JP3304606B2 - 二電圧出力型発電電動装置 - Google Patents
二電圧出力型発電電動装置Info
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- Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の負荷に別電源系
統により並列給電可能な二電圧出力型発電電動装置に関
する。
統により並列給電可能な二電圧出力型発電電動装置に関
する。
【0002】
【従来技術】特開昭62−55835号公報は、二電圧
出力型の車両用発電機を開示している。この技術では、
それぞれ3個の半導体素子(ダイオード又は半導体スイ
ッチ)で構成されて三相全波整流器を構成する低位側ハ
ーフブリッジ及び高位側ハーフブリッジに加えて、3個
の半導体スイッチからなる更にもう一組の追加ハーフブ
リッジを高位側又は低位側に配設し、少なくともこの追
加ハーフブリッジを構成する半導体スイッチのオン時期
を独立に制御することにより異なる大きさの2電圧を出
力することを提案している。
出力型の車両用発電機を開示している。この技術では、
それぞれ3個の半導体素子(ダイオード又は半導体スイ
ッチ)で構成されて三相全波整流器を構成する低位側ハ
ーフブリッジ及び高位側ハーフブリッジに加えて、3個
の半導体スイッチからなる更にもう一組の追加ハーフブ
リッジを高位側又は低位側に配設し、少なくともこの追
加ハーフブリッジを構成する半導体スイッチのオン時期
を独立に制御することにより異なる大きさの2電圧を出
力することを提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の二電圧出力型の車両用発電機では、追加ハーフブリ
ッジや高位側ハーフブリッジを構成する各半導体スイッ
チのオン時期を発電電圧の絶対値が所定範囲にある期間
に個別に同期させて高速にオン、オフしなければなら
ず、どうしても出力整流電圧の変動が大きくなってしま
うという問題があった。
来の二電圧出力型の車両用発電機では、追加ハーフブリ
ッジや高位側ハーフブリッジを構成する各半導体スイッ
チのオン時期を発電電圧の絶対値が所定範囲にある期間
に個別に同期させて高速にオン、オフしなければなら
ず、どうしても出力整流電圧の変動が大きくなってしま
うという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、出力整流電圧の変動増大を回避しつつ高低二電圧
を出力可能な二電圧出力型発電電動装置を提供すること
を、その目的としている。
あり、出力整流電圧の変動増大を回避しつつ高低二電圧
を出力可能な二電圧出力型発電電動装置を提供すること
を、その目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成の二
電圧出力型発電電動装置は、車両用エンジンにトルク授
受可能に連結される三相交流発電電動機と、高電圧で蓄
電する高圧蓄電手段及び低電圧で蓄電する低圧蓄電手段
と、ダイオードからなる高圧用三相全波整流器及び前記
高圧用三相全波整流器の各ダイオードに個別に並列接続
される半導体スイッチからなるとともに前記三相交流発
電電動機と前記高圧蓄電手段との間に介設されて電力の
交直変換を行いつつ前記両者の間で電力授受を仲介する
ドライバ回路と、少なくとも3個の半導体スイッチから
なるとともに前記各半導体スイッチの主電極対の一方が
共通接続されて前記低圧蓄電手段の一端に接続され、か
つ、前記各主電極対の他方がそれぞれ前記三相交流発電
電動機の各相の出力端に個別に接続される低圧用三相全
波整流器と、前記エンジンにトルクアシストする期間
中、前記ドライバ回路の前記半導体スイッチを前記発電
電動機の回転角に同期しつつ断続制御して前記発電電動
機を電動動作させるとともに前記低圧用三相全波整流器
の前記半導体スイッチを遮断し、前記高圧蓄電手段を充
電する期間中、前記低圧用三相全波整流器の前記半導体
スイッチを遮断するとともに前記高圧用三相全波整流器
により前記発電電動機の出力を整流して前記高圧蓄電手
段を充電し、前記低圧蓄電手段を充電する期間中、前記
ドライバ回路の前記半導体スイッチを遮断するとともに
前記低圧蓄電手段の半導体スイッチにオン信号を送信し
て前記低圧蓄電手段を充電するコントローラとを備える
をことを特徴としている。
電圧出力型発電電動装置は、車両用エンジンにトルク授
受可能に連結される三相交流発電電動機と、高電圧で蓄
電する高圧蓄電手段及び低電圧で蓄電する低圧蓄電手段
と、ダイオードからなる高圧用三相全波整流器及び前記
高圧用三相全波整流器の各ダイオードに個別に並列接続
される半導体スイッチからなるとともに前記三相交流発
電電動機と前記高圧蓄電手段との間に介設されて電力の
交直変換を行いつつ前記両者の間で電力授受を仲介する
ドライバ回路と、少なくとも3個の半導体スイッチから
なるとともに前記各半導体スイッチの主電極対の一方が
共通接続されて前記低圧蓄電手段の一端に接続され、か
つ、前記各主電極対の他方がそれぞれ前記三相交流発電
