JP3305921B2 - 自動車のピラー上部構造 - Google Patents

自動車のピラー上部構造

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JP3305921B2 JP17335995A JP17335995A JP3305921B2 JP 3305921 B2 JP3305921 B2 JP 3305921B2 JP 17335995 A JP17335995 A JP 17335995A JP 17335995 A JP17335995 A JP 17335995A JP 3305921 B2 JP3305921 B2 JP 3305921B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のピラー上
部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5〜図9は従来における自動車のピラ
ー上部構造の一例を表わすものであって、これは、自動
車1のルーフパネル2の幅方向左右両端部に車体前後方
向へ延びるよう配設されたサイドルーフレール3の所要
箇所から下方へ向けてピラー4を延設し、該ピラー4内
にピラーリインフォース5を配設し、前記ルーフパネル
2の内面側に、幅方向へ延びるルーフリインフォース6
を、左右のピラー4を連結する如く配設してなる構成を
有している。
【0003】前記サイドルーフレール3は、サイドルー
フレールインナ3aとサイドルーフレールアウタ3bと
から形成し、該サイドルーフレールアウタ3bから一体
にピラー4を延設し、該ピラー4内に配設されるピラー
リインフォース5は、その上端部におけるフランジ部7
を前記サイドルーフレールインナ3aの上フランジ部8
とサイドルーフレールアウタ3bのフランジ部9との間
に挟み込んでスポット溶接し且つピラーリインフォース
5の上部所要箇所をサイドルーフレールインナ3aの下
フランジ部8’にスポット溶接することにより、サイド
ルーフレール3と結合してあり、又、前記サイドルーフ
レール3のサイドルーフレールアウタ3bの外表面に、
車体前後方向へ延びるドリップチャンネル10を突設
し、該ドリップチャンネル10に対して前記ルーフパネ
ル2のフランジ部11とルーフリインフォース6のフラ
ンジ部12とをスポット溶接することにより、サイドル
ーフレール3とルーフパネル2とを結合してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如き従来の自動車のピラー上部構造では、ピラーリイン
フォース5の上部がサイドルーフレール3に対して結合
されているだけで、ルーフリインフォース6とは直接結
合されていないため、ピラー4とルーフパネル2との結
合剛性が充分ではなく、ピラー4に対して側方からの力
が作用したような場合、サイドルーフレール3とルーフ
パネル2との結合部分に荷重が集中し、無理がかかりや
すくなるという欠点を有していた。
【0005】本発明は、斯かる実情に鑑み、ピラーに対
する側方からの力をサイドルーフレールとルーフパネル
との結合部分へ集中させることなくルーフリインフォー
スへ伝えることができ、ピラーとルーフパネルとの結合
剛性の向上を図り得る自動車のピラー上部構造を提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ルーフパネル
の幅方向左右両端部に車体前後方向へ延びるよう配設さ
れたサイドルーフレールの所要箇所から下方へ向けてピ
ラーを延設し、該ピラー内に、上部がサイドルーフレー
ルに結合されたピラーリインフォースを配設し、前記ル
ーフパネルの内面側に、幅方向へ延びるルーフリインフ
ォースを、左右のピラーを連結する如く配設してなる自
動車のピラー上部構造であって、サイドルーフレールに
結合されるピラーリインフォース上部とルーフリインフ
ォース所要箇所とをアッパリインフォースを介して結合
すると共に、該アッパリインフォースの下部をピラーリ
インフォースと対峙させて閉断面を形成し、前記アッパ
リインフォースの中間部を、サイドルーフレールインナ
の上フランジ部に形成した凹部を貫通させて、該サイド
ルーフレールインナの上フランジ部に固定し、前記アッ
パリインフォースの上部を、ルーフリインフォースの下
面を覆うようにして、ルーフリインフォースに固定した
ことを特徴とするものである。
【0007】従って、サイドルーフレールに結合される
ピラーリインフォース上部とルーフリインフォースの所
要箇所とをアッパリインフォースを介して結合したこと
により、ピラーとルーフパネルとの結合剛性が高まり、
ピラーに対して側方からの力が作用したような場合に
は、その力がピラーリインフォースからアッパリインフ
ォースを介してルーフリインフォースへ伝えられ、サイ
ドルーフレールとルーフパネルとの結合部分に荷重が集
中しなくなり、無理がかからなくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0009】図1〜図4は本発明を実施する形態の一例
であって、図中、図5〜図9と同一の符号を付した部分
は同一物を表わしており、基本的な構成は図5〜図9に
示す従来のものと同様であるが、本図示例の特徴とする
ところは、図1〜図4に示す如く、サイドルーフレール
3に結合されるピラーリインフォース5上部とルーフリ
インフォース6の所要箇所とをアッパリインフォース1
3を介して結合した点にある。
【0010】前記アッパリインフォース13の下部は、
図1及び図2に示す如く、ピラーリインフォース5と対
峙して閉断面を形成するようスポット溶接してあり、
又、前記アッパリインフォース13の中間部は、図1及
び図3に示す如く、サイドルーフレールインナ3aの上
フランジ部8に形成した凹部14を貫通させて、ボルト
15とナット16の締め付けにより、前記サイドルーフ
レールインナ3aの上フランジ部8に固定してあり、更
に又、前記アッパリインフォース13の上部は、図1及
び図4に示す如く、ルーフリインフォース6の下面を覆
うようにして、ボルト17とナット18の締め付けによ
り、前記ルーフリインフォース6に固定してある。
【0011】次に、上記図示例の作動を説明する。
【0012】サイドルーフレール3に結合されるピラー
リインフォース5上部とルーフリインフォース6の所要
箇所とをアッパリインフォース13を介して結合したこ
とにより、ピラー4とルーフパネル2との結合剛性が高
まり、ピラー4に対して側方からの力が作用したような
場合には、その力がピラーリインフォース5からアッパ
リインフォース13を介してルーフリインフォース6へ
伝えられ、サイドルーフレール3とルーフパネル2との
結合部分に荷重が集中しなくなり、無理がかからなくな
る。
【0013】こうして、ピラー4に対する側方からの力
をサイドルーフレール3とルーフパネル2との結合部分
へ集中させることなくルーフリインフォース6へ伝える
ことができ、ピラー4とルーフパネル2との結合剛性の
向上を図り得る。
【0014】尚、本発明の自動車のピラー上部構造は、
上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
【0015】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の自動車の
ピラー上部構造によれば、ピラーに対する側方からの力
をサイドルーフレールとルーフパネルとの結合部分へ集
中させることなくルーフリインフォースへ伝えることが
でき、ピラーとルーフパネルとの結合剛性の向上を図り
得るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例の要部拡大断面図
である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】図1のIV−IV断面図である。
【図5】自動車の側面図である。
【図6】従来例の要部拡大断面図であって、図5のVI
−VI断面相当図である。
【図7】図6のVII−VII断面図である。
【図8】図6のVIII−VIII断面図である。
【図9】図6のIX−IX断面図である。
【符号の説明】
1 自動車 2 ルーフパネル 3 サイドルーフレール 4 ピラー 5 ピラーリインフォース 6 ルーフリインフォース 13 アッパリインフォース

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフパネルの幅方向左右両端部に車体
    前後方向へ延びるよう配設されたサイドルーフレールの
    所要箇所から下方へ向けてピラーを延設し、該ピラー内
    に、上部がサイドルーフレールに結合されたピラーリイ
    ンフォースを配設し、前記ルーフパネルの内面側に、幅
    方向へ延びるルーフリインフォースを、左右のピラーを
    連結する如く配設してなる自動車のピラー上部構造であ
    って、 サイドルーフレールに結合されるピラーリインフォース
    上部とルーフリインフォース所要箇所とをアッパリイン
    フォースを介して結合すると共に、該アッパリインフォ
    ースの下部をピラーリインフォースと対峙させて閉断面
    を形成し、前記アッパリインフォースの中間部を、サイ
    ドルーフレールインナの上フランジ部に形成した凹部を
    貫通させて、該サイドルーフレールインナの上フランジ
    部に固定し、前記アッパリインフォースの上部を、ルー
    フリインフォースの下面を覆うようにして、ルーフリイ
    ンフォースに固定したことを特徴とする自動車のピラー
    上部構造。
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