JP3311177B2 - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法

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JP3311177B2
JP3311177B2 JP29087694A JP29087694A JP3311177B2 JP 3311177 B2 JP3311177 B2 JP 3311177B2 JP 29087694 A JP29087694 A JP 29087694A JP 29087694 A JP29087694 A JP 29087694A JP 3311177 B2 JP3311177 B2 JP 3311177B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のアプリケーショ
ンに基づいて処理された印刷情報をプリンタに出力する
情報処理装置および情報処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の情報処理装置において、
プリンタ装置に対する印刷モード設定方法では、ユーザ
がアプリケーションソフトから印刷機能を利用すると
き、印刷に先立ってプリンタが備えるさまざまな機能を
使うための設定を行う。
【0003】その時に、一般的にWindows(商品
名)に代表されるような印刷機能が仮想化されたシステ
ムにおいては、アプリケーションから印刷プログラムが
分離されているため、コンピュータに接続されているプ
リンタ本体を制御するための汎用印刷プログラム(以
降、プリンタドライバと呼ぶ)の印刷モード設定機能を
利用して行っている。
【0004】そして、複数のアプリケーションにおい
て、この印刷モード設定機能によって設定された印刷設
定は共有されている。
【0005】また、この種の情報処理装置において、プ
リンタ装置に対するドキュメント情報印刷方法では、印
刷データとともにドキュメントについての情報としてド
キュメント名称や作成日時,作成者,ページ番号,総ペ
ージ数といった付加的な情報(以降、ドキュメント情報
と呼ぶ)を印刷することでドキュメントについて様々な
情報を提供している。
【0006】これにより、ドキュメント閲覧者はドキュ
メントの作成元の情報を得たり、ドキュメントの順番や
欠落を確認できたり、と付加される情報次第で有益なも
のとなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような印刷モード設定方法では、アプリケーション側に
印刷モード設定機能を持つことなく、複数のアプリケー
ションで共有されるプリンタドライバの提供する印刷モ
ード設定機能を利用することで実現しているために、ア
プリケーション自身で印刷設定を保持していない。
【0008】そのため、あるアプリケーションで設定さ
れた印刷設定は、プリンタドライバによって保持される
が、それ以後に別のアプリケーションによって印刷モー
ド設定が行われた場合、印刷設定は更新され過去の設定
はすべて失われてしまうことになる。
【0009】このように、アプリケーション毎に必要と
する印刷モード設定は異なるのに、従来のプリンタドラ
イバでは最後に設定された印刷モードしか保持していな
いために、アプリケーションを変えるたびに印刷設定を
やり直す必要があるという問題点があった。
【0010】また、従来のドキュメント情報印刷方法に
よれば、ドキュメントに付加する情報をヘッダあるいは
フッタとして印刷用紙の上端あるいは下端に印刷される
のが一般的であった。
【0011】この場合、ドキュメントデータとともに印
刷されるために、付加情報が多くなると印刷結果が雑多
になってしまい肝心のドキュメントデータが見難くなっ
てしまいがちであった。
【0012】また、限られた印刷面にドキュメントデー
タに加えてドキュメント情報も一緒に印刷するのである
から、必然と1ページに印刷できるドキュメントデータ
の容量が減少してしまい、それにともなってドキュメン
トの印刷ページ数が増加してしまうという問題点があっ
た。
【0013】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、記憶装置上に存在す
る印刷設定処理を呼び出したアプリケーションに対応す
る複数の印刷設定から印刷設定を選択し、記憶装置上に
存在する印刷設定処理を呼び出したアプリケーションに
対応する複数の印刷設定を順次呼び出し表示さして、読
