JP3310561B2 - 食器洗い乾燥機 - Google Patents
食器洗い乾燥機Info
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Description
れたプログラムに従って負荷を制御することにより食器
を自動的に洗浄し乾燥させる食器洗い乾燥機に関するも
のである。
ログラムに従って負荷を制御するプログラム制御機器が
各種提供されており、これらのプログラム制御機器は、
あらかじめ設定されているプログラムの中から所望のプ
ログラムを選択することによって、各種の制御手順を選
択可能にしたものが多い。
とするものであり、この種の食器洗い乾燥機は、基本的
に、食器を洗浄する処理と乾燥させる処理とを行なうも
のであって、洗浄処理の基本単位は、洗浄水を給水し、
洗浄水を噴射して食器を洗浄し、洗浄室から排水すると
いう処理になる。実際の洗浄処理は、条件を変えながら
基本単位を適宜回数繰り返すのであって、条件としては
洗剤の有無、時間、洗浄水の温度などを変えている。こ
れらの条件の組合せによって、汚れの程度などに応じた
各種の処理手順を設定することが可能になる。そこで、
食器洗い乾燥機には、操作されるスイッチ群として少な
くとも電源をオンオフする電源スイッチ、各種の処理手
順を選択するためのコース選択スイッチ、コース選択ス
イッチにより選択した処理手順での運転を開始させる運
転スイッチを設けてある。
機のようなプログラム制御機器では、使用条件に応じて
一連の処理手順の中の一部の条件のみを変更したい場合
があるが、従来のプログラム制御機器ではこの種の要求
に対応する構成が採用されていない。たとえば、食器洗
い乾燥機では、洗浄室に所定量の給水を行なった後に洗
浄を行なうようにしてあり、一定時間内に給水量が上記
所定量に達しないときには給水弁などの異常と判断する
ように構成しているものであるから、給水圧力が極端に
低い場合には正常に給水されていても異常と判断される
ことがある。また、同様に排水時には一定時間内に排水
が完了しなければ排水弁などの異常と判断するものであ
るから、排水経路が極端に長いような場合には正常に排
水されていても異常と判断されるという事態が生じる。
あり、その目的は、設置された環境での給水圧の高低や
排水経路の長短などの使用条件に応じてプログラムの一
部の条件(パラメータ)を変更できるようにして正常で
あるにもかかわらず異常と判断されることを防止し使用
条件に応じた動作を可能とする食器洗い乾燥機を提供す
ることにある。
室内の水位を監視するセンサと、あらかじめ設定された
プログラムに従って洗浄処理と乾燥処理とが行われるよ
うに負荷を制御し且つセンサの出力を監視し洗浄室への
所定量の洗浄水の給水が給水時の異常を報知するまでの
時間である給水エラー時間で完了しないとき及び洗浄室
からの排水が排水時の異常を報知するまでの時間である
排水時間で完了しないときにそれぞれ異常と判断する演
算制御部と、前記プログラムで用いられる前記給水エラ
ー時間及び前記排水時間を含む変更可能なパラメータの
設定情報を主電源からの給電を受けることなく記憶保持
するパラメータ記憶部と、パラメータ記憶部に記憶保持
される設定情報を外部操作によって指定するパラメータ
設定部とを備え、パラメータ記憶部に記憶保持される前
記給水エラー時間及び前記排水時間は、使用条件に応じ
てあらかじめ用意された複数種類の設定情報から選択可
能であることを特徴とするものである。この構成によれ
ば、給水圧の高低や排水経路の長短などの使用条件に応
じてパラメータ設定部を操作してパラメータ記憶部に記
憶保持させる給水時の異常を報知するまでの時間である
給水エラー時間、排水に要する時間である排水時間など
の設定情報を変更することができるのであって、正常で
あるにもかかわらず異常と判断されることを防止し使用
条件に応じた負荷制御が可能になるのである。しかも、
パラメータ記憶部に記憶保持させる設定情報を変更する
だけであるから、プログラムの変更は不要であり、使用
条件ごとのプログラムを作成することによるコスト増は
生じないものである。
る前記給水エラー時間及び前記排水時間は、使用条件に
応じてあらかじめ用意された複数種類の設定情報から選
択可能としてあるので、複数種類の設定情報があらかじ
め用意されており、設定情報を選択するだけで使用条件
に合わせることができるから、使用条件に適合する前記
給水エラー時間及び前記排水時間を容易に設定すること
ができる。つまり、設定情報を完全に任意に変更可能と
すると、最適条件に追い込もうとして設定が面倒になる
が、設定情報を複数種類の中から選択することで、使用
上で差支えのない程度の設定情報を短時間で設定するこ
とが可能になる。なお、設定情報をあらかじめ設定した
中から選択するようにしていることによって、設定情報
