JP3308876B2 - 電話機 - Google Patents
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Description
無線送受信機能を備えた電話機に関する。
するためのメモリ部と、記憶処理および制御を行うため
の信号処理部とを有している。そこで、ICカードにデ
ータを記憶するときは、情報処理機器にICカードを装
填し、外部から記憶すべき内容を与える必要がある。
記載のように、無線受信機能付きのICカードがあり、
このICカードは、外部から無線によりデータを受信
し、ICカード内の記憶内容を更新することができる。
しかし、このICカードは、データを送信することはで
きない。
Cカードは、無線によりデータを送受信する機能を持っ
ていないので、RS232Cを用いた有線方式によりデ
ータを送受信するしかなかった。
めに、固有の周波数が割り当てられている無線モデムを
使用する方法があった。しかし、無線モデムの送受信可
能距離に行動範囲が限定されてしまい、使いにくいもの
となっていた。また、無線モデムの大きさも、ICカー
ドのように小型のものは存在せず、無線送受信機能を持
たない電子手帳やブック型パソコン等の情報処理機器に
装填して、移動しながらデータの送受信を行うことは不
可能であった。
り小型化されてきているが、電話機能に限定されている
ので、移動電話として使用するほかに、データ通信機器
として使用できるように入出力端子を備えていなかっ
た。
器に無線アダプタとして装填し、無線電話網を使用した
無線通信システムは存在しなかった。
電話機を提供することにある。
に、本発明によれば、他の電話機または第一の情報処理
機器に対して無線による音声の送受信またはデータ通信
を行う電話機であって、第二の情報処理機器に接続さ
れ、該第二の情報処理機器とデータ入出力を行うデータ
入出力手段と、無線電波を送信および受信するアンテナ
と、入力したデータおよび音声のいずれかを無線電波と
して上記アンテナから送信し、上記アンテナで受信した
無線電波を受け取ってデータおよび音声のいずれかとし
て出力する無線送受信手段と、上記音声を入力して上記
無線送受信手段へ出力する音声入力手段と、上記無線送
受信手段から出力された上記音声を出力する音声出力手
段と、情報表示手段と、第一の宛先認証符号が入力され
るキー入力手段と、上記第二の情報処理機器から上記デ
ータ入出力手段を介して入力されたデータ、または、上
記無線送受信手段から出力されたデータを記憶し、記憶
されているデータを、上記入出力手段を介して上記第二
の情報処理機器に出力し、または、上記無線送受信手段
へ出力し、さらに、第二の宛先認証符号を記憶する記憶
手段と、少なくとも上記情報表示手段への表示、上記無
線送受信手段の入出力動作の切替え、および、上記記憶
手段のリード、ライトを制御し、また、上記キー入力手
段に入力された第一の宛先認証符号または前記記憶手段
に記憶されている第二の宛先認証符号を上記無線送受信
手段に出力し、さらに、通信プロトコルの実行を行う制
御手段とを有し、 上記データ入出力手段は、上記第二の
情報処理機器が備えるインタフェース部に直接接続され
るデータ入出力端子を備え、 上記データ入出力端子が上
記第二の情報処理機器に接続されたときに、少なくとも
上記アンテナと上記音声出力手段とが外部に出るように
構成されていることを特徴とする電話機が提供される。
成することができる。このICカードは、記憶部と、無
線受信部と、無線送信部とを備え、上記無線受信部で受
信したデータを上記記憶部に記憶させる手段と、上記記
憶部に記憶されているデータを上記無線送信部から送信
させる手段とを有するようにしている。
り、上記記憶部に記憶されている宛先認証符号を用いて
発信する手段を有するようにすることができる。
情報処理機器に接続されて用いられるようにし、上記に
加えて、該情報処理機器との間でデータを入出力するデ
ータ入出力部を備えるようにし、上記データ入出力部が
該情報処理機器から入力したデータを上記記憶部に記憶
させる手段と、上記記憶部に記憶されているデータを上
記データ入出力部から該情報処理機器に出力させる手段
とを有するようにしている。
理機器から入力した宛先認証符号を用いて発信する手段
を有するようにしてもよい。
は、上記に加えて、音声を入出力する音声入出力部を備
えるようにし、上記無線受信部で受信した音声を上記音
声入出力部から出力させる手段と、上記音声入出力部が
入力した音声を上記無線送信部から送信させる手段とを
有するようにしている。
ようにことができる。