み込まれた印刷設定をデフォルトの印刷設定に再設定す
ることにより、各アプリケーション切り換え毎に必要と
された印刷設定情報の再設定処理を不要として、登録さ
れたあるいは変更した印刷設定情報に従う印刷処理を効
率よく行える情報処理装置および情報処理方法を提供す
ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、印刷設定処理を呼び出したアプリケーションに対応
する印刷設定が記憶装置上に存在するか否かを判定する
判定手段と、前記判定手段により印刷設定処理を呼び出
したアプリケーションに対応する印刷設定が記憶装置上
に存在すると判定された場合、記憶装置から該当する印
刷設定を読み込む読み込み手段と、前記判定手段により
印刷設定処理を呼び出したアプリケーションに対応する
印刷設定が記憶装置上に存在しないと判定された場合、
デフォルトの印刷設定を作成する作成手段と、前記読み
込み手段により読み込まれた印刷設定あるいは前記作成
手段により作成されたデフォルトの印刷設定を表示装置
に表示させる手段と、記憶装置上に存在する印刷設定処
理を呼び出したアプリケーションに対応する複数の印刷
設定から印刷設定を選択する手段とを有することを特徴
とする。
【0015】本発明に係る第2の発明は、印刷設定処理
を呼び出したアプリケーションに対応する印刷設定が記
憶装置上に存在するか否かを判定する判定手段と、前記
判定手段により印刷設定処理を呼び出したアプリケーシ
ョンに対応する印刷設定が記憶装置上に存在すると判定
された場合、記憶装置から該当する印刷設定を読み込む
読み込み手段と、前記判定手段により印刷設定処理を呼
び出したアプリケーションに対応する印刷設定が記憶装
置上に存在しないと判定された場合、デフォルトの印刷
設定を作成する作成手段と、前記読み込み手段により読
み込まれた印刷設定あるいは前記作成手段により作成さ
れたデフォルトの印刷設定を表示装置に表示させる手段
と、記憶装置上に存在する印刷設定処理を呼び出したア
プリケーションに対応する複数の印刷設定を順次呼び出
し表示させる手段とを有することを特徴とする。
【0016】本発明に係る第3の発明は、印刷設定処理
を呼び出したアプリケーションに対応する印刷設定が記
憶装置上に存在するか否かを判定する判定手段と、前記
判定手段により印刷設定処理を呼び出したアプリケーシ
ョンに対応する印刷設定が記憶装置上に存在すると判定
された場合、記憶装置から該当する印刷設定を読み込む
読み込み手段と、前記判定手段により印刷設定処理を呼
び出したアプリケーションに対応する印刷設定が記憶装
置上に存在しないと判定された場合、デフォルトの印刷
設定を作成する作成手段と、前記読み込み手段により読
み込まれた印刷設定あるいは前記作成手段により作成さ
れたデフォルトの印刷設定を表示装置に表示させる手段
と、前記読み込み手段により読み込まれた印刷設定をデ
フォルトの印刷設定に再設定する手段とを有することを
特徴とする。
【0017】本発明に係る第4の発明は、印刷設定処理
を呼び出したアプリケーションに対応する印刷設定が記
憶装置上に存在するか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより印刷設定処理を呼び出したアプ
リケーションに対応する印刷設定が記憶装置上に存在す
ると判定された場合、記憶装置から該当する印刷設定を
読み込む読み込みステップと、前記判定ステップにより
印刷設定処理を呼び出したアプリケーションに対応する
印刷設定が記憶装置上に存在しないと判定された場合、
デフォルトの印刷設定を作成する作成ステップと、前記
読み込みステップにより読み込まれた印刷設定あるいは
前記作成ステップにより作成されたデフォルトの印刷設
定を表示装置に表示させるステップと、記憶装置上に存
在する印刷設定処理を呼び出したアプリケーションに対
応する複数の印刷設定から印刷設定を選択するステップ
とを有することを特徴とする。
【0018】本発明に係る第5の発明は、印刷設定処理
を呼び出したアプリケーションに対応する印刷設定が記
憶装置上に存在するか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより印刷設定処理を呼び出したアプ
リケーションに対応する印刷設定が記憶装置上に存在す
ると判定された場合、記憶装置から該当する印刷設定を
読み込む読み込みステップと、前記判定ステップにより
印刷設定処理を呼び出したアプリケーションに対応する
印刷設定が記憶装置上に存在しないと判定された場合、