として不都合な組合せが生じないように、組合せの必要
なパラメータについてはひとまとめにして設定すること
も可能である。
て、少なくともスイッチ群として電源をオンオフする電
源スイッチと、食器の汚れの程度に応じた負荷の制御手
順を選択可能なコース選択スイッチと、負荷の動作開始
を指示する運転スイッチとを備え、パラメータ記憶部が
書換可能な不揮発性メモリよりなり、選択可能な複数種
類のパラメータがあらかじめ格納された選択用パラメー
タ記憶領域と、パラメータ設定部により選択用パラメー
タ記憶領域から選択されたパラメータを設定情報として
記憶保持して前記プログラムで使用させる動作用パラメ
ータ記憶領域とを有し、スイッチ群を構成する少なくと
も1つのスイッチを所定の手順で操作することにより選
択用パラメータ記憶領域から動作用パラメータ記憶領域
に書き込むパラメータを選択可能とするものである。こ
の構成によれば、パラメータを容易に設定することがで
きるとともに、パラメータを書換可能な不揮発性メモリ
に格納していることにより、停電時のように電源が遮断
されてもパラメータが保存されており、停電時には停電
前に設定されていたパラメータを用いて動作させること
ができるものである。しかも、選択用パラメータ記憶領
域も不揮発性メモリに格納しているから、商品仕様を変
更するような場合に必要があれば選択用パラメータも書
き換えることができる。さらに、選択用パラメータ記憶
領域から所要のパラメータを動作用パラメータ記憶領域
に書き込むために専用の操作部を設ける必要がなく、既
成のスイッチ群の中のスイッチの組合わせによって実現
することができる。つまり、部品点数を増加させること
なく実現することができる。
基本的には、洗浄水を給水し、洗浄水を噴射して食器を
洗浄し、洗浄室から排水するという処理を適宜の条件で
繰り返し、最後に食器を乾燥させるという処理手順で、
食器を洗うとともに乾燥させるように構成されている。
したがって、制御対象となる負荷には、洗浄水を噴射さ
せるための洗浄ポンプ、排水用の排水ポンプ、乾燥用の
温風を生成するヒータおよびファン、給水用の電磁弁な
どがある。また、動作の監視のために各種センサが配置
されており、たとえば洗浄室内の温度を監視するサーミ
スタ、洗浄室内の水位を監視する水位スイッチ、洗浄室
に食器を出し入れするための扉の開閉状態を監視するド
アスイッチ、洗浄室の漏水を検出する漏水センサなどが
設けられている。
に示すように、マイクロコンピュータよりなる演算制御
部CPUに接続されている。この演算制御部CPUはR
OMよりなるプログラムメモリM1 に格納されたプログ
ラムに従って動作し、センサSの出力を監視しながらプ
ログラムに従って負荷Lを制御する。また、演算制御部
CPUには複数個の押釦スイッチよりなるスイッチ群S
Wからの指示が与えられ、スイッチ群SWからの指示に
よって電源のオンオフ、各種動作の選択、運転開始とが
選択可能になっている。
なう電源スイッチSW1 、汚れの程度などに応じた動作
過程(制御手順)を選択するためのコース選択スイッチ
SW 2 、運転を開始させるための運転スイッチSW3 が
設けられる。また、スイッチ群SWには、必要に応じ
て、所定時間後に運転を開始させるための予約スイッチ
や、乾燥時の時間などを設定する乾燥スイッチなどを設
けてもよい。コース選択スイッチSW2 により選択され
る各動作過程は、あらかじめプログラムメモリM 1 に格
納されており、コース選択スイッチSW2 でどの動作過
程を選択したかは、各動作過程に対応した複数個の発光
ダイオードを備える表示部INによって示される。動作
過程は、洗剤の有無、洗浄水に湯を使うか水を使うかの
別、すすぎの回数などの条件を組み合わせて構成されて
いる。また、本実施形態では、スイッチ群SWを構成す
る各スイッチSW1 〜SW3 はそれぞれ押釦スイッチで
あって、演算制御部CPUでは、コース選択スイッチS
W2 の押操作毎に各動作過程をサイクリックに選択す
る。
SW1 を押操作して電源をオンにし、コース選択スイッ
チSW2 により動作過程を選択した後に、運転スイッチ
SW 3 を押操作して運転を開始させる。以後はコース選
択スイッチSW2 により選択された動作過程に従って給
水、洗浄、排水、乾燥などが自動的に行なわれ、食器の
洗浄および乾燥が行なわれるのである。
などの使用条件が異なる場合に、本実施形態ではプログ
ラムの条件(パラメータ)を変更することにより対応す
る。たとえば、給水圧が低いときには給水量が所定量に
達するまでの時間を延長すれば異常と判定されることを
防止することができ、また排水経路が長い場合には排水
時間を長く設定すれば対応可能である。そこで、プログ
ラムで使用するこの種のパラメータを複数種類用意して
おき、設置された環境での使用条件に応じて、実際にプ
ログラムで使用するパラメータを選択するようにしてあ
