JP3303485B2 - 多地点間通信制御装置 - Google Patents

多地点間通信制御装置

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JP3303485B2
JP3303485B2 JP31797793A JP31797793A JP3303485B2 JP 3303485 B2 JP3303485 B2 JP 3303485B2 JP 31797793 A JP31797793 A JP 31797793A JP 31797793 A JP31797793 A JP 31797793A JP 3303485 B2 JP3303485 B2 JP 3303485B2
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のテレビ会議端
末間における同時多地点間テレビ会議を実現する多地点
間通信制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は例えば特開平1−286689
号公報に示された従来の多地点間通信制御装置を示すブ
ロック図である。図において、1は当該多地点間通信制
御装置であり、2はその全体を制御管理するシステム制
御部である。3は図示を省略した任意の3つ以上の各テ
レビ会議端末とを結ぶ回線とのインタフェース部(以
下、回線I/F部という)である。
【0003】4a〜4mは前記各テレビ会議端末に送信
される映像データ、音声データ及び汎用データを多重デ
ータに多重する多重部であり、5a〜5mは各テレビ会
議端末より受信した多重データを、映像データ、音声デ
ータ及び汎用データに分離する分離部である。
【0004】6は分離部5a〜5mのそれぞれで分離さ
れた各映像データ中の1つを選択して多重部4a〜4m
に送る映像切換部であり、7は各分離部5a〜5mから
送られてくる全音声データの合成を行い、合成された音
声データから自局の音声を差し引いた音声データを生成
して各多重部4a〜4mに送出する音声制御部であり、
8は各分離部5a〜5mで分離された汎用データの制御
を行う汎用データポート制御部である。
【0005】次に動作について説明する。回線I/F部
3に回線経由で接続されたテレビ会議端末の中で、会議
を開催しようとするテレビ会議端末(親端末)が多地点
間通信制御装置1に対して、どのテレビ会議端末と多地
点会議を実施したいかを指示する。
【0006】システム制御部2は当該要求を受け取ると
回線I/F部3に対して指定されたテレビ会議端末を呼
び出すように指示を出す。呼び出された各テレビ会議端
末と当該多地点間通信制御装置1との間の回線が接続さ
れると、映像データ、音声データ及び汎用データを多重
した多重データの送受信が行われて、多地点間テレビ会
議が開始される。
【0007】各テレビ会議端末から送信されてくる多重
データは、回線I/F部3で受信された後、それぞれ対
応する分離部5a〜5mに渡され、ここで映像データ、
音声データ及び汎用データに分離され、映像データは映
像切替部6に、音声データは音声制御部7に、汎用デー
タは汎用データポート制御部8にそれぞれ渡される。
【0008】映像切替部6では各分離部5a〜5mから
の映像データを受け取ると、その中の1つをシステム制
御部2の指示に従って選択し、選択した映像データを各
多重部4a〜4mに配信する。この時配信される映像デ
ータは、図8に示すように映像情報をBCH符号化し、
先頭に1ビットのフレームパターンビットS1 〜Snが
付加された誤り訂正フレーム構成となっている。
【0009】ここで映像データは上記BCH符号化され
ているため、受信した映像データに誤りがあってもBC
H符号を復号することにより、誤り訂正が可能となる
が、BCH符号の訂正能力を越えた誤りが発生すると訂
正不能となり、誤った状態の映像データが各多重部に配
信される。
【0010】また、音声制御部7では各分離部5a〜5
mから送られてくる全音声データの合成を行い、その
後、合成された音声データから自局の音声を差し引いた
音声データを生成して各多重部4a〜4mに送出する。
【0011】同様にして、各分離部5a〜5mで分離さ
れた汎用データは汎用データポート制御部8に送られ、
その中から選択された汎用データが、再び各多重部4a
〜4mに送られ、各テレビ会議端末の制御用データ等に
使用される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の多地点間通信制
御装置は以上のように構成されているので、テレビ会議
端末と多地点間通信制御装置の間の伝送路にて発生する
外乱等により伝送されるデータに誤りが発生し受信した
映像データにおいてBCH符号の訂正能力を越えた誤り
があった場合、各テレビ会議端末に誤った映像データが
配信され、テレビ会議端末に乱れた映像が表示されるた
めテレビ会議の運営が困難になるという問題点があっ
た。
【0013】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、映像データがBCH符号の訂正
能力を越えた場合にテレビ会議端末にて乱れた映像が表
示される時間を短くする。また、乱れた映像が表示され
る前に映像をフリーズさせる多地点間通信制御装置を得
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る多地点間
通信制御装置は、複数のテレビ会議端末からの映像デー
タ、音声データ及び汎用データを処理する複数の分離部
と、複数の多重部とを備え、前記複数のテレビ会議端末
間における同時多地点間テレビ会議を実現する多地点間
通信制御装置において、前記分離部にて分離され、BC
H符号化された映像データのBCH符号を復号し、BC
H符号の訂正能力以上の映像データの誤りが発生したと
きに、映像データに対し誤り訂正不能状態を検出するこ
とにより、誤った映像データが受信側のテレビ会議端末
に配信されることを認識し、送信元のテレビ会議端末に
対しフレーム内符号化映像データの送信を要求するフレ
ーム内要求送出部を設け、受信側のテレビ会議端末の映
像を正しい映像に回復するものである。
【0015】また、複数のテレビ会議端末からの映像デ
ータ、音声データ及び汎用データを処理する複数の分離
部と、複数の多重部とを備え、前記複数のテレビ会議端
末間における同時多地点間テレビ会議を実現する多地点
間通信制御装置において、前記分離部にて分離され、B
CH符号化された映像データのBCH符号を復号し、B
CH符号の訂正能力以上の映像データの誤りが発生した
ときに、映像データに対し誤り訂正不能状態を検出する
ことにより、送信元のテレビ会議端末に対し、復号しな
い映像データとしてのフィラービットを送信するフィラ
ービット送出部を設け、受信側のテレビ会議端末に乱れ
た映像が表示される前に映像をフリーズするものであ
る。
【0016】また、複数のテレビ会議端末からの映像デ
ータ、音声データ及び汎用データを処理する複数の分離
部と、複数の多重部とを備え、前記複数のテレビ会議端
末間における同時多地点間テレビ会議を実現する多地点
間通信制御装置において、前記分離部にて分離され、B
CH符号化された映像データのBCH符号を復号し、B
CH符号の訂正能力以上の映像データの誤りが発生した
ときに、映像データに対し誤り訂正不能状態を検出する
ことにより、送信元のテレビ会議端末に対し復号しない
映像データとしてのフィラービットを送信するフィラー
ビット送出部を設け、受信側のテレビ会議端末に乱れた
映像が表示される前に映像をフリーズするとともに、フ
レーム内符号化映像データの送信を要求するフレーム内
要求送出部を設け、受信側のテレビ会議端末の映像を正
しい映像に回復するものである。
【0017】また、複数のテレビ会議端末からの映像デ
ータ、音声データ及び汎用データを処理する複数の分離
部と、複数の多重部とを備え、前記複数のテレビ会議端
末間における同時多地点間テレビ会議を実現する多地点
間通信制御装置において、前記分離部にて分離され、B
CH符号化された映像データのBCH符号を復号する場
合、前記BCH符号の先頭を検出するために、所定の規
則性に基づいて生成された誤り訂正フレームデータより
フレームパターンビットを検出し、該当するフレームパ
ターンビットを消失したと認識したときに、送信元のテ
レビ会議端末に対しフレーム内符号化映像データの送信
要求を指示する誤り訂正フレーム同期制御部を設けたも
のである。
【0018】また、複数のテレビ会議端末からの映像デ
ータ、音声データ及び汎用データを処理する複数の分離
部と、複数の多重部とを備え、前記複数のテレビ会議端
末間における同時多地点間テレビ会議を実現する多地点
間通信制御装置において、前記分離部にて分離され、B
CH符号化された映像データのBCH符号を復号する場
合、前記BCH符号の先頭を検出するために、所定の規
則性に基づいて生成された誤り訂正フレームデータより
フレームパターンビットを検出し、該当するフレームパ
ターンビットを消失したと認識したときに、送信元のテ
レビ会議端末に対し復号しない映像データとしてのフィ
ラービットを送出するように指示する誤り訂正フレーム
同期制御部を設けたものである。
【0019】また、複数のテレビ会議端末からの映像デ
ータ、音声データ及び汎用データを処理する複数の分離
部と、複数の多重部とを備え、前記複数のテレビ会議端
末間における同時多地点間テレビ会議を実現する多地点
間通信制御装置において、前記分離部にて分離され、B
CH符号化された映像データのBCH符号を復号する場
合、前記BCH符号の先頭を検出するために、所定の規
則性に基づいて生成された誤り訂正フレームデータより
フレームパターンビットを検出し、該当するフレームパ
ターンビットを消失したと認識したときに、送信元のテ
レビ会議端末に対し復号しない映像データとしてのフィ
ラービットを送出するように指示するとともに、フレー
ム内符号化映像データの送信要求を指示する誤り訂正フ
レーム同期制御部を設けたものである。
【0020】また、前記誤りフレーム同期制御部におい
て、フレームパターンビットが連続して消失した場合の
み同期はずれとするために、前記誤り訂正フレーム同期
制御部に前方保護段数を設定する前方保護段数設定回路
と、前記設定値とフレームパターンビット消失回数を比
較する比較回路とを備えたものである。
【0021】
【作用】この発明におけるフレーム内要求送出部は、映
像データがBCH符号の訂正能力を越えたことを検出す
ることにより事前に誤った映像データがテレビ会議端末
に配信されることを検知し、送信元テレビ会議端末に対
し、フレーム内符号化映像データの送信を要求すること
により、各テレビ会議端末に表示される乱れた映像を正
しい映像に修復する時間が短くなる。
【0022】またフィラービット送出部は、映像データ
がBCH符号の訂正能力を越えたことを検出することに
より事前に誤った映像データがテレビ会議端末に配信さ
れることを検知し、送信元テレビ会議端末に対し、復号
しない映像データを意味するフィラービットを送出し、
各テレビ会議端末に乱れた映像が表示される前に映像を
フリーズさせるので乱れた映像の表示を事前に防止す
る。
【0023】また、多地点間通信制御装置にフレーム内
要求送出部、及びフィラービット送出部を同時に備える
ことにより、映像データがBCH符号の訂正能力を越え
たことを検出することにより事前に誤った映像データが
テレビ会議端末に配信されることを検知し、送信元テレ
ビ会議端末に対し、フレーム内符号化映像の送信を要求
するとともに、フィラービットを送出し、各テレビ会議
端末に表示される映像の修復する時間が短くなるととも
に、その間は映像をフリーズさせるので乱れた映像を表
示することがない。
【0024】また、BCH復号化部に設けられた誤り訂
正フレーム同期制御部は、映像データの誤り訂正フレー
ムパターンビットが消失したことを検出することにより
事前に誤った映像データがテレビ会議端末に配信される
ことを検知し、フレーム内要求送出部は、送信元テレビ
会議端末に対し、フレーム内符号化映像データの送信を
要求することにより、各テレビ会議端末に表示される乱
れた映像を修復する時間が短くなる。
【0025】また、BCH復号化部に設けられた誤り訂
正フレーム同期制御部は、映像データが誤り訂正フレー
ムパターンビットが消失したことを検出することにより
事前に誤った映像データがテレビ会議端末に配信される
ことを検知し、フィラービット送出部は、送信元テレビ
会議端末に対し、フィラービットを送出し、各テレビ会
議端末に乱れた映像が表示される前に映像をフリーズさ
せるので乱れた映像が表示されなくなる。
【0026】また、多地点間通信制御装置にフレーム内
要求送出部、及びフィラービット送出部を同時に備え、
BCH復号化部に誤り訂正フレーム同期制御部を設け、
映像データが誤り訂正フレームパターンビットが消失し
たことを検出することにより事前に誤った映像データが
テレビ会議端末に配信されることを検知し、送信元テレ
ビ会議端末に対し、フレーム内符号化映像の送信を要求
するとともに、フィラービットを送出し、各テレビ会議
端末に乱れた映像が表示される前に映像をフリーズさ
せ、表示される映像の修復する時間が短くなる。
【0027】また、前記誤り訂正フレーム同期制御部は
フレームパターンビットが連続して消失した場合のみ同
期はずれとしたために確実に誤り訂正フレーム先頭パル
スの送出をやめることができる。
【0028】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1はこの発明の一実施例の多地点間
通信制御装置の要部を示すブロック図である。図におい
て、4a〜4mは多重部、5a〜5mは分離部、6は映
像切替部であり、図10に同一符号を付した従来のそれ
らと同一、あるいは相当部分であるものは説明を省略す
る。
【0029】9a〜9mは映像データをBCH符号化
し、誤り訂正フレームを構成するBCH符号化部、10
a〜10mは分離部5a〜5mから送られてきた誤り訂
正フレームのBCH符号化データを復号し、映像データ
を出力するBCH復号部であり、図7にその構成を示
す。図7において、13は誤り訂正フレームの先頭を検
出する誤り訂正フレーム同期制御部であり、14は上記
BCH符号化データを復号演算をするBCH復号処理部
である。11はシステム制御部2からの指示に従い、フ
レーム内要求を送出するフレーム内要求送出部、12a
〜12mは誤り訂正フレーム内のフィラービットを設定
送出するフィラービット送出部である。
【0030】次に動作について説明する。ここで、基本
的な動作は従来の場合と同様であるため、その説明は省
略する。BCH符号化部10a〜10mに内蔵された誤
り訂正フレーム同期制御部13にて図8に示す誤り訂正
フレームのフレームパターンビットを検出することによ
り、誤り訂正フレームの先頭を見つけだし、BCHデー
タ復号処理部14に誤り訂正フレーム先頭パルスを送出
する。BCHデータ復号処理部14は誤り訂正フレーム
先頭パルスによりBCHデータの先頭を認識し、BCH
復号処理を実施する。BCH復号処理にて誤り訂正が可
能となるが、BCH符号の訂正能力を越えた誤りが発生
すると訂正不能となり、誤り訂正不能信号をシステム制
御部2に送出する。
【0031】システム制御部2は上記誤り訂正不能信号
を受けて、フレーム内要求送出部11よりフレーム内要
求を誤り訂正不能となった多重データを送信してきたテ
レビ会議端末に送出する。フレーム内要求をテレビ会議
端末に送出することにより、該当テレビ会議端末よりフ
レーム内映像データを送信させることにより、受信側テ
レビ会議端末の画像をいち早く正しい映像に復旧させ
る。
【0032】また映像データがBCH符号の訂正能力を
越えたことを検出することにより、送信元テレビ会議端
末に対し、フィラービット送出部12a〜12mにフィ
ラービット送出指示を出し、フィラービット送出部12
a〜12mにおいて誤り訂正フレームの復号しない映像
データを意味するフィラービットを設定する。テレビ会
議端末ではフィラービットを検出すると受信画像をフリ
ーズさせ、誤り訂正不能となった映像データによる画像
の乱れを防ぐ。
【0033】以上は、フレーム内要求送出部11による
正しい映像に回復する手段とフィラービット送出部12
a〜12mによる受信画像フリーズ手段を効果的に組み
合わせた例を説明したがフレーム内要求送出部11とフ
ィラービット送出部12a〜12mを個別に備えた場合
でもそれぞれ個有の効果があり、図2、図3に示す。
【0034】実施例2.また、上記実施例1ではフレー
ム内要求、フィラービット送出を誤り訂正不能信号によ
り送出させたが、図4、図5、図6に示すフレームパタ
ーンビット消失信号を誤り訂正不能信号の代わりに使用
しても同様の効果が得られる。
【0035】図4はこの発明の他の実施例の多地点間通
信制御装置の要部を示すブロック図である。図において
13は誤り訂正フレームの先頭を検出する誤り訂正フレ
ーム同期制御部であり、図9にその構成を示す。
【0036】図9において、15はフレームパターンビ
ットを見つけだすフレームパターンビット検出回路、1
6は所定の位置にフレームパターンビットがなくなった
ことを検出するフレームパターンビット消失検出回路、
17はフレームパターンビットの検出及び消失回数をカ
ウントするカウンタ、19はフレームパターンビットの
同期確立を決定する後方保護段数設定回路、20はフレ
ームパターンビットの同期はずれを決定する前方保護段
数設定回路、18は後方保護段数、前方保護段数を比較
する比較回路である。
【0037】次に動作について説明する。誤り訂正フレ
ーム同期制御部13では誤り訂正フレームデータにより
フレームパターンビット検出回路15によりフレームパ
ターンビットを検出し、フレームパターンビットは規則
正しく配列されているため、以後のフレームパターンビ
ットの位置を予測し、予測した位置にフレームパターン
ビットがあれば、カウンタ17をカウントアップする。
もし予測された位置にフレームパターンビットがなけれ
ばこのカウンタ17はリセットされる。誤り訂正フレー
ム同期制御では疑似同期を防ぐため、フレームパターン
ビットが連続して検出された場合にのみ同期確立が確立
したことを判断するために周期的なフレームパターンビ
ットを連続して検出する回数として後方保護段数を設定
し、比較回路18でこの設定値を越えた場合に同期が確
立したとし、誤り訂正フレーム先頭パルスを送出する。
【0038】同様に予測した位置にフレームパターンビ
ットがない場合はフレームパターンビット消失検出回路
が検出し、カウンタ17をカウントアップする。この場
合は、誤り訂正フレームデータの一次的なエラーにて再
同期引き込みを防ぐため、フレームパターンビットが連
続して消失した場合にのみ同期はずれが確立したことを
判断とするために周期的なフレームパターンビットを連
続して消失する回数としての前方保護段数を設定し、比
較回路18でこの設定値を越えた場合に同期はずれと
し、誤り訂正フレーム先頭パルスを送出をやめる。
【0039】ここで、フレームパターンビット消失検出
回路16でフレームパターンビットの消失を検出した場
合は、誤り訂正フレームデータが誤っていることを示し
ているため、このフレームパターンビット消失信号をシ
ステム制御部2に送出することにより、実施例1で示し
たフレーム内要求、フィラービット送出動作を行える。
【0040】また、図5、図6に各々示すようにフレー
ム内要求送出部11、フィラービット送出部12a〜1
2mを個別に設けることにより各々の個有の効果を実現
することができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、誤り
訂正不能信号の送出またはフレームパターンビット消失
信号によりテレビ会議端末からの受信映像データの誤り
をいち早く検出でき、誤った映像データを送出したテレ
ビ会議端末にはフレーム内要求を送出し、テレビ会議端
末に配信された乱れた映像を速やかに回復させることが
できる。
【0042】また各テレビ会議端末にはフィラービット
を送出することにより、誤った映像データが配信される
前に映像をフリーズし、テレビ会議端末に乱れた映像が
表示されるのを防ぐことができる。
【0043】また、映像をフリーズするフィラービット
送出部と正しい映像に回復するフレーム内要求を組み合
わせることにより、乱れた映像を暖間的にも表示するこ
となくかつすみやかに新たな映像データを早く配信でき
る効果がある。
【0044】また、フレームパターンビット消失信号を
連続して消失した場合のみ、フレーム内要求及びフィラ
ービット送出動作を行い、確実に安定して新たな映像デ
ータを早く配信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による多地点間通信制御装
置の要部を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例によるフレーム内要求送出
部を有する多地点間通信制御装置の要部を示すブロック
図である。
【図3】この発明の一実施例によるフィラービット送出
部を有する多地点間通信制御装置の要部を示すブロック
図である。
【図4】この発明の他の実施例による多地点間通信制御
装置の要部を示すブロック図である。
【図5】この発明の他の実施例によるフレーム内要求送
出部を有する多地点間通信制御装置の要部を示すブロッ
ク図である。
【図6】この発明の他の実施例によるフィラービット送
出部を有する多地点間通信制御装置の要部を示すブロッ
ク図である。
【図7】図1、図2及び図3の多地点間通信制御装置の
BCH復号化部の構成を示すブロック図である。
【図8】誤り訂正フレームデータの伝送フレーム構成を
示す説明図である。
【図9】図4、図5及び図6の多地点間通信制御装置の
誤り訂正フレーム同期制御部のブロック図である。
【図10】従来の多地点間通信制御装置を示すブロック
図である。
【符号の説明】
2 システム制御部 4a〜4m 多重部 5a〜5m 分離部 6 映像切替部 9a〜9m BCH符号化部 10a〜10m BCH復号化部 11 フレーム内要求送出部 12a〜12m フィラービット送出部 13 誤り訂正フレーム同期制御部 14 BCHデータ復号処理部 15 フレームパターンビット検出回路 16 フレームパターンビット消失検出回路 17 カウンタ 18 比較回路 19 後方保護段数設定回路 20 前方保護段数設定回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−151890(JP,A) 特開 平1−286689(JP,A) 特開 平2−69088(JP,A) 特開 平2−202734(JP,A) 特開 平3−96136(JP,A) 特開 平4−23588(JP,A) 特開 平4−115792(JP,A) 特開 平5−3467(JP,A) 特開 平5−252511(JP,A) 特開 平5−300191(JP,A) 特開 昭61−151746(JP,A) 特開 昭62−193336(JP,A) 特開 昭62−200837(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のテレビ会議端末からの映像デー
    タ、音声データ及び汎用データを処理する複数の分離部
    と、複数の多重部とを備え、前記複数のテレビ会議端末
    間における同時多地点間テレビ会議を実現する多地点間
    通信制御装置において、前記分離部にて分離され、BC
    H符号化された映像データのBCH符号を復号し、BC
    H符号の訂正能力以上の映像データの誤りが発生したと
    きに、映像データに対し誤り訂正不能状態を検出するこ
    とにより、誤った映像データが受信側のテレビ会議端末
    に配信されることを認識し、送信元のテレビ会議端末に
    対しフレーム内符号化映像データの送信を要求するフレ
    ーム内要求送出部を設け、受信側のテレビ会議端末の映
    像を正しい映像に回復することを特徴とする多地点間通
    信制御装置。
  2. 【請求項2】 複数のテレビ会議端末からの映像デー
    タ、音声データ及び汎用データを処理する複数の分離部
    と、複数の多重部とを備え、前記複数のテレビ会議端末
    間における同時多地点間テレビ会議を実現する多地点間
    通信制御装置において、前記分離部にて分離され、BC
    H符号化された映像データのBCH符号を復号し、BC
    H符号の訂正能力以上の映像データの誤りが発生したと
    きに、映像データに対し誤り訂正不能状態を検出するこ
    とにより、送信元のテレビ会議端末に対し、復号しない
    映像データとしてのフィラービットを送信するフィラー
    ビット送出部を設け、受信側のテレビ会議端末に乱れた
    映像が表示される前に映像をフリーズすることを特徴と
    する多地点間通信制御装置。
  3. 【請求項3】 複数のテレビ会議端末からの映像デー
    タ、音声データ及び汎用データを処理する複数の分離部
    と、複数の多重部とを備え、前記複数のテレビ会議端末
    間における同時多地点間テレビ会議を実現する多地点間
    通信制御装置において、前記分離部にて分離され、BC
    H符号化された映像データのBCH符号を復号し、BC
    H符号の訂正能力以上の映像データの誤りが発生したと
    きに、映像データに対し誤り訂正不能状態を検出するこ
    とにより、送信元のテレビ会議端末に対し復号しない映
    像データとしてのフィラービットを送信するフィラービ
    ット送出部を設け、受信側のテレビ会議端末に乱れた映
    像が表示される前に映像をフリーズするとともに、フレ
    ーム内符号化映像データの送信を要求するフレーム内要
    求送出部を設け、受信側のテレビ会議端末の映像を正し
    い映像に回復することを特徴とする多地点間通信制御装
    置。
  4. 【請求項4】 複数のテレビ会議端末からの映像デー
    タ、音声データ及び汎用データを処理する複数の分離部
    と、複数の多重部とを備え、前記複数のテレビ会議端末
    間における同時多地点間テレビ会議を実現する多地点間
    通信制御装置において、前記分離部にて分離され、BC
    H符号化された映像データのBCH符号を復号する場
    合、前記BCH符号の先頭を検出するために、所定の規
    則性に基づいて生成された誤り訂正フレームデータより
    フレームパターンビットを検出し、該当するフレームパ
    ターンビットを消失したと認識したときに、送信元のテ
    レビ会議端末に対しフレーム内符号化映像データの送信
    要求を指示する誤り訂正フレーム同期制御部を設けたこ
    とを特徴とする多地点間通信制御装置。
  5. 【請求項5】 複数のテレビ会議端末からの映像デー
    タ、音声データ及び汎用データを処理する複数の分離部
    と、複数の多重部とを備え、前記複数のテレビ会議端末
    間における同時多地点間テレビ会議を実現する多地点間
    通信制御装置において、前記分離部にて分離され、BC
    H符号化された映像データのBCH符号を復号する場
    合、前記BCH符号の先頭を検出するために、所定の規
    則性に基づいて生成された誤り訂正フレームデータより
    フレームパターンビットを検出し、該当するフレームパ
    ターンビットを消失したと認識したときに、送信元のテ
    レビ会議端末に対し復号しない映像データとしてのフィ
    ラービットを送出するように指示する誤り訂正フレーム
    同期制御部を設けたことを特徴とする多地点間通信制御
    装置。
  6. 【請求項6】 複数のテレビ会議端末からの映像デー
    タ、音声データ及び汎用データを処理する複数の分離部
    と、複数の多重部とを備え、前記複数のテレビ会議端末
    間における同時多地点間テレビ会議を実現する多地点間
    通信制御装置において、前記分離部にて分離され、BC
    H符号化された映像データのBCH符号を復号する場
    合、前記BCH符号の先頭を検出するために、所定の規
    則性に基づいて生成された誤り訂正フレームデータより
    フレームパターンビットを検出し、該当するフレームパ
    ターンビットを消失したと認識したときに、送信元のテ
    レビ会議端末に対し復号しない映像データとしてのフィ
    ラービットを送出するように指示するとともに、フレー
    ム内符号化映像データの送信要求を指示する誤り訂正フ
    レーム同期制御部を設けたことを特徴とする多地点間通
    信制御装置。
  7. 【請求項7】 前記誤りフレーム同期制御部において、
    フレームパターンビットが連続して消失した場合のみ同
    期はずれとするために、前記誤り訂正フレーム同期制御
    部に前方保護段数を設定する前方保護段数設定回路と、
    前記設定値とフレームパターンビット消失回数を比較す
    る比較回路とを備えたことを特徴とする請求項4〜6の
    いずれか1項に記載の多地点間通信制御装置。
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