JP3309489B2 - プリンタ及び該プリンタの制御方法 - Google Patents

プリンタ及び該プリンタの制御方法

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JP3309489B2
JP3309489B2 JP12014093A JP12014093A JP3309489B2 JP 3309489 B2 JP3309489 B2 JP 3309489B2 JP 12014093 A JP12014093 A JP 12014093A JP 12014093 A JP12014093 A JP 12014093A JP 3309489 B2 JP3309489 B2 JP 3309489B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホストコンピュータから
送信される制御コマンドにより動作するプリンタに関す
るものであり、特に一枚紙及び複数葉の複写紙等の複数
種の記録紙に対して選択的に印字を行うプリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】印字ヘッド駆動電圧は、通常、交流電源
からスイッチングレギュレータ或いはシリーズレギュレ
ータ等の直流安定化電源を用いて供給している。これら
の安定化電源は内部抵抗を有しており、負荷の変動に伴
って出力電圧が変動する。また、電源から印字ヘッド駆
動回路迄の配線の有するインピーダンスや抵抗の為に、
印字ヘッド駆動回路に供給される印字ヘッド駆動電圧は
一定とならず、ふらつきが生じる。このため、印字ヘッ
ド駆動時間を一定にすると、印字ヘッドに供給されるエ
ネルギが一定にならず、印字ムラが発生してしまう。
【0003】そこで、このエネルギを一定にするため
に、印字ヘッド駆動電圧が低い時は印字ヘッド駆動時間
を長くし、また、印字ヘッド駆動電圧が高い時は印字ヘ
ッド駆動時間を短くする、というような駆動時間を可変
とする制御が行われている。第8図は印字ヘッド駆動電
圧と印字ヘッド駆動時間の関係を表すグラフをしめす。
両者は、V1に対してはT1というように、1対1で対
応しており、印字ヘッド駆動電圧に適した印字ヘッド駆
動時間で印字ヘッドを制御することにより印字品質を安
定させている。
【0004】しかし、複数種の記録紙に印字を行うプリ
ンタにあっては、記録紙の厚さ及び材質等が異なる場
合、印字ヘッド駆動電圧と印字ヘッド駆動時間が1対1
で対応している上記の方法では、高い印字品質を安定し
て得ることが困難である。即ち、印字用紙が1枚紙の場
合には印字ヘッド駆動時間が短くてもよいし、複写紙の
場合には印字ヘッド駆動時間が長くなければならないの
であるが、同じ印字ヘッド駆動電圧に対しては同じ印字
ヘッド駆動時間で動作してしまうため、1枚紙に対して
は印字ヘッド駆動時間が必要以上に長くなり、印字音が
大きくなる、印字ヘッドが発熱する等の問題点を有し、
また、複写紙に対しては必要な印字ヘッド駆動時間より
短い駆動時間となり、コピー能力が低下するという問題
点を有する。
【0005】係る問題点を解決するために、従来は、特
開昭53−113815(従来例1)、特開平03−2
3953(従来例2)及び特開平03−93549(従
来例3)にそれぞれ開示されているような、記録紙の紙
厚に応じた通電時間の制御機能を有するプリンタが開発
されている。
【0006】従来例1のプリンタは記録紙に付された紙
厚表示を検出する検知器、紙厚に対応したマグネット付
勢時間指示信号等を設け、記録紙の紙厚を自動検出し
て、紙厚に応じて、印字マグネットの付勢電流値と通電
時間とを制御するようにしている。
【0007】また、従来例2のプリンタはプラテンと印
字ヘッドとのギャップを調節するギャップモータと、ギ
ャップセンサとを有し、プラテン上に記録紙が無いとき
と記録紙をセットしたときとのギャップの差を測定する
ことにより、記録紙の紙厚を検出し、これに応じて印字
ヘッドに電流を通電する時間を設定するものである。
【0008】従来例3のプリンタは、従来例2のプリン
タと同様にプラテンギャップを調整するモータと、ギャ
ップの最大を示すセンサとを有しており、最大ギャップ
位置からヘッドが記録紙に当接する位置までの、モータ
の送り量を用いて記録紙の紙厚を検出し、これに応じて
印字ヘッドのドットピンを駆動するコイルへの通電時間
を制御している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの従来
例に開示されたプリンタでは、記録紙の紙厚を検出する
ための特別の手段を要する。即ち、従来例1のプリンタ
では紙厚表示を付した記録紙及びこの紙厚表示を検出す
る検知器であり、従来例2及び従来例3に係るプリンタ
に於いてはプラテンギャップ調整モータ及び同ギャップ
センサである。そして、これらの特別の手段を具備する
ことによって、記録紙の汎用性が無くなる、プリンタの
構成が複雑になって信頼性、組立性が劣化する、プリン
タの製造コストが増大し、普及の妨げとなる等の問題点
を有している。
【0010】また、これらのプリンタでは紙厚には対応
できるものの、紙質への対応は困難であり、等しい紙厚
でも一枚紙と複写紙とでは異なった通電時間が要求され
るのにも関わらず、この要求に応えることができない。
【0011】さらに、上記の印字ヘッド駆動電圧の変動
に対応する通電時間の変更と、紙厚及び紙質の違いに対
応する通電時間の最適化とを両立させたプリンタは、従
来その例を見ることがなく、その実現が待望されてい
る。
【0012】本発明はこのような問題点を解決し、上記
の要求、要望に応えるべくなされたものであり、印字ヘ
ッド駆動時間を印字ヘッド駆動電圧及び記録紙の種類の
2つのパラメタを用いて決定し、記録紙及び印字ヘッド
駆動電圧の両者に対して最適な印字ヘッド駆動制御を実
現するプリンタを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】懸かる目的を達成するた
め、本発明のプリンタは、印字ヘッドの駆動に用いる電
圧の値を計測する印字ヘッド駆動電圧計測手段と、制御
コマンド解釈手段が制御コマンドを解釈して決定した通
電モードと、印字ヘッド駆動電圧計測手段によって計測
された計測値とから印字ヘッドの駆動時間を決定する駆
動時間決定手段と、駆動時間決定手段によって決定され
た時間に基づいて印字ヘッド駆動手段を制御する印字ヘ
ッド駆動制御手段とを有することを特徴とする。
【0014】また、本発明に係るプリンタの制御方法
は、通電モードが、通電モード選択専用コマンドに含ま
れる通電モード選択情報、及び記録紙選択コマンドに含
まれる記録紙選択情報から得られる通電モード選択情報
の、何れによっても選択が可能であり、両者の何れか後
に実行された制御コマンドによって通電モードが決定さ
れることを特徴とする。
【0015】
【作用】以下に本発明の作用に付き説明する。通電モー
ド選択コマンドがプリンタに入力されると、制御コマン
ド解釈手段は通電モード選択情報を抽出し、駆動時間決
定手段に出力する。駆動時間決定手段はこれを受けて、
通電時間記憶部に記憶されている複数の通電モードに対
応する通電時間の内から、対応する通電時間を読み出
し、印字ヘッド駆動制御手段に出力する。印字ヘッド駆
動制御手段はこれを用いて印字ヘッド駆動手段を制御す
る。これにより、印字を行うべき記録紙に最適な印字ヘ
ッドの通電時間を、通電モード選択コマンドを用いて選
択することが可能となる。
【0016】また、記録紙選択コマンドがプリンタに入
力されると、制御コマンド解釈手段は、これに含まれる
記録紙選択情報を抽出し、駆動時間決定手段に出力す
る。駆動時間決定手段はこれを受け、変換手段を用いて
記録紙選択情報を通電モード選択情報に変換し、上記と
同様にして通電時間を決定する。これによって、記録紙
の選択を行うだけで、その選択した記録紙に最適な通電
時間を選択することが可能となる。
【0017】さらに、印字ヘッド駆動時間決定手段は、
通電時間記憶部内の通電時間テーブルを用いて、印字ヘ
ッド駆動電圧計測手段からの計測値と、制御コマンドを
解釈して決定した通電モードとから、駆動時間を決定す
る。これにより、記録紙の種類及び駆動電圧の変動の両
者に対応した、最適な印字ヘッドの通電時間が得られ
る。
【0018】本発明では印字ヘッド駆動電圧計測手段に
よって計測された計測値をデジタル値に変換し、デジタ
ル処理を行っており、処理過程での電源電圧変動及び外
乱等に影響されにくい構成としている。
【0019】また、本発明のプリンタは、通電モード選
択コマンドに含まれる通電モード選択情報、及び記録紙
選択コマンドに含まれる記録紙選択情報から得られる通
電モード選択情報の、何れによっても通電モードの選択
が可能であり、最後に実行されたコマンドによって選択
された通電モードが有効となる。
【0020】さらに、記録紙選択コマンドの実行の後に
通電モード選択コマンドが実行された場合には、通電モ
ード選択コマンドに含まれる通電モード選択情報と、記
録紙選択コマンドに含まれる記録紙選択情報から得られ
る通電モード選択情報とが一致するように変換手段を更
新するようにしている。これにより、記録紙に対応する
通電モードが、初期的に最適でない場合でも、一度通電
モード選択コマンドを用いて訂正すれば、以後は記録紙
の選択を行うだけで訂正した最適な通電モードを選択す
ることが可能となる。
【0021】
【実施例】
(実施例1)図1に本発明の実施例に係るプリンタの構
成を示す。
【0022】本プリンタは、印字ヘッド10のヘッドコ
イル11へ供給される電圧Vpを計測する印字ヘッド駆
動電圧計測部30と、印字制御及び制御コマンドの通信
を行うプリンタ制御回路部40、プリンタ制御回路部4
0からの指令に基づいてヘッドコイル11への通電制御
を行う印字ヘッド駆動部20がある。また、このヘッド
コイル11は印字ヘッド10に内蔵されている。
【0023】印字ヘッド駆動部20は、ヘッドコイル1
1に印字ヘッド駆動電圧Vpを印加する駆動スイッチ2
1を有している。そして、この駆動スイッチ21はトラ
ンジスタにより構成されている。また、印字ヘッド10
はドットプリントを行うためのドットワイヤ(不図示)
を有している。従って、プリンタ制御回路部40からの
制御信号により駆動スイッチ21がオンすると、ヘッド
コイル11には印字ヘッド駆動電圧Vpが印加され、不
図示の磁気回路とで構成されたアクチュエータにより不
図示の複数のドットワイヤをそれぞれ駆動し、ドットマ
トリックス形式の印字が行われる。
【0024】ヘッドコイル11に印加される駆動電圧V
pの変動を計測する駆動電圧計測部30は基準抵抗31
と基準抵抗32とからなり、基準抵抗31の一方は印字
ヘッド駆動電圧Vpに接続され、他方は基準抵抗32に
接続されている。基準抵抗32は一方が基準抵抗31に
接続され他方はグランドに接続されている。よって基準
抵抗31と基準抵抗32により分圧回路が構成され、印
字ヘッド駆動電圧Vpの変化が分圧点33の変化として
計測され、プリンタ制御回路部40へ伝えられる。本実
施例ではプリンタ制御回路部40は駆動電圧Vpを発生
する電源とは別のより低い電圧の電源を用いているた
め、このような分圧回路を必要としている。また、この
分圧回路を用いることにより、被計測側のインピーダン
スを高めて計測回路を保護する効果も期待できる。更
に、計測側の入力容量と分圧回路の抵抗分とで構成され
る積分回路により、駆動電圧Vpに含まれる高周波雑音
の影響を除去する効果をも有している。
【0025】プリンタ制御回路部40の内には、ホスト
コンピュータより送信された制御コマンドを受信する制
御コマンド受信部44、受信した制御コマンドの機能を
解釈する制御コマンド解釈部45が含まれており、メモ
リ50には制御コマンド受信部44の受信した制御コマ
ンドを一時的に格納する制御コマンド格納部51があ
る。制御コマンドの受信が行われると、制御コマンド解
釈部45はこの制御コマンド格納部51から受信済制御
コマンドを取り出し、制御コマンドの機能を解釈し、機
能に応じて印字用紙の種類、印字ヘッド駆動モード等を
決定する。さらにプリンタ制御回路部40には、印字ヘ
ッド駆動電圧計測部30により計測されたアナログ値を
デジタル変換するアナログ−デジタル変換部41があ
り、デジタル変換後の印字ヘッド駆動電圧Vpの分圧値
が取り込めるようになっている。また、プリンタ制御回
路部40は、制御コマンド解釈部45により決められた
印字ヘッド駆動モードとこの印字ヘッド駆動電圧Vpの
分圧値とから印字ヘッド10の駆動時間を決定する駆動
時間決定部43、及び駆動時間決定部43により決めら
れた時間のとおりに印字ヘッド駆動部20を制御する印
字ヘッド駆動制御部42を有している。
【0026】メモリ50内には、印字ヘッドの駆動モー
ド毎に印字ヘッド駆動電圧Vpと印字ヘッド駆動時間と
の対応を記憶した駆動時間テーブルがあり、それぞれの
印字ヘッド駆動モードに対応してテーブルA53、テー
ブルB54がある。駆動時間決定部43はこの駆動時間
テーブルを用いて印字ヘッド駆動電圧Vpの分圧値と制
御コマンド解釈部45が決定した印字ヘッド駆動モード
とから印字ヘッド駆動部20が駆動すべき駆動時間をタ
イマー46にセットする。
【0027】図6は本発明に用いる印字ヘッド駆動モー
ド選択の為の制御コマンドの実施例を示す図である。コ
マンドコード”GS E”60はこのコマンドが印字ヘ
ッド駆動モード選択コマンドであることを示し、このコ
マンドコード60を制御コマンド解釈部45が読み取る
と印字ヘッド駆動モード選択のコマンドと解釈する。”
GS”はASCIIコードのグループセパレータ(Gr
oup Separator)、即ち1DH(Hは16
進数を示す記号。以下同じ)を示し、”E”はASCI
Iコードの45Hを示す。これに続くパラメータ”n”
61は印字ヘッド駆動モードを指定する値を示し、一例
としてn=0の時モードAを、n=1の時モードBを選
択する。本実施例に於いては、印字ヘッド駆動電圧が同
一の時には、モードAはモードBよりも印字ヘッド駆動
時間の短いモードである。すなわち印字ヘッド駆動電圧
VpがV1である時は、このV1に対するモードAの印
字ヘッド駆動時間をTA、モードBの印字ヘッド駆動時
間をTBとすると、 TA < TB の関係が成り立つ。
【0028】上記パラメータ”n”は1バイトで構成し
たが、必要に応じて2バイト以上であっても良い。ま
た、本実施例では駆動モードはA及びBの2種類である
が、これに限定されず、必要な数の駆動モードを用意す
ることが可能である。
【0029】図7は本発明に用いる記録紙選択の為の制
御コマンドの実施例を示す図である。コマンドコード”
ESC c0”70はこのコマンドが記録紙選択コマン
ドであることを示し、このコマンドコードを制御コマン
ド解釈部45が読み取ると記録紙選択のコマンドと解釈
する。”ESC”はASCIIコードのエスケープ(E
scape)、即ち1BHを示し、”c0”はASCI
Iコードの63H及び30Hをそれぞれ示す。これに続
くパラメータ”n”71は記録紙を指定する値を示し、
一例としてn=0の時ロール紙を、n=1の時単票用紙
を選択する。
【0030】上記パラメータは1バイトで構成したが、
必要に応じて2バイト以上であっても良い。また、本実
施例では記録紙の種類はロール紙及び単票紙の2種類で
あるが、これに限定されず、必要な数の記録紙の種類に
応じて記録紙の選択指定が可能である。
【0031】次に、このように構成された本発明の実施
例に係るプリンタにつき、その動作を説明する。すでに
説明したように、ホストコンピュータより送信された制
御コマンドはプリンタ制御回路部の制御コマンド受信部
44により受信され、メモリ50内のコマンド格納部5
1に格納される。以降の動作をフローチャートを用いて
説明する。
【0032】図2は制御コマンド解釈部45が、駆動モ
ード選択コマンド或いは記録紙選択コマンドを処理する
際の動作を示すフローチャートである。まず、制御コマ
ンド解釈部はステップST1において制御コマンド格納
部51より制御コマンドを読み込み、次にステップST
2においてこの制御コマンドが駆動モード選択コマンド
か否かを判断する。もし駆動モード選択コマンドでない
ならばST7にて記録紙選択コマンドか否かを判断す
る。この時、もし記録紙選択コマンドでなければ、駆動
モードの選択に関する制御コマンドではないので、ステ
ップST3へ進んでその制御コマンドに応じた、駆動モ
ードの選択以外のコマンドを実行する。この制御コマン
ドの例としては、行送りの制御コマンド(”LF”)、
印字データ取消の制御コマンド(”CAN”)等があ
る。
【0033】ステップST2に戻って説明を続ける。こ
の時、駆動モード選択コマンドであったならば、ステッ
プST4に於いてセットすべき印字ヘッド駆動モードの
判断を行う。そして、制御コマンドの設定に従い印字ヘ
ッド駆動モードAまたは印字ヘッド駆動モードBを選択
する(ステップST5、ST6)。
【0034】一方、ステップST2に於いて駆動モード
選択コマンドではないと判断された場合で、その後ステ
ップST7において記録紙選択コマンドであると判断さ
れた場合には、ステップST8においてそのコマンドが
指定する記録紙の判断を行う。そして制御コマンドが指
定する記録紙がロール紙であったならばステップST9
に於いてプリンタをロール紙印字モードとする。このス
テップの具体的な内容は、例えば記録紙の移送経路をロ
ール紙用に切り替えるとか、改行コマンドで送られる記
録紙の量をロール紙に対応する値に設定するなどの処理
である。本実施例に於いては、このロール紙印字モード
の設定処理に引き続いて駆動モードの選択は行われな
い。これはロール紙として1枚紙及び複写紙の2つのタ
イプを想定しているためで、駆動モードの選択はロール
紙に関する限りは駆動モード選択コマンドに委ねられて
いる。
【0035】また、制御コマンドが指定する記録紙が単
票用紙であったならばステップST10に於いてプリン
タを単票用紙印字モードとし、これに引き続いて印字ヘ
ッド駆動モードBを選択する。これは単票用紙は多くの
場合複写紙であり、複写能力を確保するため通電時間の
長い印字ヘッド駆動モードBを選択するようにしてい
る。
【0036】図9の(a)にこのフローチャートに示す
シーケンスに於ける、選択される記録紙の種類と、これ
により選択される駆動モードとの関係を示す。
【0037】また、フローチャートから明らかなよう
に、単票用紙が1枚紙である場合には、この状態で駆動
モード選択コマンドを用いて駆動モードAを選択すれ
ば、単票用紙モードで且つ駆動モードAを選択すること
ができる。
【0038】次に、印字ヘッド駆動電圧の計測値から印
字ヘッドの駆動時間を決定するシーケンスに付いて説明
する。印字ヘッド駆動モードに対応する、印字ヘッド駆
動電圧Vpと最適な印字ヘッド駆動時間との関係は、実
験によれば、図3に示すグラフのようになっている。横
軸は印字ヘッド駆動電圧Vpを、縦軸は最適な印字ヘッ
ド駆動時間を示している。印字ヘッド駆動電圧VpがV
1のとき、印字ヘッド駆動モードがAならば最適印字ヘ
ッド駆動時間はTAとなり、印字ヘッド駆動モードがB
ならばTBとなる。
【0039】この図3のグラフに従って、デジタル変換
された印字ヘッド駆動電圧Vpの値(本実施例に於いて
は、実際にはその分圧値)と、対応する最適な印字ヘッ
ド駆動時間が印字ヘッド駆動モード毎に、メモリ50内
の駆動時間テーブル52に、図4に示すように格納され
ている。図中、テーブルA53は駆動モードAに、テー
ブルB54は駆動モードBにそれぞれ対応している。
【0040】次に1ドット印字する時の動作を図5に示
すフローチャートに従って説明する。ステップST11
では制御コマンド解釈部45により決められた印字ヘッ
ド駆動モードを判断し、印字ヘッド駆動モードがAなら
ば駆動時間テーブル52のテーブルA53を選択し(ス
テップST12)、印字ヘッド駆動モードがBならばテ
ーブルB54を選択する(ステップST13)。次にア
ナログ−デジタル変換部41によりデジタル変換された
印字ヘッド駆動電圧Vpの値(分圧値)を読み込む(ス
テップST14)。ステップST12またはステップS
T13により選択されているテーブルA53またはテー
ブルB54の中からステップST14で読み込んだデジ
タル値に対応する駆動時間をタイマー46にセットする
(ステップST16)。次に印字ヘッド10の動作タイ
ミングになるのを待つ(ステップST17)。印字ヘッ
ド10の動作タイミングになったならば駆動制御部42
は印字ヘッド駆動部20に駆動信号を送り(ステップS
T18)、それと同時にタイマー46を動作させる(ス
テップST19)。これにより駆動スイッチ21がオン
しヘッドコイル11へ駆動電圧Vpが印加され印字が始
まる。次にセットした駆動時間が終了するのを待つ(ス
テップST20)。駆動時間が終了したならばヘッド駆
動部20への駆動信号を停止し(ステップST21)、
タイマー46も停止させる(ステップST22)。この
動作により1ドットの印字が終了する。
【0041】(実施例2)本発明の第2の実施例に係る
プリンタに於ける駆動モード選択のシーケンスに付き、
図10及び図9を用いて説明する。図10は図2に示す
制御コマンド解釈部45の動作を説明するフローチャー
ト中、印字ヘッド駆動モードの判断を行うステップST
4以降の動作に付いてのフローチャートである。ステッ
プST4に於ける駆動モードの判断に基づいてステップ
ST5及びステップST6に於いて駆動モードの設定を
行った後、ステップST51及びステップST61に於
いて現在選択されている記録紙はどれかを判断する。そ
して、例えばロール紙が選択されている場合は、ステッ
プST53及びステップST63に於いてロール紙に対
応する駆動モードとしてステップST5又はステップS
T6で設定した駆動モードを記憶する。また、単票紙が
選択されている場合には、単票紙に対応する駆動モード
の記憶を行う。
【0042】従って、例えばロール紙が選択されている
状態で駆動モードAの選択が駆動モード選択コマンドに
よって行われた場合には、ロール紙に対応する駆動モー
ドとしては、駆動モードAが記憶されることになる。そ
して、この後、単票紙の選択の後に駆動モード選択コマ
ンドによって駆動モードBの選択が行われた場合は、単
票紙に対応する駆動モードとして駆動モードBが記憶さ
れる。図9の(b)はこの結果得られた、選択される記
録紙と、それによって選択される駆動モードとの対応関
係を示している。
【0043】図11は図2に示すフローチャート中、記
録紙の判断を行うステップST8以降の処理を説明する
フローチャートである。ステップST8に於ける判断結
果に基づき、ステップST9及びステップST101に
於いて記録紙に応じたプリンタのモードの設定が行われ
る。そして、それに続いてステップST91及びステッ
プST102に於いて、選択された記録紙に対応する駆
動モードの設定が行われる。図9の(b)の対応関係に
於いては、ロール紙が選択された場合には駆動モードA
が、単票紙が選択された場合には駆動モードBがそれぞ
れ設定される。
【0044】このように構成することにより、記録紙に
対応する駆動モードをひとたび設定すれば、以降は記録
紙を選択するだけで対応する、最適な駆動モードを選択
することが可能となる。
【0045】本実施例の場合には、選択される記録紙と
それによって設定される駆動モードとの関係として、図
9(c)に示す設定がプリンタの初期設定シーケンスの
中で初期的に設定されるようにしている。これにより、
特に駆動モードを設定しない場合でも駆動時間の長い駆
動モードが選択されるので確実な印字が保証される。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、印字
ヘッド駆動電圧の変動によるヘッドコイル駆動時間変更
の他に、制御コマンドで印字ヘッド駆動モードを替える
ことによりヘッドコイルの駆動時間が変更できるので、
必要以上の印字ヘッド駆動時間により印字音が大きくな
る、印字ヘッドが発熱する、という場合には制御コマン
ドで駆動時間の短い印字ヘッド駆動モードを選択するこ
とにより印字音の低下ができ、また、印字ヘッドの発熱
を抑えることができる。また、必要な印字ヘッド駆動時
間より短い駆動時間によりコピー能力が低下するという
場合には、駆動時間が長い印字ヘッド駆動モードを選択
し必要なコピー能力を得ることができる。また、記録紙
の情報によりコピー能力が必要な用紙の場合は駆動時間
が長い印字ヘッド駆動モードを選択し必要なコピー能力
を得ることができるよって印字品質を落とすことなく記
録紙に最適な印字が行えるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示す構成図。
【図2】 本発明の一実施例を説明するフローチャー
ト。
【図3】 本発明の一実施例を説明するグラフ図。
【図4】 本発明の一実施例を説明するメモリマップ。
【図5】 本発明の一実施例を説明するフローチャー
ト。
【図6】 本発明に用いるコマンドの実施例の説明図。
【図7】 本発明に用いるコマンドの実施例の説明図。
【図8】 印字ヘッド駆動電圧と印字ヘッド駆動時間と
の関係を表すグラフを示す図。
【図9】 本発明の実施例の選択される記録紙とそれに
よって設定される駆動モードとの関係を示す図。
【図10】 本発明の別の実施例を説明するフローチャ
ート。
【図11】 本発明の別の実施例を説明するフローチャ
ート。
【符号の説明】
10 印字ヘッド 20 印字ヘッド駆動部 30 駆動電圧計測部 41 アナログ−デジタル変換部 42 印字ヘッド駆動制御部 43 印字ヘッド駆動時間決定部 44 制御コマンド受信部 45 制御コマンド解釈部

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドと、前記印字ヘッドを駆動す
    る印字ヘッド駆動手段とを有し、少なくとも2種類の記
    録紙に選択的に印字を行うプリンタにおいて、 ホストコンピュータから送信される制御コマンドを受信
    する制御コマンド受信手段と、 前記制御コマンドを解釈する制御コマンド解釈手段であ
    って、記録紙選択コマンドに含まれる記録紙選択情報を
    通電モード選択情報に変換する変換手段を備え、当該通
    電モード選択情報又は通電モード選択コマンドに含まれ
    る通電モード選択情報に基づいて通電モードを選択する
    ものと、 前記印字ヘッドの駆動に用いる電圧の値を計測する印字
    ヘッド駆動電圧計測手段と、 前記制御コマンド解釈手段が選択した通電モードと、前
    記印字ヘッド駆動電圧計測手段によって計測された計測
    値とに基づいて印字ヘッドの駆動時間を決定する駆動時
    間決定手段と、 前記駆動時間決定手段によって決定された時間に基づい
    て前記印字ヘッド駆動手段を制御する印字ヘッド駆動制
    御手段とを有することを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリンタに於いて、前記
    駆動時間決定手段は、通電時間の異なる複数の通電モー
    ドに対応する通電時間を記憶する通電時間記憶部を有
    し、前記通電モード選択情報により前記通電時間の決定
    を行うように構成されたことを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のプリンタに於いて、前記
    通電時間記憶部は、前記複数の通電モードに対応する通
    電時間と、前記計測値に対応する通電時間とを記憶する
    通電時間テーブルであることを特徴とするプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載のプリンタに於い
    て、前記印字ヘッド駆動電圧計測手段によって計測され
    た計測値をデジタル値に変換するアナログ−デジタル変
    換手段を更に有することを特徴とするプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載のプリンタに於い
    て、前記記録紙選択コマンドを解釈した際、前記変換手
    段を用いて前記記録紙選択情報から前記通電モード選択
    情報を得て、前記通電モードの選択を行うことを特徴と
    するプリンタの制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のプリンタの制御方法に於
    いて、前記通電モードは、通電モード選択コマンドに含
    まれる通電モード選択情報、及び前記記録紙選択コマン
    ドに含まれる前記記録紙選択情報から得られる通電モー
    ド選択情報の、何れによっても選択が可能であり、両者
    の何れか後に実行された制御コマンドによって通電モー
    ドが決定されることを特徴とするプリンタの制御方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のプリンタの制御方法に於
    いて、前記記録紙選択コマンドの実行の後に前記通電モ
    ード選択コマンドが実行された際、前記通電モード選択
    コマンドに含まれる通電モード選択情報と、前記記録紙
    選択コマンドに含まれる前記記録紙選択情報から得られ
    る通電モード選択情報とが一致するように前記変換手段
    を更新することを特徴とするプリンタの制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のプリンタの制御方法に於
    いて、プリンタの初期化行程に於いて前記変換手段の初
    期化を行うことを特徴とするプリンタの制御方法。
  9. 【請求項9】 印字ヘッドと、前記印字ヘッドを駆動す
    る印字ヘッド駆動手段とを有し、少なくとも2種類の記
    録紙に選択的に印字を行うプリンタにおいて、 ホストコンピュータから送信される制御コマンドを受信
    する制御コマンド受信手段と、 前記印字ヘッドの駆動モードと前記記録紙とを対応づけ
    て記憶する駆動モード記憶手段と、 前記制御コマンド受信手段によって受信された記録紙選
    択コマンドで指定された記録紙に対応する駆動モード、
    又は、前記制御コマンド受信手段によって受信された駆
    動モード選択コマンドで指定された駆動モードのいずれ
    か一に基づいて、前記印字ヘッドの駆動時間を決定する
    駆動時間決定手段であって、前記駆動モード選択コマン
    ドによる駆動モードを前記記録紙選択コマンドによる駆
    動モードに優先させるものと、 前記駆動時間決定手段によって決定された駆動時間に基
    づいて前記印字ヘッド駆動手段を制御する印字ヘッド駆
    動制御手段とを有することを特徴とするプリンタ。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のプリンタにおいて、前
    記駆動モード記憶手段は、前記記録紙選択コマンドの実
    行の後に前記駆動モード選択コマンドが実行された際、
    前記記録紙選択コマンドで指定された記録紙に対応する
    駆動モードを前記駆動モード選択コマンドで選択された
    駆動モードに更新する更新手段を有することを特徴とす
    るプリンタ。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10記載のプリンタにお
    いて、前記駆動モードに対応する駆動時間を記憶する駆
    動時間記憶手段を有し、前記駆動時間決定手段は、前記
    駆動時間記憶手段に基づいて駆動時間を決定することを
    特徴とするプリンタ。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のプリンタにおいて、
    前記印字ヘッドの駆動に用いる電圧の値を計測する印字
    ヘッド駆動電圧計測手段を有し、前記駆動時間記憶手段
    は、前記駆動モードと前記計測値に対応する駆動時間を
    記憶し、前記印字ヘッド駆動時間決定手段は、前記記録
    紙選択コマンドまたは前記駆動モード選択コマンドに基
    づいて決定した駆動モードと、前記印字ヘッド駆動電圧
    計測手段によって計測された計測値とから駆動時間を決
    定するように構成されたことを特徴とするプリンタ。
  13. 【請求項13】 印字ヘッドと、前記印字ヘッドを駆動
    する印字ヘッド駆動手段とを有し、少なくとも2種類の
    記録紙に選択的に印字を行うプリンタを制御する方法に
    おいて、 ホストコンピュータから送信される制御コマンドを受信
    する制御コマンド受信ステップと、 前記印字ヘッドの駆動モードと前記記録紙とを対応づけ
    て記憶する駆動モード記憶ステップと、 前記制御コマンド受信ステップにおいて受信された記録
    紙選択コマンドで指定された記録紙に対応する駆動モー
    ド、又は、前記制御コマンド受信ステップにおいて受信
    された駆動モード選択コマンドで指定された駆動モード
    のいずれか一に基づいて、前記印字ヘッドの駆動時間を
    決定する駆動時間決定ステップであって、前記駆動モー
    ド選択コマンドによる駆動モードを前記記録紙選択コマ
    ンドによる駆動モードに優先させるものと、 前記駆動時間決定ステップにおいて決定された駆動時間
    に基づいて前記印字ヘッド駆動手段を制御する印字ヘッ
    ド駆動制御ステップとを有することを特徴とするプリン
    タの制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のプリンタの制御方法
    において、前記駆動モード記憶ステップは、前記記録紙
    選択コマンドの実行の後に前記駆動モード選択コマンド
    が実行された際、前記記録紙選択コマンドで指定された
    記録紙に対応する駆動モードを前記駆動モード選択コマ
    ンドで選択された駆動モードに更新する更新ステップを
    有することを特徴とするプリンタの制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項13又は14記載のプリンタの
    制御方法において、前記駆動モードに対応する駆動時間
    を記憶する駆動時間記憶ステップを有し、前記駆動時間
    決定ステップは、前記駆動時間記憶ステップに基づいて
    駆動時間を決定することを特徴とするプリンタの制御方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のプリンタの制御方法
    において、前記印字ヘッドの駆動に用いる電圧の値を計
    測する印字ヘッド駆動電圧計測ステップを有し、前記駆
    動時間記憶ステップは、前記駆動モードと前記計測値に
    対応する駆動時間を記憶し、前記印字ヘッド駆動時間決
    定ステップは、前記記録紙選択コマンドまたは前記駆動
    モード選択コマンドに基づいて決定した駆動モードと、
    前記印字ヘッド駆動電圧計測手段によって計測された計
    測値とから駆動時間を決定するように構成されたことを
    特徴とするプリンタの制御方法。
  17. 【請求項17】 印刷ヘッドにより少なくとも2種類の
    記録紙に選択的に印刷を行うプリンタにおいて、 前記少なくとも2種類の記録紙の内から記録紙を指定す
    る第1のコマンドと、前記印刷ヘッドを駆動する駆動時
    間の異なる少なくとも2の印刷モードの内から印刷モー
    ドを指定する第2のコマンドとを受け取り、解釈する制
    御コマンド解釈手段と、 前記駆動時間を印刷モードに応じて決定する駆動時間決
    定手段と、 前記駆動時間決定手段によって決定された駆動時間に基
    づいて前記印刷ヘッドを駆動制御する印刷ヘッド駆動制
    御手段とを有し、 前記駆動時間決定手段は、 前記少なくとも2種類の記録紙とその印刷モードとの対
    応関係を格納するとともに前記選択された記録紙に対応
    した印刷モードを出力する変換手段と、 前記少なくとも2種類の記録紙とその印刷モードとの対
    応関係を、前記第2のコマンドに応じて更新する更新手
    段であって、前記変換手段から出力される前記印刷モー
    ドが前記第2のコマンドによって指定された印刷モード
    と符合するように更新するものとを有することを特徴と
    するプリンタ。
  18. 【請求項18】 印刷ヘッドにより少なくとも2種類の
    記録紙に選択的に印刷を行うプリンタを制御する方法に
    おいて、 前記少なくとも2種類の記録紙の内から記録紙を指定す
    る第1のコマンドと、前記印刷ヘッドを駆動する駆動時
    間の異なる少なくとも2の印刷モードの内から印刷モー
    ドを指定する第2のコマンドとを受け取り、解釈する制
    御コマンド解釈ステップと、 前記駆動時間を印刷モードに応じて決定する駆動時間決
    定ステップと、 前記駆動時間決定ステップにおいて決定された駆動時間
    に基づいて前記印刷ヘッドを駆動制御する印刷ヘッド駆
    動制御ステップとを有し、 前記駆動時間決定ステップは、 前記少なくとも2種類の記録紙とその印刷モードとの対
    応関係を格納するとともに前記選択された記録紙に対応
    した印刷モードを出力する変換ステップと、 前記少なくとも2種類の記録紙とその印刷モードとの対
    応関係を、前記第2のコマンドに応じて更新する更新ス
    テップであって、前記変換ステップにおいて出力される
    前記印刷モードが前記第2のコマンドによって指定され
    た印刷モードと符合するように更新するものとを有する
    ことを特徴とするプリンタの制御方法。
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