JP3303037B2 - 自動変速機のコントロールバルブ構造 - Google Patents
自動変速機のコントロールバルブ構造Info
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- JP3303037B2 JP3303037B2 JP24726393A JP24726393A JP3303037B2 JP 3303037 B2 JP3303037 B2 JP 3303037B2 JP 24726393 A JP24726393 A JP 24726393A JP 24726393 A JP24726393 A JP 24726393A JP 3303037 B2 JP3303037 B2 JP 3303037B2
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- Japan
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- control valve
- valve
- fixed
- automatic transmission
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B13/00—Details of servomotor systems ; Valves for servomotor systems
- F15B13/02—Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors
- F15B13/06—Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors for use with two or more servomotors
- F15B13/08—Assemblies of units, each for the control of a single servomotor only
- F15B13/0803—Modular units
- F15B13/0807—Manifolds
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/0003—Arrangement or mounting of elements of the control apparatus, e.g. valve assemblies or snapfittings of valves; Arrangements of the control unit on or in the transmission gearbox
- F16H61/0009—Hydraulic control units for transmission control, e.g. assembly of valve plates or valve units
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2186—Gear casings
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Fluid Mechanics (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Valve Housings (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機のコントロ
ールバルブの構造に関する。
ールバルブの構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動変速機のコントロールバルブ
構造としては、例えば、特開昭６０−８４４５１号公報
に記載のものが知られている。すなわち、この従来の自
動変速機のコントロールバルブ構造は、コントロールバ
ルブが、アッパボディとロアボディとを重ねて構成さ
れ、アッパボディはロアボディよりも大面積に形成さ
れ、ロアボディがトランスミッションケース（以下、単
にケースという）の内側に埋没された状態で配設されて
いるとともに、アッパボディはケースから上方に突出さ
れ、かつ、アッパボディの変速軸方向の一側の一部がロ
アボディの水平方向外側に張り出して配設され（以下、
この一部を取付部と称する）、この取付部において、ケ
ースに固定されているとともに、コントロールバルブか
らケースへの作動油の受け渡しが行われている。
構造としては、例えば、特開昭６０−８４４５１号公報
に記載のものが知られている。すなわち、この従来の自
動変速機のコントロールバルブ構造は、コントロールバ
ルブが、アッパボディとロアボディとを重ねて構成さ
れ、アッパボディはロアボディよりも大面積に形成さ
れ、ロアボディがトランスミッションケース（以下、単
にケースという）の内側に埋没された状態で配設されて
いるとともに、アッパボディはケースから上方に突出さ
れ、かつ、アッパボディの変速軸方向の一側の一部がロ
アボディの水平方向外側に張り出して配設され（以下、
この一部を取付部と称する）、この取付部において、ケ
ースに固定されているとともに、コントロールバルブか
らケースへの作動油の受け渡しが行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来構造にあっては、アッパボディの片側のみに設けら
れた取付部で、ケースへの固定ならびにケースへの作動
油の受け渡しを行うようにしていたため、この部位で油
圧回路が交錯する場合、交錯する回路が干渉しないよう
に一方の回路を迂回させるためには、水平方向に迂回さ
せた場合、迂回分の水平方向の面積を確保すべく取付部
の平面積を広げる必要があり、また、上下方向で迂回さ
せるためにはアッパボディの板厚を厚くする必要があ
り、結果としてオイルパンの容量が大きくなり車載性に
影響を及ぼすという問題があった。
従来構造にあっては、アッパボディの片側のみに設けら
れた取付部で、ケースへの固定ならびにケースへの作動
油の受け渡しを行うようにしていたため、この部位で油
圧回路が交錯する場合、交錯する回路が干渉しないよう
に一方の回路を迂回させるためには、水平方向に迂回さ
せた場合、迂回分の水平方向の面積を確保すべく取付部
の平面積を広げる必要があり、また、上下方向で迂回さ
せるためにはアッパボディの板厚を厚くする必要があ
り、結果としてオイルパンの容量が大きくなり車載性に
影響を及ぼすという問題があった。
【０００４】本発明は、上述の従来の問題に着目してな
されたもので、バルブボディとケースとの油圧回路の受
け渡し部において油圧回路が交錯するような場合でもバ
ルブボディのコンパクト化を図ることを可能とすること
目的としている。
されたもので、バルブボディとケースとの油圧回路の受
け渡し部において油圧回路が交錯するような場合でもバ
ルブボディのコンパクト化を図ることを可能とすること
目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち、本願請求項１
本発明では、上述の目的を達成するために、トランスミ
ッションケースの固定面に固定されているコントロール
バルブが、複数のバルブボディを重ねるとともに、各バ
ルブボディの間にセパレートプレートを介装させて構成
されている自動変速機のコントロールバルブ構造におい
て、前記バルブボディどうしが互いに重なる重合面の少
なくとも片側一片が同一寸法に形成され、この同一寸法
でバルブボディどうしが重なっている部分では、最も固
定面に近い側のバルブボディが、その重合面とは反対側
の面を固定面に当接されているとともに、軸状の固定部
材が、重なっているバルブボディを前記固定面に向けて
貫通されて固定され、前記固定面と、この固定面に当接
しているバルブボディとの間で油圧回路の受け渡しが行
われている構造とした。また、前記コントロールバルブ
を、アッパボディ，センタボディ，ロアボディの３つの
バルブボディならびにこれらの間に介装されるセパレー
トプレートで構成し、前記センタボディと前記ロアボデ
ィとの外周形状を同一にしてもよい。 また、前記センタ
ボディを前記トランスミッションケースの固定面に当接
させ、前記アッパボディと前記センタボディの間に介装
されるセパレートプレートを、前記センタボディと前記
トランスミッションケースの固定面に介装することで共
用し、前記センタボディと前記トランスミッションケー
ス側との油圧回路の受け渡しを行う箇所近傍に、ボルト
が前記ロアボディと前記センタボディを前記トランスミ
ッションケースの固定面に向けて貫通されて固定されて
いることとしてもよい。
本発明では、上述の目的を達成するために、トランスミ
ッションケースの固定面に固定されているコントロール
バルブが、複数のバルブボディを重ねるとともに、各バ
ルブボディの間にセパレートプレートを介装させて構成
されている自動変速機のコントロールバルブ構造におい
て、前記バルブボディどうしが互いに重なる重合面の少
なくとも片側一片が同一寸法に形成され、この同一寸法
でバルブボディどうしが重なっている部分では、最も固
定面に近い側のバルブボディが、その重合面とは反対側
の面を固定面に当接されているとともに、軸状の固定部
材が、重なっているバルブボディを前記固定面に向けて
貫通されて固定され、前記固定面と、この固定面に当接
しているバルブボディとの間で油圧回路の受け渡しが行
われている構造とした。また、前記コントロールバルブ
を、アッパボディ，センタボディ，ロアボディの３つの
バルブボディならびにこれらの間に介装されるセパレー
トプレートで構成し、前記センタボディと前記ロアボデ
ィとの外周形状を同一にしてもよい。 また、前記センタ
ボディを前記トランスミッションケースの固定面に当接
させ、前記アッパボディと前記センタボディの間に介装
されるセパレートプレートを、前記センタボディと前記
トランスミッションケースの固定面に介装することで共
用し、前記センタボディと前記トランスミッションケー
ス側との油圧回路の受け渡しを行う箇所近傍に、ボルト
が前記ロアボディと前記センタボディを前記トランスミ
ッションケースの固定面に向けて貫通されて固定されて
いることとしてもよい。
【０００６】
【作用】バルブボディとトランスミッションケースとの
間の油圧回路の受け渡しの部分で油圧回路が交差しそう
な時には、バルブボディの重なりあった部分において上
下方向に迂回させることができ、油圧回路の迂回のため
に両ボディを水平方向に拡大させたり、板厚を厚くした
りする必要がない。そして、水平方向の寸法が小さけれ
ば小さい程、各ボディ間の当接面積が小さくなり、取付
ボルトの本数が少なくて済むし、オイル漏れも生じ難く
なる。
間の油圧回路の受け渡しの部分で油圧回路が交差しそう
な時には、バルブボディの重なりあった部分において上
下方向に迂回させることができ、油圧回路の迂回のため
に両ボディを水平方向に拡大させたり、板厚を厚くした
りする必要がない。そして、水平方向の寸法が小さけれ
ば小さい程、各ボディ間の当接面積が小さくなり、取付
ボルトの本数が少なくて済むし、オイル漏れも生じ難く
なる。
【０００７】
【実施例】本発明実施例を図面に基づいて説明する。
【０００８】図１は、本発明の実施例の自動変速機のコ
ントロールバルブ構造を示す断面図であって、図中１は
トランスミッションケース（以下、ケースという）であ
る。このケース１の底部には、階段状に形成された固定
面１ａを挟んで上側の狭い幅で上方に凹の第１凹部１ｂ
と、下側の広い幅で上方に凹の第２凹部１ｃとが形成さ
れている。そして、両凹部１ｂ，１ｃ内にコントロール
バルブ２が配設されている。
ントロールバルブ構造を示す断面図であって、図中１は
トランスミッションケース（以下、ケースという）であ
る。このケース１の底部には、階段状に形成された固定
面１ａを挟んで上側の狭い幅で上方に凹の第１凹部１ｂ
と、下側の広い幅で上方に凹の第２凹部１ｃとが形成さ
れている。そして、両凹部１ｂ，１ｃ内にコントロール
バルブ２が配設されている。
【０００９】このコントロールバルブ２は、アッパボデ
ィ２１と、センタボディ２２と、ロアボディ２３とで三
重構造に形成され、かつ、各ボディ２１，２２，２３の
相互間には、セパレートプレート２４，２５が介装され
ている。各ボディ２１〜２３には、それぞれ図１のＳ２
−Ｓ２断面である図２，Ｓ３−Ｓ３断面である図３，Ｓ
４−Ｓ４断面である図４に示すように、バルブが収納さ
れているとともに、これらを連通する回路（図示省略）
が形成されている。
ィ２１と、センタボディ２２と、ロアボディ２３とで三
重構造に形成され、かつ、各ボディ２１，２２，２３の
相互間には、セパレートプレート２４，２５が介装され
ている。各ボディ２１〜２３には、それぞれ図１のＳ２
−Ｓ２断面である図２，Ｓ３−Ｓ３断面である図３，Ｓ
４−Ｓ４断面である図４に示すように、バルブが収納さ
れているとともに、これらを連通する回路（図示省略）
が形成されている。
【００１０】そして、図１に示すように、前記アッパボ
ディ２１は、図中左右方向の幅寸法がセンタボディ２２
ならびにロアボディ２３よりも狭く形成されて、前記第
１凹部１ｂ内に収納されている。また、前記センタボデ
ィ２２ならびにロアボディ２３は、図中左右方向で同一
幅寸法で、かつ、その幅寸法は、前記第１凹部１ｂの幅
寸法よりも長く形成されている。そして、前記センタボ
ディ２２の図中左右両側の上面がケース１の固定面１ａ
に当接されて、このセンタボディ２２ならびにロアボデ
ィ２３が、取付ボルト３１，３２を図中下側から固定面
に向けて貫通されて共締めされている。なお、図５はコ
ントロールバルブ２の平面図、図６はコントロールバル
ブ２の底面図である。
ディ２１は、図中左右方向の幅寸法がセンタボディ２２
ならびにロアボディ２３よりも狭く形成されて、前記第
１凹部１ｂ内に収納されている。また、前記センタボデ
ィ２２ならびにロアボディ２３は、図中左右方向で同一
幅寸法で、かつ、その幅寸法は、前記第１凹部１ｂの幅
寸法よりも長く形成されている。そして、前記センタボ
ディ２２の図中左右両側の上面がケース１の固定面１ａ
に当接されて、このセンタボディ２２ならびにロアボデ
ィ２３が、取付ボルト３１，３２を図中下側から固定面
に向けて貫通されて共締めされている。なお、図５はコ
ントロールバルブ２の平面図、図６はコントロールバル
ブ２の底面図である。
【００１１】上述のように、本実施例では、コントロー
ルバルブ２をアッパボディ２１，センタボディ２２，ロ
アボディ２３の３つのバルブボディならびにこれらの間
に介装されるセパレートプレート２４，２５で構成し、
センタボディ２２とロアボディ２３との外周形状を同一
にし、センタボディ２２をケース１の固定面１ａに当接
させ、センタボディ２２を介してコントロールバルブ２
とケース１側との油圧回路の受け渡しを行っているた
め、この油圧回路の受け渡しの部分で油圧回路が交差し
そうな場合、センタボディ２２とロアボディ２３との間
で、上下方向に迂回させることができる。このように、
両ボディ２２，２３の間で油圧回路を迂回させることが
できるから、油圧回路の迂回のために両ボディ２２，２
３を水平方向に拡大させたり、板厚を厚くしたりする必
要がなく、コントロールバルブ２のコンパクト化が可能
となるという効果が得られるとともに、このように水平
方向に小さくすることで、両ボディ２２，２３間の当接
面積が小さくなり、取付ボルトの本数の削減あるいはオ
イル漏れの点で有利である。
ルバルブ２をアッパボディ２１，センタボディ２２，ロ
アボディ２３の３つのバルブボディならびにこれらの間
に介装されるセパレートプレート２４，２５で構成し、
センタボディ２２とロアボディ２３との外周形状を同一
にし、センタボディ２２をケース１の固定面１ａに当接
させ、センタボディ２２を介してコントロールバルブ２
とケース１側との油圧回路の受け渡しを行っているた
め、この油圧回路の受け渡しの部分で油圧回路が交差し
そうな場合、センタボディ２２とロアボディ２３との間
で、上下方向に迂回させることができる。このように、
両ボディ２２，２３の間で油圧回路を迂回させることが
できるから、油圧回路の迂回のために両ボディ２２，２
３を水平方向に拡大させたり、板厚を厚くしたりする必
要がなく、コントロールバルブ２のコンパクト化が可能
となるという効果が得られるとともに、このように水平
方向に小さくすることで、両ボディ２２，２３間の当接
面積が小さくなり、取付ボルトの本数の削減あるいはオ
イル漏れの点で有利である。
【００１２】また、油圧回路を３段に形成することがで
きることでも、コントロールバルブ２のコンパクト化を
図ることができる。
きることでも、コントロールバルブ２のコンパクト化を
図ることができる。
【００１３】以上、実施例について説明してきたが具体
的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。実施例では、コントロールバルブ２をアッ
パ，センタ，ロアの３つのバルブボディ２１，２２，２
３から構成した例を示したが、バルブボディの数は、２
つ以上の複数であれば幾つで形成してもよく、例えば、
バルブボディを２つで構成した場合には、実施例のアッ
パボディを省略した構造とし、逆に、バルブボディを４
つ以上で構成した場合には、ケース１の固定面１ａに固
定されるバルブボディとそれに重なるバルブボディの少
なくとも幅寸法を同一に形成して、少なくともこの２つ
のバルブボディに関して実施例と同様の構造とする。
的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。実施例では、コントロールバルブ２をアッ
パ，センタ，ロアの３つのバルブボディ２１，２２，２
３から構成した例を示したが、バルブボディの数は、２
つ以上の複数であれば幾つで形成してもよく、例えば、
バルブボディを２つで構成した場合には、実施例のアッ
パボディを省略した構造とし、逆に、バルブボディを４
つ以上で構成した場合には、ケース１の固定面１ａに固
定されるバルブボディとそれに重なるバルブボディの少
なくとも幅寸法を同一に形成して、少なくともこの２つ
のバルブボディに関して実施例と同様の構造とする。
【００１４】また、実施例では、コントロールバルブ２
をケース１の底部に設けた例を示したが、ケース１の上
部に設けるようにしてもよい。
をケース１の底部に設けた例を示したが、ケース１の上
部に設けるようにしてもよい。
【００１５】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明の自動変
速機のコントロールバルブ構造にあっては、バルブボデ
ィどうしが互いに重なる重合面の少なくとも片側一片を
同一寸法に形成し、この同一寸法でバルブボディどうし
が重なっている部分では、最も固定面に近い側のバルブ
ボディを、その重合面とは反対側の面を固定面に当接さ
せているとともに、軸状の固定部材を、重なっているバ
ルブボディを前記固定面に向けて貫通して固定し、前記
固定面と、この固定面に当接しているバルブボディとの
間で油圧回路の受け渡しを行う構造としたため、バルブ
ボディとトランスミッションケースとの間の油圧回路の
受け渡しの部分で油圧回路が交差しそうな場合、重なり
あったバルブボディの間で上下方向に迂回させることが
でき、したがって、油圧回路の迂回のために両ボディを
水平方向に拡大させたり、板厚を厚くしたりする必要が
なく、コントロールバルブのコンパクト化が可能となる
という効果が得られるとともに、このように水平方向に
小さくすることで、各ボディ間の当接面積が小さくな
り、取付ボルトの本数の削減あるいはオイル漏れの点で
有利であるという効果が得られる。
速機のコントロールバルブ構造にあっては、バルブボデ
ィどうしが互いに重なる重合面の少なくとも片側一片を
同一寸法に形成し、この同一寸法でバルブボディどうし
が重なっている部分では、最も固定面に近い側のバルブ
ボディを、その重合面とは反対側の面を固定面に当接さ
せているとともに、軸状の固定部材を、重なっているバ
ルブボディを前記固定面に向けて貫通して固定し、前記
固定面と、この固定面に当接しているバルブボディとの
間で油圧回路の受け渡しを行う構造としたため、バルブ
ボディとトランスミッションケースとの間の油圧回路の
受け渡しの部分で油圧回路が交差しそうな場合、重なり
あったバルブボディの間で上下方向に迂回させることが
でき、したがって、油圧回路の迂回のために両ボディを
水平方向に拡大させたり、板厚を厚くしたりする必要が
なく、コントロールバルブのコンパクト化が可能となる
という効果が得られるとともに、このように水平方向に
小さくすることで、各ボディ間の当接面積が小さくな
り、取付ボルトの本数の削減あるいはオイル漏れの点で
有利であるという効果が得られる。
【図１】本発明実施例の自動変速機のコントロールバル
ブ構造を示す断面図である。
ブ構造を示す断面図である。
【図２】図１のＳ２−Ｓ２線による断面図である。
【図３】図１のＳ３−Ｓ３線による断面図である。
【図４】図１のＳ４−Ｓ４線による断面図である。
【図５】コントロールバルブの平面図である。
【図６】コントロールバルブの底面図である。
１ トランスミッションケース １ａ 固定面 ２ コントロールバルブ ２１ アッパボディ ２２ センタボディ ２３ ロアボディ ２４ セパレートプレート ２５ セパレートプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48
Claims (3)
- 【請求項１】 トランスミッションケースの固定面に固
定されているコントロールバルブが、複数のバルブボデ
ィを重ねるとともに、各バルブボディの間にセパレート
プレートを介装させて構成されている自動変速機のコン
トロールバルブ構造において、 前記バルブボディどうしが互いに重なる重合面の少なく
とも片側一片が同一寸法に形成され、 この同一寸法でバルブボディどうしが重なっている部分
では、最も固定面に近い側のバルブボディが、その重合
面とは反対側の面を固定面に当接されているとともに、
軸状の固定部材が、重なっているバルブボディを前記固
定面に向けて貫通されて固定され、 前記固定面と、この固定面に当接しているバルブボディ
との間で油圧回路の受け渡しが行われていることを特徴
とする自動変速機のコントロールバルブ構造。 - 【請求項２】 前記コントロールバルブを、アッパボデ
ィ，センタボディ，ロアボディの３つのバルブボディな
らびにこれらの間に介装されるセパレートプレートで構
成し、前記センタボディと前記ロアボディとの外周形状
を同一にしたことを特徴とする請求項１記載の自動変速
機のコントロールバルブ。 - 【請求項３】 前記センタボディを前記トランスミッシ
ョンケースの固定面に当接させ、前記アッパボディと前
記センタボディの間に介装されるセパレートプレート
を、前記センタボディと前記トランスミッションケース
の固定面に介装することで共用し、前記センタボディと
前記トランスミッションケース側との油圧回路の受け渡
しを行う箇所近傍に、ボルトが前記ロアボディと前記セ
ンタボディを前記トランスミッションケースの固定面に
向けて貫通されて固定されていることを特徴とする請求
項２に記載の自動変速機のコントロールバルブ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24726393A JP3303037B2 (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 自動変速機のコントロールバルブ構造 |
| US08/317,535 US5575190A (en) | 1993-10-04 | 1994-10-04 | Control valve arrangement of automatic transmission |
| DE4435432A DE4435432C2 (de) | 1993-10-04 | 1994-10-04 | Steuerventilanordnung für ein Automatikgetriebe |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24726393A JP3303037B2 (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 自動変速機のコントロールバルブ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07103322A JPH07103322A (ja) | 1995-04-18 |
| JP3303037B2 true JP3303037B2 (ja) | 2002-07-15 |
Family
ID=17160879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24726393A Expired - Fee Related JP3303037B2 (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 自動変速機のコントロールバルブ構造 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5575190A (ja) |
| JP (1) | JP3303037B2 (ja) |
| DE (1) | DE4435432C2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6191585B1 (en) * | 1996-05-03 | 2001-02-20 | Digital Control, Inc. | Tracking the positional relationship between a boring tool and one or more buried lines using a composite magnetic signal |
| DE19724446A1 (de) * | 1996-06-10 | 1997-12-11 | Hitachi Ltd | Hydraulische Steuereinrichtung für ein Automatikgetriebe eines Kraftfahrzeugs |
| JP3540546B2 (ja) * | 1997-06-04 | 2004-07-07 | ジヤトコ株式会社 | 自動変速機の油圧制御装置 |
| US6695748B2 (en) | 2000-09-08 | 2004-02-24 | Borgwarner Inc. | Transmission control apparatus |
| JP4086488B2 (ja) * | 2001-09-19 | 2008-05-14 | 本田技研工業株式会社 | 油圧式自動変速機付き内燃機関 |
| US6505645B1 (en) * | 2001-10-08 | 2003-01-14 | Husco International, Inc. | Multiple hydraulic valve assembly with a monolithic block |
| KR20030075869A (ko) * | 2002-03-21 | 2003-09-26 | 주식회사 유니크 | 솔레노이드 밸브 고정장치 |
| JP5200999B2 (ja) * | 2009-02-27 | 2013-06-05 | 日産自動車株式会社 | 変速機の油圧回路構造 |
| DE102019203238A1 (de) * | 2019-03-11 | 2020-09-17 | Zf Friedrichshafen Ag | Hydrauliksteuergerät für ein Getriebe |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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