JP3306739B2 - 無段変速機の制御装置 - Google Patents

無段変速機の制御装置

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JP3306739B2
JP3306739B2 JP27100895A JP27100895A JP3306739B2 JP 3306739 B2 JP3306739 B2 JP 3306739B2 JP 27100895 A JP27100895 A JP 27100895A JP 27100895 A JP27100895 A JP 27100895A JP 3306739 B2 JP3306739 B2 JP 3306739B2
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益夫 柏原
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無段変速機の制御装
置に関し、詳しくは、変速過渡時において動力伝達部材
の滑りを回避するためのライン圧制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無段変速機としては、有効径が連
続的に変化可能な駆動プーリ(プライマリプーリ)及び
被駆動プーリ(セカンダリプーリ)と、これら2つのプ
ーリの間に巻回された駆動ベルトとを有し、被駆動プー
リの有効径をライン圧に基づいて変化させる一方、前記
ライン圧を元圧とし、該元圧を変速制御弁によって減圧
調整した油圧(プライマリ圧)に基づいて駆動プーリの
有効径を変化させることで、変速比を無段階に変化させ
る構成のプーリ式無段変速機が知られている。
【0003】ここで、前記ライン圧は、以下の要件を満
たすように設定されるのが一般的である。 ベルトが滑らないこと。(→ライン圧は高い方がよ
い。) ベルト押付け力の過多により各部の耐久性が損なわれ
ず、回転フリクションが過大とならないこと。(→ライ
ン圧は低い方がよい。) オイルポンプロスによる燃費悪化を招かないこと。
(→ライン圧は低い方がよい。) 更に、ダウンシフト時等の変速過渡時においてベルトが
滑らないように、変速過渡時に一時的にライン圧を上昇
させる構成が、例えば、特公昭63−661号公報、特
公平5−50615号公報等に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、変速過
渡時にどれだけ油圧を上昇させれば良いのかの具体的な
例は、特公昭63−661号公報では、ソレノイドバル
ブによるON・OFF切り換え(2段階)のライン圧切
り換えが開示されているに過ぎず、また、特公平5−5
0615号公報においては開示されておらず、上記〜
を踏まえた変速過渡時におけるライン圧供給の最適化
を図るものではなかった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、変速過渡時において、ベルト等の動力伝達部材の
滑りを確実に防止でき、無段変速機の耐久性を損なわ
ず、さらに燃費等の悪化を招くことのない必要十分なラ
イン圧を供給できる無段変速機の制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため請求項1の発明
にかかる無段変速機の制御装置は、動力源の回転力を受
ける駆動側回転部材と、被駆動側回転部材と、これらの
間に介装され両者間で動力を伝達する動力伝達部材と、
を備え、前記駆動側回転部材と前記動力伝達部材との接
触位置の回転中心からの距離である駆動側接触回転半径
と、前記被駆動側回転部材と前記動力伝達部材との接触
位置の回転中心からの距離である被駆動側接触回転半径
と、を無段階に相対変化させることで、前記駆動側回転
部材と前記被駆動側回転部材との間の変速比を無段階に
設定できるよう構成されると共に、前記駆動側回転部材
側に変速圧が供給される変速制御用油圧室を備え、前記
被駆動側回転部材側にライン圧が供給される張力制御用
油圧室を備えて構成された無段変速機の制御装置であっ
て、図1に示すように構成される。
【0007】図1において、変速速度制御手段は、変速
時に発生するイナーシャトルクの目標値を運転条件に応
じて設定し、該目標のイナーシャトルクになるように
記変速圧を制御する。一方、過渡時ライン圧制御手段
は、変速過渡時に、前記被駆動側回転部材の回転速度に
