JP3310015B2 - ホログラムの複製方法及び複製装置 - Google Patents
ホログラムの複製方法及び複製装置Info
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- hologram
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- 230000010076 replication Effects 0.000 claims description 4
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- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 206010034960 Photophobia Diseases 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03H—HOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
- G03H1/00—Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
- G03H1/04—Processes or apparatus for producing holograms
- G03H1/18—Particular processing of hologram record carriers, e.g. for obtaining blazed holograms
- G03H2001/187—Trimming process, i.e. macroscopically patterning the hologram
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03H—HOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
- G03H2223/00—Optical components
- G03H2223/12—Amplitude mask, e.g. diaphragm, Louver filter
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03H—HOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
- G03H2250/00—Laminate comprising a hologram layer
- G03H2250/34—Colour layer
Landscapes
- Holo Graphy (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はホログラムのトリミング
と複製を同一工程で行うようにしたホログラムの複製方
法及び複製装置に関する。
と複製を同一工程で行うようにしたホログラムの複製方
法及び複製装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ヘッド・アップ・ディスプレイの
表示用等にホログラムが使用されている。このようなホ
ログラムは、感光材料をマスクして露光することによ
り、マスクした領域以外を不感化してトリミングした
後、感度のある領域にホログラムを複製することにより
作製している。
表示用等にホログラムが使用されている。このようなホ
ログラムは、感光材料をマスクして露光することによ
り、マスクした領域以外を不感化してトリミングした
後、感度のある領域にホログラムを複製することにより
作製している。
【０００３】すなわち、図５に示すように、感光材料１
２に対して、マスク１１を介して照明光１３で露光する
と、マスクされた領域Ｄ１以外の領域Ｄ２は不感化し、
トリミングされる。次いで、図６に示すように、トリミ
ングした感光材料１２を反射型ホログラムからなる原版
１４に密着させ、感光材料側より光源１５で再生光を照
射すると、原版１４からの回折光と照射光とが感光材料
１２の中で干渉し、感度のある領域Ｄ１に原版ホログラ
ムが複製される。なお、複製に先立ってトリミングする
のは、記録部以外でのノイズの発生を防ぐためである。
２に対して、マスク１１を介して照明光１３で露光する
と、マスクされた領域Ｄ１以外の領域Ｄ２は不感化し、
トリミングされる。次いで、図６に示すように、トリミ
ングした感光材料１２を反射型ホログラムからなる原版
１４に密着させ、感光材料側より光源１５で再生光を照
射すると、原版１４からの回折光と照射光とが感光材料
１２の中で干渉し、感度のある領域Ｄ１に原版ホログラ
ムが複製される。なお、複製に先立ってトリミングする
のは、記録部以外でのノイズの発生を防ぐためである。
【０００４】また、図７に示すように、トリミングした
感光材料１２を透過型ホログラムからなる原版１６に密
着させ、感光材料側より光源１５で再生光を照射する
と、原版１６からの透過回折光と照射透過光とが感光材
料１２の中で干渉し、感度のある領域Ｄ１に原版ホログ
ラムが複製される。
感光材料１２を透過型ホログラムからなる原版１６に密
着させ、感光材料側より光源１５で再生光を照射する
と、原版１６からの透過回折光と照射透過光とが感光材
料１２の中で干渉し、感度のある領域Ｄ１に原版ホログ
ラムが複製される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来のホログラム複製
方法は、トリミング工程、原版ホログラムの密着複製工