る。
ータメモリM2 に設けた選択用パラメータ記憶領域D1
にプログラムの同箇所で使用可能な複数種類のパラメー
タをあらかじめ記憶させておき、使用条件に応じて選択
用パラメータ記憶領域D1 から所要のパラメータを選択
してパラメータメモリM2 の動作用パラメータ記憶領域
D2 に転送し、運転時には動作用パラメータ記憶領域D
2 に格納されているパラメータを使用するのである。
パラメータ記憶領域D2 に転送するパラメータは、スイ
ッチ群SWの操作によって選択される。スイッチ群SW
はパラメータ設定部として兼用されている。すなわち、
図2に示すように、通常の動作からパラメータの設定が
可能な動作に切り換えるために、まず電源スイッチSW
1 とコース選択スイッチSW2 とを同時に押操作するよ
うになっている(S2)。ここで、負荷Lの1つである
ブザーを鳴動させて(S3)、パラメータの設定が可能
な状態になったことを報知する。
選択スイッチSW2 の押操作の回数に応じて、どのパラ
メータを設定するかが選択可能になる。ここにおいて、
コース選択スイッチSW2 は押操作の時間間隔が計測さ
れており、コース選択スイッチSW2 が規定時間以内に
押操作されなければ、その時点までのコース選択スイッ
チSW2 の押操作の回数が採用される。つまり、コース
選択スイッチの押操作の時間間隔が規定時間以内である
間には押操作の回数が計数される。図2では給水時の異
常を報知するまでの時間(給水エラー時間)と排水に要
する時間(排水時間)とをパラメータとして設定可能と
した例を示してあり、コース選択スイッチSW2 の押操
作回数が1回であると給水エラー時間の選択状態にな
り、コース選択スイッチSW2 の押操作回数が2回であ
ると排水時間の選択状態になる。
スイッチSW1 の押操作回数が1回であるときには(S
4)、運転スイッチSW3 の押操作を待機する状態にな
り、ここで運転スイッチSW3 が1回押操作されると
(S5)、選択用パラメータ記憶領域D1 から給水エラ
ー時間として5分が選択され(S6)、運転スイッチS
W3 が2回押操作されると(S5)、給水エラー時間と
して2分が選択される(S7)。このようにして給水エ
ラー時間が選択された後に、電源スイッチSW1を押操
作すれば(S8)、選択された給水エラー時間がパラメ
ータメモリM2 の動作用パラメータ記憶領域D2 に書き
込まれ(S9)、運転の際には選択された給水エラー時
間で動作するのである。ここに、運転スイッチSW3 の
押操作回数は、コース選択スイッチSW2 の押操作回数
と同様に、押操作の時間間隔に基づいて計数される。ま
た、給水エラー時間として2分を選択した後に電源スイ
ッチSW1 を押操作せずに運転スイッチSW3 を押操作
すれば給水エラー時間として再び5分が選択される。つ
まり、給水エラー時間は運転スイッチSW3 によってサ
イクリックに選択される。
2回であるときには(S10)、排水時間に関するパラ
メータを選択することができるようになる。排水時間と
してはパラメータメモリM2 の選択用パラメータ記憶領
域D1 には2分と1分とが選択可能に格納されており、
運転スイッチSW3 の押操作回数が1回であれば(S1
1)、排水時間として2分が選択され(S12)、運転
スイッチSW3 の押操作回数が2回であれば(S1
1)、排水時間として1分が選択される(S13)。排
水時間の選択後に電源スイッチSW1 を押操作すれば
(S14)、排水時間が動作用パラメータ記憶領域D2
に格納される点(S15)、および運転スイッチSW3
により排水時間がサイクリックに選択される点は給水エ
ラー時間と同様である。
を2個ずつ選択可能としているが、3個以上のパラメー
タを選択可能としてもよいのはもちろんのことであり、
また給水エラー時間および排水時間以外にもパラメータ
を設定可能としてもよいのはもちろんのことである。と
ころで、上述のようにして動作用パラメータ記憶領域D
2 にパラメータを設定した後には、電源スイッチSW1
を押操作して電源を投入すると(S16)、次にコース
選択スイッチSW2 による動作過程の選択が可能にな
る。ここで、コース選択スイッチSW2 により動作過程
を選択し(S17)、運転スイッチSW 3 を押操作すれ
ば(S18)、パラメータメモリM2 の動作用パラメー
タ記憶領域D2 に格納された各パラメータを読込み(S
19)、給水エラー時間および排水時間を設定する(S
20)。このようにしてプログラムで用いるパラメータ
を設定した後に、コース選択スイッチSW2 で選択した
動作過程による運転を開始し(S21)、食器の洗浄な
いし乾燥を行なうのである。運転が終了すれば(S2
2)、各負荷Lを終了動作させるオートオフ動作を行な
い(S23)、電源を切って次に電源スイッチSW1 が
投入されるのを待つ状態になる。