相関する値及び前記イナーシャトルクの目標値に基づい
て、前記ライン圧を増大制御する。
【0008】かかる構成によると、運転条件に応じた目
標イナーシャトルクが発生するように変速圧を制御する
ことで、例えばダウンシフト時の減速(ヘジ)感の発生
を回避できる一方、変速過渡時に、前記被駆動側回転部
材の回転速度に相関する値及び前記イナーシャトルクの
目標値に基づいてライン圧を増大制御することで、ベル
ト等の動力伝達部材の滑り発生を必要最小限のライン圧
で回避できる。
【0009】請求項2記載の発明では、前記過渡時ライ
ン圧制御手段が、前記被駆動側回転部材の回転速度に相
関する値が小さいほど、及び、前記イナーシャトルクの
目標値が大きいほど、前記ライン圧をより大きく増大制
御する構成とした。変速に伴う変速機出力軸でのイナー
シャトルクTI は、エンジンイナーシャIE が支配的で
あると仮定すると、次式で決まる。尚、iは変速比、ω
E はエンジン角速度、NE はエンジン回転数(変速機入
力軸回転数)、Noは変速機出力軸回転数である。
【0010】TI =IE ・dωE /dt・i(t) ωE =2π/60・NEE =i(t)・No ∴TI =IE ・di/dt・i(t)・No ∵No≒const 上記理論式から、同じイナーシャトルクTI を得るため
には、出力軸回転数Noが小さいほど変速速度を大きく
する必要があり、また、同じ出力軸回転数Noであれ
ば、目標のイナーシャトルクTI が大きいほど変速速度
を大きくする必要がある。一方、変速速度が大きいとき
ほど、一般に滑りを回避するために要求されるライン圧
は大きくなるから、前記被駆動側回転部材の回転速度に
相関する値(例えば前記出力軸回転数No)が小さいほ
ど、前記イナーシャトルクの目標値が大きいほど、ライ
ン圧を増大制御すれば、ベルト等の動力伝達部材の滑り
を確実に回避できる。
【0011】請求項3記載の発明では、定常時の目標変
速比と現在の変速比との偏差を演算する変速比偏差演算
手段と、該変速比偏差演算手段で演算される偏差が小さ
いときほど、前記過渡時ライン圧制御手段により制御さ
れる変速過渡時のライン圧を減少補正する過渡時ライン
圧補正手段と、を設ける構成とした。かかる構成による
と、目標イナーシャトルク,被駆動側回転部材の回転速
度が同じ条件下であっても、変速比の偏差が小さいとき
には、偏差が大きいときに比べてライン圧が減少補正さ
れる。変速比の偏差が小さい場合には、一般的に滑り回
避のためのライン圧要求が低下するので、上記のように
変速比偏差に応じた減少補正を行うことで、無用に高い
ライン圧に制御されることを回避できる。
【0012】請求項4記載の発明では、定常時用のライ
ン圧を設定する定常時用ライン圧設定手段と、変速過渡
時に、前記被駆動側回転部材の回転速度に相関する値
前記イナーシャトルクの目標値に基づいて、過渡時用
のライン圧を設定する過渡時用ライン圧設定手段と、を
備え、前記過渡時ライン圧制御手段が、前記定常時用の
ライン圧と過渡時用のライン圧との大きい方を選択して
ライン圧を制御する構成とした。
【0013】かかる構成によると、変速過渡時に、定常
時に要求されるライン圧よりも大きなライン圧が要求さ
れる場合に限ってライン圧を増大制御でき、変速過渡時
に無用にライン圧が増大されることを回避できる。請求
項5記載の発明では、前記過渡時用ライン圧設定手段
が、前記被駆動側回転部材の回転速度に相関する値が小
さいほど、及び、前記イナーシャトルクの目標値が大き
いほど、過渡時用のライン圧をより大きく設定する構成
とした。
【0014】かかる構成によると、請求項2記載の発明
の場合と同様にして、ベルト等の動力伝達部材の滑りを
確実に回避できることになる。請求項6記載の発明で
は、前記過渡時用ライン圧設定手段が、変速終了後所定
時間が経過してから過渡時用のライン圧を徐々に零にま
で減少させる構成とした。
【0015】かかる構成によると、変速過渡状態からラ
イン圧が定常時用の値に徐々に復帰することになり、ラ
イン圧の急変を回避できると共に、変速終了直後の滑り
発生を回避できる。請求項7記載の発明では、前記駆動
側回転部材が、有効巻き掛け半径変更可能なプーリであ
り、前記被駆動側回転部材が、有効巻き掛け半径変更可
能なプーリであり、前記動力伝達部材が、これらに巻き
掛けられる巻き掛け伝導媒体である構成とした。
【0016】かかる構成によると、2つのプーリの有効
径を連続的に変化させることで無段変速が行われ、かか
る有効径を変化させる変速過渡時にベルト等の巻き掛け
伝導媒体が滑ることが、前記ライン圧制御によって回避
されることになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。図2はシステム構成図である。この図2におい
て、エンジン1の出力側に、ロングトラベルダンパ(回
転変動吸収用のバネ式ダンパ)2を介して、無段変速機
3が装備されている。尚、後述する発進クラッチ15が
エンジン1と無段変速機3との間に介装される方式や、
トルクコンバータが介装される方式では、当該ロングト
ラベルダンパ2を省略することもできる。
【0018】無段変速機3は、エンジン1側のプライマ
リプーリ4と、駆動軸(デフ)側のセカンダリプーリ5
と、これらの間に巻掛けられるゴム或いは金属、若しく
はこれらの組合せ等からなるベルト6とを備え、プライ
マリプーリ側アクチュエータ4a(変速制御用油圧室)
への変速圧(プライマリ圧)、及びセカンダリプーリ側
アクチュエータ5a(張力制御用油圧室)へのライン圧
の調整により、プーリ比(セカンダリプーリ側ベルト巻
き掛け有効径/プライマリプーリ側ベルト巻き掛け有効
径)を変化させて、変速比を無段階に変化させることが
できるものである。
【0019】但し、公知のトロイダル式等の他の無段変
速機を用いることもできる。即ち、無段変速機3は、動
力源の回転力を受ける駆動側回転部材と、被駆動側回転
部材と、これらの間に介装される動力伝達部材と、を備
え、前記駆動側回転部材と前記動力伝達部材との接触位
置の回転中心からの距離である駆動側接触回転半径と、
前記被駆動側回転部材と前記動力伝達部材との接触位置
の回転中心からの距離である被駆動側接触回転半径と、
を無段階に相対変化させることで、前記駆動側回転部材
と前記被駆動側回転部材との間の変速比を無段階に設定
できるようにした無段変速機であれば良い。
【0020】図2に示す無段変速機3においては、プラ
イマリプーリ4が前記駆動側回転部材に相当し、セカン
ダリプーリ5が前記被駆動側回転部材に相当し、ベルト
6が動力伝達部材及び巻き掛け伝導媒体に相当する。そ
して、駆動側回転部材(プライマリプーリ)を動力伝達
部材(ベルト)ヘ押圧するための押圧油圧が、本実施形
態における変速圧に相当し、被駆動側回転部材(セカン
ダリプーリ)を動力伝達部材(ベルト)へ押圧するため
の押圧油圧が、本実施形態におけるライン圧に相当す
る。
【0021】変速圧及びライン圧は、オイルポンプ7に
つながる油圧回路8内部に配設された各油圧経路内の油
圧を、リリーフ機能を有する電磁弁9,10等の開閉等
と共に、前記油圧経路に介装される変速圧及びライン圧
制御のための流量制御弁を介して調節されるが、この電
磁弁9,10、流量制御弁の駆動制御はコントローラ1
1により制御される。
【0022】つまり、走行条件等に応じて要求される変
速比が達成できるように、コントローラ11では、電磁
弁9,10、流量制御弁を介して、前記変速圧及びライ
ン圧を制御して、変速比を目標値に制御するようになっ
ている。尚、電磁弁9,10、流量制御弁は、それぞれ
複数の電磁弁から構成され、その複数の電磁弁の開閉組
合せによって、目標の変速圧及びライン圧を達成するよ
うに構成することもできる。
【0023】また、無段変速機3の出力側(セカンダリ
プーリ5)と駆動軸側(例えば、デフ)との間には発進
クラッチ15を介在させてあり、この発進クラッチ15
へのクラッチ圧は電磁弁16により制御され、この電磁
弁16もコントローラ11により制御されるようになっ
ている。変速比やライン圧の制御のため、コントローラ
11には、無段変速機3の実入力回転数Nin(エンジン
3の回転速度NE )を検出すべく入力側(プライマリプ
ーリ4)の回転に同期してパルス信号を発生する入力側
回転センサ12、無段変速機3の実出力回転数Noを検
出すべく出力側(セカンダリプーリ5)の回転に同期し
てパルス信号を発生する出力側回転センサ13、エンジ
ン1のスロットル弁の開度TVOに対応した電圧信号を
発生するポテンショメータ式のスロットルセンサ14等
から、それぞれ検出信号が入力されている。尚、入力側
回転センサ12としてはエンジン回転センサ、出力側回
転センサ13としては車速センサを用いることができ
る。
【0024】図3は、コントローラ11が行なう変速制
御を示すフローチャートである。尚、本ルーチンは単位
時間毎に実行される。ステップ1(図にはS1と記して
ある。以下同様)では、車速VSPとスロットル開度T
VOとに基づいて最終目標である定常時の変速比(最終
目標変速比,マップ変速比)Base iを定めたマップを参
照し、実際のVSPとTVOとから、前記Base iを読込
む。
【0025】ステップ2では、変速機の出力軸回転数N
oを検出する。ステップ3では、現在の変速比iを検出
する。変速比iは、エンジン回転数(変速機の入力軸回
転数)NE 、変速機の出力軸回転数Noとから、これら
の比(NE /NO )として求めることができる。ステッ
プ4では、運転条件により定まる係数TTINR(目標
イナーシャトルク)を算出する。
【0026】前記係数TTINRは、定常時の変速比Ba
seiと現在の変速比iとの差の絶対値或いは比、又は、
定常時の変速比Baseiの変化率に基づいて設定すること
ができる。また、定常時の変速比Baseiにおける予測馬
力と、現在の馬力との差の絶対値或いは比、又は、定常
時の変速比Baseiにおける予測馬力の変化率に基づいて
設定しても良い。
【0027】更に、定常時の変速比Baseiにおける車両
の駆動力と、現在の駆動力との差の絶対値或いは比、又
は、定常時の変速比Baseiにおける車両の駆動力の変化
率に基づいて設定しても良い。尚、上記パラメータに基
づく係数TTINRの設定においては、差の絶対値が大
きいときほど、比が大きいときほど、変化率の絶対率が
大きいときほど、係数TTINR(目標イナーシャトル
ク)を大きく設定すると良い。
【0028】また、前記係数TTINRの算出について
は、上記に挙げたものの他、エンジン回転数NE 、スロ
ットル開度TVO、開度変化率ΔTVO、吸入空気流量
Q、又は基本燃料噴射量(Q/NE 相当値)などから、
直接的に設定する方式としてもよい。ステップ5では、
現在の変速比i、変速機の出力軸回転数NO 、及び前記
係数TTINRから、次式に従って、変速速度を決定す
る増減分SVを設定する。
【0029】SV=TTINR/(IE ×i×NO ) ここで、IE はエンジンイナーシャ相当の定数である。
上記ステップ4,5の部分が変速速度制御手段に相当す
る。ステップ6では、現在の設定変速比(目標変速比)
Nextiと最終目標である定常時の変速比(最終目標変速
比)Baseiとを比較し、大小関係を判別する。
【0030】Nexti>Baseiのときは、アップシフト要
求(変速比減少要求)であり、ステップ7へ進む。ステ
ップ7では、設定変速比(目標変速比)Nextiを現在値
に対し前記増減分SV減少させる(Nexti=Nexti−S
V)。Nexti<Baseiのときは、ダウンシフト要求(変
速比増大要求)であり、ステップ8へ進む。
【0031】ステップ8では、設定変速比(目標変速
比)Nextiを現在値に対し前記増減分SV増大させる
(Nexti=Nexti+SV)。このようにして設定変速比
(目標変速比)Nextiが設定されると、ステップ9へ進
む。ステップ9では、設定変速比(目標変速比)Nexti
が得られるようにフィードバック制御を行う。即ち、エ
ンジン回転数NE と変速機の出力軸回転数NO との比
(NE /NO )として検出されている現在の変速比iが
設定変速比Nextiになるように、変速比をフィードバッ
ク制御する。
【0032】このような制御の結果、同じ変速比幅でも
低車速時と高車速時とで変速速度が変化し、特に高車速
時において変速速度がゆっくりになるため、イナーシャ
トルクをおおむね一定にすることができ、以って、変速
過渡時における出力トルクの減少を回避できる。ところ
で、本実施例におけるコントローラ11は、上述の変速
制御を行なう場合の、変速圧及びライン圧の制御を、図
4に示すフローチャートを実行して達成するようになっ
ている。
【0033】図4において、ブロック(1)(図では単
に(1)と記してある。以下、同様。)では、プライマ
リプーリ側アクチュエータ4a(変速比制御用油圧室)
へ供給する変速圧の最小圧(Ppmin )を演算する。即
ち、ベルト6が滑らず、目標変速比を達成できる変速圧
の必要最小圧(Ppmin )を演算する。具体的には、図5
のフローチャートを実行することで達成される。
【0034】まず、ステップ11で、実際の変速比(コ
ントローラ11からの指示変速比等)、エンジントルク