程という２工程からなっており、記録領域を原版ホログ
ラムに対して位置合わせするのが面倒であり、複製に時
間がかかるという問題があった。
方法は、トリミング工程、原版ホログラムの密着複製工
程という２工程からなっており、記録領域を原版ホログ
ラムに対して位置合わせするのが面倒であり、複製に時
間がかかるという問題があった。
【０００６】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、ホログラムの複製工程を簡略化し、位置合わせを容
易にすることができるホログラムの複製方法及び複製装
置を提供することを目的とする。
で、ホログラムの複製工程を簡略化し、位置合わせを容
易にすることができるホログラムの複製方法及び複製装
置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】図１は本発明のホログラ
ム複製を説明するための図、図２は図１における層構成
を示す図である。図中、１は紫外光（ＵＶ）マスク、２
は複製用感材、３は原版である。図２に示す層構成のよ
うに、ＵＶマスク１、複製用感材２、原版３を積層配置
する。実際には、図１に示すように、ローラより順次供
給される複製用感材２を挟んでＵＶマスク１と原版３を
対向配置する。ＵＶマスク１はＵＶ光のみを吸収または
反射するマスクであり、ホログラムの再生用レーザ光は
透過する。また、原版３は反射型ホログラムからなって
いる。このような層構成に対して、マスク側よりＵＶ光
源５によりＵＶ光を照射し、同時に、レーザ光源４によ
りレーザ光を照射する。マスクされた領域はＵＶ光が透
過しないので、複製用感材２は感度を保持し、マスクさ
れていない領域は不感化される。一方、レーザ光はＵＶ
マスク１を透過し、原版３からの再生光と照射レーザ光
とが感材中で干渉して原版ホログラム像が記録され、不
感化された領域は光感度がないので記録されない。この
ように、不感化露光とホログラム複製露光とを同時に行
って１工程でトリミングとホログラム複製を行うことが
でき、ＵＶマスクを正確にセットしておけば、複製用感
材と原版との位置合わせは簡略化することができる。
ム複製を説明するための図、図２は図１における層構成
を示す図である。図中、１は紫外光（ＵＶ）マスク、２
は複製用感材、３は原版である。図２に示す層構成のよ
うに、ＵＶマスク１、複製用感材２、原版３を積層配置
する。実際には、図１に示すように、ローラより順次供
給される複製用感材２を挟んでＵＶマスク１と原版３を
対向配置する。ＵＶマスク１はＵＶ光のみを吸収または
反射するマスクであり、ホログラムの再生用レーザ光は
透過する。また、原版３は反射型ホログラムからなって
いる。このような層構成に対して、マスク側よりＵＶ光
源５によりＵＶ光を照射し、同時に、レーザ光源４によ
りレーザ光を照射する。マスクされた領域はＵＶ光が透
過しないので、複製用感材２は感度を保持し、マスクさ
れていない領域は不感化される。一方、レーザ光はＵＶ
マスク１を透過し、原版３からの再生光と照射レーザ光
とが感材中で干渉して原版ホログラム像が記録され、不
感化された領域は光感度がないので記録されない。この
ように、不感化露光とホログラム複製露光とを同時に行
って１工程でトリミングとホログラム複製を行うことが
でき、ＵＶマスクを正確にセットしておけば、複製用感
材と原版との位置合わせは簡略化することができる。
【０００８】また、図３、図４に示すように、原版３を
挟んで両側にＵＶマスク１と複製用感材２を対向配置
し、図３に示すように、ＵＶマスク側からＵＶ光により
不感化露光し、複製用感材側からホログラム露光する
と、マスクされてない領域は不感化され、レーザ光源４
からの記録光と原版３からの再生光とが複製用感材２中
で干渉して同様にトリミングとホログラム複製を１工程
で行うことができる。
挟んで両側にＵＶマスク１と複製用感材２を対向配置
し、図３に示すように、ＵＶマスク側からＵＶ光により
不感化露光し、複製用感材側からホログラム露光する
と、マスクされてない領域は不感化され、レーザ光源４
からの記録光と原版３からの再生光とが複製用感材２中
で干渉して同様にトリミングとホログラム複製を１工程
で行うことができる。
【０００９】なお、上記説明では原版として反射型ホロ
グラムを使用する場合について説明したが、同様に透過
型ホログラムの複製を行うことも可能であり、その場合
は、原版と複製用感材との位置を反射型ホログラムの場
合に対して反対にするだけでよい。
グラムを使用する場合について説明したが、同様に透過
型ホログラムの複製を行うことも可能であり、その場合
は、原版と複製用感材との位置を反射型ホログラムの場
合に対して反対にするだけでよい。
【００１０】
【作用】本発明は、ＵＶ光のみ吸収または反射するＵＶ
マスクを使用し、原版と複製用感材とを密着させてＵＶ
マスクを通してＵＶ光を照射するとともに、記録光を照
射する。複製用感材のマスクされた領域は感度を保持
し、マスクされていない領域は不感化され、一方、記録
光はマスクを透過するので、感度を有する領域に原版の
ホログラム像が複製される。その結果、不感化露光とホ
ログラム露光とを１工程で行うことができ、また、複製
用感材と原版との位置合わせを簡略化することが可能と
なる。
マスクを使用し、原版と複製用感材とを密着させてＵＶ
マスクを通してＵＶ光を照射するとともに、記録光を照
射する。複製用感材のマスクされた領域は感度を保持
し、マスクされていない領域は不感化され、一方、記録
光はマスクを透過するので、感度を有する領域に原版の
ホログラム像が複製される。その結果、不感化露光とホ
