと比べて残留分極が小さく、しかも残留分極
の温度依存性が大きいことが挙げられる。この原因は、
チタン酸バリウムのキュリー温度が低い(120℃)こ
とにあり、このため強誘電体メモリを作成した場合10
0℃以上の高温にさらされた場合に記憶内容が失われる
恐れがあることによる。こればかりか、チタン酸バリウ
ムは通常電子回路が使用される温度範囲(85℃以下)
でも残留分極の温度依存性が大きく、動作が不安定であ
る。したがって、チタン酸バリウムからなる強誘電体薄
膜を使用した薄膜キャパシタは、強誘電体メモリの記憶
媒体としての用途に適さないと一般には考えられてい
る。
iO3 )が代表的な強誘電体としてて知られている。チ
タン酸バリウムはPZTと同じくペロブスカイト型結晶
を持ち、キュリー温度は約120℃であることが知られ
ている。Pbと比べるとBaは蒸発しにくいので、チタ
ン酸バリウムの薄膜作成においては、組成の制御が比較
的容易である。また、チタン酸バリウムが結晶化した場
合は、ペロブスカイト型以外の結晶構造をとることはほ
とんどない。しかし、これらの長所にもかかわらず、チ
タン酸バリウムの薄膜キャパシタが強誘電体メモリの記
憶媒体としてさほど検討されてはいない。この理由とし
て、PZTと比べて残留分極が小さく、しかも残留分極
の温度依存性が大きいことが挙げられる。この原因は、
チタン酸バリウムのキュリー温度が低い(120℃)こ
とにあり、このため強誘電体メモリを作成した場合10
0℃以上の高温にさらされた場合に記憶内容が失われる
恐れがあることによる。こればかりか、チタン酸バリウ
ムは通常電子回路が使用される温度範囲(85℃以下)
でも残留分極の温度依存性が大きく、動作が不安定であ
る。したがって、チタン酸バリウムからなる強誘電体薄
膜を使用した薄膜キャパシタは、強誘電体メモリの記憶
媒体としての用途に適さないと一般には考えられてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】半導体記憶装置は、今
やギガ・ビットの領域に突入せんとしている。しかしな
がら、4Gビット,16Gビット,64Gビットと高集
積化した半導体記憶装置においては、トランジスタの電
極上に形成したコンタクトホールの深さと幅のアスペク
ト比が次第に大きくならざるを得ない。上記第1の技術
においては大きなアスペクト比を持つコンタクトホール
の底面のみから単結晶シリコンプラグを選択エピタキシ
ャル成長ないしは固相エピタキシャル成長させるための
プロセスウィンドウが狭くなり、一つのメモリデバイス
の中に数十メガ個以上の数のプラグを作成する際の歩留
まりは低く、生産ラインに適用できる値を得ることは困
難である。
やギガ・ビットの領域に突入せんとしている。しかしな
がら、4Gビット,16Gビット,64Gビットと高集
積化した半導体記憶装置においては、トランジスタの電
極上に形成したコンタクトホールの深さと幅のアスペク
ト比が次第に大きくならざるを得ない。上記第1の技術
においては大きなアスペクト比を持つコンタクトホール
の底面のみから単結晶シリコンプラグを選択エピタキシ
ャル成長ないしは固相エピタキシャル成長させるための
プロセスウィンドウが狭くなり、一つのメモリデバイス
の中に数十メガ個以上の数のプラグを作成する際の歩留
まりは低く、生産ラインに適用できる値を得ることは困
難である。
【0009】また上記第2の技術によれば、接着面を介
してキャパシタとトランジスタの間で接続をとる必要が
ある。このため、接着層にボイドなどが残ると製品不良
となるために接着の完全性が要求される。またキャパシ
タとトランジスタを別々に加工するために位置合わせが
難しいという問題点を有している。
してキャパシタとトランジスタの間で接続をとる必要が
ある。このため、接着層にボイドなどが残ると製品不良
となるために接着の完全性が要求される。またキャパシ
タとトランジスタを別々に加工するために位置合わせが
難しいという問題点を有している。
【0010】このように第1および第2の技術において
はクリアすべき技術的課題が多い。
はクリアすべき技術的課題が多い。
【0011】上記技術的課題を鑑み本発明は、エピタキ
シャル成長による効果を利用して強誘電性を発現した強
誘電体薄膜、あるいはエピタキシャル成長による効果に
より誘電率を増大させた高誘電率薄膜を使用した薄膜キ
ャパシタを有し、作成方法が容易で、かつ高集積化が可
能な半導体記憶装置を提供すること、さらにはこの半導
体記憶装置の製造方法を提供することを目的とする。
シャル成長による効果を利用して強誘電性を発現した強
誘電体薄膜、あるいはエピタキシャル成長による効果に
より誘電率を増大させた高誘電率薄膜を使用した薄膜キ
ャパシタを有し、作成方法が容易で、かつ高集積化が可
能な半導体記憶装置を提供すること、さらにはこの半導
体記憶装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0012】より具体的には、本発明はトランジスタの
耐熱温度を考慮することなく、エピタキシャル電極膜や
誘電体膜を作成できる半導体記憶装置およびその製造方
法を提供することである。
耐熱温度を考慮することなく、エピタキシャル電極膜や
誘電体膜を作成できる半導体記憶装置およびその製造方
法を提供することである。
【0013】本発明の他の目的は薄膜キャパシタとスイ
ッチングトランジスタの接続部分に、工程の複雑な単結
晶のSiコンタクトプラグを使わず工程の簡略化が図れ
る半導体記憶装置およびその製造方法を提供することで
ある。
ッチングトランジスタの接続部分に、工程の複雑な単結
晶のSiコンタクトプラグを使わず工程の簡略化が図れ
る半導体記憶装置およびその製造方法を提供することで
ある。
【0014】本発明のさらに他の目的は、別々の基板に
薄膜キャパシタとスイッチングトランジスタを作成して
貼り合せて接続する方法に比較し、貼り合わせ部の欠陥
に鈍感で貼り合わせがはるかに容易な半導体記憶装置お
よびその製造方法を提供することである。
薄膜キャパシタとスイッチングトランジスタを作成して
貼り合せて接続する方法に比較し、貼り合わせ部の欠陥
に鈍感で貼り合わせがはるかに容易な半導体記憶装置お
よびその製造方法を提供することである。
【0015】本発明のさらに他の目的はスイッチングト
ランジスタと薄膜キャパシタの素子分離を同一の工程で
行うことが可能で、位置合わせ精度の制約が少なく、ギ
ガビット以上の超高集積化に適した半導体記憶装置およ
びその製造方法を提供することである。
ランジスタと薄膜キャパシタの素子分離を同一の工程で
行うことが可能で、位置合わせ精度の制約が少なく、ギ
ガビット以上の超高集積化に適した半導体記憶装置およ
びその製造方法を提供することである。
【0016】本発明のさらに他の目的は成長時に導入さ
れる歪により誘起された強誘電体特性や高誘電率特性を
利用したエピタキシャル成長による薄膜キャパシタとス
イッチングトランジスタを高度に集積することが可能
で、信頼性の高いFRAMやDRAM等の半導体記憶装
置およびその製造方法を提供することである。
れる歪により誘起された強誘電体特性や高誘電率特性を
利用したエピタキシャル成長による薄膜キャパシタとス
イッチングトランジスタを高度に集積することが可能
で、信頼性の高いFRAMやDRAM等の半導体記憶装
置およびその製造方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者は、薄膜キャパシタに用いる強誘電体薄膜
として、薄膜キャパシタの下部電極(例えばルテニウム
酸ストロンチウム、SrRuO3 ,以下SROと略称)
の(100)面の格子定数に比較的近くやや大きな格子
定数を持つ誘電材料(例えば、チタン酸バリウムストロ
ンチウム、Bax Sr1-x TiO3 、以下BSTと略
称)を選択し、検討した。そしてBSTをRFマグネト
ロン・スパッタ法を採用して、分極軸であるc軸方向に
エピタキシャル成長させた。RFマグネトロン・スパッ
タ法は成膜過程でミスフィット転位が比較的入りにく
い。これにより、膜厚200nm以上の比較的厚い膜厚
をもつ誘電体薄膜においても、エピタキシャル成長によ
る効果により本来の誘電体の格子定数よりも膜厚方向
(c軸)に格子定数が伸び面内方向(a軸)の格子定数
が縮んだ状態を保つことができることを見いだした。そ
の結果、強誘電キュリー温度を高温側にシフトさせ、室
温領域で大きな残留分極を示し、かつ85℃程度まで温
度を上げても十分大きな残留分極を保持できる強誘電体
薄膜が実現可能であることを確認した。例えば、薄膜キ
ャパシタの下部電極として導電性ペロブスカイト結晶で
あるSRO(格子定数a=0.393nm)を使用し、
誘電体としてBax Sr1-x TiO3 の組成領域x=
0.30−0.90を用いることにより、本来室温では
強誘電性を示さないはずの組成領域(x≦0.7)でも
強誘電性が発現し、またもともと室温で強誘電性を示す
組成領域(x>0.7)においては、本来室温以上にあ
るキュリー温度がさらに上昇するという、実用上好まし
い強誘電体特性を実現できることを実験的に確認した。
に、本発明者は、薄膜キャパシタに用いる強誘電体薄膜
として、薄膜キャパシタの下部電極(例えばルテニウム
酸ストロンチウム、SrRuO3 ,以下SROと略称)
の(100)面の格子定数に比較的近くやや大きな格子
定数を持つ誘電材料(例えば、チタン酸バリウムストロ
ンチウム、Bax Sr1-x TiO3 、以下BSTと略
称)を選択し、検討した。そしてBSTをRFマグネト
ロン・スパッタ法を採用して、分極軸であるc軸方向に
エピタキシャル成長させた。RFマグネトロン・スパッ
タ法は成膜過程でミスフィット転位が比較的入りにく
い。これにより、膜厚200nm以上の比較的厚い膜厚
をもつ誘電体薄膜においても、エピタキシャル成長によ
る効果により本来の誘電体の格子定数よりも膜厚方向
(c軸)に格子定数が伸び面内方向(a軸)の格子定数
が縮んだ状態を保つことができることを見いだした。そ
の結果、強誘電キュリー温度を高温側にシフトさせ、室
温領域で大きな残留分極を示し、かつ85℃程度まで温
度を上げても十分大きな残留分極を保持できる強誘電体
薄膜が実現可能であることを確認した。例えば、薄膜キ
ャパシタの下部電極として導電性ペロブスカイト結晶で
あるSRO(格子定数a=0.393nm)を使用し、
誘電体としてBax Sr1-x TiO3 の組成領域x=
0.30−0.90を用いることにより、本来室温では
強誘電性を示さないはずの組成領域(x≦0.7)でも
強誘電性が発現し、またもともと室温で強誘電性を示す
組成領域(x>0.7)においては、本来室温以上にあ
るキュリー温度がさらに上昇するという、実用上好まし
い強誘電体特性を実現できることを実験的に確認した。
【0018】また同様に、下部電極として導電性ペロブ
スカイト結晶であるSROを使用し、誘電体としてBa
x Sr1-x TiO3 の組成領域x=0.10−0.40
を用いることにより、例えば膜厚20nmで800以上
に達する大きな誘電率を持つキャパシタが作成できるこ
とを確認した。同じ膜厚で多結晶膜でキャパシタを作成
したときの誘電率は200程度であるから数倍大きな誘
電率が得られたことになる。このような大きな誘電率は
DRAMを構成する上で非常に好ましい。
スカイト結晶であるSROを使用し、誘電体としてBa
x Sr1-x TiO3 の組成領域x=0.10−0.40
を用いることにより、例えば膜厚20nmで800以上
に達する大きな誘電率を持つキャパシタが作成できるこ
とを確認した。同じ膜厚で多結晶膜でキャパシタを作成
したときの誘電率は200程度であるから数倍大きな誘
電率が得られたことになる。このような大きな誘電率は
DRAMを構成する上で非常に好ましい。
【0019】上記実験結果をもとに、本発明は、第1の
主表面とこれに対向した第2の主表面とを有する薄膜シ
リコン層と、第1の主表面側に形成されたエピタキシャ
ル成長による平面状の薄膜キャパシタと、第2の主表面
側に形成されたスイッチングトランジスタとを少なくと
も具備するメモリセル部を有する半導体記憶装置である
ことを第1の特徴とする。エピタキシャル成長による薄
膜キャパシタとは薄膜キャパシタを構成する第1の電
極、誘電体薄膜、第2の電極のいずれもがエピタキシャ
ル成長による薄膜であることを意味する。本発明の第1
の特徴において重要な点は、これら第1の電極、誘電体
薄膜、第2の電極の各層が同一平面レベルにあることで
ある。
主表面とこれに対向した第2の主表面とを有する薄膜シ
リコン層と、第1の主表面側に形成されたエピタキシャ
ル成長による平面状の薄膜キャパシタと、第2の主表面
側に形成されたスイッチングトランジスタとを少なくと
も具備するメモリセル部を有する半導体記憶装置である
ことを第1の特徴とする。エピタキシャル成長による薄
膜キャパシタとは薄膜キャパシタを構成する第1の電
極、誘電体薄膜、第2の電極のいずれもがエピタキシャ
ル成長による薄膜であることを意味する。本発明の第1
の特徴において重要な点は、これら第1の電極、誘電体
薄膜、第2の電極の各層が同一平面レベルにあることで
ある。
【0020】より具体的には、1つのスイッチングトラ
ンジスタと1つの電荷蓄積用キャパシタ(薄膜キャパシ
タ)から構成されるメモリセルを、2次元マトリクス状
に配列したメモリセルアレイを有し、かつ薄膜キャパシ
タの誘電体薄膜としてエピタキシャル成長ないしは配向
成長した高誘電率物質を用いた半導体記憶装置であっ
て、シリコン(100)基板から形成された薄膜シリコ
ン層の第1の主表面側にエピタキシャル成長した第1の
電極,誘電体薄膜および第2の電極から構成された薄膜
キャパシタを形成し、第2の主表面側にトランジスタを
形成したメモリセルを有することを特徴とする。薄膜キ
ャパシタとスイッチングトランジスタのソース領域とは
コンタクトプラグで接続すればよい。
ンジスタと1つの電荷蓄積用キャパシタ(薄膜キャパシ
タ)から構成されるメモリセルを、2次元マトリクス状
に配列したメモリセルアレイを有し、かつ薄膜キャパシ
タの誘電体薄膜としてエピタキシャル成長ないしは配向
成長した高誘電率物質を用いた半導体記憶装置であっ
て、シリコン(100)基板から形成された薄膜シリコ
ン層の第1の主表面側にエピタキシャル成長した第1の
電極,誘電体薄膜および第2の電極から構成された薄膜
キャパシタを形成し、第2の主表面側にトランジスタを
形成したメモリセルを有することを特徴とする。薄膜キ
ャパシタとスイッチングトランジスタのソース領域とは
コンタクトプラグで接続すればよい。
【0021】本発明の第1の特徴によれば同一の薄膜シ
リコン層の両面に薄膜キャパシタとスイッチングトラン
ジスタが形成されており、貼り合せ面を介して電極を接
続する必要がないために貼り合せが容易である。またス
イッチングトランジスタと薄膜キャパシタの第1の電極
をセルフアラインで素子分離することも可能になる。さ
らに薄膜キャパシタとスイッチングトランジスタが積層
されているために超高集積化が可能になる。
リコン層の両面に薄膜キャパシタとスイッチングトラン
ジスタが形成されており、貼り合せ面を介して電極を接
続する必要がないために貼り合せが容易である。またス
イッチングトランジスタと薄膜キャパシタの第1の電極
をセルフアラインで素子分離することも可能になる。さ
らに薄膜キャパシタとスイッチングトランジスタが積層
されているために超高集積化が可能になる。
【0022】本発明の第1の特徴においては薄膜シリコ
ン層は薄膜キャパシタおよび所定の貼り合わせ用絶縁膜
を介して支持基板に接着されていることが好ましい。こ
の際薄膜キャパシタと貼り合わせ用絶縁膜の間にFRA
Mのドライブ線やDRAMのプレート電極を形成するこ
とができる。
ン層は薄膜キャパシタおよび所定の貼り合わせ用絶縁膜
を介して支持基板に接着されていることが好ましい。こ
の際薄膜キャパシタと貼り合わせ用絶縁膜の間にFRA
Mのドライブ線やDRAMのプレート電極を形成するこ
とができる。
【0023】本発明の第1の特徴において薄膜キャパシ
タの第1の電極の少なくとも一部又は第2の電極の少な
くとも一部が、立方晶結晶の(100)面ないしは正方
晶結晶の(001)面で構成されていることが好まし
い。さらに薄膜キャパシタの誘電体薄膜の少なくとも一
部が、立方晶ペロブスカイト結晶の(100)面か、正
方晶ないし層状ペロブスカイト結晶の(001)面で構
成されていることが好ましい。
タの第1の電極の少なくとも一部又は第2の電極の少な
くとも一部が、立方晶結晶の(100)面ないしは正方
晶結晶の(001)面で構成されていることが好まし
い。さらに薄膜キャパシタの誘電体薄膜の少なくとも一
部が、立方晶ペロブスカイト結晶の(100)面か、正
方晶ないし層状ペロブスカイト結晶の(001)面で構
成されていることが好ましい。
【0024】なお、誘電体薄膜は、一般式ABO3 で表
されるペロブスカイト型結晶であることが好ましい。こ
こで、AはBa,Sr,Caからなる群より選ばれた少
なくとも1種、BはTi,Zr,Hf,Sn,(Mg
1/3 Nb2/3 ),(Mg1/3 Ta2/3 ),(Zn1/3 N
b2/3 )(Zn1/3 Ta2/3 ),(Mg1/2 T
e1/2 ),(Co1/2 W1/2 ),(Mg1/2 W1/2 ),
(Mn1/2 W1/2 ),(Sc1/2Nb1/2 ),(Mn
1/2 Nb1/2 ),(Sc1/2 Ta1/2 ),(Fe1/2 N
b1/ 2 ),(In1/2 Nb1/2 ),(Fe1/2 T
a1/2 ),(Cd1/3 Nb2/3 ),(Co1/3 N
b2/3 ),(Ni1/3 Nb2/3 ),(Co1/3 T
a2/3 ),(Ni1/3 Ta2/3 )からなる群より選ばれ
た少なくとも1種である。
されるペロブスカイト型結晶であることが好ましい。こ
こで、AはBa,Sr,Caからなる群より選ばれた少
なくとも1種、BはTi,Zr,Hf,Sn,(Mg
1/3 Nb2/3 ),(Mg1/3 Ta2/3 ),(Zn1/3 N
b2/3 )(Zn1/3 Ta2/3 ),(Mg1/2 T
e1/2 ),(Co1/2 W1/2 ),(Mg1/2 W1/2 ),
(Mn1/2 W1/2 ),(Sc1/2Nb1/2 ),(Mn
1/2 Nb1/2 ),(Sc1/2 Ta1/2 ),(Fe1/2 N
b1/ 2 ),(In1/2 Nb1/2 ),(Fe1/2 T
a1/2 ),(Cd1/3 Nb2/3 ),(Co1/3 N
b2/3 ),(Ni1/3 Nb2/3 ),(Co1/3 T
a2/3 ),(Ni1/3 Ta2/3 )からなる群より選ばれ
た少なくとも1種である。
【0025】本発明の第2の特徴は半導体基板の第1の
主表面の上方にキャパシタの第1の電極をエピタキシャ
ル成長する工程と;第1の電極の上部に誘電体薄膜をエ
ピタキシャル成長する工程と;誘電体薄膜の上部に、キ
ャパシタの第2の電極を形成する工程と;支持基板を用
意し貼り合わせ用絶縁膜を介して、半導体基板と支持基
板とを接合する工程と;半導体基板の第2の主表面側の
一部を除去し、半導体基板の厚みを調整する工程と;半
導体基板の第2の主表面にスイッチングトランジスタを
形成する工程とを少なくとも有する半導体記憶装置の製
造方法であることである。なお、キャパシタの第2の電
極はエピタキシャル成長によって形成してもよい。ま
た、半導体基板と支持基板との接合は、半導体基板のキ
ャパシタの第2の電極の上方に第1の貼り合わせ用絶縁
膜を形成し、支持基板上に第2の貼り合わせ用絶縁膜を
形成し、第1と第2の貼り合わせ用絶縁膜同士の表面を
接合してもよく、半導体基板又は支持基板のいずれか一
方に貼り合わせ用絶縁膜を形成し、他方の基板表面と接
合してもよい。
主表面の上方にキャパシタの第1の電極をエピタキシャ
ル成長する工程と;第1の電極の上部に誘電体薄膜をエ
ピタキシャル成長する工程と;誘電体薄膜の上部に、キ
ャパシタの第2の電極を形成する工程と;支持基板を用
意し貼り合わせ用絶縁膜を介して、半導体基板と支持基
板とを接合する工程と;半導体基板の第2の主表面側の
一部を除去し、半導体基板の厚みを調整する工程と;半
導体基板の第2の主表面にスイッチングトランジスタを
形成する工程とを少なくとも有する半導体記憶装置の製
造方法であることである。なお、キャパシタの第2の電
極はエピタキシャル成長によって形成してもよい。ま
た、半導体基板と支持基板との接合は、半導体基板のキ
ャパシタの第2の電極の上方に第1の貼り合わせ用絶縁
膜を形成し、支持基板上に第2の貼り合わせ用絶縁膜を
形成し、第1と第2の貼り合わせ用絶縁膜同士の表面を
接合してもよく、半導体基板又は支持基板のいずれか一
方に貼り合わせ用絶縁膜を形成し、他方の基板表面と接
合してもよい。
【0026】本発明の第2の特徴において第1の電極を
エピタキシャル成長する工程の後、第1の電極を貫通
し、さらに半導体基板の第1の主表面の一部を選択的に
除去して第1および第2の溝部を形成し、第1の溝部に
キャパシタ分離用絶縁膜、第2の溝部に素子分離用絶縁
膜を埋め込むことが好ましい。
エピタキシャル成長する工程の後、第1の電極を貫通
し、さらに半導体基板の第1の主表面の一部を選択的に
除去して第1および第2の溝部を形成し、第1の溝部に
キャパシタ分離用絶縁膜、第2の溝部に素子分離用絶縁
膜を埋め込むことが好ましい。
【0027】また、本発明の第2の特徴において第2の
電極をエピタキシャル成長等により形成する工程の後、
第2の電極,誘電体薄膜、第1の電極を貫通し、さらに
半導体基板の第1の主表面の一部を選択的に除去して第
1および第2の溝部を形成し、第1の溝部にキャパシタ
分離用絶縁膜、第2の溝部に素子分離用絶縁膜を埋め込
むことが好ましい。上記の第1の溝部は、第2の溝部よ
り浅く形成することが好ましく、これによりキャパシタ
とトランジスタとのコンタクトを自己整合的に行うこと
が可能である。より具体的には以下のようにすればよ
い。
電極をエピタキシャル成長等により形成する工程の後、
第2の電極,誘電体薄膜、第1の電極を貫通し、さらに
半導体基板の第1の主表面の一部を選択的に除去して第
1および第2の溝部を形成し、第1の溝部にキャパシタ
分離用絶縁膜、第2の溝部に素子分離用絶縁膜を埋め込
