JP2000333433A - リニアモーター用コイル装置 - Google Patents
リニアモーター用コイル装置Info
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- JP2000333433A JP2000333433A JP11140838A JP14083899A JP2000333433A JP 2000333433 A JP2000333433 A JP 2000333433A JP 11140838 A JP11140838 A JP 11140838A JP 14083899 A JP14083899 A JP 14083899A JP 2000333433 A JP2000333433 A JP 2000333433A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のリニアーモーター用コイル装置ではコ
イルがかなり太くなり、剛くて曲がりにくいので線材を
鋭く曲げることができず 、コイルの(手前)側面およ
び(奥)側面では、線材を大きく外部に引き出すように
して迂回的な巻き回しを行っている。そのためコイルの
線材は長くなり、電気抵抗が大となって電力損失を多分
に生じるという課題があった。 【解決手段】 基盤と、前記基盤上並列的に立設され
た複数の固定磁芯と、所定個の前記固定磁芯を束にして
順次巻回された複数個のコイルとを備え、前記各コイル
は、前記固定磁芯の立設する方向に配された二個以上の
小コイルが順次結線されている構造を有するリニアモー
ター用コイル装置。
イルがかなり太くなり、剛くて曲がりにくいので線材を
鋭く曲げることができず 、コイルの(手前)側面およ
び(奥)側面では、線材を大きく外部に引き出すように
して迂回的な巻き回しを行っている。そのためコイルの
線材は長くなり、電気抵抗が大となって電力損失を多分
に生じるという課題があった。 【解決手段】 基盤と、前記基盤上並列的に立設され
た複数の固定磁芯と、所定個の前記固定磁芯を束にして
順次巻回された複数個のコイルとを備え、前記各コイル
は、前記固定磁芯の立設する方向に配された二個以上の
小コイルが順次結線されている構造を有するリニアモー
ター用コイル装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアモーター用
コイル装置に関する。
コイル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリニアモーター用コイル装置とし
ては、図7および図8で示されるような構成のものがあ
った。ここに、図7は従来のリニアモーター用コイル装
置の斜視図であり、図8はその正面図である。
ては、図7および図8で示されるような構成のものがあ
った。ここに、図7は従来のリニアモーター用コイル装
置の斜視図であり、図8はその正面図である。
【0003】まず、図7を参照しながら、従来のリニア
モーター用コイル装置の構成について説明する。すなわ
ち、基盤701上には、複数の板状固定磁芯702、7
03、704、705、706、707、708、70
9が直立させられて等間隔に立設されている。また、コ
イル710、711、712、713、714は、それ
ぞれ前記固定磁芯を二本ずつ束にして巻回するように前
記板状固定磁芯に装着されている。つまり、コイル71
0は板状固定磁芯703および板状固定磁芯704を巻
回するように装着されており、コイル711は板状固定
磁芯704および板状固定磁芯705を巻回するように
装着されている。コイル712、713、714に関し
ても同様である。また、コイル710、711、71
2、713、714の端子部は電圧印加回路に接続さ
れ、これらコイル間には電気絶縁用のシートが挿入され
ている(図示省略)。
モーター用コイル装置の構成について説明する。すなわ
ち、基盤701上には、複数の板状固定磁芯702、7
03、704、705、706、707、708、70
9が直立させられて等間隔に立設されている。また、コ
イル710、711、712、713、714は、それ
ぞれ前記固定磁芯を二本ずつ束にして巻回するように前
記板状固定磁芯に装着されている。つまり、コイル71
0は板状固定磁芯703および板状固定磁芯704を巻
回するように装着されており、コイル711は板状固定
磁芯704および板状固定磁芯705を巻回するように
装着されている。コイル712、713、714に関し
ても同様である。また、コイル710、711、71
2、713、714の端子部は電圧印加回路に接続さ
れ、これらコイル間には電気絶縁用のシートが挿入され
ている(図示省略)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
コイル装置では、線材を単純に巻き回すことによって形
成されるコイル710、711、712、713、71
4はかなり太くなり、その結果剛くて曲がりにくい。そ
のため、線材を鋭く曲げることができず、これらコイル
の(手前)側面710a、711a、712a、713
a、714aおよび(奥)側面710b、711b、7
12b、713b、714bでは、線材を大きく外部に
引き出すようにして迂回的な巻き回しを行っていた。
コイル装置では、線材を単純に巻き回すことによって形
成されるコイル710、711、712、713、71
4はかなり太くなり、その結果剛くて曲がりにくい。そ
のため、線材を鋭く曲げることができず、これらコイル
の(手前)側面710a、711a、712a、713
a、714aおよび(奥)側面710b、711b、7
12b、713b、714bでは、線材を大きく外部に
引き出すようにして迂回的な巻き回しを行っていた。
【0005】しかしながら、上で述べたように線材を巻
き回すと、これらコイルの(手前)側面710a、71
1a、712a、713a、714aおよび(奥)側面
710b、711b、712b、713b、714b
は、基盤701の外側に大きく突出してしまう。そのた
め、コイル710、711、712、713、714を
形成するのに必要な線材は長くなり、これらコイルの電
気抵抗が大となって、電力損失を多分に生じる。また、
これらコイルの側面が基盤701の外側に大きく突出し
ているために、装置が大きくなってしまうことは、それ
自体不都合であった。
き回すと、これらコイルの(手前)側面710a、71
1a、712a、713a、714aおよび(奥)側面
710b、711b、712b、713b、714b
は、基盤701の外側に大きく突出してしまう。そのた
め、コイル710、711、712、713、714を
形成するのに必要な線材は長くなり、これらコイルの電
気抵抗が大となって、電力損失を多分に生じる。また、
これらコイルの側面が基盤701の外側に大きく突出し
ているために、装置が大きくなってしまうことは、それ
自体不都合であった。
【0006】さらに、すでに述べたようにコイル71
0、711、712、713、714が太くなるので、
これらコイルのかさは高くなる。しかし、たとえば板状
固定磁芯702の高さ715は小さいほどよい。そのた
め、コイル710、711、712、713、714の
装着後にこれらコイルを高圧力で圧縮成形していた。し
かし、このような圧縮成形はレヤーショートなどを伴
い、またたとえば板状固定磁芯702の上部への突出7
16が大きくなってしまうという弊害もあった(磁場の
強さが低下することを回避するためには、突出716が
小さいほどよい)。
0、711、712、713、714が太くなるので、
これらコイルのかさは高くなる。しかし、たとえば板状
固定磁芯702の高さ715は小さいほどよい。そのた
め、コイル710、711、712、713、714の
装着後にこれらコイルを高圧力で圧縮成形していた。し
かし、このような圧縮成形はレヤーショートなどを伴
い、またたとえば板状固定磁芯702の上部への突出7
16が大きくなってしまうという弊害もあった(磁場の
強さが低下することを回避するためには、突出716が
小さいほどよい)。
【0007】以上で述べたように、従来のリニアモータ
ー用コイル装置では、コイルの電気抵抗が大きく、装置
が大きくなりすぎるという問題があった。さらに、コイ
ル装着後にコイルを圧縮成形するという工程が必要であ
った。
ー用コイル装置では、コイルの電気抵抗が大きく、装置
が大きくなりすぎるという問題があった。さらに、コイ
ル装着後にコイルを圧縮成形するという工程が必要であ
った。
【0008】本発明は、このような従来のリニアモータ
ー用コイル装置の課題を考慮し、コイルの電気抵抗を低
減し、装置を小型化し、装着後にコイルを圧縮成形する
工程を省略することを目的とするものである。
ー用コイル装置の課題を考慮し、コイルの電気抵抗を低
減し、装置を小型化し、装着後にコイルを圧縮成形する