ログラム露光とを１工程で行うことができ、また、複製
用感材と原版との位置合わせを簡略化することが可能と
なる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図１に示
す光学系において、複製用感材としてデュポンオムニデ
ックス３５２、ＵＶマスクとしてケンコーシャープカッ
トフィルタＹー４６（４６０ｎｍ以下をカット）、レー
ザ光としてＡｒ５１４．５ｎｍを使用し、ＵＶ照射量３
０ｍＪ、複製用露光量３０ｍＪとして複製を行った。複
製品は、記録部以外の場所でノイズが見られないものが
できた。
す光学系において、複製用感材としてデュポンオムニデ
ックス３５２、ＵＶマスクとしてケンコーシャープカッ
トフィルタＹー４６（４６０ｎｍ以下をカット）、レー
ザ光としてＡｒ５１４．５ｎｍを使用し、ＵＶ照射量３
０ｍＪ、複製用露光量３０ｍＪとして複製を行った。複
製品は、記録部以外の場所でノイズが見られないものが
できた。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ホログラ
ムのトリミング工程と複製工程とを１工程で行うことが
でき、また、複製用感材と原版との厳密な位置合わせを
簡略化することができ、ホログラム複製を能率よく行う
ことが可能となる。
ムのトリミング工程と複製工程とを１工程で行うことが
でき、また、複製用感材と原版との厳密な位置合わせを
簡略化することができ、ホログラム複製を能率よく行う
ことが可能となる。
【図１】 不感化露光と記録露光とを同じ側から行うホ
ログラム複製を説明するための図である。
ログラム複製を説明するための図である。
【図２】 図１の層構成を示す図である。
【図３】 不感化露光と記録露光とを反対側から行うホ
ログラムの複製を説明するための図である。
ログラムの複製を説明するための図である。
【図４】 図３の層構成を示す図である。
【図５】 不感化露光を説明する図である。
【図６】 反射型ホログラムの密着複製を説明するため
の図である。
の図である。
【図７】 透過型ホログラムの密着複製を説明するため
の図である。
の図である。
１…紫外光（ＵＶ）マスク、２…複製用感材、３…原
版、４…レーザ光源、５…ＵＶ光源。
版、４…レーザ光源、５…ＵＶ光源。
Claims (2)
- 【請求項１】 紫外光源と複製用感材との間に所定波長
以下の紫外光をカットするマスクを配置するとともに、
複製用感材と原版とを密着させ、マスクを通して紫外光
を照射することにより複製用感材の記録領域以外を不感
化すると同時に、レーザ光源より前記紫外光より長波長
のレーザ光を照射してホログラム複製を行い、不感化露
光とホログラム露光とを１工程で行うようにしたことを
特徴とするホログラムの複製方法。 - 【請求項２】 順次複製用感材を供給する供給手段と、
供給された複製用感材と紫外光源との間に配置され、所
定波長以下の紫外光をカットするマスクと、複製用感材
と密着される原版と、レーザ光源とを備え、マスクを通
して紫外光を照射することにより複製用感材の記録領域
以外を不感化すると同時に、レーザ光源より前記紫外光
より長波長のレーザ光を照射してホログラム複製を行
い、不感化露光とホログラム露光とを１工程で行うよう
にしたことを特徴とするホログラムの複製装置。」
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13491092A JP3310015B2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | ホログラムの複製方法及び複製装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13491092A JP3310015B2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | ホログラムの複製方法及び複製装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05323857A JPH05323857A (ja) | 1993-12-07 |
| JP3310015B2 true JP3310015B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=15139391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13491092A Expired - Fee Related JP3310015B2 (ja) | 1992-05-27 | 1992-05-27 | ホログラムの複製方法及び複製装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3310015B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2287681A1 (en) * | 1995-07-18 | 2011-02-23 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Hologram-recorded article |
-
1992
- 1992-05-27 JP JP13491092A patent/JP3310015B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05323857A (ja) | 1993-12-07 |
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