むことが好ましい。上記の第1の溝部は、第2の溝部よ
り浅く形成することが好ましく、これによりキャパシタ
とトランジスタとのコンタクトを自己整合的に行うこと
が可能である。より具体的には以下のようにすればよ
い。
【0028】まず、Si(100)基板の第1の主表面
に、第1の電極と誘電体膜と第2の電極を連続的にエピ
タキシャル成長して薄膜キャパシタを作成する。そして
Si(100)基板に達する第1および第2の溝部を形
成し、このそれぞれに隣接するキャパシタを絶縁分離す
るためのキャパシタ分離用絶縁膜および素子分離用絶縁
膜を作成し、第1の主表面を別に用意した支持基板に貼
り合わせる。その後Si(100)基板の第2の主表面
側から素子分離用絶縁膜を研磨停止層として用いて、研
磨停止層が露出するまで研磨を行って薄膜シリコン層を
形成する。この薄膜シリコン層の第2の主表面側にトラ
ンジスタ,ビット線,配線等を形成する。
に、第1の電極と誘電体膜と第2の電極を連続的にエピ
タキシャル成長して薄膜キャパシタを作成する。そして
Si(100)基板に達する第1および第2の溝部を形
成し、このそれぞれに隣接するキャパシタを絶縁分離す
るためのキャパシタ分離用絶縁膜および素子分離用絶縁
膜を作成し、第1の主表面を別に用意した支持基板に貼
り合わせる。その後Si(100)基板の第2の主表面
側から素子分離用絶縁膜を研磨停止層として用いて、研
磨停止層が露出するまで研磨を行って薄膜シリコン層を
形成する。この薄膜シリコン層の第2の主表面側にトラ
ンジスタ,ビット線,配線等を形成する。
【0029】このような工程により、本発明の半導体記
憶装置が完成する。なお、薄膜シリコン層の第1の主表
面側にある各メモリセル毎のキャパシタの第1の電極と
それぞれのスイッチングトランジスタのソース領域の一
方とは、接続部(コンタクトプラグ)を介して電気的に
接続する。ここで、スイッチングトランジスタのソース
領域とはトランジスタの主電極領域の一方の意に解すべ
きである。なぜならスイッチングトランジスタとして構
成されるMOSFET等においては主電極領域となるソ
ース領域とドレイン領域とは互いに対称に形成されてお
り、いずれの主電極領域をソース領域又はドレイン領域
と呼ぶかは単に呼び方(定義づけ)の問題でしかないか
らである。薄膜キャパシタに接続されている方をソース
領域と呼べば、ビット線に接続される主電極領域はドレ
イン領域となる。ビット線に接続されるのがソース領域
であれば、薄膜キャパシタに接続される主電極領域はド
レイン領域である。
憶装置が完成する。なお、薄膜シリコン層の第1の主表
面側にある各メモリセル毎のキャパシタの第1の電極と
それぞれのスイッチングトランジスタのソース領域の一
方とは、接続部(コンタクトプラグ)を介して電気的に
接続する。ここで、スイッチングトランジスタのソース
領域とはトランジスタの主電極領域の一方の意に解すべ
きである。なぜならスイッチングトランジスタとして構
成されるMOSFET等においては主電極領域となるソ
ース領域とドレイン領域とは互いに対称に形成されてお
り、いずれの主電極領域をソース領域又はドレイン領域
と呼ぶかは単に呼び方(定義づけ)の問題でしかないか
らである。薄膜キャパシタに接続されている方をソース
領域と呼べば、ビット線に接続される主電極領域はドレ
イン領域となる。ビット線に接続されるのがソース領域
であれば、薄膜キャパシタに接続される主電極領域はド
レイン領域である。
【0030】また本発明の第2の特徴において半導体基
板の厚みを調整する工程の後に、半導体基板の第2の主
表面側から誘電体薄膜に達する溝部を形成し、溝部に素
子分離用絶縁膜を埋め込んでもよい。
板の厚みを調整する工程の後に、半導体基板の第2の主
表面側から誘電体薄膜に達する溝部を形成し、溝部に素
子分離用絶縁膜を埋め込んでもよい。
【0031】上記本発明の第2の特徴によれば、Si基
板上に最初に薄膜キャパシタを連続的に作成することが
できるため、トランジスタの耐熱温度を考慮することな
く、エピタキシャル電極膜やエピタキシャル誘電体膜を
作成できる。
板上に最初に薄膜キャパシタを連続的に作成することが
できるため、トランジスタの耐熱温度を考慮することな
く、エピタキシャル電極膜やエピタキシャル誘電体膜を
作成できる。
【0032】また本発明の第2の特徴によれば薄膜キャ
パシタとスイッチングトランジスタの接続部分に、工程
の複雑な単結晶のSiコンタクトプラグを使わずに済
み、多結晶のSiプラグで十分なために工程の簡略化が
図れる。
パシタとスイッチングトランジスタの接続部分に、工程
の複雑な単結晶のSiコンタクトプラグを使わずに済
み、多結晶のSiプラグで十分なために工程の簡略化が
図れる。
【0033】さらに本発明の第2の特徴によれば、薄膜
シリコン層の両面に薄膜キャパシタとスイッチングトラ
ンジスタを作成するため、別々の基板のキャパシタとト
ランジスタを作成して貼り合わせて接続する方法に比較
して、貼り合わせ部の欠陥に鈍感で技術がはるかに容易
である。
シリコン層の両面に薄膜キャパシタとスイッチングトラ
ンジスタを作成するため、別々の基板のキャパシタとト
ランジスタを作成して貼り合わせて接続する方法に比較
して、貼り合わせ部の欠陥に鈍感で技術がはるかに容易
である。
【0034】さらに本発明の第2の特徴によれば薄膜シ
リコン層の両面に薄膜キャパシタとスイッチングトラン
ジスタを作成するため、スイッチングトランジスタと薄
膜キャパシタの素子分離を同一の工程で行うことが可能
になり、位置合わせ精度の制約が少なくなるために、ギ
ガビット・クラス以上の超高集積化に適する。
リコン層の両面に薄膜キャパシタとスイッチングトラン
ジスタを作成するため、スイッチングトランジスタと薄
膜キャパシタの素子分離を同一の工程で行うことが可能
になり、位置合わせ精度の制約が少なくなるために、ギ
ガビット・クラス以上の超高集積化に適する。
【0035】さらに、キャパシタとトランジスタとを接
続するコンタクトプラグ形成のためのコンタント開口パ
ターンを素子分離絶縁膜上の領域と重なるように配置す
ることにより、ビット線方向に、隣接するセルのそれぞ
れに対するコンタクトを、同時に一つのパターンで開口
することが可能となり、工程の簡略化がはかれる。
続するコンタクトプラグ形成のためのコンタント開口パ
ターンを素子分離絶縁膜上の領域と重なるように配置す
ることにより、ビット線方向に、隣接するセルのそれぞ
れに対するコンタクトを、同時に一つのパターンで開口
することが可能となり、工程の簡略化がはかれる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。以下の図面においては同一部分には
同一の符号を付している。またこれらの図面は模式的な
ものであり、水平方向と垂直方向の寸法の比率や、半導
体装置を構成している各薄膜の相互の比率等は現実の比
率とは異なっている場合が含まれていることに留意され
たい。より具体的な薄膜の厚み等は以下の説明により明
らかとなるであろう。
の形態を説明する。以下の図面においては同一部分には
同一の符号を付している。またこれらの図面は模式的な
ものであり、水平方向と垂直方向の寸法の比率や、半導
体装置を構成している各薄膜の相互の比率等は現実の比
率とは異なっている場合が含まれていることに留意され
たい。より具体的な薄膜の厚み等は以下の説明により明
らかとなるであろう。
【0037】[第1の実施の形態]図1は本発明の第1
の実施の形態に係るDRAMのユニットセル(メモリセ
ル)2つ分に対応する部分を示す模式的な断面図であ
る。図1において、p型Si(100)基板から形成さ
れた薄膜シリコン層31の第1の主表面側に第1の電極
4、誘電体膜5、第2の電極6から構成されたエピタキ
シャル成長による薄膜キャパシタ41が形成されてい
る。薄膜キャパシタ41は隣接する2つのメモリセルが
形成された薄膜シリコン層31の第1の主表面側に一様
に連続した平面として形成されている。この第1の主表
面に対向した第2の主表面側には2つのスイッチングト
ランジスタ91aと91bとが形成されている。スイッ
チングトランジスタ91aはn+ ソース領域44a、n
+ ドレイン領域45、ゲート酸化膜46,ゲート電極4
7とから形成されている。スイッチングトランジスタ9
1aのn+ ドレイン領域45は隣接するスイッチングト
ランジスタ91bのn+ ドレイン領域も兼ねている。す
なわちn+ ドレイン領域45、n+ ソース領域44b、
ゲート酸化膜46、ゲート電極47とによりスイッチン
グトランジスタ91bが形成されている。スイッチング
トランジスタ91aおよび91bのゲート電極47はド
ープド・ポリシリコン層47aとWSi2 ,MoS
i2 ,TiSi2 等の高融点金属のシリサイド層47b
とからなる2層構造である。高融点金属のシリサイド層
のかわりにW,Mo,Ti,Co等の高融点金属を用い
てもよい。ゲート電極47はDRAMのワード線も兼ね
ている。スイッチングトランジスタ91aおよび91b
に共通のn+ ドレイン領域45はコンタクトプラグ51
を介してビット線18に接続されている。スイッチング
トランジスタ91aおよび91bが形成されている薄膜
シリコン層31は素子分離用絶縁膜9により隣接する薄
膜シリコン層と互いに分離されている。薄膜シリコン層
31の周辺にはn+ 側壁拡散層14が形成され、n+ 側
壁拡散層14と素子分離用絶縁膜9との間にはn+ ドー
プドポリシリコンからなるコンタクトプラグ13が形成
されている。さらに薄膜シリコン層31の第1の主表面
側にはn+ 不純物拡散層2が形成されている。DRAM
の薄膜キャパシタ41を構成する第1の電極4とn+ 不
純物拡散層2との間にはバリア金属層3が形成され、第
1の電極4を構成している元素が薄膜シリコン層31に
拡散するのを防止している。第1の電極4と、バリア金
属層3はキャパシタ分離用絶縁膜8により隣接するユニ
ットセルの第1の電極、バリア金属層3と分離されてい
る。
の実施の形態に係るDRAMのユニットセル(メモリセ
ル)2つ分に対応する部分を示す模式的な断面図であ
る。図1において、p型Si(100)基板から形成さ
れた薄膜シリコン層31の第1の主表面側に第1の電極
4、誘電体膜5、第2の電極6から構成されたエピタキ
シャル成長による薄膜キャパシタ41が形成されてい
る。薄膜キャパシタ41は隣接する2つのメモリセルが
形成された薄膜シリコン層31の第1の主表面側に一様
に連続した平面として形成されている。この第1の主表
面に対向した第2の主表面側には2つのスイッチングト
ランジスタ91aと91bとが形成されている。スイッ
チングトランジスタ91aはn+ ソース領域44a、n
+ ドレイン領域45、ゲート酸化膜46,ゲート電極4
7とから形成されている。スイッチングトランジスタ9
1aのn+ ドレイン領域45は隣接するスイッチングト
ランジスタ91bのn+ ドレイン領域も兼ねている。す
なわちn+ ドレイン領域45、n+ ソース領域44b、
ゲート酸化膜46、ゲート電極47とによりスイッチン
グトランジスタ91bが形成されている。スイッチング
トランジスタ91aおよび91bのゲート電極47はド
ープド・ポリシリコン層47aとWSi2 ,MoS
i2 ,TiSi2 等の高融点金属のシリサイド層47b
とからなる2層構造である。高融点金属のシリサイド層
のかわりにW,Mo,Ti,Co等の高融点金属を用い
てもよい。ゲート電極47はDRAMのワード線も兼ね
ている。スイッチングトランジスタ91aおよび91b
に共通のn+ ドレイン領域45はコンタクトプラグ51
を介してビット線18に接続されている。スイッチング
トランジスタ91aおよび91bが形成されている薄膜
シリコン層31は素子分離用絶縁膜9により隣接する薄
膜シリコン層と互いに分離されている。薄膜シリコン層
31の周辺にはn+ 側壁拡散層14が形成され、n+ 側
壁拡散層14と素子分離用絶縁膜9との間にはn+ ドー
プドポリシリコンからなるコンタクトプラグ13が形成
されている。さらに薄膜シリコン層31の第1の主表面
側にはn+ 不純物拡散層2が形成されている。DRAM
の薄膜キャパシタ41を構成する第1の電極4とn+ 不
純物拡散層2との間にはバリア金属層3が形成され、第
1の電極4を構成している元素が薄膜シリコン層31に
拡散するのを防止している。第1の電極4と、バリア金
属層3はキャパシタ分離用絶縁膜8により隣接するユニ
ットセルの第1の電極、バリア金属層3と分離されてい
る。
【0038】図2(a)はキャパシタ分離用絶縁膜8と
素子分離用絶縁膜9とを示す平面図である。図1は図2
(a)のI−I方向に沿った断面図に対応する。図2
(a)に示すように2つのスイッチングトランジスタを
第2の主表面側に搭載する薄膜シリコン層31は素子分
離用絶縁膜9により隣接する他の薄膜シリコン層31と
分離されている。スイッチングトランジスタ91aに接
続される薄膜キャパシタ41と、スイッチングトランジ
スタ91bに接続する薄膜キャパシタ41とはキャパシ
タ分離用絶縁膜8により互いに分離されている。薄膜キ
ャパシタ41はさらに素子分離用絶縁膜9により隣接す
る薄膜シリコン層直下(第1の主表面)に位置する他の
セルの薄膜キャパシタと分離されている。
素子分離用絶縁膜9とを示す平面図である。図1は図2
(a)のI−I方向に沿った断面図に対応する。図2
(a)に示すように2つのスイッチングトランジスタを
第2の主表面側に搭載する薄膜シリコン層31は素子分
離用絶縁膜9により隣接する他の薄膜シリコン層31と
分離されている。スイッチングトランジスタ91aに接
続される薄膜キャパシタ41と、スイッチングトランジ
スタ91bに接続する薄膜キャパシタ41とはキャパシ
タ分離用絶縁膜8により互いに分離されている。薄膜キ
ャパシタ41はさらに素子分離用絶縁膜9により隣接す
る薄膜シリコン層直下(第1の主表面)に位置する他の
セルの薄膜キャパシタと分離されている。
【0039】図2(b)は本発明の第1の実施の形態に
係るDRAMの等価回路図である。図2(b)に明らか
なように本発明の第2の実施の形態に係るDRAMはユ
ニットセル(メモリセル)が1つのスイッチングトラン
ジスタ91a,91b;92a,92b;93a,93
b;……と1つの薄膜キャパシタ41とからなる1セル
1トランジスタの構造であり、ワード線(…,Wj-1 ,
Wj ,Wj+1 ,…)57、およびビット線(…,
bi-1 ,bi ,bi+1 ,…)18によりX−Yマトリッ
クスを構成している。対をなすスイッチングトランジス
タ91aと91bの共通のドレイン領域は共通のビット
線に接続されている。各ワード線57はワード線選択回
路126に、各ビット線18はセンスアンプ128に接
続され、所望のセルに対しランダムアクセス可能になっ
ている。
係るDRAMの等価回路図である。図2(b)に明らか
なように本発明の第2の実施の形態に係るDRAMはユ
ニットセル(メモリセル)が1つのスイッチングトラン
ジスタ91a,91b;92a,92b;93a,93
b;……と1つの薄膜キャパシタ41とからなる1セル
1トランジスタの構造であり、ワード線(…,Wj-1 ,
Wj ,Wj+1 ,…)57、およびビット線(…,
bi-1 ,bi ,bi+1 ,…)18によりX−Yマトリッ
クスを構成している。対をなすスイッチングトランジス
タ91aと91bの共通のドレイン領域は共通のビット
線に接続されている。各ワード線57はワード線選択回
路126に、各ビット線18はセンスアンプ128に接
続され、所望のセルに対しランダムアクセス可能になっ
ている。
【0040】図1に示すように薄膜キャパシタ41の第
1の電極に接続されたバリア金属層3はコンタクトプラ
グ13,n+ 側壁拡散層14およびn+ 不純物拡散層2
を介してスイッチングトランジスタ91a又は91bの
n+ ソース領域44a又は44bと接続されているの
で、コンタクト抵抗は極めて小さい。図1に示す構成に
よれば、下地としてSi基板1の(100)面からなる
薄膜シリコン層31が使用できるため、薄膜シリコン層
31の下部側(第1の主表面側)全面に(100)配向
した(Ti,Al)Nバリア金属層3、(100)配向
したSrRuO3等の第1および第2の電極46、さら
に(100)配向した(Ba,Sr)TiO3 等の誘電
体膜5などを安定して作成することができる。このため
常誘電体キャパシタの誘電率のばらつきやリーク電流の
ばらつきを抑えることができる。また薄膜キャパシタ4
1が各スイッチングトランジスタ91a又は91bの下
に同一平面レベルに構成されているので、配線層の形成
時に薄膜キャパシタが存在することに起因した表面の段
差がなくなり、コンタクトや配線形成工程が容易にな
り、工程の簡略化や平坦化工程の簡略化が達成できる。
また薄膜キャパシタ41の第1の電極4とスイッチング
トランジスタ91a,91bをキャパシタ分離用絶縁膜
8および素子分離用絶縁膜9により同時に分離できるた
め、マスク合わせ誤差が少なく、製品の歩留まりが向上
する。また、薄膜キャパシタ41がスイッチングトラン
ジスタ91a,91bの下部側(第1の主表面側)の領
域に立体化されてあるので、スイッチングトランジスタ
91a,91bの下側(第1の主表面側)の領域すべて
がキャパシタ領域として使用できる。このため各メモリ
セルにおける薄膜キャパシタの占める面積をメモリセル
の面積を大きくせずに確保できる。その結果、DRAM
の蓄積電荷量を大きくでき、メモリセル動作マージンを
大きくできる。また、図示はしないが、周辺回路の部分
については、薄膜キャパシタ41の代りに絶縁膜を充当
することにより、薄膜SOI構造にすることが可能であ
り、トランジスタの高速動作や低消費電力動作をさせる
ことが可能である。
1の電極に接続されたバリア金属層3はコンタクトプラ
グ13,n+ 側壁拡散層14およびn+ 不純物拡散層2
を介してスイッチングトランジスタ91a又は91bの
n+ ソース領域44a又は44bと接続されているの
で、コンタクト抵抗は極めて小さい。図1に示す構成に
よれば、下地としてSi基板1の(100)面からなる
薄膜シリコン層31が使用できるため、薄膜シリコン層
31の下部側(第1の主表面側)全面に(100)配向
した(Ti,Al)Nバリア金属層3、(100)配向
したSrRuO3等の第1および第2の電極46、さら
に(100)配向した(Ba,Sr)TiO3 等の誘電
体膜5などを安定して作成することができる。このため
常誘電体キャパシタの誘電率のばらつきやリーク電流の
ばらつきを抑えることができる。また薄膜キャパシタ4
1が各スイッチングトランジスタ91a又は91bの下
に同一平面レベルに構成されているので、配線層の形成
時に薄膜キャパシタが存在することに起因した表面の段
差がなくなり、コンタクトや配線形成工程が容易にな
り、工程の簡略化や平坦化工程の簡略化が達成できる。
また薄膜キャパシタ41の第1の電極4とスイッチング
トランジスタ91a,91bをキャパシタ分離用絶縁膜
8および素子分離用絶縁膜9により同時に分離できるた
め、マスク合わせ誤差が少なく、製品の歩留まりが向上
する。また、薄膜キャパシタ41がスイッチングトラン
ジスタ91a,91bの下部側(第1の主表面側)の領
域に立体化されてあるので、スイッチングトランジスタ
91a,91bの下側(第1の主表面側)の領域すべて
がキャパシタ領域として使用できる。このため各メモリ
セルにおける薄膜キャパシタの占める面積をメモリセル
の面積を大きくせずに確保できる。その結果、DRAM
の蓄積電荷量を大きくでき、メモリセル動作マージンを
大きくできる。また、図示はしないが、周辺回路の部分
については、薄膜キャパシタ41の代りに絶縁膜を充当
することにより、薄膜SOI構造にすることが可能であ
り、トランジスタの高速動作や低消費電力動作をさせる
ことが可能である。
【0041】次に図3乃至図6を用いて図1に示す本発
明の第1の実施の形態に係るDRAMの製造方法をスイ
ッチングトランジスタ91a側のみに着目して説明す
る。
明の第1の実施の形態に係るDRAMの製造方法をスイ
ッチングトランジスタ91a側のみに着目して説明す
る。
【0042】(イ)まず図3(a)の模式断面図に示す
ように、p型Si(100)基板1の第1の主表面に深
さ0.1μm程度のn+ 不純物拡散層2を形成した後、
バリア金属層3として膜厚10nmの(Ti,Al)N
と第1の電極4として膜厚20nmのSrRuO3 膜を
いずれもDCスパッタ法により基板温度600℃で連続
してエピタキシャル成長する。次に図3(b)に示すよ
うに、隣接するキャパシタを分離するための第1の溝お
よび素子分離用の第2の溝をフォトリソグラフィーおよ
び反応性イオンエッチング(RIE)法により形成し、
それぞれにキャパシタ分離用絶縁膜8および素子分離用
絶縁膜9としての酸化膜(SiO2 膜)をCVD法を用
いて成膜する。その後に化学的機械的研磨(以後CMP
と略称)により第1の主表面側を平坦化し第1および第
2の溝内に酸化膜を埋め込む。なお、このときに第1の
電極4の表面を保護するために、研磨停止層としてあら
かじめTiN膜などを形成しておき、CMP後にエッチ
ング除去するなどの方法を使用することかできる。
ように、p型Si(100)基板1の第1の主表面に深
さ0.1μm程度のn+ 不純物拡散層2を形成した後、
バリア金属層3として膜厚10nmの(Ti,Al)N
と第1の電極4として膜厚20nmのSrRuO3 膜を
いずれもDCスパッタ法により基板温度600℃で連続
してエピタキシャル成長する。次に図3(b)に示すよ
うに、隣接するキャパシタを分離するための第1の溝お
よび素子分離用の第2の溝をフォトリソグラフィーおよ
び反応性イオンエッチング(RIE)法により形成し、
それぞれにキャパシタ分離用絶縁膜8および素子分離用
絶縁膜9としての酸化膜(SiO2 膜)をCVD法を用
いて成膜する。その後に化学的機械的研磨(以後CMP
と略称)により第1の主表面側を平坦化し第1および第
2の溝内に酸化膜を埋め込む。なお、このときに第1の
電極4の表面を保護するために、研磨停止層としてあら
かじめTiN膜などを形成しておき、CMP後にエッチ
ング除去するなどの方法を使用することかできる。
【0043】(ロ)次に図3(c)に示すように、誘電
体薄膜としてのBaモル分率30%で厚さ20nmのB
STO薄膜5、さらに第2の電極として厚さ20nmの
SrRuO3 膜6をそれぞれRFおよびDCスパッタ法
により基板温度600℃でエピタキシャル成長する。キ
ャパシタ分離用絶縁膜8および素子分離用絶縁膜9の上
部のBSTO薄膜およびSrRuO3 膜は多結晶化した
BSTO膜やSrRuO3 膜となる。以後においては多
結晶化したBSTO膜およびSrRuO3 膜をそれぞれ
「ポリBSTO薄膜」5p、および「ポリSrRuO3
膜」6pと呼ぶ。さらに、プレート電極22として室温
で膜厚200nmのTiN膜を全面に形成する。
体薄膜としてのBaモル分率30%で厚さ20nmのB
STO薄膜5、さらに第2の電極として厚さ20nmの
SrRuO3 膜6をそれぞれRFおよびDCスパッタ法
により基板温度600℃でエピタキシャル成長する。キ
ャパシタ分離用絶縁膜8および素子分離用絶縁膜9の上
部のBSTO薄膜およびSrRuO3 膜は多結晶化した
BSTO膜やSrRuO3 膜となる。以後においては多
結晶化したBSTO膜およびSrRuO3 膜をそれぞれ
「ポリBSTO薄膜」5p、および「ポリSrRuO3
膜」6pと呼ぶ。さらに、プレート電極22として室温
で膜厚200nmのTiN膜を全面に形成する。
【0044】(ハ)次に図4(d)に示すように、貼り
合わせ用絶縁膜としてBPSG膜7を例えば500nm
程度成膜した後、その表面を例えばCMP法などにより
平坦化を行ない、鏡面を得る。
合わせ用絶縁膜としてBPSG膜7を例えば500nm
程度成膜した後、その表面を例えばCMP法などにより
平坦化を行ない、鏡面を得る。
【0045】(ニ)次に支持基板10を用意し、図4
(e)に示すように、支持基板10の表面に他のBPS
G膜11を作成し、その表面を平坦化し鏡面を得る。そ
してBPSG膜の鏡面同士を突き合わせてp型Si(1
00)基板1と支持基板10とを接着する。接着には、
公知の方法、例えば900℃程度の熱処理により行えば
よい。
(e)に示すように、支持基板10の表面に他のBPS
G膜11を作成し、その表面を平坦化し鏡面を得る。そ
してBPSG膜の鏡面同士を突き合わせてp型Si(1
00)基板1と支持基板10とを接着する。接着には、
公知の方法、例えば900℃程度の熱処理により行えば
よい。
【0046】(ホ)次に図5(f)に示すように、p型
Si(100)基板の第2の主表面側から研磨してい
き、素子分離用絶縁膜9を停止層とし、例えば150n
m程度の厚さの薄膜シリコン層31を形成する。薄膜シ
リコン層31を得るためには、スマートカット基板等の
接着,RIEによるSOIの形成方法を用いても良い。
もちろん薄膜シリコン層31の第2の主表面は後のトラ
ンジスタ形成工程に耐えるように鏡面研磨されている。
また、第1の主表面側から形成された素子分離用絶縁膜
9により、トランジスタ形成領域についても同時に素子
分離されている。
Si(100)基板の第2の主表面側から研磨してい
き、素子分離用絶縁膜9を停止層とし、例えば150n
m程度の厚さの薄膜シリコン層31を形成する。薄膜シ
リコン層31を得るためには、スマートカット基板等の
接着,RIEによるSOIの形成方法を用いても良い。
もちろん薄膜シリコン層31の第2の主表面は後のトラ
ンジスタ形成工程に耐えるように鏡面研磨されている。
また、第1の主表面側から形成された素子分離用絶縁膜
9により、トランジスタ形成領域についても同時に素子
分離されている。
【0047】(ヘ)次に、通常のフォトリソグラフィー
法とRIE法などのドライエッチング技術を用いて素子
分離用絶縁膜9に隣接して接続孔を開口する。このとき
のエッチング条件として、バリア金属層3ないし第1の
電極4をストッパーとして用いて選択的にストップさせ
ると良い。次に図5(g)に示すように、この接続孔の
全面に例えばn+ 型不純物を含んだドープド・ポリシリ
コン膜を約200nm程度の膜厚で堆積し、全面をCM
Pなどの方法でエッチバックすることにより接続孔にn
+ ドープド・ポリシリコン膜からなるコンタクトプラグ
13を形成する。この後RTA(ラピッド・サーマル・
アニール;Rapid ThermalAnneal)
法で800℃程度、20秒間、窒素雰囲気でアニールす
ることによりn+ 型不純物をp型Si(100)基板1
へ接続孔の側面より拡散しn+側壁拡散層14を形成す
る。
法とRIE法などのドライエッチング技術を用いて素子
分離用絶縁膜9に隣接して接続孔を開口する。このとき
のエッチング条件として、バリア金属層3ないし第1の
電極4をストッパーとして用いて選択的にストップさせ
ると良い。次に図5(g)に示すように、この接続孔の
全面に例えばn+ 型不純物を含んだドープド・ポリシリ
コン膜を約200nm程度の膜厚で堆積し、全面をCM
Pなどの方法でエッチバックすることにより接続孔にn
+ ドープド・ポリシリコン膜からなるコンタクトプラグ
13を形成する。この後RTA(ラピッド・サーマル・
アニール;Rapid ThermalAnneal)
法で800℃程度、20秒間、窒素雰囲気でアニールす
ることによりn+ 型不純物をp型Si(100)基板1
へ接続孔の側面より拡散しn+側壁拡散層14を形成す
る。
【0048】(ト)次に一般的なMOSプロセスを使用
して、スイッチングトランジスタ91aを薄膜シリコン
層の第2の主表面側に形成する。すなわち図6に示すよ
うにn+ ソース領域44a、n+ ドレイン領域45、ゲ
ート酸化膜16、ゲート電極47(ワード線57)から
なるスイッチングトランジスタ91を形成する。さらに
第1の層間絶縁膜19を堆積し、n+ ドレイン領域45
の上部の層間絶縁膜19を除去し、コンタクトプラグ5
1を埋め込みビット線18を形成する。さらにビット線
18の上部に第2の層間絶縁膜20を堆積すれば、図6
に示す本発明の第1の実施の形態に係るDRAMが完成
する。以上の説明ではスイッチングトランジスタ91a
のみに着目して説明したが、スイッチングトランジスタ
91bも同一工程で同時に完成することはもちろんであ
る。ただし、図6に示すように上記製造工程ではキャパ
シタ分離用絶縁膜8および素子分離用絶縁膜9の下部が
ポリBSTO薄膜5p、ポリSrRuO3 膜6pとなっ
ている点で厳密には図1に示した構造とは若干異なる。
して、スイッチングトランジスタ91aを薄膜シリコン
層の第2の主表面側に形成する。すなわち図6に示すよ
うにn+ ソース領域44a、n+ ドレイン領域45、ゲ
ート酸化膜16、ゲート電極47(ワード線57)から
なるスイッチングトランジスタ91を形成する。さらに
第1の層間絶縁膜19を堆積し、n+ ドレイン領域45
の上部の層間絶縁膜19を除去し、コンタクトプラグ5
1を埋め込みビット線18を形成する。さらにビット線
18の上部に第2の層間絶縁膜20を堆積すれば、図6
に示す本発明の第1の実施の形態に係るDRAMが完成
する。以上の説明ではスイッチングトランジスタ91a
のみに着目して説明したが、スイッチングトランジスタ
91bも同一工程で同時に完成することはもちろんであ
る。ただし、図6に示すように上記製造工程ではキャパ
シタ分離用絶縁膜8および素子分離用絶縁膜9の下部が
ポリBSTO薄膜5p、ポリSrRuO3 膜6pとなっ
ている点で厳密には図1に示した構造とは若干異なる。
【0049】図3〜図6に示す方法によって製造するこ
とにより薄膜キャパシタの第1および第2の電極と誘電
膜はp型Si(100)基板の方位に合わせて(10
0)面でエピタキシャル成長していることが確かめられ
た。このため非常に高い誘電率の常誘電体膜が得られ、
その誘電率は930と非常に大きな値が得られた。この
常誘電体膜を使用した薄板キャパシタにより良好なDR
AMの動きが確認された。
とにより薄膜キャパシタの第1および第2の電極と誘電
膜はp型Si(100)基板の方位に合わせて(10
0)面でエピタキシャル成長していることが確かめられ
た。このため非常に高い誘電率の常誘電体膜が得られ、
その誘電率は930と非常に大きな値が得られた。この
常誘電体膜を使用した薄板キャパシタにより良好なDR
AMの動きが確認された。
【0050】キャパシタ分離用絶縁膜8および素子分離
用絶縁膜9の下部が図6のように多結晶化しないように
するためには、以下のようにすればよい。すなわち、図
7および図8は本発明の第1の実施の形態に係るDRA
Mの他の製造方法を示す工程断面図である。
用絶縁膜9の下部が図6のように多結晶化しないように
するためには、以下のようにすればよい。すなわち、図
7および図8は本発明の第1の実施の形態に係るDRA
Mの他の製造方法を示す工程断面図である。
【0051】(イ)まず図7(a)に示すように、p型
Si(100)基板1の第1の主表面に深さ0.1μm
程度のn+ 不純物拡散層2を形成した後、バリア金属層
3として膜厚10nmの(Ti,Al)N膜,第1の電
極4として膜厚20nmのSrRuO3 膜,誘電体薄膜
5としてBaのモル分率30%で厚さ20nmのBST
O薄膜、さらに第2の電極6として厚さ20nmのSr
RuO3 膜を、基板温度600℃でRFあるいはDCス
パッタ法により大気中に出さずに連続してエピタキシャ
ル成長する。次にプレート電極22として室温で膜厚2
00nmのTiN膜を形成し、さらに、貼り合わせ用絶
縁膜7としてBPSGを例えば500nm程度成膜した
後、例えばCMPなどにより平坦化を行い、その表面を
鏡面にする。
Si(100)基板1の第1の主表面に深さ0.1μm
程度のn+ 不純物拡散層2を形成した後、バリア金属層
3として膜厚10nmの(Ti,Al)N膜,第1の電
極4として膜厚20nmのSrRuO3 膜,誘電体薄膜
5としてBaのモル分率30%で厚さ20nmのBST
O薄膜、さらに第2の電極6として厚さ20nmのSr
RuO3 膜を、基板温度600℃でRFあるいはDCス
パッタ法により大気中に出さずに連続してエピタキシャ
ル成長する。次にプレート電極22として室温で膜厚2
00nmのTiN膜を形成し、さらに、貼り合わせ用絶
縁膜7としてBPSGを例えば500nm程度成膜した
後、例えばCMPなどにより平坦化を行い、その表面を
鏡面にする。
【0052】(ロ)次に、別途支持基板10を用意す
る。そして図7(b)に示すように支持基板10の表面
にBPSG膜11を作成し、その表面を鏡面に仕上げ
る。この鏡面になったBPSG膜同士7,11を突き合
わせて、支持基板10とp型Si(100)基板1とを
接着する。接着には、公知の方法、例えば900℃程度
の熱処理により行えばよい。
る。そして図7(b)に示すように支持基板10の表面
にBPSG膜11を作成し、その表面を鏡面に仕上げ
る。この鏡面になったBPSG膜同士7,11を突き合
わせて、支持基板10とp型Si(100)基板1とを
接着する。接着には、公知の方法、例えば900℃程度
の熱処理により行えばよい。
【0053】(ハ)次に図7(c)に示すように、p型
Si(100)基板1の第2の主表面側から研磨してい
き、例えば150nm低度の厚さの薄膜シリコン層31
を形成する。薄膜シリコン層31の形成は、この他の方
法でもよい。たとえば、スマートカット基板等の接着、
RIEによるSOIの形成方法を用いても良い。もちろ
ん薄膜シリコン層31の表面は後のトランジスタ形成工
程に耐えるように鏡面研磨する。次に、隣接するキャパ
シタ間分離用の第1の溝をリソグラフィーおよびRIE
法などのエッチング技術により形成する。このとき、誘
電体薄膜5をエッチング停止層として使用することが好
ましい。第1の溝の深さよりも厚いSiO2 等の絶縁膜
をCVD法等により成膜後にCMPなどにより平坦化
し、第1の溝をキャパシタ分離用絶縁膜8で埋め込む。
さらに、RIEなどによりキャパシタ分離用絶縁膜8の
表面を選択的に浅くエッチバックした後、単結晶シリコ
ン電極25を形成し、再び平坦化する。このときの単結
晶シリコン電極25の形成方法として、アモルファスシ
リコン層をコンフォーマルに形成した後にRTPなどの
熱処理により側壁部分より結晶化して単結晶とする方
法、選択成長CVD法などにより単結晶シリコンを選択
的に埋め込む方法などの公知の技術を用いればよい。ま
た、場合によっては、ポリシリコンを埋め込んでから単
結化しても良い。
Si(100)基板1の第2の主表面側から研磨してい
き、例えば150nm低度の厚さの薄膜シリコン層31
を形成する。薄膜シリコン層31の形成は、この他の方
法でもよい。たとえば、スマートカット基板等の接着、
RIEによるSOIの形成方法を用いても良い。もちろ
ん薄膜シリコン層31の表面は後のトランジスタ形成工
程に耐えるように鏡面研磨する。次に、隣接するキャパ
シタ間分離用の第1の溝をリソグラフィーおよびRIE
法などのエッチング技術により形成する。このとき、誘
電体薄膜5をエッチング停止層として使用することが好
ましい。第1の溝の深さよりも厚いSiO2 等の絶縁膜
をCVD法等により成膜後にCMPなどにより平坦化
し、第1の溝をキャパシタ分離用絶縁膜8で埋め込む。
さらに、RIEなどによりキャパシタ分離用絶縁膜8の
表面を選択的に浅くエッチバックした後、単結晶シリコ
ン電極25を形成し、再び平坦化する。このときの単結
晶シリコン電極25の形成方法として、アモルファスシ
リコン層をコンフォーマルに形成した後にRTPなどの
熱処理により側壁部分より結晶化して単結晶とする方
法、選択成長CVD法などにより単結晶シリコンを選択
的に埋め込む方法などの公知の技術を用いればよい。ま
た、場合によっては、ポリシリコンを埋め込んでから単
結化しても良い。
【0054】(ニ)次に図8(d)に示すように、素子
間を分離するための第2の溝をリソグラフィーおよびR
IE等のエッチング技術により形成する。このときも誘
電体薄膜5をエッチング停止層として使用することが好
ましい。次にCVD法等によりSiO2 等の絶縁膜を第
2の溝の深さよりも厚く成膜後にCMPなどにより平坦
化し、第2の溝に素子分離用絶縁膜9を埋め込む。
間を分離するための第2の溝をリソグラフィーおよびR
IE等のエッチング技術により形成する。このときも誘
電体薄膜5をエッチング停止層として使用することが好
ましい。次にCVD法等によりSiO2 等の絶縁膜を第
2の溝の深さよりも厚く成膜後にCMPなどにより平坦
化し、第2の溝に素子分離用絶縁膜9を埋め込む。
【0055】(ホ)次に、通常のフォトリソグラフィー
法とRIE法などのプラズマエッチングを用いて接続孔
を開口する。このときのエッチング条件として、バリア
金属層3ないし第1の電極4をストッパーとして用いて
自動的にストップさせると良い。次に、全面に例えばn
+ 型不純物を含んだドープド・ポリシリコン膜を約20
0nm程度の膜厚で堆積し、全面をCMPなどの方法で
エッチバックすることにより接続孔を埋め込み図8
(e)に示すようにn+ ドープドポリシリコン層からな
るコンタクトプラグ13を形成する。この後RTA法で
800℃程度、20秒、窒素雰囲気でアニールすること
によりn+ ドープドポリシリコン層13からのn型不純
物を薄膜シリコン層31に拡散し、n+ 側壁拡散層14
を形成する。
法とRIE法などのプラズマエッチングを用いて接続孔
を開口する。このときのエッチング条件として、バリア
金属層3ないし第1の電極4をストッパーとして用いて
自動的にストップさせると良い。次に、全面に例えばn
+ 型不純物を含んだドープド・ポリシリコン膜を約20
0nm程度の膜厚で堆積し、全面をCMPなどの方法で
エッチバックすることにより接続孔を埋め込み図8
(e)に示すようにn+ ドープドポリシリコン層からな
るコンタクトプラグ13を形成する。この後RTA法で
800℃程度、20秒、窒素雰囲気でアニールすること
によりn+ ドープドポリシリコン層13からのn型不純
物を薄膜シリコン層31に拡散し、n+ 側壁拡散層14
を形成する。
【0056】(ヘ)この後の工程は前述の図6を用いて
説明した工程と同様である。すなわち公知のMOSプロ
セスを使用して、n+ ソース領域44a、n+ ドレイン
領域45、ゲート酸化膜16、ゲート電極47からなる
スイッチングトランジスタ91aや、ビット線18等を
形成すれば図1に示す本発明の第1の実施の形態に係る
DRAMが完成する。
説明した工程と同様である。すなわち公知のMOSプロ
セスを使用して、n+ ソース領域44a、n+ ドレイン
領域45、ゲート酸化膜16、ゲート電極47からなる
スイッチングトランジスタ91aや、ビット線18等を
形成すれば図1に示す本発明の第1の実施の形態に係る
DRAMが完成する。
【0057】上記方法においては2種類の埋め込み絶縁
膜8,9の形成は、まず図9に示すようなキャパシタ分
離用マスクパターン23を用いて第1の溝のパターニン
グを行ない、第1の溝のエッチングによる形成絶縁膜の
埋め込み、平坦化、選択エッチバック、選択成長単結晶
シリコンの埋め込みと平坦化を行った後、素子分離用マ
スクパターン24を用いて、薄膜シリコン層31の選択
エッチングにより第2の溝の形成を行い、絶縁膜を埋め
込み、平坦化するという方法をとっているのでキャパシ
タ分離用絶縁膜8と素子分離用絶縁膜9を作成するとき
の厳密なマスク合わせ精度の要求を緩和することが可能
である。ここでマスクパターン23,24は開口部を示
すパターンであることはもちろんである。
膜8,9の形成は、まず図9に示すようなキャパシタ分
離用マスクパターン23を用いて第1の溝のパターニン
グを行ない、第1の溝のエッチングによる形成絶縁膜の
埋め込み、平坦化、選択エッチバック、選択成長単結晶
シリコンの埋め込みと平坦化を行った後、素子分離用マ
スクパターン24を用いて、薄膜シリコン層31の選択
エッチングにより第2の溝の形成を行い、絶縁膜を埋め
込み、平坦化するという方法をとっているのでキャパシ
タ分離用絶縁膜8と素子分離用絶縁膜9を作成するとき
の厳密なマスク合わせ精度の要求を緩和することが可能
である。ここでマスクパターン23,24は開口部を示
すパターンであることはもちろんである。
【0058】図7および図8に示す本発明の第1の実施
の形態に係るDRAMの他の製造方法によれば薄膜キャ
パシタ用の誘電体薄膜として非常に高い誘電率の常誘電
体膜が得られる。たとえばその誘電率として920とい
う大きな値が得られた。この誘電体薄膜を使用したキャ
パシタによりDRAMの動作が確認された。
の形態に係るDRAMの他の製造方法によれば薄膜キャ
パシタ用の誘電体薄膜として非常に高い誘電率の常誘電
体膜が得られる。たとえばその誘電率として920とい
う大きな値が得られた。この誘電体薄膜を使用したキャ
パシタによりDRAMの動作が確認された。
【0059】上記本発明の第1の実施の形態に係るDR
AMの他の製造方法は、セル領域のパターニングを基本
的に全て貼り合わせ後に第2の主表面側から行うという
特徴がある。従って、Siウェハの第1の表面と第2の
表面を別々にパターニングする際に煩雑な両面マスク合
わせ工程が不要となり、両面マスク合わせ時のマスクの
合わせずれの問題を回避できるという非常に大きな特徴
がある。さらに、セル領域全面に渡ってエピタキシャル
誘電体層が形成されているため、高い信頼性と性能が期
待できる。
AMの他の製造方法は、セル領域のパターニングを基本
的に全て貼り合わせ後に第2の主表面側から行うという
特徴がある。従って、Siウェハの第1の表面と第2の
表面を別々にパターニングする際に煩雑な両面マスク合
わせ工程が不要となり、両面マスク合わせ時のマスクの
合わせずれの問題を回避できるという非常に大きな特徴
がある。さらに、セル領域全面に渡ってエピタキシャル
誘電体層が形成されているため、高い信頼性と性能が期
待できる。
【0060】なお、図示はしないが、セル周辺のプレー
ト電極とのコンタクトにおいても、第2の主表面からの
加工により、絶縁溝およびコンタクトプラグを作成する
ことができる。
ト電極とのコンタクトにおいても、第2の主表面からの
加工により、絶縁溝およびコンタクトプラグを作成する
ことができる。
【0061】[第2の実施の形態]図10は本発明の第
2の実施の形態に係るDRAMのユニットセル(メモリ
セル)2つ分に対応する部分を示す模式的な断面図であ
る。図10において、p型Si(100)基板から形成
された薄膜シリコン層31の第1の主表面側に第1の電
極4、誘電体膜5、第2の電極6から構成されたエピタ
キシャル成長による薄膜キャパシタ41が形成されてい
る。この第1の主表面に対抗した第2の主表面側には2
つのスイッチングトランジスタ91aと91bとが形成
されている。スイッチングトランジスタ91aはn+ ソ
ース領域44a、n+ ドレイン領域45、ゲート酸化膜
46,ゲート電極47とから構成されている。n+ ドレ
イン領域45はスイッチングトランジスタ91bのドレ
イン領域を兼ねている。すなわちスイッチングトランジ
スタ91bはn+ ソース領域44b、n+ ドレイン領域
45、ゲート酸化膜47とから構成されている。スイッ
チングトランジスタ91aおよび91bのゲート電極4
7はいずれもドープドポリシリコン層47aと高融点金
属のシリサイド層47bからなる2層構造である。高融
点金属のシリサイド層のかわりに高融点金属を用いても
よい。ゲート電極47はワード線を兼ねている。スイッ
チングトランジスタ91aおよび91bの共通のn+ ド
レイン電極45はコンタクトプラグ51を介してビット
線18に接続されている。2つのスイッチングトランジ
スタ91aおよび91bが形成されている薄膜シリコン
層31は素子分離用絶縁膜9により隣接する薄膜シリコ
ン層と互いに分離されている。薄膜シリコン層31の周
辺にはn+ 側壁拡散層14が形成され、n+ 側壁拡散層
14と素子分離用絶縁膜9との間にはn+ ドープドポリ
シリコンからなるコンタクトプラグ13が形成されてい
る。さらに薄膜シリコン層31の第1の主表面側にはn
+ 不純物拡散層2が形成されている。DRAMの薄膜キ
ャパシタ41を構成する第1の電極4とn+ 不純物拡散
層2との間にはバリア金属層3が形成され、第1の電極
4を構成している元素が薄膜シリコン層に拡散するのを
防止している。薄膜キャパシタ41の第2の電極6の下
部にはプレート電極22が接続されている。素子分離用
絶縁膜9は薄膜シリコン層31の上面(第2の主表面)
から、プレート電極22に達するまで深く形成され、キ
ャパシタ分離用絶縁膜8と共に、隣接するメモリセル
(ユニットセル)の薄膜キャパシタとを互いに分離して
いる。すなわち、本発明の第2の実施の形態においては
薄膜キャパシタ41の第2の電極6がメモリセルごとに
独立している点が第1の実施の形態とは異なる。薄膜キ
ャパシタ41は2つのスイッチングトランジスタ91a
および91bの下に同一平面レベルで形成されている。
2の実施の形態に係るDRAMのユニットセル(メモリ
セル)2つ分に対応する部分を示す模式的な断面図であ
る。図10において、p型Si(100)基板から形成
された薄膜シリコン層31の第1の主表面側に第1の電
極4、誘電体膜5、第2の電極6から構成されたエピタ
キシャル成長による薄膜キャパシタ41が形成されてい
る。この第1の主表面に対抗した第2の主表面側には2
つのスイッチングトランジスタ91aと91bとが形成
されている。スイッチングトランジスタ91aはn+ ソ
ース領域44a、n+ ドレイン領域45、ゲート酸化膜
46,ゲート電極47とから構成されている。n+ ドレ
イン領域45はスイッチングトランジスタ91bのドレ
イン領域を兼ねている。すなわちスイッチングトランジ
スタ91bはn+ ソース領域44b、n+ ドレイン領域
45、ゲート酸化膜47とから構成されている。スイッ
チングトランジスタ91aおよび91bのゲート電極4
7はいずれもドープドポリシリコン層47aと高融点金
属のシリサイド層47bからなる2層構造である。高融
点金属のシリサイド層のかわりに高融点金属を用いても
よい。ゲート電極47はワード線を兼ねている。スイッ
チングトランジスタ91aおよび91bの共通のn+ ド
レイン電極45はコンタクトプラグ51を介してビット
線18に接続されている。2つのスイッチングトランジ
スタ91aおよび91bが形成されている薄膜シリコン
層31は素子分離用絶縁膜9により隣接する薄膜シリコ
ン層と互いに分離されている。薄膜シリコン層31の周
辺にはn+ 側壁拡散層14が形成され、n+ 側壁拡散層
14と素子分離用絶縁膜9との間にはn+ ドープドポリ
シリコンからなるコンタクトプラグ13が形成されてい
る。さらに薄膜シリコン層31の第1の主表面側にはn
+ 不純物拡散層2が形成されている。DRAMの薄膜キ
ャパシタ41を構成する第1の電極4とn+ 不純物拡散
層2との間にはバリア金属層3が形成され、第1の電極
4を構成している元素が薄膜シリコン層に拡散するのを
防止している。薄膜キャパシタ41の第2の電極6の下
部にはプレート電極22が接続されている。素子分離用
絶縁膜9は薄膜シリコン層31の上面(第2の主表面)
から、プレート電極22に達するまで深く形成され、キ
ャパシタ分離用絶縁膜8と共に、隣接するメモリセル
(ユニットセル)の薄膜キャパシタとを互いに分離して
いる。すなわち、本発明の第2の実施の形態においては
薄膜キャパシタ41の第2の電極6がメモリセルごとに
独立している点が第1の実施の形態とは異なる。薄膜キ
ャパシタ41は2つのスイッチングトランジスタ91a
および91bの下に同一平面レベルで形成されている。
【0062】図10に示すように本発明の第2の実施の
形態に係るDRAMの薄膜キャパシタ41の第1の電極
に接続されたバリア金属層3はコンタクトプラグ13,
n+側壁拡散層14およびn+ 不純物拡散層2を介して
スイッチングトランジスタ91aのn+ ソース領域44
a又はスイッチングトランジスタ91bのn+ ソース領
域44bと接続されているので、コンタクト抵抗は極め
て小さい。図10に示す構成によれば、下地としてSi
(100)基板1の(100)面が使用できるため、薄
膜シリコン層31の下部側(第1の主表面側)全面に
(100)配向した(Ti,Al)Nバリア金属層3、
(100)配向したSrRuO3 等の第1および第2の
電極46、さらに(100)配向した(Ba,Sr)T
iO3 等の誘電体膜5などを安定して作成することがで
きる。このため常誘電体キャパシタの誘電率のばらつき
やリーク電流のばらつきを抑えることができる。また、
薄膜キャパシタ41が2つのスイッチングトランジスタ
91aおよび91bの下に同一平面レベルで配置されて
いるので、配線層の形成時に薄膜キャパシタの存在によ
る段差がなくなり、コンタクトや配線形成工程が容易に
なり、工程の簡略化や平坦化工程の簡略化が達成でき
る。また薄膜キャパシタ41の第1の電極4と薄膜シリ
コン層31をキャパシタ分離用絶縁膜8および素子分離
用絶縁膜9により同時に分離できるため製品の歩留まり
が向上する。また、薄膜キャパシタ41が2つのスイッ
チングトランジスタ91aおよび91bを形成した薄膜
シリコン層31の下部領域に同一平面レベルで配置され
立体化されるので、薄膜シリコン層31の下のすべての
領域がキャパシタ領域として使用できる。このため各メ
モリセルにおける薄膜キャパシタの占める面積をメモリ
セルの面積を大きくせずに確保できる。その結果、DR
AMの蓄積電荷量を大きくでき、メモリセル動作マージ
ンを大きくでき、製品の歩留まりを向上できる。
形態に係るDRAMの薄膜キャパシタ41の第1の電極
に接続されたバリア金属層3はコンタクトプラグ13,
n+側壁拡散層14およびn+ 不純物拡散層2を介して
スイッチングトランジスタ91aのn+ ソース領域44
a又はスイッチングトランジスタ91bのn+ ソース領
域44bと接続されているので、コンタクト抵抗は極め
て小さい。図10に示す構成によれば、下地としてSi
(100)基板1の(100)面が使用できるため、薄
膜シリコン層31の下部側(第1の主表面側)全面に
(100)配向した(Ti,Al)Nバリア金属層3、
(100)配向したSrRuO3 等の第1および第2の
電極46、さらに(100)配向した(Ba,Sr)T
iO3 等の誘電体膜5などを安定して作成することがで
きる。このため常誘電体キャパシタの誘電率のばらつき
やリーク電流のばらつきを抑えることができる。また、
薄膜キャパシタ41が2つのスイッチングトランジスタ
91aおよび91bの下に同一平面レベルで配置されて
いるので、配線層の形成時に薄膜キャパシタの存在によ
る段差がなくなり、コンタクトや配線形成工程が容易に
なり、工程の簡略化や平坦化工程の簡略化が達成でき
る。また薄膜キャパシタ41の第1の電極4と薄膜シリ
コン層31をキャパシタ分離用絶縁膜8および素子分離
用絶縁膜9により同時に分離できるため製品の歩留まり
が向上する。また、薄膜キャパシタ41が2つのスイッ
チングトランジスタ91aおよび91bを形成した薄膜
シリコン層31の下部領域に同一平面レベルで配置され
立体化されるので、薄膜シリコン層31の下のすべての
領域がキャパシタ領域として使用できる。このため各メ
モリセルにおける薄膜キャパシタの占める面積をメモリ
セルの面積を大きくせずに確保できる。その結果、DR
AMの蓄積電荷量を大きくでき、メモリセル動作マージ
ンを大きくでき、製品の歩留まりを向上できる。
【0063】図11乃至図13を用いて本発明の第2の
実施の形態に係るDRAMの製造方法を説明する。以下
の説明ではスイッチングトランジスタ91aに着目して
説明するが同時にスイッチングトランジスタ91b側の
工程も進むことはもちろんである。
実施の形態に係るDRAMの製造方法を説明する。以下
の説明ではスイッチングトランジスタ91aに着目して
説明するが同時にスイッチングトランジスタ91b側の
工程も進むことはもちろんである。
【0064】(イ)まず図11(a)に示すように、p
型Si(100)基板1の第1の主表面に深さ0.1μ
m程度のn+ 不純物拡散層2を形成する。その後、バリ
ア金属層3として膜厚10nmの(Ti,Al)N膜,
第1の電極4として膜厚20nmのSrRuO3 膜,誘
電体薄膜5としてBaのモル分率30%で厚さ20nm
のBSTO薄膜、さらに第2の電極6として厚さ20n
mのSrRuO3 膜を、基板温度600℃でRFあるい
はDCスパッタ法により大気中に出さずに連続してエピ
タキシャル成長して、薄膜キャパシタを構成する。
型Si(100)基板1の第1の主表面に深さ0.1μ
m程度のn+ 不純物拡散層2を形成する。その後、バリ
ア金属層3として膜厚10nmの(Ti,Al)N膜,
第1の電極4として膜厚20nmのSrRuO3 膜,誘
電体薄膜5としてBaのモル分率30%で厚さ20nm
のBSTO薄膜、さらに第2の電極6として厚さ20n
mのSrRuO3 膜を、基板温度600℃でRFあるい
はDCスパッタ法により大気中に出さずに連続してエピ
タキシャル成長して、薄膜キャパシタを構成する。
【0065】(ロ)次に図11(b)に示すように、隣
接する薄膜キャパシタを分離するための第1の溝部61
および素子分離用の第2の溝部62をリソグラフィーお
よびRIE法などにより、第2の電極6、誘電体薄膜
5、第1の電極4、バリア金属層3、n+ 不純物拡散層
2およびp型Si(100)基板1をエッチングして形
成する。なお、第1の溝部61,第2の溝部62のエッ
チング加工後、誘電体薄膜の端面におけるリークを防ぐ
ために、第1および第2の電極であるSrRuO3 膜
4,6を選択的に湿式エッチングしてアンダーカット部
を形成する。
接する薄膜キャパシタを分離するための第1の溝部61
および素子分離用の第2の溝部62をリソグラフィーお
よびRIE法などにより、第2の電極6、誘電体薄膜
5、第1の電極4、バリア金属層3、n+ 不純物拡散層
2およびp型Si(100)基板1をエッチングして形
成する。なお、第1の溝部61,第2の溝部62のエッ
チング加工後、誘電体薄膜の端面におけるリークを防ぐ
ために、第1および第2の電極であるSrRuO3 膜
4,6を選択的に湿式エッチングしてアンダーカット部
を形成する。
【0066】(ハ)次にSiO2 等の絶縁膜をCVD法
等により第1および第2の溝61,62の深さよりも厚
く成膜する。その後図11(c)に示すようにその表面
をCMPなどにより平坦化する。なお、このとき第2の
電極6の表面を保護するために、研磨停止層としてあら
かじめTiN膜などを形成しておき、CMP後にエッチ
ング除去するなどの方法を使用することができる。
等により第1および第2の溝61,62の深さよりも厚
く成膜する。その後図11(c)に示すようにその表面
をCMPなどにより平坦化する。なお、このとき第2の
電極6の表面を保護するために、研磨停止層としてあら
かじめTiN膜などを形成しておき、CMP後にエッチ
ング除去するなどの方法を使用することができる。
【0067】(ニ)次に図12(d)に示すように、プ
レート電極22として室温で膜厚200nmのTiN膜
を全面に形成する。さらに、貼り合わせ用絶縁膜7とし
てBPSG膜を例えば500n程度成膜した後、例えば
CMP法などによりその表面を平坦化し、鏡面を得る。
レート電極22として室温で膜厚200nmのTiN膜
を全面に形成する。さらに、貼り合わせ用絶縁膜7とし
てBPSG膜を例えば500n程度成膜した後、例えば
CMP法などによりその表面を平坦化し、鏡面を得る。
【0068】(ホ)次に図12(e)に示すように、別
途支持基板10を用意し、その表面にBPSG膜11を
作成し、BPSG膜11の表面を平坦化し鏡面を得る。
共に表面が鏡面となったBPSG膜同士を突き合わせて
p型Si(100)基板1と支持基板10とを接着す
る。接着には、公知の方法、例えば900℃程度の熱処
理により行えばよい。
途支持基板10を用意し、その表面にBPSG膜11を
作成し、BPSG膜11の表面を平坦化し鏡面を得る。
共に表面が鏡面となったBPSG膜同士を突き合わせて
p型Si(100)基板1と支持基板10とを接着す
る。接着には、公知の方法、例えば900℃程度の熱処
理により行えばよい。
【0069】(ヘ)次に図13(f)に示すように、p
型Si(100)基板1の第2の主表面から研磨してい
き、素子分離用絶縁膜9を停止層とし、例えば150n
m,程度の厚さの薄膜シリコン層31を形成する。薄膜
シリコン層31を得る方法としては、この他にスマート
カット基板の接着,研磨によるSOIの形成方法等を用
いても良い。もちろん薄膜シリコン層31の第2の主表
面は後のトランジスタ形成工程に耐えるように鏡面研磨
されている。また、第1の主表面側から形成された素子
分離用絶縁膜9によりトランジスタ形成領域についても
同時に素子分離されている。
型Si(100)基板1の第2の主表面から研磨してい
き、素子分離用絶縁膜9を停止層とし、例えば150n
m,程度の厚さの薄膜シリコン層31を形成する。薄膜
シリコン層31を得る方法としては、この他にスマート
カット基板の接着,研磨によるSOIの形成方法等を用
いても良い。もちろん薄膜シリコン層31の第2の主表
面は後のトランジスタ形成工程に耐えるように鏡面研磨
されている。また、第1の主表面側から形成された素子
分離用絶縁膜9によりトランジスタ形成領域についても
同時に素子分離されている。
【0070】(ト)次に、通常のフォトリソグラフィー
法とRIE法などドライエッチングを用いて素子分離用
絶縁膜9に隣接して接続孔を開口する。このときのエッ
チング条件として、バリア金属層3ないし第1の電極4
をストッパーとして用いて選択的にストップさせると良
い。次に、図13(g)に示すように全面に例えばn+
型不純物を含んだドープド・ポリシリコン膜を約200
nm程度の膜厚で堆積し、全面をCMPなどの方法でエ
ッチバックすることによりこの接続孔にn+ ドープド・
ポリシリコン膜からなるコンタクトプラグ13を形成す
る。この後RTA法で800℃程度、20秒、窒素雰囲
気でアニールすることによりn+ ドープド・ポリシリコ
ン13中のn型不純物を薄膜シリコン層31中に拡散し
てn+ 側壁拡散層14を形成する。
法とRIE法などドライエッチングを用いて素子分離用
絶縁膜9に隣接して接続孔を開口する。このときのエッ
チング条件として、バリア金属層3ないし第1の電極4
をストッパーとして用いて選択的にストップさせると良
い。次に、図13(g)に示すように全面に例えばn+
型不純物を含んだドープド・ポリシリコン膜を約200
nm程度の膜厚で堆積し、全面をCMPなどの方法でエ
ッチバックすることによりこの接続孔にn+ ドープド・
ポリシリコン膜からなるコンタクトプラグ13を形成す
る。この後RTA法で800℃程度、20秒、窒素雰囲
気でアニールすることによりn+ ドープド・ポリシリコ
ン13中のn型不純物を薄膜シリコン層31中に拡散し
てn+ 側壁拡散層14を形成する。
【0071】(チ)次に、公知のプロセスを使用してス
イッチングトランジスタ91等を形成する。すなわち図
10に示すn+ ソース領域44a、n+ ドレイン領域4
5、ゲート酸化膜46、ゲート電極47からなるスイッ
チングトランジスタ91aを薄膜シリコン層31の第2
の主表面側に形成する。そしてゲート電極47はワード
線57を兼ねる。n+ ドレイン領域45にはコンタクト
プラグ51を介してビット線18を接続すれば本発明の
第2の実施の形態に係るDRAMが完成する。なお、コ
ンタクトプラグ51はスイッチングトランジスタ91の
上部に形成された第1の層間絶縁膜19中に開口された
コンタクトホールを埋め込んで形成され、ビット線18
の上部には第2の層間絶縁膜20が形成されている。
イッチングトランジスタ91等を形成する。すなわち図
10に示すn+ ソース領域44a、n+ ドレイン領域4
5、ゲート酸化膜46、ゲート電極47からなるスイッ
チングトランジスタ91aを薄膜シリコン層31の第2
の主表面側に形成する。そしてゲート電極47はワード
線57を兼ねる。n+ ドレイン領域45にはコンタクト
プラグ51を介してビット線18を接続すれば本発明の
第2の実施の形態に係るDRAMが完成する。なお、コ
ンタクトプラグ51はスイッチングトランジスタ91の
上部に形成された第1の層間絶縁膜19中に開口された
コンタクトホールを埋め込んで形成され、ビット線18
の上部には第2の層間絶縁膜20が形成されている。
【0072】上記の製造方法によれば、第1の電極4、
誘電体薄膜5、第2の電極6を連続成膜により作成する
ことができるため、誘電特性のばらつきを低く抑えるこ
とができる。その結果、薄膜キャパシタ41用の誘電体
薄膜として非常に高い誘電率の常誘電体膜が得られ、そ
の誘電率は950と大きな値が得られた。この誘電体薄
膜を使用した薄膜キャパシタによりDRAMの動作が確
認された。図11乃至図13に示す製造方法によれば薄
膜キャパシタ41の誘電体薄膜はキャパシタ分離用絶縁
膜8および素子分離用絶縁膜9の下を含めてすべて単結
晶エピタキシャル成長膜であるため信頼性が極めて高
い。
誘電体薄膜5、第2の電極6を連続成膜により作成する
ことができるため、誘電特性のばらつきを低く抑えるこ
とができる。その結果、薄膜キャパシタ41用の誘電体
薄膜として非常に高い誘電率の常誘電体膜が得られ、そ
の誘電率は950と大きな値が得られた。この誘電体薄
膜を使用した薄膜キャパシタによりDRAMの動作が確
認された。図11乃至図13に示す製造方法によれば薄
膜キャパシタ41の誘電体薄膜はキャパシタ分離用絶縁
膜8および素子分離用絶縁膜9の下を含めてすべて単結
晶エピタキシャル成長膜であるため信頼性が極めて高
い。
【0073】[第3の実施の形態]図14は本発明の第
3の実施の形態の変形例に係るDRAMのユニットセル
(メモリセル)を示す模式的断面図である。図1に示す
第1の実施の形態のDRAMと異なる点はキャパシタ分
離用絶縁膜8が、図1の場合より深く形成されている点
である。第3の実施の形態においては素子分離用絶縁膜
9は誘電体薄膜5の上面まで形成され、この絶縁膜9に
よってバリア金属3および第1の電極が分離されている
が、誘電体薄膜5および第2の電極6は分離されていな
い。誘電体薄膜5および第2の電極6はキャパシタ分離
用絶縁膜8によって分離されている。他は第1の実施の
形態と同様である。図14に示す第2の実施の形態の構
造によっても図1に示す第1の実施の形態のDRAMと
同様の効果が得られる。
3の実施の形態の変形例に係るDRAMのユニットセル
(メモリセル)を示す模式的断面図である。図1に示す
第1の実施の形態のDRAMと異なる点はキャパシタ分
離用絶縁膜8が、図1の場合より深く形成されている点
である。第3の実施の形態においては素子分離用絶縁膜
9は誘電体薄膜5の上面まで形成され、この絶縁膜9に
よってバリア金属3および第1の電極が分離されている
が、誘電体薄膜5および第2の電極6は分離されていな
い。誘電体薄膜5および第2の電極6はキャパシタ分離
用絶縁膜8によって分離されている。他は第1の実施の
形態と同様である。図14に示す第2の実施の形態の構
造によっても図1に示す第1の実施の形態のDRAMと
同様の効果が得られる。
【0074】図14に示す本発明の第3の実施の形態
は、その製造方法に特徴がある。図15乃至図18を用
いて第3の実施の形態に係るDRAMの製造方法をスイ
ッチングトランジスタ91a側のみに着目して説明す
る。
は、その製造方法に特徴がある。図15乃至図18を用
いて第3の実施の形態に係るDRAMの製造方法をスイ
ッチングトランジスタ91a側のみに着目して説明す
る。
【0075】(イ)まず図15(a)に示すように、p
型Si(100)基板1の第1の主表面に深さ0.1μ
m程度のn+ 不純物拡散層2を形成し、その後、素子分
離用の第2の溝をリソグラフィーおよびRIEなどによ
るエッチングにより形成する。そしてこの第2の溝にC
VD法等により酸化膜(SiO2 膜)等の絶縁膜を第2
の溝の深さよりも厚く成膜し、その後、その表面をCM
Pなどにより平坦化して、素子分離用絶縁膜9を第2の
溝中に埋め込む。
型Si(100)基板1の第1の主表面に深さ0.1μ
m程度のn+ 不純物拡散層2を形成し、その後、素子分
離用の第2の溝をリソグラフィーおよびRIEなどによ
るエッチングにより形成する。そしてこの第2の溝にC
VD法等により酸化膜(SiO2 膜)等の絶縁膜を第2
の溝の深さよりも厚く成膜し、その後、その表面をCM
Pなどにより平坦化して、素子分離用絶縁膜9を第2の
溝中に埋め込む。
【0076】(ロ)次に図15(b)に示すように、バ
リア金属層3として膜厚10nmの(Ti,Al)N
膜,第1の電極4として膜厚20nmのSrRuO
3 膜,誘電体薄膜5としてBaのモル分率30%で厚さ
20nmのBSTO薄膜、さらに第2の電極6として厚
さ20nmのSrRuO3 膜を、基板温度600℃でR
FあるいはDCスパッタ法により大気中に出さずに連続
してエピタキシャル成長し薄膜キャパシタ41を形成す
る。素子分離用絶縁膜9の上は多結晶化し、ポリバリア
金属層3p、ポリSrRuO3 膜4p,6p、ポリBS
TO薄膜5pが形成される(「ポリバリア金属層」3p
とは多結晶化したバリア金属層の意である)。さらに、
隣接する薄膜キャパシタと互いに分離するための第1の
溝をリソグラフィーおよびRIEなどを用いて第2の電
極6、誘電体薄膜5、第1の電極4、バリア金属層3、
n+ 不純物拡散層2およびp型Si(100)基板をエ
ッチングして形成する。この第1の溝中に、第1の溝の
深さよりも厚い絶縁膜を成膜し、その表面をCMPなど
により平坦化し、図15(b)に示すように第1の溝中
にキャパシタ分離用絶縁膜8を埋め込む。なお、RIE
による溝のエッチング加工後、誘電体薄膜5の端面にお
けるリークを防ぐために、第1および第2の電極である
SrRuO3 膜を選択的に湿気エッチングしてアンダー
カット部を形成する。また、CMP時に第2の電極6の
表面を保護するために、研磨停止層としてあらかじめT
iN膜などを形成しておき、CMP後にエッチング除去
するなどの方法を使用することができる。
リア金属層3として膜厚10nmの(Ti,Al)N
膜,第1の電極4として膜厚20nmのSrRuO
3 膜,誘電体薄膜5としてBaのモル分率30%で厚さ
20nmのBSTO薄膜、さらに第2の電極6として厚
さ20nmのSrRuO3 膜を、基板温度600℃でR
FあるいはDCスパッタ法により大気中に出さずに連続
してエピタキシャル成長し薄膜キャパシタ41を形成す
る。素子分離用絶縁膜9の上は多結晶化し、ポリバリア
金属層3p、ポリSrRuO3 膜4p,6p、ポリBS
TO薄膜5pが形成される(「ポリバリア金属層」3p
とは多結晶化したバリア金属層の意である)。さらに、
隣接する薄膜キャパシタと互いに分離するための第1の
溝をリソグラフィーおよびRIEなどを用いて第2の電
極6、誘電体薄膜5、第1の電極4、バリア金属層3、
n+ 不純物拡散層2およびp型Si(100)基板をエ
ッチングして形成する。この第1の溝中に、第1の溝の
深さよりも厚い絶縁膜を成膜し、その表面をCMPなど
により平坦化し、図15(b)に示すように第1の溝中
にキャパシタ分離用絶縁膜8を埋め込む。なお、RIE
による溝のエッチング加工後、誘電体薄膜5の端面にお
けるリークを防ぐために、第1および第2の電極である
SrRuO3 膜を選択的に湿気エッチングしてアンダー
カット部を形成する。また、CMP時に第2の電極6の
表面を保護するために、研磨停止層としてあらかじめT
iN膜などを形成しておき、CMP後にエッチング除去
するなどの方法を使用することができる。
【0077】(ハ)次に図15(c)に示すように、プ
レート電極22として室温で膜厚200nmのTiN膜
を全面に形成する。さらに貼り合わせ用絶縁膜7として
BPSG膜を例えば500n程度成膜した後、例えばC
MP法などにより平坦化を行う。
レート電極22として室温で膜厚200nmのTiN膜
を全面に形成する。さらに貼り合わせ用絶縁膜7として
BPSG膜を例えば500n程度成膜した後、例えばC
MP法などにより平坦化を行う。
【0078】(ニ)次に別途、支持基板10を用意す
る。そして図16(d)に示すように、支持基板10の
別途表面にBPSG膜11を堆積し、その表面を平坦化
して鏡面を得る。BPSG膜の鏡面同士を突き合わせて
支持基板10とp型Si(100)基板1とを接着す
る。接着は、公知の方法、例えば900℃程度の熱処理
により行えばよい。
る。そして図16(d)に示すように、支持基板10の
別途表面にBPSG膜11を堆積し、その表面を平坦化
して鏡面を得る。BPSG膜の鏡面同士を突き合わせて
支持基板10とp型Si(100)基板1とを接着す
る。接着は、公知の方法、例えば900℃程度の熱処理
により行えばよい。
【0079】(ホ)次に図16(e)に示すように、p
型Si(100)基板1の第2の主表面側から研磨して
いく。この際、素子分離用絶縁膜9を停止層とし、例え
ば150nm程度の厚さの薄膜シリコン層31を形成す
る。薄膜シリコン層31はスマートカット基板の接着,
RIEによるSOIの形成方法を用いて形成しても良
い。もちろん薄膜シリコン層31の第2の主表面は後の
トランジスタ形成工程に耐えるように鏡面研磨されてい
る。また、第1の主表面から形成された素子分離用埋め
込み絶縁膜9により、トランジスタ形成領域は互いに素
子分離されている。
型Si(100)基板1の第2の主表面側から研磨して
いく。この際、素子分離用絶縁膜9を停止層とし、例え
ば150nm程度の厚さの薄膜シリコン層31を形成す
る。薄膜シリコン層31はスマートカット基板の接着,
RIEによるSOIの形成方法を用いて形成しても良
い。もちろん薄膜シリコン層31の第2の主表面は後の
トランジスタ形成工程に耐えるように鏡面研磨されてい
る。また、第1の主表面から形成された素子分離用埋め
込み絶縁膜9により、トランジスタ形成領域は互いに素
子分離されている。
【0080】(ヘ)次に図17(f)に示すように、素
子分離用絶縁膜9としての酸化膜(SiO2 膜)をフッ
化アンモニウム(NH4 F)系のエッチャント等を用い
て選択的にエッチングして除去し、第2の溝部(トレン
チ)63を再び露出させる。さらに第2の溝部(トレン
チ)底部に現れるポリバリア金属層3pおよび薄膜キャ
パシタ41の第1の電極(ポリSrRuO3 膜)4pを
RIE等によりエッチングにより除去することにより、
薄膜キャパシタ41の第1の電極4の分離を行う。
子分離用絶縁膜9としての酸化膜(SiO2 膜)をフッ
化アンモニウム(NH4 F)系のエッチャント等を用い
て選択的にエッチングして除去し、第2の溝部(トレン
チ)63を再び露出させる。さらに第2の溝部(トレン
チ)底部に現れるポリバリア金属層3pおよび薄膜キャ
パシタ41の第1の電極(ポリSrRuO3 膜)4pを
RIE等によりエッチングにより除去することにより、
薄膜キャパシタ41の第1の電極4の分離を行う。
【0081】(ト)次に、この深さの若干深くなった第
2の溝部63に対し、第2の溝部63の深さよりも厚い
酸化膜等の絶縁膜を堆積する。その後図17(g)に示
すようにCMPなどで平坦化を行い第2の溝部63を素
子分離用絶縁膜9で再び埋め戻す。次に、通常のフォト
リソグラフィー法とRIE法などのドライエッチングを
用いて素子分離用絶縁膜9に隣接して接続孔を開口す
る。このときエッチング条件として、バリア金属層3な
いし第1の電極5をストッパーとして用いて自動的にス
トップさせると良い。次に、全面に例えばn+ 型不純物
を含んだドープドポリシリコン膜を約200nm程度の
膜厚で堆積し、この接続孔を埋め込む。そして全面をC
MPなどの方法でエッチバックすることにより接続孔部
にn+ ドープドポリシリコン膜からなるコンタクトプラ
グ13を形成する。この後RTA法で800℃程度、2
0秒間、窒素雰囲気でアニールすることによりn+ ドー
プドポリシリコン膜中のn型不純物を薄膜シリコン層3
1中へ拡散しn+ 側壁拡散層14を形成する。
2の溝部63に対し、第2の溝部63の深さよりも厚い
酸化膜等の絶縁膜を堆積する。その後図17(g)に示
すようにCMPなどで平坦化を行い第2の溝部63を素
子分離用絶縁膜9で再び埋め戻す。次に、通常のフォト
リソグラフィー法とRIE法などのドライエッチングを
用いて素子分離用絶縁膜9に隣接して接続孔を開口す
る。このときエッチング条件として、バリア金属層3な
いし第1の電極5をストッパーとして用いて自動的にス
トップさせると良い。次に、全面に例えばn+ 型不純物
を含んだドープドポリシリコン膜を約200nm程度の
膜厚で堆積し、この接続孔を埋め込む。そして全面をC
MPなどの方法でエッチバックすることにより接続孔部
にn+ ドープドポリシリコン膜からなるコンタクトプラ
グ13を形成する。この後RTA法で800℃程度、2
0秒間、窒素雰囲気でアニールすることによりn+ ドー
プドポリシリコン膜中のn型不純物を薄膜シリコン層3
1中へ拡散しn+ 側壁拡散層14を形成する。
【0082】(チ)次に、公知のMOSプロセスを使用
して、薄膜シリコン層31の第2の主表面側にスイッチ
ングトランジスタ91aを形成する。すなわち、図18
に示すようにn+ ソース領域44a,n+ ドレイン領域
45、ゲート酸化膜46、ゲート電極47からなるスイ
ッチングトランジスタ91を構成する。ゲート電極47
はワード線57を兼ねる。さらに、n+ ドレイン電極4
5にコンタクトプラグ51を介してビット線18を接続
すれば本発明第2の実施の形態の変形例に係るDRAM
が完成する。
して、薄膜シリコン層31の第2の主表面側にスイッチ
ングトランジスタ91aを形成する。すなわち、図18
に示すようにn+ ソース領域44a,n+ ドレイン領域
45、ゲート酸化膜46、ゲート電極47からなるスイ
ッチングトランジスタ91を構成する。ゲート電極47
はワード線57を兼ねる。さらに、n+ ドレイン電極4
5にコンタクトプラグ51を介してビット線18を接続
すれば本発明第2の実施の形態の変形例に係るDRAM
が完成する。
【0083】図15乃至図18に示す製造方法によれば
第1の電極4、誘電体薄膜5、第2の電極5が連続的に
エピタキシャル成長するので、誘電特性のばらつきは小
さくなる。また誘電体薄膜5として非常に高い誘電率の
常誘電体薄膜が得られ、その誘電率は950と大きな値
が得られた。この誘電体薄膜キャパシタによりDRAM
の良好な動作が確認された。
第1の電極4、誘電体薄膜5、第2の電極5が連続的に
エピタキシャル成長するので、誘電特性のばらつきは小
さくなる。また誘電体薄膜5として非常に高い誘電率の
常誘電体薄膜が得られ、その誘電率は950と大きな値
が得られた。この誘電体薄膜キャパシタによりDRAM
の良好な動作が確認された。
【0084】図15乃至図18に示す製造方法は、素子
分離用絶縁膜9の直下が多結晶化し、ポリSrRuO3
膜4p,6pやポリBSTO薄膜5p等が形成される。
この部分が多結晶化しないようにするためには図19乃
至図21に示す製造方法を用いればよい。
分離用絶縁膜9の直下が多結晶化し、ポリSrRuO3
膜4p,6pやポリBSTO薄膜5p等が形成される。
この部分が多結晶化しないようにするためには図19乃
至図21に示す製造方法を用いればよい。
【0085】すなわち、図9乃至図21は、本発明の第
3の実施の形態に係るDRAMの他の製造方法を示す模
式的な工程断面図である。
3の実施の形態に係るDRAMの他の製造方法を示す模
式的な工程断面図である。
【0086】(イ)まず図19(a)に示すように、p
型Si(100)基板1の第1の主表面に深さ0.1μ
m程度のn+ 不純物拡散層2を形成する。その後、バリ
ア金属3として膜厚10nmの(Ti,Al)N膜,第
1の電極4として膜厚20nmのSrRuO3 膜,誘電
体薄膜5としてBaのモル分率30%で厚さ20nmの
BSTO薄膜、さらに第2の電極6として厚さ20nm
のSrRuO3 膜を、基板温度600℃でRFあるいは
DCスパッタ法により大気中に出さずに連続してエピタ
キシャル成長し、薄膜キャパシタ41を形成する。
型Si(100)基板1の第1の主表面に深さ0.1μ
m程度のn+ 不純物拡散層2を形成する。その後、バリ
ア金属3として膜厚10nmの(Ti,Al)N膜,第
1の電極4として膜厚20nmのSrRuO3 膜,誘電
体薄膜5としてBaのモル分率30%で厚さ20nmの
BSTO薄膜、さらに第2の電極6として厚さ20nm
のSrRuO3 膜を、基板温度600℃でRFあるいは
DCスパッタ法により大気中に出さずに連続してエピタ
キシャル成長し、薄膜キャパシタ41を形成する。
【0087】(ロ)次に図19(b)に示すように、隣
接する薄膜キャパシタを分離するための第1の溝部をリ
ソグラフィーおよびRIE法などによるエッチングによ
り形成し、この第1の溝部を第1の溝の深さより厚いS
iO2 膜等の絶縁膜で埋め込む。すなわち絶縁膜の堆積
後にその表面をCMPなどにより平坦化し、第1の溝中
にキャパシタ分離用絶縁膜8を埋め込む。なお、RIE
による第1の溝のエッチング加工後、誘電膜の端面にお
けるリークを防ぐために、第1および第2の電極である
SrRuO3 膜を選択的に湿気エッチングしてアンダー
カット部を形成する。また、CMP時に第2の電極6の
表面を保護するために、研磨停止層としてあらかじめT
iN膜などを形成しておき、CMP後にエッチング除去
するなどの方法を使用することができる。
接する薄膜キャパシタを分離するための第1の溝部をリ
ソグラフィーおよびRIE法などによるエッチングによ
り形成し、この第1の溝部を第1の溝の深さより厚いS
iO2 膜等の絶縁膜で埋め込む。すなわち絶縁膜の堆積
後にその表面をCMPなどにより平坦化し、第1の溝中
にキャパシタ分離用絶縁膜8を埋め込む。なお、RIE
による第1の溝のエッチング加工後、誘電膜の端面にお
けるリークを防ぐために、第1および第2の電極である
SrRuO3 膜を選択的に湿気エッチングしてアンダー
カット部を形成する。また、CMP時に第2の電極6の
表面を保護するために、研磨停止層としてあらかじめT
iN膜などを形成しておき、CMP後にエッチング除去
するなどの方法を使用することができる。
【0088】(ハ)次に図19(c)に示すように、プ
レート電極22として室温で膜厚200nmのTiN膜
を全面に形成する。さらに貼り合わせ用絶縁膜7として
BPSG膜を例えば500nm程度成膜した後、例えば
CMP法などにより研磨してその表面を鏡面にする。
レート電極22として室温で膜厚200nmのTiN膜
を全面に形成する。さらに貼り合わせ用絶縁膜7として
BPSG膜を例えば500nm程度成膜した後、例えば
CMP法などにより研磨してその表面を鏡面にする。
【0089】(ニ)次に別途支持基板10を用意する。
そして図20(d)に示すように、支持基板10の表面
にBPSG膜11を堆積しその表面を鏡面にする。そし
て、BPSG膜の鏡面同士を突き合わせてp型Si(1
00)基板1と支持基板10とを接着する。接着には、
公知の方法、例えば900℃程度の熱処理により行えば
よい。
そして図20(d)に示すように、支持基板10の表面
にBPSG膜11を堆積しその表面を鏡面にする。そし
て、BPSG膜の鏡面同士を突き合わせてp型Si(1
00)基板1と支持基板10とを接着する。接着には、
公知の方法、例えば900℃程度の熱処理により行えば
よい。
【0090】(ホ)次に図20(e)に示すように、p
型Si(100)基板1の第2の主表面側から研磨して
いき、たとえば150nm程度の厚さの薄膜シリコン層
31を形成する。この薄膜シリコン層31は、スマート
カット基板の接着,研磨によるSOIの手法を用いて形
成しても良い。もちろん薄膜シリコン層31の第2の主
表面は後のトランジスタ形成工程に耐えるように鏡面研
磨されている。
型Si(100)基板1の第2の主表面側から研磨して
いき、たとえば150nm程度の厚さの薄膜シリコン層
31を形成する。この薄膜シリコン層31は、スマート
カット基板の接着,研磨によるSOIの手法を用いて形
成しても良い。もちろん薄膜シリコン層31の第2の主
表面は後のトランジスタ形成工程に耐えるように鏡面研
磨されている。
【0091】(ヘ)次に図21(f)に示すように、素
子間分離用の第2の溝部64をリソグラフィーおよびR
IE法などにより形成する。このとき、薄膜キャパシタ
41の誘電体薄膜5をエッチング停止層として使用する
ことが好ましい。第2の溝部64の形成により、スイッ
チングトランジスタの素子間分離および薄膜キャパシタ
41の第1の電極4の分離を同時に行うことができる。
子間分離用の第2の溝部64をリソグラフィーおよびR
IE法などにより形成する。このとき、薄膜キャパシタ
41の誘電体薄膜5をエッチング停止層として使用する
ことが好ましい。第2の溝部64の形成により、スイッ
チングトランジスタの素子間分離および薄膜キャパシタ
41の第1の電極4の分離を同時に行うことができる。
【0092】(ト)この後の工程は図15〜図18を用
いて説明した前述の製造方法中の(チ)の工程と同様で
ある。すなわち、図21(g)に示すように、素子分離
用絶縁膜9を第2の溝部64中に埋め込む。次に、この
素子分離用絶縁膜9に隣接してn+ ドープドポリシリコ
ン膜からなるコンタクトプラグ13を形成する。この後
RTA法で800℃程度、20秒、窒素雰囲気でアニー
ルすることによりn+ドープドポリシリコン膜中のn型
不純物を薄膜シリコン層31中に拡散させn+側壁拡散
層14を形成する。この後の工程は重複するので省略す
る。
いて説明した前述の製造方法中の(チ)の工程と同様で
ある。すなわち、図21(g)に示すように、素子分離
用絶縁膜9を第2の溝部64中に埋め込む。次に、この
素子分離用絶縁膜9に隣接してn+ ドープドポリシリコ
ン膜からなるコンタクトプラグ13を形成する。この後
RTA法で800℃程度、20秒、窒素雰囲気でアニー
ルすることによりn+ドープドポリシリコン膜中のn型
不純物を薄膜シリコン層31中に拡散させn+側壁拡散
層14を形成する。この後の工程は重複するので省略す
る。
【0093】図19乃至図21に示す製造方法によれば
素子分離用絶縁膜9の直下が多結晶化してポリBSTO
薄膜等にならない。また誘電体薄膜5として非常に高い
誘電率の常誘電体膜が得られ、その誘電率はたとえば9
30である。この誘電体薄膜を使用した薄膜キャパシタ
によりDRAMの動作が確認された。
素子分離用絶縁膜9の直下が多結晶化してポリBSTO
薄膜等にならない。また誘電体薄膜5として非常に高い
誘電率の常誘電体膜が得られ、その誘電率はたとえば9
30である。この誘電体薄膜を使用した薄膜キャパシタ
によりDRAMの動作が確認された。
【0094】[第4の実施の形態]図22は本発明の第
4の実施の形態に係るSOI構造のDRAM(以下にお
いて「SOI−DRAM」という)のユニットセル(メ
モリセル)2つ分に対応する部分を示す模式的な断面図
である。図22において、p型Si(100)基板から
形成された薄膜シリコン層31の第1の主表面側にSO
I構造を構成する埋め込み絶縁膜26が配置され、さら
にその下に第1の電極4、誘電体薄膜5、第2の電極6
から構成されたエピタキシャル成長による薄膜キャパシ
タ41が形成されている。この第1の主表面に対向した
第2の主表面側には2つのスイッチングトランジスタ9
1aと91bとが形成されている。スイッチングトラン
ジスタ91aはn+ ソース領域44a、n+ ドレイン領
域45、ゲート酸化膜46、ゲート電極47とから構成
されている。n+ ドレイン領域45はスイッチングトラ
ンジスタ91bのドレイン領域を兼ねている。すなわち
スイッチングトランジスタ91bはn+ ソース領域44
b、n+ ドレイン領域45、ゲート酸化膜47とから構
成されている。スイッチングトランジスタ91aおよび
91bのゲート電極47はいずれもドープドポリシリコ
ン層47aと高融点金属のシリサイド層47bからなる
2層構造である。高融点金属のシリサイド層のかわりに
高融点金属を用いてもよい。ゲート電極47はワード線
を兼ねている。スイッチングトランジスタ91aおよび
91bの共通のn+ ドレイン電極45はコンタクトプラ
グ51を介してビット線18に接続されている。2つの
スイッチングトラジスタ91aおよび91bが形成され
ている薄膜シリコン層31は素子分離用絶縁膜9により
隣接する薄膜シリコン層と互いに分離されている。薄膜
シリコン層31の第1の主表面側(裏面側)には酸化マ
グネシウムからなる50nm程度のエピタキシャル埋め
込み絶縁膜26が形成されている。なお、埋め込み絶縁
膜26として酸化マグネシウム以外のチタン酸ストロン
チウム、酸化セリウムなどの各種の酸化物、炭化珪素な
どの炭化物、フッ化カルシウムなどのフッ化物などのエ
ピタキシャル膜を使用してもよい。このように薄膜シリ
コン層31を埋め込み絶縁膜26の上に配置することに
よりSOI構造を達成しているが、DRAMの薄膜キャ
パシタ41を構成する第1の電極4と埋め込み絶縁膜2
6との間にはバリア金属層3が形成され、第1の電極4
を構成している元素が埋め込み絶縁膜26に拡散するの
を防止している。薄膜キャパシタ41の第2の電極6の
下部にはプレート電極22が接続されている。素子分離
用絶縁膜9は薄膜シリコン層31の上面(第2の主表
面)から、誘電体薄膜5に達するまで形成し第1の電極
を分離している。すなわち素子分離用絶縁膜9はキャパ
シタ分離用絶縁膜8と共に、第1の電極を各メモリセル
毎に電気的に独立している。各薄膜キャパシタの第1の
電極4はコンタクトプラグ13を介してn+ ソース領域
44aおよび44bにそれぞれ接続されている。
4の実施の形態に係るSOI構造のDRAM(以下にお
いて「SOI−DRAM」という)のユニットセル(メ
モリセル)2つ分に対応する部分を示す模式的な断面図
である。図22において、p型Si(100)基板から
形成された薄膜シリコン層31の第1の主表面側にSO
I構造を構成する埋め込み絶縁膜26が配置され、さら
にその下に第1の電極4、誘電体薄膜5、第2の電極6
から構成されたエピタキシャル成長による薄膜キャパシ
タ41が形成されている。この第1の主表面に対向した
第2の主表面側には2つのスイッチングトランジスタ9
1aと91bとが形成されている。スイッチングトラン
ジスタ91aはn+ ソース領域44a、n+ ドレイン領
域45、ゲート酸化膜46、ゲート電極47とから構成
されている。n+ ドレイン領域45はスイッチングトラ
ンジスタ91bのドレイン領域を兼ねている。すなわち
スイッチングトランジスタ91bはn+ ソース領域44
b、n+ ドレイン領域45、ゲート酸化膜47とから構
成されている。スイッチングトランジスタ91aおよび
91bのゲート電極47はいずれもドープドポリシリコ
ン層47aと高融点金属のシリサイド層47bからなる
2層構造である。高融点金属のシリサイド層のかわりに
高融点金属を用いてもよい。ゲート電極47はワード線
を兼ねている。スイッチングトランジスタ91aおよび
91bの共通のn+ ドレイン電極45はコンタクトプラ
グ51を介してビット線18に接続されている。2つの
スイッチングトラジスタ91aおよび91bが形成され
ている薄膜シリコン層31は素子分離用絶縁膜9により
隣接する薄膜シリコン層と互いに分離されている。薄膜
シリコン層31の第1の主表面側(裏面側)には酸化マ
グネシウムからなる50nm程度のエピタキシャル埋め
込み絶縁膜26が形成されている。なお、埋め込み絶縁
膜26として酸化マグネシウム以外のチタン酸ストロン
チウム、酸化セリウムなどの各種の酸化物、炭化珪素な
どの炭化物、フッ化カルシウムなどのフッ化物などのエ
ピタキシャル膜を使用してもよい。このように薄膜シリ
コン層31を埋め込み絶縁膜26の上に配置することに
よりSOI構造を達成しているが、DRAMの薄膜キャ
パシタ41を構成する第1の電極4と埋め込み絶縁膜2
6との間にはバリア金属層3が形成され、第1の電極4
を構成している元素が埋め込み絶縁膜26に拡散するの
を防止している。薄膜キャパシタ41の第2の電極6の
下部にはプレート電極22が接続されている。素子分離
用絶縁膜9は薄膜シリコン層31の上面(第2の主表
面)から、誘電体薄膜5に達するまで形成し第1の電極
を分離している。すなわち素子分離用絶縁膜9はキャパ
シタ分離用絶縁膜8と共に、第1の電極を各メモリセル
毎に電気的に独立している。各薄膜キャパシタの第1の
電極4はコンタクトプラグ13を介してn+ ソース領域
44aおよび44bにそれぞれ接続されている。
【0095】図22に示す構成によれば、下地としてS
i(100)基板1の(100)面が使用できるため、
薄膜シリコン層31の下部側(第1の主表面側)全面に
(100)配向した(Ti,Al)Nバリア金属層3、
(100)配向したSrRuO3 膜等の第1および第2
の電極4,6、さらに(100)配向した(Ba,S
r)TiO3 膜等の誘電体膜5などを安定して作成する
ことができる。このため常誘電体キャパシタの誘電率の
ばらつきやリーク電流のばらつきを抑えることができ
る。また、薄膜キャパシタ41が2つのスイッチングト
ランジスタ91aおよび91bの下に同一平面レベルで
配置されているので、配線層の形成時に薄膜キャパシタ
の存在による誤差がなくなり、コンタクトや配線形成工
程が容易になり、工程の簡略化や平坦化工程の簡略化が
達成できる。また薄膜キャパシタ41の第1の電極4と
薄膜シリコン層31をキャパシタ分離用絶縁膜8および
素子分離用絶縁膜9により同時に分離できるため製品の
歩留まりが向上する。また、薄膜キャパシタ1が2つの
スイッチングトランジスタ91aおよび91bを形成し
た薄膜シリコン層31の下部領域に同一平面レベルで配
置され立体化されるので、薄膜シリコン31の下のすべ
ての領域がキャパシタ領域として使用できる。このため
各メモリセルにおける薄膜キャパシタの占める面積をメ
モリセルの面積を大きくせずに確保できる。その結果、
DRAMの蓄積電荷量を大きくでき、メモリセル動作マ
ージンを大きくできる。特にスイッチングトランジスタ
91a,91bがSOI構造になっているため、第1の
実施の形態の場合に比較して接合容量が小さくなり、メ
モリセルの読み出し、書き込みの速度が20%上昇する
という好ましい効果が得られた。
i(100)基板1の(100)面が使用できるため、
薄膜シリコン層31の下部側(第1の主表面側)全面に
(100)配向した(Ti,Al)Nバリア金属層3、
(100)配向したSrRuO3 膜等の第1および第2
の電極4,6、さらに(100)配向した(Ba,S
r)TiO3 膜等の誘電体膜5などを安定して作成する
ことができる。このため常誘電体キャパシタの誘電率の
ばらつきやリーク電流のばらつきを抑えることができ
る。また、薄膜キャパシタ41が2つのスイッチングト
ランジスタ91aおよび91bの下に同一平面レベルで
配置されているので、配線層の形成時に薄膜キャパシタ
の存在による誤差がなくなり、コンタクトや配線形成工
程が容易になり、工程の簡略化や平坦化工程の簡略化が
達成できる。また薄膜キャパシタ41の第1の電極4と
薄膜シリコン層31をキャパシタ分離用絶縁膜8および
素子分離用絶縁膜9により同時に分離できるため製品の
歩留まりが向上する。また、薄膜キャパシタ1が2つの
スイッチングトランジスタ91aおよび91bを形成し
た薄膜シリコン層31の下部領域に同一平面レベルで配
置され立体化されるので、薄膜シリコン31の下のすべ
ての領域がキャパシタ領域として使用できる。このため
各メモリセルにおける薄膜キャパシタの占める面積をメ
モリセルの面積を大きくせずに確保できる。その結果、
DRAMの蓄積電荷量を大きくでき、メモリセル動作マ
ージンを大きくできる。特にスイッチングトランジスタ
91a,91bがSOI構造になっているため、第1の
実施の形態の場合に比較して接合容量が小さくなり、メ
モリセルの読み出し、書き込みの速度が20%上昇する
という好ましい効果が得られた。
【0096】図22に示すSOI−DRAMは本発明の
第1の実施の形態に係るDRAMとほぼ同様な工程で製
造できる。図23にその工程断面図を示す。
第1の実施の形態に係るDRAMとほぼ同様な工程で製
造できる。図23にその工程断面図を示す。
【0097】(イ)まず図23(a)に示すように、p
型Si(100)基板1の第1の主表面に、スパッタ法
により酸化マグネシウムからなる深さ50nm程度のエ
ピタキシャル絶縁膜26を形成する。さらに図23
(a)に示すようにバリア金属層3として膜厚10nm
の(Ti,Al)N膜と第1の電極4として膜厚20n
mのSrRuO3 膜をいずれもDCスパッタ法により基
板温度600℃で連続してエピタキシャル成長する。
型Si(100)基板1の第1の主表面に、スパッタ法
により酸化マグネシウムからなる深さ50nm程度のエ
ピタキシャル絶縁膜26を形成する。さらに図23
(a)に示すようにバリア金属層3として膜厚10nm
の(Ti,Al)N膜と第1の電極4として膜厚20n
mのSrRuO3 膜をいずれもDCスパッタ法により基
板温度600℃で連続してエピタキシャル成長する。
【0098】(ロ)次に隣接するキャパシタを分離する
ための第1の溝および素子分離用の第2の溝をそれぞれ
フォトリソグラフィーおよびRIE法等により形成す
る。キャパシタを分離するための第1の溝は埋め込み絶
縁膜となるエピタキシャル絶縁膜26をストッパーとし
て用いれば深さの制御が容易である。その後第2の溝の
深さよりも厚い絶縁膜をCVD法等により堆積し、CM
Pにより平坦化し、図23(a)に示すようにキャパシ
タ分離用絶縁膜8および素子分離用絶縁膜9を埋め込
む。
ための第1の溝および素子分離用の第2の溝をそれぞれ
フォトリソグラフィーおよびRIE法等により形成す
る。キャパシタを分離するための第1の溝は埋め込み絶
縁膜となるエピタキシャル絶縁膜26をストッパーとし
て用いれば深さの制御が容易である。その後第2の溝の
深さよりも厚い絶縁膜をCVD法等により堆積し、CM
Pにより平坦化し、図23(a)に示すようにキャパシ
タ分離用絶縁膜8および素子分離用絶縁膜9を埋め込
む。
【0099】(ハ)次に、誘電体薄膜としてのBaモル
分率30%で厚さ20nmのBSTO薄膜5、さらに第
2の電極として厚さ20nmのSrRuO3 膜6をそれ
ぞれRFおよびDCスパッタ法により基板温度600℃
でエピタキシャル成長する。キャパシタ分離用絶縁膜8
および素子分離用絶縁膜9の上部のBSTO薄膜および
SrRuO3 膜は多結晶化したポリBSTO薄膜5p、
ポリSrRuO3 膜6pとなる。さらに、プレート電極
22として室温で膜厚200nmのTiN膜を全面に形
成する。次に、貼り合わせ用絶縁膜としてBPSG膜7
を例えば500nm程度成膜した後、その表面を例えば
CMP法などにより平坦化を行ない、鏡面を得る。さら
に、支持基板10を容易し、図23(b)に示すよう
に、支持基板10の表面に他のBPSG膜11を作成
し、その表面を平坦化し鏡面を得る。そしてBPSG膜
の鏡面同士を突き合わせてp型Si(100)基板1と
支持基板10とを接着する。接着には、公知の方法、例
えば900℃程度の熱処理により行えばよい。
分率30%で厚さ20nmのBSTO薄膜5、さらに第
2の電極として厚さ20nmのSrRuO3 膜6をそれ
ぞれRFおよびDCスパッタ法により基板温度600℃
でエピタキシャル成長する。キャパシタ分離用絶縁膜8
および素子分離用絶縁膜9の上部のBSTO薄膜および
SrRuO3 膜は多結晶化したポリBSTO薄膜5p、
ポリSrRuO3 膜6pとなる。さらに、プレート電極
22として室温で膜厚200nmのTiN膜を全面に形
成する。次に、貼り合わせ用絶縁膜としてBPSG膜7
を例えば500nm程度成膜した後、その表面を例えば
CMP法などにより平坦化を行ない、鏡面を得る。さら
に、支持基板10を容易し、図23(b)に示すよう
に、支持基板10の表面に他のBPSG膜11を作成
し、その表面を平坦化し鏡面を得る。そしてBPSG膜
の鏡面同士を突き合わせてp型Si(100)基板1と
支持基板10とを接着する。接着には、公知の方法、例
えば900℃程度の熱処理により行えばよい。
【0100】(ニ)次に、p型Si(100)基板の第
2の主表面側から研磨していき、素子分離用絶縁膜9を
停止層とし、例えば150nm程度の厚さの薄膜シリコ
ン層31を形成する。次に、通常のフォトリソグラフィ
ー法とRIE法などを用いて素子分離用絶縁膜9に隣接
して接続孔を開口する。次に図23(c)に示すよう
に、この接続孔の全面に例えばn+ 型不純物を含んだド
ープド・ポリシリコン膜を約200nm程度の膜厚で堆
積し、全面をCMPなどの方法でエッチバックすること
により接続孔にn+ ドープド・ポリシリコン膜からなる
コンタクトプラグ13を形成する。この後、周知のMO
Sプロセスを用いてn+ ソース領域44a、n+ ドレイ
ン領域45等を形成し、スイッチングトランジスタ91
aを構成する。さらにビット線18等の配線をすれば本
発明の第4の実施の形態に係るSOI−DRAMが完成
する。
2の主表面側から研磨していき、素子分離用絶縁膜9を
停止層とし、例えば150nm程度の厚さの薄膜シリコ
ン層31を形成する。次に、通常のフォトリソグラフィ
ー法とRIE法などを用いて素子分離用絶縁膜9に隣接
して接続孔を開口する。次に図23(c)に示すよう
に、この接続孔の全面に例えばn+ 型不純物を含んだド
ープド・ポリシリコン膜を約200nm程度の膜厚で堆
積し、全面をCMPなどの方法でエッチバックすること
により接続孔にn+ ドープド・ポリシリコン膜からなる
コンタクトプラグ13を形成する。この後、周知のMO
Sプロセスを用いてn+ ソース領域44a、n+ ドレイ
ン領域45等を形成し、スイッチングトランジスタ91
aを構成する。さらにビット線18等の配線をすれば本
発明の第4の実施の形態に係るSOI−DRAMが完成
する。
【0101】[第5の実施の形態]図24は本発明の第
5の実施の形態に係るFRAMのユニットセル(メモリ
セル)2つ分に対応する部分を示す模式的な断面図であ
る。図24において、p型Si(100)基板から形成
された薄膜シリコン層31の第1の主表面側に第1の電
極4、誘電体層5、第2の電極6から構成されたエピタ
キシャル成長による薄膜キャパシタ41が形成されてい
る。この第1の主表面に対向した第2の主表面側には2
つのスイッチングトランジスタ91aと91bとが形成
されている。スイッチングトランジスタ91aはn+ ソ
ース領域44a、n+ ドレイン領域45、ゲート酸化膜
46、ゲート電極47とから構成されている。n+ ドレ
イン領域45はスイッチングトランジスタ91bのドレ
イン領域を兼ねている。すなわちスイッチングトランジ
スタ91bはn+ ソース領域44b、n+ ドレイン領域
45、ゲート酸化膜47とから構成されている。スイッ
チングトランジスタ91aおよび91bのゲート電極4
7はいずれもドープドポリシリコン層47aと高融点金
属(又は高融点金属のシリサイド層)47bからなる2
層構造である。ゲート電極47はワード線を兼ねてい
る。スイッチングトランジスタ91aおよび91bの共
通のn+ ドレイン電極45はコンタクトプラグ51を介
してビット線18に接続されている。2つのスイッチン
グトランジスタ91aおよび91bが形成されている薄
膜シリコン層31は素子分離用絶縁膜9により隣接する
薄膜シリコン層と互いに分離されている。薄膜シリコン
層31の周辺にはn+ 側壁拡散層14が形成され、n+
側壁拡散層14と素子分離用絶縁膜9との間にはn+ ド
ープドポリシリコンからなるコンタクトプラグ13が形
成されている。FRAMの薄膜キャパシタ41を構成す
る第1の電極4とn+ 不純物拡散層2との間にはバリア
金属層3が形成され、第1の電極4を構成している元素
が薄膜シリコン層に拡散するのを防止している。素子分
離用絶縁膜9は薄膜シリコン層31の上面(第2の主表
面)から、貼り合わせ用絶縁膜7に達するまで深く形成
されている。キャパシタ分離用絶縁膜8は薄膜シリコン
層31の第1の主表面側のn+ 不純物拡散層2をスイッ
チングトランジスタ91aの下部領域と、スイッチング
トランジスタ91bの下部領域に2分するようにn+ 不
純物拡散層2を貫通し、貼り合わせ用絶縁膜7に到達し
ている。素子分離用絶縁膜9と、キャパシタ分離用絶縁
膜8とにより、各スイッチングトランジスタに接続され
る薄膜キャパシタ41が互いに分離されている。すなわ
ち薄膜キャパシタ41の第1の電極4、誘電体薄膜5、
第2の電極6は各スイッチングトランジスタ毎に独立し
ている。各薄膜キャパシタは薄膜シリコン層31の第1
の主表面側に同一平面レベルで構成された平行平板コン
デンサを構成している。さらに各薄膜キャパシタ41の
第2の電極6はドライブ線21に接続されている。ドラ
イブ線21は紙面に垂直の方向、すなわちワード線47
と平行方向に延びる配線としてパターニングされてい
る。ドライブ線21はたとえば厚さ200nm程度のT
iN膜等で形成すればよい。
5の実施の形態に係るFRAMのユニットセル(メモリ
セル)2つ分に対応する部分を示す模式的な断面図であ
る。図24において、p型Si(100)基板から形成
された薄膜シリコン層31の第1の主表面側に第1の電
極4、誘電体層5、第2の電極6から構成されたエピタ
キシャル成長による薄膜キャパシタ41が形成されてい
る。この第1の主表面に対向した第2の主表面側には2
つのスイッチングトランジスタ91aと91bとが形成
されている。スイッチングトランジスタ91aはn+ ソ
ース領域44a、n+ ドレイン領域45、ゲート酸化膜
46、ゲート電極47とから構成されている。n+ ドレ
イン領域45はスイッチングトランジスタ91bのドレ
イン領域を兼ねている。すなわちスイッチングトランジ
スタ91bはn+ ソース領域44b、n+ ドレイン領域
45、ゲート酸化膜47とから構成されている。スイッ
チングトランジスタ91aおよび91bのゲート電極4
7はいずれもドープドポリシリコン層47aと高融点金
属(又は高融点金属のシリサイド層)47bからなる2
層構造である。ゲート電極47はワード線を兼ねてい
る。スイッチングトランジスタ91aおよび91bの共
通のn+ ドレイン電極45はコンタクトプラグ51を介
してビット線18に接続されている。2つのスイッチン
グトランジスタ91aおよび91bが形成されている薄
膜シリコン層31は素子分離用絶縁膜9により隣接する
薄膜シリコン層と互いに分離されている。薄膜シリコン
層31の周辺にはn+ 側壁拡散層14が形成され、n+
側壁拡散層14と素子分離用絶縁膜9との間にはn+ ド
ープドポリシリコンからなるコンタクトプラグ13が形
成されている。FRAMの薄膜キャパシタ41を構成す
る第1の電極4とn+ 不純物拡散層2との間にはバリア
金属層3が形成され、第1の電極4を構成している元素
が薄膜シリコン層に拡散するのを防止している。素子分
離用絶縁膜9は薄膜シリコン層31の上面(第2の主表
面)から、貼り合わせ用絶縁膜7に達するまで深く形成
されている。キャパシタ分離用絶縁膜8は薄膜シリコン
層31の第1の主表面側のn+ 不純物拡散層2をスイッ
チングトランジスタ91aの下部領域と、スイッチング
トランジスタ91bの下部領域に2分するようにn+ 不
純物拡散層2を貫通し、貼り合わせ用絶縁膜7に到達し
ている。素子分離用絶縁膜9と、キャパシタ分離用絶縁
膜8とにより、各スイッチングトランジスタに接続され
る薄膜キャパシタ41が互いに分離されている。すなわ
ち薄膜キャパシタ41の第1の電極4、誘電体薄膜5、
第2の電極6は各スイッチングトランジスタ毎に独立し
ている。各薄膜キャパシタは薄膜シリコン層31の第1
の主表面側に同一平面レベルで構成された平行平板コン
デンサを構成している。さらに各薄膜キャパシタ41の
第2の電極6はドライブ線21に接続されている。ドラ
イブ線21は紙面に垂直の方向、すなわちワード線47
と平行方向に延びる配線としてパターニングされてい
る。ドライブ線21はたとえば厚さ200nm程度のT
iN膜等で形成すればよい。
【0102】図24に示す構成によれば、下地としてS
i(100)基板1の(100)面が使用できるため、
薄膜シリコン層31の下部側(第1の主表面側)全面に
(100)配向した(Ti,Al)Nバリア金属層3、
(100)配向したSrRuO3 膜等の第1および第2
の電極4,6、さらに(100)配向した(Ba,S
r)TiO3 等の誘電体薄膜5などを安定して作成する
ことができる。誘電体薄膜は強い強誘電体薄膜の特性を
示す。また、強誘電体キャパシタの残留分極2Prは8
0μC/cm2 と大きな得値が得られ、残留分極のばら
つきやリーク電流のばらつきを抑えることができる。ま
た、薄膜キャパシタ41が2つのスイッチングトランジ
スタ91aおよび91bの下に同一平面レベルで配置さ
れているので、配線層の形成時に薄膜キャパシタの存在
による誤差がなくなり、コンタクトや配線形成工程が容
易になり、工程の簡略化や平坦化工程の簡略化が達成で
きる。また薄膜キャパシタ41の第1の電極4と薄膜シ
リコン層31をキャパシタ分離用絶縁膜8および素子分
離用絶縁膜9により同時に分離できるため製品の歩留ま
りが向上する。また、薄膜キャパシタ1が2つのスイッ
チングトランジスタ91aおよび91bを形成した薄膜
シリコン層31の下部領域に同一平面レベルで配置され
立体化されるので、薄膜シリコン層31の下のすべての
領域がキャパシタ領域として使用できる。このため各メ
モリセルにおける薄膜キャパシタの占める面積をメモリ
セルの面積を大きくせずに確保できる。その結果、FR
AMの蓄積電荷量を大きくでき、メモリセル動作マージ
ンを大きくできる。
i(100)基板1の(100)面が使用できるため、
薄膜シリコン層31の下部側(第1の主表面側)全面に
(100)配向した(Ti,Al)Nバリア金属層3、
(100)配向したSrRuO3 膜等の第1および第2
の電極4,6、さらに(100)配向した(Ba,S
r)TiO3 等の誘電体薄膜5などを安定して作成する
ことができる。誘電体薄膜は強い強誘電体薄膜の特性を
示す。また、強誘電体キャパシタの残留分極2Prは8
0μC/cm2 と大きな得値が得られ、残留分極のばら
つきやリーク電流のばらつきを抑えることができる。ま
た、薄膜キャパシタ41が2つのスイッチングトランジ
スタ91aおよび91bの下に同一平面レベルで配置さ
れているので、配線層の形成時に薄膜キャパシタの存在
による誤差がなくなり、コンタクトや配線形成工程が容
易になり、工程の簡略化や平坦化工程の簡略化が達成で
きる。また薄膜キャパシタ41の第1の電極4と薄膜シ
リコン層31をキャパシタ分離用絶縁膜8および素子分
離用絶縁膜9により同時に分離できるため製品の歩留ま
りが向上する。また、薄膜キャパシタ1が2つのスイッ
チングトランジスタ91aおよび91bを形成した薄膜
シリコン層31の下部領域に同一平面レベルで配置され
立体化されるので、薄膜シリコン層31の下のすべての
領域がキャパシタ領域として使用できる。このため各メ
モリセルにおける薄膜キャパシタの占める面積をメモリ
セルの面積を大きくせずに確保できる。その結果、FR
AMの蓄積電荷量を大きくでき、メモリセル動作マージ
ンを大きくできる。
【0103】図25を用いて本発明の第5の実施の形態
に係るFRAMの製造方法を説明する。以下の説明では
スイッチングトランジスタ91aに着目して説明するが
同時にスイッチングトランジスタ91b側の工程も進む
ことはもちろんである。
に係るFRAMの製造方法を説明する。以下の説明では
スイッチングトランジスタ91aに着目して説明するが
同時にスイッチングトランジスタ91b側の工程も進む
ことはもちろんである。
【0104】(イ)まず図25(a)に示すように、p
型Si(100)基板1の第1の主表面に深さ0.1μ
m程度のn+ 不純物拡散層2を形成する。その後、バリ
ア金属層3として膜厚10nmの(Ti,Al)N膜、
第1の電極4として膜厚20nmのSrRuO3 膜、誘
電体薄膜5としてBaのモル分率70%で厚さ20nm
のBSTO薄膜、さらに第2の電極6として厚さ20n
mのSrRuO3 膜を、基板温度600℃でRFあるい
はDCスパッタ法により大気中に出さずに連続してエピ
タキシャル成長して、薄膜キャパシタを構成する。
型Si(100)基板1の第1の主表面に深さ0.1μ
m程度のn+ 不純物拡散層2を形成する。その後、バリ
ア金属層3として膜厚10nmの(Ti,Al)N膜、
第1の電極4として膜厚20nmのSrRuO3 膜、誘
電体薄膜5としてBaのモル分率70%で厚さ20nm
のBSTO薄膜、さらに第2の電極6として厚さ20n
mのSrRuO3 膜を、基板温度600℃でRFあるい
はDCスパッタ法により大気中に出さずに連続してエピ
タキシャル成長して、薄膜キャパシタを構成する。
【0105】(ロ)次に、隣接する薄膜キャパシタを分
離するための第1の溝部および素子分離用の第2の溝部
をリソグラフィーおよびRIE法などにより、第2の電
極6、誘電体薄膜5、第1の電極4、バリア金属層3、
n+ 不純物拡散層2およびp型Si(100)基板1を
エッチングして形成する。なお、第1および第2の溝部
のエッチング加工後、誘電体薄膜5の端面におけるリー
クを防ぐために、第1および第2の電極であるSrRu
O3 膜を選択的に湿式エッチングしてアンダーカット部
分を形成する。次にSiO2 等の絶縁膜をCVD法等に
より第1および第2の溝の深さよりも厚く成膜する。そ
の後図25(a)に示すようにその表面をCMPなどに
より平坦化する。なお、このとき第2の電極6の表面を
保護するために、研磨停止層としてあらかじめTiN膜
などを形成しておき、CMP後にエッチング除去するな
どの方法を使用することができる。
離するための第1の溝部および素子分離用の第2の溝部
をリソグラフィーおよびRIE法などにより、第2の電
極6、誘電体薄膜5、第1の電極4、バリア金属層3、
n+ 不純物拡散層2およびp型Si(100)基板1を
エッチングして形成する。なお、第1および第2の溝部
のエッチング加工後、誘電体薄膜5の端面におけるリー
クを防ぐために、第1および第2の電極であるSrRu
O3 膜を選択的に湿式エッチングしてアンダーカット部
分を形成する。次にSiO2 等の絶縁膜をCVD法等に
より第1および第2の溝の深さよりも厚く成膜する。そ
の後図25(a)に示すようにその表面をCMPなどに
より平坦化する。なお、このとき第2の電極6の表面を
保護するために、研磨停止層としてあらかじめTiN膜
などを形成しておき、CMP後にエッチング除去するな
どの方法を使用することができる。
【0106】(ハ)次に図25(b)に示すように、ド
ライブ線21として室温で膜厚200nmのTiN膜を
形成し、RIE法等を併用してTiN膜のパターニング
を行う。さらに、貼り合わせ用絶縁膜7としてBPSG
膜を例えば500n程度成膜した後、例えばCMP法な
どによりその表面を平坦化し、鏡面を得る。次に、別途
支持基板10を容易し、その表面にBPSG膜11を作
成し、BPSG膜11の表面を平坦化し鏡面を得る。共
に表面が鏡面となったBPSG膜同士を突き合わせてp
型Si(100)基板と支持基板とを図25(b)に示
すように接着する。接着には、例えば900℃程度の熱
処理により行えばよい。
ライブ線21として室温で膜厚200nmのTiN膜を
形成し、RIE法等を併用してTiN膜のパターニング
を行う。さらに、貼り合わせ用絶縁膜7としてBPSG
膜を例えば500n程度成膜した後、例えばCMP法な
どによりその表面を平坦化し、鏡面を得る。次に、別途
支持基板10を容易し、その表面にBPSG膜11を作
成し、BPSG膜11の表面を平坦化し鏡面を得る。共
に表面が鏡面となったBPSG膜同士を突き合わせてp
型Si(100)基板と支持基板とを図25(b)に示
すように接着する。接着には、例えば900℃程度の熱
処理により行えばよい。
【0107】(ニ)この後図25(c)に示すように、
p型Si(100)基板1の第2の主表面から研磨して
いき、素子分離用絶縁膜9を停止層とし、例えば150
nm程度の厚さの薄膜シリコン層31を形成する。
p型Si(100)基板1の第2の主表面から研磨して
いき、素子分離用絶縁膜9を停止層とし、例えば150
nm程度の厚さの薄膜シリコン層31を形成する。
【0108】この後の工程は第2の実施の形態で説明し
た図13(g)以降の工程と同様であり説明を省略す
る。
た図13(g)以降の工程と同様であり説明を省略す
る。
【0109】[第6の実施の形態]図26は本発明の第
6の実施の形態に係るFRAMのユニットセル(メモリ
セル)2つ分に対応する部分を示す模式的な断面図であ
る。図26において、p型Si(100)基板から形成
された薄膜シリコン層31の第1の主表面側に第1の電
極4、誘電体膜5、第2の電極6から構成されたエピタ
キシャル成長による薄膜キャパシタ41が形成されてい
る。この第1の主表面に対向した第2の主表面側には2
つのスイッチングトランジスタ91aと91bとが形成
されている。スイッチングトランジスタ91aはn+ ソ
ース領域44a、n+ ドレイン領域45、ゲート酸化膜
46、ゲート電極47とから構成されている。n+ ドレ
イン領域45はスイッチングトランジスタ91bのドレ
イン領域を兼ねている。すなわちスイッチングトランジ
スタ91bはn+ ソース領域44b、ゲート酸化膜47
とから構成されている。スイッチングトランジスタ91
aおよび91bのゲート電極47はいずれもドープドポ
リシリコン層47aと高融点金属(又は高融点金属のシ
リサイド層)47bからなる2層構造である。ゲート電
極47はワード線を兼ねている。スイッチングトランジ
スタ91aおよび91bの共通のn+ ドレイン電極45
はコンタクトプラグ51を介してビット線18に接続さ
れている。2つのスイッチングトランジスタ91aおよ
び91bが形成されている薄膜シリコン層31は上部素
子分離用絶縁膜99により隣接する薄膜シリコン層と互
いに分離されている。上部素子分離用絶縁膜99は誘電
体膜5を介して下部素子分離用絶縁膜98に接続されて
いる。薄膜シリコン層31の周辺にはn+ 側拡散層14
が形成され、n+ 側拡散層14と上部素子分離用絶縁膜
99との間にはコンタクトプラグ13が形成されてい
る。さらに薄膜シリコン層31の第1の主表面側にはn
+ 不純物拡散層2が形成されている。FRAMの薄膜キ
ャパシタ41を構成する第1の電極4とn+ 不純物拡散
層2との間にはバリア金属層3が形成され、第1の電極
4を構成している元素が薄膜シリコン層31に拡散する
のを防止している。上部素子分離用絶縁膜99は薄膜シ
リコン層31の上面(第2の主表面)から、誘電体薄膜
5に達するまで形成され、下部素子分離用絶縁膜98は
誘電体薄膜5から貼り合わせ用絶縁膜7に達するまで形
成されている。上部キャパシタ分離用絶縁膜89は薄膜
シリコン層31の第1の主表面側のn+ 不純物拡散層2
をスイッチングトランジスタ91aの下部領域と、スイ
ッチングトランジスタ91bの下部領域に2分するよう
にn+ 不純物拡散層2を貫通し、誘電体薄膜5に達して
いる。下部キャパシタ分離用絶縁膜88は誘電体薄膜5
から貼り合わせ用絶縁膜7に達するまで形成されてい
る。上部素子分離用絶縁膜99と、上部キャパシタ分離
用絶縁膜89とにより、各スイッチングトランジスタに
接続される薄膜キャパシタ41の第1の電極4が互いに
分離されている。また薄膜キャパシタ41の第2の電極
6は下部素子分離用絶縁膜98と下部キャパシタ分離用
絶縁膜88により互いに分離されている。各薄膜キャパ
シタは薄膜シリコン層31の第1の主表面側に同一平面
レベルで構成された平行平板コンデンサを構成してい
る。さらに各薄膜キャパシタ41の第2の電極6はドラ
イブ線21に接続されている。ドライブ線21は紙面に
垂直の方向、すなわちワード線47と平行方向に延びる
配線としたパターニングされている。ドライブ線21は
たとえば厚さ200nm程度のTiN膜で形成すればよ
い。
6の実施の形態に係るFRAMのユニットセル(メモリ
セル)2つ分に対応する部分を示す模式的な断面図であ
る。図26において、p型Si(100)基板から形成
された薄膜シリコン層31の第1の主表面側に第1の電
極4、誘電体膜5、第2の電極6から構成されたエピタ
キシャル成長による薄膜キャパシタ41が形成されてい
る。この第1の主表面に対向した第2の主表面側には2
つのスイッチングトランジスタ91aと91bとが形成
されている。スイッチングトランジスタ91aはn+ ソ
ース領域44a、n+ ドレイン領域45、ゲート酸化膜
46、ゲート電極47とから構成されている。n+ ドレ
イン領域45はスイッチングトランジスタ91bのドレ
イン領域を兼ねている。すなわちスイッチングトランジ
スタ91bはn+ ソース領域44b、ゲート酸化膜47
とから構成されている。スイッチングトランジスタ91
aおよび91bのゲート電極47はいずれもドープドポ
リシリコン層47aと高融点金属(又は高融点金属のシ
リサイド層)47bからなる2層構造である。ゲート電
極47はワード線を兼ねている。スイッチングトランジ
スタ91aおよび91bの共通のn+ ドレイン電極45
はコンタクトプラグ51を介してビット線18に接続さ
れている。2つのスイッチングトランジスタ91aおよ
び91bが形成されている薄膜シリコン層31は上部素
子分離用絶縁膜99により隣接する薄膜シリコン層と互
いに分離されている。上部素子分離用絶縁膜99は誘電
体膜5を介して下部素子分離用絶縁膜98に接続されて
いる。薄膜シリコン層31の周辺にはn+ 側拡散層14
が形成され、n+ 側拡散層14と上部素子分離用絶縁膜
99との間にはコンタクトプラグ13が形成されてい
る。さらに薄膜シリコン層31の第1の主表面側にはn
+ 不純物拡散層2が形成されている。FRAMの薄膜キ
ャパシタ41を構成する第1の電極4とn+ 不純物拡散
層2との間にはバリア金属層3が形成され、第1の電極
4を構成している元素が薄膜シリコン層31に拡散する
のを防止している。上部素子分離用絶縁膜99は薄膜シ
リコン層31の上面(第2の主表面)から、誘電体薄膜
5に達するまで形成され、下部素子分離用絶縁膜98は
誘電体薄膜5から貼り合わせ用絶縁膜7に達するまで形
成されている。上部キャパシタ分離用絶縁膜89は薄膜
シリコン層31の第1の主表面側のn+ 不純物拡散層2
をスイッチングトランジスタ91aの下部領域と、スイ
ッチングトランジスタ91bの下部領域に2分するよう
にn+ 不純物拡散層2を貫通し、誘電体薄膜5に達して
いる。下部キャパシタ分離用絶縁膜88は誘電体薄膜5
から貼り合わせ用絶縁膜7に達するまで形成されてい
る。上部素子分離用絶縁膜99と、上部キャパシタ分離
用絶縁膜89とにより、各スイッチングトランジスタに
接続される薄膜キャパシタ41の第1の電極4が互いに
分離されている。また薄膜キャパシタ41の第2の電極
6は下部素子分離用絶縁膜98と下部キャパシタ分離用
絶縁膜88により互いに分離されている。各薄膜キャパ
シタは薄膜シリコン層31の第1の主表面側に同一平面
レベルで構成された平行平板コンデンサを構成してい
る。さらに各薄膜キャパシタ41の第2の電極6はドラ
イブ線21に接続されている。ドライブ線21は紙面に
垂直の方向、すなわちワード線47と平行方向に延びる
配線としたパターニングされている。ドライブ線21は
たとえば厚さ200nm程度のTiN膜で形成すればよ
い。
【0110】図26に示す構成によれば、下地としてS
i(100)基板1の(100)面が使用できるため、
薄膜シリコン層31の下部側(第1の主表面側)全面に
(100)配向した(Ti,Al)Nバリア金属層3、
(100)配向したSrRuO3 膜等の第1および第2
の電極4,6、さらに(100)配向した(Ba,S
r)TiO3 等の誘電体薄膜5などを安定して作成する
ことができる。誘電体薄膜は強い強誘電体薄膜の特性を
示す。また、強誘電体キャパシタの残留分極2Prは8
5μC/cm2 と大きな値が得られ、残留分極のばらつ
きやリーク電流のばらつきを抑えることができる。ま
た、薄膜キャパシタ41が2つのスイッチングトランジ
スタ91aおよび91bの下に同一平面レベルで配置さ
れているので、配線層の形成時に薄膜キャパシタの存在
による誤差がなくなり、コンタクトや配線形成工程が容
易になり、工程の簡略化や平坦化工程の簡略化が達成で
きる。また薄膜キャパシタ41の第1の電極4と薄膜シ
リコン層31を上部キャパシタ分離用絶縁膜89および
上部素子分離用絶縁膜99により同時に分離できるため
製品の歩留まりが向上する。また、薄膜キャパシタ41
が2つのスイッチングトランジスタ91aおよび91b
を形成した薄膜シリコン層31の下部領域に同一平面レ
ベルで配置され立体化されるので、薄膜シリコン層31
の下のすべての領域がキャパシタ領域として使用でき
る。このため各メモリセルにおける薄膜キャパシタの占
める面積をメモリセルの面積を大きくせずに確保でき
る。その結果、FRAMの蓄積電荷量を大きくでき、メ
モリセル動作マージンを大きくできる。
i(100)基板1の(100)面が使用できるため、
薄膜シリコン層31の下部側(第1の主表面側)全面に
(100)配向した(Ti,Al)Nバリア金属層3、
(100)配向したSrRuO3 膜等の第1および第2
の電極4,6、さらに(100)配向した(Ba,S
r)TiO3 等の誘電体薄膜5などを安定して作成する
ことができる。誘電体薄膜は強い強誘電体薄膜の特性を
示す。また、強誘電体キャパシタの残留分極2Prは8
5μC/cm2 と大きな値が得られ、残留分極のばらつ
きやリーク電流のばらつきを抑えることができる。ま
た、薄膜キャパシタ41が2つのスイッチングトランジ
スタ91aおよび91bの下に同一平面レベルで配置さ
れているので、配線層の形成時に薄膜キャパシタの存在
による誤差がなくなり、コンタクトや配線形成工程が容
易になり、工程の簡略化や平坦化工程の簡略化が達成で
きる。また薄膜キャパシタ41の第1の電極4と薄膜シ
リコン層31を上部キャパシタ分離用絶縁膜89および
上部素子分離用絶縁膜99により同時に分離できるため
製品の歩留まりが向上する。また、薄膜キャパシタ41
が2つのスイッチングトランジスタ91aおよび91b
を形成した薄膜シリコン層31の下部領域に同一平面レ
ベルで配置され立体化されるので、薄膜シリコン層31
の下のすべての領域がキャパシタ領域として使用でき
る。このため各メモリセルにおける薄膜キャパシタの占
める面積をメモリセルの面積を大きくせずに確保でき
る。その結果、FRAMの蓄積電荷量を大きくでき、メ
モリセル動作マージンを大きくできる。
【0111】本発明の第6の実施の形態に係るFRAM
は図27および図28に示すような工程で製造すること
ができる。
は図27および図28に示すような工程で製造すること
ができる。
【0112】(イ)まず図27(a)に示すように、p
型Si(100)基板1の第1の主表面に深さ0.1μ
m程度のn+ 不純物拡散層2を形成した後、バリア金属
層3として膜厚10nmの(Ti,Al)N膜、第1の
電極4として膜厚20nmのSrRuO3 膜、誘電体薄
膜5としてBaのモル分率70%で厚さ20nmのBS
TO薄膜、さらに第2の電極6として厚さ20nmのS
rRuO3 膜を、基板温度600℃でRFあるいはDC
スパッタ法により大気中に出さずに連続してエピタキシ
ャル成長する。次にドライブ線21として室温で膜厚2
00nmのTiN膜を形成し、RIE法によりパターニ
ングする。この際、ドライブ線21のパターニングに用
いたフォトレジストをマスクとして、さらに第2の電極
6もエッチングすることにより第1の溝部65、第2の
溝部66を形成する。このとき、誘電体薄膜5をエッチ
ング停止層として用いることが好ましい。
型Si(100)基板1の第1の主表面に深さ0.1μ
m程度のn+ 不純物拡散層2を形成した後、バリア金属
層3として膜厚10nmの(Ti,Al)N膜、第1の
電極4として膜厚20nmのSrRuO3 膜、誘電体薄
膜5としてBaのモル分率70%で厚さ20nmのBS
TO薄膜、さらに第2の電極6として厚さ20nmのS
rRuO3 膜を、基板温度600℃でRFあるいはDC
スパッタ法により大気中に出さずに連続してエピタキシ
ャル成長する。次にドライブ線21として室温で膜厚2
00nmのTiN膜を形成し、RIE法によりパターニ
ングする。この際、ドライブ線21のパターニングに用
いたフォトレジストをマスクとして、さらに第2の電極
6もエッチングすることにより第1の溝部65、第2の
溝部66を形成する。このとき、誘電体薄膜5をエッチ
ング停止層として用いることが好ましい。
【0113】(ロ)次に、CVD法によりSiO2 膜等
の絶縁膜を第1の溝部65、第2の溝部66の深さより
厚く例えば500nm程度成膜した後、例えばCMP法
等により平坦化を行ない、下部キャパシタ分離用絶縁膜
88、下部素子分離用絶縁膜98を図27(b)に示す
ように埋め込む。さらに、この上に貼り合わせ用絶縁膜
7を形成し、その表面を鏡面に仕上げる。
の絶縁膜を第1の溝部65、第2の溝部66の深さより
厚く例えば500nm程度成膜した後、例えばCMP法
等により平坦化を行ない、下部キャパシタ分離用絶縁膜
88、下部素子分離用絶縁膜98を図27(b)に示す
ように埋め込む。さらに、この上に貼り合わせ用絶縁膜
7を形成し、その表面を鏡面に仕上げる。
【0114】(ハ)次に別途支持基板10を用意する。
そして支持基板10の表面にBPSG膜11を作成し、
その表面を鏡面に仕上げる。この鏡面になったBPSG
膜同士7,11を突き合わせて別途用意した支持基板1
0とp型Si(100)基板1とを図27(c)に示す
ように接着する。接着は、例えば900℃程度の熱処理
により行なえばよい。次に図27(c)に示すように、
p型Si(100)基板1の第2の主表面側から研磨し
ていき、例えば150nm程度の厚さの薄膜シリコン層
31を形成する。
そして支持基板10の表面にBPSG膜11を作成し、
その表面を鏡面に仕上げる。この鏡面になったBPSG
膜同士7,11を突き合わせて別途用意した支持基板1
0とp型Si(100)基板1とを図27(c)に示す
ように接着する。接着は、例えば900℃程度の熱処理
により行なえばよい。次に図27(c)に示すように、
p型Si(100)基板1の第2の主表面側から研磨し
ていき、例えば150nm程度の厚さの薄膜シリコン層
31を形成する。
【0115】(ニ)次に、隣接するキャパシタ間分離用
の第3の溝をリソグラフィーおよびRIE法などのエッ
チング技術により形成する。このとき、誘電体薄膜5を
エッチング停止層として使用することが好ましい。次に
第3の溝の深さよりも厚いSiO2 等の絶縁膜をCVD
法により成膜後にCMPなどにより平坦化し、第3の溝
を上部キャパシタ分離用絶縁膜89で埋め込む。さら
に、RIEなどにより上部キャパシタ分離用絶縁膜89
の表面を選択的に浅くエッチバックした後、図28に示
すように単結晶シリコン電極25を埋め込む。このとき
の単結晶シリコン電極25の埋め込み方法として、アモ
ルファスシリコン層をコンフォーマルに形成した後にR
TPなどの熱処理により側壁部分より結晶化して単結晶
とする方法、選択成長CVD法などにより単結晶シリコ
ンを選択的に埋め込む方法などの公知の技術を用いれば
よい。さらに上部素子分離用絶縁膜を形成するための第
4の溝を開孔し、この第4の溝に図28に示すように上
部素子分離用絶縁膜99を埋め込む。
の第3の溝をリソグラフィーおよびRIE法などのエッ
チング技術により形成する。このとき、誘電体薄膜5を
エッチング停止層として使用することが好ましい。次に
第3の溝の深さよりも厚いSiO2 等の絶縁膜をCVD
法により成膜後にCMPなどにより平坦化し、第3の溝
を上部キャパシタ分離用絶縁膜89で埋め込む。さら
に、RIEなどにより上部キャパシタ分離用絶縁膜89
の表面を選択的に浅くエッチバックした後、図28に示
すように単結晶シリコン電極25を埋め込む。このとき
の単結晶シリコン電極25の埋め込み方法として、アモ
ルファスシリコン層をコンフォーマルに形成した後にR
TPなどの熱処理により側壁部分より結晶化して単結晶
とする方法、選択成長CVD法などにより単結晶シリコ
ンを選択的に埋め込む方法などの公知の技術を用いれば
よい。さらに上部素子分離用絶縁膜を形成するための第
4の溝を開孔し、この第4の溝に図28に示すように上
部素子分離用絶縁膜99を埋め込む。
【0116】図28は本発明の第1の実施の形態の他の
製造方法として説明した図8(d)に対応する。この後
の工程は上記第1の実施の形態の図8(e)以降の工程
と同様であり説明を省略する。図26では上部キャパシ
タ分離用絶縁膜89の中心軸と下部キャパシタ分離用絶
縁膜88の中心軸がずれている。又上部素子分離用絶縁
膜99中心軸と下部素子分離用絶縁膜98の中心軸がず
れている。これは第1の主表面側のマスクパターンに対
する第2の主表面側からのマスク合わせ、いわゆる両面
マスク合わせ時の合わせずれに起因している。しかし両
者間に電流が流れるわけではないので、図28に示した
程度の合わせずれは許容できる。両者の中心軸がぴたり
と合っていても良いことはもちろんである。
製造方法として説明した図8(d)に対応する。この後
の工程は上記第1の実施の形態の図8(e)以降の工程
と同様であり説明を省略する。図26では上部キャパシ
タ分離用絶縁膜89の中心軸と下部キャパシタ分離用絶
縁膜88の中心軸がずれている。又上部素子分離用絶縁
膜99中心軸と下部素子分離用絶縁膜98の中心軸がず
れている。これは第1の主表面側のマスクパターンに対
する第2の主表面側からのマスク合わせ、いわゆる両面
マスク合わせ時の合わせずれに起因している。しかし両
者間に電流が流れるわけではないので、図28に示した
程度の合わせずれは許容できる。両者の中心軸がぴたり
と合っていても良いことはもちろんである。
【0117】上記のように、本発明は第1乃至第6の実
施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論
述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべ
きではない。この開示から当業者には様々な代替実施の
形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。たとえば
上記実施の形態ではp型Si{100}基板を用い、n
チャネルMOSFETをスイッチングトランジスタとす
る場合で説明したが、上記説明におけるn型とp型を逆
にしてpチャネルMOSFETをスイッチングトランジ
スタとしてもよいことはもちろんである。またCMOS
構成にしてもよい。また上記説明においては薄膜キャパ
シタの第1および第2の電極をSrRuO3 膜とする場
合について述べたが、電極材料はSrRuO3 膜に限ら
れるものではない。第1の電極の少なくとも一部又は第
2の電極の少なくとも一部が、立方晶結晶の{100}
面ないしは正方晶結晶の{001}面で構成されていれ
ばよく、たとえばSrRuO3 以外のSrMoO3 ,S
rNiO3 ,(La,Sr)CuO3 等の材料でもかま
わない。
施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論
述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべ
きではない。この開示から当業者には様々な代替実施の
形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。たとえば
上記実施の形態ではp型Si{100}基板を用い、n
チャネルMOSFETをスイッチングトランジスタとす
る場合で説明したが、上記説明におけるn型とp型を逆
にしてpチャネルMOSFETをスイッチングトランジ
スタとしてもよいことはもちろんである。またCMOS
構成にしてもよい。また上記説明においては薄膜キャパ
シタの第1および第2の電極をSrRuO3 膜とする場
合について述べたが、電極材料はSrRuO3 膜に限ら
れるものではない。第1の電極の少なくとも一部又は第
2の電極の少なくとも一部が、立方晶結晶の{100}
面ないしは正方晶結晶の{001}面で構成されていれ
ばよく、たとえばSrRuO3 以外のSrMoO3 ,S
rNiO3 ,(La,Sr)CuO3 等の材料でもかま
わない。
【0118】また誘電体膜としてBSTO薄膜を用いる
場合について説明したが、誘電体薄膜の少なくとも一部
が、立方晶ペロブスカイト結晶の{100}面か、正方
晶ないし層状ペロブスカイト結晶の{001}面で構成
されていればBSTO薄膜でなくてもよい。すなわち誘
電体薄膜は一般式ABO3 で表され、AはBa,Sr,
Caからなる群より選ばれた少なくとも1種、BはT
i,Zr,Hf,Sn,(Mg1/3 Nb2/3 ),(Mg
1/3 Ta2/3 ),(Zn1/3 Mb2/3 ),(Zn1/3 T
a2/3 ),(Mg1/2 Te1/2 ),(Co
1/2 W1/2 ),(Mg1/2 W1/ 2 ),(Mn
1/2 W1/2 ),(Sc1/2 Nb1/2 ),(Mn1/2 Nb
1/2 ),(Sc1/2 Ta1/2 ),(Fe1/2 N
b1/2 ),(In1/2 Nb1/2 ),(Fe1/ 2 T
a1/2 ),(Cd1/3 Nb2/3 ),(Co1/3 T
a2/3 ),(Ni1/3 Nb2/3 ),(Co1/3 T
a2/3 ),(Ni1/3 Ta2/3 )からなる群より選ばれ
た少なくとも1種からなるペロブスカイト型結晶であれ
ば良い。このように本発明はここでは記載していない様
々な実施の形態や材料を包含するということを理解すべ
きである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特
許請求の範囲記載の発明特定事項によってのみ限定され
るものである。
場合について説明したが、誘電体薄膜の少なくとも一部
が、立方晶ペロブスカイト結晶の{100}面か、正方
晶ないし層状ペロブスカイト結晶の{001}面で構成
されていればBSTO薄膜でなくてもよい。すなわち誘
電体薄膜は一般式ABO3 で表され、AはBa,Sr,
Caからなる群より選ばれた少なくとも1種、BはT
i,Zr,Hf,Sn,(Mg1/3 Nb2/3 ),(Mg
1/3 Ta2/3 ),(Zn1/3 Mb2/3 ),(Zn1/3 T
a2/3 ),(Mg1/2 Te1/2 ),(Co
1/2 W1/2 ),(Mg1/2 W1/ 2 ),(Mn
1/2 W1/2 ),(Sc1/2 Nb1/2 ),(Mn1/2 Nb
1/2 ),(Sc1/2 Ta1/2 ),(Fe1/2 N
b1/2 ),(In1/2 Nb1/2 ),(Fe1/ 2 T
a1/2 ),(Cd1/3 Nb2/3 ),(Co1/3 T
a2/3 ),(Ni1/3 Nb2/3 ),(Co1/3 T
a2/3 ),(Ni1/3 Ta2/3 )からなる群より選ばれ
た少なくとも1種からなるペロブスカイト型結晶であれ
ば良い。このように本発明はここでは記載していない様
々な実施の形態や材料を包含するということを理解すべ
きである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特
許請求の範囲記載の発明特定事項によってのみ限定され
るものである。
【0119】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、薄
膜シリコン層の第1の主表面にエピタキシャルキャパシ
タを形成し、第2の主表面にトランジスタを形成するこ
とが可能であり、信頼性の高く、ギガビット・クラス以
上に超高集積化したDRAMやFRAM等の半導体記憶
装置の提供が容易になる。
膜シリコン層の第1の主表面にエピタキシャルキャパシ
タを形成し、第2の主表面にトランジスタを形成するこ
とが可能であり、信頼性の高く、ギガビット・クラス以
上に超高集積化したDRAMやFRAM等の半導体記憶
装置の提供が容易になる。
【0120】本発明の製造工程は簡単であり、歩留りや
生産性が高く、その工業的価値は極めて大きい。
生産性が高く、その工業的価値は極めて大きい。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るDRAMのメ
モリセル部を示す模式的断面図である。
モリセル部を示す模式的断面図である。
【図2】図2(a)は本発明の第1の実施の形態に係る
DRAMのキャパシタ分離用絶縁膜、素子分離用絶縁
膜、ワード線を示す平面図で、図2(b)は本発明の第
1の実施の形態に係るDRAMの等価回路を示す図であ
る。
DRAMのキャパシタ分離用絶縁膜、素子分離用絶縁
膜、ワード線を示す平面図で、図2(b)は本発明の第
1の実施の形態に係るDRAMの等価回路を示す図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るDRAMの製
造方法を説明するための模式的な工程断面図である(そ
の1)。
造方法を説明するための模式的な工程断面図である(そ
の1)。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るDRAMの製
造方法を説明するための模式的な工程断面図である(そ
の2)。
造方法を説明するための模式的な工程断面図である(そ
の2)。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るDRAMの製
造方法を説明するための模式的な工程断面図である(そ
の3)。
造方法を説明するための模式的な工程断面図である(そ
の3)。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るDRAMの製
造方法を説明するための模式的な工程断面図である(そ
の4)。
造方法を説明するための模式的な工程断面図である(そ
の4)。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るDRAMの他
の製造方法を説明するための模式的な工程断面図である
(その1)。
の製造方法を説明するための模式的な工程断面図である
(その1)。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係るDRAMの他
の製造方法を説明するための模式的な工程断面図である
(その2)。
の製造方法を説明するための模式的な工程断面図である
(その2)。
【図9】キャパシタ分離用マスクパターンと素子分離用
マスクパターンを示す図である。
マスクパターンを示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係るDRAMの
メモリセル部を示す模式的断面図である。
メモリセル部を示す模式的断面図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係るDRAMの
製造方法を説明するための模式的な工程断面図である
(その1)。
製造方法を説明するための模式的な工程断面図である
(その1)。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係るDRAMの
製造方法を説明するための模式的な工程断面図である
(その2)。
製造方法を説明するための模式的な工程断面図である
(その2)。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係るDRAMの
製造方法を説明するための模式的な工程断面図である
(その3)。
製造方法を説明するための模式的な工程断面図である
(その3)。
【図14】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMの
メモリセル部を示す模式的な断面図である。
メモリセル部を示す模式的な断面図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMの
製造方法を説明するための模式的な工程断面図である
(その1)。
製造方法を説明するための模式的な工程断面図である
(その1)。
【図16】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMの
製造方法を説明するための模式的な工程断面図である
(その2)。
製造方法を説明するための模式的な工程断面図である
(その2)。
【図17】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMの
製造方法を説明するための模式的な工程断面図である
(その3)。
製造方法を説明するための模式的な工程断面図である
(その3)。
【図18】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMの
製造方法を説明するための模式的な工程断面図である
(その3)。
製造方法を説明するための模式的な工程断面図である
(その3)。
【図19】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMの
他の製造方法を説明するための模式的な工程断面図であ
る(その1)。
他の製造方法を説明するための模式的な工程断面図であ
る(その1)。
【図20】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMの
他の製造方法を説明するための模式的な工程断面図であ
る(その2)。
他の製造方法を説明するための模式的な工程断面図であ
る(その2)。
【図21】本発明の第3の実施の形態に係るDRAMの
他の製造方法を説明するための模式的な工程断面図であ
る(その3)。
他の製造方法を説明するための模式的な工程断面図であ
る(その3)。
【図22】本発明の第4の実施の形態に係るSOI−D
RAMのメモリセル部を示す模式的断面図である。
RAMのメモリセル部を示す模式的断面図である。
【図23】本発明の第4の実施の形態に係るSOI−D
RAMの製造方法を説明するための模式的な工程断面図
である。
RAMの製造方法を説明するための模式的な工程断面図
である。
【図24】本発明の第5の実施の形態に係るFRAMの
メモリセル部を示す模式的断面図である。
メモリセル部を示す模式的断面図である。
【図25】本発明の第5の実施の形態に係るFRAMの
製造方法を説明するための模式的な工程断面図である。
製造方法を説明するための模式的な工程断面図である。
【図26】本発明の第6の実施の形態に係るFRAMの
メモリセル部を示す模式的断面図である。
メモリセル部を示す模式的断面図である。
【図27】本発明の第6の実施の形態に係るFRAMの
他の製造方法を説明するための模式的な工程断面図であ
る(その1)。
他の製造方法を説明するための模式的な工程断面図であ
る(その1)。
【図28】本発明の第6の実施の形態に係るFRAMの
他の製造方法を説明するための模式的な工程断面図であ
る(その2)。
他の製造方法を説明するための模式的な工程断面図であ
る(その2)。
1 第1導電型半導体基板(たとえばp型Si(10
0)基板) 2 不純物拡散層 3 バリア金属層 3p 多結晶化したバリア金属層 4 第1の電極 4p 多結晶化した第1の電極 5 誘電体薄膜 5p 多結晶化した誘電体薄膜 6 第2の電極 6p 多結晶化した第2の電極 7 貼り合わせ用絶縁膜 8 キャパシタ分離用絶縁膜 9 素子分離用絶縁膜 10 支持基板 11 支持基板の貼り合わせ用絶縁膜 13,51 コンタクトプラグ 14 側壁拡散層 18 ビット線 19,20 層間絶縁膜 21 ドライブ線 22 プレート電極 23 キャパシタ分離用マスクパターン 24 素子分離用マスクパターン 26 埋め込み絶縁膜 31 薄膜シリコン層 41 薄膜キャパシタ 44 n+ ソース領域 45 n+ ドレイン領域 46 ゲート酸化膜 47 ゲート電極(ワード線) 47a 多結晶シリコン層 47b 高融点金属シリサイド層(又は高融点金属層) 57 ワード線 61,62,63,64,65,66 溝部(トレン
チ) 88 下部キャパシタ分離用絶縁膜 89 上部キャパシタ分離用絶縁膜 91,91a,91b,92a,92b,93a,93
b スイッチングトランジスタ 98 下部素子分離用絶縁膜 99 上部素子分離用絶縁膜 126 ワード線選択回路 127 ドライブ線駆動回路 128 センスアンプ
0)基板) 2 不純物拡散層 3 バリア金属層 3p 多結晶化したバリア金属層 4 第1の電極 4p 多結晶化した第1の電極 5 誘電体薄膜 5p 多結晶化した誘電体薄膜 6 第2の電極 6p 多結晶化した第2の電極 7 貼り合わせ用絶縁膜 8 キャパシタ分離用絶縁膜 9 素子分離用絶縁膜 10 支持基板 11 支持基板の貼り合わせ用絶縁膜 13,51 コンタクトプラグ 14 側壁拡散層 18 ビット線 19,20 層間絶縁膜 21 ドライブ線 22 プレート電極 23 キャパシタ分離用マスクパターン 24 素子分離用マスクパターン 26 埋め込み絶縁膜 31 薄膜シリコン層 41 薄膜キャパシタ 44 n+ ソース領域 45 n+ ドレイン領域 46 ゲート酸化膜 47 ゲート電極(ワード線) 47a 多結晶シリコン層 47b 高融点金属シリサイド層(又は高融点金属層) 57 ワード線 61,62,63,64,65,66 溝部(トレン
チ) 88 下部キャパシタ分離用絶縁膜 89 上部キャパシタ分離用絶縁膜 91,91a,91b,92a,92b,93a,93
b スイッチングトランジスタ 98 下部素子分離用絶縁膜 99 上部素子分離用絶縁膜 126 ワード線選択回路 127 ドライブ線駆動回路 128 センスアンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−154389(JP,A) 特開 平7−142607(JP,A) 特開 平8−213487(JP,A) 特開 平8−335672(JP,A) 特開 昭63−244770(JP,A) 特開 昭59−110155(JP,A) 特開 平4−78166(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8242 H01L 27/105 H01L 27/108
Claims (10)
- 【請求項1】 第1の主表面とこれに対向した第2の主
表面とを有するSi基板からなる薄膜シリコン層と、 該第1の主表面に接し、前記薄膜シリコン層の結晶方位
の配向を有したエピタキシャル成長薄膜からなるバリア
金属層と、 該バリア金属層に接し、前記配向を有したエピタキシャ
ル成長薄膜からなる第1の電極層と、 該第1の電極層に接し、前記配向を有したエピタキシャ
ル強誘電体膜若しくはエピタキシャル高誘電体膜よりな
る誘電体薄膜層と、 該誘電体薄膜層に接した第2の電極層と、 前記 第2の主表面側に形成されたスイッチングトランジ
スタと、 前記第1の主表面側の前記薄膜シリコン層に一部が埋め
込まれ、且つ他の一部が少なくとも前記バリア金属層及
び前記第1の電極層を貫通するキャパシタ分離用絶縁膜
と、 前記第1の主表面から前記第2の主表面に至る厚さより
も厚く、且つ前記第1及び第2の主表面に対して垂直な
側壁で、前記薄膜シリコン層の周囲を囲む素子分離用絶
縁膜 とを少なくとも具備するメモリセル部を複数個有す
ることを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記第1又は第2の電極層の少なくとも
一部が、立方晶結晶の{100}面、若しくは正方晶結
晶の{001}面で構成されていることを特徴とする請
求項1記載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】 前記誘電体薄膜層が、複数の前記メモリ
セル部の下部に連続して全面に形成されていることを特
徴とする請求項1又は2記載の半導体記憶装置。 - 【請求項4】 前記誘電体薄膜層の一部が多結晶薄膜層
になっていることを特徴とする請求項1から3のいずれ
か1項に記載の半導体記憶装置。 - 【請求項5】 前記薄膜シリコン層と前記素子分離用絶
縁膜との間において、前記スイッチングトランジスタの
主電極領域と前記第1の電極層とを接続する ポリシリコ
ンからなるコンタクトプラグを更に備えることを特徴と
する請求項1から4のいずれか1項に記載の半導体記憶
装置。 - 【請求項6】 前記キャパシタ分離用絶縁膜は、更に前
記誘電体薄膜層と前記第2の電極層とを貫通しているこ
とを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の
半導体記憶装置。 - 【請求項7】 互いに対向する第1及び第2の主表面を
有する半導体基板の第1の主表面の上方にキャパシタの
第1の電極層をエピタキシャル成長する工程と、該第1の電極層を貫通し、更に前記半導体基板の第1の
主表面の一部を選択的に除去して第1及び第2の溝部を
形成する工程と、 該第1の溝部にキャパシタ分離用絶縁膜、該第2の溝部
に素子分離用絶縁膜を埋め込む工程と、 前記第1の電極層、前記キャパシタ分離用絶縁及び前記
素子分離用絶縁膜の上部に誘電体薄膜層をエピタキシャ
ル成長する工程と、 該誘電体薄膜層の上部に、キャパシタの第2の電極層を
形成する工程と、 支持基板を用意し、貼り合わせ用絶縁膜を介して、前記
半導体基板の第1の主表面の上部に形成された表面と該
支持基板とを接合する工程と、 前記半導体基板の第2の主表面側の一部を除去し、前記
半導体基板の厚みを調整する工程と、 前記半導体基板の第2の主表面側にスイッチングトラン
ジスタを形成する工程とを少なくとも有することを特徴
とする半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項8】 互いに対向する第1及び第2の主表面を
有する半導体基板の第1の主表面の上方にキャパシタの
第1の電極層をエピタキシャル成長する工程と、 該第1の電極層の上部に誘電体薄膜層をエピタキシャル
成長する工程と、 該誘電体薄膜層の上部に、キャパシタの第2の電極層を
形成する工程と、 該第2の電極層、前記誘電体薄膜層、前記第1の電極層
を貫通し、更に前記半導体基板の第1の主表面の一部を
選択的に除去して第1及び第2の溝部を形成する工程
と、 該第1の溝部にキャパシタ分離用絶縁膜、該第2の溝部
に素子分離用絶縁膜を埋め込む工程と、支持基板を用意し、貼り合わせ用絶縁膜を介して、前記
第2の電極層と前記支持基板とを接合する工程と、 前記半導体基板の第2の主表面側の一部を除去し、前記
半導体基板の厚みを調整する工程と、 前記半導体基板の第2の主表面側にスイッチングトラン
ジスタを形成する工程 とを少なくとも有することを特徴
とする半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項9】 互いに対向する第1及び第2の主表面を
有する半導体基板の第1の主表面の上方にキャパシタの
第1の電極層をエピタキシャル成長する工程と、 該第1の電極層の上部に誘電体薄膜層をエピタキシャル
成長する工程と、 該誘電体薄膜層の上部に、キャパシタの第2の電極層を
形成する工程と、 支持基板を用意し、貼り合わせ用絶縁膜を介して、前記
第2の電極層と前記支持基板とを接合する工程と、 前記半導体基板の第2の主表面側の一部を除去し、前記
半導体基板の厚みを調整する工程と、 前記半導体基板の第2の主表面から前記誘電体薄膜層に
達する溝部を形成する工程と、 該溝部に素子分離用絶縁膜を埋め込む工程と、前記半導体基板の第2の主表面側にスイッチングトラン
ジスタを形成する工程 とを少なくとも有することを特徴
とする半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項10】 前記第2の電極をエピタキシャル成長
する工程の後、 前記第2の電極層、前記誘電体薄膜層、前記第1の電極
層を貫通し、更に前記半導体基板の第1の主表面の一部
を選択的に除去して他の溝部を形成する工程と、 該他の溝部にキャパシタ分離用絶縁膜を埋め込む工程と
を更に有することを特徴とする請求項9に記載の半導体
記憶装置の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23499197A JP3311276B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 半導体記憶装置およびその製造方法 |
| US09/143,400 US6242298B1 (en) | 1997-08-29 | 1998-08-28 | Semiconductor memory device having epitaxial planar capacitor and method for manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23499197A JP3311276B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 半導体記憶装置およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1174477A JPH1174477A (ja) | 1999-03-16 |
| JP3311276B2 true JP3311276B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=16979445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23499197A Expired - Fee Related JP3311276B2 (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 半導体記憶装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3311276B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3655175B2 (ja) | 2000-06-30 | 2005-06-02 | 株式会社東芝 | 半導体記憶装置の製造方法 |
| KR20230147659A (ko) * | 2021-02-17 | 2023-10-23 | 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 | 더 짧은 커패시터 높이 및 양자 메모리 dram을 위한 커패시터 유전체 |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP23499197A patent/JP3311276B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1174477A (ja) | 1999-03-16 |
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