電動機の各相の出力端に個別に接続される低圧用三相全
波整流器と、前記エンジンにトルクアシストする期間
中、前記ドライバ回路の前記半導体スイッチを前記発電
電動機の回転角に同期しつつ断続制御して前記発電電動
機を電動動作させるとともに前記低圧用三相全波整流器
の前記半導体スイッチを遮断し、前記高圧蓄電手段を充
電する期間中、前記低圧用三相全波整流器の前記半導体
スイッチを遮断するとともに前記高圧用三相全波整流器
により前記発電電動機の出力を整流して前記高圧蓄電手
段を充電し、前記低圧蓄電手段を充電する期間中、前記
ドライバ回路の前記半導体スイッチを遮断するとともに
前記低圧蓄電手段の半導体スイッチにオン信号を送信し
て前記低圧蓄電手段を充電するコントローラとを備える
をことを特徴としている。
【0006】本発明の第2の構成の二電圧出力型発電電
動装置は、前記第1の構成において前記低圧用三相全波
整流器の半導体スイッチがサイリスタからなり、前記コ
ントローラが、前記低圧蓄電手段を充電する期間中、前
記低圧用三相全波整流器の前記半導体スイッチに常時オ
ン電圧を出力するものであることを更なる特徴としてい
る。
動装置は、前記第1の構成において前記低圧用三相全波
整流器の半導体スイッチがサイリスタからなり、前記コ
ントローラが、前記低圧蓄電手段を充電する期間中、前
記低圧用三相全波整流器の前記半導体スイッチに常時オ
ン電圧を出力するものであることを更なる特徴としてい
る。
【0007】上記低圧用三相全波整流器において、各主
電極対の一方が低圧蓄電手段の高位端又は低位端に接続
され、各主電極対の他方が三相交流発電電動機の各相の
出力端に個別に接続される上記3個の半導体スイッチ
は、上記低圧用三相全波整流器の高位側又は低位側のハ
ーフブリッジを構成する。その他、上記低圧用三相全波
上記ハーフブリッジと対をなす残りのハーフブリッジを
有することができ、例えばこの残りのハーフブリッジは
3個のダイオードで構成される。例えば、上記3個の半
導体スイッチが高位側ハーフブリッジを構成する場合に
は、3個のダイオードの各アノードを共通接続して低圧
蓄電手段の低位端に接続し、3個のダイオードの各カソ
ードを個別に三相交流発電電動機の各相出力端に接続す
ることができる。
電極対の一方が低圧蓄電手段の高位端又は低位端に接続
され、各主電極対の他方が三相交流発電電動機の各相の
出力端に個別に接続される上記3個の半導体スイッチ
は、上記低圧用三相全波整流器の高位側又は低位側のハ
ーフブリッジを構成する。その他、上記低圧用三相全波
上記ハーフブリッジと対をなす残りのハーフブリッジを
有することができ、例えばこの残りのハーフブリッジは
3個のダイオードで構成される。例えば、上記3個の半
導体スイッチが高位側ハーフブリッジを構成する場合に
は、3個のダイオードの各アノードを共通接続して低圧
蓄電手段の低位端に接続し、3個のダイオードの各カソ
ードを個別に三相交流発電電動機の各相出力端に接続す
ることができる。
【0008】また、この残りのハーフブリッジは省略す
ることができ、この場合には、ドライバ回路の三相全波
整流器のどちらかのハーフブリッジがこの低圧用三相全
波整流器のハーフブリッジと対をなして三相全波整流器
を構成する。本発明の第3の構成の二電圧出力型発電電
動装置は、車両用エンジンにトルク授受可能に連結され
る三相交流発電電動機と、高電圧で蓄電する高圧蓄電手
段及び低電圧で蓄電する低圧蓄電手段と、ダイオードか
らなる高圧用三相全波整流器及び前記高圧用三相全波整
流器の各ダイオードに個別に並列接続される半導体スイ
ッチからなるとともに前記三相交流発電電動機と前記高
圧蓄電手段との間に介設されて電力の交直変換を行いつ
つ前記両者の間で電力授受を仲介するドライバ回路と、
少なくとも3個の低圧用ダイオードからなる高位側ハー
フブリッジを有し、前記各低圧用ダイオードのカソード
が低圧用半導体スイッチを介して前記低圧蓄電手段の高
位端に接続され、かつ、前記各低圧用ダイオードのアノ
ードが前記三相交流発電電動機の各相の出力端に個別に
接続される低圧用三相全波整流器と、前記エンジンにト
ルクアシストする期間中、前記ドライバ回路の前記半導
体スイッチを前記発電電動機の回転角に同期しつつ断続
制御して前記発電電動機を電動動作させるとともに前記
低圧用三相全波整流器の前記半導体スイッチを遮断し、
前記高圧蓄電手段を充電する期間中、前記低圧用三相全
波整流器の前記半導体スイッチを遮断するとともに前記
高圧用三相全波整流器により前記発電電動機の出力を整
流して前記高圧蓄電手段を充電し、前記低圧蓄電手段を
充電する期間中、前記ドライバ回路の前記半導体スイッ
チを遮断するとともに前記低圧蓄電手段の半導体スイッ
チにオン信号を送信して前記低圧蓄電手段を充電するコ
ントローラとを備えるをことを特徴としている。
ることができ、この場合には、ドライバ回路の三相全波
整流器のどちらかのハーフブリッジがこの低圧用三相全
波整流器のハーフブリッジと対をなして三相全波整流器
を構成する。本発明の第3の構成の二電圧出力型発電電
動装置は、車両用エンジンにトルク授受可能に連結され
る三相交流発電電動機と、高電圧で蓄電する高圧蓄電手
段及び低電圧で蓄電する低圧蓄電手段と、ダイオードか
らなる高圧用三相全波整流器及び前記高圧用三相全波整
流器の各ダイオードに個別に並列接続される半導体スイ
ッチからなるとともに前記三相交流発電電動機と前記高
圧蓄電手段との間に介設されて電力の交直変換を行いつ
つ前記両者の間で電力授受を仲介するドライバ回路と、
少なくとも3個の低圧用ダイオードからなる高位側ハー
フブリッジを有し、前記各低圧用ダイオードのカソード
が低圧用半導体スイッチを介して前記低圧蓄電手段の高
位端に接続され、かつ、前記各低圧用ダイオードのアノ
ードが前記三相交流発電電動機の各相の出力端に個別に
接続される低圧用三相全波整流器と、前記エンジンにト
ルクアシストする期間中、前記ドライバ回路の前記半導
体スイッチを前記発電電動機の回転角に同期しつつ断続
制御して前記発電電動機を電動動作させるとともに前記
低圧用三相全波整流器の前記半導体スイッチを遮断し、
前記高圧蓄電手段を充電する期間中、前記低圧用三相全
波整流器の前記半導体スイッチを遮断するとともに前記
高圧用三相全波整流器により前記発電電動機の出力を整
流して前記高圧蓄電手段を充電し、前記低圧蓄電手段を
充電する期間中、前記ドライバ回路の前記半導体スイッ
チを遮断するとともに前記低圧蓄電手段の半導体スイッ
チにオン信号を送信して前記低圧蓄電手段を充電するコ
ントローラとを備えるをことを特徴としている。
【0009】上記高圧用三相全波整流器の上記各ダイオ
ードは三相全波整流器を構成するとともに、並列接続さ
れる各半導体スイッチのフライホイルダイオードを兼ね
る。
ードは三相全波整流器を構成するとともに、並列接続さ
れる各半導体スイッチのフライホイルダイオードを兼ね
る。
【0010】
【作用及び発明の効果】本発明の第1の構成によれば、
エンジンにトルクアシストする期間中、ドライバ回路の
各半導体スイッチが断続されて発電電動機に三相交流電
圧が印加され、高圧蓄電手段を充電する期間中、低圧用
三相全波整流器の各半導体スイッチが遮断され、これに
より高圧用三相全波整流器により発電電圧が整流されて
高圧蓄電手段が充電され、低圧蓄電手段を充電する期間
中、ドライバ回路の各半導体スイッチが遮断され、か
つ、低圧蓄電手段の半導体スイッチにオン電圧が印加さ
れる。
エンジンにトルクアシストする期間中、ドライバ回路の
各半導体スイッチが断続されて発電電動機に三相交流電
圧が印加され、高圧蓄電手段を充電する期間中、低圧用
三相全波整流器の各半導体スイッチが遮断され、これに
より高圧用三相全波整流器により発電電圧が整流されて
高圧蓄電手段が充電され、低圧蓄電手段を充電する期間
中、ドライバ回路の各半導体スイッチが遮断され、か
つ、低圧蓄電手段の半導体スイッチにオン電圧が印加さ
れる。
【0011】すなわち本構成によれば、低圧蓄電手段の
半導体スイッチを遮断しておいて、ドライバ回路の半導
体スイッチを断続して発電電動機の電動動作を行い、ド
ライバ回路のダイオード式三相全波整流器を用いて高圧
蓄電手段の充電を実行する。また、低圧蓄電手段の充電
は、低圧用三相全波整流器の半導体スイッチにオン指令
を印加することにより、低圧用三相全波整流器を作動さ
せて行う。この時、ドライバ回路のダイオード式三相全
波整流器は逆バイアス状態となり、自動的に遮断され
る。
半導体スイッチを遮断しておいて、ドライバ回路の半導
体スイッチを断続して発電電動機の電動動作を行い、ド
ライバ回路のダイオード式三相全波整流器を用いて高圧
蓄電手段の充電を実行する。また、低圧蓄電手段の充電
は、低圧用三相全波整流器の半導体スイッチにオン指令
を印加することにより、低圧用三相全波整流器を作動さ
せて行う。この時、ドライバ回路のダイオード式三相全
波整流器は逆バイアス状態となり、自動的に遮断され
る。
【0012】以上説明したように本構成によれば、高圧
蓄電手段及び低圧蓄電手段への充電切り換えに際して、
低圧用三相全波整流器の半導体スイッチのオン、オフに
よりそれを実施するので、制御が簡単であり、かつ、発
電される三相交流電圧の位相変化に同期してその1サイ
クル毎に各半導体スイッチを高速断続する必要が無いの
で、出力される整流電圧のリップルが少ない(出力整流
電圧の変動が少ない)という効果を奏することができ
る。
蓄電手段及び低圧蓄電手段への充電切り換えに際して、
低圧用三相全波整流器の半導体スイッチのオン、オフに
よりそれを実施するので、制御が簡単であり、かつ、発
電される三相交流電圧の位相変化に同期してその1サイ
クル毎に各半導体スイッチを高速断続する必要が無いの
で、出力される整流電圧のリップルが少ない(出力整流
電圧の変動が少ない)という効果を奏することができ
る。
【0013】すなわち、本構成に用いる高圧蓄電手段と
電力授受するドライバ回路は発電電動機の発電動作、電
動動作の切り換え用であり、それが用いられるのは、エ
ンジン始動、坂道などのトルクアシスト、アイドル回転
時の振動低減のための発電、電動交互運転にほぼ用途が
限定される。そして、これらの動作期間は、それほど長
時間続くものではなく例えば数分以内といった短期間で
あり、この間、低圧蓄電手段を充電しなくても低圧蓄電
手段は充分に車両用電気負荷に給電することができる。
電力授受するドライバ回路は発電電動機の発電動作、電
動動作の切り換え用であり、それが用いられるのは、エ
ンジン始動、坂道などのトルクアシスト、アイドル回転
時の振動低減のための発電、電動交互運転にほぼ用途が
限定される。そして、これらの動作期間は、それほど長
時間続くものではなく例えば数分以内といった短期間で
あり、この間、低圧蓄電手段を充電しなくても低圧蓄電
手段は充分に車両用電気負荷に給電することができる。
【0014】本構成は上記点に着目してなされたもので
あり、制御の煩雑、整流電圧の変動を回避するために、
思い切ってドライバ回路の作動時に低圧用三相全波整流
器を遮断して低圧蓄電手段の充電を行わないものであ
る。このようにすることにより、低圧蓄電手段の負担は
多少増加するものの、上記した作用効果を奏することが
できる。
あり、制御の煩雑、整流電圧の変動を回避するために、
思い切ってドライバ回路の作動時に低圧用三相全波整流
器を遮断して低圧蓄電手段の充電を行わないものであ
る。このようにすることにより、低圧蓄電手段の負担は
多少増加するものの、上記した作用効果を奏することが
できる。
【0015】本発明の第2の構成によれば更に、低圧用
三相全波整流器の半導体スイッチがサイリスタからな
り、コントローラが、前記低圧蓄電手段を充電する期間
中、前記低圧用三相全波整流器の前記半導体スイッチに
常時オン電圧を出力するので、上記第1の構成の効果を
一層向上することができる。本発明の第3の構成によれ
ば、上記第1の構成の低圧用三相全波整流器を、少なく
とも3個の低圧用ダイオードからなる高位側ハーフブリ
ッジと、この低圧用ダイオードのカソードと低圧蓄電手
段の高位端とを接続する低圧用半導体スイッチとにより
構成しているので、上記第1の構成と同様の効果を奏す
るとともに、スイッチング制御が必要な半導体スイッチ
数を削減でき、かつ、制御が簡単となるという効果を奏
することができる。
三相全波整流器の半導体スイッチがサイリスタからな
り、コントローラが、前記低圧蓄電手段を充電する期間
中、前記低圧用三相全波整流器の前記半導体スイッチに
常時オン電圧を出力するので、上記第1の構成の効果を
一層向上することができる。本発明の第3の構成によれ
ば、上記第1の構成の低圧用三相全波整流器を、少なく
とも3個の低圧用ダイオードからなる高位側ハーフブリ
ッジと、この低圧用ダイオードのカソードと低圧蓄電手
段の高位端とを接続する低圧用半導体スイッチとにより
構成しているので、上記第1の構成と同様の効果を奏す
るとともに、スイッチング制御が必要な半導体スイッチ
数を削減でき、かつ、制御が簡単となるという効果を奏
することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の車両制振装置の各実施例を図
面を参照して説明する。 (実施例1)図1において、エンジン1と同期機(本発
明でいう発電電動機)2は機械的に直結され、タイヤ
(図略)に至る機械的負荷3が接続されている。4は同
期機2に交流電力を供給したり、同期機の発生する交流
電力を直流に変換するドライバ回路である。5はドライ
バ回路4を制御するコントローラで、6は制御信号を得
るための演算装置(ECU)で、7はエンジン1の角速
度および同期機2の磁極位置(図略)を検出するための
回転センサで,8は同期機2のトルクアシスト、始動に
際し電源として用いられる高電圧バッテリ(本発明でい
う高圧蓄電手段、トルク変動低減、車両制振にも用いる
ことができる)であり、ドライバ回路4を通じて同期機
2と電力授受する。
面を参照して説明する。 (実施例1)図1において、エンジン1と同期機(本発
明でいう発電電動機)2は機械的に直結され、タイヤ
(図略)に至る機械的負荷3が接続されている。4は同
期機2に交流電力を供給したり、同期機の発生する交流
電力を直流に変換するドライバ回路である。5はドライ
バ回路4を制御するコントローラで、6は制御信号を得
るための演算装置(ECU)で、7はエンジン1の角速
度および同期機2の磁極位置(図略)を検出するための
回転センサで,8は同期機2のトルクアシスト、始動に
際し電源として用いられる高電圧バッテリ(本発明でい
う高圧蓄電手段、トルク変動低減、車両制振にも用いる
ことができる)であり、ドライバ回路4を通じて同期機
2と電力授受する。
【0017】9は同期機2の発電電圧を三相全波整流す
る整流器(本発明でいう低圧用三相全波整流器)であ
り、低電圧バッテリ(本発明でいう低圧蓄電手段)10
を充電する。図2は、同期機2、整流器9及びドライバ
回路4の回路図であって、12は同期機2の電機子巻
線、13はその界磁巻線、14は界磁巻線10に流れる
電流を制御するトランジスタ、15はフライホイルダイ
オードである。S1〜S6はドライバ回路4を構成する
半導体スイッチ(この実施例ではIGBT)であり、D
1〜D6は半導体スイッチS1〜S6のフライホイルダ
イオードを兼ねるとともに高圧用三相全波整流器を構成
している。
る整流器(本発明でいう低圧用三相全波整流器)であ
り、低電圧バッテリ(本発明でいう低圧蓄電手段)10
を充電する。図2は、同期機2、整流器9及びドライバ
回路4の回路図であって、12は同期機2の電機子巻
線、13はその界磁巻線、14は界磁巻線10に流れる
電流を制御するトランジスタ、15はフライホイルダイ
オードである。S1〜S6はドライバ回路4を構成する
半導体スイッチ(この実施例ではIGBT)であり、D
1〜D6は半導体スイッチS1〜S6のフライホイルダ
イオードを兼ねるとともに高圧用三相全波整流器を構成
している。
【0018】整流器9は、本実施例では高位側ハーフブ
リッジを構成するサイリスタT1〜T3と、低位側ハー
フブリッジを構成するダイオードD7〜D9とからな
る。サイリスタT1〜T3の各カソードは低電圧バッテ
リ10の高位端及び車両用の電気負荷11の一端に接続
されている。ダイオードD7〜D9のアノードは低電圧
バッテリ10の低位端及び車両用の電気負荷11の他端
に接続されている。
リッジを構成するサイリスタT1〜T3と、低位側ハー
フブリッジを構成するダイオードD7〜D9とからな
る。サイリスタT1〜T3の各カソードは低電圧バッテ
リ10の高位端及び車両用の電気負荷11の一端に接続
されている。ダイオードD7〜D9のアノードは低電圧
バッテリ10の低位端及び車両用の電気負荷11の他端
に接続されている。
【0019】サイリスタT1〜T3の各アノードと、ダ
イオードD7〜D9の各カソードは同期機2の各相出力
端に個別に接続されている。サイリスタT1〜T3の制
御端子はコントローラ5により一斉に制御される。同様
に、ドライバ回路の各入力端は同期機2の各相出力端に
個別に接続されて、ドライバ回路4の高位出力端は高電
圧バッテリ8の高位端に接続され、ドライバ回路4の低
位出力端は高電圧バッテリ8の低位端に接続されてい
る。
イオードD7〜D9の各カソードは同期機2の各相出力
端に個別に接続されている。サイリスタT1〜T3の制
御端子はコントローラ5により一斉に制御される。同様
に、ドライバ回路の各入力端は同期機2の各相出力端に
個別に接続されて、ドライバ回路4の高位出力端は高電
圧バッテリ8の高位端に接続され、ドライバ回路4の低
位出力端は高電圧バッテリ8の低位端に接続されてい
る。
【0020】当然、ドライバ回路4の各半導体スイッチ
S1〜S6はコントローラ5により制御される。この実
施例では、低電圧バッテリ10の定格は12V、高電圧
バッテリ8の定格は48Vとした。この装置の作動を図
3のタイミングチャートを参照して説明する。 (エンジン始動時)エンジン始動時には、サイリスタT
1〜T3をオフし、界磁巻線13に界磁電流Ifを流
し、半導体スイッチS1〜S6を同期機2の回転角に同
期してスイッチングして同期機2を電動動作させる。半
導体スイッチS1〜S6のスイッチング順序、位相につ
いては周知であるので説明を省略する。 (アイドル回転時)エンジン始動後のアイドル回転時に
は、界磁電流Ifを一度0とした状態で、サイリスタT
1〜T3の制御端子に持続的にハイレベル(オン)電流
を流し、次に界磁電流Ifを調節して低電圧バッテリ1
0を充電する。この時、コントローラ5は低電圧バッテ
リ10の端子電圧をモニタし、それに基づいて界磁電流
Ifをフィードバック制御して低電圧バッテリ10の端
子電圧を12Vに維持する。 (加速時)加速は回転センサにより検出された角度信号
を演算して検出される。この加速時に、サイリスタT1
〜T3はオフされ、コントローラ5は図示しないアクセ
ルペダルの踏み込み量に比例した電流を流して同期機2
を電動動作させ、エンジントルクをアシストする。
S1〜S6はコントローラ5により制御される。この実
施例では、低電圧バッテリ10の定格は12V、高電圧
バッテリ8の定格は48Vとした。この装置の作動を図
3のタイミングチャートを参照して説明する。 (エンジン始動時)エンジン始動時には、サイリスタT
1〜T3をオフし、界磁巻線13に界磁電流Ifを流
し、半導体スイッチS1〜S6を同期機2の回転角に同
期してスイッチングして同期機2を電動動作させる。半
導体スイッチS1〜S6のスイッチング順序、位相につ
いては周知であるので説明を省略する。 (アイドル回転時)エンジン始動後のアイドル回転時に
は、界磁電流Ifを一度0とした状態で、サイリスタT
1〜T3の制御端子に持続的にハイレベル(オン)電流
を流し、次に界磁電流Ifを調節して低電圧バッテリ1
0を充電する。この時、コントローラ5は低電圧バッテ
リ10の端子電圧をモニタし、それに基づいて界磁電流
Ifをフィードバック制御して低電圧バッテリ10の端
子電圧を12Vに維持する。 (加速時)加速は回転センサにより検出された角度信号
を演算して検出される。この加速時に、サイリスタT1
〜T3はオフされ、コントローラ5は図示しないアクセ
ルペダルの踏み込み量に比例した電流を流して同期機2
を電動動作させ、エンジントルクをアシストする。
【0021】ただし、この実施例ではエンジン1又は同
期機2の高速回転時には、トルクアシスト効果は小さい
ものとして界磁電流Ifを0とした後、サイリスタT1
〜T3をオンし、半導体スイッチS1〜S6をオフし、
界磁電流Ifを増加して低電圧バッテリ10の充電を行
う。 (定速走行時)この場合にも、界磁電流Ifを0とした
後、サイリスタT1〜T3をオンし、半導体スイッチS
1〜S6をオフし、界磁電流Ifを増加して低電圧バッ
テリ10の充電を行う。
期機2の高速回転時には、トルクアシスト効果は小さい
ものとして界磁電流Ifを0とした後、サイリスタT1
〜T3をオンし、半導体スイッチS1〜S6をオフし、
界磁電流Ifを増加して低電圧バッテリ10の充電を行
う。 (定速走行時)この場合にも、界磁電流Ifを0とした
後、サイリスタT1〜T3をオンし、半導体スイッチS
1〜S6をオフし、界磁電流Ifを増加して低電圧バッ
テリ10の充電を行う。
【0022】(減速時)この場合には、大きな減速エネ
ルギ(加速時のトルクアシストエネルギに匹敵する)が
回収できるので、界磁電流Ifを0としつつサイリスタ
T1〜T3をオフし、その後、界磁電流Ifをブレーキ
踏み込み量に比例する値をしてドライバ回路4の高圧用
三相全波整流器により同期機2の発電電圧を高電圧バッ
テリ8に回収する。
ルギ(加速時のトルクアシストエネルギに匹敵する)が
回収できるので、界磁電流Ifを0としつつサイリスタ
T1〜T3をオフし、その後、界磁電流Ifをブレーキ
踏み込み量に比例する値をしてドライバ回路4の高圧用
三相全波整流器により同期機2の発電電圧を高電圧バッ
テリ8に回収する。
【0023】なお、減速中かどうかの判定はコントロー
ラによりブレーキペダルの踏み込み量などに基づいて行
うことができる。Td1〜Td4はデッドタイムであ
り、この実施例では、Td1、Td3、Td4は0.1
〜0.3秒、Td2は0.01〜0.05秒に設定し
た。高電圧バッテリ8の容量は加速時のトルクアシス
ト、減速時のエネルギ回生に支障が無いように、満充電
の50〜70%とするように、コントローラ5によりド
ライバ回路4を制御することが好ましい。また、低電圧
バッテリ10は80%以上の容量を維持するようにコン
トローラ5により整流器9を制御することが好ましい。 (実施例2)他の実施例を図4を参照して説明する。
ラによりブレーキペダルの踏み込み量などに基づいて行
うことができる。Td1〜Td4はデッドタイムであ
り、この実施例では、Td1、Td3、Td4は0.1
〜0.3秒、Td2は0.01〜0.05秒に設定し
た。高電圧バッテリ8の容量は加速時のトルクアシス
ト、減速時のエネルギ回生に支障が無いように、満充電
の50〜70%とするように、コントローラ5によりド
ライバ回路4を制御することが好ましい。また、低電圧
バッテリ10は80%以上の容量を維持するようにコン
トローラ5により整流器9を制御することが好ましい。 (実施例2)他の実施例を図4を参照して説明する。
【0024】この実施例では、実施例1の高電圧バッテ
リ8の代わりに大容量コンデンサ16を高圧蓄電手段と
して用いている。ただ、この場合には、エンジン始動時
に大容量コンデンサ16が自己放電により容量不足とな
るので、DC−DC昇圧コンバータ17を用い、低電圧
バッテリ10の電力を昇圧してドライバ回路4に給電し
ている。 (実施例3)他の実施例を図5を参照して説明する。
リ8の代わりに大容量コンデンサ16を高圧蓄電手段と
して用いている。ただ、この場合には、エンジン始動時
に大容量コンデンサ16が自己放電により容量不足とな
るので、DC−DC昇圧コンバータ17を用い、低電圧
バッテリ10の電力を昇圧してドライバ回路4に給電し
ている。 (実施例3)他の実施例を図5を参照して説明する。
【0025】この実施例では、整流器9のサイリスタT
1〜T3をダイオードD10〜D12に置換するととも
に、ダイオードD10〜D12の共通接続されたカソー
ドと低電圧バッテリ10の高位端との間に半導体スイッ
チ(本発明でいう低圧用半導体スイッチ)T4を設け、
この半導体スイッチT4をコントローラ5で同様に制御
するものである。
1〜T3をダイオードD10〜D12に置換するととも
に、ダイオードD10〜D12の共通接続されたカソー
ドと低電圧バッテリ10の高位端との間に半導体スイッ
チ(本発明でいう低圧用半導体スイッチ)T4を設け、
この半導体スイッチT4をコントローラ5で同様に制御
するものである。
【0026】このようにしても上記実施例と同様の効果
を奏することができる。 (実施例4)他の実施例を図6を参照して説明する。こ
の実施例では、整流器9をサイリスタT1〜T3からな
る高位側ハーフブリッジのみで構成したものであり、こ
れらサイリスタT1〜T3はドライバ回路4の低位側ハ
ーフブリッジを構成するダイオードD4〜D6とともに
低圧用三相全波整流器を構成することができ、上記実施
例と同様の効果を奏することができる。また、半導体素
子数を低減することができる。 (実施例5)他の実施例を図7を参照して説明する。
を奏することができる。 (実施例4)他の実施例を図6を参照して説明する。こ
の実施例では、整流器9をサイリスタT1〜T3からな
る高位側ハーフブリッジのみで構成したものであり、こ
れらサイリスタT1〜T3はドライバ回路4の低位側ハ
ーフブリッジを構成するダイオードD4〜D6とともに
低圧用三相全波整流器を構成することができ、上記実施
例と同様の効果を奏することができる。また、半導体素
子数を低減することができる。 (実施例5)他の実施例を図7を参照して説明する。
【0027】この実施例では、実施例1のサイリスタT
1〜T3をダイオードD10〜D12に置換するととも
に、ダイオードD10〜D12の共通接続されたカソー
ドと低電圧バッテリ10の高位端との間に半導体スイッ
チ(本発明でいう低圧用半導体スイッチ)T4を設け、
かつ、実施例1のダイオードD7〜D9を省略したもの
であり、動作は実施例3、4と同じとなる。
1〜T3をダイオードD10〜D12に置換するととも
に、ダイオードD10〜D12の共通接続されたカソー
ドと低電圧バッテリ10の高位端との間に半導体スイッ
チ(本発明でいう低圧用半導体スイッチ)T4を設け、
かつ、実施例1のダイオードD7〜D9を省略したもの
であり、動作は実施例3、4と同じとなる。
【0028】このようにしても上記実施例と同様の効果
を奏することができ、しかもスイッチングすべき半導体
スイッチ数を削減することができる。
を奏することができ、しかもスイッチングすべき半導体
スイッチ数を削減することができる。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1のドライバ回路4、整流器9及び発電電動
機(同期機)2の回路図である。
機(同期機)2の回路図である。
【図3】図1の装置の作動を示すタイミングチャートで
ある。
ある。
【図4】実施例2の装置を示す回路図である。
【図5】実施例3の装置を示す回路図である。
【図6】実施例4の装置を示す回路図である。
【図7】実施例5の装置を示す回路図である。
1はエンジン、2は同期機(発電電動機)、4はドライ
バ回路、5はコントローラ、6は演算装置(ECU)、
7は回転センサ(回転角度検出装置)、8は高電圧バッ
テリ(高圧蓄電手段)、9は整流器、10は低電圧バッ
テリ(低圧蓄電手段)、12は電機子巻線、10は界磁
巻線、S1〜S6はドライバ回路4の半導体スイッチ
(IGBT)、T1〜T3は整流器9のサイリスタ、T
4は低圧用半導体スイッチ。
バ回路、5はコントローラ、6は演算装置(ECU)、
7は回転センサ(回転角度検出装置)、8は高電圧バッ
テリ(高圧蓄電手段)、9は整流器、10は低電圧バッ
テリ(低圧蓄電手段)、12は電機子巻線、10は界磁
巻線、S1〜S6はドライバ回路4の半導体スイッチ
(IGBT)、T1〜T3は整流器9のサイリスタ、T
4は低圧用半導体スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−251599(JP,A) 特開 平4−185240(JP,A) 特開 昭62−58835(JP,A) 特開 平4−207907(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 7/14 - 7/24 B60L 11/18 H02P 9/14
Claims (3)
- 【請求項1】 車両用エンジンにトルク授受可能に連結
される三相交流発電電動機と、 高電圧で蓄電する高圧蓄電手段及び低電圧で蓄電する低
圧蓄電手段と、 ダイオードからなる高圧用三相全波整流器及び前記高圧
用三相全波整流器の各ダイオードに個別に並列接続され
る半導体スイッチからなるとともに前記三相交流発電電
動機と前記高圧蓄電手段との間に介設されて電力の交直
変換を行いつつ前記両者の間で電力授受を仲介するドラ
イバ回路と、 少なくとも3個の半導体スイッチからなるとともに前記
各半導体スイッチの主電極対の一方が共通接続されて前
記低圧蓄電手段の一端に接続され、かつ、前記各主電極
対の他方がそれぞれ前記三相交流発電電動機の各相の出
力端に個別に接続される低圧用三相全波整流器と、 前記エンジンにトルクアシストする期間中、前記ドライ
バ回路の前記半導体スイッチを前記発電電動機の回転角
に同期しつつ断続制御して前記発電電動機を電動動作さ
せるとともに前記低圧用三相全波整流器の前記半導体ス
イッチを遮断し、前記高圧蓄電手段を充電する期間中、
前記低圧用三相全波整流器の前記半導体スイッチを遮断
するとともに前記高圧用三相全波整流器により前記発電
電動機の出力を整流して前記高圧蓄電手段を充電し、前
記低圧蓄電手段を充電する期間中、前記ドライバ回路の
前記半導体スイッチを遮断するとともに前記低圧蓄電手
段の半導体スイッチにオン信号を送信して前記低圧蓄電
手段を充電するコントローラと、 を備えるをことを特徴とする二電圧出力型発電電動装
置。 - 【請求項2】 前記低圧用三相全波整流器の半導体スイ
ッチはサイリスタからなり、前記コントローラは、前記
低圧蓄電手段を充電する期間中、前記低圧用三相全波整
流器の前記半導体スイッチに常時オン電圧を出力するも
のである請求項1記載の二電圧出力型発電電動装置。 - 【請求項3】 車両用エンジンにトルク授受可能に連結
される三相交流発電電動機と、 高電圧で蓄電する高圧蓄電手段及び低電圧で蓄電する低
圧蓄電手段と、 ダイオードからなる高圧用三相全波整流器及び前記高圧
用三相全波整流器の各ダイオードに個別に並列接続され
る半導体スイッチからなるとともに前記三相交流発電電
動機と前記高圧蓄電手段との間に介設されて電力の交直
変換を行いつつ前記両者の間で電力授受を仲介するドラ
イバ回路と、 少なくとも3個の低圧用ダイオードからなる高位側ハー
フブリッジを有し、前記各低圧用ダイオードのカソード
が低圧用半導体スイッチを介して前記低圧蓄電手段の高
位端に接続され、かつ、前記各低圧用ダイオードのアノ
ードが前記三相交流発電電動機の各相の出力端に個別に
接続される低圧用三相全波整流器と、 前記エンジンにトルクアシストする期間中、前記ドライ
バ回路の前記半導体スイッチを前記発電電動機の回転角
に同期しつつ断続制御して前記発電電動機を電動動作さ
せるとともに前記低圧用三相全波整流器の前記半導体ス
イッチを遮断し、前記高圧蓄電手段を充電する期間中、
前記低圧用三相全波整流器の前記半導体スイッチを遮断
するとともに前記高圧用三相全波整流器により前記発電
電動機の出力を整流して前記高圧蓄電手段を充電し、前
記低圧蓄電手段を充電する期間中、前記ドライバ回路の
前記半導体スイッチを遮断するとともに前記低圧蓄電手
段の半導体スイッチにオン信号を送信して前記低圧蓄電
手段を充電するコントローラと、 を備えるをことを特徴とする二電圧出力型発電電動装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09663194A JP3304606B2 (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 二電圧出力型発電電動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09663194A JP3304606B2 (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 二電圧出力型発電電動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07308032A JPH07308032A (ja) | 1995-11-21 |
JP3304606B2 true JP3304606B2 (ja) | 2002-07-22 |
Family
ID=14170189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09663194A Expired - Fee Related JP3304606B2 (ja) | 1994-05-10 | 1994-05-10 | 二電圧出力型発電電動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3304606B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7224146B2 (en) * | 2005-10-06 | 2007-05-29 | Deere & Company | Dual voltage electrical system |
CN100450813C (zh) * | 2005-11-30 | 2009-01-14 | 上海大郡自动化系统工程有限公司 | 电动汽车用对称分布电源及电机驱动系统 |
JP5160934B2 (ja) * | 2008-03-28 | 2013-03-13 | 新電元工業株式会社 | バッテリ充電装置、バッテリ充電制御方法 |
JP5793667B2 (ja) * | 2010-09-29 | 2015-10-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 車両用電源装置 |
JPWO2014181631A1 (ja) * | 2013-05-08 | 2017-02-23 | 日本電気株式会社 | 電源装置および電力供給方法 |
JP6406205B2 (ja) * | 2015-10-19 | 2018-10-17 | 株式会社デンソー | 電源装置 |
WO2019142316A1 (ja) * | 2018-01-19 | 2019-07-25 | 田中 正一 | 可変速モータ装置及びそのコントローラ |
-
1994
- 1994-05-10 JP JP09663194A patent/JP3304606B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07308032A (ja) | 1995-11-21 |
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