JP3302686B2 - 画像出力複合装置 - Google Patents

画像出力複合装置

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JP3302686B2
JP3302686B2 JP19695190A JP19695190A JP3302686B2 JP 3302686 B2 JP3302686 B2 JP 3302686B2 JP 19695190 A JP19695190 A JP 19695190A JP 19695190 A JP19695190 A JP 19695190A JP 3302686 B2 JP3302686 B2 JP 3302686B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、画像出力複合装置に関し、より詳細には、
電子写真方式、感熱記録方式、静電記録方式、磁気記録
方式、銀塩写真方式などを利用する画像出力複合装置に
関する。
従来技術 従来、アナログ複写機、デジタル複写機、デジタルプ
リンタ、アナログ/デジタル複合機等の画像出力装置が
あり、電子写真プロセス等の記録プロセスにアナログや
デジタルのみで書き込むものやアナログとデジタルで書
き込むものがあった。
また、小型プリンタとしてレーザプリンタ、LED(発
光ダイオード)プリンタ、液晶プリンタがオフィス用と
して考えられているが、LEDプリンタや液晶プリンタは
書き込みヘッドから可動部をなくし、高信頼性を狙うと
ともに、半導体製造プロセスを活用できるもので低価格
化を狙っている。一方、レーザプリンタは光学系の工夫
でポリゴン(多面体)ミラーの要求精度を落とし低価格
化を図っている。上記3つのプリンタはともにPPC(普
通紙複写機)と同様、感光ドラムを用いる電子写真プリ
ンタの一種という点で同じである。違うのはレーザプリ
ンタがレーザで感光ドラムを感光するのに対して、LED
プリンタや液晶プリンタはLEDアレイや液晶シャッタを
露光に用いることで機械的な可動部を減らし、高信頼
性、小型化、低価格化を図っている。特にLEDプリンタ
は小型化の点でレーザプリンタに対抗できるとして、関
心を集めている。しかしながら、LEDプリンタで問題な
のはLEDの光量のばらつき補正である。
また、小型の半導体レーザスキャナーを搭載すること
により、アナログ複写機にデジタル処理機能を付加し、
複写原稿にない情報、例えば、日付、時刻、ナンバリン
グ、スタンプ文字などを自由に書き込みコピーでき、ア
ナログ技術とデジタル技術の複合化を図った多色普通紙
複写機が提案されている。
また、コピー機能(アナログ方式)とプリント機能
(デジタル方式)を一台のマシンで兼備したPPC(普通
紙複合機)+プリンターの複合機も提案されている。
このように、アナログ複写機、デジタル複写機、デジ
タルプリンタ、アナログ/デジタル複合機等の画像出力
装置は、OA化が進むにつれますますオフィスに入り込
み、オフィス一個所当りの台数も増加しつつある。そし
て複数台の画像出力装置を置くと、設置スペースを取っ
てしまうことになる。また、複数台では高額なものにな
ってしまう等、設置スペースや配置、価格等に対する課
題は次第に大きくなるばかりである。
また、近年、機器一台当りのスペースが小さくなった
とはいうものの、台数の増加をカバーするには至ってお
らず、OA化と逆行した傾向でスペースの利用効率化が望
まれている。
そこで、画像出力装置の複数台を一体的に構成し、個
々の画像出力装置で独立に画像を形成しようとする、い
わゆる機能密度を高めた複合装置が提案されたが、複数
の画像出力装置を単に組合せただけでは本来の機能を満
足に引き出すことは困難であった。例えば、フォトプリ
ンタの例では、光書込み系での書込みパワーと感光体の
感度の関係、感光体の潜像電位分布と現像特性・能力の
関係など、相対的かつ全体的なバランスを持って確保さ
れる性質の電子写真プロセスを利用するものでは、特に
機能密度を高めることは困難なことである。