号入力部を備えるようにし、上記宛先認証符号入力部が
入力した宛先認証符号を用いて発信する手段を有するよ
うにすることができる。
号表示部を備えるようにし、上記宛先認証符号を上記宛
先認証符号表示部に表示させる手段を有するようにして
もよい。
形状としては、例えば、折り曲げ自在に連結された2つ
の部分からなり、該折り曲げ部分に、送受信用のアンテ
ナが配置され、該2つの部分の一方に、マイクが配置さ
れ、もう一方に、スピーカが配置され、該2つの部分の
両方に分散してまたはいずれか一方に集中して、キーパ
ッドおよびディスプレイが配置されている構造であるよ
うにすることができる。
スプレイ、アンテナおよびイヤホーンを差し込むための
端子が配置されている構造であるようにすることができ
る。
端子が配置されていることが好ましく、また、上記アン
テナは、伸縮可能なロッドアンテナであることが好まし
い。
信システムを形成することができる。
タを送受信でき、かつ、情報処理機器に接続されて用い
られ、該情報処理機器との間でデータを入出力できるI
Cカードと、コンピュータに接続された1つ以上の無線
送受信装置とを備えて、無線通信システムを形成するこ
とができる。
ンピュータとの間でデータを入出力する機能を有するよ
うにし、上記ICカードは、上記無線送受信装置から受
信したデータを該情報処理機器に出力し、該情報処理機
器から入力したデータを上記無線送受信装置に送信する
無線モデム機能を有するようにすることができる。
受信できるICカードと、構内交換機に接続された1つ
以上の無線送受信装置とを備えて、無線通信システムを
形成することができる。
内交換機との間の回線を捕捉する機能を有するように
し、上記ICカードは、上記無線送受信装置から受信し
た音声を出力し、入力した音声を上記無線送受信装置に
送信する無線電話機能を有するようにすることができ
る。
接続されて用いられ、該情報処理機器との間でデータを
入出力でき、かつ、無線でデータおよび音声を送受信で
きるICカードと、構内交換機に接続された1つ以上の
無線送受信装置とを備えて、無線通信システムを形成す
ることができる。
内交換機との間の回線を捕捉する機能を有するように
し、上記ICカードは、情報処理機器に接続され、上記
無線送受信装置から受信したデータを該情報処理機器に
出力し、該情報処理機器から入力したデータを上記無線
送受信装置に送信する無線モデム機能と、上記無線送受
信装置から受信した音声を出力し、入力した音声を上記
無線送受信装置に送信する無線電話機能とを有するよう
にすることができる。
ムがサービスを提供する領域の構成は、上記ICカード
および上記無線送受信装置が相互に制御信号を送受信す
る第1の帯域と、上記ICカードと上記無線送受信装置
の各々との間でデータおよび音声を送受信する1つ以上
の第2の帯域とを有するようにし、上記第2の帯域は、
それぞれ、隣接する帯域と互いにその一部が重なってお
り、上記第1の帯域は、全ての第2の帯域を包含するよ
うにすることができる。
は、上記第1の帯域を使用して、上記ICカードおよび
上記第2の帯域に対して、使用チャネルを通知する機能
を有するようにし、さらに、上記無線送受信装置は、対
応する第2の帯域に位置する上記ICカードに、該第2
の帯域を通知する機能を有するようにし、上記ICカー
ドは、上記使用チャネルを通知する機能を有する無線送
受信装置に対して、通知された第2の帯域で使用するチ
ャネルを通知するよう要求する機能と、上記通知された
第2の帯域に対応する無線基地局に対して、上記構内交
換機との間の回線を捕捉するよう要求する機能とを有す
るようにすることができる。
換機との間の回線を捕捉できない場合に、回線を捕捉で
きるまで、上記ICカードから受信したデータの所定量
を保持する機能と、保持したデータが所定量に達した場
合に、上記ICカードに対して、データの送受信を中断
するよう通知する機能とを有するようにすることができ
る。
装置が構内交換機との間の回線を捕捉できない場合に、
回線を捕捉できるまで、上記第1の帯域を一時的に使用
して、回線が空いている無線送受信装置との間で、デー
タまたは音声を送受信する機能を有するようにすること
ができる。
て使用する場合と、単独で使用する場合とがある。
2つの機能を実現することができ、その1つは、データ
入出力部が情報処理機器から入力したデータを記憶部に
記憶させたり、記憶部に記憶されているデータをデータ
入出力部から情報処理機器に出力させたりするという、
従来通りのICカードの機能である。
器から入力したデータを記憶部に記憶させ、このデータ
を無線送受信部から送信させたり、無線送受信で受信し
たデータを記憶部に記憶させ、このデータをデータ入出
力部から情報処理機器に出力させたりするという、無線
モデムの機能である。
ると、データ入出力部および無線送受信部が並列処理を
行うことができる。
を実現することができ、その1つは、無線送受信部で受
信したデータを記憶部に記憶させたり、記憶部に記憶さ
れているデータを無線送受信部から送信させたりすると
いう、従来通りのICカードの機能を無線で実現する機
能である。
を音声入出力部から出力させたり、音声入出力部が入力
した音声を無線送信部から送信させたりするという、無
線電話の機能である。
ピーカ(またはイヤホーン)である。
通信システムにおいては、無線送受信装置は、ICカー
ドとの間でデータを送受信する場合は、ICカードから
受信したデータを、構内交換機を介して接続しているコ
ンピュータに出力し、該コンピュータから入力したデー
タを、ICカードに出力する。
る場合は、ICカードから受信した音声を該構内交換機
に出力し、該構内交換機から入力した音声をICカード
に出力する。
タを送受信する場合に、発信するために用いる宛先認証
符号は、予め記憶部に書き込まれているかまたはデータ
入出力部が情報処理機器から入力する。
ために用いる宛先認証符号は、宛先認証符号入力部から
入力される。
ーパッドである。
いては、ICカードが送信する発信信号は、第1の帯域
と該ICカードが位置する第2の帯域とを用いて、送信
される。
は、該帯域に対応する無線送受信装置に対して、構内交
換機との間の回線を捕捉するよう要求する意味を持つ。
また、第1の帯域を用いて送信される発信信号は、無線
送受信装置のうちの使用チャネルを通知する機能を有す
る無線送受信装置(主無線送受信装置)に対して、該第
2の帯域で使用するチャネルを通知するよう要求する意
味を持つ。
された発信信号を受信すると、ICカードおよびその通
信相手となる無線送受信装置に対して、使用チャネルを
通知するので、ICカードは、自分が位置する第2の帯
域に対応する無線送受信装置との間で、データおよび音
声を送受信することができる。
受信装置は、構内交換機との間の回線を捕捉するので、
ICカードとの間で送受信したデータを、構内交換機に
接続されたホストコンピュータとの間で送受信すること
ができ、また、ICカードとの間で送受信した音声を、
構内交換機に接続された呼の間で送受信することができ
る。
ない場合に、回線を捕捉できるまで、ICカードから受
信したデータの所定量を保持しておくことにより、IC
カードは、無線送受信装置の状態の影響を最小限に抑え
ながら、データの送受信を行なえる。これは、ICカー
ドが第2の帯域を移動することを考えると、データの送
受信を継続するために、有効である。
量に達した場合に、ICカードに対して、データの送受
信を中断するよう通知し、回線を捕捉できてから、デー
タの送受信を再開するようにする。
の回線を捕捉できない場合に、ICカードは、回線を捕
捉できるまで、第1の帯域を一時的に使用して、回線が
空いている無線送受信装置との間で、データまたは音声
を送受信するようにすることにより、データまたは音声
の送受信を継続することができる。
警報等でユーザに通知すると、ユーザは、速やかに、他
の帯域に移動することができる。
明する。
構成を示すブロック図である。
制御部、120はCPU、130はデータバッファ、1
40はRAM、150は対モデム入出力制御部、160
はモデム、170は無線送受信装置、180は表示装
置、190はキーパッドである。
10は、情報処理機器(ホスト)に接続されたときに、
ホストから送られたシリアルデータを複数ビットのパラ
レルデータに変換し、また、CPU120から送られた
パラレルデータをシリアルデータに変換してホストに送
る。
ストから送られたクロック(CLK)を、パラレルデー
タのストローブ信号に分周し、ホストから送られたリセ
ット信号(RST)をCPU120に送り、CPU12
0から送られたデータ制御信号(DTS)をホストに送
る。
制御部110から送られたパラレルデータを、CPU1
20から与えられたアドレスで、順々に記憶する。
本ICカードのステータス情報や制御情報とを記憶す
る。
20から与えられた制御信号により、CPU120から
送られたパラレルデータをシリアルデータに変換してモ
デム160に送り、また、モデム160から送られたシ
リアルデータをパラレルデータに変換してCPU120
に送る。
50から送られたシリアルデータをFSK変調し、さら
に、FSK変調信号を復調して、シリアルディジタル信
号に変換する。
