JPH1012533A - 露光方法及び露光装置 - Google Patents

露光方法及び露光装置

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JPH1012533A
JPH1012533A JP8167748A JP16774896A JPH1012533A JP H1012533 A JPH1012533 A JP H1012533A JP 8167748 A JP8167748 A JP 8167748A JP 16774896 A JP16774896 A JP 16774896A JP H1012533 A JPH1012533 A JP H1012533A
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JP
Japan
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exposure
mask
photosensitive
substrate
light
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JP8167748A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Miyai
恒夫 宮井
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光装置のスループットを低下させることな
く感光剤の露光量を測定し、その測定に基づいて露光量
を最適に制御する。 【解決手段】 感光剤は光照射によって光化学反応を起
こし、反射率が変化することを利用して露光量を検出す
る。感光基板Wに塗布された感光剤の反射率から露光量
を検出し、それが最適露光量となるように露光光源11
等を制御する。感光剤の反射率は、露光後に測定するだ
けでもよいし、露光の前後に測定して変化量を求めても
よい。また、感光剤の反射率を測定するセンサは、AF
センサ35と兼用とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子、液晶
表示素子、CCD素子等をフォトリソグラフィ工程で製
造する際にマスクのパターンを感光基板に露光する露光
方法及び露光装置に関し、更に詳しくはマスクと感光基
板を投影光学系に対して同期して走査することによりマ
スクパターンを感光基板上に逐次転写する走査露光方式
の露光方法及び露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体素子等をフォトリソグ
ラフィ技術を用いて製造するに際して、フォトマスク又
はレチクル(以下、マスクという)に形成されたパター
ンを投影光学系を介してフォトレジスト等の感光剤が塗
布されたウエハ又はガラスプレート等の感光基板に露光
する投影露光装置が使用されている。投影露光装置とし
ては、感光基板をステッピング移動させながら、感光基
板上のショット領域にマスクのパターンを順次投影露光
するステップ・アンド・リピート方式の投影露光装置が
多く用いられている。最近では、半導体素子等の1個の
チップパターンが大型化する傾向にあり、より大面積の
パターンを感光基板上に投影露光することが求められて
いる。
【0003】このような被転写パターンの大型化に応え
るために、マスクと感光基板を投影光学系に対して同期
して走査することにより、投影光学系の露光フィールド
より広い範囲のショット領域へ露光が可能な走査露光方
式の露光装置が開発されている。走査露光の方式として
は、1枚のマスクパターンの全体を等倍で1枚の感光基
板の全面に逐次露光するアライナー、及び感光基板上の
各ショット領域への露光を縮小投影で且つ走査露光方式
で行うと共に、各ショット領域間の移動をスッテッピン
グ方式で行うステップ・アンド・スキャン方式のものが
知られている。投影露光装置においては、感光基板の露
光面を投影光学系の像面(最良結像面)に合わせ込んだ
状態で露光を行う必要があるため、走査露光方式の露光
装置においても、感光基板の露光面の基準点のフォーカ
ス方向の高さ(フォーカス位置)をその像面に合わせる
オートフォーカス機構と、感光基板の露光面の平均的な
面をその像面に平行に合わせるオートレベリング機構と
が設けられている。オートフォーカス(AF)のための
センサとしては種々のものが提案されているが、多く用
いられているものに、走査方向に見て露光領域の前後に
計測点を有するAFセンサ、例えば2次元の多点AFセ
ンサがある。
【0004】この露光領域の前後に計測点を有するAF
センサは、露光領域の直前部分の様子を先読みセンサで
予め計測し、先読みセンサで計測した計測部分が露光領
域に移動するまでに、オートフォーカス及びオートレベ
リングを行う構成になっている。露光領域の後にも計測
点を有するのは、感光基板の走査方向が往復いずれの方
向であっても走査露光できるようになっているためであ
る。例えば投影光学系に対する感光基板の走査方向が+
X方向のときは、露光領域に対して+X方向に設定され
