JP3302339B2 - リニアモーター用コイル装置 - Google Patents

リニアモーター用コイル装置

Info

Publication number
JP3302339B2
JP3302339B2 JP14408499A JP14408499A JP3302339B2 JP 3302339 B2 JP3302339 B2 JP 3302339B2 JP 14408499 A JP14408499 A JP 14408499A JP 14408499 A JP14408499 A JP 14408499A JP 3302339 B2 JP3302339 B2 JP 3302339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
fixed magnetic
shape
magnetic core
linear motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14408499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000331828A (ja
Inventor
武夫 川嶋
Original Assignee
株式会社モステック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社モステック filed Critical 株式会社モステック
Priority to JP14408499A priority Critical patent/JP3302339B2/ja
Publication of JP2000331828A publication Critical patent/JP2000331828A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3302339B2 publication Critical patent/JP3302339B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Linear Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアモーター用
コイル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリニアモーター用コイル装置とし
ては、図8および図9で示されるような構成のものがあ
った。ここに、図8は従来のリニアモーター用コイル装
置の斜視図であり、図9はその正面図である。
【0003】まず、図8を参照しながら、従来のリニア
モーター用コイル装置の構成について説明する。すなわ
ち、基盤73上には、複数の板状固定磁芯74、75、
76、77、78、79、80、81が直立させられて
等間隔に立設されている。また、コイル82、83、8
4、85、86は、それぞれ前記固定磁芯を二本ずつ束
にして巻回するように前記板状固定磁芯に装着されてい
る。つまり、コイル82は板状固定磁芯75および板状
固定磁芯76を巻回するように装着されており、コイル
83は板状固定磁芯76および板状固定磁芯77を巻回
するように装着されている。コイル84、85、86に
関しても同様である。また、コイル82、83、84、
85、86の端子部は電圧印加回路に接続され、これら
コイル間には電気絶縁用のシートが挿入されている(図
示省略)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、たとえば板
状固定磁芯76と板状固定磁芯77の間87の手前側
(図9上)において、コイル83の(手前)側面89の
上方にはコイル84の(手前)側面90が存し、コイル
83の(手前)側面89の下方にはコイル82の(手
前)側面88が存する。実用に足るモーター用コイル装
置を得るために、コイル82、83、84の線材巻き数
を十分に確保するとき、これらコイルはかなり太くな
り、コイル側面の厚さ91も大きくなる。結果として装
置全体の高さ92が大きくなってしまうので、コイル8
2、83、84、85、86の装着後に、これらコイル
を高圧力で圧縮していた。しかし、このような圧縮はレ
ヤーショートなどを伴い、またたとえば板状固定磁芯7
4の上部への突出93が大きくなってしまうという弊害
もあった(磁場の強さが低下することを回避するために
は、突出93が小さいほどよい)。
【0005】以上で述べたように、従来のリニアモータ
ー用コイル装置では、装置が高くなりすぎるという問題
があった。さらに、コイル装着後にコイルを圧縮すると
いう工程が必要であった。
【0006】本発明は、このような従来のリニアモータ
ー用コイル装置の課題を考慮し、装置の高さを低くし、
また装着後にコイルを圧縮する工程を省略することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第一の本発明(請求項1
に対応)は、基盤と、前記基盤上並列的に立設された複
数の固定磁芯と、所定個の前記固定磁芯を束にして順次
巻回された複数個のコイルとを備え、前記固定磁芯が嵌
通されている前記コイルの孔はそれら固定磁芯の形状に
合う形状をしており、前記コイルの、前記固定磁芯の間
に位置する内側辺はそれら固定磁芯間の空間に装着され
うる柱状をしており、前記コイルの、前記固定磁芯の外
側に位置する外側辺は、その断面形状が前記内側辺の断
面形状とは異なっており、その外側辺の、隣り合うコイ
ルの各辺によって挟まれる方向の厚さが、前記内側辺の
断面形状と前記外側辺の断面形状が互いに異なっていな
いとした場合の前記厚さよりも薄いことを特徴とするリ
ニアモーター用コイル装置である。
【0008】第二の本発明(請求項2に対応)は、前記
内側辺から前記外側辺への移行部が、テーパ形状または
階段形状であることを特徴とする第一の発明のリニアモ
ーター用コイル装置である。
【0009】第三の本発明(請求項3に対応)は、前記
移行部のテーパ形状または階段形状が、片面または両面
に設けられていることを特徴とする第二の発明のリニア
モーター用コイル装置である。
【0010】第四の本発明(請求項4に対応)は、前記
内側辺の断面形状は矩形であり、少なくともその矩形の
一辺が前記固定磁芯の内側面に面接触していることを特
徴とする第一の発明のリニアモーター用コイル装置であ
る。
【0011】第五の本発明(請求項5に対応)は、第一
から第四のいずれかの発明のリニアモーター用コイル装
置における前記コイルの外形をもつ巻線金型を作成し、
その巻線金型を巻取り軸および線材繰り出し部を備える
巻線装置に装備し、前記コイルの巻線を行うことを特徴
とする線材の巻線方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下では、当該発明にかかる実施
の形態について、図面を参照しつつ説明を行う。
【0013】まず、本実施の形態におけるリニアモータ
ー用コイル装置の構成について、図1を参照しながら説
明する。ただし、図1は本発明の一実施の形態であるリ
ニアモーター用コイル装置の正面図である。すなわち、
基盤1上には、複数の板状固定磁芯2、3、4、5、
6、7、8、9が直立させられて等間隔に立設されてい
る。また、コイル10、11、12、13、14は、そ
れぞれ前記板状固定磁芯を二本ずつ束にして巻回するよ
うに前記板状固定磁芯に装着されている。さらに、コイ
ル10、11、12、13、14の端子部は電圧印加回
路に接続され、これらコイル間には電気絶縁用のシート
が挿入されている(図示省略)。なお、コイル10、1
1、12、13、14の前記板状固定磁芯への装着につ
いては、詳細に後述する。
【0014】ここで、たとえばコイル10について、図
2〜図4を参照しながら説明する。ただし、図2は本発
明の一実施の形態であるリニアモーター用コイル装置の
正面図の一部を拡大したものであり、図3はコイルの斜
視図であり、図4は前記コイルの各辺の断面図である。
まず、前記コイルの孔15は板状固定磁芯3および板状
固定磁芯4が嵌通されうるような形状をしており、その
断面形状は長方形45である。すなわち、孔15の面1
6は板状固定磁芯3の(左側)内側面39に面接触して
おり、孔15の面17は板状固定磁芯4の(右側)内側
面40に面接触している。また、孔15の面19は板状
固定磁芯3の(手前)外側面42および板状固定磁芯4
の(手前)外側面43に面接触している。孔15の奥に
ある面18に関しても同様である。
【0015】つぎに、板状固定磁芯2と板状固定磁芯3
の間に位置する内側辺23は、それら板状固定磁芯間の
空間44に装着されうる角柱である。つまり、図3およ
び図4に示す通り、前記内側辺23の断面は縦の辺47
および49、横の辺46および48を有する長方形45
である。そして、辺47は板状固定磁芯2の(右側)内
側面38に面接触し、辺49は板状固定磁芯3の(左
側)内側面39に面接触している。板状固定磁芯4と板
状固定磁芯5の間に位置する内側辺22に関しても同様
である。
【0016】また、板状固定磁芯3および板状固定磁芯
4の(手前)外側に位置する(手前)外側辺24も角柱
である。つまり、図3および図4に示す通り、前記外側
辺24の断面は縦の辺52および54、横の辺51およ
び53を有する長方形50である。
【0017】ただし、外側辺24の断面形状は内側辺2
3の断面形状とは異なっている。すなわち、図3に示す
通り、長方形45と長方形50は等積であるが、たとえ
ば長方形50の縦の辺52は長方形45の縦の辺47よ
りも短い。板状固定磁芯3および板状固定磁芯4の
(奥)外側に位置する(奥)外側辺25に関しても同様
である。なお、この長方形50の縦の辺52および54
は、後述するように、コイル側面のかさを主に左右する
方向の辺である。
【0018】さらに、内側辺22から外側辺25への移
行部26、内側辺23から外側辺25への移行部27、
内側辺23から外側辺24への移行部28、内側辺22
から外側辺24への移行部29はテーパ状または階段状
である。すなわち、移行部26の上面30、移行部27
の下面31、移行部28の下面32、移行部29の上面
33は階段状であり、移行部26の下面34、移行部2
7の上面35、移行部28の上面36、移行部29の下
面37はテーパ状である。その他のコイル11、12、
13、14に関しても、以上同様である。
【0019】なお、上述したように、前記内側辺23の
断面は、縦の辺47および49、横の辺46および48
を有する長方形45であって、辺47は板状固定磁芯2
の内側面38に面接触し、辺49は板状固定磁芯3の
(左側)内側面39に面接触している。そのため、隣り
合う板状固定磁芯の間隔を、図9に示す従来のリニアモ
ーター用コイル装置における隣り合う板状固定磁芯の間
隔よりも小さくできる。また、コイルの占積率も向上さ
せることができる。
【0020】つぎに、コイル10、11、12、13、
14の装着について、図1〜図4を参照しながら説明す
る。まず、コイル10は、板状固定磁芯3および板状固
定磁芯4を束にして巻回するようにコイル10の上から
装着されている。さらに、コイル11は、板状固定磁芯
4および板状固定磁芯5を束にして巻回するようにコイ
ル11の上から装着されており、コイル12は板状固定
磁芯5および板状固定磁芯6を束にして巻回するように
装着されている。したがって、板状固定磁芯4と板状固
定磁芯5の間55の手前側(図1上)において、コイル
11の(手前)側面57の上方にはコイル12の(手
前)側面58が存し、コイル11の(手前)側面57の
下方にはコイル10の(手前)側面56が存する。
【0021】ここで、たとえばコイル10における(手
前)外側辺24の断面に現れる長方形50の縦の辺52
の長さは、内側辺23の断面に現れる長方形45の縦の
辺47の長さよりも小さい(図4参照)。したがって、
コイル側面の厚さ59は従来のコイルの厚さ91よりも
小さく、その結果装置全体の高さ60は従来のコイル装
置の高さ92よりも小さくなっている。
【0022】ただし、図2にも示されているように、た
とえばコイル11の(手前)側面57は、コイル10の
内側辺22からコイル11の(手前)外側辺24への移
行部29の上面33と衝突を起こしていない。なぜなら
ば、コイル10の内側辺22からコイル10の(手前)
外側辺24への移行部29の上面33は、テーパ状では
なく階段状になっており、切り欠かれているからである
(図3参照)。コイル11の奥にある側面でも、同じこ
とがいえる。また、以上で述べられたことは、その他の
コイルに関しても同様である。
【0023】このように、コイル10、11、12、1
3、14の側面の厚さ59は従来のコイルの厚さ91よ
りも小さく、これらコイルの内側辺から外側辺への前記
移行部には階段が適切に設けられている。したがって、
装置の高さ60を従来ほど大きくせずに、これらコイル
をそのままコンパクトに装着することが可能である。さ
らに、装着後にこれらコイルを圧縮する工程は不要とな
る。
【0024】つぎに、線材の巻線方法について、図5〜
図7を参照しながら説明する。ただし、図5は巻線金型
を形成する金型の正面図および平面図であり、図6は前
記金型を二つ組み合わせて得られる巻線金型であり、図
7は巻線装置に装備された前記巻線金型の正面図であ
る。まず、たとえばコイル10の下半分をかたどる金型
61を作成する。ただし、図5における凸部62は、コ
イル10の内側辺23から外側辺24への移行部28の
下面32の階段を形成するためのものである。また、同
じく図5における凸部63は、コイル10の内側辺23
から外側辺25への移行部27の下面31の階段を形成
するためのものである。さらに、孔64は、図6におけ
る巻線装置70への装備時に巻き取り軸65が嵌通され
るように設けられている。前記コイルは対称的なので、
同様にしてコイル10の上半分をかたどる金型66を作
成する(図5における凸部67は、コイル10の外側辺
24から内側辺22への移行部29の下面33の階段を
形成するためのものであり、孔68は、図6における巻
線装置70への装備時に巻き取り軸65が嵌通されるよ
うに設けられている)。
【0025】孔64と孔68がまっすぐにつながるよう
に、これら金型61および金型66を組み合わせること
により、コイル10の外形をもつ巻線金型69が得られ
る(図5参照)。巻き取り軸65が孔64と孔68を嵌
通するように、巻線金型69を巻取り軸65および線材
繰り出し部(図示省略)を備える巻線装置70に装備す
る(図6参照)。本実施の形態における線材は丸線とす
ると、その丸線は隙間71および隙間72を通って巻線
金型69内に巻装される。巻装終了時に巻線金型69を
再び金型61および金型66に分離することにより、コ
イル10を巻線金型69より取り外せば、コイル10が
得られる(巻装が解けないようにするためには、テイピ
ング等が必要である)。このようにしてコイル10が作
成されるが、その他のコイル11、12、13、14に
関しても同様である。
【0026】なお、本発明で利用される線材は、上述し
た実施の形態におけるように丸線からなる必要はなく、
平角線あるいは複数本の線からなる線材であってもよ
い。
【0027】また、本発明におけるコイルの装着は、上
述した実施の形態におけるように各コイルが二本の固定
磁芯を巻回するように行う必要はなく、各コイルが任意
の本数の固定磁芯を巻回するように行ってもよい。
【0028】また、本発明におけるコイルの孔の断面形
状は、上記実施の形態では長方形であったが、八角形な
ど他の形状でもよく、要するに、固定磁芯の形状に合う
形状でありさえすればよい。
【0029】また、本発明におけるコイルの内側辺の断
面形状は、上記実施の形態では長方形であったが、八角
形など他の形状でもよく、要するに、固定磁芯間の空間
の形状に合う形状でありさえすればよい。
【0030】また、本発明におけるコイルの外側辺の断
面形状は、上記実施の形態では長方形であり、その外側
辺の厚さは、上記実施の形態では角柱の断面の縦方向の
長さとして説明したが、これに限らず、外側辺が他の形
状であっても、要するに、外側辺の、隣り合うコイルの
各辺によって挟まれる方向の厚さが、前記内側辺の断面
形状と前記外側辺の断面形状が互いに異なっていないと
した場合の前記厚さよりも薄ければよい。
【0031】また、本発明におけるコイルの内側辺から
外側辺への移行部は、上述した実施の形態におけるよう
に片面のみが階段形状であるように行う必要はなく、両
面が階段形状であるように行ってもよい。
【0032】また、本発明におけるコイルの内側辺の断
面に現れる長方形の一辺は、固定磁芯の内側面に面接触
していたが、これに限らず、内側辺の断面に現れる矩形
の辺は、従来のように固定磁芯の内側面に面接触してい
なくてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に対応する第一の発明は、装置の高さが従来よりも小
さいリニアモーター用コイル装置を提供することができ
る。
【0034】請求項2に対応する第二の発明は、上記効
果に加えて隣り合うコイルが装着時に衝突しないような
リニアモーター用コイル装置を提供することができる。
【0035】請求項3に対応する第三の発明も、上記効
果に加えて隣り合うコイルが装着時に衝突しないような
リニアモーター用コイル装置を提供することができる。
【0036】請求項4に対応する第四の発明は、上記効
果に加えてさらに隣り合う固定磁芯の間隔が従来のリニ
アモーター用コイル装置における隣り合う固定磁芯の間
隔よりも小さく、前記コイルの占積率が高いリニアモー
ター用コイル装置を提供することができる。
【0037】請求項5に対応する第五の発明は、所望の
形状のコイルを簡単に巻装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態で説明されるリニアモー
ター用コイル装置の正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態で説明されるリニアモー
ター用コイル装置の正面図の一部の拡大図である。
【図3】本発明の一実施の形態で用いられるコイルの斜
視図である。
【図4】前記コイルの各辺の断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態で用いられる巻線金型を
形成する金型の正面図および平面図である。
【図6】前記金型を二つ組み合わせて得られる巻線金型
の正面図である。
【図7】巻線装置に装備された前記巻線金型である。
【図8】従来のリニアモーター用コイル装置の斜視図で
ある。
【図9】従来のリニアモーター用コイル装置の正面図で
ある。
【符号の説明】
1 基盤 2、3、4、5、6、7、8、9 板状固定磁芯 10、11、12、13、14 コイル 15 コイル10の孔 22、23 コイル10の内側辺 24,25 コイル10の外側辺 26 内側辺22から外側辺25への移行部 27 内側辺23から外側辺25への移行部 28 内側辺23から外側辺24への移行部 29 内側辺22から外側辺24への移行部 30 移行部26の上面(階段状) 31 移行部27の下面(階段状) 32 移行部28の下面(階段状) 33 移行部29の上面(階段状) 34 移行部26の下面(テーパ状) 35 移行部27の上面(テーパ状) 36 移行部28の上面(テーパ状) 37 移行部29の下面(テーパ状) 73 基盤 74、75、76、77、78、79、80、81 板
状固定磁芯 82、83、84、85、86 コイル