ら送られたFSK変調信号とマイクから送られた音声と
を、CPU120から与えられた制御信号により切り替
えて、無線電波として送出し、また、図示していない無
線式ファイルサーバや無線電話装置からの無線電波を受
信して、CPU120から与えられた制御信号により切
り替えて、モデム160またはスピーカに送る。
ータやステータス情報を表示する。
ーを持ち、本ICカードがホストに接続されていないと
きの無線電話用ボタンになる。
10、対モデム入出力制御部150および無線送受信装
置170に対する送受信動作の切り替え制御、ROM、
RAM140に対するデータのリード/ライト、無線通
信プロトコルの実行を行う。
(ホスト)に接続した状態で使用される場合と、単独で
使用される場合とがある。
入出力する場合は、無線で受信したデータをホストに出
力し、また、ホストから入力したデータを無線で送信す
る場合とがある。
受信する場合と、無線で音声を送受信する場合(無線電
話として使用される場合)とがある。
接続した状態を示す図である。
ストのICカードインタフェース(I/F)200に、
第1図の対ホスト入出力制御部110を接続する。
制御の基に、ホストからICカードI/F200を介し
て入力したシリアルデータを、対ホスト入出力制御部1
10により、パラレルデータに変換し、データバッファ
130に記憶する。また、データバッファ130に記憶
されたパラレルデータを、対ホスト入出力制御部110
により、シリアルデータに変換し、ICカードI/F2
00を介してホストに出力する。
とデータを入出力する。
ァ130に記憶したパラレルデータを、さらに、対モデ
ム入出力制御部150により、シリアルデータに変換
し、モデム160を介して、無線送受信装置170に出
力し、ここから、無線電波として送信する。また、無線
電波として受信したデータを、逆のルールをたどって、
ICカードI/F200を介してホストに出力する。
から入力したデータを無線で送信し、また、無線で受信
したデータをホストに出力する。
合について説明する。
に、データバッファ130に記憶されたパラレルデータ
を、対モデム入出力制御部150により、シリアルデー
タに変換し、モデム160を介して、無線送受信装置1
70に出力し、ここから、無線電波として送信する。ま
た、無線電波として受信したデータを、逆のルートをた
どって、データバッファ130に記憶する。
データを送受信する。
話番号やマイクから入力された音声を、無線送受信装置
170から無線電波として送信し、また、無線電波とし
て受信した音声を、スピーカに送る。
音声を送受信する。すなわち、無線電話として動作す
る。
は、データを送受信するときは、RAM140に予め設
定してある電話番号またはホストから入力された電話番
号を用いて発信し、音声を送受信するときは、キーパッ
ド190から入力された電話番号を用いて発信する。
またはRAM140に予め設定してある自電話番号と、
受信した電話番号とを比較することにより、自ICカー
ドに対する着信であるか否かを判断できる。
カードの外形を示す図である。
とした例を示している。
に、対ホスト入出力端子と音声入力部(マイク)と液晶
表示部(LCD)とを持ち、中心にロッドアンテナを備
えた蝶番で、さらに、キーパッドと音声出力部(イヤー
スピーカ)とを持ち、本ICカードをホストに接続した
ときに、キーパッドとイヤースピーカとが外部に出る構
造となっている。
のサイズとした例を示している。
表示部とキーパッドとを持ち、挿入側と反対の一辺に
は、ロッドアンテナを備えている。長方形の短辺の一方
は、対ホスト入力用端子となっていて、その対辺は、ロ
ッドアンテナになっている。
あって、例えば、対ホスト入出力端子は、裏側の面に備
えても良い。
ドは、無線でデータを送受信できるので、移動性に富ん
でいる。
能性に富んでいる。
報処理機器に接続した場合に、情報処理機器との間でデ
ータの入出力を行えるばかりでなく、さらに、無線で遠
隔地のホストコンピュータとデータを送受信できるの
で、該情報処理機器が、あたかも遠隔地のホストコンピ
ュータとデータの送受信を行っているかのごとくなる。
そこで、該情報処理機器を操作するときは、内部の記憶
装置にアクセスする感覚で、遠隔地のホストコンピュー
タのデータベースのファイル管理を行うことができ、マ
ンマシンインタフェースが向上する。
ドを用いて、無線通信システムを構築することができ
る。
通信システム(以下、ICカードシステムと称す。)に
ついて説明する。
を行うテリトリを示す図である。
は、構内交換機に接続された電話機に、複数の基地局を
接続し、それらの基地局全てと制御用の交信ができる範
囲に、1台の主基地局を設けた構成となっている。構内
交換機には、ホストコンピュータが接続されている。
ード(携帯用の情報処理機器に接続された場合も含
む。)は、基地局および電話回線を介して、構内交換機
に接続されたホストコンピュータとデータ通信を行い、
また、基地局および電話回線を介して、構内交換機に接
続された呼と通話を行う。
呼び、その他の基地局をスレーブベース(SB)と呼
ぶ。1つのSBがMBを兼ねてもよい。
御情報を通信し、そのとき使用する帯域を広域制御帯域
(BCB)と呼ぶ。
って、複数のテリトリ(TE)に分割されており、MB
またはSBが、それぞれ、自局のテリトリ内に存在する
ICカード(IC)との間だけでデータ通信を行うと
き、狭域制御帯域(NCB)を使用する。
のテリトリ内に存在するICカードとの間だけで通話を
行うとき、狭域通話帯域(NTB)を使用する。
一としても良いが、このとき、MBおよびSBが、NC
BとNTBとを信号形式によって区別するようにする。
を監視していて、各SBに使用可能な周波数チャンネル
を知らせる。その機能を、帯域分配サーバ(BSS)と
呼ぶ。このSBB機能は、物理的にMBとは分離して行
っても良い。
は通話を開始するときの処理シーケンスを示す図であ
る。
リトリの番号をIC1に通知している。
すると、MBおよびSB1に対して、NCB1(または
NTB1)の使用要求を送信する。
すると、BCBを用いて、要求元のIC1およびその通
信相手となるSB1に対して、NCB1(またはNTB
1)のチャネルを1つまたは2つ使用するように使用許
可通知を送信する。
すると、電話回線を捕捉し、MBからの使用許可通知を
受信すると、IC1に対して、回線確保通知を送信す
る。
NTB1)を用いて、SB1との間でデータ通信(また
は通話)を行うことができるので、SB1および電話回
線を介して、構内交換機に接続されたホストコンピュー
タとデータ通信を行い、また、SB1および電話回線を
介して、構内交換機に接続された呼と通話を行うことが
できる。
ャネルが1つのときは、半二重で、使用許可チャネルが
2つのときは、全二重で、通信する。
ネルがなく、IC1からの要求を受理できないときは、
使用不許可通知を送信する。
(または通話中)に、テリトリを移動した場合は、同様
の処理シーケンスを、移動先のSBとの間で行えばよ
い。
閉塞中である場合の処理シーケンスを、以下に説明す
る。
に、電話回線が閉塞中のテリトリに移動したときの処理
シーケンスを示す図である。
信中に、SB1から電話回線が閉塞中のSB2のテリト
リに移動すると、SB2からのテリトリ通知を感知す
る。
ために、MBおよびSB2に対して、NCB2の使用要
求を送信する。
すると、BCBを用いて、要求元のIC1およびその通
信相手となるSB2に対して、NCB2のチャネルを1
つまたは2つ使用するように使用許可通知を送信する。
すると、電話回線を捕捉しようとするが、電話回線が閉
塞中であり、捕捉できないので、MBからの使用許可通
知を受信すると、IC1に対して、回線予約通知を送信
する。
で、SB2の内部のメモリにIC1からのデータを、S
B2の許す範囲の間、一時的に受信する。SB2の許容
量が満杯になったときは、SB2は、IC1に対して、
データ通信中断通知を送信する。
に対して、データ通信再開通知を送信し、データ通信を
再開する。
電話回線が閉塞中のSB2のテリトリに移動したときで
も、データ通信を継続することができる。
的に中断があっても、差し支えないが、通話において
は、中断することなく継続することが好ましい。
が閉塞中であるときに、システムの継続を保証する場合
の処理シーケンスを、以下に説明する。
回線が閉塞中のテリトリに移動したときの処理シーケン
スを示す図である。
通話しながら、電話回線が閉塞中であるSB2のテリト
リに移動すると、SB2からのテリトリ通知を感知す
る。
に、MBおよびSB2に対して、NCB2の使用要求を
送信する。
すると、BCBを用いて、要求元のIC1およびその通
信相手となるSB2に対して、NCB2のチャネルを1
つまたは2つ使用するように使用許可通知を送信する。
すると、電話回線を捕捉しようとするが、電話回線が閉
塞中であり、捕捉できないので、MBからの使用許可通
知を受信すると、IC1に対して、回線予約通知を送信
する。
信すると、SB1およびMBに対して、BCBを使用し
て通話できるよう、BCBの使用要求を送信し、MB
は、BCBの使用許可を返送し、IC1は、SB2が回
線を確保するまでは、BCBをバイパスとして代用し