また、画像出力装置の複数台を一体的に構成し、個々
の画像出力装置で独立に画像を出力しようとする、いわ
ゆる機能密度を高めた複合装置が提案されたが、個々の
画像出力装置で独立に画像を出力しようとすると記録紙
同士が衝突、接触したりすることで、ジャムとなってし
まう場合が生じてきた。これは給紙ユニットから供給さ
れた記録紙の搬送される経路が装置内で交差しているた
めであり、また、交差させないようにすれば装置全体が
大型化してしまうという不具合があった。
また、個々の画像出力装置で独立に画像を出力して排
紙しようとすると、画像が形成された記録紙のストック
させる場所や空間が広くなり、装置全体が大型化してし
まうという不具合があった。
第9図は、フォトプリンタと呼ばれている従来の画像
出力装置の構成を示す側断面図で、図中、51は装置本
体、52はプリントヘッド、53は感光体ベルト、54は駆動
ローラ、55,56は従動ローラ、57は対向ローラ、58は帯
電ローラ、59は現像器、60は現像ローラ、61は給紙ユニ
ット、62は記録紙、63は給紙コロ、64は搬送経路、65は
搬送ローラ、66はレジストローラ、67は転写ローラ、68
は定着器、69は定着ローラ、70は加圧ローラ、71は排紙
ユニット、72はクリーナ、73はガイド部材である。
装置本体51は、プリントヘッド52による固体走査型露
光方式と電子写真プロセスとの組合せによる装置であ
り、プリントヘッドとしては、LEDアレイ、LCシャッタ
アレイ、ELドットアレイ、プラズマドットアレイ、蛍光
体ドットアレイ等が用いられる。感光体ベルト53は、駆
動ローラ54と従動ローラ55,56により支持され、しかも
矢印方向に回動可能に構成され、また、対向ローラ57は
プリントヘッド52と感光体ベルト53との相対位置を維持
するためにプリントヘッド52に対して感光体ベルト53の
裏面に接触配置され、しかもベルトの損傷を防ぐために
ベルトと連れまわるように構成されている。画像形成に
あたっては、感光体ベルト53に接触して回動する帯電ロ
ーラ58により一様に帯電された感光体を、画像情報に対
応して発光されるプリントヘッド52で露光すると潜像が
形成され、それを現像器59に内臓される現像ローラ60で
顕像化し、いわゆるトナー像が感光体上に形成される。
一方、給紙コロ63が矢印方向に回転すると給紙ユニット
61内に収納されている記録紙62がユニットから送り出さ
れ、一点鎖線で示した搬送経路64に従い搬送ローラ65、
レジストローラ66等により搬送され、感光体ベルト53に
接触するように通紙される。前記した感光体上のトナー
像の形成位置とタイミングを合わせて送り出された記録
紙62は、転写ローラ67とトナー像が形成された感光体と
の間に挾まれ、感光体と同速度で移動する間にトナー像
が記録紙に転写され、さらに一点鎖線に沿って搬送され
て定着器68に送り込まれる。定着器68では、定着ローラ
69と加圧ローラ70との間を通過する際にトナー像が記録
紙に固定され、その後所定の通路を通過して排紙ユニッ
ト71内に収納される。一方、トナー像が転写された感光
体はクリーナ62で残留トナーを清掃除去し、回収部(図
示せず)にトナーが回収される。このようにして電子写
真プロセスにより画像が形成され、画像が出力されるこ
とになる。さらに、ガイド部材63を利用して記録紙を手
差しにより装置に送り込み画像出力することも可能に構
成されている。
このような画像出力装置は1台では小型であっても、
前記したようにオフィスに複数台を配置するとなるとス
ペースの問題が深刻になってくる。
そこで、機能密度を高めた複合装置を提案し、前記し
たように、相対的かつ全体的なバランスを維持し、所望
の品質を確保することが重要になってくる。
目的 本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもの
で、従来の画像出力装置が有していた機能は基本的に確
保し、さらに、多機能を付加した画像出力複合装置を提
供することを目的とするものである。すなわち、単位容
量(体積)当りの機能、単位スペース当りの機能、単位
高さ当りの機能、単位重量当りの機能、さらに、画像出
力装置であれば画像出力に関する機能の点において、機
能密度をさらに高めた画像出力複合装置を提供すること
を目的とするものである。
構成 本発明は、上記目的を達成するために、(1)少なく
とも感光体と、帯電された前記感光体表面に静電潜像を
形成するための記録ヘッドと、該静電潜像を現像して顕
像化する現像器とから成る機能ユニットの2つと、前記
感光体表面を帯電する共通の帯電ローラと、記録紙を供
給する給紙ユニットと、画像形成された記録紙を収納す
る排紙ユニットを装置本体内に収納して有する画像出力
複合装置において、前記2つの機能ユニットが前記帯電
ローラを共用してかつ該帯電ローラを中心に略回転対称
に該帯電ローラと一体的にユニット化され、該一体化さ
れたユニットが装置本体内に交換可能に組み込まれてお
り、前記機能ユニットの一は、他の機能ユニットに対し
て記録密度の異なる画像を形成するものであること、更
には、(2)前記(1)において、前記2つの機能ユニ
ットが給紙方向を異にして配設されていること、更に
は、(3)前記(1)において、前記2つの機能ユニッ
トが排紙方向を異にして配設されていること、更には、
(4)前記(1)において、前記2つの機能ユニットに
対して単一の給紙ユニットを有し、該単一の給紙ユニッ
トより正方向及び逆方向の双方向に給紙可能にしたこ
と、更には、(5)前記(1)において、前記2つの機
能ユニットに対して単一の排紙ユニットを有し、該単一
の排紙ユニットに対して正方向及び逆方向の双方向より
排紙可能にしたこと、更には、(6)前記(1)におい
て、前記2つの機能ユニットが、これら2つの機能ユニ
ットによって形成される記録紙搬送経路の内部に設けら
れていること、更には、(7)前記(1)において、前
記帯電ローラに対して、前記2つの機能ユニットのうち
のいずれか一を機能させ、他を機能させないようにした
こと、更には、(8)前記(1)において、前記給紙ユ
ニットから供給された記録紙が、前記2つの機能ユニッ
トの搬送経路を通して、前記排紙ユニットに収納される
こと、更には、(9)前記(1)において、前記機能ユ
ニットの一で形成された画像の上に、他の機能ユニット
で画像を形成すること、更には、(10)前記(1)にお
いて、前記2つの機能ユニットを上下に有し、下部機能
ユニットの下部に該下部機能ユニットの記録紙搬送経路
を有し、上部機能ユニットの上部に該上部機能ユニット
の記録紙搬送経路を有すること、更には、(11)前記
(10)において、前記2台の記録紙搬送経路の内部に前
記2つの機能ユニットが設けられていることを特徴とし
たものである。以下、本発明の実施例に基づいて説明す
る。
第1図は、本発明による画像出力複合装置の一実施例
を説明するための側断面図で、画像出力装置の2台を一
体的に構成したものである。図中、1は装置本体、2,10
2はプリントヘッド、3,103は感光体ベルト、4,104は駆
動ローラ、5,6,105,106は従動ローラ、7,107は対向ロー
ラ、8は帯電ローラ、9,109は現像器、10,110は現像ロ
ーラ、11,111は給紙ユニット、12,112は記録紙、13は給
紙コロ、14,114,214は搬送経路、15は搬送ローラ、16,1
16はレジストローラ、17,117は転写ローラ、18,118は定
着器、19,119は定着ローラ、20,120は加圧ローラ、21,1
21は排紙ユニット、22,122はクリーナ、23はガイド部材
である。
装置本体1の下部と上部に、2台の画像出力装置がそ
れぞれ帯電ローラ8を共用(兼用)して配置されている
ものであり、しかも、それぞれ画像出力装置に対して給
紙ユニット11,111がその給紙方向を異にして配置され、
また、排紙ユニット21,121もその排紙方向を異にして配
置されているのが特徴である。すなわち、装置本体1の
下部には、前記したプリントヘッド2からガイド部材23
までのユニットや部材等が配置されており、また、装置
本体1の上部にはとくに電子写真プロセスに関する個所
を帯電ローラ8を中心に180゜回転させたような配置
で、プリントヘッド102から加圧ローラ120、クリーナ12
2までのユニットや部材等が配置されている。なお、こ
こでは装置本体1の上部に配置されているユニットや部
材等については、装置本体1の下部に配置されたユニッ
ト部材と対応させて、100番代の符号を付けてある。現
像器109はトナーを収納する機能、クリーナ122はトナー
を回収する機能、また、排紙ユニット121は画像が形成
された記録紙を収納する機能を有するため重力方向に落
下しないように形状、構成等が変えられている。さら
に、記録紙の搬送経路が一通りではなく、第一の搬送経
路として、給紙ユニット11から搬送経路14を通じて排紙
ユニット21までの搬送経路、第二の搬送経路として、給
紙ユニット111から搬送経路114を通じて排紙ユニット12
1までの搬送経路、第三の搬送経路として、給紙ユニッ
ト11から搬送経路14を通じ、次に、搬送経路214を通じ
て搬送経路114に至り、排紙ユニット121までの記録紙の
搬送経路の三通りが設けられていることも特徴である。
以下に、その三通りの搬送経路に関して個々に説明す
る。
第2図は、第一の搬送経路に関するものであり、搬送
経路14のみを利用するものであるから装置本体1の下部
の画像出力機能のみを利用し、装置本体1の上部の画像
出力機能は用いないものである。装置本体1の上部の画
像出力機能を用いないようにするための工夫がなされて
いる。これは、図示したように、帯電ローラ8に対し、
従動ローラ105、クリーナ122を離間させる手段により感
光体ベルト103に帯電させないことはもちろんのこと、
装置本体1の上部の画像出力装置を動作させないように
構成した点である。また、現像器9の一部を記録紙の案
内部材としても構成してあり、小型化に貢献している。
第3図は、第二の搬送経路に関するものであり、搬送
経路114のみを利用するものであるから装置本体1の上
部の画像出力機能のみを利用し、装置本体1の下部の画
像出力機能は用いないものである。これも、第2図の場
合と同様に装置本体1の下部の画像出力機能を用いない
ようにするための工夫がなされている。これは、図示し
たように、帯電ローラ8に対し、従動ローラ5、クリー
ナ22を離間させる手段により感光体ベルト3に帯電させ
ないことはもちろんのこと、装置本体1の下部の画像出
力装置を動作させないように構成した点である。また、
図からわかるように現像器109および現像器9の一部を
記録紙の案内部材としても構成してあり、小型化に寄与
している。
第4図は、第三の搬送経路に関するものであり、搬送
経路14,214,114を利用するものであるから、装置本体1
の上部の画像出力機能および装置本体1の下部の画像出
力機能の両方を利用するものである。したがって、第1
図の場合のように、帯電ローラ8に対し、従動ローラ、
クリーナ等を離間させることなく装置本体1の上部の画
像出力装置および装置本体1の下部の画像出力装置の両
方を動作させるように構成したものである。また、図示
したように搬送ローラ15は搬送経路14においては画像形
成前の記録紙を、さらに、搬送経路114においては画像
形成後の記録紙を搬送する手段として共用(兼用)され
ており、これも小型化に対するポイントである。
また、このタイプでは2台の画像出力装置により画像
が形成されるのでオーバライト機能、ツインカラー機
能、密度切替・複数密度書込み機能等が容易に実施でき
ること等の拡張性に富んでいる。なお、ここでいうオー
バライト機能とは、いわゆる重ね書きの機能を意味し、
2台の画像出力装置のうち1台目の画像出力装置でフォ
ーマット、網かけ、特殊記号等を書込み、2台目の画像
出力装置で所望の情報を書込むこと(1台目と2台目の
書込み情報が反対であってもよい)などであり、また、
ツインカラー機能とは、1台目の画像出力装置と2台目
の画像出力装置でトナーの色を違えておくことで、2色
の画像形成が可能になるなどであり、さらに、密度切替
機能・複数密度書込み機能とは、1台目の画像出力装置
と2台目の画像出力装置でプリントヘッドの書込密度を
換えておくことで密度の異なる(複数密度の)画像形成
が可能になるなどであり、多機能を付加するという観点
からは有効な構成であると言える。
上記した三つの搬送経路の中で本発明の重要な構成の
一つである第3図と第4図の複合モードについて第5図
を用いて説明する。図からわかるように、このモードは
搬送経路14と搬送経路114がA点において交差するもの
であり、搬送経路14で搬送される記録紙に画像形成され
る場合、すなわち、装置本体1の下部の画像出力装置で
画像形成される場合と、搬送経路114で搬送される記録
紙に画像形成される場合、すなわち、装置本体1の上部
の画像出力装置で画像形成される場合とが独立に機能す
る際に両方の記録紙が衝突や接触等を起し、それにより
ジャムを引き起さないことが必要である。そのために
は、図示した搬送経路を考慮すれば、給紙コロ13が矢印
方向に回転して搬送経路14に記録紙を送り出すタイミン
グを、給紙コロ113を矢印方向に回転して搬送経路114に
記録紙を送り出すタイミングに対し、同時もしくはそれ
以降にすることで実施できる。
第6図は、給紙ユニット11のみを配置し、給紙コロ13
からは搬送経路14に記録紙を搬送し、また、給紙コロ11
3からは搬送経路114に記録紙を搬送するように構成され
ている点が特徴である。すなわち、1台の給紙ユニット
での双方向給紙を可能にしたものである。なお、給紙コ
ロ13が矢印方向に回転して搬送経路14に記録紙を搬送す
るときには、給紙コロ113を図示した矢印の反対方向に
回転させて給紙コロ13からの紙搬送能力を助けるように
し、また、給紙コロ113が矢印方向に回転して搬送経路1
14に記録紙を搬送するときには、給紙コロ13を図示した
矢印の反対方向に回転させて給紙コロ113からの紙搬送
能力を助けるようにしてもよい。
また、前記したように排紙ユニット21および121は、
その排紙方向を異にして(反対にして)配置されている
が、さらに、これらを一体的に構成し、一個の排紙ユニ
ットとして設けてもよい。
第7図は本発明のより具体的な実施例を示す図で、プ
リントヘッド2、感光体ベルト3、駆動ローラ4、従動
ローラ5,6、帯電ローラ8をユニット化している。図中
では右斜線部で示してある。また、プリントヘッド10
2、感光体ベルト103、駆動ローラ104、従動ローラ105,1
06をユニット化している。図中では左斜線部で示してあ
る。ユニット化することにより交換可能な構成となって
いる。
第8図は、本発明のより具体的な他の実施例を示す図
で、第7図における帯電ローラ8を中心に略180゜回転
させて設置した構成で、入替えや交換等を容易にしたこ
とを特徴としている。
入替えや交換等を行なうメリットとしては、一方の画
像出力装置を酷使しすぎたことにより品質が劣化してい
るが、この装置を使用せざるをえない場合には両者を入
替えるとカバーができること、また、ツインカラー機能
と密度切替・複数密度書込み機能との組合せを変更して
使用したい場合にも両者を入替えることで容易に変更で
きること、などがあげられる。この際、プリントヘッド
と感光体が対になって入替えや交換されるので、その組
合せの相性がよく品質を落すようなことがない。
さらに、交換性を重視すれば、一個のプリントヘッド
に対し、一個の感光体を対にしてユニット化しておくと
よい。これは、画像出力装置を酷使して品質が劣化した
場合や偶発的なトラブルが発生した場合であっても、個
々に交換できるメリットがある。
また、一個のプリントヘッドに対し、一個の感光体を
対にしてユニット化しておくことが有利なこととして
は、第2図、第3図に示したように、感光体を帯電ロー
ラから離間させる場合には、ユニット単位で移動させれ
ばよく、繰返しの安定性や信頼性に優れていると言え
る。
画像出力装置としては、前記した電子写真方式の他
に、感熱記録方式、静電記録方式、磁気記録方式、銀塩
写真方式、インクジェット記録方式などを利用する画像
出力装置があってもよく、また、共用(兼用)部として
は、ここでは、帯電ローラ、給紙ユニット、現像器に設
けた記録紙の案内部材、搬送ローラ、排紙ユニット等を
例示したが、何らこれらに限定されるものではなく、こ
の他に転写ローラ、定着器、トナー回収容器等であって
もよく、共用部を可能な限り多く設けることが機能密度
を高めるうえで効果的である。
効果 以上の説明から明らかなように、本発明によると、以
下のような効果がある。
少なくとも感光体と、帯電された前記感光体表面に静
電潜像を形成するための記録ヘッドと、該静電潜像を現
像して顕像化する現像器とから成る機能ユニットの2つ
と、前記感光体表面を帯電する共通の帯電ローラと、記
録紙を供給する給紙ユニットと、画像形成された記録紙
を収納する排紙ユニットを装置本体内に収納して有する
画像出力複合装置において、前記2つの機能ユニットが
前記帯電ローラを共用してかつ該帯電ローラを中心に略
回転対称に該帯電ローラと一体的にユニット化され、該
一体化されたユニットが装置本体内に交換可能に組み込
まれたものであるから、2つの機能ユニットを対にして
入替え、交換等が可能であり、この組合わせの悪さによ
るアンバランスもなく、しかも画像出力装置としての機
能密度を高めることができ、かつ、前記機能ユニットが
帯電ローラを中心に略回転対称な形状に構成されている
ものであるから、ユニットの入替え、交換等の操作性面
で優れていることはもちろんのこと、ユニット単体とし
てもバランスのよい形状と言える。また、装置設置台数
の増加に伴うスペースの有効利用や配置の効率化という
重要な課題を解消し、機能密度を高めることができる。
また、OA化が進むにつれてオフィス一個所当りの画像出
力装置普及台数の増加に対するスペースの有効利用や配
置の効率化という深刻な課題を解消し、画像出力に関す
る機能密度を高めることができる。また、個々の画像出
力装置を独立して使用できることはもちろんのこと、オ
ーバライト機能、密度切替・複数密度書込み機能等が容
易に実施でき、より一層、機能密度を高めることができ
る。
また、2つの搬送経路の内部に2つの機能ユニットを
設けたものであるから、複合装置であっても装置全体の
小型化を図ることができ、その結果機能密度を高めるこ
とができる。また、2つの機能ユニットを略包囲もしく
は略挾持するように記録紙の搬送経路を設けたものであ
るから、記録紙が装置の機能ユニットの略外側を搬送さ
れるために、記録紙が搬送経路内でジャムを起こしたと
してもジャム紙の除去が容易となる構成が取り易く、ま
た、搬送経路が緩やかに変化する構成となるのでジャム
の発生頻度も少なくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による画像出力複合装置の一実施例を
説明するための側断面図、第2図は、記録紙の第1の搬
送経路を説明するための図、第3図は、記録紙の第2の
搬送経路を説明するための図、第4図は、記録紙の第3
の搬送経路を説明するための図、第5図は、搬送経路の
複合モードを説明するための図、第6図は、搬送経路の
複合モードの他の実施例を示す図、第7図は、本発明の
より具体的な実施例を示す図、第8図は、本発明のより
具体的な他の実施例を示す図、第9図は、従来の画像出
力装置の構成を示す側断面図である。 2,102……プリントヘッド、3,103……感光体ベルト、4,
104……駆動ローラ、5,6,105,106……従動ローラ、7,10
7……対向ローラ、8……帯電ローラ、12,112……記録