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基盤と、前記基盤上並列的に立設された
    複数の固定磁芯と、所定個の前記固定磁芯を束にして順
    次巻回された複数個のコイルとを備え、前記固定磁芯が
    嵌通されている前記コイルの孔はそれら固定磁芯の形状
    に合う形状をしており、前記コイルの、前記固定磁芯の
    間に位置する内側辺はそれら固定磁芯間の空間に装着さ
    れうる柱状をしており、前記コイルの、前記固定磁芯の
    外側に位置する外側辺は、その断面形状が前記内側辺の
    断面形状とは異なっており、その外側辺の、隣り合うコ
    イルの各辺によって挟まれる方向の厚さが、前記内側辺
    の断面形状と前記外側辺の断面形状が互いに異なってい
    ないとした場合の前記厚さよりも薄いことを特徴とする
    リニアモーター用コイル装置。
  2. 【請求項2】 前記内側辺から前記外側辺への移行部
    は、テーパ形状または階段形状であることを特徴とする
    請求項1記載のリニアモーター用コイル装置。
  3. 【請求項3】 前記移行部のテーパ形状または階段形状
    は、片面または両面に設けられていることを特徴とする
    請求項2記載のリニアモーター用コイル装置。
  4. 【請求項4】 前記内側辺の断面形状は矩形であり、少
    なくともその矩形の一辺が前記固定磁芯の内側面に面接
    触していることを特徴とする請求項1記載のリニアモー
    ター用コイル装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のリニ
    アモーター用コイル装置における前記コイルの外形をも
    つ巻線金型を作成し、その巻線金型を巻取り軸および線
    材繰り出し部を備える巻線装置に装備し、前記コイルの
    巻線を行うことを特徴とする線材の巻線方法。
JP14408499A 1999-05-24 1999-05-24 リニアモーター用コイル装置 Expired - Fee Related JP3302339B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14408499A JP3302339B2 (ja) 1999-05-24 1999-05-24 リニアモーター用コイル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14408499A JP3302339B2 (ja) 1999-05-24 1999-05-24 リニアモーター用コイル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000331828A JP2000331828A (ja) 2000-11-30
JP3302339B2 true JP3302339B2 (ja) 2002-07-15

Family

ID=15353880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14408499A Expired - Fee Related JP3302339B2 (ja) 1999-05-24 1999-05-24 リニアモーター用コイル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3302339B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000331828A (ja) 2000-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7825562B2 (en) Rotary electric machine, crank-shaped continuously winding coil, distribution winding stator and forming method thereof
CN105103415B (zh) 电动机定子
KR20020005955A (ko) 회전전기용 권선도체
US20080232078A1 (en) Electrical component and method for making the same
KR20120003008A (ko) 표면 실장 자성 부품 조립체
CN104904102A (zh) 电气技术线圈和/或线圈卷、其制造方法以及电气设备
EP1536436B1 (en) Method of producing planar transformers and planar transformer thus produced
EP1376830A2 (en) Method for manufacturing a coil winding assembly of a concentrated winding motor
WO1998057424A1 (en) Electrical component assemblies and methods of making same
JP6294854B2 (ja) コアアセンブリ、このコアアセンブリを用いたリアクトル、及びコアアセンブリの製造方法
JP3302339B2 (ja) リニアモーター用コイル装置
JP3772716B2 (ja) モールド端子台及びその製造方法
JP2022075188A (ja) 昇圧リアクトル装置
JP5242490B2 (ja) 磁気浮上式鉄道用地上コイルの製作方法
JP2004193395A (ja) 高密度コイル
JP5077674B2 (ja) ステータコイルのコイルエンド成形方法
JP2000333433A (ja) リニアモーター用コイル装置
CN220627555U (zh) 铁桥电抗器绝缘结构
JP2939527B2 (ja) 電気コネクタ用長尺絶縁スリーブ帯
JP4183780B2 (ja) 薄形トランス用ボビン
JP5211650B2 (ja) ステータコイルのコイルエンド成形方法
US20050248426A1 (en) Core for a coil winding
JP2002154133A (ja) 射出成形端子台の製造方法
JPH0655224U (ja) 絶縁トランス
JP2760165B2 (ja) モールドコイル

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110426

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110426

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110426

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120426

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130426

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140426

Year of fee payment: 12

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees