JP2714381B2 - セパレートプレート及びその製造方法 - Google Patents
セパレートプレート及びその製造方法Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16J15/06—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動変速機のバルブボディに使用されるセ
パレートプレートおよびその製造方法に関する。 〔従来の技術〕 自動変速機のバルブボディの構造は、一般的には第４
図に示すように、ロアバルブボディ１とアッパバルブボ
ディ２、３から構成され、これらバルブボディ内には、
例えばマニュアルバルブ４、オイルクーラバイパスバル
ブ５の如く、各種バルブ或いはアキュムレータ収納用の
溝および油路等が形成されている。ロアバルブボディ１
とアッパバルブボディ２、３の間には、第１のガスケッ
ト６、油圧制御用のセパレートプレート７および第２の
ガスケット８が挟着されボルトにより固定されている。 第５図はロアバルブボディ１の平面図を示し、第６図
はアッパバルブボディ２、３の平面図を示している。 第７図はセパレートプレート７の平面図を示し、セパ
レートプレート７には、ロアバルブボディ１とアッパバ
ルブボディ２、３を連通し油圧回路を制御する多数の孔
が設けられ、これらの孔は油圧回路における所定の圧が
維持されるように孔径が設計されている。 第８図は上記ガスケットの平面図を示している。該ガ
スケットには、当然のことながら、上記セパレートプレ
ート７の多数の孔の位置に対応して孔が設けられている
が、その孔径、形状は必ずしも同一ではない。第７図と
第８図を重ねて透視すれば理解されるように、例えば、
セパレートプレート７のオリフィスａに対応するガスケ
ットの孔ｂは、孔径を大にしている。これはオリフィス
の径が高精度を要求されガスケットのズレ等によりオリ
フィスの一部が閉塞されるのを防止するためであり、ま
た、オリフィスには油の流速を安定化するために面取り
をつけているものがあり、この働きを妨げないためであ
る。さらに、アキュムレータのスプリング或いはボール
チェック弁のボール等を、その作動によりガスケットが
破断しないように直接セパレートプレート７に当接させ
るための開口ｃをガスケットに設ける必要があるからで
ある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記従来の方式（以下従来方式とい
う）すなわちセパレートプレート７をその両面にガスケ
ット６、８を挟んでボルトで固定する方式においては、
ボルトで固定する際に、ガスケットの表裏の確認や位置
合わせが必要であり、また、ガスケットが折れ込んでし
まうという組立性が劣るという問題を有している。 また、第９図に示すように、高温、高圧の油が作用す
るため、バルブボディとガスケットとの熱膨張率の差に
より、ガスケットに亀裂が生じるという問題を有してい
る。この亀裂はボルトの締付けが強い場合には、ケース
或いはバルブボディとガスケットが接触する端面に生
じ、ボルトの締付けが弱い場合には、ボルト孔や油孔を
起点として生じる。そして、ガスケットに亀裂が生じる
と、シール性が悪くなりオイルがリークして油圧が低下
するため、油圧制御装置が誤作動を起こしたり、ガスケ
ットの破片が油圧回路内に入込みバルブスティックを生
じ故障につながることになる。 上記問題を解決するために、セパレートプレートの両
面をゴム等でコーティングまたは接着してセパレートプ
レートとガスケットを一体化する方式が、例えば特開昭
61−109969号公報により提案されているが、この方式
（以下従来方式という）では、セパレートプレートの
両面をゴム等でコーティングまたは接着した後に孔を打
ち抜く方法があるため、オリフィス等の極小径の孔を打
ち抜く場合には、ゴム等のコーティング部分にバリが生
じ易くなる等、打抜精度が悪くなるという問題や、接着
が十分でない場合には、孔を打ち抜く時にゴム部分が剥
離してしまうという問題を有している。また、前述した
ように、ゴム部分には、セパレートプレートのオリフィ
スを面取りするために対応する孔ｂの孔径を大にした
り、アキュムレータのスプリング或はボールチェック弁
のボール等を直接セパレートプレートに当接させるため
の開口を設けなければならないため、セパレートプレー
トの両面をゴム等でコーティングまたは接着した後で
は、この工程が繁雑な作業になるという問題を有してい
る。 また、米国特許第3,986,915号明細書には、セパレー
トプレートおよびガスケットに別工程で孔を設けた後、
両者を接着一体化するようにしているが、アキュムレー
タのスプリングをセパレートプレートに当接させるため
の開口を設けなければならないため、セパレートプレー
トにガスケットを接着した後では、この工程が繁雑な作
業になるという問題を有している。 本発明は上記問題を解決するものであって、組立性を
向上させると共に、耐熱性、耐油性、耐破断性に優れた
セパレートプレートおよびその製造方法を提供すること
を目的とするものである。 ［問題点を解決するための手段］ そのために本発明のセパレートプレートは、自動変速
機のバルブボディにおけるロアバルブボディとアッパバ
