JP3309927B2 - 露光方法、走査型露光装置、及びデバイス製造方法 - Google Patents

露光方法、走査型露光装置、及びデバイス製造方法

Info

Publication number
JP3309927B2
JP3309927B2 JP04242693A JP4242693A JP3309927B2 JP 3309927 B2 JP3309927 B2 JP 3309927B2 JP 04242693 A JP04242693 A JP 04242693A JP 4242693 A JP4242693 A JP 4242693A JP 3309927 B2 JP3309927 B2 JP 3309927B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exposure
area
scanning
moving
projection system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04242693A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06260391A (ja
Inventor
康明 田中
成郎 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP04242693A priority Critical patent/JP3309927B2/ja
Priority to KR1019930030163A priority patent/KR100300618B1/ko
Publication of JPH06260391A publication Critical patent/JPH06260391A/ja
Priority to US08/345,325 priority patent/US5448332A/en
Priority to US08/482,555 priority patent/US5693439A/en
Priority to US09/276,441 priority patent/US6433872B1/en
Priority to KR1019990010827A priority patent/KR100306310B1/ko
Priority to KR1019990010829A priority patent/KR100325182B1/ko
Priority to KR1019990011935A priority patent/KR100311427B1/ko
Priority to KR1019990010828A priority patent/KR100307049B1/ko
Priority to KR1019990011934A priority patent/KR100306311B1/ko
Priority to KR1019990015291A priority patent/KR100325184B1/ko
Priority to KR1020010009582A priority patent/KR100313732B1/ko
Priority to KR1020010009581A priority patent/KR100300627B1/ko
Priority to KR1020010009876A priority patent/KR100325193B1/ko
Priority to US10/186,687 priority patent/US6608681B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3309927B2 publication Critical patent/JP3309927B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
    • G03F9/7003Alignment type or strategy, e.g. leveling, global alignment
    • G03F9/7023Aligning or positioning in direction perpendicular to substrate surface
    • G03F9/7026Focusing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70358Scanning exposure, i.e. relative movement of patterned beam and workpiece during imaging

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば露光光により矩
形又は円弧状等の照明領域を照明し、その照明領域に対
してマスク及び感光基板を同期して走査することによ
り、マスク上のパターンを感光基板上に露光する所謂ス
リットスキャン露光方式の露光装置に適用して好適な露
光方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体素子、液晶表示素子又
は薄膜磁気ヘッド等をフォトリソグラフィー技術を用い
て製造する際に、フォトマスク又はレチクル(以下、
「レチクル」と総称する)のパターンを投影光学系を介
して、フォトレジスト等が塗布されたウエハ又はガラス
プレート等の感光基板上に露光する投影露光装置が使用
されている。最近は、半導体素子の1個のチップパター
ン等が大型化する傾向にあり、投影露光装置において
は、レチクル上のより大きな面積のパターンを感光基板
上に露光する大面積化が求められている。
【0003】また、半導体素子等のパターンが微細化す
るのに応じて、投影光学系の解像度を向上することも求
められているが、投影光学系の解像度を向上するために
は、投影光学系の露光フィールドをあまり大きくできな
いという問題がある。特に、投影光学系として、反射屈
折系を使用するような場合には、無収差の露光フィール
ドの形状が円弧状の領域となることもある。
【0004】斯かる被転写パターンの大面積化及び投影
光学系の露光フィールドの制限に応えるために、例えば
矩形、円弧状又は6角形等の照明領域(これを「スリッ
ト状の照明領域」という)に対してレチクル及び感光基
板を同期して走査することにより、レチクル上のそのス
リット状の照明領域より広い面積のパターンを感光基板
上に露光する所謂スリットスキャン露光方式の投影露光
装置が開発されている。一般に投影露光装置において
は、感光基板の露光面を投影光学系の像面(最良結像
面)に合わせ込んだ状態で露光を行う必要があるため、
スリットスキャン露光方式の投影露光装置においても、
感光基板の露光面の基準点のフォーカス方向の高さ(フ
ォーカス位置)をその像面に合わせるオートフォーカス
機構と、感光基板の露光面の平均的な面をその像面に平
行に合わせるためのオートレベリング機構とが設けられ
ている。
【0005】従来のオートフォーカス機構は、フォーカ
ス位置検出手段により投影光学系の露光フィールド内の
中心又はその近傍での感光基板の高さを検出し、その高
さを投影光学系の像面の高さ(ベストフォーカス位置)
に合わせ込むように、感光基板が載置された基板ステー
ジの高さを制御するものであった。同様に、従来のオー
トレベリング機構は、傾斜角検出手段により投影光学系
の露光フィールド内の感光基板の平均的な露光面の傾き
を検出し、その傾きを投影光学系の像面の傾きに合わせ
込むように、その基板ステージの傾きを制御するもので
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のオートフォーカ
ス機構においては、フォーカス位置検出手段による検出
点が投影光学系の露光フィールド内の露光中心又はその
近傍に設定されていたため、フォーカス位置検出手段で
の信号処理時間に起因する位相遅れの影響を受け、感光
基板の焦点合わせ(フォーカシング)が不正確になると
いう不都合があった。即ち、スリットスキャン露光方式
の場合には、感光基板が投影光学系の露光フィールドに
対して走査されるため、その露光フィールド内の露光中
心で検出された或る被露光領域のフォーカス位置に基づ
いて、所定の信号処理時間をおいて基板ステージの高さ
を調整しても、露光フィールド内には別の被露光領域が
入っているため、必ずしも正確に焦点合わせを行うこと
ができなかったのである。
【0007】これを防ぐためには、基板ステージの送り
速度を低下させることが考えられるが、基板ステージの
送り速度を低下させると、露光時間が長くなりスループ
ットが低下するという不都合がある。同様に、従来のオ
ートレベリング機構においても、傾斜角検出手段による
検出面が投影光学系の露光フィールド内に設定されてい
たため、傾斜角検出手段での信号処理時間に起因する位
相遅れの影響を受け、感光基板のレベリングが不正確に
なるという不都合があった。
【0008】本発明は斯かる点に鑑み、スリットスキャ
ン露光方式の投影露光装置において、スループットを低
下させることなく正確に焦点合わせを行った状態で露光
を行うことができる露光方法を提供することを目的とす
る。更に、本発明は、スリットスキャン露光方式の投影
露光装置において、スループットを低下させることなく
正確にレベリングを行った状態で露光を行うことができ
る露光方法を提供することを目的とする。更に本発明
は、そのような露光方法を実施できる走査型露光装置、
及びその露光方法を用いて高精度にデバイスを製造でき
るデバイス製造方法を提供することをも目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の露光
方法は、例えば図1〜図3に示す如く、露光光でスリッ
ト状の照明領域を照明し、このスリット状の照明領域に
対して転写用のパターンが形成されたマスク(3)を走
査すると共に、そのスリット状の照明領域を投影光学系
(9)で投影したスリット状の露光領域(11)に対し
てマスク(3)と同期して基板ステージ(12,13)
上の感光基板(10)を走査することにより、マスク
(3)のパターンを感光基板(10)上に露光する露光
方法において、マスク(3)及び感光基板(10)の同
期した走査を開始した後、スリット状の露光領域(1
1)からその走査の方向と逆の方向に所定間隔だけ離れ
た感光基板(10)上の被露光領域(30)の高さと投
影光学系(9)の像面の高さとの差分を検出すると共
に、感光基板(10)が載置された基板ステージ(1
2,13)で配置されている高さを検出し、被露光領域
(30)がスリット状の露光領域(11)内に達した際
に、基板ステージ(12,13)で配置する高さを、そ
の検出された高さにその検出された差分を加えた高さに
配置することにより、被露光領域(30)の高さを投影
光学系(9)の像面の高さに合わ込むようにしたもので
ある。
【0010】また、本発明の第2の露光方法は、例えば
図1〜図3に示す如く、露光光でスリット状の照明領域
を照明し、このスリット状の照明領域に対して転写用の
パターンが形成されたマスク(3)を走査すると共に、
そのスリット状の照明領域を投影光学系(9)で投影し
たスリット状の露光領域(11)に対してマスク(3)
と同期して基板ステージ(12,13)上の感光基板
(10)を走査することにより、マスク(3)のパター
ンを感光基板(10)上に露光する露光方法において、
マスク(3)及び感光基板(10)の同期した走査を開
始した後、スリット状の露光領域(11)からその走査
の方向と逆の方向に所定間隔だけ離れた感光基板(1
0)上の被露光領域(30)の傾斜量と投影光学系
(9)の像面の傾斜量との差分を検出すると共に、感光
基板(10)が載置された基板ステージ(12,13)
配置されている傾斜量を検出し、被露光領域(30)
がスリット状の露光領域(11)内に達した際に、基板
ステージ(12,13)で配置する傾斜量を、その検出
された傾斜量にその検出された差分を加えた傾斜量に
することにより、被露光領域(30)を投影光学系
(9)の像面に平行に合わ込むようにしたものである。
また、本発明による第3の露光方法は、露光ビームに対
して第1物体を移動するのに同期して、投影系を通過し
た露光ビームに対して第2物体を移動することにより、
その第2物体上の被露光領域を走査露光する露光方法に
おいて、その第1物体及び第2物体の同期移動を開始し
た後で、且つその被露光領域にその露光ビームが照射さ
れる前に、その第2物体を移動しながらその投影系の光
軸方向に関するその被露光領域の位置情報を検出し、そ
の第1物体とその第2物体とを各々独立に同期移動させ
ながら、その検出された位置情報に基づいてその露光ビ
ームの照射領域内でその投影系の像面とその被露光領域
との位置関係を調整して、その被露光領域を走査露光す
るものである。また、本発明による第4の露光方法は、
露光ビームに対して第1物体を移動するのに同期して、
投影系を通過した露光ビームに対して第2物体を移動す
ることにより、その第2物体の被露光領域を走査露光す
る露光方法において、その第1物体及び第2物体の同期
移動を開始した後で、且つその被露光領域にその露光ビ
ームが照射される前に、その第2物体を移動しながらそ
の投影系の光軸方向に関するその被露光領域の位置情報
を検出し、該検出された位置情報に基づいて、その投影
系を通過した露光ビームの矩形状の照射領域内でその投
影系の像面とその被露光領域との位置関係を調整して、
その被露光領域を走査露光するものである。また、本発
明による第5の露光方法は、露光ビームに対して第1物
体を移動するのに同期して、投影系を通過した露光ビー
ムに対して第2物体を移動することにより、その第2物
体上の被露光領域を走査露光する露光方法において、そ
の第1物体及び第2物体の同期移動を開始した後で、且
つその被露光領域にその露光ビームが照射される前に、
その第2物体を移動しながらその投影系の光軸方向に関
するその被露光領域の位置情報を検出し、その第1物体
とその第2物体とを互いに異なる速度で同期移動させな
がら、その検出された位置情報に基づいてその投影系の
像面とその被露光領域との位置関係を調整して、その被
露光領域を走査露光するものである。また、本発明によ
る第6の露光方法は、露光ビームに対して第1物体を移
動するのに同期して、投影系を通過した露光ビームに対
して第2物体を移動することにより、その第2物体上の
被露光領域を走査露光する露光方法において、その第1
物体及び第2物体の同期移動を開始した後で、且つその
被露光領域にその露光ビームが照射される前に、その第
2物体を移動しながらその投影系の光軸方向に関するそ
の被露光領域の位置情報を検出し、その第1物体とその
第2物体とを互いに異なる方向へ同期移動させながら、
その検出された位置情報に基づいてその投影系の像面と
その被露光領域との位置関係を調整して、その被露光領
域を走査露光するものである。また、本発明による第7
の露光方法は、露光ビームに対して第1物体を移動する
のに同期して、投影系を通過した露光ビームに対して第
2物体を移動することにより、その第2物体上の被露光
領域を走査露光する露光方法において、その投影系の光
軸方向に関するその第2物体の位置情報を検出可能な複
数の検出点の一部を選択的に使用して、その第1物体及
び第2物体の同期移動を開始した後で、且つその被露光
領域にその露光ビームが照射される前に、その第2物体
を移動し ながらその投影系の光軸方向に関するその被露
光領域の位置情報を検出し、その検出された位置情報に
基づいてその投影系の像面とその被露光領域との位置関
係を調整して、その被露光領域を走査露光するものであ
る。また、本発明による第8の露光方法は、露光ビーム
に対して第1物体を移動するのに同期して、投影系を通
過した露光ビームに対して第2物体を移動することによ
り、その第2物体の被露光領域を走査露光する露光方法
において、その第1物体及び第2物体の同期移動を開始
した後で、且つその被露光領域にその露光ビームが照射
される前に、その第2物体を移動しながらその投影系の
光軸方向に関するその被露光領域の位置情報を検出し、
その検出された位置情報に基づいてその投影系の像面と
その被露光領域との傾きの関係を調整して、その被露光
領域を走査露光するものである。また、本発明による第
9の露光方法は、露光ビームに対して第1物体を移動す
るのに同期して、投影系を通過した露光ビームに対して
第2物体を移動することにより、その第2物体を走査露
光する露光方法において、その第2物体の移動中に、そ
の投影系を通過した露光ビームの照射領域からその第2
物体の移動方向に離れた検出点で、その第2物体上の露
光面の傾きの情報を検出し、その検出点においてその第
2物体上の露光面の傾斜情報を検出しているときの、そ
の第2物体のその投影系の光軸方向に関する位置情報及
び傾き情報を計測し、その第2物体上の露光面がその露
光ビームの照射領域内に移動されたときに、その検出の
結果とその計測の結果とに基づいて、その第2物体上の
露光面とその投影系の像面との位置関係を調整するもの
である。次に、本発明による第1の走査型露光装置は、
露光ビームに対して第1物体を移動するのに同期して、
投影系を通過した露光ビームの矩形の照射領域に対して
第2物体をその第1物体とは異なる速度で移動すること
により、その第2物体上の被露光領域を走査露光する走
査型露光装置において、その第1物体を保持して移動可
能な第1可動体と、この第1可動体とは独立に設けら
れ、その第2物体を保持して移動可能な第2可動体と、
その投影系を通過した露光ビームの照射領域からその第
2物体の移動方向に離れた位置に配置された検出点を有
し、その第2物体の移動中に、その投影系の光軸方向に
関するその第2物体上の被露光領域の 位置情報を検出す
る検出手段と、この検出手段の検出結果に基づいて、そ