に見合った変速圧の必要最小圧(Ppmin )を求めるため
に、まず、変速比=1に対する各変速比の必要最小プラ
イマリ圧(変速圧)の倍率(θ1 /θ)を、エンジント
ルク(或いは無段変速機3への入力トルクであってよ
い)と必要最小プライマリ圧との関係に基づいて設定し
てあるマップ等(図6参照)を参照して求める。
【0035】尚、コントローラ11において、変速比
は、車速VSPとスロットル開度TVOとに基づいて変
速比を定めたマップを参照し、実際のVSPとTVOと
から、変速比を設定するようになっている。また、所望
のエンジン運転状態を維持しつつ、運転者の意図する車
速が得られるように、変速比を設定するようにすること
もできる。かかる場合は、燃費・排気性能の良好なエン
ジン運転状態に維持きるので、燃費・排気性能等におい
て有利なものとすることができる。
【0036】そして、ステップ12で、プライマリ最小
圧(Ppmin )を、下式に従って求める。 プライマリ最小圧(Ppmin )=エンジントルク×θ×倍
率+オフセット量 尚、オフセット量は、余裕代である。ブロック(2)で
は、セカンダリプーリ側アクチュエータ5a(張力制御
用油圧室)へ供給するライン圧の最小圧(Plmin )を演
算する。即ち、セカンダリプーリ5側でベルト6が滑ら
ないための必要最小圧(Plmin )を演算する。
【0037】具体的には、図7のフローチャートを実行
することで達成される。まず、ステップ21で、実際の
変速比、エンジントルクに見合ったライン圧の必要最小
圧(Plmin )を求めるために、変速比=1に対する各変
速比の必要最小ライン圧の倍率(θ1 /θ)を、エンジ
ントルクTQENG (或いは無段変速機3への入力トルク
であってよい)と必要最小ライン圧との関係に基づいて
設定してあるマップ等(図8参照)を参照して求める。
【0038】ステップ22で、ライン最小圧(Plmin )
を、下式に従って求める。 ライン最小圧(Plmin )=エンジントルク×θ×倍率+
オフセット量 尚、オフセット量は、余裕代である。ブロック(3)で
は、セカンダリプーリ側アクチュエータ5aの可動壁5
Aの要求推力(FS)の計算を行なう。
【0039】つまり、プライマリプーリ側でベルト6の
滑りを発生させずに所望の変速比(セカンダリプーリ側
有効径/プライマリプーリ有効径=プライマリプーリ回
転速度/セカンダリプーリ回転速度、トルク比とも言
う)を達成するために、セカンダリプーリ側アクチュエ
ータ5aの可動壁5Aに要求される推力(押圧力)を求
める。
【0040】尚、プライマリプーリ側アクチュエータ4
a、或いはセカンダリプーリ側アクチュエータ5aの何
れか一方の推力(換言すれば、油圧)を決めると、ベル
ト張力とエンジントルクとトルク比との関係等から、他
方の推力を理論的に決定することができる。従って、こ
こでは、所望の変速比を得るために電磁弁9等により設
定されるプライマリ最小圧(Ppmin )とプライマリプー
リ側可動壁4Aの面積等からプライマリプーリ側4aの
推力FPを定めることができるので、これに基づいて、
ブロック(3)で要求セカンダリ推力(FS)を求め
る。
【0041】そして、その後、ブロック(4)で当該要
求セカンダリ推力(FS)に基づいて、プライマリプー
リ側でベルト6の滑りを発生させず所望の変速比を達成
できるために必要なセカンダリプーリ側の必要圧を演算
するようになっている。具体的には、ブロック(3)の
当該要求セカンダリ推力(FS)は、図9のフローチャ
ートを実行することで求められる。
【0042】ステップ31で、以下の式に基づき、要求
セカンダリ推力(FS)を演算する。 要求セカンダリ推力(FS)=プライマリ最小圧(Ppmi
n )×プライマリプーリ側可動壁4Aの面積×係数0−
エンジントルク×係数1 尚、係数0、係数1は、変速比により定まる係数であ
る。
【0043】ブロック(4)では、ブロック(3)で求
めた要求セカンダリ推力(FS)に基づいて、変速比要
求ライン圧(Plratio )の計算を行なう。具体的には、
変速比要求ライン圧(Plratio )は、図10のフローチ
ャートを実行することで求められる。ステップ41で、
以下の式に基づき、変速比要求ライン圧(Plratio )を
演算する。
【0044】変速比要求ライン圧(Plratio )=〔要求
セカンダリ推力(FS)−セカンダリプーリバネ定数×
