JP3307563B2 - 三次元形状体用位置決め治具の製造方法 - Google Patents

三次元形状体用位置決め治具の製造方法

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JP3307563B2 JP13747097A JP13747097A JP3307563B2 JP 3307563 B2 JP3307563 B2 JP 3307563B2 JP 13747097 A JP13747097 A JP 13747097A JP 13747097 A JP13747097 A JP 13747097A JP 3307563 B2 JP3307563 B2 JP 3307563B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、三次元形状体用
位置決め治具の製造方法、詳しくは、曲面等の複雑な形
状の三次元形状体を位置合わせ可能な位置決め治具を安
価に製造可能な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信機器等にあっては、一般に、
複雑な三次元形状を有するスイッチカバー(三次元形状
体)を回路基板に直接に組み付けてデータ入力装置を構
成する。このようなデータ入力装置に用いるスイッチカ
バーは、一般に、ベース部から複数のキートップ部がそ
れぞれ薄肉のスカート部を介し表面側に膨出する三次元
形状を有し、ベース部が回路基板への支承部として、キ
ートップ部がオペレータの押圧操作部として、スカート
部がキートップ部の操作に皿バネ的な弾性特性を付与す
る機能を果たす。
【0003】このようなスイッチカバーは、ベース部、
キートップ部およびスカート部等を有する基体をシリコ
ーンゴム等の射出成形等で成形した後、この基体をスク
リーン印刷機等に移送して位置合わせし、キートップ部
天面等にスクリーン印刷で着色層や符号(記号)等を形
成して製造される。そして、スクリーン印刷機における
基体の位置合わせに際しては、基体が複雑な三次元形状
であることから、複雑な一部の形状を省略した位置決め
治具(便宜上、従来技術1と称する)、放電加工やNC
加工により複雑な形状を形成した位置決め治具(従来技
術2)、成形された基体の形状を注型樹脂材料で転写し
た位置決め治具(従来技術3)等が用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術1にかかる位置決め治具にあっては、一部の形状が省
略されているため、基体と当接する面積が少なく、基体
を規定の位置に保持する保持性に劣り、スクリーン印刷
中等に基体が位置ずれを生じて印刷不良を招くという問
題があった。特に、上述した基体はシリコーンゴム等の
剛性に乏しい材料からなりキートップ部等が局部的な弾
性変形による位置ずれを生じやすいため、上記問題も顕
著であり、その解決が強く望まれていた。また、従来技
術2にかかる位置決め治具にあっては、上述した従来技
術1の問題を生じることが無く基体を高精度に位置決め
できるが、治具製作に相当の期間が必要であり、また、
製作コストも高く、生産数量が少ない基体の製造には用
いることができないという問題がある。
【0005】さらに、従来技術3にかかる位置決め治具
にあっては、注型樹脂材料の硬化等に伴い熱歪みの発生
が避けられず、位置決め精度が劣るのみならず、また、
金属製の治具に比較して耐久性に劣り、メンテナンスや
交換を頻繁に行わなければならないという問題がある。
この発明は、上記問題に鑑みなされたもので、複雑な三
次元形状のワークの保持性、また、耐久性に優れ、さら
に、安価かつ短期間で製作できる位置決め治具の製造方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかる三次元形状体用位置決め治具の製
造方法は、治具本体部に位置合わせ対象である三次元形
状体をXYの二次元方向に位置合わせ可能なXY位置合
わせ嵌合部分を機械加工で形成し、該XY位置合わせ嵌
合部分が形成された治具本体部に、前記三次元形状体を
組み付けてキャビティを画成した後、該キャビティ内に
注型樹脂材料を注入して該注入樹脂材料を硬化させ、前
記三次元形状体の三次元形状が転写されたZ位置合わせ
部分を前記治具本体部に一体的に固着した状態で形成す
るように構成した。
【0007】そして、この発明にかかる三次元形状体用
位置決め治具の製造方法は、前記XY位置合わせ部を、
前記三次元形状体の少なくとも一部が嵌合可能な穴また
は凹部とする態様(請求項2)に、また、前記注型樹脂
材料に100ポイズ〜2000ポイズの粘度の常温硬化
型の材料を用いる態様(請求項3)、前記基体に金属を
用いる態様等に構成することができる。
【0008】三次元形状体は、位置合わせに実際に用い
る物品(ワーク)あるいはワークを基に製作された模型
等であって、前述した移動体通信機器のデータ入力装置
に構成部品として用いるスイッチカバーに代表される。
そして、この発明にかかる位置決め治具は、上述の三次
元形状体の位置合わせに、すなわち、スクリーン印刷時
の位置合わせ、種々の工作機械や組立装置における位置
合わせに用いることができる。より具体的な例を示せ
ば、ベース部からスカート部を介してキー取付部が膨出
する基体をシリコーンゴム等で成形するとともに、硬質
樹脂で成形したキートップ部材に印刷を施し、このキー
トップ部材を基体のキー取付部に接着して構成されるス
イッチカバーの製造に際して、本願発明の位置決め治具
は、キートップ部材の接着時の基体(キー取付部)の位
置決め、キートップ部材への印刷時のキートップ部材の
位置決め等に用いられる。
【0009】治具本体部は、三次元形状体の材質や形状
に合わせてその材質や形状が適宜選択されるが、望まし
い態様としては、金属や硬質樹脂、より望ましくは、ア
ルミニウム(合金)等の軽金属からなるもの、また、板
材やブロック等の対向する面が平面的な形状なもの等が
用いられる。この治具本体部にはXY位置合わせ部が機
械加工で形成され、また、必要に応じて、注型樹脂材料
の樹脂注入通路が形成される。
【0010】XY位置合わせ部は、三次元形状体の一部
あるいは全部が嵌合可能な穴や凹部(請求項2)で代表
されるが、突起やピン等で構成することも可能である。
機械加工は、フライス盤、旋盤、ボール盤等による加工
で代表され、数値制御(NC)方式であるか否かを問わ
ないが、高精度を得る上ではNC方式が望ましい。
【0011】キャビティは、治具本体部に三次元形状体
を組み付けた状態で治具本体部と三次元形状体の双方を
壁面として画成され、治具本体部や三次元形状体に形成
された樹脂注入通路が開口する。そして、Z位置合わせ
部分は、キャビティに樹脂注入通路から注型樹脂材料を
注入し、キャビティ内の注入樹脂の硬化後に治具本体部
から三次元形状体を外すことで得られる。なお、Z位置
合わせ部分が成形され、治具本体部から三次元形状体を
外した時には、必要に応じて、基体に付着した余分な硬
化樹脂を除去する。
【0012】注型樹脂材料は、シリコーン系、エポキシ
系、アクリル系、これらに金属粉等を配合したもの等か
ら基体や三次元形状体の材質等に応じて選択されるが、
治具本体部が金属である場合は金属との接着性に優れる
エポキシ系が望ましい。また、この注型樹脂材料は、粘
度が100ポイズ未満であると治具本体部と三次元形状
体との間に形成される隙間に漏出してZ位置合わせ部分
の成形精度の低下を招き、逆に、粘度が2000ポイズ
を超えると、流動性が低く注入時等に加圧を必要として
三次元形状体が変形を生じ、結果的に成形精度の低下を
招くため、粘度が100ポイズ〜2000ポイズのもの
から、より望ましくは、作業性を考慮して500〜15
00ポイズのものを、さらに、熱歪みの発生を防止する
観点から常温硬化型のものを選択する。
【0013】
【作用】この発明にかかる三次元形状体用位置決め治具
の製造法は、治具本体部に三次元形状体をXY方向に位
置決め可能なXY位置合わせ嵌合部分を機械加工により
高精度(例えば、1/100mm程度)に形成した後、
このXY位置合わせ嵌合部分に三次元形状体の全部ある
いは一部を嵌合させてキャビティを画成し、このキャビ
ティ内に注型樹脂材料を注入してZ位置合わせ部分を治
具本体部と固着した状態で形成する。このため、位置決
め治具を高精度に、また、製作コストの増大を招く放電
加工等によることなく安価に製作できる。そして、この
位置決め治具は、XY位置合わせ嵌合部分とZ位置合わ
せ部分を三次元形状体と当接させて位置決めするため、
三次元形状体を確実に保持できる。
【0014】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面を参
照して説明する。図1から図3はこの発明の一の実施の
形態にかかる三次元形状体用位置決め治具の製造方法を
模式的に表し、図1a〜dが製造過程における中間製作
物の断面図、図2が同位置決め治具の製造に用いる基体
の平面図、図3a,bがデータ入力装置に構成部品とし
て用いる基体(三次元形状体)を示す図である。
【0015】先ず、図3を参照して三次元形状体である
基体を説明する。前述したように、基体10は、平面視
(図3a)矩形状のベース部11に略円筒状の3つのキ
ートップ部12が薄肉のスカート部(図示せず)を介し
て膨出し、シリコーンゴムの射出成形等で各部が一体成
形される。なお、この基体10に変えて完成品であるス
イッチカバー、また、スイッチカバーや基体10と同一
寸法に金属や硬質樹脂等で製作された模型を用いること
も可能である。
【0016】次に、図1を参照して位置決め治具の製造
方法を説明すると、先ず、所定の厚みのアルミニウム板
を素材とし、この素材に基体10のキートップ部12と
対応して3つの凹部(XY位置合わせ嵌合部分)31を
NCフライス盤により、また、これら凹部31の底部に
開口する注入孔(樹脂注入通路)32をフライス盤やド
リル盤により貫通形成し、治具本体部30を得る(図1
a、図2参照))。凹部31は、キートップ部12が嵌
合可能な径の断面円形で深さがキートップ部12の高さ
より大きく、相当の精度、1/100mm程度の精度で
形成される。また、注入孔32は、凹部31に対して同
心状に凹部31の形成精度より低い精度で形成される。
なお、図示しないが、上述した凹部31の形成と同時に
取付用の孔等も形成される。
【0017】続いて、図1bに示すように、治具本体部
30の凹部31に基体10のキートップ部12を嵌合さ
せ、治具本体部30の各凹部31内にそれぞれ注入孔3
2が開口するキャビティCを画成し、これらキャビティ
C内にそれぞれ注入孔32から注型樹脂材料99を注入
する。この注型樹脂材料99は、粘度が100ポイズ〜
2000ポイズのシリコーン系の常温硬化型樹脂材料が
用いられる。なお、この注型樹脂材料99の注入時にお
いては、凹部31とキートップ部12の嵌合部分の隙間
に注型樹脂材料99が侵出することがあり、この侵出樹
脂が後述するように不要部分98として固化する。
【0018】次いで、キャビティC内に注入された注型
樹脂材料99を常温で放置して硬化させた後、図1cに
示すように、基体10を取り外し、治具本体部30と一
体に固着したZ位置合わせ部分33を得る。ここで、こ
のZ位置合わせ部分33には上述した侵出樹脂により不
要部分98が形成されているため、当該不要部分98を
NCフライス盤により上記凹部31の加工データと同一
のデータを用いて除去する。そして、この不要部分98
の除去により図1dに示す位置決め治具Jが完成する。
【0019】上述のようにして製造された位置決め治具
Jは、基体10のキートップ部12天面等へスクリーン
印刷機等で文字等を形成する場合等に用いられ、基体1
0を規定の位置に位置決めして保持する。ここで、位置
決め治具Jには、治具本体部30の凹部31に基体10
のキートップ部12が嵌合し、凹部31の周面でキート
ップ部12をXY方向に位置決めし、また、凹部31の
底部に成形されたZ位置合わせ部分33がキートップ部
12の天面と係合してZ方向に位置決めする。
【0020】このため、この位置決め治具Jは、基体1
0を規定位置に確実かつ高精度に保持でき、また、繰り
返しの使用に耐える優れた耐久性が得られる。すなわ
ち、位置決め治具Jは、アルミニウム製の治具本体部3
0の凹部31が高精度に形成され、この凹部31に基体
10のキートップ部12を嵌合させてXY方向に位置決
めし、また、凹部31内に嵌合したキートップ部12の
天面をZ位置合わせ部分33に当接させてZ方向に位置
決めするため、基体10、特に、キートップ部12を高
精度かつ確実に保持でき、また、優れた耐久性が得られ
る。
【0021】さらに、この位置決め治具Jは、機械加工
により得られた治具本体部30に位置決め対象である基
体10を組み合わせてキャビティCを画成し、このキャ
ビティC内に注型樹脂材料を注入することで製造できる
ため、製造コストの増大や納期の長期化を招く放電加工
等が不要であり、安価に製造でき、生産数量が少ない場
合の製造にも用いることができる。
【0022】なお、上述した実施の形態においては、図
4a,bに示すように、各キートップ部12の高さが異
なる場合に適用できる位置合わせ治具Jを製造すること
も可能であり、また、同図に示すように、凹部31を貫
通穴38として貫通形成し、注入孔32の形成を省略す
ることも可能である。
【0023】図5はこの発明の他の実施の形態にかかる
三次元形状体用位置決め治具の製造方法を表し、図5a
が同位置決め治具の平面図、図5bがaのB−B矢視断
面図である。なお、この実施の形態においては、上述し
た実施の形態と同一の部分に同一の番号、符号を付して
説明を省略する。
【0024】この実施の形態は、ピンポン玉51を位置
決め対象である三次元形状体とする位置決め治具Jを製
造する製造方法を示す。そして、この製造方法において
は、先ず、アルミニウム板にピンポン玉51が嵌合可能
な径の位置決め穴(XY位置合わせ嵌合部分)39をフ
ライス盤やボール盤により規定の位置に貫通形成して治
具本体部30を得る。次いで、治具本体部30の位置決
め穴39に一端側からピンポン玉51を嵌合して閉止
し、治具本体部30の位置決め穴39の他側(開口側)
にキャビティCを画成する。
【0025】次に、キャビティC内に位置決め穴39の
開口から直接に注型樹脂材料を注入、あるいは、該位置
決め穴39の開口を注入孔が形成された治具等で閉止し
て該治具の注入孔から注型樹脂材料を注入する。そし
て、この注型樹脂材料が硬化した後、ピンポン玉51を
取り外し、また、必要に応じて不要部分をフライス盤等
で除去し、位置決め治具Jが完成する。
【0026】この実施の形態にあっても、前述した実施
の形態と同様に、ピンポン玉51を規定の位置に確実か
つ高精度に保持でき、また、繰り返しの使用に耐える優
れた耐久性を有する位置決め治具Jが安価かつ短時間で
に製造できる。
【0027】なお、述べるまでもないが、この発明にか
かる位置決め治具の製造方法は、上述した実施の形態に
限定されるものではなく、種々の三次元形状の物品の位
置合わせ、例えば、加工機や組立機における各種のワー
クの位置合わせ等に適用することができる。すなわち、
前述したが、より具体的な例で述べれば、ベース部から
スカート部を介してキー取付部が膨出する基体をシリコ
ーンゴム等で成形するとともに、硬質樹脂で成形したキ
ートップ部材に印刷を施し、このキートップ部材を基体
のキー取付部に接着して構成されるスイッチカバーの製
造に際して、キートップ部材の接着時の基体(キー取付
部)の位置決め、キートップ部材への印刷時のキートッ
プ部材の位置決めに用いる位置決め治具を製造すること
も可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
三次元形状体用位置決め治具の製造方法によれば、XY
位置合わせ嵌合部分が機械加工で形成された治具本体部
を製作し、この治具本体部のXY位置合わせ嵌合に位置
合わせ対象である三次元形状体を嵌合させてキャビティ
を画成し、このキャビティ内に注型樹脂材料を注入し、
この注型樹脂材料を硬化させて治具本体部と一体に固着
したZ位置合わせ部分を成形した後、治具本体部から三
次元形状体を取り外すことで位置合わせ治具が製造され
る。このため、放電加工等の製造コストの増大や加工時
間が長期化を招く加工を要することなく位置決め治具を
製造でき、位置決め治具を安価に提供できる。また、製
造された位置決め治具は、三次元形状体を治具本体部の
XY位置合わせ嵌合部分によりXY方向に高精度に位置
決めでき、また、Z方向にはZ位置合わせ部分で位置決
めするため、規定の位置に確実かつ高精度に三次元形状
体を保持でき、さらに、繰り返しの使用にも耐え、高い
耐久性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態にかかる三次元形状
体用位置決め治具の製造方法による中間製作物をアルフ
ァベット順に模式的に示す断面図である。
【図2】同製造方法の中間工程で作成された治具本体部
の平面図である。
【図3】同製造方法により製造された位置決め治具によ
り位置合わせされる基体を示し、aが平面図、bが正面
図である。
【図4】同製造方法により製造された他の態様の三次元
形状体用位置決め治具を示し、aが平面図、bがaのA
−A矢視断面図である。
【図5】この発明の他の実施の形態にかかる三次元形状
体用位置決め治具の製造方法により製造された位置決め
治具を示し、aが平面図、bがaのB−B矢視断面図で
ある。
【符号の説明】
10 基体(三次元形状体) 12 キートップ部 30 治具本体部 31 嵌合凹部(XY位置合わせ嵌合部分) 32 注入孔(樹脂注入通路) 33 Z位置合わせ部分 39 貫通孔(XY位置合わせ嵌合部分) 51 ピンポン玉(三次元形状体) C キャビティ J 位置決め治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 15/18 - 15/32 B29C 39/02 - 39/12 B41F 15/08 303 B41F 17/34 B41M 1/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 治具本体部に位置合わせ対象である三次
    元形状体をXYの二次元方向に位置合わせ可能なXY位
    置合わせ嵌合部分を機械加工で形成し、該XY位置合わ
    せ嵌合部分が形成された治具本体部に前記三次元形状体
    を組み付けてキャビティを画成した後、該キャビティ内
    に注型樹脂材料を注入して該注入樹脂材料を硬化させ、
    前記三次元形状体の三次元形状が転写されたZ位置合わ
    せ部分を前記治具本体部に一体的に固着した状態で成形
    することを特徴とする三次元形状体用位置決め治具の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記XY位置合わせ嵌合部分が、前記三
    次元形状体の少なくとも一部が嵌合可能な穴または凹部
    である請求項1に記載の三次元形状体用位置決め治具の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 前記注型樹脂材料が100ポイズ〜20
    00ポイズの粘度の常温硬化型の材料である請求項1ま
    たは請求項2に記載の三次元形状体用位置決め治具の製
    造方法。
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