工程を省略することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第一の本発明は、請求項
1に対応するつぎのようなリニアモーター用コイル装置
を構成する。すなわち、基盤と、前記基盤上並列的に立
設された複数の固定磁芯と、所定個の前記固定磁芯を束
にして順次巻回された複数個のコイルとを備え、前記各
コイルは前記固定磁芯の立設する方向に配された二個以
上の小コイルが順次結線されている構造を有することを
特徴とするリニアモーター用コイル装置である。
1に対応するつぎのようなリニアモーター用コイル装置
を構成する。すなわち、基盤と、前記基盤上並列的に立
設された複数の固定磁芯と、所定個の前記固定磁芯を束
にして順次巻回された複数個のコイルとを備え、前記各
コイルは前記固定磁芯の立設する方向に配された二個以
上の小コイルが順次結線されている構造を有することを
特徴とするリニアモーター用コイル装置である。
【0010】第二の本発明は、請求項2に対応するつぎ
のようなリニアモーター用コイル装置を構成する。すな
わち、前記コイルの線材の巻き回しを通常巻きとする前
記請求項のリニアモーター用コイル装置である。
のようなリニアモーター用コイル装置を構成する。すな
わち、前記コイルの線材の巻き回しを通常巻きとする前
記請求項のリニアモーター用コイル装置である。
【0011】第三の本発明は、請求項3に対応するつぎ
のようなリニアモーター用コイル装置を構成する。すな
わち、前記小コイルは屈曲された形状を有する前記請求
項のリニアモーター用コイル装置である
のようなリニアモーター用コイル装置を構成する。すな
わち、前記小コイルは屈曲された形状を有する前記請求
項のリニアモーター用コイル装置である
【0012】
【発明の実施の形態】以下では、当該発明にかかる実施
の形態について、図面を参照しつつ説明を行う。
の形態について、図面を参照しつつ説明を行う。
【0013】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態であるリニアモーター用コイル装置の正面図であ
り、図2は小コイルを二つ結んで得られるコイルの斜視
図であり、図3は隣り合うコイルと渡り線の位置関係を
示す斜視図である。
形態であるリニアモーター用コイル装置の正面図であ
り、図2は小コイルを二つ結んで得られるコイルの斜視
図であり、図3は隣り合うコイルと渡り線の位置関係を
示す斜視図である。
【0014】まず、図1を参照しながら、本実施の形態
におけるコイル装置の構成について説明する。すなわ
ち、基盤101上には、複数の板状固定磁芯102、1
03、104、105、106、107、108、10
9が直立させられて等間隔に立設されている。また、コ
イル110、111、112、113、114は、それ
ぞれ前記固定磁芯を二本ずつ束にして巻回するように前
記板状固定磁芯に装着されている。さらに、コイル11
0、111、112、113、114の端子部は電圧印
加回路に接続され、これらコイル間には電気絶縁用のシ
ートが挿入されている(図示省略)。なお、コイル11
0、111、112、113、114の前記固定磁芯へ
の装着については、詳細に後述する。
におけるコイル装置の構成について説明する。すなわ
ち、基盤101上には、複数の板状固定磁芯102、1
03、104、105、106、107、108、10
9が直立させられて等間隔に立設されている。また、コ
イル110、111、112、113、114は、それ
ぞれ前記固定磁芯を二本ずつ束にして巻回するように前
記板状固定磁芯に装着されている。さらに、コイル11
0、111、112、113、114の端子部は電圧印
加回路に接続され、これらコイル間には電気絶縁用のシ
ートが挿入されている(図示省略)。なお、コイル11
0、111、112、113、114の前記固定磁芯へ
の装着については、詳細に後述する。
【0015】ここで、たとえばコイル110の構成につ
いて、図2を参照しながら説明する。本実施の形態で
は、四本の素線からなる平角線が線材として用いられ
る。まず、下段の小コイル110Aの線材の巻き回し
は、つぎのようになっている。すなわち、線材は、巻き
始め201より小コイル110Aの内側に引き込まれ、
小コイル110Aの辺202、203、204、205
を順にたどりながら内側より外側に向かって巻き回さ
れ、巻き終わり206で巻き終わっている。上段の小コ
イル110Bについても同様である。すなわち、線材
は、巻き始め207より小コイル110Bの内側に引き
込まれ、小コイル110Bの辺208、209、21
0、211を順にたどりながら内側より外側に向かって
巻き回され、巻き終わり212で巻き終わっている。小
コイル110Aの巻き終わり206と小コイル110B
の巻き始め207は、小コイル110Aおよび小コイル
110Bの外側に存する渡り線213で結ばれている
(本実施の形態では、これら二つの小コイルを形成する
素線は一繋がりである)。よって、コイル110の巻き
回しは通常巻きである。その他のコイル111、11
2、113、114に関しても、以上同様である。
いて、図2を参照しながら説明する。本実施の形態で
は、四本の素線からなる平角線が線材として用いられ
る。まず、下段の小コイル110Aの線材の巻き回し
は、つぎのようになっている。すなわち、線材は、巻き
始め201より小コイル110Aの内側に引き込まれ、
小コイル110Aの辺202、203、204、205
を順にたどりながら内側より外側に向かって巻き回さ
れ、巻き終わり206で巻き終わっている。上段の小コ
イル110Bについても同様である。すなわち、線材
は、巻き始め207より小コイル110Bの内側に引き
込まれ、小コイル110Bの辺208、209、21
0、211を順にたどりながら内側より外側に向かって
巻き回され、巻き終わり212で巻き終わっている。小
コイル110Aの巻き終わり206と小コイル110B
の巻き始め207は、小コイル110Aおよび小コイル
110Bの外側に存する渡り線213で結ばれている
(本実施の形態では、これら二つの小コイルを形成する
素線は一繋がりである)。よって、コイル110の巻き
回しは通常巻きである。その他のコイル111、11
2、113、114に関しても、以上同様である。
【0016】つぎに、コイル110、111、112、
113、114の装着について、図1を参照しながら説
明する。はじめに、下段の小コイルについて述べる。コ
イル110の下段の小コイル110Aは、板状固定磁芯
103および板状固定磁芯104を束にして巻回するよ
うに装着されている。さらに、コイル111の下段の小
コイル111Aは、板状固定磁芯104および板状固定
磁芯105を束にして巻回するように装着されている。
小コイル112A、113A、114Aも順次装着され
ている。上段の小コイルに関しても同じである。すなわ
ち、コイル110の上段の小コイル110Bは、板状固
定磁芯103および板状固定磁芯104を束にして巻回
するように小コイル110Aの上方に装着されている。
さらに、コイル111の上段の小コイル111Bは、板
状固定磁芯104および板状固定磁芯105を束にして
巻回するように小コイル111Aの上方に装着されてい
る。小コイル112B,113B、114Bも順次装着
されている。このようにして、コイル110、111、
112、113、114が装着されている。
113、114の装着について、図1を参照しながら説
明する。はじめに、下段の小コイルについて述べる。コ
イル110の下段の小コイル110Aは、板状固定磁芯
103および板状固定磁芯104を束にして巻回するよ
うに装着されている。さらに、コイル111の下段の小
コイル111Aは、板状固定磁芯104および板状固定
磁芯105を束にして巻回するように装着されている。
小コイル112A、113A、114Aも順次装着され
ている。上段の小コイルに関しても同じである。すなわ
ち、コイル110の上段の小コイル110Bは、板状固
定磁芯103および板状固定磁芯104を束にして巻回
するように小コイル110Aの上方に装着されている。
さらに、コイル111の上段の小コイル111Bは、板
状固定磁芯104および板状固定磁芯105を束にして
巻回するように小コイル111Aの上方に装着されてい
る。小コイル112B,113B、114Bも順次装着
されている。このようにして、コイル110、111、
112、113、114が装着されている。
【0017】ここで、たとえばコイル110は、小コイ
ル110Aおよび小コイル110Bが渡り線213で結
ばれて形成されている。したがって、本実施の形態であ
るリニアモーター用コイル装置におけるコイル110
は、従来のモーター用コイル装置におけるコイル710
に比べて細くて柔軟性に富んでいる。そのため、コイル
110の形成においては、線材を鋭く曲げることが可能
になり、従来のように大きな迂回的巻き回しを行わなく
ともよい。したがって、たとえば小コイル110Aの
(手前)側面110Aaと小コイル110Bの(手前)
側面110Baの基盤101の外側への突出は、従来の
リニアモーター用コイル装置におけるコイルの(手前)
側面710aの基盤701の外側への突出よりも小さく
できる。これより、たとえば小コイル110Aと小コイ
ル110Bの生成に必要な線材の総量(つまりコイル1
10の生成に必要な線材の量)は、コイル710の生成
に必要な線材の量に比べて減少する。したがって、コイ
ル110の電気抵抗は、コイル710の電気抵抗に比べ
て明らかに低減する(その他のコイル111、112、
113、114に関しても同様である)。
ル110Aおよび小コイル110Bが渡り線213で結
ばれて形成されている。したがって、本実施の形態であ
るリニアモーター用コイル装置におけるコイル110
は、従来のモーター用コイル装置におけるコイル710
に比べて細くて柔軟性に富んでいる。そのため、コイル
110の形成においては、線材を鋭く曲げることが可能
になり、従来のように大きな迂回的巻き回しを行わなく
ともよい。したがって、たとえば小コイル110Aの
(手前)側面110Aaと小コイル110Bの(手前)
側面110Baの基盤101の外側への突出は、従来の
リニアモーター用コイル装置におけるコイルの(手前)
側面710aの基盤701の外側への突出よりも小さく
できる。これより、たとえば小コイル110Aと小コイ
ル110Bの生成に必要な線材の総量(つまりコイル1
10の生成に必要な線材の量)は、コイル710の生成
に必要な線材の量に比べて減少する。したがって、コイ
ル110の電気抵抗は、コイル710の電気抵抗に比べ
て明らかに低減する(その他のコイル111、112、
113、114に関しても同様である)。
【0018】また、すでに述べたように、コイル11
0、111、112、113、114は細くて柔軟性に
富んでいるので、これらコイルはそのままでもコンパク
トに装着することが可能である。したがって、装着後に
これらコイルを圧縮成形する工程は不要となる。
0、111、112、113、114は細くて柔軟性に
富んでいるので、これらコイルはそのままでもコンパク
トに装着することが可能である。したがって、装着後に
これらコイルを圧縮成形する工程は不要となる。
【0019】さらに、図3にも示されているように、た
とえばコイル110の巻き回しが通常巻きであるので、
渡り線213は小コイル110Aおよび小コイル110
Bの外部に存する。したがって、装着時に渡り線206
がコイル111などと衝突を起こすような不都合はない
(その他のコイル111、112、113、114とそ
れらコイルの渡り線に関しても、同様である)。
とえばコイル110の巻き回しが通常巻きであるので、
渡り線213は小コイル110Aおよび小コイル110
Bの外部に存する。したがって、装着時に渡り線206
がコイル111などと衝突を起こすような不都合はない
(その他のコイル111、112、113、114とそ
れらコイルの渡り線に関しても、同様である)。
【0020】(実施の形態2)図4は本発明の一実施の
形態であるリニアモーター用コイル装置の正面図であ
り、図5は屈曲成形前のコイルの斜視図であり、図6は
屈曲成形後のコイルの斜視図である。
形態であるリニアモーター用コイル装置の正面図であ
り、図5は屈曲成形前のコイルの斜視図であり、図6は
屈曲成形後のコイルの斜視図である。
【0021】まず、図4を参照しながら、本実施の形態
におけるコイル装置の構成について説明する。すなわ
ち、基盤401上には、複数の板状固定磁芯402、4
03、404、405、406、407、408、40
9が直立させられて等間隔に立設されている。また、コ
イル410、411、412、413、414は、それ
ぞれ前記固定磁芯を二本ずつ束にして巻回するように前
記板状固定磁芯に装着されている。さらに、コイル41
0、411、412、413、414の端子部は電圧印
加回路に接続され、これらコイル間には電気絶縁用のシ
ートが挿入されている(図示省略)。
におけるコイル装置の構成について説明する。すなわ
ち、基盤401上には、複数の板状固定磁芯402、4
03、404、405、406、407、408、40
9が直立させられて等間隔に立設されている。また、コ
イル410、411、412、413、414は、それ
ぞれ前記固定磁芯を二本ずつ束にして巻回するように前