の第2物体上の被露光領域とその投影系の像面との傾き
関係を調整する調整手段と、を備えたものである。ま
た、本発明による第2の走査型露光装置は、露光ビーム
に対して第1物体を移動するのに同期して、投影系を通
過した露光ビームに対して第2物体を移動することによ
り、その第2物体上の被露光領域を走査露光する走査型
露光装置において、その投影系を通過した露光ビームの
照射領域からその第2物体の移動方向に離れた位置に、
その第2物体の移動中にその投影系の光軸方向に関する
その第2物体上の被露光領域の位置情報を検出可能な複
数の検出点を有し、この複数の検出点の一部を選択的に
使用する検出手段を備えたものである。また、本発明に
よる第3の走査型露光装置は、露光ビームに対して第1
物体を移動するのに同期して、投影系を通過した露光ビ
ームに対して第2物体を移動することにより、その第2
物体上の被露光領域を走査露光する走査型露光装置にお
いて、その投影系の光軸方向に関するその第2物体上の
被露光領域の位置情報を検出するための検出点を、その
投影系を通過した露光ビームの照射領域からその第2物
体の移動方向に離れてその照射領域の両側に有し、その
第2物体の移動方向に応じてその照射領域の両側の検出
点を切り替えて使用する検出手段を備えたものである。
次に、本発明による第1のデバイス製法方法は、本発明
の露光方法を用いるものである。また、本発明による第
2のデバイス製造方法は、本発明の走査型露光装置を用
いるものである。
【0011】
【作用】斯かる本発明の第1の露光方法、及び第3の露
光方法〜第7の露光方法によれば、フォーカス位置検出
手段による感光基板(10)の高さの検出が、フォーカ
ス位置検出手段の信号処理時間による位相遅れ及び基板
ステージ(12,13)の送り速度より決定される距離
だけ露光領域(11)から離れた場所で行われる。そし
て、或る被露光領域(30)の検出された高さに基づく
焦点合わせは、その被露光領域(30)がその露光領域
(11)に移動したときに行われるので、その間の時間
差によりフォーカス位置検出手段等の位相遅れ等を相殺
することができ、焦点合わせが正確に行われる。
【0012】同様に、第2の露光方法、及び第8の露光
方法、第9の露光方法によれば、傾斜角検出手段による
感光基板(10)の傾斜角の検出が、傾斜角検出手段の
信号処理時間による位相遅れ及び基板ステージ(12,
13)の送り速度より決定される距離だけ露光領域(1
1)から離れた場所で行われる。そして、或る被露光領
域(30)の検出された傾斜角に基づくレベリングは、
その被露光領域(30)がその露光領域(11)に移動
したときに行われるので、その間の時間差により傾斜角
検出手段等の位相遅れ等を相殺することができ、レベリ
ングが正確に行われる。また、本発明の走査型露光装置
によれば、本発明の露光方法を実施することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図面を参照し
て説明する。本実施例は、露光光用の光源としてエキシ
マレーザ光源等のパルス発振型の光源を使用する、スリ
ットスキャン露光方式の投影露光装置に本発明を適用し
たものである。図1は本実施例の投影露光装置を示し、
この図1において、エキシマレーザ光源等のパルスレー
ザ光源1からのパルス光が照明光学系2に入射する。パ
ルスレーザ光源1のパルス発光のタイミングは図示省略
したトリガー制御部により任意に設定される。照明光学
系2は、ビーム整形光学系、減光光学系、オプティカル
インテグレータ、視野絞り及びコンデンサーレンズ系等
より構成され、パルス光は照明光学系2によりほぼ均一
な照度のパルス露光光ILに変換され、このパルス露光
光ILがレチクル3を照明する。
【0014】レチクル3は、レチクルステージ4上に保
持され、レチクルステージ4は投影光学系9の光軸に垂
直な面内で図1の紙面に平行なX方向(又は−X方向)
にレチクル3を走査すると共に、X方向に垂直なY方向
(図1の紙面に垂直な方向)にレチクル3の位置決めを
行う。レチクルステージ4の下面に、矩形の開口が形成
されたレチクルブラインド5が配置され、このレチクル
ブラインド5の開口により、実質的にレチクル3上に矩
形の照明領域が設定されている。また、レチクルステー
ジ4上に移動鏡6が固定され、外部のレチクル側干渉計
7からのレーザビームが移動鏡6で反射され、レチクル
側干渉計7によりレチクルステージ4のX方向及びY方
向の座標が常時計測され、このように計測された座標情
報S1が、装置全体の動作を制御する主制御系8に供給
されている。
【0015】レチクル6上に描かれたパターンの内で、
レチクルブラインド5の開口により制限された部分の像
が、投影光学系9を介して感光基板としてのフォトレジ
ストが塗布されたウエハ10上に投影される。レチクル
ブラインド5の開口により制限されるレチクル3上の領
域と投影光学系5に関して共役な領域が、矩形の露光領
域11となっている。また、ウエハ10はZレベリング
ステージ12上に保持され、Zレベリングステージ12
はウエハ側XYステージ13上に載置されている。Zレ
ベリングステージ12は、投影光学系9の光軸方向であ
るZ方向にウエハ10の位置決めを行うZステージと、
ウエハ10の露光面を所望の傾斜角だけ傾斜させるレベ
リングステージ等より構成されている。一方、ウエハ側
XYステージ13は、X方向にウエハ10を走査するX
ステージと、Y方向にウエハ10を位置決めするYステ
ージとより構成されている。
【0016】また、Zレベリングステージ12の側面に
は移動鏡14が取り付けられ、外部のウエハ側干渉計1
5からのレーザビームが移動鏡14により反射され、ウ
エハ側干渉計15によりウエハ側XYステージ13のX
座標及びY座標が常時計測され、このように計測された
座標情報が主制御系8に供給されている。更に、Zレベ
リングステージ12において現在設定されている高さ
(フォーカス位置)及び傾きが、Zレベリングステージ
用位置検出装置17により検出され、これにより検出さ
れた高さ及び傾きの情報が演算装置18に供給されてい
る。Zレベリングステージ用位置検出装置17は、例え
ば駆動モータの軸に取り付けられたロータリエンコーダ
又は直接高さを検出するポテンショメータ等より構成さ
れている。
【0017】そして、投影光学系9のX方向の両方の側
面部にそれぞれ多点フォーカス位置検出装置19及び2
0が配置されている。図2は、多点フォーカス位置検出
装置19及び20の検出領域と矩形の露光領域11との
関係を示し、この図2において、露光領域11の中心1
1aから−X方向に間隔Dの位置21aを中心として、
露光領域11とほぼ等しい大きさの検出領域21が設定
されている。この検出領域21の、−X方向の辺上の5
個の検出点22A〜26A及びX方向の辺上の5個の検
出点22B〜26B上に、ウエハ10の露光面に対する
法線に対して斜めに、それぞれ図1の第1の多点フォー
カス位置検出装置19からスリットパターン像が投影さ
れている。このスリットパターン像の投影のための照明
光としては、フォトレジストに対する感光性の低い波長
域の光が使用される。
【0018】これら10個のスリットパターン像からの
反射光がそれぞれ多点フォーカス位置検出装置19に戻
り、多点フォーカス位置検出装置19は、それら10個
のスリットパターン像の再結像された像の基準位置から
の横ずれ量に対応する10個のフォーカス信号を生成す
る。ウエハ10のZ方向の高さが変化すると、それら1
0個のスリットパターン像の再結像された像の位置が横
ずれするため、それら10個のフォーカス信号よりそれ
ぞれ検出領域21の検出点22A〜26A及び22B〜
26Bにおけるウエハ10の高さ(フォーカス位置)が
検出される。
【0019】更に、図2において、露光領域11の中心
11aからX方向に間隔Dの位置27aを中心として、
露光領域11とほぼ等しい大きさの検出領域27が設定
されており、この検出領域27上の10箇所の検出点上
に、ウエハ10の露光面に対する法線に対して斜めに、
それぞれ図1の第2の多点フォーカス位置検出装置20
からスリットパターン像が投影されている。これら10
個のスリットパターン像からの反射光がそれぞれ多点フ
ォーカス位置検出装置20に戻り、多点フォーカス位置
検出装置20は、それら10箇所の検出点のウエハ10
の高さに対応する10個のフォーカス信号を生成する。
例えばウエハ10がX方向に沿った走査方向RWに走査
される場合には、検出領域21について第1の多点フォ
ーカス位置検出装置19により検出された高さ情報が使
用され、ウエハ10が−X方向に沿った走査方向RW′
に走査される場合には、検出領域27について第2の多
点フォーカス位置検出装置20により検出された高さ情
報が使用される。
【0020】図1に戻り、多点フォーカス位置検出装置
19及び20からそれぞれ出力される第1組の10個の
フォーカス信号の情報及び第2組の10個のフォーカス