て、SB1経由で通話を継続する。このとき、MBは、
ICS1に警報を送っても良い。
IC1に対して、回線確保通知を送信する。IC1は、
SB2からの回線確保通知を受信すると、MBに対し
て、NTB2使用通知を送信し、SB1経由からSB2
経由に切り替えて、通話を継続する。
線が閉塞中のSB2のテリトリに移動したときでも、通
話を継続することができる。
な処理シーケンスを適用することができる。
通信中である場合に、BCBを用いて、MBから各基地
局の隣接回線使用状況をモニタするようにしておくと、
IC1は、テリトリを移動したときに、この隣接回線使
用状況を参照することにより、いきなり、SB1および
MBに対して、BCBの使用要求を送信することができ
る。
ムは、既存の構内交換網に付加するだけで、無線通信シ
ステムを形成することができ、ICカードを携帯するユ
ーザは、いつでもどこでも、構内交換機に接続されたホ
ストコンピュータとデータ通信を行うことができ、ま
た、構内交換機に接続された呼と通話を行うことができ
る。
成を示すブロック図である。
デュアルポートメモリを配置している。なお、本図は、
データ通信に関する部分について、主に示しており、他
の部分は第1図の構成と同様である。
対ホスト入出力制御部110から引き渡されたデータ
を、デュアルポートメモリ131に書き込む。さらに、
CPU120は、RAM140でヘッダを作成して、デ
ュアルポートメモリ131のデータに付加し、無線通信
プロセッサ151に引き渡す。無線通信プロセッサ15
1は、デュアルポートメモリ131の当該ヘッダ付きデ
ータを、無線送受信装置170に引き渡して、無線電波
として送信する。
ータがディジタル信号であるならば、無線通信プロセッ
サ151は、デュアルポートメモリ131に書き込み、
CPU120に対して、ディジタルデータ受信通知を行
う。CPU120は、対ホスト入出力制御部110を介
して、受信通知をホストに送信し、続いて受信データを
ホストに出力する。
ドは、情報処理機器に接続した状態で使用することがで
き、その場合は、該情報処理機器とデータを入出力する
ことができるばかりでなく、さらに、無線で受信したデ
ータを該情報処理機器に出力し、また、該情報処理機器
から入力したデータを無線で送信することができる。
も遠隔地のコンピュータにアクセスしているのと同じ効
果が得られ、マンマシンインタフェースが向上するとい
う効果がある。
することができ、その場合は、無線でデータを送受信す
ることができ、また、無線で音声を送受信することがで
きる。
と同じ効果が得られ、ICカードの機能が増えるという
効果がある。
システムを形成することができ、このようなシステムに
おいては、ICカードを携帯するユーザは、いつでもど
こでも、通話やデータ通信を行うことができるので、マ
ルチコミュニケーションを実現することができるという
効果がある。
ロック図。
た状態を示す説明図。
うテリトリを示す説明図。
図。
図。
図。
ク図。
0…データバッファ、140…RAM、150…対モデ
ム入出力制御部、160…モデム、170…無線送受信
装置、180…表示装置、190…キーパッド、200
…ICカードインタフェース(I/F)、131…デュ
アルポートメモリ、151…無線通信プロセッサ。
Claims (7)
- 【請求項1】 他の電話機または第一の情報処理機器に
対して無線による音声の送受信またはデータ通信を行う
電話機であって、第二の情報処理機器に接続され、該第二の情報処理機器
とデータ入出力を行うデータ入出力手段と、 無線電波を送信および受信するアンテナと、 入力したデータおよび音声のいずれかを無線電波として
上記アンテナから送信し、上記アンテナで受信した無線
電波を受け取ってデータおよび音声のいずれかとして出
力する無線送受信手段と、 上記音声を入力して上記無線送受信手段へ出力する音声
入力手段と、 上記無線送受信手段から出力された上記音声を出力する
音声出力手段と、 情報表示手段と、 第一の宛先認証符号が入力されるキー入力手段と、上記第二の情報処理機器から上記データ入出力手段を介
して入力されたデータ、または、 上記無線送受信手段か
ら出力されたデータを記憶し、記憶されているデータ
を、上記入出力手段を介して上記第二の情報処理機器に
出力し、または、上記無線送受信手段へ出力し、さら
に、第二の宛先認証符号を記憶する記憶手段と、 少なくとも上記情報表示手段への表示、上記無線送受信
手段の入出力動作の切替え、および、上記記憶手段のリ
ード、ライトを制御し、また、上記キー入力手段に入力
された第一の宛先認証符号または前記記憶手段に記憶さ
れている第二の宛先認証符号を上記無線送受信手段に出
力し、さらに、通信プロトコルの実行を行う制御手段と
を有し、 上記データ入出力手段は、上記第二の情報処理機器が備
えるインタフェース部に直接接続されるデータ入出力端
子を備え、 上記データ入出力端子が上記第二の情報処理機器に接続
されたときに、少なくとも上記アンテナと上記音声出力
手段とが外部に出るように構成されている ことを特徴と
する電話機。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電話機において、 上記電話機は、少なくとも上記音声入力手段を有する部
分と、少なくともキー入力手段を有する部分との二つの
部分からなり、上記二つの部分の接続部分に折り畳み機
構を備え、折り畳み可能であることを特徴とする電話
機。 - 【請求項3】 請求項1に記載の電話機において、 上記音声出力手段には、音声出力を行うイヤホンとの接
続端子を備えることを特徴とする電話機。 - 【請求項4】 請求項2に記載の電話機において、 上記電話機の上記音声入力手段を有する部分は、さら
に、上記データ入出力手段を有することを特徴とする電
話機。 - 【請求項5】 請求項4に記載の電話機において、 上記データ入出力端子は、上記音声入力手段を有する部
分に配置されていることを特徴とする電話機。 - 【請求項6】 請求項1に記載の電話機において、 上記記憶手段は、上記データを記憶する第一の記憶手段
と、少なくとも上記宛先認証符号または通信用プロトコ
ルを記憶する第二の記憶手段を有することを特徴とする
電話機。 - 【請求項7】 請求項1に記載の電話機において、 上記記憶手段は、デュアルポートメモリを含むことを特
徴とする電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26742997A JP3308876B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26742997A JP3308876B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 電話機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2264605A Division JP2872793B2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | Icカード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10117227A JPH10117227A (ja) | 1998-05-06 |
JP3308876B2 true JP3308876B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=17444732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26742997A Expired - Lifetime JP3308876B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3308876B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103444090A (zh) * | 2011-03-30 | 2013-12-11 | 索尼公司 | 输入/输出装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000349897A (ja) * | 1999-04-29 | 2000-12-15 | Pj Telecomm Co Ltd | イヤーホーン形無線電話機システム |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26742997A patent/JP3308876B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103444090A (zh) * | 2011-03-30 | 2013-12-11 | 索尼公司 | 输入/输出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10117227A (ja) | 1998-05-06 |
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