JP3307735B2 - 携帯用診断装置 - Google Patents

携帯用診断装置

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JP3307735B2
JP3307735B2 JP26909593A JP26909593A JP3307735B2 JP 3307735 B2 JP3307735 B2 JP 3307735B2 JP 26909593 A JP26909593 A JP 26909593A JP 26909593 A JP26909593 A JP 26909593A JP 3307735 B2 JP3307735 B2 JP 3307735B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯用診断装置に係
り、とりわけ、例えば女性が自由にかつ任意に妊娠して
いるかどうかの検査を行なうことができる携帯用診断装
置に関する。
【0002】
【従来技術】例えば、一般に市販されている携帯用診断
装置は、一側面に透視用診断窓を設けたホルダ内に診断
片を内蔵させ、このホルダの一側から棒状の尿吸収体の
基端を挿入して診断片に接触させて構成されている。ま
たホルダから突出した尿吸収体は鞘状キャップにより被
着されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の携帯
用診断装置には、次のような問題がある。 (a) 通常、鞘状キャップを取り外した状態で使用す
るものであるため、ホルダ自身を取扱い上、長尺とする
必要があり、そのため携帯時や使用時に人目につき易
い。 (b) 尿吸収体に尿をかけたのち、そのまま鞘状キャ
ップを被着して携帯するため不潔である。
【0004】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、使用前はコンパクトに組立てられ、使用時
に全体を長く延ばして取扱いの簡便化を図ることができ
る携帯用診断装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一側面に透視
窓を有するホルダと、このホルダの一側にその基端部が
挿入される棒状の尿吸収体と、前記ホルダ内の前記透視
窓に対応する位置に設けられるとともに、前記尿吸収体
の基端部と接触する診断片と、前記ホルダに固着された
折畳自在の保持板とを備え、前記保持板はホルダの長手
方向に延びる折畳線を介して折畳まれて、ホルダから長
手方向に延長された延長部を形成するとともに、ホルダ
の長手方向と直交する方向に延びる折畳線を介して折畳
まれて、ホルダおよび尿吸収体を覆う覆い部を形成する
ことを特徴とする携帯用診断装置である。
【0006】
【作用】使用前、保持板がホルダの長手方向と直交する
折畳線に沿って折畳まれて覆い部を形成し、この保持板
の覆い部によりホルダおよび尿吸収体が覆われる。使用
時に保持板がホルダの長手方向に延びる折畳線に沿って
折畳まれて、延長部を形成する。保持板の延長部を把持
して尿吸収体に尿線を接触させると、尿吸収体に吸収さ
れた尿が診断片に浸透し、診断結果がホルダの透視窓か
ら確認される。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1乃至図7は本発明による携帯用診断装
置の一実施例を示す図である。
【0008】図1に示すように、携帯用診断装置は一側
に棒状の尿吸収体14が取付けられたホルダ10と、ホ
ルダ10に固着された折畳自在の保持板20とを備えて
いる。
【0009】はじめに、尿吸収体14が取付けられたホ
ルダ10について、図7により説明する。図7に示すよ
うにホルダ10は上部ホルダ部材1aと下部ホルダ部材
1bとからなり、上部ホルダ部材1aおよび下部ホルダ
部材1bの各々に形成された切欠5,7により開口が形
成されている。また上部ホルダ部材1aには、透視窓2
a,2bが形成され、ホルダ10内の透視窓2a,2b
側には保持パッド9a,9bにより両端が保持された診
断片12が配設されている。診断片12内には、妊娠判
別用薬剤が含漬されており、診断片12の反応部は透明
なシール材13を介して透視窓2a,2bにより目視で
きるようになっている。
【0010】またホルダ10内には、開口5,7を介し
て尿吸収体14の基端部が挿入され、この尿吸収体14
の基端部は保持パッド9aと下部ホルダ部材1bとの間
で挟持されている。この場合、尿吸収体14の基端部
は、保持パッド9aを介して診断片12に接触する。
【0011】また、下部ホルダ部材1bには、長手方向
に沿って長孔8が形成され、この下部ホルダ部材1bの
長孔8に、長孔8に沿って案内される摺動子11が設け
られている。この摺動子11は指かけ操作される操作部
11aと、ホルダ1内に介在する操作部11bとによっ
て構成されている。また、摺動子11の操作部11b端
は尿吸収体14に接している。さらに操作部11aの外
面には滑り止め用突条15が、操作部11aの内面には
摺動抵抗を弱めるための突条16が各々設けられてい
る。
【0012】尿吸収体14は、例えば白色のポリエチレ
ン繊維棒により構成され、尿吸収体14の上面には、尿
(または水)をかけることにより白色から蛍光黄色に変
化する尿濡れチェッカー部19が印刷されている。
【0013】尿濡れチェッカー部19の印刷用尿濡れイ
ンキについて説明する。まず表1に示す組成のインキを
調整し、よく攪拌したのちスクリーン印刷法によりWH
ATMAN社製セルロース濾紙に一辺が3.5mm、3.
0mm、2.5mm、2.0mm、1.5mmとなるように方形
パターンまたは円形パターンを印刷した。なお、用いた
スクリーン版は100メッシュであった。印刷後、印刷
物を60℃で10分間乾燥させた。乾燥後の膜厚は50
μであった。このものに水をかけたところ直ちに白色か
ら蛍光黄色に変化した。
【0014】
【表1】 次に図1乃至図6により保持板20について説明する。
保持板20はホルダ10に固着され、保持板20の上面
とホルダ10の上面とは一致している。
【0015】また、保持板20はホルダ10の長手方向
に延びる6本の折畳線21と、ホルダ10の長手方向と
直交する方向に延びる4本の折畳線22とを有してい
る。そして折畳線21に沿って保持板20を折畳むこと
により、保持板20によってホルダ10から長手方向に
延長された延長部を形成するとともに(図1参照)、折
畳線22に沿って保持板20を折畳むことによりホルダ
10および尿吸収体14を覆う覆い部を形成するように
なっている(図6参照)。
【0016】また、保持板20のホルダ10側端部(一
端部)には、一対の開口23,23が形成され、保持板
20の他端部には、覆い部形成時に一対の開口23,2
3内に嵌込まれる一対の突部24,24が設けられてい
る。また保持板20の下面には、覆い部形成時にホルダ
10の係合穴(図示せず)に嵌込まれる突起26が設け
られている。
【0017】さらに保持板20の一方の側縁には、延長
部形成時に他方の側縁に設けられた開口27,27に嵌
込まれる突起25,25が設けられている。
【0018】次にこのような構成からなる本実施例の作
用について説明する。まず図6に示すように保持板20
が折畳線22に沿って折畳まれて、ホルダ10および尿
吸収体14を覆う覆い部を形成し、全体が短くコンパク
トに組立てられる。この場合、保持板20の他端部に設
けられた一対の突部24,24が、保持板20の一端部
に設けられた一対の開口23,23内に嵌込まれるとと
もに、保持板20の突起26がホルダ10の係合穴に嵌
込まれ、保持板20により形成された覆い部の形状が維
持される。またホルダ10および尿吸収体14は、覆い
部を形成する保持板20により保護される。
【0019】次に使用時に保持板20が開かれ、図3乃
至図5に示す状態となる。その後、保持板20が折畳線
21に沿って折畳まれて、ホルダ10から長手方向に延
びる延長部を形成し、全体が細長状に組立てられる(図
1および図2参照)。この場合、突起25,25が開口
27,27に嵌込まれて、延長部の形状が維持される。
【0020】次に保持板20により形成された延長部を
把持して、尿吸収体14に尿線を接触させる。そして尿
吸収体14に印刷された尿濡れチェッカー部19が蛍光
黄色に変化することにより尿吸収を確認し、数分放置す
ると尿が尿吸収体14から保持パッド9aを介して診断
片12に浸透し、保持パッド9bに達する。例えば、透
視窓2aに線が表示され、線が1本なら陰性、2本なら
陽性と判定する。また診断部12への尿の浸透状況は、
透視窓2bにより確認する。診断後尿に濡れた尿吸収体
14は、摺動子11をスライドすることにより、外部に
押し出し廃棄される。
【0021】次に保持板20を開いた後、再び折畳線2
2に沿って折畳むことにより、保持板20によってホル
ダ10と尿吸収体14を覆う覆い部を形成する。この場
合、診断片12による診断結果および診断片12への浸
透状況は、透視窓2a,2bにより常時確認可能とな
る。
【0022】尚、上記実施例において、妊娠診断につい
て説明したが、これに限らず尿のpH、タンパク、糖、
潜血、アルブミン、ウロビリノーゲン、窒素などの検査
にも対応できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば使
用前に予め保持板をコンパクトに組立ててホルダおよび
尿吸収体を覆うとともに、使用時に保持板を細長く組立
てることにより、診断装置の取扱いの簡便化を図ること
ができる。また使用者自身で診断を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯用診断装置の一実施例であっ
て保持板が延長部を形成する状態を示す斜視図。
【図2】図1のII線方向矢視図。
【図3】図1の保持板が開いた状態の携帯用診断装置の
平面図。
【図4】図3のIV線方向矢視図。
【図5】図3のV線方向矢視図。
【図6】携帯用診断装置の保持板が覆い部を形成する状
態を示す図。
【図7】尿吸収体および診断片が取り付けられたホルダ
を示す側断面図。
【符号の説明】 1a 上部ホルダ部材 1b 下部ホルダ部材 2a,2b 透視窓 10 ホルダ 11 摺動子 12 診断片 14 尿吸収体 20 保持板 21,22 折畳線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側面に透視窓を有するホルダと、 このホルダの一側にその基端部が挿入される棒状の尿吸
    収体と、 前記ホルダ内の前記透視窓に対応する位置に設けられる
    とともに、前記尿吸収体の基端部と接触する診断片と、 前記ホルダに固着された折畳自在の保持板とを備え、 前記保持板はホルダの長手方向に延びる折畳線を介して
    折畳まれて、ホルダから長手方向に延長された延長部を
    形成するとともに、ホルダの長手方向と直交する方向に
    延びる折畳線を介して折畳まれて、ホルダおよび尿吸収
    体を覆う覆い部を形成することを特徴とする携帯用診断
    装置。
JP26909593A 1993-10-27 1993-10-27 携帯用診断装置 Expired - Fee Related JP3307735B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009503528A (ja) * 2005-08-05 2009-01-29 インバーネス・メデイカル・スウイツツアーランド・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング ディスプレイを備えた分析読取り装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009503528A (ja) * 2005-08-05 2009-01-29 インバーネス・メデイカル・スウイツツアーランド・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング ディスプレイを備えた分析読取り装置

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