JP3307758B2 - 計器類の端子構造 - Google Patents

計器類の端子構造

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JP3307758B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/28Clamped connections, spring connections
    • H01R4/30Clamped connections, spring connections utilising a screw or nut clamping member
    • H01R4/34Conductive members located under head of screw
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/71Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
    • H01R12/72Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures
    • H01R12/721Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures cooperating directly with the edge of the rigid printed circuits

Landscapes

  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は計器類の端子構造に係
り、特に温度測定計器その他一般的な測定計器類におい
てそのケースに外部接続用の端子金具を配置してなる計
器類の端子構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の計器類の端子構造として
は、種々の構成が提供されているが、その一例として本
願出願人が既に実願平2−87524号によって新規な
構成を提案した。この構成を概略的に示すならば、例え
ば図7に示すように、薄い導電板材をコ字状に形成した
端子バネ金具1の内側に、これより厚手の導電板材をや
はりコ字状に形成したナット部材3を挟持させ、端子バ
ネ金具1の対向する開放片1a、1bから切り起したバ
ネ部5a、5bをケース7の引掛け部7a、7bに引掛
けるようにしてナット部材付き端子バネ金具1をケース
7に保持させ、端子ネジ9を端子バネ金具1を介してナ
ット部材3のネジ部11にねじ込み、開放片1bの先端
部に接続片13を形成していた。
【0003】そして、ケース7に設けた挿入溝15に沿
って回路基板17を挿入すると、この回路基板17に設
けた接続電極(図示せず)に接触片13が弾性的に接触
し、端子バネ金具1に接続された外部リード(図示せ
ず)が回路基板17に電気的に接続されるようになって
いた。しかも、端子バネ金具1にナット部材3がワンタ
ッチで簡単に挟持可能となって端子バネ金具1とナット
部材3の組立てが容易であるうえ、端子ネジ9のねじ込
みも容易となり、この点からも組立てが簡単であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成の計器類の端子構造は、組立てが簡単となったと
は言っても、端子ネジ9を確実にねじ込み保持するため
に端子バネ金具1より厚手のナット部材3が必要であ
り、構成部品数の減少および組立て効率を改善できる余
地がある。もっとも、端子バネ金具1およびナット部材
3を厚手の導電材料で一体的に形成すれば良いように考
えられるが、ケース7に収納した回路基板17の接続電
極との間で確実かつ容易に端子バネ金具1又はナット部
材3を接触させる必要性から、それらを薄くしなければ
ならないと言った相反する要求があり、実際には困難で
あった。
【0005】本発明はそのような状況の下になされたも
ので、従来のナット部材を省略して構成および組立てを
簡素化するとともに、収納する回路基板と確実かつ容易
に接触させることが可能な計器類の端子構造の提供を目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明の第1の構成は、計器類のケースに形成
された保持窓に外部へ向けて取付けられるとともにその
ケース内部の回路基板に接続される端子金具と、この端
子金具にケース外部からねじ込まれる端子ねじとを具備
し、特に、その端子金具は中間片の両端部から互いに対
向してケース内側へ延びる第1および第2の開放片を有
して概略コ字状に形成され、それら第1および第2の開
放片は上記ケースとの係止部を有し、その第1の開放片
はその係止部より先端部側の途中から当該先端部にかけ
当該第1の開放片自体より薄く形成されたばね部を有
し、このばね部はそれら第1および第2の開放片間に端
部が位置するようケースに保持された上記回路基板に弾
性的に接触し、その端子ねじは中間片にねじ込まれてい
る。
【0007】そして、第1の構成において、上記端子ね
じはその第1の開放片に当らない長さでこれに向けてね
じ込まれ、その第1の開放片のばね部はその端子ねじの
ねじ先端を囲むように第2の開放片との間に概略U字状
に屈曲形成されてその回路基板に弾性的に接触させる
良い。
【0008】本発明の第2の構成は、計器類のケース
形成された保持窓に外部へ向けて取付けられるとともに
前記ケース内部の回路基板に接続される端子金具と、こ
の端子金具にそのケースの外部からねじ込まれる端子ね
じとを具備し、特に、その端子金具は中間片の両端部か
ら互いに対向してケース内側へ延びる第1および第2の
開放片を有して概略コ字状に形成され、その第1の開放
片は途中から先端部にかけて第2の開放片との間に概略
Z字状に屈曲形成されたばね部を有し、このばね部の先
端には鋭角状に中間片方向へ屈曲され接触片が形成さ
れ、この接触片はそれら第1および第2の開放片間に端
部が位置するようケースに保持されたその回路基板に弾
性的に接触し、その端子ねじは中間片にねじ込まれてい
る。
【0009】そして、第2の構成において、上記端子ね
じはその第1の開放片に向けてねじ込まれ、その第1の
開放片にはその端子ねじが遊挿する空所を設けると良
い。
【0010】
【作用】そのような手段を備えた本発明の第1の構成で
は、端子ねじのねじ込まれる中間片の厚みを厚く形成し
ても、回路基板に接触する端子金具のばね部の厚みが薄
く、ばね部が回路基板に容易かつ弾性的に接触する
【0011】さらに、第1の構成において、その第1の
開放片に当らない長さでこれに向けて上記端子ねじをね
じ込み、その第1の開放片のばね部をそのねじ先端を囲
むように第2の開放片との間に概略U字状に屈曲形成し
て回路基板に接触させる構成では、端子ねじと第2の開
放片の間に回路基板を配置できる有効スペースが生じ
る。また、本発明の第2の構成では、端子金具全体を厚
みを厚くしても、第1の開放片の途中から先端部にかけ
て形成したばね部の弾性が良好となり、これが回路基板
に容易かつ弾性的に接触する。
【0012】そして、第2の構成において、端子ねじを
その第1の開放片に向けてねじ込み、第1の開放片には
その端子ねじが遊挿する空所を設ける構成では、端子ね
じと第2の開放片の間に回路基板を配置できる有効スペ
ースが生じるうえ、端子ねじの長さの制約が少ない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明に係る計器類の端子構造の第1の
構成を示す概略断面図である。図1において、絶縁性の
合成樹脂を箱型に成形してなるケース19の後端部側に
設けた保持窓21には、接続端子としての端子金具23
がはまってケース19に保持されている。
【0014】端子金具23は、図2および図3にも示す
ように、りん青銅、ベリリウム銅合金、黄銅、洋白等の
ように加工が容易で弾性に富む導電性帯材料から打抜い
て概略コ字状に屈曲成形されてなり、中間片23aの両
端から対向して延びる第1および第2の開放片23b、
23cを有し、それら第1および第2の開放片23b、
23cをケース19に当接するようにして保持窓21に
はめられている。すなわち、端子金具23は、中間片2
3aの一端(図1中上側)から開放片23bが鋭角状に
屈曲して延びる一方、他端(図1中下側)から開放片2
3cが鈍角状に屈曲して延びており、中間片23aが第
1および第2の開放片23bや23c、更にケース19
の後端面に対して斜に位置するとともに第1の開放片2
3bに面するように形成されている。
【0015】第1および第2の開放片23b、23cか
らは、中間片23a側へ向けた係止突起25a、25b
が外側へ切り起こされており、ケース19に設けた係止
段部27a、27bに係止して端子金具23を抜け難く
している。端子金具23の開放片23bは、係止突起2
5aから開放側先端側にて途中から開放側先端にかけて
厚みが薄くばね性の良好なばね部23dとなっており、
このばね部23dは先端側が開放片23cとの間にU字
状に湾曲成形されるとともに、その先端が更に内側へ湾
曲している。このばね部23dの先端は、後述するよう
に回路基板35の接続電極39に接続する。
【0016】ばね部23dは、図2から分るように、ば
ね性を高めるために2条の弾性片を途中で連結した形状
になっているが、形状はこれに限定されない。開放片2
3bを途中から薄くする手法としては種々のものがある
が、例えば切削加工や圧延加工が好適する。端子金具2
3の他方の開放片23cは、僅かばかり外側へ広がるよ
うに延びるとともに先端が外側へ屈曲してケース19内
側へ圧接している。
【0017】端子金具23の中間片23aのほぼ中央部
にはねじ部29が貫通形成されており、このねじ部29
にはケース19の外部から導電性の座金付きの端子ねじ
31が開放片23bに向けて斜にねじ込まれており、最
も奥までねじ込まれた場合でも、ねじ先端が開放片23
bに当接しないような寸法および位置関係でねじ込まれ
ている。すなわち、端子金具23の開放片23bはU字
状に湾曲成形したばね部23dによって端子ねじ31の
ねじ部をある距離をもって囲むようになっている。な
お、端子ねじ31による安定かつ強い締付け状態を確保
する観点から、端子金具23の中央部を若干内側に突出
させてねじ部29を形成すると良い。図中符号31aは
端子ねじ31に形成された座金である。
【0018】ケース19において、保持窓21に臨む保
持壁33には、第1および第2の開放片23b、23c
間に端部が位置するよう回路基板35がはまってこれを
保持する保持溝37が形成されており、この保持溝37
の奥先端部や保持窓21の開口部近傍ではこの保持壁3
3が肉厚になっている。回路基板35は、その片面側
(図1中上側)において端部に寄った位置に、端子金具
23のばね部23dが接続される接続電極39その他の
接続電極を有しているが、図1では接続電極39のみ図
示されて他は見えない。回路基板35は、接続電極39
と同じ片面側に電子部品41を有し、この電子部品41
のリード端子41aが対向面側へ挿通され、回路パター
ン43に半田付けされている。なお、電子部品41はリ
ードなしのチップ型のものを接続電極39と同じ片面側
に接続する構成も可能であるし、接続電極39の裏面側
に接続する構成も可能である。
【0019】回路基板35には、測定計器が例えば温度
調節計や温度指示計である場合、熱電対等からの温度測
定信号に基づき測定温度を算出する温度測定回路、温度
調節計や温度指示計等の本体回路、温度測定信号を補償
する温度補償回路等が形成されているが、本発明の主要
部ではないので図示を省略する。この計器類の端子構造
では、回路基板35の端部を保持壁33の保持溝37に
はめるように押込むと、端子金具23のばね部23dが
接続電極39に弾性的かつ電気的に接続される。
【0020】そのため、端子ねじ31を緩めて外部リー
ド線や外部端子板(図示せず)を接続してそれを締めれ
ば、それら外部リード線や外部端子板からの電気信号を
端子金具23および接続電極39を介して内部回路に取
込める。また、回路基板35を引抜けば、容易に保持壁
33や端子金具23から外せる。
【0021】このような第1の構成に係る計器類の端子
構造は、ケース19にはめる端子金具23を、中間片2
3aの両端部から互いに対向してケース19の内側方向
へ延びる第1および第2の開放片23b、23cを設け
て概略コ字状に形成し、その第1の開放片23bの途中
から先端部にかけて厚みが薄いばね部23dを回路基板
35の接続電極39に弾性的に圧接可能に形成し、その
端子金具23の中間片23aに端子ねじ31をねじ込む
構成であるから、端子ねじ31のねじ込まれる中間片2
3aや、ケース19の係止段部27a、27bに係止す
る係止突起25aや25bを形成する部分の厚みを厚く
できる一方、ケース19に収納する回路基板35の接続
電極39に電気的に接続するばね部23d部分の厚みを
薄くできる。
【0022】そのため、従来の構成のように端子ねじ3
1をねじ込むためのナット部材が不要となり、部品点数
が減少して構成が簡単となって安価となるうえ、端子金
具23の第1の開放片23bと回路基板35の接続電極
39との弾性的接触が確保され、回路基板35の収納や
取外しが容易で、信頼性が高くなる。そして、端子金具
23の中間片23aを第1の開放片23bに対して斜め
に形成し、ケース19の後端面に対して斜めに配置可能
であるから、この端子金具23をケース19に複数個配
列しても、外部リード線や外部端子板が斜方向から端子
金具23に取付け可能となり、隣合う端子金具23間の
間隔が狭くても接続できるうえ、間隔を詰めて複数の端
子金具23をケース19に配列可能である。
【0023】そのうえ、端子金具23がはめこまれる保
持窓21のスペースを小さくできるため、ケース19へ
の端子の配置効率が更に向上し、小型の計器類でもより
多くの端子を配列可能となり、計器類の機能を増大させ
ることができる。また、端子ねじ31を第1の開放片2
3bに当らない長さでこれに向けて斜にねじ込み、その
端子ねじ31を囲むように第1の開放片23bのばね部
23dを形成したから、端子ねじ31と第2の開放片2
3cの間に回路基板35を配置できる有効スペースが生
じ、端子金具23の第1および第2の開放片23bと2
3c間を有効に活用可能となり、回路基板35を端子ね
じ31に当らないようにして第1の開放片23bのばね
部23dに圧接できる。
【0024】さらに、回路基板35は接続電極39と同
じ片面側に電子部品41を配置してリード端子41aを
対向面側で回路パターン43に半田付する構成であるか
ら、電子部品41のリード端子41aを回路基板35に
半田付けする際、接続電極39とは反対側の回路パター
ン43側を溶融半田槽に漬けることが可能となり、半田
付け時に接続電極39をマスクして半田が付着するのを
防ぐ必要がなくなり、生産性が良好である。
【0025】図4〜図6は本発明に係る計器類の端子構
造の第2の構成を示すものであり、上述した第1の構成
に比べて端子金具の形状が異なっている。この第2の構
成の端子金具45は、中間片45aの両端部から互いに
対向して延びる第1および第2の開放片45b、45c
を有し、その中間片45aが第1の開放片45bに向け
て斜に形成され、端子ねじ31が第1の開放片45bに
向けて斜にねじ込まれている。
【0026】これらの点は第1の構成と同じであるが、
端子金具45全体が同じ厚みの上述した導電帯材料から
なるとともに第1の開放片45bの形状に特徴がある。
すなわち、第1の開放片45bは、中間片45aの一端
から鋭角状態で第2の開放片45cに対面して延びる3
個のばね片47a、47bおよび47c(図4ではばね
片47cは見えない。)から形成されている。ばね片4
7aは中間片45aの一端中程から短く延び、ケース1
9の係止段部27aに係止する係止突起49aが切り起
こされている。
【0027】ばね片47b、47cはばね片47aの両
側に多少の間隔を置いて形成され、第2の開放片45c
との間に概略Z字状に屈曲形成されたばね部であり、こ
のばね47b、47cの先端の連結部から鋭角状に中
間片45a方向へ屈曲し、回路基板35の接続電極39
に接触する接触片47dとなっている。図4〜図6中の
符号49bはケース19の係止段部27bに係止する係
止突起である。
【0028】このような第2の構成の計器類の端子構造
では、回路基板35の端部を保持壁33の保持溝37に
はめるように押込むと、第1の開放片45bのばね片4
7b、47cの先端に形成した接触片47dが、回路基
板35の接続電極39に弾性的かつ電気的に接続され
る。なお、端子金具45の第1の開放片45bでは、ば
ね片47b、47cが短いばね片47aを間に置いて形
成され、概略Z字状に屈曲形成されたばね片47b、4
7c間に端子ねじ31の遊挿される空所51が形成され
るから、ねじ込まれた端子ねじ31は第1の開放片45
bに当接し難い。
【0029】このような第2の構成の計器類の端子構造
は、中間片45aの両端部から互いに対向して延びる第
1および第2の開放片45b、45cを有する概略コ字
状の端子金具45を形成し、第1の開放片45bの途中
から先端部にかけてその第2の開放片45cとの間に概
略Z字状に屈曲形成したばね部としてのばね片47b、
47cを設けるとともに、このばね片47b、47cの
先端を鋭角状に中間片45a方向へ屈曲して接触片47
dを形成したから、厚みの厚い導電帯材料で端子金具4
5を形成しても、接触片47d換言すればばね片47
b、47cを回路基板35の接続電極39に弾性的かつ
電気的に接続させることが可能となる。
【0030】しかも、端子金具45の中間片45aに端
子ねじ31を直接ねじ込んでも端子ねじ31を確実かつ
安定して保持可能となり、従来のようなナット部材が不
要になって構成が簡単かつ安価となる。また、第1の構
成と同様に、端子金具45の中間片45aが第1の開放
片45bに対して斜めに形成され、ケース19の後端面
に対して斜めに配置可能であるから、この端子金具45
をケース19に間隔を狭めて配列可能となる。
【0031】そのうえ、端子金具23をはめこむ保持窓
21を小さくできるから、小型の計器類でもより多くの
端子を配列可能となり、計器類の機能を増大できる。さ
らに、ねじ込まれた端子ねじ31の遊挿される空所51
が第1の開放片45bに形成されるので、その端子ねじ
31の長さに制約が少なくなるうえ、第1の開放片45
bに端子ねじ31が当り難い。なお、第2の構成におい
ても、上述したように回路基板35に半田付け時の効果
が得られることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1の構成
では、1個の端子金具において、端子ねじのねじ込まれ
る部分やケースとの係止部を形成する部分の厚みを厚く
できる一方、ケースに収納する回路基板との接続部分の
ばね部の厚みを薄くできるから、部品点数が減少して構
成や組立てが簡素化されて安価となるうえ、端子金具と
回路基板との弾性的接触が確実に確保され、信頼性が高
くなる。そして、この第1の構成において、その第1の
開放片に当らない長さの上記端子ねじをねじ込み、その
第1の開放片のばね部を概略U字状に屈曲形成して回路
基板に圧接させる構成では、端子ねじと第2の開放片の
間に回路基板を配置できる有効スペースが生じ、回路基
板を端子ねじに当らないようにして第1の開放片に圧接
できる利点がある。また、本発明の第2の構成では、端
子金具全体を厚みの厚い導電材料で形成しても、端子金
具を回路基板に弾性的に接続させることが可能となり、
ねじ込まれる端子ねじの保持も確実かつ安定するうえ、
第1の構成と同様に、部品点数が減少して構成や組立て
が簡素化されて安価となり、信頼性も高い。そして、
2の構成において、その第1の開放片にねじ込んだ端子
ねじが遊挿する空所を設ける構成では、端子ねじと第2
の開放片の間に回路基板を配置できる有効スペースが生
じる一方、回路基板を端子ねじに当らないようにして第
1の開放片に圧接できるうえ、端子ねじの長さに制約が
少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る計器類の端子構造の第1の構成を
示す概略断面図(一部正面で示す。)である。
【図2】図1中の端子金具および端子ねじを示す分解斜
視図である。
【図3】図1中の端子金具および端子ねじを示す分解正
面図(A)、側面図(B)、(C)および平面図(D)
である。
【図4】本発明に係る計器類の端子構造の第2の構成を
示す概略断面図(一部正面で示す。)である。
【図5】図4中の端子金具および端子ねじを示す分解斜
視図である。
【図6】図4中の端子金具および端子ねじを示す分解正
面図(A)、側面図(B)、(C)および平面図(D)
である。
【図7】本発明の参考となる計器類の端子構造を示す断
面図(一部正面で示す。)である。
【符号の説明】
1 端子バネ金具 1a、1b 開放片 3 ナット部材 5a、5b バネ部 7、19 ケース 7a、7b 引掛け部 9 端子ネジ 11 ネジ部 13 接触片 15 挿入溝 17、35 回路基板 21 保持窓 23、45 端子金具 23a、45a 中間片 23b、45b 開放片(第1の開放片) 23c、45c 開放片(第2の開放片) 23d ばね部 25a、25b、49a、49b 係止突起 27a、27b 係止段部 29 ねじ部 31 端子ねじ 31a 座金 33 保持壁 37 保持溝 39 接続電極 41 電子部品 41a リード端子 43 回路パターン 47a、47b、47c ばね部 51 空所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 1/04 H01R 9/00 H01R 9/15 - 9/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計器類のケースに形成された保持窓に外
    部へ向けて取付けられるとともに前記ケース内部の回路
    基板に接続される端子金具と、 この端子金具に前記ケースの外部からねじ込まれる端子
    ねじと、 を具備する計器類の端子構造であり、 前記端子金具は中間片の両端部から互いに対向して前記
    ケース内側へ延びる第1および第2の開放片を有して概
    略コ字状に形成され、前記第1および第2の開放片は前
    記ケースとの係止部を有し、前記第1の開放片は前記係
    止部より先端部側の途中から当該先端部にかけて当該第
    1の開放片自体より薄く形成されたばね部を有し、この
    ばね部は前記第1および第2の開放片間に端部が位置す
    るよう前記ケースに保持された前記回路基板に弾性的に
    接触し、前記端子ねじは前記中間片にねじ込まれてな
    る、 ことを特徴とする計器類の端子構造。
  2. 【請求項2】 前記端子ねじは前記第1の開放片に当ら
    ない長さでこれに向けてねじ込まれ、前記第1の開放片
    のばね部は前記端子ねじのねじ先端を囲むように前記第
    2の開放片との間に概略U字状に屈曲形成されて前記回
    路基板に弾性的に接触される請求項1記載の計器類の端
    子構造。
  3. 【請求項3】 計器類のケースに形成された保持窓に外
    部へ向けて取付けられるとともに前記ケース内部の回路
    基板に接続される端子金具と、 この端子金具に前記ケースの外部からねじ込まれる端子
    ねじと、 を具備する計器類の端子構造であり、 前記端子金具は中間片の両端部から互いに対向して前記
    ケース内側へ延びる第1および第2の開放片を有して概
    略コ字状に形成され、前記第1の開放片は途中から先端
    部にかけて前記第2の開放片との間に概略Z字状に屈曲
    形成されたばね部を有し、このばね部の先端には鋭角状
    に前記中間片方向へ屈曲され接触片が形成され、この接
    触片は前記第1および第2の開放片間に端部が位置する
    よう前記ケースに保持された前記回路基板に弾性的に接
    触し、前記端子ねじは前記中間片にねじ込まれてなる、 ことを特徴とする計器類の端子構造。
  4. 【請求項4】 前記端子ねじは前記第1の開放片に向け
    てねじ込まれ、前記第1の開放片は前記端子ねじが遊挿
    する空所を有する請求項3記載の計器類の端子構造。
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