JP3306157B2 - 電動伸縮装置 - Google Patents

電動伸縮装置

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JP3306157B2
JP3306157B2 JP06480993A JP6480993A JP3306157B2 JP 3306157 B2 JP3306157 B2 JP 3306157B2 JP 06480993 A JP06480993 A JP 06480993A JP 6480993 A JP6480993 A JP 6480993A JP 3306157 B2 JP3306157 B2 JP 3306157B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は伸縮装置、特に電動で
伸縮するロボットの筋肉の伸縮に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ロボット等を動かすためにはモ−
タ等で直接駆動したり、外部の駆動装置からワイヤ、油
圧又は空気圧により駆動する等の機械的な駆動を行って
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モ−タ
で直接駆動する場合、ロボットに内蔵可能なモ−タでは
トルクが足りず、十分なトルクを得るためにはモ−タを
大きくしていたが、モ−タを大きくすると重量が増し装
置が大きくなる。外部の駆動装置からワイヤ等で引っ張
ったり、油圧又は空気圧を介して駆動する場合、外部の
駆動装置が大きくなり、且つ、稼動部単体で駆動できな
い。
【0004】また、ロボットの用途が多様化するに従い
その動きも複雑になり、人間のような複雑な動きに対応
する伸縮装置が望まれている。
【0005】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、人間の筋肉の大きさで、且つ、単体
で動作し、ロボットの稼動部に取り付けることで人間の
筋肉の複雑な動きを伸縮動作により再現する電動伸縮装
置を得ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電動伸縮
装置は、ピストン状電極と、シリンダと、電極と、電解
質溶液又は導電性液体と、空気溜りとを有し、ピストン
状電極は、角柱上に形成され、端部に開口部を有し、先
端が封止された複数の細長い穴を有する電極本体と、電
極本体の複数の細長い穴の開口部を有する端面と複数の
細長い穴の表面に形成された酸化皮膜とを有し、シリン
ダはピストン状電極の複数の細長い穴の開口部側と嵌合
し、ピストン状電極が滑動するシリンダ胴を有し、電極
は平板からなりシリンダ胴の封止面に取り付けられ、電
解質溶液又は導電性液体はシリンダ胴に嵌合したピスト
ン状電極と電極を有するシリンダ胴の封止面との間に封
止され、一部がピストン状電極の複数の細長い穴に入り
込み、空気溜りはピストン状電極の複数の細長い穴に入
り込んだ電解質溶液又は導電性液体と複数の細長い穴の
先端封止部との間に設けられ、電解質溶液又は導電性液
体により圧縮された空気を有し、電極本体と電極の間に
直流電圧を印加して静電力によりピストン状電極を平衡
状態から電極側に吸引し、電極本体と電極を同電位にし
て空気溜りの空気圧によりピストン状電極を平衡状態に
戻すことを特徴とする。
【0007】この発明に係る第2の電動伸縮装置は、ピ
ストン状電極と、シリンダと、電極と、電解質溶液又は
導電性液体と、空気溜りとを有し、ピストン状電極は、
角柱上に形成され、両端に開口部を有し、先端が封止さ
れた複数の細長い穴を有する電極本体と、電極本体の両
端面と複数の細長い穴の表面に形成された酸化皮膜とを
有し、シリンダは長手方向の中央に封止面を有し、封止
面の両側にピストン状 電極の複数の細長い穴の開口部側
と嵌合し、ピストン状電極が滑動するシリンダ胴を有
し、電極は平板からなりシリンダの中央の封止面の両側
に互いに絶縁して取り付けられ、電解質溶液又は導電性
液体はシリンダ胴に嵌合したピストン状電極と電極を有
するシリンダ胴の封止面との間に封止され、一部がピス
トン状電極の複数の細長い穴に入り込み、空気溜りはピ
ストン状電極の複数の細長い穴に入り込んだ電解質溶液
又は導電性液体と複数の細長い穴の先端封止部との間に
設けられ、電解質溶液又は導電性液体により圧縮された
空気を有し、電極本体と電極の間に直流電圧を印加して
静電力によりピストン状電極を平衡状態から電極側に吸
引し、電極本体と電極を同電位にして空気溜りの空気圧
によりピストン状電極を平衡状態に戻すことを特徴とす
【0008】上記電動伸縮装置を複数段直列に接続する
と良い。
【0009】
【作用】この発明の電動伸縮装置は、先端が封止された
複数の細長い穴があり表面に酸化皮膜を有するピストン
状電極と、ピストン状電極の複数の細長い穴の開口部側
と嵌合し、ピストン状電極が滑動するシリンダ胴を有す
るシリンダと、シリンダ胴の封止面に取り付けられた電
極と、ピストン状電極とシリンダとの間にはさみ込んだ
電解質溶液又は導電性液体と、ピストン状電極の複数の
細長い穴の先端封止部と電解質溶液又は導電性液体の先
端部に形成された空気溜りを有する。このピストン状電
極とシリンダの電極に異なった電圧を加えると、シリン
ダの電極に接している導電性液体が帯電し、酸化皮膜が
誘電体として働き、ピストン状電極との間に引力が働
く。導電性液体が引力により先端が封止された細長い穴
の奥に入り、ピストン状電極を平衡状態から電極側に吸
引する。この状態でピストン状電極と電極を同電位にす
ると、空気溜りの空気圧によりピストン状電極を平衡状
態に戻す。
【0010】この電動伸縮装置を複数組直列に接続する
ことにより伸縮距離を長くすることができる。
【0011】また、同一シリンダ又は同一ピストン状電
極に互いに対称となるように絶縁された二つの電極を有
し、ピストン状電極と対向するシリンダの電極とを互い
に別々に接続することにより、並列的な結合となり、そ
の結合に比例して収縮力を増大できる。
【0012】さらに、ピストン状電極と対向するシリン
ダの電極とに互いに極性が逆な電圧をかけるよう接続し
たので、収縮力を増大できる。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す電動伸縮装
置の構成図である。図に示すように、電動伸縮装置はピ
ストン状電極1a〜1d、シリンダ2a〜2c、シリン
ダ2a〜2cに装着された電極3a〜3f、電解質溶液
又は導電性液体4a〜4fと、仕切板5a〜5c、シリ
ンダ2a,2cに装着された電極3b,3eに接続する
導線6、シリンダ2a〜2cに装着された電極3a,3
c,3d,3f接続する導線7、ピストン状電極1a〜
1dに接続する導線8、シリンダ2a〜2cを固定する
シリンダホルダ9b及びピストン状電極1a〜1dを固
定するピストンホルダ10a,10bを有する。
【0014】ピストン状電極1a〜1dは例えば純粋な
アルミニュ−ムで形成されたものを酸化液に浸し、表面
に数十Åの酸化皮膜を形成し絶縁体としたもので、図2
の斜視図に示すように、先端が封止された複数の細長い
穴11を持ち、図1に示すように左右対称な二組の電極
を持ち、矢印B方向に滑動自在になっている。ピストン
状電極1a〜1dの先端が封止された細長い穴11の奥
の部分には、例えば少量の空気が入っている空気溜りを
有し、導電性液体4a〜4fが奥まで入らないようにな
っている。シリンダ2a〜2cはピストン状電極1a〜
1dの一部を囲むように取り付けられ、内部に電極3a
〜3f、仕切板5a〜5cを有する。電極3a〜3fは
ピストン状電極1a〜1dに対応する位置で、各シリン
ダ2a〜2cに互いに対になった位置に取り付けられて
いる。導電性液体4a〜4fはそれぞれピストン状電極
1a〜1dとシリンダ2a〜2cの間に詰められ、ピス
トン状電極1a〜1cの先端が封止された細長い穴11
の中に入ったりして装置を伸縮させる。仕切板5a〜5
cはシリンダ2a〜2cの中央に位置し、各シリンダ2
a〜2cの対になった位置にある電極3a〜3fの間を
絶縁するように配置されている。シリンダホルダ9bは
隣接する3組のシリンダ2a〜2cに固定されている。
ピストンホルダ10aはピストン状電極1bとその左側
2つ計3つの連続するピストン状電極に固定されてい
る。ピストンホルダ10bはピストン状電極1cとその
右側2つ計3つの連続するピストン状電極に固定されて
いる。図5のシリンダホルダ及びピストンホルダの接続
図に示すように、シリンダホルダ9a及びピストンホル
ダ10a,10bは互いにシリンダ2a〜2c及びピス
トン状電極1a〜1dを鎖のように交互になるように支
え、電動伸縮装置の直線性を保っている。
【0015】次に、このように構成された電動伸縮装置
の動作を説明する前に、図3に示す細長い穴11の奥の
拡大図を参照して動作原理を説明する。
【0016】図3では空気による影響を小さいものとし
て考える。シリンダ2aの電極3aをプラス極にして、
ピストン状電極1aをマイナス極にして電圧Vを掛ける
と、シリンダ2aの電極3aに接している導電性液体4
aはプラスに帯電する。ここで、ピストン状電極1aを
被っている酸化皮膜12は誘電体としての働きをするの
で、酸化皮膜12の比誘電率をε、真空での有伝率をε
、酸化皮膜12の厚さをd、導電性液体4aの先端の
表面積をSとすると、その静電容量Cはほぼ(εε
S)/dとなる。CV/2dの引力が働くでの、ピ
ストン状電極1aとシリンダ2aの電極3aとの間にε
SV/2dに近似した引力が働く。ここで、d=5
0Å、ε=8として、図1のピストン状電極1aの先端
が封止された細長い穴11の断面の一辺が10μmの正
方形で、20μm毎に並んでいるとし、ピストン状電極
1aの断面の一辺が2cmの正方形とすると、V=10
(v)で10〜30Nの引力が発生する。
【0017】次に、電動伸縮装置の一つの構成要素の動
きを図4の工程図を参照して説明する。
【0018】図4(a)の状態では導電性液体4a,4
bはそれぞれピストン状電極1a、1bの先端が封止さ
れた細長い穴11に毛細管現象により入り込み、その細
長い穴11に存在している空気溜りの空気を圧縮して平
衡状態になっている。
【0019】シリンダ2aの電極3aをプラス極にし、
ピストン状電極1a、1b、シリンダ2aの電極3bを
マイナス極にして電圧を加えると、シリンダ2aの電極
3aに接している導電性液体4aはプラスに帯電する。
ここで、ピストン状電極1a、1bを被っている酸化皮
膜12は誘電体の働きをするので、導電性液体4aとピ
ストン状電極1aの間に引力が発生する。図4(b)に
示すように、導電性液体4aに働く引力と毛細管内空気
の反発力が平衡になるまで導電性液体4aは空気溜りの
空気を圧縮し、導電性液体4aの先端が封止された細長
い穴11に入り込む。ピストン状電極1aとシリンダ2
aの電極3aは近づき全体の長さは短くなる。
【0020】元の長さに戻すときには、シリンダ2aの
電極3aとピストン状電極1aに同電圧を加えると、シ
リンダ2aの電極3aに接している導電性液体4aは放
電し、導電性液体4aとピストン状電極1aの間の酸化
皮膜12による引力が消滅する。ピストン状電極1aの
細長い穴11の先端の圧縮されていた空気溜りの空気は
元に戻ろうとするため、最初の平衡状態の位置まで導電
性液体4aを押し戻す。ピストン状電極1aとシリンダ
2aの電極3aの間隔は初期状態に戻り、全体の長さは
元の長さまで伸びる。
【0021】次に、この構成要素を複数つないだときの
動作を図5の構成図を参照して説明する。
【0022】電動伸縮装置を縮めるときには、導線6、
8を同電位にして、導線7を異なった電位にする。導電
性液体4a,4c,4d,4fは帯電し、ピストン状電
極1aとシリンダ2a、ピストン状電極1bとシリンダ
2b、ピストン状電極1dとシリンダ2d、ピストン状
電極1eとシリンダ2eの間が縮み、電動伸縮装置全体
が縮む。このとき、各ピストン状電極1a〜1dはそれ
ぞれ一つの電極を左右二つの電極であるかのような形状
をしているため、収縮する力は単純に直列に接続した場
合の二倍になる。
【0023】縮んだ電動伸縮装置を伸ばすときには、導
線7、8を同電位にして、導線6を異なった電位にす
る。導電性液体4b,4eは帯電し、ピストン状電極1
bとシリンダ2a、ピストン状電極1cとシリンダ2c
の間が縮む。導電性液体4a,4c,4d,4fは自然
放電に比べ素早く放電し、縮んでいたピストン状電極1
aとシリンダ2a、ピストン状電極1bとシリンダ2
b、ピストン状電極1cとシリンダ2a、ピストン状電
極1dとシリンダ2cの間の引力がなくなり、圧縮され
ていた空気が膨張し、その間隔が広がる。二個所縮み四
個所伸びるので装置全体が伸びる。
【0024】なお、ピストン状電極1a〜1dの先端が
封止された細長い穴11の径を小さくし、密度を高める
と、伸縮の力は大きくなる。
【0025】なお、上記実施例では、対向するピストン
状電極3a,3b及び3e,3fに加える電圧を変えた
が、極性を変えるようにしても良い。この場合、放電の
時間を短くすることができる。
【0026】また、上記実施例でシリンダホルダあるい
はピストンホルダの形状を変えることにより曲線に対応
することができる。
【0027】また、シリンダ2a〜2cの電極3a〜3
fを絶縁したが、シリンダ2a〜2cの電極3a〜3f
をそれぞれシリンダ2a〜2cの内部で接続して、ピス
トン状電極1a〜1dをそれぞれ二つの電極に分けて絶
縁するようにしても良い。
【0028】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、ピスト
ン状電極とシリンダの電極に電圧を加えると、シリンダ
の電極に接している電解質溶液や導電性液体が帯電し、
ピストン状電極との間に引力が働く。電解質溶液や導電
性液体が引力により先端が封止された細長い穴の奥に入
り、ピストン状電極がシリンダの中に入り装置が収縮す
るので、小型で単体で動作することができる。また、液
体でピストン状電極の酸化皮膜に接しているので、静電
容量が大きく、電気的雑音に強い。さらに、導電性の液
体で高電場を作っているので、固体のような突起による
放電破壊を発生しにくくすることができる。
【0029】さらに、ピストン状電極と、ピストン状電
極の一部を囲みピストン状電極と互いに滑動自在に取り
付けられたシリンダと、ピストン状電極とシリンダとの
間にいれられた導電性液体を複数組直列に接続したの
で、伸縮距離を長くすることができる。接続する数によ
り伸縮距離を自由に変えることができるので、汎用性が
増す。
【0030】さらに、同一シリンダ又は同一ピストン状
電極に互いに対象となるように絶縁された二つの電極を
有し、各々のピストン状電極と対向するシリンダの電極
とを互いに別々に接続したので、並列的な結合となり、
その結合に比例して収縮力を増大できる。
【0031】また、ピストン状電極と対向するシリンダ
の電極とに互いに極性が逆な電圧をかけるよう接続した
ので、収縮力を増大し、また、放電時間を短くできるの
で、伸びる時間を短くできる。
【0032】また、ピストン状電極の表面を酸化して酸
化皮膜を形成し、酸化皮膜が誘電体として作動するの
で、製作が容易になり、製作費用を低く抑えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す電動伸縮装置の構成図
である。
【図2】ピストン状電極及びシリンダの斜視図である。
【図3】ピストン状電極の拡大図である。
【図4】工程図である。
【図5】シリンダホルダ及びピストンホルダの接続図で
ある。
【符号の説明】
1 ピストン状電極 2 シリンダ 3 電極 4 導電性液体 5 仕切板 6 導線 7 導線 8 導線 9 シリンダホルダ 10 ピストンホルダ 11 穴 12 酸化皮膜

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストン状電極と、シリンダと、電極
    と、電解質溶液又は導電性液体と、空気溜りとを有し、 ピストン状電極は、角柱上に形成され、端部に開口部を
    有し、先端が封止された複数の細長い穴を有する電極本
    体と、電極本体の複数の細長い穴の開口部を有する端面
    と複数の細長い穴の表面に形成された酸化皮膜とを有
    し、 シリンダはピストン状電極の複数の細長い穴の開口部側
    と嵌合し、ピストン状電極が滑動するシリンダ胴を有
    し、 電極は平板からなりシリンダ胴の封止面に取り付けら
    れ、 電解質溶液又は導電性液体はシリンダ胴に嵌合したピス
    トン状電極と電極を有するシリンダ胴の封止面との間に
    封止され、一部がピストン状電極の複数の細長い穴に入
    り込み、 空気溜りはピストン状電極の複数の細長い穴に入り込ん
    だ電解質溶液又は導電性液体と複数の細長い穴の先端封
    止部との間に設けられ、電解質溶液又は導電性液体によ
    り圧縮された空気を有し、 電極本体と電極の間に直流電圧を印加して静電力により
    ピストン状電極を平衡状態から電極側に吸引し、電極本
    体と電極を同電位にして空気溜りの空気圧によりピスト
    ン状電極を平衡状態に戻すことを特徴とする電動伸縮装
  2. 【請求項2】 ピストン状電極と、シリンダと、電極
    と、電解質溶液又は導電性液体と、空気溜りとを有し、 ピストン状電極は、角柱上に形成され、両端に開口部を
    有し、先端が封止された複数の細長い穴を有する電極本
    体と、電極本体の両端面と複数の細長い穴の表面に形成
    された酸化皮膜とを有し、 シリンダは長手方向の中央に封止面を有し、封止面の両
    側にピストン状電極の複数の細長い穴の開口部側と嵌合
    し、ピストン状電極が滑動するシリンダ胴を有し、 電極は平板からなりシリンダの中央の封止面の両側に互
    いに絶縁して取り付け られ、 電解質溶液又は導電性液体はシリンダ胴に嵌合したピス
    トン状電極と電極を有するシリンダ胴の封止面との間に
    封止され、一部がピストン状電極の複数の細長い穴に入
    り込み、 空気溜りはピストン状電極の複数の細長い穴に入り込ん
    だ電解質溶液又は導電性液体と複数の細長い穴の先端封
    止部との間に設けられ、電解質溶液又は導電性液体によ
    り圧縮された空気を有し、 電極本体と電極の間に直流電圧を印加して静電力により
    ピストン状電極を平衡状態から電極側に吸引し、電極本
    体と電極を同電位にして空気溜りの空気圧によりピスト
    ン状電極を平衡状態に戻すことを特徴とする電動伸縮装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の電動伸縮装置を複
    数段直列に接続したことを特徴とする電動伸縮装置。
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