信号の情報S2が演算装置18に供給されている。演算
装置18は、後述のように先読みされたフォーカス位置
の情報から次に露光領域11内で露光される被露光領域
に対して、Zレベリングステージ12で設定すべき高さ
及び傾き(目標高さ及び目標傾き)を求め、これらの目
標高さ及び目標傾きの情報を主制御系8に知らせる。主
制御系8は、この情報に応じてウエハステージ制御装置
16を介して、Zレベリングステージ12の動作を制御
する。また、主制御系8は、図示省略したレチクルステ
ージ制御装置を介してレチクルステージ4の走査を行う
と共に、これと同期してウエハステージ制御装置16を
介して、レチクル側XYステージ13の走査動作を制御
する。
【0021】本例でスリットスキャン露光方式の露光を
行う際には、例えばレチクル3がレチクルステージ4に
より走査方向RR(−X方向)に走査されるのに同期し
て、ウエハ10がXYステージ13により走査方向RW
(X方向)に走査される。この場合、投影光学系9の投
影倍率をβとして、レチクル3の走査速度をVRとする
と、ウエハ10の走査速度はβ・VRとなる。これによ
り、レチクル3上の全部のパターンが順次ウエハ10上
に露光される。但し、走査方向は逆でもよく、レチクル
3がX方向に走査される場合には、それと同期してウエ
ハ10は−X方向に走査される。
【0022】また、スリットスキャン露光時のレチクル
ステージ4およびウエハ側XYステージ13の移動速度
は、レチクル3上に照射されるパルス露光光ILの光
量、レチクルブラインド5の開口の幅及びウエハ10に
塗布されたフォトレジストの感度により決定される。即
ち、レチクルステージ4の移動によりレチクル3上のパ
ターンがレチクルブラインド5の開口を横切る時間内
に、フォトレジストが十分に感光するようにステージの
速度が決定される。また、図2に示す露光領域11の中
心点11aと検出領域21(又は27)の中心点21a
(又は27a)までの間隔Dは、多点フォーカス位置検
出装置19(又は20)及び演算装置18内における信
号処理時間による遅延時間の間にウエハ側XYステージ
13が移動する距離と同じかそれ以上の長さに設定され
ている。
【0023】次に、図4のフローチャートを参照して、
本例の露光動作の一例につき説明する。本例の露光動作
では次の〜の条件を前提としている。 ウエハ10上の被露光部の表面を合わせ込む基準面
は、投影光学系9の像面(最良結像面)である。 Zレベリングステージ12で設定されている高さ及び
傾きは、Zレベリングステージ12上にウエハホルダ
(図示省略)を介して平坦度が良好なウエハ(スーパー
フラットウエハ)を保持した場合の、そのウエハの表面
の高さ及び傾きであるとする。そのようにZレベリング
ステージ12で設定されている高さ及び傾きで定まる面
を「ホルダ面」と呼ぶ。
【0024】図1のZレベリングステージ12のレベ
リングの際の回転中心は、図2の露光領域11の中心1
1aと一致している。即ち、ウエハ側XYステージ13
のX座標及びY座標の値に拘らず、Zレベリングステー
ジ12でレベリングを行った場合、露光領域11の中心
11aのウエハ10の高さ(フォーカス位置)は変化し
ない。
【0025】このような条件下で先ず図4のステップ1
01において、図2の検出領域21内の10個の検出点
22A〜26A,22B〜26B及び検出領域27内の
10個の検出点にそれぞれ対応するフォーカス信号のキ
ャリブレーションを行う。例えば、検出領域21内の検
出点22A〜26A,22B〜26Bにそれぞれ対応す
るフォーカス信号のキャリブレーションを行うには、図
1のレチクルステージ4上に焦点計測用のパターンが形
成されたテストレチクルを載置し、図1のZレベリング
ステージ12上にフォトレジストが塗布された試し焼き
用のウエハを保持する。そして、Zレベリングステージ
12の傾きを零に固定し、高さを所定の値に設定した状
態で、多点フォーカス位置検出装置19を介してそれら
10個の検出点に対応するフォーカス信号を得る。その
後、ウエハ側XYステージ13を駆動して、図2の検出
領域21内の被露光部を露光領域11に移動してから、
その被露光部にテストレチクルのパターンを露光する。
また、試し焼き用のウエハの他の被露光部を用いて、そ
れぞれZレベリングステージ12での高さ(フォーカス
位置)を少しずつ変えて、10個のフォーカス信号を得
ると共に、それぞれの被露光部にテストレチクルのパタ
ーンを露光する。
【0026】その後、そのウエハの現像を行うことによ
り、図2の検出領域21内の各検出点22A〜26A,
22B〜26Bにおいてテストレチクルのパターンが最
も鮮明に結像されたときのフォーカス位置、即ち投影光
学系9の像面位置を求める。これにより、それら検出点
22A〜26A,22B〜26Bに対応するそれぞれの
フォーカス信号の、投影光学系9の像面位置に対応する
基準レベルが求められる。同様に、他方の検出領域27
内の10個の検出点に対応するフォーカス信号について
も、それぞれ投影光学系9の像面位置に対応する基準レ
ベルが求められる。
【0027】次に、ステップ102において、転写用の
パターンが形成されたレチクル3をレチクルステージ4
上にロードし、フォトレジストが塗布された露光対象と
するウエハ10をZレベリングステージ12上にロード
する。そして、レチクル3の走査方向RRへの走査を開
始するのと同期して、ウエハ10の走査方向RWへの走
査を開始する。次に、ステップ103において、図3
(a)に示すように、ウエハ10上の被露光部30の中
心が、多点フォーカス位置検出装置19の検出領域21
の中心21aに達したときに、図2に示す検出点22A
〜26A(これらをまとめて「検出点XA」という)及
び検出点22B〜26B(これらをまとめて「検出点X
B」という)のそれぞれのフォーカス信号を多点フォー
カス位置検出装置19で求め、これらフォーカス信号を
演算装置18に供給する。これは検出点XA及びXBに
おける被露光部30の高さ(フォーカス位置)を求める
のと等価である。5個の検出点XAにおいて計測された
高さの平均値をZ1A、5個の検出点XBにおいて計測さ
れた高さの平均値をZ1Bとする。
【0028】また、被露光部30の中心が検出領域21
の中心21aに達した時点で、Zレベリングステージ用
位置検出装置17を介して、並行して図1のZレベリン
グステージ12で設定されている高さ及び傾き、即ち図
3(a)に示すホルダ面29の露光領域11の中心11
aでの高さZH0及び傾きを検出し、これらの高さZH0
び傾きを演算装置18に供給する。なお、傾きとは、傾
斜角の正接で表され、ホルダ面29のXZ面内での傾斜
角をθHX、YZ面内での傾斜角をθHYとする。
【0029】その後、ステップ104において、演算装
置18は、ホルダ面29を基準とした場合の被露光部3
0の検出領域21での平均の高さ(平均高さ)Z1Cを次
式より求める。以下において、露光領域の中心11aと
検出領域の中心21aとの間隔Dは、先読み距離と考え
ることができる。
【数1】Z1C=(Z1A+Z1B)/2−D・tanθHX
【0030】また、演算装置18は、ホルダ面29を基
準とした場合の被露光部30の検出領域21での平均的
な傾き(平均傾き)を求める。なお、ウエハ10の表面
にはプロセスにより凹凸があるため、ウエハ10上の被
露光部30の傾きとは、被露光部30内の平均的な面の
傾き、即ちウエハ10上のローカルな表面の傾きであ
る。先ず、検出点XAと検出点XBとのX方向の距離を
Eとして、平均傾きのXZ平面内での傾きに対応する傾
斜角をθ1Xとすると、傾きtanθ1Xは次のようにな
る。
【数2】tanθ1X=(Z1A−Z1B)/E−tanθHX
【0031】また、ホルダ面29を基準とした場合の被
露光部30の検出領域21でのYZ面内での傾き(傾斜
角でθ1Y)は、例えば図2の検出点22A,22Bの平
均の高さをZ1D、検出点26A,26Bの平均の高さを
1E、検出点22Aと検出点26AとのY方向の間隔を
Eとすると、次式から求められる。
【数3】tanθ1Y=(Z1D−Z1E)/E−tanθHY
【0032】次に、ステップ105において演算装置1
8は、被露光部30を露光領域11に移動して露光を行
うときに、Zレベリングステージ12で設定すべき高さ
(目標高さ)ZH 及び設定すべき傾き(目標傾き)を求
める。これら目標高さZH 及び目標傾きは、それぞれ基
準面である投影光学系9の最良結像像面28の高さZ 0
及び傾きから、被露光部30の平均高さ及び平均傾きを
差し引いたものである。即ち、目標高さZH は次のよう
になる。
【数4】ZH =Z0 −Z1C
【0033】また、投影光学系9の像面の傾斜角のXZ
面内での傾斜角をθ0X、YZ面内での傾斜角をθ0Yとす
ると、その目標傾きの傾斜角の内のXZ面内での傾斜角
θX及びYZ面内での傾斜角θY は次のようになる。
【数5】 tanθX =tanθ0X−tanθ1X, tanθY =tanθ0Y−tanθ1Y