紙、14……搬送経路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 幾雄 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 服部 仁 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭61−61872(JP,A) 特開 昭62−141574(JP,A) 特開 昭63−246754(JP,A) 特開 平3−151238(JP,A) 特開 平3−126958(JP,A) 特開 昭63−269187(JP,A) 特開 昭63−188159(JP,A) 特開 平3−132775(JP,A) 実開 昭62−51357(JP,U) 特許3113260(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18 G03G 15/00 303 G03G 15/02

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも感光体と、帯電された前記感光
    体表面に静電潜像を形成するための記録ヘッドと、該静
    電潜像を現像して顕像化する現像器とから成る機能ユニ
    ットの2つと、前記感光体表面を帯電する共通の帯電ロ
    ーラと、記録紙を供給する給紙ユニットと、画像形成さ
    れた記録紙を収納する排紙ユニットを装置本体内に収納
    して有する画像出力複合装置において、前記2つの機能
    ユニットが前記帯電ローラを共用してかつ該帯電ローラ
    を中心に略回転対称に該帯電ローラと一体的にユニット
    化され、該一体化されたユニットが装置本体内に交換可
    能に組み込まれており、前記機能ユニットの一は、他の
    機能ユニットに対して記録密度の異なる画像を形成する
    ものであることを特徴とする画像出力複合装置。
  2. 【請求項2】前記2つの機能ユニットが給紙方向を異に
    して配設されていることを特徴とする請求項1に記載の
    画像出力複合装置。
  3. 【請求項3】前記2つの機能ユニットが排紙方向を異に
    して配設されていることを特徴とする請求項1に記載の
    画像出力複合装置。
  4. 【請求項4】前記2つの機能ユニットに対して単一の給
    紙ユニットを有し、該単一の給紙ユニットより正方向及
    び逆方向の双方向に給紙可能にしたことを特徴とする請
    求項1に記載の画像出力複合装置。
  5. 【請求項5】前記2つの機能ユニットに対して単一の排
    紙ユニットを有し、該単一の排紙ユニットに対して正方
    向及び逆方向の双方向より排紙可能にしたことを特徴と
    する請求項1に記載の画像出力複合装置。
  6. 【請求項6】前記2つの機能ユニットが、これら2つの
    機能ユニットによって形成される記録紙搬送経路の内部
    に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画
    像出力複合装置。
  7. 【請求項7】前記帯電ローラに対して、前記2つの機能
    ユニットのうちのいずれか一を機能させ、他を機能させ
    ないようにしたことを特徴とする請求項1に記載の画像
    出力複合装置。
  8. 【請求項8】前記給紙ユニットから供給された記録紙
    が、前記2つの機能ユニットの搬送経路を通して、前記
    排紙ユニットに収納されることを特徴とする請求項1に
    記載の画像出力複合装置。
  9. 【請求項9】前記機能ユニットの一で形成された画像の
    上に、他の機能ユニットで画像を形成することを特徴と
    する請求項1に記載の画像出力複合装置。
  10. 【請求項10】前記2つの機能ユニットを上下に有し、
    下部機能ユニットの下部に該下部機能ユニットの記録紙
    搬送経路を有し、上部機能ユニットの上部に該上部機能
    ユニットの記録紙搬送経路を有することを特徴とする請
    求項1に記載の画像出力複合装置。
  11. 【請求項11】前記2台の記録紙搬送経路の内部に前記
    2つの機能ユニットが設けられていることを特徴とする
    請求項10に記載の画像出力複合装置。
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