ている計測点を計測するセンサを先読みセンサとして使
用し、逆に感光基板の走査方向が−X方向のときは、露
光領域に対して−X方向に設定されている計測点を計測
するセンサを先読みセンサとして使用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで露光装置は、
基板上にレジストパターンを所望の精度で形成するため
に、フォトレジストの露光量を最適に制御する必要があ
る。例えばフォトレジストへの露光量が少ないと、パタ
ーンの焼き付け領域での感光が不十分で露光領域と非露
光領域との堺界が曖昧となり、現像処理を経て形成され
るパターンのプロファイル形状も劣化する。逆にフォト
レジストへの露光量が多すぎると、遮光部分のフォトレ
ジストが感光してしまい、所望形状のパターンを得るこ
とができない。
【0006】従来、露光装置におけるフォトレジストへ
の露光量の測定は、感光基板の交換時期のような焼き付
けの合い間に基板ステージ上に設けられている露光量セ
ンサを投影光学系の光軸位置まで移動させて露光光の強
度を測定することで行っていた。しかし、この方法で
は、露光量測定の度毎に基板ステージ上の露光量センサ
を投影光学系の光軸下まで移動させなければならず、仮
に感光基板交換時等の露光動作時以外のときに測定動作
を行うにしても、ステージ移動動作が必要なために露光
装置のスループットが低下する問題があった。
【0007】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたもので、露光装置のスループットを低下
させることなく、フォトレジスト等の感光剤の露光量を
測定し、その測定に基づいて露光量を最適に制御するこ
とのできる走査露光方式の露光方法及び露光装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】フォトレジスト等の感光
剤は、光照射によって光化学反応を起こし、現像剤に対
する耐性が変化する。この光化学反応によって感光剤の
屈折率及び表面反射率が変化する。したがって、感光基
板に塗布されている感光剤の表面反射率は露光の前後で
変化し、この反射率の変化あるいは露光後の反射率の値
を測定することで、感光剤の露光量を検出することがで
きる。そして、検出された露光量をもとに制御装置で露
光光源の発光強度等を制御することにより、感光剤を最
適露光量で露光することができる。一方、走査露光方式
の露光装置には、露光領域の前後の計測点に光照射して
各計測点からの反射光を検出するAFセンサが備えられ
ているのであるから、AFセンサの出力を露光による感
光剤の表面反射率変化あるいは露光後の反射率の測定の
ために用いると、既存の装置構成に大きな変更を加える
ことなく走査露光方式の露光装置に露光量計測機能及び
露光量制御機能を付加することができる。
【0009】本発明は、以上のような検討のもとになさ
れたものであり、感光基板に塗布された感光剤の反射率
から露光量を検出し、それが最適露光量となるように露
光光源等を制御するものである。感光剤の反射率は、露
光後に測定するだけでもよいし、露光の前後に測定して
変化量を求めてもよい。また、感光剤の反射率を測定す
るセンサは、AFセンサと兼用とすることができる。な
お、反射率測定のために感光剤に照射される光強度が既
知あるいは一定の場合、反射光強度を反射率の代わりに
用いることができる。この場合、本発明にとって反射率
と反射光強度は実質的に同義である。
【0010】すなわち、本発明は、転写用のパターンが
形成されたマスクを所定の照明領域で照射し、マスクの
パターンの一部の像を投影光学系を介して感光剤が塗布
された感光基板上の所定の露光領域に投影した状態で、
マスク及び感光基板を投影光学系に対して同期して走査
することによりマスクのパターンを感光基板に露光する
露光方法において、露光の後に感光基板に塗布された感
光剤の反射率を測定し、測定された反射率に基づいて感
光基板への露光量を制御することを特徴とする。感光剤
の反射率を露光の前後に測定し、それらの反射率の差や
比率等の情報に基づいて感光基板への露光量を制御する
ようにしてもよい。
【0011】また、本発明は、光源からの光束をパター
ンが形成されたマスクへ導く照明光学系と、マスクを載
置して移動するマスクステージと、マスクを透過した光
束を感光剤が塗布された感光基板に投影する投影光学系
と、感光基板を載置して移動する基板ステージと、マス
クと感光基板とが同期して走査されるようにマスクステ
ージと基板ステージを駆動制御するステージ制御手段と
を含む露光装置において、露光後の感光基板の領域に感
光剤に対して不感光の光を照射する光照射手段と、感光
剤で反射された不感光の光を検出する検出手段と、検出
手段の検出結果に基づいて感光基板への露光量を制御す
る制御手段とを備えることを特徴とする。光照射手段で
露光前後の感光基板の領域に感光剤に対して不感光の光
を照射し、検出手段で露光前後の感光基板の領域の感光
剤で反射された不感光の光を検出し、検出手段の検出結
果に基づいて感光基板への露光量を制御するようにして
もよい。
【0012】制御手段は光源の光量を制御することによ
って感光基板への露光量を制御することができる。ま
た、本発明は、光源からの光束をパターンが形成された
マスクへ導く照明光学系と、マスクを載置して移動する
マスクステージと、マスクを透過した光束を感光剤が塗
布された感光基板に投影する投影光学系と、感光基板を
載置して移動する基板ステージと、マスクと感光基板と
が同期して走査されるようにマスクステージと基板ステ
ージを駆動制御するステージ制御手段とを含む露光装置
において、感光基板を投影光学系の光軸方向に駆動する
ために基板ステージの下方に設けられた駆動手段と、感
光基板に感光剤に対して不感光の光を照射する光照射手
段と、感光剤で反射された不感光の光を検出する検出手
段と、検出手段の検出結果に基づいて、露光中に駆動手
段を制御して感光基板を投影光学系の結像位置に駆動す
ると共に、感光基板への露光量を制御する制御手段とを
備えることを特徴とする。
【0013】制御手段は、感光剤の露光前後の反射率の
差異に基づいて露光量を制御することができる。また、
制御手段は、感光剤の露光前後の反射率と、マスクの光
透過部分と遮光部分の比率とに基づいて、光源の光量を
制御することができる。本発明によると、走査露光中に
おいても露光量測定が可能となり、リアルタイムのより
細かな露光量制御が可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、ステップ・アンド・スキ
ャン型の投影露光装置の一例を示す概略図である。光源
及びオプティカル・インテグレータ等を含む光源系11
からの露光用の照明光ILが、第1リレーレンズ12、
ブラインド(可変視野絞り)13、第2リレーレンズ1
4、ミラー15、及びメインコンデンサーレンズ16を
介して、均一な照度分布でマスク17のパターン形成面
のスリット状の照明領域18を照明する。ブラインド1
3の配置面はマスク17のパターン形成面とほぼ共役で
あり、ブラインド13の開口の位置及び形状により、照
明領域18の位置及び形状が設定される。
【0015】マスク17上の照明領域18内のパターン
の投影光学系PLを介した像が、フォトレジストが塗布
されたウエハW上のスリット状の露光領域23内に投影
露光される。ここで、投影光学系PLの光軸に平行にZ
軸を取り、その光軸に垂直な2次元平面内で図1の紙面
に平行にX軸を、図1の紙面に垂直にY軸を取る。マス
ク17はマスクステージ19上に保持され、マスクステ
ージ19はマスクベース20上で走査方向であるX方向
に例えばリニアモータにより駆動される。マスクステー
ジ19上の移動鏡28及び外部のレーザ干渉計29によ
りマスク17のX座標が計測され、このX座標の情報が
装置全体の動作を統轄制御する主制御系30に供給され
る。主制御系30は、マスクステージ駆動系31及びマ
スクステージ19を介してマスク17の位置及び移動速
度の制御を行う。
【0016】一方、ウエハWは、不図示のウエハホルダ
を介してZチルトステージ24上に保持され、Zチルト
ステージ24は3個のZ方向に移動自在なアクチュエー
タ26A〜26Cを介してYステージ25Y上に載置さ
れ、Yステージ25Yは、Xステージ25X上に例えば
送りねじ方式でY方向に移動されるように載置され、X
ステージ25Xは、装置ベース27上に例えば送りねじ
方式でX方向に移動されるように載置されている。3個
のアクチュエータ26A〜26Cを並行に伸縮させるこ
とにより、Zチルトステージ24のZ方向の位置の調整
(フォーカシング)が行われ、3個のアクチュエータ2
6A〜26Cの伸縮量を個別に調整することにより、Z
チルトステージ24のX軸及びY軸の回りの傾斜角の調
整(レベリング)が行われる。
【0017】また、Zチルトステージ24の上端に固定
されたX軸用の移動鏡32X及び外部のレーザ干渉計3
3Xにより、ウエハWのX座標が常時モニタされ、Y軸
用の移動鏡32Y及び外部のレーザ干渉計33Y(図6
参照)により、ウエハWのY座標が常時モニタされ、検
出されたX座標及びY座標が主制御系30に供給されて
いる。
【0018】主制御系30は、供給された座標に基づい
てウエハステージ駆動系34を介してXステージ25
X、Yステージ25Y、及びZチルトステージ24の動
作を制御する。例えば、投影光学系PLが投影倍率β
(βは例えば1/4等)で倒立像を投影するものとし
て、マスクステージ19を介してマスク17を照明領域
18に対して+X方向(又は−X方向)に速度VRで走
査するのと同期して、Xステージ25Xを介してウエハ
Wが露光領域23に対して−X方向(又は+X方向)に
速度VW(=β・VR)で走査される。
【0019】次に、ウエハWの表面のZ方向の位置(焦
点位置)を検出するための多点AF系35の構成につき
説明する。この多点AF系35において、光源36から
射出されたフォトレジストに対して非感光性の検出光
が、コンデンサーレンズ37を介して送光スリット板3
8内の多数のスリットを照明し、それらスリットの像が
対物レンズ39を介して、投影光学系PLの光軸に対し
て斜めにウエハW上の露光領域23及びこの前後の先読
み領域45A,45B(図2参照)の15個の計測点P
11〜P53に投影される。
【0020】図2は、ウエハW上の計測点P11〜P53
配置を示し、この図2において、スリット状の露光領域
23に対して−X方向、及び+X方向側にそれぞれ先読
み領域45A及び45Bが設定されている。そして、露
光領域23内に3行×3列の計測点P21〜P43が設定さ
れ、先読み領域45A内に3個の計測点P11〜P13が設
定され、先読み領域45B内に3個の計測点P51〜P53
が設定されている。ウエハWを+X方向に走査するとき
は先読み領域45B内の計測点P51〜P53による計測値
が使用され、−X方向に走査するときは先読み領域45
A内の計測点P11〜P13による計測値が使用される。
【0021】図1に戻って、各計測点からの反射光は、
集光レンズ40を介して振動スリット板41上に集光さ
れ、振動スリット板41上にそれら計測点に投影された
スリット像が再結像される。振動スリット板41は、主
制御系30からの駆動信号DSにより駆動される加振器
42により所定方向に振動している。振動スリット板4
1の多数のスリットを通過した光が光電検出器43上の
多数の光電変換素子によりそれぞれ光電変換され、これ
ら光電変換信号が信号処理系44に供給される。
【0022】図3は、送光スリット板38を示す。送光
スリット板38には、図2のウエハ上の計測点P11〜P
53に対応する位置にそれぞれスリット3811〜3853
形成されている。また、振動スリット板41上にも、図
4に示すように図2のウエハ上の計測点P11〜P53に対
応する位置にそれぞれスリット4111〜4153が形成さ
れ、振動スリット板41は加振器42により各スリット
の長手方向に直交する計測方向に振動している。
【0023】図5は、光電検出器43及び信号処理系4
4を示す。光電検出器43上の1行目の光電変換素子4
11〜4313には、それぞれ図2の計測点P11〜P13
ら反射されて、振動スリット板41中の対応するスリッ
トを通過した光が入射する。同様に、2行目〜4行目の
光電変換素子4321〜4343には、それぞれ図2の計測
点P21〜P43から反射されて、振動スリット板41中の
対応するスリットを通過した光が入射し、5行目の光電
変換素子4351〜4353には、それぞれ図2の計測点P
51〜P53から反射されて、振動スリット板41中の対応
するスリットを通過した光が入射する。
【0024】そして、光電変換素子4311〜4353から
の検出信号は、増幅器5611〜5653を介して同期整流
器5711〜5753に供給される。同期整流器5711〜5
53はそれぞれ加振器42用の駆動信号DSを用いて入
力された検出信号を同期整流することにより、対応する
計測点の焦点位置に所定範囲でほぼ比例して変化する計
測信号を生成する。この例では、同期整流器5711〜5
53から出力される計測信号は、それぞれ図1において
対応する計測点が投影光学系PLの結像面(ベストフォ
ーカス面)に合致しているときに0になるようにキャリ
ブレーションが行われている。また、先読み領域45A
内の計測点P11〜P13からの反射光を検出する光電変換
素子4311〜4313からの検出信号は加算増幅器56A
に入力されて加算され、同様に先読み領域45B内の計
測点P51〜P53からの反射光を検出する光電変換素子4
51〜4353からの検出信号は加算増幅器56Bで加算
される。
【0025】加算増幅器56A,56B及び同期整流器
5711〜5753から出力される計測信号は、並列にマル
チプレクサ58に供給され、マルチプレクサ58は、主
制御系30内のマイクロプロセッサ(MPU)60から
の切り換え信号に同期して、供給される計測信号から順
番に選ばれた計測信号をA/D変換器59に供給し、A
/D変換器59から出力されるデジタルの計測信号が順
次主制御系30内のメモリ61内に格納される。
【0026】図6は、図1に示した3個のアクチュエー
タ26A〜26Cの駆動系を示す説明図である。主制御
系30のメモリ61には、各アドレス6111〜6153
にそれぞれ図2の計測点P11〜P53での計測位置を示す
デジタルの計測信号が格納されている。またアドレス6
10には先読み領域45A内の計測点P11〜P13からの
反射光強度信号を加算した計測信号が格納され、アドレ
ス6160には先読み領域45B内の計測点P51〜P53
らの反射光強度信号を加算した計測信号が格納されてい
る。なお、これらの計測信号は、所定のサンプリング周
期で逐次書き換えられている。メモリ61の各アドレス
6110〜6160から読み出された計測信号は、並列に演
算部62に供給される。メモリ61のアドレス6111
6153から読み出された計測信号は、露光領域23の中
心での焦点位置Zb、Y軸の回りでの傾斜角θX、及びX
軸の回りでの傾斜角θYを求めるのに使用され、アドレ
ス6110及び6160から読み出された計測信号は、後述
する露光領域23の露光量制御のために使用される。
【0027】いま、ウエハWが−X方向に走査されてい
るとすると、演算部62では、図2の露光領域23内の
計測点P21〜P43に対応するアドレス6121〜6143
ら読み出された計測信号と、先読み領域45A内の計測
点P11〜P13に対応するアドレス6111〜6113から読
み出された計測信号を用いて、以下に説明するようにし
て露光領域23の中心での焦点位置(Z座標)Zb、Y
軸の回りでの傾斜角θX、及びX軸の回りでの傾斜角θY
を求める。ウエハWが+X方向に走査されているときに
は、演算部62では、図2の露光領域23内の計測点P
21〜P43に対応するアドレス6121〜6143から読み出
された計測信号と、先読み領域45B内の計測点P51
53に対応するアドレス6151〜6153から読み出され
た計測信号を用い、同様にして焦点位置Zb、傾斜角
θX、及び傾斜角θYを求める。
【0028】以下では、ウエハWが−X方向に走査され
ているとして、露光領域23内の計測点P21〜P43に対
応するアドレス6121〜6143から読み出された計測信
号Z21〜Z43と、先読み領域45A内の計測点P11〜P
13に対応するアドレス6111〜6113から読み出された
計測信号Z11〜Z13を用いる場合について説明する。な
お、露光領域23内の複数の計測点からの計測信号と先
読み領域内の複数の計測点からの計測信号の組み合わせ
の仕方、及びそれらの計測信号から焦点位置Zb、傾斜
角θX、傾斜角θYを求める方法に関しては種々の方法が
あり、そのどの方法を採用しても構わない。以下に説明
する方法は、その一例にすぎない。
【0029】まず、演算部62における焦点位置Zb
計算について説明する。焦点位置Zbの計算にあたって
は、露光領域23内の9点の計測点P21〜P43をほぼ同
じY座標を有する3つのグループ、すなわち第1グルー
プ(P21,P31,P41)、第2グループ(P22,P32
42)、及び第3グループ(P23,P33,P43)にグル
ープ分けする。また、先読み領域45A内の計測点P11
を第4グループ、計測点P12を第5グループ、計測点P
13を第6グループとする。そして、グループ内で計測値
を平均化した後、各グループごとに重みをつけて加算
し、さらにその和を重みの総和で割る。すなわちグルー
プ内で平均化したあと加重平均化処理する。このグルー
プ内平均化、加重平均化処理の両方により平均化効果を
高めている。各計測点P11〜P43における計測値をZ11
〜Z43とするとき、この焦点位置Zbの計算式は次の
〔数1〕で表される。
【0030】
【数1】Zb=〔(Z21+Z31+Z41)・W1/3+(Z
22+Z32+Z42)・W2/3+(Z23+Z33+Z43)・W3
/3+Z11・W4+Z12・W5+Z13・W6〕/N ただし、N=W1+W2+W3+W4+W5+W6である。
【0031】なお、重み係数の設定にあたっては、露光
領域23の中央部分、すなわち第2グループに対する重
み係数W2を他のグループに対する重み係数W1,W3
4,W5,W6に比べて大きく設定するのが好適であ
る。これは、第2グループに属する計測点P22〜P42
計測値は露光領域23の高さをよく表しているので、計
測値Z22〜Z42を重視して焦点位置Zbを計算すると露
光領域23全体にわたって良好なフォーカシングを達成
できると考えられるからである。この重み係数は、予め
主制御系30内のメモリに記憶されている。
【0032】演算部62では、この焦点位置Zbの算出
に加えて、露光領域23内の各測定点P21〜P43におけ
る計測値Z21〜Z43から最小自乗近似法によって露光領
域23の表面を表す平面を決定する。そして、投影光学
系PLの最良結像面に対する露光領域23の平面のY軸
の回りでの傾斜角θX、及びX軸の回りでの傾斜角θY
求める。
【0033】これらの焦点位置Zb、傾斜角θX,θ
Yは、それぞれ目標位置/速度変換部68に供給され
る。また、レーザ干渉計33X及び33Yで計測された
Zチルトステージ24(ウエハW)のX座標及びY座標
も目標位置/速度変換部68に供給されている。
【0034】目標位置/速度変換部68では、先ず、供
給されたZチルトステージ24のX座標及びY座標よ
り、投影光学系PLの光軸を原点とした場合の3個のア
クチュエータ26A,26B,26Cのそれぞれの作用
点の座標(X1,Y1),(X2,Y2),(X3,Y3)を
算出する。また、予め傾斜角θX、傾斜角θY、及び焦点
位置Zbのそれぞれの位置制御系のループゲインKθX
KθY、及びKZが記憶されており、目標位置/速度変換
部68では次の〔数2〕によって3個のアクチュエータ
26A,26B,26Cへのそれぞれの速度指令値VZ
1,VZ2,VZ3を算出する。
【0035】
【数2】
【0036】アクチュエータ26A,26B,26Cの
座標(X1,Y1),(X2,Y2),(X3,Y3)は、ウ
エハWが走査されるのに応じて変化するため、目標位置
/速度変換部68は、例えばウエハWの位置が所定ステ
ップ変化する毎に、又は所定の時間間隔で逐次前記〔数
2〕の演算を行って速度指令値VZ1,VZ2,VZ3
算出する。これらの速度指令値VZ1〜VZ3は、速度コ
ントローラ70に供給され、速度コントローラ70は、
パワーアンプ71A〜71Cを介してアクチュエータ2
6A〜26Cを駆動する。また、アクチュエータ26A
〜26Cの内部のロータリエンコーダからの速度検出信
号が速度コントローラ70にフィードバックされてい
る。これにより、アクチュエータ26A,26B,26
Cは、それぞれ先端部が駆動速度VZ1,VZ2,VZ3
でZ方向に駆動される。
【0037】そして、そのアクチュエータ26A〜26
Cにより駆動された後のウエハWの表面の位置及び傾斜
角が、図1に示した多点AF系35及び図6に示した演
算部62等により計測され、この計測結果と目標値との
偏差が目標位置/速度変換部68にフィードバックされ
る。走査露光中にそのようにZチルトステージ24の傾
斜角及び焦点位置をサーボ制御することによって、ウエ
ハWの露光領域23が、常にマスク17の照明領域18
内のパターンの投影像の結像面に合致した状態で露光が
行われる。
【0038】次に、ウエハWの露光領域23の露光量の
測定及び露光量制御の方法について説明する。本発明で
は、ウエハWに塗布されたフォトレジスト等の感光剤が
光照射によって光化学反応を起こし、その表面反射率が
露光の前後で変化することを利用して露光量を検出す
る。適正露光後の感光剤の表面反射率又は反射光強度は
予備的な実験によって予め測定され、入力手段63から
メモリ64に入力されて目標値として記憶されている。
【0039】露光後の感光剤の表面反射率又は表面反射
光強度は、ウエハWが−X方向に走査されているときは
先読み領域45B内の計測点P51〜P53での反射光を検
出することにより計測され、ウエハWが+X方向に走査
されているときは先読み領域45A内の計測点P11〜P
13での反射光を検出することにより計測される。いま、
ウエハが−X方向に走査されているとすると、演算部6
2ではメモリ61のアドレス6160から計測信号を読み
出し、メモリ64に記憶されている目標値と比較する。
比較の結果、露光量が少ないと判定されたとき、演算部
62は露光量を増加させる制御を行い、露光量が多すぎ
ると判定されたとき、演算部62は露光量を減少させる
制御を行う。
【0040】露光領域23の露光量は、露光光源の発光
量、光源系11内に設置されているブラインドの走査方
向に見た開口幅、及び同期して走査されるマスク17と
ウエハWの走査速度によって決定される。したがって、
露光量制御を行うには、光源系11内に配置された露光
光源の光量、ブラインドの開口幅、マスクステージ19
とXステージ25Xの走査速度の少なくとも1つを制御
すればよい。この例では、露光光源の光量を制御するこ
とで露光量制御を行っている。露光光源の光量制御は、
光源の電源電圧制御、あるいはパルス光源の場合にはパ
ルス周波数の増減等によって行われる。
【0041】メモリ61のアドレス6160から読み出さ
れた計測信号は、先読み領域45B(露光後の領域)内
の3つの計測点P51,P52,P53での平均的反射光強度
を表している。ところで、ウエハW上の露光領域23に
はマスク17に形成されたパターンが転写されるため、
スリット状の計測点P51,P52,P53で走査されるウエ
ハW上の全領域が均一に露光されているわけではない。
すなわち、マスク17に形成されたパターンの透明部分
が投影された部分は露光されているが、遮光部分が投影
された部分は露光されていない。したがって、計測点P
51,P52,P53の位置における反射光強度のみでは露光
量を正確に評価することができず、計測点における露光
部分と非露光部分の比率を考慮する必要がある。
【0042】各計測点P51,P52,P53の位置における
露光部分と非露光部分の比率はマスク17に形成された
パターンの様子から知ることができる。例えば、パター
ン露光に使用する各マスクに対して、マスクの全領域で
パターンの透光部分と遮光部分の比率を予め測定し、そ
の情報を例えばマスク番号をキーにして記憶手段に記憶
しておく。そして、マスクが不図示のマスク収納ラック
からマスクステージ19に運ばれる際に、マスク番号を
もとに記憶手段からそのマスクパターンの透光部分と遮
光部分の比率データを主制御系30内のメモリ64に読
み込むことで、露光領域23に於けるパターンの露光、
非露光部分の比率がわかる。演算部62では、メモリ6
4から読み出された露光部分の比率データとメモリ61
のアドレス6160から読み出された計測点P51,P52
53での平均的反射光強度データとから、各時点で露光
量が適切であるかどうかの判定を行い、判定結果に基づ
いて前述した露光量制御をリアルタイムに実行する。
【0043】また、ウエハW上には通常複数のパターン
が何層にも重ね合わされて形成されているため、その上
に塗布されたフォトレジスト等の感光剤の表面は完全に
平坦であるとは限らない。感光剤の表面が平坦でない
と、感光剤表面に照射された光線は一部散乱を生じたり
して測定される反射光強度の測定値に誤差が生じる。ウ
エハWに塗布された感光剤の同一場所の表面反射光強度
を露光の前後で測定し、この露光前後の測定値を比較す
ることで感光剤の表面状態による影響を相殺し、測定誤
差の発生を回避することができる。
【0044】ウエハWが−X方向に走査されていると
き、露光前の感光剤の表面反射率すなわち表面反射光強
度は、露光領域23の走査方向前方に位置する先読み領
域45A内の計測点P11〜P13での反射光を検出するこ
とにより計測され、露光後の感光剤の表面反射率すなわ
ち表面反射光強度は、先読み領域45B内の計測点P51
〜P53での反射光を検出することにより計測される。ウ
エハWが+X方向に走査されているときは、逆に先読み
領域45A内の計測点P11〜P13から露光後の感光剤の
表面反射率すなわち表面反射光強度が計測され、先読み
領域45B内の計測点P51〜P53から露光前の感光剤の
表面反射率すなわち表面反射光強度が計測される。
【0045】ただし、2つの先読み領域45A,45B
の間の距離をD、露光領域23に対するウエハWの走査
速度をVWとするとき、2つの先読み領域45A,45
BはウエハW上の同一場所をD/VWだけの時間差をも
って計測していることを考慮しなければならない。ウエ
ハW上の同一場所についての計測値を比較するために、
時間D/VWの間の計測データを記憶しておくメモリが
設けられる。
【0046】いま、ウエハが−X方向に走査されている
とすると、演算部62ではメモリ61のアドレス6160
から計測信号Da(露光後の反射光強度データ)を読み
出す。また、メモリ61のアドレス6110の計測信号を
記憶しているメモリから時間D/VWだけ前の計測信号
Db(露光前の反射光強度データ)を読み出す。そし
て、例えば次の〔数3〕で表される2つの計測信号の差
分を計算し、メモリ64に記憶してある目標値と比較す
ることで、露光量が適切であるかどうかの判定を行い、
判定結果に基づいて前述した露光量制御をリアルタイム
に実行する。
【0047】
【数3】(Da−Db)/Db
【0048】この場合においても、前述のように、各計
測点P51,P52,P53の位置における露光部分と非露光
部分の比率のデータを加味することにより、正確な露光
量制御を行うことができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、走査露光中においても
露光量の計測を行うことができ、露光量の制御をリアル
タイムに行うことができる。また、走査露光方式の露光
装置に備わっている2次元多点AF系のセンサを露光量
計測用のセンサと兼用させることで、既存の装置構成に
大きな変更を加えることなく露光量の計測及び制御機能
を付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ステップ・アンド・スキャン型の露光装置の一
例を示す図。
【図2】ウエハ上の計測点の配置を示す図。
【図3】送光スリット板を示す図。
【図4】振動スリット板を示す図。
【図5】光電検出器及び信号処理系を示す図。
【図6】制御系の説明図。
【符号の説明】
11…光源系、17…マスク、19…マスクステージ、
23…露光領域、24…Zチルトステージ、26A〜2
6C…アクチュエータ、30…主制御系、31…マスク
ステージ駆動系、35…多点AF系、38…送光スリッ
ト板、41…振動スリット板、43…光電検出器、44
…信号処理系、45A,45B…先読み領域、5611
5653…増幅器、56A,56B…加算増幅器、5711
〜5753…同期整流器、58…マルチプレクサ、61…
メモリ、63…入力手段、64…メモリ、62…演算
部、68…目標位置/速度変換部、70…速度コントロ
ーラ、71A〜71C…パワーアンプ、PL…投影光学
系、W…ウエハ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写用のパターンが形成されたマスクを
    所定の照明領域で照射し、前記マスクのパターンの一部
    の像を投影光学系を介して感光剤が塗布された感光基板
    上の所定の露光領域に投影した状態で、前記マスク及び
    前記感光基板を前記投影光学系に対して同期して走査す
    ることにより前記マスクのパターンを前記感光基板に露
    光する露光方法において、 前記露光の後に前記感光基板に塗布された感光剤の反射
    率を測定し、測定された反射率に基づいて前記感光基板
    への露光量を制御することを特徴とする露光方法。
  2. 【請求項2】 転写用のパターンが形成されたマスクを
    所定の照明領域で照射し、前記マスクのパターンの一部
    の像を投影光学系を介して感光剤が塗布された感光基板
    上の所定の露光領域に投影した状態で、前記マスク及び
    前記感光基板を前記投影光学系に対して同期して走査す
    ることにより前記マスクのパターンを前記感光基板に露
    光する露光方法において、 前記露光の前後に前記感光基板に塗布された感光剤の反
    射率を測定し、露光の前後で測定された反射率に基づい
    て前記感光基板への露光量を制御することを特徴とする
    露光方法。
  3. 【請求項3】 光源からの光束をパターンが形成された
    マスクへ導く照明光学系と、前記マスクを載置して移動
    するマスクステージと、前記マスクを透過した光束を感
    光剤が塗布された感光基板に投影する投影光学系と、前
    記感光基板を載置して移動する基板ステージと、前記マ
    スクと前記感光基板とが同期して走査されるように前記
    マスクステージと前記基板ステージを駆動制御するステ
    ージ制御手段とを含む露光装置において、 前記露光後の前記感光基板の領域に前記感光剤に対して
    不感光の光を照射する光照射手段と、 前記感光剤で反射された前記不感光の光を検出する検出
    手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて前記感光基板への露
    光量を制御する制御手段とを備えることを特徴とする露
    光装置。
  4. 【請求項4】 光源からの光束をパターンが形成された
    マスクへ導く照明光学系と、前記マスクを載置して移動
    するマスクステージと、前記マスクを透過した光束を感
    光剤が塗布された感光基板に投影する投影光学系と、前
    記感光基板を載置して移動する基板ステージと、前記マ
    スクと前記感光基板とが同期して走査されるように前記
    マスクステージと前記基板ステージを駆動制御するステ
    ージ制御手段とを含む露光装置において、 前記露光前後の感光基板の領域に前記感光剤に対して不
    感光の光を照射する光照射手段と、 前記露光前後の感光基板の領域の感光剤で反射された前
    記不感光の光を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて前記感光基板への露
    光量を制御する制御手段とを備えることを特徴とする露
    光装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の露光装置におい
    て、 前記制御手段は前記光源の光量を制御するものであるこ
    とを特徴とする露光装置。
  6. 【請求項6】 光源からの光束をパターンが形成された
    マスクへ導く照明光学系と、前記マスクを載置して移動
    するマスクステージと、前記マスクを透過した光束を感
    光剤が塗布された感光基板に投影する投影光学系と、前
    記感光基板を載置して移動する基板ステージと、前記マ
    スクと前記感光基板とが同期して走査されるように前記
    マスクステージと前記基板ステージを駆動制御するステ
    ージ制御手段とを含む露光装置において、 前記感光基板を前記投影光学系の光軸方向に駆動するた
    めに前記基板ステージの下方に設けられた駆動手段と、 前記感光基板に前記感光剤に対して不感光の光を照射す
    る光照射手段と、 前記感光剤で反射された前記不感光の光を検出する検出
    手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、前記露光中に前記
    駆動手段を制御して前記感光基板を前記投影光学系の結
    像位置に駆動すると共に、前記感光基板への露光量を制
    御する制御手段とを備えることを特徴とする露光装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の露光装置において、 前記制御手段は、前記感光剤の露光前後の反射率の差異
    に基づいて前記露光量を制御することを特徴とする露光
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の露光装置において、 前記制御手段は、前記感光剤の露光前後の反射率と、前
    記マスクの光透過部分と遮光部分の比率とに基づいて、
    前記光源の光量を制御することを特徴とする露光装置。
JP8167748A 1996-06-27 1996-06-27 露光方法及び露光装置 Pending JPH1012533A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6731375B2 (en) 2000-12-14 2004-05-04 Semiconductor Leading Edge Technologies, Inc. Projection aligner, exposing method and semiconductor device
KR20130071365A (ko) 2011-12-15 2013-06-28 삼성전자주식회사 고체 전지용 전극과 이의 제조방법, 이를 포함하는 고체 전지, 및 이를 제조하기 위한 고체 전지용 접착 필름
JP2014110408A (ja) * 2012-12-04 2014-06-12 Canon Inc 露光方法、露光装置および物品の製造方法
JP2018060001A (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 東京エレクトロン株式会社 補助露光装置及び露光量分布取得方法

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