【0034】その後、ステップ106において、図3
(b)に示すように、ウエハ10上の被露光部30が露
光領域11に達したときに、主制御系8は、Zレベリン
グステージ12で設定する高さをその目標高さZH に設
定すると共に、Zレベリングステージ12で設定するX
Z面内での傾き及びYZ面内での傾きをそれぞれ目標と
する傾きtanθX 及びtanθY に設定する。それと
同時にステップ107において、主制御系8は、図1の
パルスレーザ光源1を発光させてレチクル3のパターン
をウエハ10上の被露光部30に露光する。この際に、
被露光部30は、最良結像面28にほぼ合致している。
【0035】なお、以上の説明はウエハ10上の或る被
露光部30への露光を行う場合についての動作であり、
実際には、ウエハ10上のX方向の一連の被露光部につ
いてそれぞれ図4の露光動作が時系列的に繰り返され
る。上述のように、本例によれば、ウエハ10上の各被
露光部についてそれぞれ高さ及び傾きを先読みし、露光
時には先読みした結果に基づいてZレベリングステージ
12の高さ及び傾きを調整している。従って、ウエハ1
0の露光面にローカルな凹凸がある場合でも、ウエハ1
の露光面の全面を投影光学系9の像面に合わせ込んだ状
態で、レチクル3のパターンをウエハ1の露光面に露光
することができる。
【0036】なお、上述実施例では、露光光の光源とし
てパルスレーザ光源1が使用されているため、被露光部
30が露光領域11に達したときに、正確に露光のタイ
ミングを合わせることができる。しかしながら、露光光
として水銀ランプ等の連続光を用いた場合でも、被露光
部30の高さ等を先読みすることにより、露光時にはそ
の被露光部30を投影光学系9の像面にほぼ正確に合わ
せ込むことができる。
【0037】このように、本発明は上述実施例に限定さ
れず本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り
得る。
【0038】
【発明の効果】本発明の第1の露光方法、及び第3の露
光方法〜第7の露光方法によれば、投影光学系の露光領
域の基準点から所定間隔だけ離れた位置で露光に先立っ
て感光基板上の被露光領域の高さの検出を行い、その結
果に基づいてその被露光領域の露光位置で焦点合わせを
行うようにしている。従って、フォーカス位置検出手段
の信号処理時間による位相遅れの影響を受けることな
く、正確に焦点合わせを行うことができる利点がある。
また、感光基板が載置された基板ステージの送り速度を
必要以上に低下させなくても済むため、スループットが
低下することもない。
【0039】また、基板ステージでは被露光部の露光時
に、先読み時に設定されていた高さに、先読みで得られ
た被露光部の高さと像面の高さとの差分を加算した高さ
に設定するようにしているため、高速に演算を行うこと
ができると共に、制御が容易である。同様に、第2の露
光方法、及び第8の露光方法、第9の露光方法によれ
ば、露光に先立って感光基板上の被露光領域の傾斜量の
検出を行っているため、傾斜角検出手段の信号処理時間
による位相遅れの影響を受けることなく、正確にレベリ
ングを行うことができる利点がある。また、スループッ
トが低下することもなく、制御が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の露光方法が適用される投影
露光装置を示す構成図である。
【図2】図1の露光領域と検出領域との関係を示す平面
図である。
【図3】(a)は先読み時の被露光部の状態を示す図、
(b)は露光時の被露光部の状態を示す図である。
【図4】実施例の露光動作の一例を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 パルスレーザ光源 2 照明光学系 3 レチクル 4 レチクルステージ 5 レチクルブラインド 8 主制御系 9 投影光学系 10 ウエハ 11 露光領域 12 Zレベリングステージ 13 ウエハ側XYステージ 16 ウエハステージ制御装置 17 Zレベリングステージ用位置検出装置 18 演算装置 19,20 多点フォーカス位置検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−277612(JP,A) 特開 昭62−122215(JP,A) 特開 平4−350925(JP,A) 特開 平6−196386(JP,A) 特開 平4−196513(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 7/20

Claims (44)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光光でスリット状の照明領域を照明
    し、該スリット状の照明領域に対して転写用のパターン
    が形成されたマスクを走査すると共に、前記スリット状
    の照明領域を投影光学系で投影したスリット状の露光領
    域に対して前記マスクと同期して基板ステージ上の感光
    基板を走査することにより、前記マスクのパターンを前
    記感光基板上に露光する露光方法において、 前記マスク及び前記感光基板の同期した走査を開始した
    後、前記スリット状の露光領域から前記走査の方向と逆
    の方向に所定間隔だけ離れた前記感光基板上の被露光領
    域の高さと前記投影光学系の像面の高さとの差分を検出
    すると共に、前記感光基板が載置された前記基板ステー
    ジで配置されている高さを検出し、 前記被露光領域が前記スリット状の露光領域内に達した
    際に、前記基板ステージで配置する高さを、前記検出さ
    れた高さに前記検出された差分を加えた高さに配置する
    ことにより、 前記被露光領域の高さを前記投影光学系の像面の高さに
    合わせ込むようにしたことを特徴とする露光方法。
  2. 【請求項2】 露光光でスリット状の照明領域を照明
    し、該スリット状の照明領域に対して転写用のパターン
    が形成されたマスクを走査すると共に、前記スリット状
    の照明領域を投影光学系で投影したスリット状の露光領
    域に対して前記マスクと同期して基板ステージ上の感光
    基板を走査することにより、前記マスクのパターンを前
    記感光基板上に露光する露光方法において、 前記マスク及び前記感光基板の同期した走査を開始した
    後、前記スリット状の露光領域から前記走査の方向と逆
    の方向に所定間隔だけ離れた前記感光基板上の被露光領
    域の傾斜量と前記投影光学系の像面の傾斜量との差分を
    検出すると共に、前記感光基板が載置された前記基板ス
    テージで配置されている傾斜量を検出し、 前記被露光領域が前記スリット状の露光領域内に達した
    際に、前記基板ステージで配置する傾斜量を、前記検出
    された傾斜量に前記検出された差分を加えた傾斜量に配
    置することにより、 前記被露光領域を前記投影光学系の像面に平行に合わせ
    込むようにしたことを特徴とする露光方法。
  3. 【請求項3】 露光ビームに対して第1物体を移動する
    のに同期して、投影系を通過した露光ビームに対して第
    2物体を移動することにより、前記第2物体上の被露光
    領域を走査露光する露光方法において、前記第1物体及び第2物体の同期移動を開始した後で、
    且つ 前記被露光領域に前記露光ビームが照射される前
    に、前記第2物体を移動しながら前記投影系の光軸方向
    に関する前記被露光領域の位置情報を検出し、 前記第1物体と前記第2物体とを各々独立に同期移動さ
    せながら、前記検出された位置情報に基づいて前記露光
    ビームの照射領域内で前記投影系の像面と前記被露光領
    域との位置関係を調整して、前記被露光領域を走査露光
    することを特徴とする露光方法。
  4. 【請求項4】 前記露光ビームの照射領域は矩形スリッ
    ト状に規定されることを特徴とする請求項3に記載の露
    光方法。
  5. 【請求項5】 露光ビームに対して第1物体を移動する
    のに同期して、投影系を通過した露光ビームに対して第
    2物体を移動することにより、前記第2物体の被露光領
    域を走査露光する露光方法において、前記第1物体及び第2物体の同期移動を開始した後で、
    且つ 前記被露光領域に前記露光ビームが照射される前
    に、前記第2物体を移動しながら前記投影系の光軸方向
    に関する前記被露光領域の位置情報を検出し、 該検出された位置情報に基づいて、前記投影系を通過し
    た露光ビームの矩形状の照射領域内で前記投影系の像面
    と前記被露光領域との位置関係を調整して、前記被露光
    領域を走査露光することを特徴とする露光方法。
  6. 【請求項6】 前記走査露光のために、前記第1物体と