デフォルトの印刷設定を作成する作成ステップと、前記
読み込みステップにより読み込まれた印刷設定あるいは
前記作成ステップにより作成されたデフォルトの印刷設
定を表示装置に表示させるステップと、記憶装置上に存
在する印刷設定処理を呼び出したアプリケーションに対
応する複数の印刷設定を順次呼び出し表示させるステッ
プとを有することを特徴とする。
【0019】本発明に係る第6の発明は、印刷設定処理
を呼び出したアプリケーションに対応する印刷設定が記
憶装置上に存在するか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより印刷設定処理を呼び出したアプ
リケーションに対応する印刷設定が記憶装置上に存在す
ると判定された場合、記憶装置から該当する印刷設定を
読み込む読み込みステップと、前記判定ステップにより
印刷設定処理を呼び出したアプリケーションに対応する
印刷設定が記憶装置上に存在しないと判定された場合、
デフォルトの印刷設定を作成する作成ステップと、前記
読み込みステップにより読み込まれた印刷設定あるいは
前記作成ステップにより作成されたデフォルトの印刷設
定を表示装置に表示させるステップと、前記読み込みス
テップ読み込まれた印刷設定をデフォルトの印刷設定に
再設定するステップとを有することを特徴とする。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【実施例】
〔第1実施例〕図1は本発明の第1実施例を示す情報処
理装置の構成を説明するブロック図である。
【0047】図において、11は中央処理装置で、記憶
装置(命令用)12,記憶装置(データ用)13,表示
装置14,入力装置15,通信装置16等からその主要
部が構成されている。
【0048】図2は、図1に示した表示装置14に表示
される印刷モード設定画面の一例を示す図である。
【0049】図において、21は印刷モード設定ウイン
ドウで、情報処理装置における入力装置15を構成する
キーボードまたはポインティングデバイスにより、印刷
要求が指示された場合に表示される。22〜25は指示
ボタンで、設定された印刷モードのOK,キャンセル,
次候補,デフォルト等をカーソル27あるいはファンク
ションキー等で指示する。26はクローズボックスで、
該ボックスをカーソル27で指示することにより、該印
刷モード設定ウインドウ21が表示画面から消失され
る。
【0050】なお、ウインドウ内に表示された項目は、
一例であって、その他の印刷モード設定項目を含むもの
であってもよい。すなわち、印刷装置の機能(カラー機
能,シート後処理機能,両面印刷機能)によって決定さ
れる。
【0051】ウインドウ21は、ユーザが印刷モード設
定を行う際に表示装置14に表示され、マウスに代表さ
れるような入力装置15によってユーザ自身が操作す
る。
【0052】以下、本実施例と第1〜第5の発明の各手
段との対応及びその作用について図1,図2等を参照し
て説明する。
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
【0058】以下、図3に示すフローチャートを参照し
て本発明に係る情報処理装置の印刷プリント制御方法に
ついて説明する。
【0059】図3は本発明に係る情報処理装置のプリン
ト制御方法の一実施例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(3)は各ステップを示し、本実施例で
は、印刷モード設定方法に対応する。
【0060】
【0061】
【0062】
【0063】なお、以下の各ステップは、処理の実現に
必要なプログラムが記憶装置(命令用)12から読み出
され、これを中央処理装置11によって実行される。ま
た、本実施例における画面への表示はすべて表示装置1
4に行われるとともにユーザからの設定操作はすべて入
力装置15によって行われる。
【0064】一般にWindows(商品名)に代表さ
れるように、印刷機能がアプリケーションソフトウエア
から分離され仮想化されているシステムにおいては、ア
プリケーションソフトから印刷機能を利用しようとする
ときシステムを経由して印刷機能を実現するためのプリ
ンタドライバが呼び出される。
【0065】本実施例による印刷モード設定処理も、こ
のようにアプリケーションが印刷設定を行おうとすると
きに呼び出され処理が開始するものとする。
【0066】先ず、最初にアプリケーション名取得ステ
ップ(1)により、プリンタドライバは印刷設定処理を