憶領域D2 を不揮発性メモリに設けているから、一旦設
定したパラメータは電源が遮断されても保持される。す
なわち、停電、ブレーカの遮断、メンテナンスなどのよ
うに電源を切った場合でもパラメータは消失することが
ないのである。パラメータの設定を可能とする操作は、
電源スイッチSW1 とコース選択スイッチSW2 との組
合せ以外であっても、通常の運転時に行なわれない操作
であればどのような操作でもよい。たとえば、コース選
択スイッチSW2 を2秒以上押操作したときにパラメー
タの設定を可能とするように構成することも可能であ
る。また、上述の実施形態では動作用パラメータ記憶領
域D2 に格納されているパラメータを運転スイッチSW
3 の押操作後に読み出しているが、ステップS1におけ
る初期設定の直後にパラメータを読み出すようにしても
よい。さらに、選択用パラメータ記憶領域D1 は必ずし
もパラメータメモリM2 に格納する必要はなく、プログ
ラムメモリM1 に設けておき、動作用パラメータ記憶領
域D2 を有するパラメータメモリM2 に転送するように
してもよい。また、動作用パラメータ記憶領域D2 には
パラメータそのものを格納しなくてもよく、選択用パラ
メータ記憶領域D1 を設けているメモリのアドレスを動
作用パラメータ記憶領域D2 に格納してもよい。なお、
動作用パラメータ記憶領域D2 を不揮発性メモリに設け
ているのであれば、実際のパラメータは初期設定時ない
し初期設定直後に読み込むようにしてもよい。このよう
な構成であれば、復電時にパラメータが自動的に読み込
まれるから、プログラムで使用するパラメータをRAM
に置くことも可能である。
視するセンサと、あらかじめ設定されたプログラムに従
って洗浄処理と乾燥処理とが行われるように負荷を制御
し且つセンサの出力を監視し洗浄室への所定量の洗浄水
の給水が給水時の異常を報知するまでの時間である給水
エラー時間で完了しないとき及び洗浄室からの排水が排
水時の異常を報知するまでの時間である排水時間で完了
しないときにそれぞれ異常と判断する演算制御部と、前
記プログラムで用いられる前記給水エラー時間及び前記
排水時間を含む変更可能なパラメータの設定情報を主電
源からの給電を受けることなく記憶保持するパラメータ
記憶部と、パラメータ記憶部に記憶保持される設定情報
を外部操作によって指定するパラメータ設定部とを備
え、パラメータ記憶部に記憶保持される前記給水エラー
時間及び前記排水時間を、使用条件に応じてあらかじめ
用意された複数種類の設定情報から選択可能としている
ものであり、給水圧の高低や排水経路の長短などの使用
条件に応じてパラメータ設定部を操作してパラメータ記
憶部に記憶保持させる給水時の異常を報知するまでの時
間である給水エラー時間、排水に要する時間である排水
時間などの設定情報を変更することができるのであっ
て、正常であるにもかかわらず異常と判断されることを
防止し使用条件に応じた負荷制御が可能になるのであ
る。しかも、パラメータ記憶部に記憶保持させる設定情
報を変更するだけであるから、プログラムの変更は不要
であり、使用条件ごとのプログラムを作成することによ
るコスト増は生じないという利点を有する。
る前記給水エラー時間及び前記排水時間は、使用条件に
応じてあらかじめ用意された複数種類の設定情報から選
択可能としてあるので、複数種類の設定情報があらかじ
め用意されており、設定情報を選択するだけで使用条件
に合わせることができるから、使用条件に適合する前記
給水エラー時間及び前記排水時間を容易に設定すること
ができるという利点がある。つまり、設定情報を完全に
任意に変更可能とすると、最適条件に追い込もうとして
設定が面倒になるが、設定情報を複数種類の中から選択
することで、使用上で差支えのない程度の設定情報を短
時間で設定することが可能になるという利点がある。
て、少なくともスイッチ群として電源をオンオフする電
源スイッチと、食器の汚れの程度に応じた負荷の制御手
順を選択可能なコース選択スイッチと、負荷の動作開始
を指示する運転スイッチとを備え、パラメータ記憶部が
書換可能な不揮発性メモリよりなり、選択可能な複数種
類のパラメータがあらかじめ格納された選択用パラメー
タ記憶領域と、パラメータ設定部により選択用パラメー
タ記憶領域から選択されたパラメータを設定情報として
記憶保持して前記プログラムで使用させる動作用パラメ
ータ記憶領域とを有し、スイッチ群を構成する少なくと
も1つのスイッチを所定の手順で操作することにより選
択用パラメータ記憶領域から動作用パラメータ記憶領域
に書き込むパラメータを選択可能とするので、パラメー
タを容易に設定することができるとともに、パラメータ
を書換可能な不揮発性メモリに格納していることによ
り、停電時のように電源が遮断されてもパラメータが保
存されており、停電時には停電前に設定されていたパラ
メータを用いて動作させることができるという利点があ
る。しかも、選択用パラメータ記憶領域も不揮発性メモ
リに格納しているから、商品仕様を変更するような場合
に必要があれば選択用パラメータも書き換えることがで
きるという効果がある。さらに、選択用パラメータ記憶
領域から所要のパラメータを動作用パラメータ記憶領域
に書き込むために専用の操作部を設ける必要がなく、既
成のスイッチ群の中のスイッチの組合わせによって実現
することができるのであって、部品点数を増加させるこ
となく実現することができるという利点がある。
Claims (2)
- 【請求項1】 洗浄室内の水位を監視するセンサと、あ
らかじめ設定されたプログラムに従って洗浄処理と乾燥
処理とが行われるように負荷を制御し且つセンサの出力
を監視し洗浄室への所定量の洗浄水の給水が給水時の異
常を報知するまでの時間である給水エラー時間で完了し
ないとき及び洗浄室からの排水が排水時の異常を報知す
るまでの時間である排水時間で完了しないときにそれぞ
れ異常と判断する演算制御部と、前記プログラムで用い
られる前記給水エラー時間及び前記排水時間を含む変更
可能なパラメータの設定情報を主電源からの給電を受け
ることなく記憶保持するパラメータ記憶部と、パラメー
タ記憶部に記憶保持される設定情報を外部操作によって
指定するパラメータ設定部とを備え、パラメータ記憶部
に記憶保持される前記給水エラー時間及び前記排水時間
は、使用条件に応じてあらかじめ用意された複数種類の
設定情報から選択可能であることを特徴とする食器洗い
乾燥機。 - 【請求項2】 少なくともスイッチ群として電源をオン
オフする電源スイッチと、食器の汚れの程度に応じた負
荷の制御手順を選択可能なコース選択スイッチと、負荷
の動作開始を指示する運転スイッチとを備え、パラメー
タ記憶部が書換可能な不揮発性メモリよりなり、選択可
能な複数種類のパラメータがあらかじめ格納された選択
用パラメータ記憶領域と、パラメータ設定部により選択
用パラメータ記憶領域から選択されたパラメータを設定
情報として記憶保持して前記プログラムで使用させる動
作用パラメータ記憶領域とを有し、スイッチ群を構成す
る少なくとも1つのスイッチを所定の手順で操作するこ
とにより選択用パラメータ記憶領域から動作用パラメー
タ記憶領域に書き込むパラメータを選択可能とすること
を特徴とする請求項1記載の食器洗い乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31832596A JP3310561B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 食器洗い乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31832596A JP3310561B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 食器洗い乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10161711A JPH10161711A (ja) | 1998-06-19 |
JP3310561B2 true JP3310561B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=18097926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31832596A Expired - Fee Related JP3310561B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 食器洗い乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3310561B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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JPH0716197A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-20 | Sanyo Electric Co Ltd | 食器洗浄乾燥機 |
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-
1996
- 1996-11-28 JP JP31832596A patent/JP3310561B2/ja not_active Expired - Fee Related
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