縮み長さ〕/可動壁5Aの面積 尚、セカンダリプーリバネ定数とは、セカンダリプーリ
側アクチュエータ5aが内装する可動壁5Aを、ライン
圧に抗して押し返すためのバネ(図示せず)の定数であ
る。
【0045】ブロック(5)では、基本ライン圧(Pl b
ase )の計算を行なう。つまり、最終的にセカンダリプ
ーリ側アクチュエータ5aに作用させるライン圧(Plpr
s ;これについては後述する)は、供給ライン圧(基本
ライン圧)と、セカンダリプーリ側アクチュエータ5a
内に閉じ込められた油が遠心力により可動壁5Aを移動
方向に押すセカンダリ遠心油圧と、セカンダリプーリバ
ネ力、及び変速過渡時におけるベルト6の滑りを防止す
るための過渡ライン圧等に基づいて定められるものであ
るので、最終的なライン圧を求める基礎として、まず、
基本ライン圧(Pl base )を演算する。
【0046】具体的には、図11のフローチャートが実
行される。まず、ステップ51では、ベルト6が滑らな
いためのライン最小圧(Plmin )と、所望の変速比を達
成するための変速比要求ライン圧(Plratio )と、を比
較する。ライン最小圧(Plmin )≧変速比要求ライン圧
(Plratio )の場合には、ステップ52へ進む。一方、
ライン最小圧(Plmin )<変速比要求ライン圧(Plrati
o )の場合には、ステップ53へ進む。
【0047】ステップ52では、ベルト6の滑り防止を
優先すべく、基本ライン圧(Pl base )=ライン最小圧
(Plmin )として本フローを終了する。ステップ53で
は、ベルト6の滑りに対して余裕があるので、基本ライ
ン圧(Pl base )=変速比要求ライン最小圧(Plratio
)として、本フローを終了する。
【0048】ブロック(6)では、セカンダリ遠心油圧
(Pscen )の計算を行う。具体的には、図12のフロー
チャートが実行される。ステップ61では、下式に従っ
て、セカンダリ遠心油圧(Pscen )を求める。 セカンダリ遠心油圧(Pscen )=(セカンダリプーリ回
転速度)2 ×係数 ブロック(7)では、変速過渡時におけるベルト6の滑
りを防止するための過渡ライン圧(Pl add)を求める。
【0049】具体的には、図13のフローチャートが実
行される。ステップ71では、ダウンシフトか否かを判
断する。該ダウンシフト判別は、例えば、最終目標変速
比Baseiと変速比i(ルーチン開始時)とを比較するこ
とで判断することができる。ダウンシフト時であるとき
には、ステップ72へ進み、予め前記目標イナーシャト
ルクTTINRと車速VSPとに応じて過渡時の基本要
求ライン圧Pl addφを記憶したマップ(図14参照)か
ら、該当する目標イナーシャトルクTTINRと車速V
SPとに対応する過渡時の基本要求ライン圧Pl addφを
検索して求める。
【0050】ここで、目標イナーシャトルクTTINR
が大きいときほど、かつ、車速VSP(被駆動側回転部
材の回転速度に相関する値)が低いときほど、前記過渡
時の基本要求ライン圧Pl addφが大きく設定される構成
としてある。次のステップ73では、前記基本要求ライ
ン圧Pl addφの補正係数を、変速比幅に基づいて設定す
る(図15参照)。
【0051】前記変速比幅とは、定常時の目標変速比と
現在の変速比との偏差であり、前記変速比幅が小さいと
きほど、補正係数は1以下のより小さい値に設定される
ようになっており、変速比幅が所定以上のときには1に
設定される。上記ステップ73の部分が、変速比偏差演
算手段,過渡時ライン圧補正手段に相当する。
【0052】ステップ74では、前記基本要求ライン圧
Pl addφにステップ73で求めた補正係数を乗算して、
最終的な過渡時用ライン圧Pl addを設定する。上記ステ
ップ74の部分が、過渡時用ライン圧設定手段に相当す
る。一方、ステップ71でダウンシフト時でないと判別
されたときには、ステップ75へ進み、シフトダウン終
了後所定時間内であるか否かを判別し、所定時間内であ
れば、ステップ72へ進んで、継続的に過渡時用ライン
圧を設定させる。
【0053】また、所定時間以上経過しているときに
は、ステップ76へ進み、過渡時用ライン圧Pl addが0
であるか否かを判別し、0でないときには、ステップ7
7で、過渡時用ライン圧Pl addを、所定値DECPLADDだけ
減少させる。従って、ダウンシフトが終了してからも、
所定時間内は変速過渡時と同様にして過渡時用ライン圧
Pl addが設定され、前記所定時間経過後に徐々に過渡時
用ライン圧Pl addが0にまで減少変化する。
【0054】ブロック(8)では、最終的な出力ライン
圧(Plprs )の計算を行なう。即ち、ブロック(5)で
求めた基本ライン圧(Pl base )と、ブロック(6)で
求めたセカンダリ遠心油圧(Pscen )と、ブロック
(7)で求めた過渡時ライン圧(Pl add)とに基づいて
求める。具体的には、図16のフローチャートを実行す
る。
【0055】ステップ81では、下式に従って、基本出
力ライン圧(Plprs φ)を求める。 基本出力ライン圧(Plprs φ)=基本ライン圧(Pl bas
e )−セカンダリ遠心油圧(Pscen ) 上記ステップ81の部分が定常時用ライン圧設定手段に
相当する。ステップ82では、前記基本出力ライン圧
(Plprs φ)と、前記過渡時用ライン圧Pl addとを比較
する。
【0056】そして、基本出力ライン圧(Plprs φ)の
方が大きい場合には、ステップ83へ進んで、出力ライ
ン圧(Plprs )にPlprs φをセットし、過渡時用ライン
圧Pladdの方が大きい場合には、ステップ84へ進ん
で、出力ライン圧(Plprs )にPl addをセットする。こ
のステップ82〜84の部分が過渡時用ライン圧制御手
段に相当する。
【0057】このようにして求められた出力ライン圧
(Plprs )は、油圧回路8内に組み込まれた流量制御弁
等を介して制御する場合には、出力ライン圧(Plprs )
が得られる流量に、電磁弁9等を介して、或いは油圧経
路の切換え等により流量制御弁の弁体に作用する圧力を
調節し、その開度調節を行なうことで調節されることに
なる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,2記載
の発明によると、例えばダウンシフト時の減速(ヘジ)
感の発生を回避できると共に、変速過渡時における動力
伝達部材の滑り発生を必要最小限のライン圧で回避する
ことができるという効果がある。
【0059】請求項3記載の発明によると、変速比の偏
差が小さい場合に、無用に高いライン圧に制御されるこ
とを回避できるという効果がある。請求項4,5記載の
発明によると、変速過渡時に、定常時に要求されるライ
ン圧よりも大きなライン圧が要求される場合に限ってラ
イン圧を増大制御でき、変速過渡時に無用にライン圧が
増大されることを回避できるという効果がある。
【0060】請求項6記載の発明によると、変速過渡状
態からライン圧が定常時用の値に徐々に復帰することに
なり、ライン圧の急変を回避できると共に、変速終了直
後の滑り発生を回避できるという効果がある。請求項7
記載の発明によると、所謂プーリ式無段変速機におい
て、変速過渡時のベルトの滑りを、必要最小限のライン
圧によって回避することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の構成を示す構成図。
【図2】本発明の実施の形態を示すシステム図。
【図3】実施の形態における変速制御ルーチンのフロー
チャート。
【図4】実施の形態におけるライン圧設定制御を示すフ
ローチャート。
【図5】ライン圧設定制御のブロック(1)を説明する
フローチャート。
【図6】プライマリ圧の設定特性を示す線図。
【図7】ライン圧設定制御のブロック(2)を説明する
フローチャート。
【図8】ライン最小圧の設定特性を示す線図。
【図9】ライン圧設定制御のブロック(3)を説明する
フローチャート。
【図10】ライン圧設定制御のブロック(4)を説明する
フローチャート。
【図11】ライン圧設定制御のブロック(5)を説明する
フローチャート。
【図12】ライン圧設定制御のブロック(6)を説明する
フローチャート。
【図13】ライン圧設定制御のブロック(7)を説明する
フローチャート。
【図14】過渡時用ライン圧の基本特性を示す線図。
【図15】変速幅による過渡時用ライン圧の補正特性を示
す線図。
【図16】ライン圧設定制御のブロック(8)を説明する
フローチャート。
【符号の説明】
