JPH10107993A - データ送受信装置 - Google Patents

データ送受信装置

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JPH10107993A
JPH10107993A JP8277441A JP27744196A JPH10107993A JP H10107993 A JPH10107993 A JP H10107993A JP 8277441 A JP8277441 A JP 8277441A JP 27744196 A JP27744196 A JP 27744196A JP H10107993 A JPH10107993 A JP H10107993A
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JP
Japan
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data
transmission
correction code
error correction
failure rate
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Application number
JP8277441A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Obara
広隆 小原
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの伝送を正確且つ迅速に行う。 【解決手段】 無線送受信手段5が訂正符号の付加され
たデータを受信し、受信したデータを誤り訂正復号手段
8が訂正符号に基づいて誤り訂正処理を行い、誤り訂正
復号手段8による訂正処理の失敗率が予め設定した所定
値を超えることを失敗率検知手段11が検出すると、圧
縮率制御手段12が画像圧縮手段2によるデータの圧縮
率を高くし、誤り訂正符号長制御手段13が誤り訂正符
号手段3によりデータに付加される訂正符号の長さを長
くすることによって、送信するデータに対する訂正符号
の長さを相対的に大きくする。したがって、当該データ
に対する訂正符号に基づく訂正処理の失敗率が低下し、
正確且つ迅速なデータ伝送ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ディジタ
ル画像データ等といったデータを送受信するデータ送受
信装置に関し、特に、受信したデータの状態に応じて送
信するデータを制御するデータ送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より無線或いは有線といった通信回
線を利用してデータを送受信するデータ送受信装置が知
られている。このようなデータ送受信装置によるデータ
の送受信を、無線回線を利用して画像データを送受信す
るデータ送受信装置(第1データ送受信装置)と他のデ
ータ送受信装置(第2データ送受信装置)との間のデー
タの送受信を例にとって図5を参照して説明する。
【0003】第1データ送受信装置では、カメラ14に
よって取り込まれた画像が画像データとしてアンテナ1
5から送信され、送信されたデータは、有線或いは無線
といった伝送路Dを通って第2データ送受信装置のアン
テナ15に受信される。そして、第2データ送受信装置
ではアンテナ15によって受信されたデータに基づく画
像がモニタ16へ出力される。一方、第2データ送受信
装置からも上記同様に第1データ送受信装置へ画像デー
タが送信され、第1データ送受信装置ではモニタ16に
画像が出力される。
【0004】このようなデータ伝送においては、伝送路
内でデータ誤りが発生する可能性があり、例えば、上記
した画像データを伝送する場合においては、受信したデ
ータからは正しい画像を再生することができないといっ
た問題が生じている。そこで、一般的なデータ送受信装
置においては、データ送受信装置がデータ誤りの発生し
たデータを受信した場合に、再度当該データを送信する
ように送信元のデータ送受信装置に要求を発し、データ
誤りのない正しいデータを受信することを可能にする再
送要求方式が採用されている。
【0005】この再送要求方式を採用したデータ送受信
装置を図6を参照して説明する。このデータ送受信装置
がデータを送信する場合においては、カメラ17から取
り込まれたディジタル画像データをJPEG(Joint Ph
otographic Experts Group)、MPEG(Moving Pictu
re Experts Group)、H.261方式等を採用した画像
圧縮手段18が圧縮し、さらにBCH(Bose-Chaudhuri
-Hocquenhem)、リード・ソロモン、ビタビ、畳み込み
方式等を採用した訂正符号手段19が固定長の訂正符号
を付加し、伝送フレーム生成手段20が伝送のための伝
送フレームを生成し、無線送受信伝送手段21によって
アンテナ22を介して伝送路Dへ送信する。なお、画像
圧縮手段18による圧縮処理での圧縮率は、予め保持し
ているテーブルの値の固定値、或いは、圧縮手段内の圧
縮バッファの使用量に依存した半固定的な値に圧縮率制
御手段23によって制御される。
【0006】一方、このデータ送受信装置がデータを受
信する場合においては、アンテナ22を介して無線送受
信手段21が伝送フレームを受信し、受信した伝送フレ
ームから伝送フレーム解凍手段24がデータを取り出
し、誤り訂正符号復号手段25がデータに対して誤り訂
正符号に基づいて訂正処理を行う。そして、訂正処理に
おいて正しいデータが得られた場合には、データを画像
伸長手段26が元のディジタル画像データに伸長し、当
該ディジタル画像データに基づく画像をモニタ27が表
示する。一方、訂正処理において正しいデータが得られ
なかった場合には、再送要求制御手段28が伝送フレー
ム生成手段を制御して当該データの再送を要求する再送
要求情報を送信元に送信して、送信元のデータ送受信装
置に再びデータを送信させる。
【0007】次に、上記したデータ送受信装置を使用し
たデータ伝送を図7を参照して具体的に説明する。な
お、同図は説明を明確にするために、実際に行われてい
る双方向のデータ伝送の内の片側からのデータ伝送に関
する動作を表したものとなっている。
【0008】送信側データ送受信装置(以下、送信側と
いう。)が”データ1”を送信し、受信側データ送受信
装置(以下、受信側という。)が当該データを受信して
当該データに対して誤り訂正ができないことを検出する
と(ステップS13)、当該データの再送要求を送信側
に返送する(ステップS14)。この送信要求を受け取
った送信側は、再度”データ1”を送信する(ステップ
S15)。データを受信側が受け取り、当該データが誤
りがない或いは訂正によって正しいデータになった場合
には、次データの送信要求を送信側に返送する(ステッ
プS16)。次データ送信要求を送信側が受け取ると、
次の”データ2”を受信側に送信する(ステップS1
7)。このように、送信側と受信側との間で送信データ
及び受信確認情報を相互にやりとりしながら確実なデー
タの伝送を行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たデータ送受信装置では、データを伝送する伝送路の状
態に関わらず一定の形式のデータとしており、例えば、
伝送中にデータ誤りが頻繁に発生してしまう伝送路にお
いては、再送要求ばかりが発せられ、データの送信時間
が長くなり、さらにいつまで経ってもデータが伝送され
ないといった問題を生じている。本発明は、上記した従
来の事情に鑑みなされたものでデータの伝送を正確且つ
迅速に行うことのできるデータ送受信装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るデータ送受信装置は、データを圧縮する
データ圧縮手段と、圧縮したデータに訂正符号を付加す
る誤り訂正符号手段とを備え、訂正符号が付加されたデ
ータを他のデータ送受信装置に送信するとともに、前記
他のデータ送受信装置から訂正符号が付加されたデータ
を受信するデータ送受信装置において、訂正符号が付加
されたデータを受信する受信手段と、受信したデータを
訂正符号に基づいて誤り訂正処理を行う誤り訂正復号手
段と、誤り訂正復号手段による訂正処理の失敗率が予め
設定した所定値を超えることを検出する失敗率検知手段
と、失敗率検知手段によって失敗率が予め設定した所定
値を超えることを検出されたことに基づいて、誤り訂正
符号手段によりデータに付加される訂正符号の長さ又は
データ圧縮手段によるデータの圧縮率の少なくともいず
れか一方を制御してデータに対する訂正符号の長さを相
対的に大きくする制御手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0011】上記したデータ送受信装置では、受信手段
が訂正符号の付加されたデータを受信すると、受信した
データを誤り訂正復号手段が訂正符号に基づいて誤り訂
正処理を行う。この場合、誤り訂正復号手段による訂正
処理の失敗率が予め設定した所定値を超えることを失敗
率検知手段が検出すると、制御手段が誤り訂正符号手段
によりデータに付加される訂正符号の長さ又はデータ圧
縮手段によるデータの圧縮率の少なくともいずれか一方
を制御してデータに対する訂正符号の長さを相対的に大
きくする。
【0012】したがって、データに対する訂正符号に基
づく訂正処理の失敗率が低下し、再送要求方式を採用し
ない場合においても正確なデータの送信を行うことがで
きる。また、再送要求方式を採用した場合においては、
再送要求が発生する頻度が減るためにデータ伝送を迅速
に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施例に係るデータ送受
信装置は、従来例の図5に示したデータ伝送と同様に、
伝送路を介して他のデータ送受信装置と双方向のデータ
伝送を行う状況で使用される。すなわち、それぞれのデ
ータ送受信装置では、相手方のデータ送受信装置からデ
ータを受信するとともに、相手方のデータ送受信装置へ
データを送信するといったデータ伝送処理が行われてい
る。
【0014】次に、本発明の実施例に係るデータ送受信
装置を図1を参照して説明する。このデータ送受信装置
は、画像をディジタル画像データとして入力するカメラ
1と、ディジタル画像データを圧縮する画像圧縮手段2
と、圧縮したデータに誤り訂正符号を付加する誤り訂正
符号手段3と、データを伝送時の伝送フレームに成形す
る伝送フレーム生成手段4と、伝送フレームの送受信を
制御する無線送受信手段5と、無線伝送路Dと無線送受
信手段5との伝送フレームの受け渡しを行うアンテナ6
と、無線送受信手段5が受信した伝送フレームからデー
タを取り出す伝送フレーム解凍手段7と、伝送フレーム
解凍手段7によって取り出されたデータの誤り訂正処理
を行う誤り訂正復号手段8と、訂正処理によって得られ
たデータを伸長処理する画像伸長手段9と、伸張された
データを画像として出力するモニタ10と、誤り訂正復
号手段8による誤り訂正処理の失敗率を検出する失敗率
検知手段11と、画像圧縮手段2による圧縮率を制御す
る圧縮率制御手段12と、誤り訂正符号手段3による誤
り訂正符号の長さを制御する誤り訂正符号長制御手段1
3と、を備えている。
【0015】画像圧縮手段2は、カメラ1から入力され
た画像データを圧縮率制御手段12による制御に応じた
圧縮率で圧縮する。そして、画像圧縮手段2は図2
(a)に示すように、圧縮によって得られた圧縮画像デ
ータに圧縮率を表すパラメータ等を有するヘッダを付加
して圧縮画像フレームを形成し、当該圧縮画像フレーム
を誤り訂正符号手段3に渡す。なお、上記したようにヘ
ッダに圧縮率を表すパラメータを付加することによっ
て、当該パラメータに基づいて前記圧縮画像フレームか
ら元の画像データを得ることができる。また、画像を圧
縮する方法には、例えばJPEG、MPEG、H.26
1等といった方式があり、各方式では圧縮率を高くする
ことによって圧縮画像データのデータ量を減らすことが
できる。
【0016】誤り訂正符号手段3は、画像圧縮手段2か
ら受け取った圧縮画像フレームに対して誤り訂正符号長
制御手段13による制御に応じた長さの訂正符号を算出
し、算出した訂正符号を圧縮画像フレームに付加して伝
送画像データを形成する。そして、形成した伝送画像デ
ータを伝送フレーム生成手段4に渡す。なお、付加する
訂正符号の算出方法には、例えばBCH、リード・ソロ
モン、ビタビ、畳み込み等といった方法があり、各方法
では訂正符号の長さを長くすることによってデータを訂
正することのできる確率を上げ、いわゆるデータの誤り
に対する強度を高めることができる。
【0017】伝送フレーム生成手段4は、誤り訂正符号
手段3から受け取った伝送画像データから伝送路を介し
ての伝送で使用する図2(b)に示す伝送フレームを形
成する。すなわち、受け取った伝送画像データに、伝送
路でのビット同期、フレーム同期等に使用する情報を含
んだ伝送フレームヘッダを付加する。なお、伝送フレー
ムヘッダには伝送画像データ中の訂正符号の長さを表す
パラメータ及び伝送画像データの長さを表す情報も格納
されており、これらの情報に基づいて、伝送フレームか
ら伝送画像データを支障なく取り出すことができるとと
もに、訂正符号を把握することができ、伝送画像データ
の訂正処理を行うことができる。なお、伝送フレーム生
成手段4により、形成された伝送フレームは無線送受信
手段5に渡される。
【0018】無線送受信手段5は、送信手段と受信手段
とを備え、伝送路を介して他のデータ送受信装置との間
で行うデータ伝送を管理しており、送信手段は伝送フレ
ーム生成手段4から渡された伝送フレームをアンテナ
6、伝送路を介して他のデータ送受信装置に送信し、受
信手段は前記他のデータ送受信装置から送信される伝送
フレームを伝送路、アンテナ6を介して受信し、受信し
た伝送フレームを伝送フレーム解凍手段7に渡す。
【0019】伝送フレーム解凍手段7は、無線送受信手
段5から伝送フレームを受け取ると、当該伝送フレーム
中に格納されている伝送画像データ長の情報に基づい
て、伝送フレームから伝送画像データを取り出し、当該
伝送画像データとともに伝送フレーム中の訂正符号長の
情報を誤り訂正復号手段8に渡す。
【0020】誤り訂正復号手段8は、伝送フレーム解凍
手段7から受け取った伝送画像データ及び訂正符号長の
情報に基づいて、訂正符号を把握して伝送画像データ中
の圧縮画像フレームの訂正処理を行い、訂正処理におい
て正しい圧縮画像フレームが得られない場合には失敗率
検知手段11に訂正不可情報を通知する。次いで、訂正
処理によって得られた圧縮画像フレームを画像伸長手段
9に渡す。
【0021】画像伸長手段9は、誤り訂正復号手段8か
ら渡された圧縮画像フレームから圧縮画像データと、圧
縮率パラメータとを取り出し、圧縮率に応じて圧縮画像
データを伸張して画像データを生成する。そして、生成
した画像データをモニタ10へ渡す。モニタ10は、画
像伸長手段9から受け取った画像データに基づいて画像
を出力する。
【0022】失敗率検知手段11は、誤り訂正処理が失
敗した場合に発せられる訂正不可情報を誤り訂正復号手
段8から受け取った回数を一定周期毎にカウントして誤
り訂正復号手段8による訂正処理の失敗率を検知し、失
敗率に応じて圧縮率制御手段12及び誤り訂正符号長制
御手段13を制御する。
【0023】すなわち、失敗率検知手段11は図3に示
すように、訂正不可情報をカウントし、周期カウンタの
クリアのタイミングでのカウントCを検知し(ステップ
S1)、カウンタCと予め設定されている低程度失敗率
しきい値ELとを比較し(ステップS2)、カウンタC
がしきい値EL以下であると検出した場合には、失敗率
が低くデータ誤りを良好に訂正することができることを
表しているので、「圧縮率:低」、「訂正符号長:短」
というパラメータを圧縮率制御手段12、誤り訂正符号
長制御手段13に渡す(ステップS3)。
【0024】一方、カウンタCがしきい値ELを超える
ことを検出した場合には、さらに予め設定されている中
程度失敗率しきい値EMとを比較し(ステップS4)、
カウンタCがしきい値EM以下であることを検出した場
合には、失敗率が中程度であるので、「圧縮率:中」、
「訂正符号長:短」というパラメータを圧縮率制御手段
12、誤り訂正符号長制御手段13に渡す(ステップS
5)。一方、カウンタCがしきい値EMを超えることを
検出した場合には、失敗率が高くデータ誤りを訂正する
ことが良好に行われていないことを表しているので、
「圧縮率:高」、「訂正符号長:長」というパラメータ
を圧縮率制御手段12、誤り訂正符号長制御手段13に
渡す(ステップS6)。
【0025】上記した制御によると、失敗率が高い場合
には、画像データの圧縮率を高くしてデータ量を減らす
ことによって伝送中にデータにエラーが発生する可能性
を減らすとともに、訂正符号長を長くして訂正可能なデ
ータ量を増やすことによって、送信するデータに対する
他のデータ送受信装置での訂正処理の失敗率をできるだ
け低下させることができる。
【0026】圧縮率制御手段12は、失敗率検知手段1
1から受け取った圧縮率のパラメータに基づいて、画像
圧縮手段2による圧縮処理の圧縮率を制御する。また、
誤り訂正符号長制御手段13は、失敗率検知手段11か
ら受け取った訂正符号長のパラメータに基づいて、誤り
訂正符号手段3による訂正符号の長さを制御する。
【0027】次に上記したデータ送受信装置の動作を説
明する。なお、以下の説明では一対のデータ送受信装置
が伝送路を介してデータの送受信を行うものとし、一方
のデータ送受信装置では、受信したデータについての誤
り訂正の失敗率から他方のデータ送受信装置でのデータ
誤りに対する訂正処理の成功の程度を推測し、自らが送
信するデータの圧縮率と誤り訂正符号長との少なくとも
いずれか一方を制御する。
【0028】このデータ送受信装置では、伝送路、アン
テナ6を介して無線送受信手段5が伝送フレームを受信
すると、受信した伝送フレームを伝送フレーム解凍手段
7に渡し、転送フレーム解凍手段7が伝送フレームから
伝送画像データ及び訂正符号長を取り出し誤り訂正復号
手段8に渡す。
【0029】次いで、誤り訂正復号手段8が訂正符号を
把握して伝送画像データ中の圧縮画像フレームの訂正処
理を行い、正しい圧縮画像フレームが得られない場合に
は、誤り訂正復号手段8が失敗率検知手段11に訂正不
可情報を渡す。なお、訂正処理が行われた圧縮画像フレ
ームは画像伸長手段9に渡され、圧縮画像フレームを受
け取った画像伸長手段9が圧縮画像フレームから圧縮画
像データを取りだして伸長し、伸長した画像データに基
づく画像をモニタ10が表示する。
【0030】訂正不可情報を受け取った失敗率検知手段
11は、一定周期で受け取った訂正不可情報のカウント
によって、上記のようにして訂正処理の失敗率を検知
し、失敗率に応じて圧縮率及び訂正符号長を制御するパ
ラメータを圧縮率制御手段12、誤り訂正符号長制御手
段13に渡す。圧縮率を制御するパラメータを圧縮率制
御手段12が受け取ると、受け取ったパラメータに基づ
いて画像圧縮手段2による圧縮処理の圧縮率を制御す
る。また、訂正符号長を制御するパラメータを誤り訂正
符号長制御手段13が受け取ると、受け取った訂正符号
長のパラメータに基づいて誤り訂正符号手段3が付加す
る訂正符号の長さを制御する。
【0031】この結果、カメラ1から入力された画像デ
ータは、上記した圧縮率制御手段12の制御による圧縮
率で画像圧縮手段2によって圧縮され、誤り訂正符号長
制御手段13の制御による訂正符号長の訂正符号が誤り
訂正符号手段3によって付加される。なお、訂正符号が
付加された後は、伝送フレーム生成手段4によって伝送
フレームが形成されて、無線送受信手段5によって、ア
ンテナ6、伝送路を介して他のデータ送受信装置へ送信
される。
【0032】上記したデータ送受信装置を使用したデー
タ伝送を図4を参照して説明する。”データ1”を他の
データ送受信装置から自己のデータ送受信装置が受信す
ると訂正処理を行い、訂正処理によって訂正できない場
合には、訂正不可情報が発せられ(ステップS7)、”
データ2”、”データ3”に対しても同様な動作が行わ
れる(ステップS8、S9)。
【0033】このように、データが受信される中で一定
周期が経つと訂正不可情報に基づいて失敗率が検知さ
れ、当該失敗率に応じて自己のデータ送受信装置が送信
する”データA”に対して圧縮処理及び訂正符号の付加
処理が行われ、他のデータ送受信装置に送信される(ス
テップS10)。同様に、”データB”、”データC”
も他のデータ送受信装置に送信される(ステップS1
1、S12)。
【0034】上記したように、受信したデータに対する
訂正処理の失敗率に基づいて、同一伝送路を介して送信
されるデータの圧縮率及び付加する訂正符号長を制御す
ることによって、他のデータ送受信装置におけるデータ
に対する訂正処理の失敗率を低くすることができ、再送
要求方式を採用しなくともデータの伝送を正確にでき、
再送要求方式を採用していないために迅速なデータ伝送
ができる。
【0035】なお、上記した実施例では、失敗率検出手
段11は、画像圧縮手段2によるデータの圧縮率と誤り
訂正符号手段3によりデータに付加される訂正符号の長
さとの両方を制御していたが、データ圧縮手段によるデ
ータの圧縮率だけを制御しても良く、要は、データに対
する訂正符号の長さを相対的に大きくする制御を行えば
よい。また、上記した実施例では、伝送路として無線伝
送路を含む伝送路を使用していたが、有線伝送路のみの
伝送路でも良く、要はデータの伝送が可能な伝送路であ
ればよい。
【0036】また、上記した実施例では、伝送の方式と
して再送要求方式を採用していなかったが、再送要求方
式を採用した場合においても、送信するデータに対する
訂正処理の失敗率が低下するため、再送要求が行われる
頻度を削減することができ、迅速なデータ伝送ができ
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るデー
タ送受信装置では、自己のデータ送受信装置が受信した
データに対する訂正処理の失敗率が予め設定した所定値
を超えることを検出したことに基づいて、データの圧縮
率又はデータに付加する訂正符号の長さの少なくともい
ずれか一方を制御してデータに対する訂正符号の長さを
相対的に大きくするようにしたために、当該データを送
信した場合には当該データに対する訂正処理の失敗率が
低下し、正確且つ迅速なデータ伝送ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るデータ送受信装置の構成図であ
る。
【図2】 本発明に係る伝送画像データ及び伝送フレー
ムを説明する図である。
【図3】 本発明に係るデータ送受信装置のデータ伝送
を説明する図である。
【図4】 本発明に係るデータ形式の制御を説明する図
である。
【図5】 従来例のデータ送受信装置のデータ伝送を説
明する図である。
【図6】 従来例のデータ送受信装置の構成図である。
【図7】 再送要求方式を説明する図である。
【符号の説明】
2・・画像圧縮手段、 3・・誤り訂正符号手段、
5・・無線送受信手段、 8・・誤り訂正復号手
段、11・・失敗率検知手段、 12・・圧縮率制御手
段、13・・誤り訂正符号長制御手段、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを圧縮するデータ圧縮手段と、圧縮
    したデータに訂正符号を付加する誤り訂正符号手段とを
    備え、訂正符号が付加されたデータを他のデータ送受信
    装置に送信するとともに、前記他のデータ送受信装置か
    ら訂正符号が付加されたデータを受信するデータ送受信
    装置において、 訂正符号が付加されたデータを受信する受信手段と、 受信したデータを訂正符号に基づいて誤り訂正処理を行
    う誤り訂正復号手段と、 誤り訂正復号手段による訂正処理の失敗率が予め設定し
    た所定値を超えることを検出する失敗率検知手段と、 失敗率検知手段によって失敗率が予め設定した所定値を
    超えることを検出されたことに基づいて、誤り訂正符号
    手段によりデータに付加される訂正符号の長さ又はデー
    タ圧縮手段によるデータの圧縮率の少なくともいずれか
    一方を制御してデータに対する訂正符号の長さを相対的
    に大きくする制御手段と、を備えたことを特徴とするデ
    ータ送受信装置。
JP8277441A 1996-09-27 1996-09-27 データ送受信装置 Pending JPH10107993A (ja)

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