    前記第2物体とは互いに異なる速度で移動することを特
    徴とする請求項3から5の何れか一項に記載の露光方
    法。
  7. 【請求項7】 露光ビームに対して第1物体を移動する
    のに同期して、投影系を通過した露光ビームに対して第
    2物体を移動することにより、前記第2物体上の被露光
    領域を走査露光する露光方法において、前記第1物体及び第2物体の同期移動を開始した後で、
    且つ 前記被露光領域に前記露光ビームが照射される前
    に、前記第2物体を移動しながら前記投影系の光軸方向
    に関する前記被露光領域の位置情報を検出し、 前記第1物体と前記第2物体とを互いに異なる速度で同
    期移動させながら、前記検出された位置情報に基づいて
    前記投影系の像面と前記被露光領域との位置関係を調整
    して、前記被露光領域を走査露光することを特徴とする
    露光方法。
  8. 【請求項8】 前記第1物体と前記第2物体とは、前記
    投影系の投影倍率に応じて互いに異なる速度で移動する
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の露光方法。
  9. 【請求項9】 前記走査露光中に、前記第1物体は第1
    方向へ移動し、前記第2物体は前記第1方向とは異なる
    第2方向へ移動することを特徴とする請求項3から8の
    何れか一項に記載の露光方法。
  10. 【請求項10】 露光ビームに対して第1物体を移動す
    るのに同期して、投影系を通過した露光ビームに対して
    第2物体を移動することにより、前記第2物体上の被露
    光領域を走査露光する露光方法において、前記第1物体及び第2物体の同期移動を開始した後で、
    且つ 前記被露光領域に前記露光ビームが照射される前
    に、前記第2物体を移動しながら前記投影系の光軸方向
    に関する前記被露光領域の位置情報を検出し、 前記第1物体と前記第2物体とを互いに異なる方向へ同
    期移動させながら、前記検出された位置情報に基づいて
    前記投影系の像面と前記被露光領域との位置関係を調整
    して、前記被露光領域を走査露光することを特徴とする
    露光方法。
  11. 【請求項11】 前記被露光領域の位置情報の検出は、
    複数の検出点で行なわれることを特徴とする請求項3か
    ら10の何れか一項に記載の露光方法。
  12. 【請求項12】 前記複数の検出点は、前記第2物体の
    移動方向と交差する方向に離れた複数の検出点を含むこ
    とを特徴とする請求項11に記載の露光方法。
  13. 【請求項13】 前記複数の検出点は、前記第2物体の
    移動方向に離れた複数の検出点を含むことを特徴とする
    請求項11又は12に記載の露光方法。
  14. 【請求項14】 前記複数の位置に配置された検出点の
    一部を選択的に使用することを特徴とする請求項11に
    記載の露光方法。
  15. 【請求項15】 露光ビームに対して第1物体を移動す
    るのに同期して、投影系を通過した露光ビームに対して
    第2物体を移動することにより、前記第2物体上の被露
    光領域を走査露光する露光方法において、 前記投影系の光軸方向に関する前記第2物体の位置情報
    を検出可能な複数の検出点の一部を選択的に使用して、
    前記第1物体及び第2物体の同期移動を開始した後で、
    且つ前記被露光領域に前記露光ビームが照射される前
    に、前記第2物体を移動しながら前記投影系の光軸方向
    に関する前記被露光領域の位置情報を検出し、 前記検出された位置情報に基づいて前記投影系の像面と
    前記被露光領域との位置関係を調整して、前記被露光領
    域を走査露光することを特徴とする露光方法。
  16. 【請求項16】 前記複数の検出点は、前記第2物体の
    移動方向に応じて、その一部が選択的に使用されること
    を特徴とする請求項15に記載の露光方法。
  17. 【請求項17】 前記複数の検出点は、前記照射領域の
    両側にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項16
    に記載の露光方法。
  18. 【請求項18】 前記複数の検出点は、互いに前記第2
    物体の移動方向と交差する方向に離れて配置されること
    を特徴とする請求項15から17の何れか一項に記載の
    露光方法。
  19. 【請求項19】 前記位置関係の調整は、前記第2物体
    の移動方向に関する前記投影系の像面と前記被露光領域
    との傾きの関係の調整を含むことを特徴とする請求項3
    から18の何れか一項に記載の露光方法。
  20. 【請求項20】 前記位置関係の調整は、前記第2物体
    の移動方向と交差する方向に関する前記投影系と前記被
    露光領域との傾きの関係の調整を含むことを特徴とする
    請求項3から19の何れか一項に記載の露光方法。
  21. 【請求項21】 露光ビームに対して第1物体を移動す
    るのに同期して、投影系を通過した露光ビームに対して
    第2物体を移動することにより、前記第2物体の被露光
    領域を走査露光する露光方法において、前記第1物体及び第2物体の同期移動を開始した後で、
    且つ 前記被露光領域に前記露光ビームが照射される前
    に、前記第2物体を移動しながら前記投影系の光軸方向
    に関する前記被露光領域の位置情報を検出し、 前記検出された位置情報に基づいて前記投影系の像面と
    前記被露光領域との傾きの関係を調整して、前記被露光
    領域を走査露光することを特徴とする露光方法。
  22. 【請求項22】 前記第2物体の移動方向と交差する方
    向に関して前記傾きの関係を調整することを特徴とする
    請求項21に記載の露光方法。
  23. 【請求項23】 前記第2物体の移動方向に関して前記
    傾きの関係を調整することを特徴とする請求項21又は
    22に記載の露光方法。
  24. 【請求項24】 前記露光ビームの照射領域内の所定点
    を回転中心として前記第2物体の傾きを調整することに
    よって前記傾きの関係の調整を行うことを特徴とする請
    求項21から23の何れか一項に記載の露光方法。
  25. 【請求項25】 露光ビームに対して第1物体を移動す
    るのに同期して、投影系を通過した露光ビームに対して
    第2物体を移動することにより、前記第2物体を走査露
    光する露光方法において、 前記第2物体の移動中に、前記投影系を通過した露光ビ
    ームの照射領域から前記第2物体の移動方向に離れた検
    出点で、前記第2物体上の露光面の傾きの情報を検出
    し、 前記検出点において前記第2物体上の露光面の傾斜情報
    を検出しているときの、前記第2物体の前記投影系の光
    軸方向に関する位置情報及び傾き情報を計測し、 前記第2物体上の露光面が前記露光ビームの照射領域内
    に移動されたときに、前記検出の結果と前記計測の結果
    とに基づいて、前記第2物体上の露光面と前記投影系の
    像面との位置関係を調整することを特徴とする露光方
    法。
  26. 【請求項26】 前記検出点は、前記第2物体の移動方
    向と交差する方向に離れた複数の検出点を含むことを特
    徴とする請求項25に記載の露光方法。
  27. 【請求項27】 前記位置関係の調整は、前記第2物体
    の移動方向と交差する方向に関する傾きの関係の調整を
    含むことを特徴とする請求項25又は26に記載の露光
    方法。
  28. 【請求項28】 前記位置関係の調整は、前記第2物体
    の移動方向に関する傾きの関係の調整を含むことを特徴
    とする請求項25から27の何れか一項に記載の露光方
    法。
  29. 【請求項29】 前記傾きの関係の調整は、前記露光ビ
    ームの照射領域内の所定点を回転中心とした前記第2物
    体の傾きを調整することによって行なわれることを特徴
    とする請求項27又は28に記載の露光方法。
  30. 【請求項30】 請求項3から29の何れか一項に記載
    の露光方法を用いるデバイス製造方法。
  31. 【請求項31】 露光ビームに対して第1物体を移動す
    るのに同期して、投影系を通過した露光ビームの矩形の
    照射領域に対して第2物体を前記第1物体とは異なる速
    度で移動することにより、前記第2物体上の被露光領域
    を走査露光する走査型露光装置において、 前記第1物体を保持して移動可能な第1可動体と、 該第1可動体とは独立に設けられ、前記第2物体を保持
    して移動可能な第2可動体と、 前記投影系を通過した露光ビームの照射領域から前記第
    2物体の移動方向に離れた位置に配置された検出点を有
    し、前記第2物体の移動中に、前記投影系の光軸方向に
    関する前記第2物体上の被露光領域の位置情報を検出す
    る検出手段と、 該検出手段の検出結果に基づいて、前記第2物体上の被
    露光領域と前記投影系の像面との傾き関係を調整する調
    整手段と、 を備えたことを特徴とする走査型露光装置。
  32. 【請求項32】 前記検出点は、前記露光ビームの照射
    位置から離れた位置に複数配置されていることを特徴と
    する請求項31に記載の走査型露光装置。
  33. 【請求項33】 前記複数の検出点は、前記第2物体の
    移動方向と交差する方向に離散的に配置されており、 前記調整手段は、前記検出手段の検出結果に基づいて、
    前記第2物体の移動方向と交差する方向に関して前記被
    露光領域と前記像面との傾き関係を調整することを特徴
    とする請求項32に記載の走査型露光装置。
  34. 【請求項34】 前記複数の検出点は、前記第2物体の
    移動方向に離散的に配置されていることを特徴とする請
    求項32又は33に記載の走査型露光装置。
  35. 【請求項35】 前記複数の検出点の一部を選択的に使
    用することを特徴とする請求項32から34の何れか一
    項に記載の走査型露光装置。
  36. 【請求項36】 露光ビームに対して第1物体を移動す
    るのに同期して、投影系を通過した露光ビームに対して
    第2物体を移動することにより、前記第2物体上の被露
    光領域を走査露光する走査型露光装置において、 前記投影系を通過した露光ビームの照射領域から前記第
    2物体の移動方向に離れた位置に、前記第2物体の移動
    中に前記投影系の光軸方向に関する前記第2物体上の被
    露光領域の位置情報を検出可能な複数の検出点を有し、
    該複数の検出点の一部を選択的に使用する検出手段を備
    えたことを特徴とする走査型露光装置。
  37. 【請求項37】 前記検出手段は、前記第2物体の移動
    方向に応じて一部の検出点を選択的に使用することを特
    徴とする請求項35又は36に記載の走査型露光装置。
  38. 【請求項38】 前記検出手段は、前記照射領域の両側
    に検出点を有し、前記第2物体の移動方向に応じて一方
    側の検出点を選択的に使用することを特徴とする請求項
    37に記載の走査型露光装置。
  39. 【請求項39】 露光ビームに対して第1物体を移動す
    るのに同期して、投影系を通過した露光ビームに対して
    第2物体を移動することにより、前記第2物体上の被露
    光領域を走査露光する走査型露光装置において、 前記投影系の光軸方向に関する前記第2物体上の被露光
    領域の位置情報を検出するための検出点を、前記投影系
    を通過した露光ビームの照射領域から前記第2物体の移
    動方向に離れて前記照射領域の両側に有し、前記第2物
    体の移動方向に応じて前記照射領域の両側の検出点を切
    り替えて使用する検出手段を備えたことを特徴とする走
    査型露光装置。
  40. 【請求項40】 前記検出手段は、前記照射領域の両側
    にそれぞれ複数の検出点を有することを特徴とする請求
    項39に記載の走査型露光装置。
  41. 【請求項41】 前記複数の検出点は、互いに前記第2
    物体の移動方向と交差する方向に離れて配置されること
    を特徴とする請求項40に記載の走査型露光装置。
  42. 【請求項42】 前記検出手段の検出結果に基づいて、
    前記投影系の像面と前記第2物体上の被露光領域との位
    置関係を調整する調整手段をさらに備えたことを特徴と
    する請求項36から41の何れか一項に記載の走査型露
    光装置。
  43. 【請求項43】 前記露光ビームの照射領域の形状を、
    前記第2物体の移動方向と直交する方向に延びる矩形に
    規定する規定手段を更に備え、 前記調整手段は、前記第2物体の移動方向と直交する方
    向に関して、前記投影系の像面と前記第2物体上の被露
    光領域との傾き関係を調整することを特徴とする請求項
    42に記載の走査型露光装置。
  44. 【請求項44】 請求項31から43の何れか一項に記
    載の走査型露光装置を用いるデバイス製造方法。
JP04242693A 1992-12-25 1993-03-03 露光方法、走査型露光装置、及びデバイス製造方法 Expired - Fee Related JP3309927B2 (ja)

Priority Applications (15)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04242693A JP3309927B2 (ja) 1993-03-03 1993-03-03 露光方法、走査型露光装置、及びデバイス製造方法
KR1019930030163A KR100300618B1 (ko) 1992-12-25 1993-12-24 노광방법,노광장치,및그장치를사용하는디바이스제조방법
US08/345,325 US5448332A (en) 1992-12-25 1994-11-21 Exposure method and apparatus
US08/482,555 US5693439A (en) 1992-12-25 1995-06-07 Exposure method and apparatus
US09/276,441 US6433872B1 (en) 1992-12-25 1999-03-25 Exposure method and apparatus
KR1019990010828A KR100307049B1 (ko) 1992-12-25 1999-03-29 주사형 노광장치, 주사노광방법, 및 디바이스 제조방법
KR1019990010829A KR100325182B1 (ko) 1992-12-25 1999-03-29 주사형 노광장치, 노광방법, 및 디바이스 제조방법
KR1019990011935A KR100311427B1 (ko) 1992-12-25 1999-03-29 주사노광방법과 그 방법을 사용하는 디바이스 제조방법
KR1019990010827A KR100306310B1 (ko) 1992-12-25 1999-03-29 주사형 노광장치와 그 장치를 사용하는 디바이스 제조방법 및 주사노광방법
KR1019990011934A KR100306311B1 (ko) 1992-12-25 1999-03-29 주사형 노광장치와 그 장치를 사용하는 디바이스 제조방법 및 주사노광방법
KR1019990015291A KR100325184B1 (ko) 1992-12-25 1999-04-28 노광방법, 노광장치, 및 디바이스 제조방법
KR1020010009581A KR100300627B1 (ko) 1992-12-25 2001-02-26 주사형 노광장치와 그 장치를 사용하는 디바이스 제조방법및 주사노광방법
KR1020010009582A KR100313732B1 (ko) 1992-12-25 2001-02-26 주사형 노광장치와 그 장치를 사용하는 디바이스 제조방법및 주사노광방법
KR1020010009876A KR100325193B1 (ko) 1992-12-25 2001-02-27 주사형 노광장치와 그 장치를 사용하는 디바이스 제조방법및 주사노광방법
US10/186,687 US6608681B2 (en) 1992-12-25 2002-07-02 Exposure method and apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04242693A JP3309927B2 (ja) 1993-03-03 1993-03-03 露光方法、走査型露光装置、及びデバイス製造方法

Related Child Applications (4)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16749999A Division JP3230675B2 (ja) 1999-06-14 1999-06-14 走査露光方法、走査型露光装置、及び前記方法を用いるデバイス製造方法
JP16750099A Division JP3278061B2 (ja) 1999-06-14 1999-06-14 走査露光方法、走査型露光装置、及び前記方法を用いるデバイス製造方法
JP11167501A Division JP2000003871A (ja) 1999-06-14 1999-06-14 露光方法