ルブボディの間に設けられ、かつ、アキュムレータのス
プリングが当接する部分を有するセパレートプレートに
おいて、該セパレートプレートのアキュムレータが位置
する部分には、前記ロアバルブボディとアッパバルブボ
ディを連通する孔が形成され、該セパレートプレートの
両面には、前記セパレートプレートに形成される孔の位
置と対応して予め孔が形成されたガスケットが接着さ
れ、該ガスケットに形成される孔は、前記アキュムレー
タのスプリングが当接しないように、前記セパレートプ
レートに形成される孔と形状が異なることを特徴とし また、本発明のセパレートプレート製造方法は、自動
変速機のバルブボディにおけるロアバルブボディとアッ
パバルブボディの間に設けられ、かつ、アキュムレータ
のスプリングが当接する部分を有するセパレートプレー
トにおいて、 該セパレートプレートのアキュムレータが位置する部
分に前記ロアバルブボディとアッパバルブボディを連通
する孔を形成し、接着剤をコートしたガスケットには、
アキュムレータのスプリングが当接しないように、前記
セパレートプレートに形成される孔と形状が異なる孔を
形成した後、セパレートプレートとガスケットを接着一
体化することを特徴とする。 ［作用および発明の効果］ 本発明においては、両面にガスケットが接着されるセ
パレートプレートにおいて、セパレートプレートのアキ
ュムレータのスプリングが当接する部分に形成される孔
の位置に対応して、ガスケットの孔が、アキュムレータ
のスプリングが当接しないようにセパレートプレートの
孔とは異なる形状に形成されるので、アキュムレータが
傾いてしまったり、アキュムレータの作動によりガスケ
ットが破断してしまうことを確実に防止することができ
る。また、ガスケットの接着一体化により、組立性、耐
熱性、耐油性、耐破断性が著しく向上する。 さらに、セパレートプレートのアキュムレータのスプ
リングが当接する部分に対応して、セパレートプレート
及び接着剤をコートしたガスケットに別々に孔を打抜い
た後、両者を接着一体化するので、アキュムレータのス
プリングを直接セパレートプレートに当接させるための
開口を設けるという繁雑な作業が不要になる。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第１図は本発明のセパレートプレートの製造工程の１実
施例を示す図、第２図は本発明のセパレートプレートの
１実施例を示す断面図、第３図は本発明の効果を説明す
るための図である。 第１図により本発明のセパレートプレートの製造方法
を説明すると、先ず、パルプを主原料としてフェノール
樹脂若しくはゴム等を添加した溶液を作り、これを抄紙
機にて抄造してガスケットシートを製造し、この片面に
接着剤をコートした後、第８図に示したように多数の孔
およびアキュムレータのスプリングをセパレートプレー
トに当接するための開口ｃを打抜く。一方、セパレート
プレートには第７図に示すように多数の孔を打抜き、表
面を浄化した後、セパレートプレートの両面に前記ガス
ケットシートを重ねて位置決めセットし、熱プレスにて
加熱して両者を接着する。 第２図はこのようにして得られたセパレートプレート
の断面図を示している。 ガスケット10の材料としては、有機繊維、無機繊維の
単独或いはその数種の組合わせとバインダ、充填材、薬
品等で構成したものおよび膨張黒鉛シートがあり、バイ
ンダとしてはゴム系のNBR、ACM、FPM等のエラストマ
ー、樹脂系の熱硬化樹脂、フッ素樹脂等のプラストマー
がある。ガスケット10の厚さは応力緩和率を維持するた
めに、0.5mm以下のものを使用する。 また、セパレートプレート12は、金属類が好適である
が、機能を満足し接着可能であれば、金属以外でもよ
い。また、接着剤12としては、使用条件（締付条件、流
体温度、圧力、時間等）により限定されるが、熱硬化性
或いは複合タイプのものが好ましい。 次に、第３図により本発明と上記従来方式のセパレ
ートプレートの試験結果について説明する。 第３図において、熱油収縮率、湿度伸縮率および応力
緩和率は従来方式のものと比較して向上されている。
また、実装試験およびサーマルショックにおけるトルク
ダウン率は、それぞれ41.7％、70.8％と減少しており、
さらに、破断試験におけても従来方式のものと比較し
て良好な結果が得られた。なお、トルクダウン率は、初
期締め付けトルクT1、試験後に各ボルトを再度締め付け
ボルトの動き出す時のトルクT2を測定し、（T1−T2）／
T1×100により算出する。
パレートプレートおよびその製造方法に関する。 〔従来の技術〕 自動変速機のバルブボディの構造は、一般的には第４
図に示すように、ロアバルブボディ１とアッパバルブボ
ディ２、３から構成され、これらバルブボディ内には、
例えばマニュアルバルブ４、オイルクーラバイパスバル
ブ５の如く、各種バルブ或いはアキュムレータ収納用の
溝および油路等が形成されている。ロアバルブボディ１
とアッパバルブボディ２、３の間には、第１のガスケッ
ト６、油圧制御用のセパレートプレート７および第２の
ガスケット８が挟着されボルトにより固定されている。 第５図はロアバルブボディ１の平面図を示し、第６図
はアッパバルブボディ２、３の平面図を示している。 第７図はセパレートプレート７の平面図を示し、セパ
レートプレート７には、ロアバルブボディ１とアッパバ
ルブボディ２、３を連通し油圧回路を制御する多数の孔
が設けられ、これらの孔は油圧回路における所定の圧が
維持されるように孔径が設計されている。 第８図は上記ガスケットの平面図を示している。該ガ
スケットには、当然のことながら、上記セパレートプレ
ート７の多数の孔の位置に対応して孔が設けられている
が、その孔径、形状は必ずしも同一ではない。第７図と
第８図を重ねて透視すれば理解されるように、例えば、
セパレートプレート７のオリフィスａに対応するガスケ
ットの孔ｂは、孔径を大にしている。これはオリフィス
の径が高精度を要求されガスケットのズレ等によりオリ
フィスの一部が閉塞されるのを防止するためであり、ま
た、オリフィスには油の流速を安定化するために面取り
をつけているものがあり、この働きを妨げないためであ
る。さらに、アキュムレータのスプリング或いはボール
チェック弁のボール等を、その作動によりガスケットが
破断しないように直接セパレートプレート７に当接させ
るための開口ｃをガスケットに設ける必要があるからで
ある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記従来の方式（以下従来方式とい
う）すなわちセパレートプレート７をその両面にガスケ
ット６、８を挟んでボルトで固定する方式においては、
ボルトで固定する際に、ガスケットの表裏の確認や位置
合わせが必要であり、また、ガスケットが折れ込んでし
まうという組立性が劣るという問題を有している。 また、第９図に示すように、高温、高圧の油が作用す
るため、バルブボディとガスケットとの熱膨張率の差に
より、ガスケットに亀裂が生じるという問題を有してい
る。この亀裂はボルトの締付けが強い場合には、ケース
或いはバルブボディとガスケットが接触する端面に生
じ、ボルトの締付けが弱い場合には、ボルト孔や油孔を
起点として生じる。そして、ガスケットに亀裂が生じる
と、シール性が悪くなりオイルがリークして油圧が低下
するため、油圧制御装置が誤作動を起こしたり、ガスケ
ットの破片が油圧回路内に入込みバルブスティックを生
じ故障につながることになる。 上記問題を解決するために、セパレートプレートの両
面をゴム等でコーティングまたは接着してセパレートプ
レートとガスケットを一体化する方式が、例えば特開昭
61−109969号公報により提案されているが、この方式
（以下従来方式という）では、セパレートプレートの
両面をゴム等でコーティングまたは接着した後に孔を打
ち抜く方法があるため、オリフィス等の極小径の孔を打
ち抜く場合には、ゴム等のコーティング部分にバリが生
じ易くなる等、打抜精度が悪くなるという問題や、接着
が十分でない場合には、孔を打ち抜く時にゴム部分が剥
離してしまうという問題を有している。また、前述した
ように、ゴム部分には、セパレートプレートのオリフィ
スを面取りするために対応する孔ｂの孔径を大にした
り、アキュムレータのスプリング或はボールチェック弁
のボール等を直接セパレートプレートに当接させるため
の開口を設けなければならないため、セパレートプレー
トの両面をゴム等でコーティングまたは接着した後で
は、この工程が繁雑な作業になるという問題を有してい
る。 また、米国特許第3,986,915号明細書には、セパレー
トプレートおよびガスケットに別工程で孔を設けた後、
両者を接着一体化するようにしているが、アキュムレー
タのスプリングをセパレートプレートに当接させるため
の開口を設けなければならないため、セパレートプレー
トにガスケットを接着した後では、この工程が繁雑な作
業になるという問題を有している。 本発明は上記問題を解決するものであって、組立性を
向上させると共に、耐熱性、耐油性、耐破断性に優れた
セパレートプレートおよびその製造方法を提供すること
を目的とするものである。 ［問題点を解決するための手段］ そのために本発明のセパレートプレートは、自動変速
機のバルブボディにおけるロアバルブボディとアッパバ
ルブボディの間に設けられ、かつ、アキュムレータのス
プリングが当接する部分を有するセパレートプレートに
おいて、該セパレートプレートのアキュムレータが位置
する部分には、前記ロアバルブボディとアッパバルブボ
ディを連通する孔が形成され、該セパレートプレートの
両面には、前記セパレートプレートに形成される孔の位
置と対応して予め孔が形成されたガスケットが接着さ
れ、該ガスケットに形成される孔は、前記アキュムレー
タのスプリングが当接しないように、前記セパレートプ
レートに形成される孔と形状が異なることを特徴とし また、本発明のセパレートプレート製造方法は、自動
変速機のバルブボディにおけるロアバルブボディとアッ
パバルブボディの間に設けられ、かつ、アキュムレータ
のスプリングが当接する部分を有するセパレートプレー
トにおいて、 該セパレートプレートのアキュムレータが位置する部
分に前記ロアバルブボディとアッパバルブボディを連通
する孔を形成し、接着剤をコートしたガスケットには、
アキュムレータのスプリングが当接しないように、前記
セパレートプレートに形成される孔と形状が異なる孔を
形成した後、セパレートプレートとガスケットを接着一
体化することを特徴とする。 ［作用および発明の効果］ 本発明においては、両面にガスケットが接着されるセ
パレートプレートにおいて、セパレートプレートのアキ
ュムレータのスプリングが当接する部分に形成される孔
の位置に対応して、ガスケットの孔が、アキュムレータ
のスプリングが当接しないようにセパレートプレートの
孔とは異なる形状に形成されるので、アキュムレータが
傾いてしまったり、アキュムレータの作動によりガスケ
ットが破断してしまうことを確実に防止することができ
る。また、ガスケットの接着一体化により、組立性、耐
熱性、耐油性、耐破断性が著しく向上する。 さらに、セパレートプレートのアキュムレータのスプ
リングが当接する部分に対応して、セパレートプレート
及び接着剤をコートしたガスケットに別々に孔を打抜い
た後、両者を接着一体化するので、アキュムレータのス
プリングを直接セパレートプレートに当接させるための
開口を設けるという繁雑な作業が不要になる。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第１図は本発明のセパレートプレートの製造工程の１実
施例を示す図、第２図は本発明のセパレートプレートの
１実施例を示す断面図、第３図は本発明の効果を説明す
るための図である。 第１図により本発明のセパレートプレートの製造方法
を説明すると、先ず、パルプを主原料としてフェノール
樹脂若しくはゴム等を添加した溶液を作り、これを抄紙
機にて抄造してガスケットシートを製造し、この片面に
接着剤をコートした後、第８図に示したように多数の孔
およびアキュムレータのスプリングをセパレートプレー
トに当接するための開口ｃを打抜く。一方、セパレート
プレートには第７図に示すように多数の孔を打抜き、表
面を浄化した後、セパレートプレートの両面に前記ガス
ケットシートを重ねて位置決めセットし、熱プレスにて
加熱して両者を接着する。 第２図はこのようにして得られたセパレートプレート
の断面図を示している。 ガスケット10の材料としては、有機繊維、無機繊維の
単独或いはその数種の組合わせとバインダ、充填材、薬
品等で構成したものおよび膨張黒鉛シートがあり、バイ
ンダとしてはゴム系のNBR、ACM、FPM等のエラストマ
ー、樹脂系の熱硬化樹脂、フッ素樹脂等のプラストマー
がある。ガスケット10の厚さは応力緩和率を維持するた
めに、0.5mm以下のものを使用する。 また、セパレートプレート12は、金属類が好適である
が、機能を満足し接着可能であれば、金属以外でもよ
い。また、接着剤12としては、使用条件（締付条件、流
体温度、圧力、時間等）により限定されるが、熱硬化性
或いは複合タイプのものが好ましい。 次に、第３図により本発明と上記従来方式のセパレ
ートプレートの試験結果について説明する。 第３図において、熱油収縮率、湿度伸縮率および応力
緩和率は従来方式のものと比較して向上されている。
また、実装試験およびサーマルショックにおけるトルク
ダウン率は、それぞれ41.7％、70.8％と減少しており、
さらに、破断試験におけても従来方式のものと比較し
て良好な結果が得られた。なお、トルクダウン率は、初
期締め付けトルクT1、試験後に各ボルトを再度締め付け
ボルトの動き出す時のトルクT2を測定し、（T1−T2）／
T1×100により算出する。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明のセパレートプレートの製造工程の１実
施例を示す図、第２図は本発明のセパレートプレートの
１実施例を示す断面図、第３図は本発明の効果を説明す
るための図、第４図は従来のセパレートプレートを示す
バルブボディの組立図、第５図は第４図のロアバルブボ
ディの平面図、第６図は第４図のアッパバルブボディの
平面図、第７図はセパレートプレートの平面図、第８図
はガスケットの平面図、第９図は従来の問題点を説明す
るためのガスケットの平面図である。 １…ロアバルブボディ、２、３…アッパバルブボディ、
10…ガスケット、11…接着剤、12…セパレートプレー
ト、ａ…オリフィス（セパレートプレートに形成される
孔、ｂ…（ガスケットに形成される）孔。
施例を示す図、第２図は本発明のセパレートプレートの
１実施例を示す断面図、第３図は本発明の効果を説明す
るための図、第４図は従来のセパレートプレートを示す
バルブボディの組立図、第５図は第４図のロアバルブボ
ディの平面図、第６図は第４図のアッパバルブボディの
平面図、第７図はセパレートプレートの平面図、第８図
はガスケットの平面図、第９図は従来の問題点を説明す
るためのガスケットの平面図である。 １…ロアバルブボディ、２、３…アッパバルブボディ、
10…ガスケット、11…接着剤、12…セパレートプレー
ト、ａ…オリフィス（セパレートプレートに形成される
孔、ｂ…（ガスケットに形成される）孔。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 塚本 一雅
愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ
ン・ワーナー株式会社内
(72)発明者 後藤 志郎
愛知県新城市豊栄248―41
(56)参考文献 米国特許3679218（ＵＳ，Ａ)
米国特許3986915（ＵＳ，Ａ)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．自動変速機のバルブボディにおけるロアバルブボデ
ィとアッパバルブボディの間に設けられ、かつ、アキュ
ムレータのスプリングが当接する部分を有するセパレー
トプレートにおいて、 該セパレートプレートのアキュムレータが位置する部分
には、前記ロアバルブボディとアッパバルブボディを連
通する孔が形成され、 該セパレートプレートの両面には、前記セパレートプレ
ートに形成される孔の位置と対応して予め孔が形成され
たガスケットが接着され、 該ガスケットに形成される孔は、前記アキュムレータの
スプリングが当接しないように、前記セパレートプレー
トに形成される孔と形状が異なることを特徴とするセパ
レートプレート。 ２．前記ガスケットの厚さが0.5mm以下であることを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載のセパレートプレー
ト。 ３．前記セパレートプレートの材料は、少なくとも１種
類の金属とすることを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載のセパレートプレート。 ４．前記ガスケットの材料は、有機繊維、無機繊維の単
独或いは該繊維類の数種類の組合わせとすることを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載のセパレートプレー
ト。 ５．自動変速機のバルブボディにおけるロアバルブボデ
ィとアッパバルブボディの間に設けられ、かつ、アキュ
ムレータのスプリングが当接する部分を有するセパレー
トプレートにおいて、 該セパレートプレートのアキュムレータが位置する部分
に前記ロアバルブボディとアッパバルブボディを連通す
る孔を形成し、 接着剤をコートしたガスケットには、アキュムレータの
スプリングが当接しないように、前記セパレートプレー
トに形成される孔と形状が異なる孔を形成した後、セパ
レートプレートとガスケットを接着一体化することを特
徴とするセパレートプレートの製造方法。 ６．前記セパレートプレートとガスケットは、熱プレス
にて加熱して接着することを特徴とする特許請求の範囲
第５項記載のセパレートプレートの製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62231455A JP2714381B2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | セパレートプレート及びその製造方法 |
| US07/243,002 US4908255A (en) | 1987-09-14 | 1988-09-12 | Separate plate and process for producing the same |
| DE3831255A DE3831255A1 (de) | 1987-09-14 | 1988-09-14 | Trennplatte und verfahren zur herstellung derselben |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62231455A JP2714381B2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | セパレートプレート及びその製造方法 |
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|---|---|
| JPS6474346A JPS6474346A (en) | 1989-03-20 |
| JP2714381B2 true JP2714381B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=16923785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62231455A Expired - Lifetime JP2714381B2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | セパレートプレート及びその製造方法 |
Country Status (3)
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| JP (1) | JP2714381B2 (ja) |
| DE (1) | DE3831255A1 (ja) |
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-
1988
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- 1988-09-14 DE DE3831255A patent/DE3831255A1/de not_active Ceased
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Also Published As
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