1 エンジン 3 無段変速機 4 プライマリプーリ 4a プライマリプーリ側アクチュエータ 5 セカンダリプーリ 5a セカンダリプーリ側アクチュエータ 6 ベルト 7 オイルポンプ 8 油圧回路 9 電磁弁 10 電磁弁 11 コントローラ 12 入力側回転センサ 13 出力側回転センサ 14 スロットルセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F16H 59:44 F16H 59:44 59:70 59:70 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48 F16H 9/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動力源の回転力を受ける駆動側回転部材
    と、被駆動側回転部材と、これらの間に介装され両者間
    で動力を伝達する動力伝達部材と、を備え、 前記駆動側回転部材と前記動力伝達部材との接触位置の
    回転中心からの距離である駆動側接触回転半径と、前記
    被駆動側回転部材と前記動力伝達部材との接触位置の回
    転中心からの距離である被駆動側接触回転半径と、を無
    段階に相対変化させることで、前記駆動側回転部材と前
    記被駆動側回転部材との間の変速比を無段階に設定でき
    よう構成されると共に、 前記駆動側回転部材側に変速圧が供給される変速制御用
    油圧室を備え、前記被駆動側回転部材側にライン圧が供
    給される張力制御用油圧室を備えて構成された 無段変速
    機の制御装置において、 変速時に発生するイナーシャトルクの目標値を運転条件
    に応じて設定し、該目標のイナーシャトルクになるよう
    前記変速圧を制御する変速速度制御手段と、 変速過渡時に、前記被駆動側回転部材の回転速度に相関
    する値及び前記イナーシャトルクの目標値に基づいて、
    前記ライン圧を増大制御する過渡時ライン圧制御手段
    と、 を含んで構成されたことを特徴とする無段変速機の制御
    装置。
  2. 【請求項2】前記過渡時ライン圧制御手段が、前記被駆
    動側回転部材の回転速度に相関する値が小さいほど、
    び、前記イナーシャトルクの目標値が大きいほど、前記
    ライン圧をより大きく増大制御することを特徴とする請
    求項1記載の無段変速機の制御装置。
  3. 【請求項3】定常時の目標変速比と現在の変速比との偏
    差を演算する変速比偏差演算手段と、該変速比偏差演算
    手段で演算される偏差が小さいときほど、前記過渡時ラ
    イン圧制御手段により制御される変速過渡時のライン圧
    を減少補正する過渡時ライン圧補正手段と、を設けたこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の無段変速機の制
    御装置。
  4. 【請求項4】定常時用のライン圧を設定する定常時用ラ
    イン圧設定手段と、 変速過渡時に、前記被駆動側回転部材の回転速度に相関
    する値及び前記イナーシャトルクの目標値に基づいて、
    過渡時用のライン圧を設定する過渡時用ライン圧設定手
    段と、 を備え、 前記過渡時ライン圧制御手段が、前記定常時用のライン
    圧と過渡時用のライン圧との大きい方を選択してライン
    圧を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1つに記載の無段変速機の制御装置。
  5. 【請求項5】前記過渡時用ライン圧設定手段が、前記被
    駆動側回転部材の回転速度に相関する値が小さいほど、
    及び、前記イナーシャトルクの目標値が大きいほど、過
    渡時用のライン圧をより大きく設定することを特徴とす
    る請求項4記載の無段変速機の制御装置。
  6. 【請求項6】前記過渡時用ライン圧設定手段が、変速終
    了後所定時間が経過してから過渡時用のライン圧を徐々
    に零にまで減少させることを特徴とする請求項4又は5
    に記載の無段変速機の制御装置。
  7. 【請求項7】前記駆動側回転部材が、有効巻き掛け半径
    変更可能なプーリであり、前記被駆動側回転部材が、有
    効巻き掛け半径変更可能なプーリであり、前記動力伝達
    部材が、これらに巻き掛けられる巻き掛け伝導媒体であ
    ることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載
    の無段変速機の制御装置。
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