JP16749899A Division JP3278060B2 (ja) 1999-06-14 1999-06-14 走査露光方法、走査型露光装置、及び前記方法を用いるデバイス製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06260391A JPH06260391A (ja) 1994-09-16
JP3309927B2 true JP3309927B2 (ja) 2002-07-29

Family

ID=12635739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04242693A Expired - Fee Related JP3309927B2 (ja) 1992-12-25 1993-03-03 露光方法、走査型露光装置、及びデバイス製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3309927B2 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3584314B2 (ja) * 1995-07-11 2004-11-04 株式会社ニコン 投影露光装置
JPH10326738A (ja) * 1997-05-23 1998-12-08 Nikon Corp 投影露光装置
JPH10326733A (ja) * 1997-05-23 1998-12-08 Mitsubishi Electric Corp スリットスキャン式投影露光装置及び投影露光方法並びにこれを用いた半導体装置の製造方法
JP3880155B2 (ja) * 1997-10-01 2007-02-14 キヤノン株式会社 位置決め方法及び位置決め装置
JP5002704B2 (ja) * 1999-11-30 2012-08-15 キヤノン株式会社 投影露光装置、投影露光方法、及び半導体装置の製造方法
JP2001223157A (ja) * 1999-11-30 2001-08-17 Canon Inc 投影露光装置、投影露光方法、及び半導体装置の製造方法
JP3780221B2 (ja) 2002-03-26 2006-05-31 キヤノン株式会社 露光方法及び装置
JP4174324B2 (ja) 2003-01-06 2008-10-29 キヤノン株式会社 露光方法及び装置
JP4280523B2 (ja) * 2003-03-14 2009-06-17 キヤノン株式会社 露光装置及び方法、デバイス製造方法
EP1482373A1 (en) * 2003-05-30 2004-12-01 ASML Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
US7253885B2 (en) 2003-12-05 2007-08-07 Canon Kabushiki Kaisha Wavelength selecting method, position detecting method and apparatus, exposure method and apparatus, and device manufacturing method
JP4497908B2 (ja) 2003-12-15 2010-07-07 キヤノン株式会社 露光方法及び装置
JP2006112788A (ja) 2004-10-12 2006-04-27 Canon Inc 表面形状計測装置、表面計測方法、及び露光装置
JP2007027593A (ja) 2005-07-21 2007-02-01 Canon Inc フォーカス計測方法および計測装置、露光方法および露光装置ならびにオフセット計測装置
JP4250637B2 (ja) 2006-06-14 2009-04-08 キヤノン株式会社 走査露光装置及びデバイス製造方法
US7684050B2 (en) 2006-12-22 2010-03-23 Canon Kabushiki Kaisha Shape measuring apparatus, shape measuring method, and exposure apparatus
JP4953923B2 (ja) * 2007-05-30 2012-06-13 キヤノン株式会社 露光装置及びデバイス製造方法
JP4512627B2 (ja) 2007-10-03 2010-07-28 キヤノン株式会社 測定装置、露光装置及びデバイス製造方法
JP5084558B2 (ja) 2008-02-28 2012-11-28 キヤノン株式会社 表面形状計測装置、露光装置及びデバイス製造方法
JP5268425B2 (ja) 2008-05-16 2013-08-21 キヤノン株式会社 表面形状測定装置及び露光装置
JP5197198B2 (ja) * 2008-07-04 2013-05-15 キヤノン株式会社 結像光学系、露光装置、及びデバイス製造方法
TWI502283B (zh) * 2009-04-03 2015-10-01 尼康股份有限公司 曝光裝置、曝光方法及元件製造方法
NL2005424A (en) 2009-10-30 2011-05-02 Asml Netherlands Bv Lithographic method and apparatus.
KR101652887B1 (ko) 2009-12-04 2016-09-02 삼성디스플레이 주식회사 기판의 노광방법, 이를 수행하기 위한 기판의 노광장치 및 이를 이용한 표시기판의 제조방법
JP6139870B2 (ja) * 2012-12-04 2017-05-31 キヤノン株式会社 露光方法、露光装置および物品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06260391A (ja) 1994-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3309927B2 (ja) 露光方法、走査型露光装置、及びデバイス製造方法
US6608681B2 (en) Exposure method and apparatus
US5591958A (en) Scanning exposure method and apparatus
US6277533B1 (en) Scanning exposure method
US5661548A (en) Projection exposure method and apparatus including a changing system for changing the reference image-formation position used to generate a focus signal
KR100365602B1 (ko) 노광방법및장치와반도체디바이스제조방법
JP3316704B2 (ja) 投影露光装置、走査露光方法、及び素子製造方法
TWI282115B (en) Exposure apparatus and method
US5361122A (en) Autofocusing device and projection exposure apparatus with the same
JPH0992593A (ja) 投影露光装置
JP3448614B2 (ja) 投影露光方法、走査型投影露光装置、及び素子製造方法
JPH01187817A (ja) 露光方法、露光条件測定方法及ぴパターン測定方法
JP3551570B2 (ja) 走査型露光装置及び露光方法
JP3230675B2 (ja) 走査露光方法、走査型露光装置、及び前記方法を用いるデバイス製造方法
JP3371406B2 (ja) 走査露光方法
JP3278061B2 (ja) 走査露光方法、走査型露光装置、及び前記方法を用いるデバイス製造方法
JP3278060B2 (ja) 走査露光方法、走査型露光装置、及び前記方法を用いるデバイス製造方法
JP2000003871A (ja) 露光方法
JPH0786136A (ja) 面位置設定装置
JPH09246356A (ja) 表面位置設定方法
JPH0915872A (ja) 投影露光装置
JP3376219B2 (ja) 面位置検出装置および方法
JP2000252192A (ja) 投影露光方法および投影露光装置
JPH1012533A (ja) 露光方法及び露光装置
JPH1041215A (ja) 走査型露光装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020425

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080524

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110524

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees