JP3309323B2 - インク保持体用フォ−ム及びその製法 - Google Patents

インク保持体用フォ−ム及びその製法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録装置におけるイン
クタンク内に充填するインク保持体用ウレタンフォ−ム
及びその製法にかかるものである。
【0002】
【従来の技術】記録装置におけるインクタンクは静止状
態で使用されることもあるが、動的状態で使用されるこ
とも多く、又、急激な振動や衝撃に備える必要があり、
特にタンク内が波立ったりインク内に気泡が混入するこ
とを阻止しなくてはならない。このため、タンク内にプ
ラスチックフォ−ム体を充填し、これにインクを吸収さ
せておく手段が広く採用されている。
【0003】そして、このプラスチックフォ−ム体は通
常はタンク内に圧縮状態で充填されており、この圧縮の
程度によってプラスチックフォ−ム体のインク保持体と
しての好ましい性状をもたらそうとしている。しかる
に、このプラスチックフォ−ム体をタンク内に圧縮充填
することはなかなか難しく、特に圧縮にかたよりやしわ
があるとその個所が流体の流路が形成されやすく、又、
空気口からの空気の流路ともなってしまう。このよう
に、インクタンクとして好ましいものが簡単に得られる
ということはなかった。
【0004】特に、プラスチックフォ−ムとしてポリエ
−テルポリオ−ルを原料に用いたいわゆるポリエ−テル
ウレタンフォ−ムが採用され、しかも、製造に形成され
るセル膜を除去したいわゆる三次元網状体が用いられて
いる。このセル膜の除去については、ウレタンフォ−ム
を酸やアルカリ液中に浸漬する方法や、爆発法によって
セル膜を除去する方法が得られる。特に後者の爆発法に
あっては、酸素ガスと水素ガスをウレタンフォ−ムセル
中に浸透させ点火する方法が一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、何故ウレタンフ
ォ−ムを圧縮して充填するかというと、これはインクを
保持するための毛細管現象をより発現させるため、網状
体の間隔をせばめることが主目的であるところ、加熱圧
縮して半永久的に変形をもたらすが、ウレタンフォ−ム
は断熱性があり、熱が均一に伝わりにくいため、部分的
に、例えば表面のみに圧縮が集中してしまい圧縮変形ム
ラを生じるという不具合を生じやすい。
【0006】又、ウレタンフォ−ムが熱によって分解
し、後からこれがインク中に溶出してインクの組成を変
え、例えばインクの表面張力を下げてしまうような不具
合を生じることとなる。
【0007】他方、ウレタンフォ−ムを機械的に圧縮し
た状態でタンク内に充填する場合にあっては、圧縮され
たフォ−ムの回復力によって、充填する際のガイド板や
タンク内面との間の摩擦力が大きくなりフォ−ムがめく
れたり、しわになったりしやすくタンク内への充填が極
めて難しいものであった。
【0008】又、連続気泡性のかつ気泡の細かいプラス
チックフォ−ムとして熱硬化メラミン縮合体があるが、
ウレタンフォ−ムに比べて機械的強度が小さいためタン
ク内への充填時に破れる恐れがあり、又、フォ−ム体中
に他のセル径に比べて極端に大きなセル径の空孔ができ
やすく、インク保持体にかかる空孔があるとその特性を
失うこととなってしまう。
【0009】ウレタンフォ−ムを圧縮せずにインク保持
体として使用するためには、前記メラミン縮合体の発泡
体と同等程度(セル平均径100〜300μm)の細か
いセル径を有するフォ−ムとする必要があるが、ポリエ
ステルタイプのウレタンフォ−ムにあっては、ほぼ同等
のセル径を有するフォ−ムを得ることができる。しかる
に、このポリエステルタイプのウレタンフォ−ムは、加
水分解されやすく、インクの組成中にこれが溶出しやす
く不適である。
【0010】他方、ポリエ−テルタイプのウレタンフォ
−ムはその原料の粘度が低いためもあり、セル径の細か
いフォ−ム体を得るのが困難であり、小さいセル径のポ
リエ−テルタイプウレタンフォ−ムを得る方法としてプ
レポリマ−法があるが、連続気泡のセル(いわゆるオ−
プンセル)を有するウレタンフォ−ムを得ることはでき
ない。
【0011】本発明は、そのセル径が細かく、フォ−ム
を圧縮することなくそのままインクタンク内に充填可能
な、エ−テルタイプウレタンフォ−ムのインク保持体及
びその製法を提供することをその目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、次のような配合組成をもつポリエーテ
ルポリオールを主原料としたインク保持体に適したウレ
タンフォーム及びその製法にかかるものである。即ち、
発明の第1は、主原料としてポリエーテルポリオール、
イソシアネート、及び整泡剤、触媒を混合して得られる
ポリエーテルタイプウレタンフォームのインク保持体で
あって、ポリエーテルポリオールとして粘度1,500
〜30,000CPのポリエーテルポリオールを用い、
主原料を同時にミキシングヘッド内に導くことによって
混合・発泡された、圧縮することなくそのままインクタ
ンク内に充填可能な80〜400μmのセル径を有する
インク保持体用フォームであって、好ましくは、主原料
のポリエーテルポリオールの全部又は一部が、スチレン
及び/又はアクリロニトリル重合体を含むコポリマーポ
リオールであり、或いは、芳香族エステル変成ポリエー
テルポリオールを用いたインク保持体用フォームであ
る。
【0013】そして、発明の第2は、主原料としてポリ
エーテルポリオール、イソシアネート、及び整泡剤、触
媒を混合して得られるポリエーテルタイプウレタンフォ
ームのインク保持体の製法において、ポリエーテルポリ
オールとして粘度1,500〜30,000CPのポリ
エーテルポリオールを用い、主原料を同時にミキシング
ヘッド内に導くことによって混合し、圧縮することなく
そのままインクタンク内に充填可能な80〜400μm
のセル径とするポリエーテルタイプウレタンフォームの
インク保持体の製法を提供するもので、好ましくは、主
原料のポリエーテルポリオールの全部又は一部が、スチ
レン及び/又はアクリロニトリル重合体を含むコポリマ
ーポリオール、或いは、芳香族エステル変成ポリエーテ
ルポリオールであるポリエーテルタイプウレタンフォー
ムのインク保持体の製法にかかるものである。
【0014】そして、主原料であるポリエ−テルポリオ
−ルは、粘度1、500〜30、000CPを条件とす
るが、好ましくは3、000〜20、000CPであっ
て、相互に均一に混合した際に、粘度がこの範囲になる
複数種のポリエ−テルポリオ−ルを用いることも可能で
ある。
【0015】一方の主原料であるイソシアネ−トは、ウ
レタンフォ−ムを製造する際に汎用されているものでよ
く、極く一般にはトルエンジイソシアネ−ト(TDI)
が好んで用いられる。触媒、整泡剤にあっても通常用い
られるものがそのまま使用され、通常はアミン系触媒、
錫系触媒、シリコン整泡剤が用いられる。発泡剤として
用いる水は、ポリエ−テルポリオ−ル総量100重量部
に対して0.9〜2.5重量部を加えてウレタンフォ−
ムの密度を0.04〜0.1g/cm3 とするものであ
って、フロンやメチレンクロライド等の副発泡剤は3.
0部以下にする。尚、セル径を小さくするために、原料
のミキシングヘッドにはポリエ−テルポリオ−ル総量1
00kgに対して200〜700cm3 の空気を投入し
て攪拌するのが好ましい。
【0016】
【作用】本発明によって得られたインク保持体用ウレタ
ンフォ−ムは、セル径が80〜400μmで大部分のセ
ル径が100〜300μmの範囲にあり、これはインク
保持体用のフォ−ムとして、圧縮せずにそのままタンク
内に充填するのに好適な範囲である。従って、本発明で
得られた微細で均一なセル径を有するウレタンフォ−ム
は、実質的に圧縮しないでインク保持体としてそのまま
採用されることとなり、実際にインクの保持及び放出が
極めて好適になされることとなったのである。
【0017】特に、平均径よりかなり細かい径のセルが
あると、このセルの部分が他のセルの部分より毛細管現
象が強くなり、結果として、インクが未だ十分に存在す
るにもかかわらず出なくなる。このような現象に対する
目安として、フォ−ムセルの約2/3程度が100〜3
00μmの範囲にあるのが望ましいが、本発明のフォ−
ムにあっては、その約90%以上がこの範囲にセル径を
有しており、この点でも特にインク保持体用のフォ−ム
として適するものである。
【0018】上述のウレタンフォ−ムの製造に当って、
主原料のポリエ−テルポリオ−ルの粘度は1、500〜
30、000CPがよく、1、500CPより小さい
と、発泡初期における泡のゲル強度が小さいために、隣
りあった泡同士が合体しやすくなり、その結果、できた
セル径が不均一なものになってしまう欠点がある。一
方、粘度が30、000CPより大きいと、ミキシング
ヘッド内での原料及び投入空気の攪拌が十分でなくな
り、原料の混合不良による物性の悪化、投入空気の細分
化不十分に基づく細孔径が不均一となる不具合を生じる
こととなる。
【0019】ポリエ−テルポリオ−ル総重量部100部
に対し、1.0〜2.5重量部の水を発泡剤として用い
るが、水部数が0.9重量部より小さいとフォ−ムの比
重が大きくなり、得られたウレタンフォ−ムインク保持
体の有効空隙が小さくなってしまい、インクを貯蔵する
のに好ましくない。一方、水部数が2.5重量部を越え
ると、ワンショット法では、必要な当量のイソシアネ−
ト部数が多くなり、その結果、反応液の粘度が下がるの
で、ポリオ−ルの粘度が小さい場合同様に、セル径が不
均一になってしまう。ウレタンフォ−ムの発泡に際して
は、副発泡剤としてフロンメチレンクロライド等を使用
することがあるが、これらは粘度が極めて低く、細孔径
を不均一にしてしまうので3重量部以下にするのが望ま
しい。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
する。 (発泡)実施例1としてポリエ−テルポリオ−ルをダウ
ケミカル社製のグレセリンベ−スのスチレングラフトコ
ポリマ−ポリオ−ル(粘度4、000CP)、実施例2
として武田薬品工業製のグリセリンベ−スの芳香族エス
テル変成ポリエ−テルポリオ−ルとグリセリンベ−スの
ポリプロピレングリコ−ルの混合物(粘度15、000
CP)を用いた。一方、比較例としてダウケミカル社製
のグリセリンベ−スのポリプロピレングリコ−ル(粘度
500CP)のポリエ−テルポリオ−ルを用いて、夫々
ウレタンフォ−ムを製造した。発泡にはバイキング社製
UBT連続発泡機を用いた。そして、得られたウレタン
フォ−ムを爆発法によって膜処理を行い、三次元網状化
構造とした。原料組成及び得られたウレタンフォ−ムの
性状は表1に示す通りである。
【0021】
【表1】
【0022】実施例1及び2にあっては、平均径がいず
れもインク保持体として好適な範囲内にあるのに対し、
比較例1のウレタンフォ−ムにあっては平均径が500
μmであり、このままインクタンク内へ充填した場合に
はインク保持体としては径が大きく不適であることがわ
かる。
【0023】(インク保持力)次にウレタンフォ−ムの
インク保持体としての保持力を評価した。ここに用いた
実施例1のウレタンフォ−ムは、前述の実施例1にて得
られたウレタンフォ−ムである。一方、比較例1のウレ
タンフォ−ムは、これも前述の比較例1にて得られたウ
レタンフォ−ムである。又、比較例2のウレタンフォ−
ムは、従来よりインク保持体として使用されているウレ
タンフォ−ムであり、平均セル径(圧縮前)が800μ
mのものである。更に、比較例3はこの比較例2のウレ
タンフォ−ムを一方向に3分の1に圧縮したものであ
り、通常はこの状態でインク保持体として使用されるも
のである。
【0024】インク保持力のテストは、底辺40mm×
30mm、高さ100mmにカットした各サンプルを作
成し、これを下端の15mmをインクに浸漬し、24時
間後のインク上昇高さを測定した。インクは水性顔料タ
イプ(Rotring Art Ink)を使用した。尚、比較例3は底
辺40mm×90mm、高さ100mmのサンプルを、
90mmの辺を30mmに圧縮したものである。テスト
結果を表2に示す。
【0025】
【表2】
【0026】この結果、インク上昇高さは実施例1のフ
ォ−ムのものは、従来より使用されている比較例3のも
ののそれとほぼ同等の保持力であることが証明された。
このことより、本発明のポリエ−テルウレタンフォ−ム
は、圧縮充填することなく、そのままインク保持体とし
て使用に供するものであることが分る。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上の通りポリエ−テルタイ
プのウレタンフォ−ムによってインク保持体に好適な微
細セルを有するウレタンフォ−ムが提供できたものであ
り、このため、フォ−ム体をインクタンク内に圧縮充填
する必要のないフォ−ムとなったのであり、その産業上
の効果は著しい。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主原料としてポリエーテルポリオール、
    イソシアネート、及び整泡剤、触媒を混合して得られる
    ポリエーテルタイプウレタンフォームのインク保持体で
    あって、ポリエーテルポリオールとして粘度1,500
    〜30,000CPのポリエーテルポリオールを用い、
    主原料を同時にミキシングヘッド内に導くことによって
    混合・発泡された、圧縮することなくそのままインクタ
    ンク内に充填可能な80〜400μmのセル径を有する
    インク保持体用フォーム。
  2. 【請求項2】 主原料のポリエーテルポリオールの全部
    又は一部が、スチレン及び/又はアクリロニトリル重合
    体を含むコポリマーポリオールである請求項第1項記載
    のインク保持体用フォーム。
  3. 【請求項3】主原料のポリエーテルポリオールの全部又
    は一部が、芳香族エステル変成ポリエーテルポリオール
    である請求項第1項記載のインク保持体用フォーム。
  4. 【請求項4】 主原料としてポリエーテルポリオール、
    イソシアネート、及び整泡剤、触媒を混合して得られる
    ポリエーテルタイプウレタンフォームのインク保持体の
    製法において、ポリエーテルポリオールとして粘度1,
    500〜30,000CPのポリエーテルポリオールを
    用い、主原料を同時にミキシングヘッド内に導くことに
    よって混合し、圧縮することなくそのままインクタンク
    内に充填可能な80〜400μmのセル径とするポリエ
    ーテルタイプウレタンフォームのインク保持体の製法。
  5. 【請求項5】 主原料のポリエーテルポリオールの全部
    又は一部が、スチレン及び/又はアクリロニトリル重合
    体を含むコポリマーポリオールである請求項第4項記載
    のポリエーテルタイプウレタンフォームのインク保持体
    の製法。
  6. 【請求項6】主原料のポリエーテルポリオールの全部又
    は一部が、芳香族エステル変成ポリエーテルポリオール
    である請求項第4項記載のポリエーテルタイプウレタン
    フォームのインク保持体の製法。
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