呼び出したアプリケーション名を取得する。ここで扱う
アプリケーション名とは、製品名やプログラム名である
必要はなく、一意にアプリケーションを限定することの
できる情報でよい。また、プリンタドライバの動作する
システムによって取得できるアプリケーション情報が異
なるため、アプリケーション名は限定しない。
【0067】次に、印刷設定検索ステップ(2)によ
り、先に取得したアプリケーション名で登録された印刷
設定が記憶装置(データ用)13上に存在しているか検
索する。そして、印刷設定有無判定ステップ(3)によ
り、過去に同一名称のアプリケーションにより設定され
た印刷設定が存在すると判定されたときには、印刷設定
読み込みステップ(4)により、記憶装置(データ用)
13から該当する印刷設定情報を読み込む。
【0068】また、前記印刷設定有無判定ステップ
(3)により、該当する印刷設定が存在しないと判定さ
れたときには、デフォルト印刷設定作成ステップ(5)
により、あらかじめ決定されている汎用的な印刷設定情
報にしたがって印刷設定を作成する。
【0069】最後に、印刷設定初期化ステップ(6)に
おいて、前述の印刷設定読み込みステップ(4)あるい
はデフォルト印刷設定作成ステップ(5)のいずれかに
おいて取得された印刷設定情報に基づいてプリンタドラ
イバを呼び出したアプリケーション用の印刷設定を作成
し、これを印刷設定画面表示ステップ(7)において、
印刷設定画面を表示装置14に表示して、処理をリター
ンする。
【0070】上記実施例においては、記憶装置(データ
用)13上に該当する印刷設定情報がいくつあっても1
つの印刷設定しか利用することができないが、複数の印
刷設定情報があったときに、これらを選択するステッ
プ、もしくは順番に呼び出すステップを加えることによ
って、1つのアプリケーションに対して1つの印刷設定
と限られることなく利用形態に合わせて多様な印刷設定
を保持しておくことができ効果的である。
【0071】また、上記実施例によって実現される印刷
設定の呼び出しに加えて、デフォルトの印刷設定に再設
定するステップを追加することによって、新規の印刷設
定を作成する際に便利になる。
【0072】これにより、複数のアプリケーションが利
用される環境において、アプリケーションを変えても、
印刷設定をやり直すことなくそのアプリケーション自身
が過去に設定した印刷設定を利用できるようになり、一
度設定しておけば以後、常にそれぞれのアプリケーショ
ンに適した印刷設定での印刷を即座に実現できるように
なる。 〔第2実施例〕図4は本発明の第2実施例を示す情報処
理装置の構成を説明するブロック図である。
【0073】図において、31はCPUで、記憶装置3
3に記憶されたシステムプログラム,アプリケーション
プログラムに基づいてバス37に接続された各メモリ3
2,表示装置34,入力装置35,出力装置36等のア
クセスを制御している。
【0074】なお、プリンタ装置は出力装置36に接続
されており、CPU31による印刷プログラムの実行に
より出力装置36を介して印刷データの出力が行われ
る。
【0075】また、本実施例で用いられるプリンタ装置
における両面印刷は、連続する印刷データの奇数ページ
を表に、偶数ページを裏に受け取った順に印刷していく
方式を取るもので、印刷用紙の反転はプリンタ装置に内
蔵される反転ユニットにより行われる。
【0076】図5は本発明に係る情報処理装置における
ドキュメント情報印刷処理出力状態を示す模式図であ
る。による印刷結果を例示するものでああり、(a)は
印刷用紙の片面だけにドキュメントデータおよびドキュ
メント情報を印刷した場合に対応し、(b)は本実施例
が適用されたドキュメント情報印刷方法における印刷出
力結果を例示するものであり、印刷用紙の表側にドキュ
メントデータが印刷され、裏側にドキュメント情報が印
刷されている場合に対応する。
【0077】
【0078】
【0079】
【0080】
【0081】
【0082】
【0083】以下、図6に示すフローチャートを参照し
て本発明に係る情報処理装置のプリント制御方法につい
て説明する。
【0084】図6は本発明に係る情報処理装置のプリン
ト制御方法の一実施例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(12)は各ステップを示し、本実施例で
はドキュメント情報印刷方法に対応する。
【0085】
【0086】
【0087】
【0088】図7は本発明に係る情報処理装置における
プリント制御方法による印刷出力のようすを示す図であ
り、ドキュメント情報が印刷された面が上面で出力され
ているためドキュメントの確認が容易になる。
【0089】なお、以下の各ステップは、処理の実現に
必要なプログラムが記憶装置33内から読み出され、こ
れを中央処理装置31によって実行される。また、入力
装置35によるユーザからの印刷指示の結果、情報処理
装置上に印刷プログラムが起動される。この印刷プログ
ラムが印刷要求を受け取ると、図6の処理が呼び出され
る。
【0090】まず、ドキュメント情報取得ステップ
(1)により、印刷要求のあったドキュメントに関する
情報を渡されたドキュメント名称をもとにして取得す
る。ここで、取得される情報は本発明の適用される情報
処理装置およびドキュメント・ファイル形式に依存する
が、本実施例においては、タイトル,作成日時,ページ
数が取得される。
【0091】次に、ページカウンタ初期化ステップ
(2)により、ドキュメントデータの印刷ページ番号を
取得するためにあらかじめページカウンタの初期化を行
う。次に、印刷設定取得ステップ(3)により、印刷要
求とともに渡される印刷設定を取得する。これには、印
刷を片面で行うか、両面で行うか、という印刷形態設定
が含まれている。
【0092】この取得された印刷設定は、続く印刷設定
判定ステップ(4)により、印刷形態設定が片面印刷か
両面印刷かのいずれであるかが判定される。
【0093】一方、印刷設定判定ステップ(4)で片面
印刷と判定されると、プリンタ情報取得ステップ(5)
により、印刷対象となるプリンタの印刷能力についての
情報(プリンタ情報)を取得する。このプリンタ情報に
は、プリンタ装置の両面印刷能力についても含まれてい
る。
【0094】ステップ(5)で取得されたプリンタ情報
は、続く両面印刷能力判定ステップ(6)により、両面
印刷が対象プリンタ装置で利用可能か判定される。
【0095】一方、両面印刷能力判定ステップ(4)で
両面印刷であると判定されると、両面印刷モード設定ス
テップ(7)により、前記印刷設定取得ステップ(3)
で取得した印刷設定内の印刷形態設定を両面印刷モード
に設定し直す。
【0096】なお、前記印刷設定判定ステップ(4)で
両面印刷と判定された場合、両面印刷能力判定ステップ
(6)で両面印刷不可と判定された場合においては、本
発明が適用されない図2に例示されるような従来通りの
片面印刷を行う。以上の印刷に先立つ前処理が完了する
と、印刷プログラムはドキュメントデータの出力処理に
移行する。
【0097】次いで、ページデータ出力ステップ(8)
により、印刷要求されたドキュメントデータから1ペー
ジ分の印刷データを抽出してこれを出力装置36に送
る。ページデータの出力が終了するとページカウンタ加
算ステップ(9)により、ページカウンタを1ページ分
加算する。
【0098】次に、ドキュメント情報印刷データ作成ス
テップ(10)により、前記取得したドキュメント情報
と前記加算したページカウンタに基づいて印刷用紙の裏
面に印刷するための印刷データ(ドキュメント情報印刷
データ)を作成する。この裏面に印刷するドキュメント
情報印刷データには、どのような情報も含んでもかまわ
ないし、フォーマットについても任意である。本実施例
においては、図5の(b)に例示されるように、裏面の
下部の矩形内にドキュメント名称,作成日時,ページ番
号,総ページ数が配置される。
【0099】そして、前記作成されたドキュメント情報
印刷データはドキュメント情報印刷データ出力ステップ
(11)により、出力装置36に送られる。なお、この
出力によっては、ドキュメントデータではないのでペー
ジカウンタの加算は行わない。
【0100】最後に、次ページデータ検出ステップ(1
2)により、印刷要求されたドキュメントの次ページ分
の印刷データの有無を検出する。ここで、次ページデー
タを検出すると、ページデータ出力ステップ(8)に戻
って以降の処理を繰り返す。
【0101】一方、ステップ(12)で全印刷データと
そのドキュメント情報印刷データの出力が終了すると、
印刷プログラムは後処理に移行する(リターンする)。
【0102】なお、上記実施例では、両面印刷機能を備
えたプリンタ装置について記述したが、本発明はこれに
限られるものではなく、コンピュータとの接続によりプ
リンタとしても利用可能な複写機(両面印刷機能付き)
においても有効である。
【0103】また、両面印刷機能をもたなくとも、印刷
用紙の表にドキュメントデータを印刷したあとにウェイ
トステップを設けるか、継続のための入力待ちステップ
を設けることで、その間にドキュメントデータが印刷出
力された印刷用紙を裏返して再度給紙することができる
ので、同様の効果を得ることができる。
【0104】これにより、ドキュメントデータを妨げる
ことなく、ドキュメントを補足する情報を印刷用紙に付
加することができる。これによって、印刷用紙表側の印
刷領域をすべてドキュメントデータのため、データ容量
が増えても印刷に要する用紙枚数を節約することができ
るようになる。
【0105】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成させる場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記憶装置上に存在する印刷設定処理を呼び出したアプリ
ケーションに対応する複数の印刷設定から印刷設定を選
択し、記憶装置上に存在する印刷設定処理を呼び出した
アプリケーションに対応する複数の印刷設定を順次呼び
出し表示さして、読み込まれた印刷設定をデフォルトの
印刷設定に再設定することにより、各アプリケーション
切り換え毎に必要とされた印刷設定情報の再設定処理を
不要として、登録されたあるいは変更した印刷設定情報
に従う印刷処理を効率よく行えるという効果を奏する。
【0107】
【0108】
【0109】
【0110】
【0111】
【0112】
【0113】
【0114】
【0115】
【0116】
【0117】
【0118】
【0119】
【0120】
【0121】
【0122】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す情報処理装置の構成
を説明するブロック図である。
【図2】図1に示した表示装置に表示される印刷モード
設定画面の一例を示す図である。
【図3】本発明に係る情報処理装置のプリント制御方法
の一実施例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施例を示す情報処理装置の構成
を説明するブロック図である。
【図5】本発明に係る情報処理装置におけるドキュメン
ト情報印刷処理出力状態を示す模式図である。
【図6】本発明に係る情報処理装置のプリント制御方法
の一実施例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る情報処理装置におけるプリント刷
制御方法による印刷出力のようすを示す図である。
【符号の説明】
11 中央処理装置 12 記憶装置 13 記憶装置 14 表示装置 15 入力装置 16 通信装置

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷設定処理を呼び出したアプリケーシ
    ョンに対応する印刷設定が記憶装置上に存在するか否か
    を判定する判定手段と、 前記判定手段により印刷設定処理を呼び出したアプリケ
    ーションに対応する印刷設定が記憶装置上に存在すると
    判定された場合、記憶装置から該当する印刷設定を読み
    込む読み込み手段と、 前記判定手段により印刷設定処理を呼び出したアプリケ
    ーションに対応する印刷設定が記憶装置上に存在しない
    と判定された場合、デフォルトの印刷設定を作成する作
    成手段と、 前記読み込み手段により読み込まれた印刷設定あるいは
    前記作成手段により作成されたデフォルトの印刷設定を
    表示装置に表示させる手段と、 記憶装置上に存在する印刷設定処理を呼び出したアプリ
    ケーションに対応する複数の印刷設定から印刷設定を選
    択する手段と、 を有する ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 印刷設定処理を呼び出したアプリケーシ
    ョンに対応する印刷設定が記憶装置上に存在するか否か
    を判定する判定手段と、 前記判定手段により印刷設定処理を呼び出したアプリケ
    ーションに対応する印刷設定が記憶装置上に存在すると
    判定された場合、記憶装置から該当する印刷設定を読み
    込む読み込み手段と、 前記判定手段により印刷設定処理を呼び出したアプリケ
    ーションに対応する印刷設定が記憶装置上に存在しない
    と判定された場合、デフォルトの印刷設定を作成する作
    成手段と、 前記読み込み手段により読み込まれた印刷設定あるいは
    前記作成手段により作成されたデフォルトの印刷設定を
    表示装置に表示させる手段と、 記憶装置上に存在する印刷設定処理を呼び出したアプリ
    ケーションに対応する複数の印刷設定を順次呼び出し表
    示させる手段とを有する ことを特徴とする情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 印刷設定処理を呼び出したアプリケーシ
    ョンに対応する印刷設定が記憶装置上に存在するか否か
    を判定する判定手段と、 前記判定手段により印刷設定処理を呼び出したアプリケ
    ーションに対応する印刷設定が記憶装置上に存在すると
    判定された場合、記憶装置から該当する印刷設定を読み
    込む読み込み手段と、 前記判定手段により印刷設定処理を呼び出したアプリケ
    ーションに対応する印刷設定が記憶装置上に存在しない
    と判定された場合、デフォルトの印刷設定を作成する作
    成手段と、 前記読み込み手段により読み込まれた印刷設定あるいは
    前記作成手段により作成されたデフォルトの印刷設定を
    表示装置に表示させる手段と、 前記読み込み手段により読み込まれた印刷設定をデフォ
    ルトの印刷設定に再設定する手段とを有する ことを特徴
    とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 印刷設定処理を呼び出したアプリケーシ
    ョンに対応する印刷設定が記憶装置上に存在するか否か
    を判定する判定ステップと、 前記判定ステップにより印刷設定処理を呼び出したアプ
    リケーションに対応する印刷設定が記憶装置上に存在す
    ると判定された場合、記憶装置から該当する印刷設定を
    読み込む読み込みステップと、 前記判定ステップにより印刷設定処理を呼び出したアプ
    リケーションに対応する印刷設定が記憶装置上に存在し
    ないと判定された場合、デフォルトの印刷設定を作成す
    る作成ステップと、 前記読み込みステップにより読み込まれた印刷設定ある
    いは前記作成ステップにより作成されたデフォルトの印
    刷設定を表示装置に表示させるステップと、 記憶装置上に存在する印刷設定処理を呼び出したアプリ
    ケーションに対応する複数の印刷設定から印刷設定を選
    択するステップとを有する ことを特徴とする情報処理方
    法。
  5. 【請求項5】 印刷設定処理を呼び出したアプリケーシ
    ョンに対応する印刷設定が記憶装置上に存在するか否か
    を判定する判定ステップと、 前記判定ステップにより印刷設定処理を呼び出したアプ
    リケーションに対応する印刷設定が記憶装置上に存在す
    ると判定された場合、記憶装置から該当する印刷設定を
    読み込む読み込みステップと、 前記判定ステップにより印刷設定処理を呼び出したアプ
    リケーションに対応す る印刷設定が記憶装置上に存在し
    ないと判定された場合、デフォルトの印刷設定を作成す
    る作成ステップと、 前記読み込みステップにより読み込まれた印刷設定ある
    いは前記作成ステップにより作成されたデフォルトの印
    刷設定を表示装置に表示させるステップと、 記憶装置上に存在する印刷設定処理を呼び出したアプリ
    ケーションに対応する複数の印刷設定を順次呼び出し表
    示させるステップと、 を有する ことを特徴とする情報処理方法。
  6. 【請求項6】 印刷設定処理を呼び出したアプリケーシ
    ョンに対応する印刷設定が記憶装置上に存在するか否か
    を判定する判定ステップと、 前記判定ステップにより印刷設定処理を呼び出したアプ
    リケーションに対応する印刷設定が記憶装置上に存在す
    ると判定された場合、記憶装置から該当する印刷設定を
    読み込む読み込みステップと、 前記判定ステップにより印刷設定処理を呼び出したアプ
    リケーションに対応する印刷設定が記憶装置上に存在し
    ないと判定された場合、デフォルトの印刷設定を作成す
    る作成ステップと、 前記読み込みステップにより読み込まれた印刷設定ある
    いは前記作成ステップにより作成されたデフォルトの印
    刷設定を表示装置に表示させるステップと、 前記読み込みステップ読み込まれた印刷設定をデフォル
    トの印刷設定に再設定するステップと、 を有する ことを特徴とする情報処理方法。
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