記板状固定磁芯に装着されている。さらに、コイル41
0、411、412、413、414の端子部は電圧印
加回路に接続され、これらコイル間には電気絶縁用のシ
ートが挿入されている(図示省略)。
【0022】ここで、たとえばコイル410の構成につ
いて、図5および図6を参照しながら説明する。コイル
410は、小コイル410´Aと小コイル410´Bが
結ばれて形成されているコイル410´が屈曲成形され
たものである。まず、下段の小コイル410´Aの線材
の巻き回しは、つぎのようになっている。すなわち、線
材は、巻き始め501より小コイル410´Aの内側に
引き込まれ、小コイル410´Aの辺502、503、
504、505を順にたどりながらこれらの辺に沿って
まっすぐ巻き回され、巻き終わり506で巻き終わって
いる。上段の小コイル410´Bについても同様であ
る。小コイル410´Aの巻き終わり506と小コイル
410´Bの巻き始め507は、渡り線513で結ばれ
ている。コイル410は、小コイル410´Aの辺50
2、辺504および小コイル410´Bの辺508、辺
510を、屈曲して二段の段差があるように成形して得
られる(ただし、図6における出来上がりのコイル41
0では、二本の素線からなる平角線が線材として用いら
れている)。その他のコイル411、412、413、
414に関しても、以上同様である。
いて、図5および図6を参照しながら説明する。コイル
410は、小コイル410´Aと小コイル410´Bが
結ばれて形成されているコイル410´が屈曲成形され
たものである。まず、下段の小コイル410´Aの線材
の巻き回しは、つぎのようになっている。すなわち、線
材は、巻き始め501より小コイル410´Aの内側に
引き込まれ、小コイル410´Aの辺502、503、
504、505を順にたどりながらこれらの辺に沿って
まっすぐ巻き回され、巻き終わり506で巻き終わって
いる。上段の小コイル410´Bについても同様であ
る。小コイル410´Aの巻き終わり506と小コイル
410´Bの巻き始め507は、渡り線513で結ばれ
ている。コイル410は、小コイル410´Aの辺50
2、辺504および小コイル410´Bの辺508、辺
510を、屈曲して二段の段差があるように成形して得
られる(ただし、図6における出来上がりのコイル41
0では、二本の素線からなる平角線が線材として用いら
れている)。その他のコイル411、412、413、
414に関しても、以上同様である。
【0023】つぎに、コイル410,411、412、
413、414の装着について、図4を参照しながら説
明する。はじめに、下段の小コイルについて述べる。コ
イル410の下段の小コイル410Aは、板状固定磁芯
403および板状固定磁芯404を束にして巻回するよ
うに装着されている。小コイル411A、412A、4
13A、414Aも順次装着されている。上段の小コイ
ルに関しても同じである。このようにして、コイル41
0、411、412、413、414が装着されてい
る。
413、414の装着について、図4を参照しながら説
明する。はじめに、下段の小コイルについて述べる。コ
イル410の下段の小コイル410Aは、板状固定磁芯
403および板状固定磁芯404を束にして巻回するよ
うに装着されている。小コイル411A、412A、4
13A、414Aも順次装着されている。上段の小コイ
ルに関しても同じである。このようにして、コイル41
0、411、412、413、414が装着されてい
る。
【0024】ここで、たとえば小コイル410Aの(手
前)側面410Aaと小コイル410Bの(手前)側面
410Baの基盤401の外側への突出は、従来のリニ
アモーター用コイル装置におけるコイルの(手前)側面
710aの基盤701の外側への突出よりも小さくでき
る。したがって、コイル410の電気抵抗は、コイル7
10の電気抵抗に比べて明らかに低減する(その他のコ
イル411、412、413、414に関しても同様で
ある)。
前)側面410Aaと小コイル410Bの(手前)側面
410Baの基盤401の外側への突出は、従来のリニ
アモーター用コイル装置におけるコイルの(手前)側面
710aの基盤701の外側への突出よりも小さくでき
る。したがって、コイル410の電気抵抗は、コイル7
10の電気抵抗に比べて明らかに低減する(その他のコ
イル411、412、413、414に関しても同様で
ある)。
【0025】また、たとえばコイル410´は細くて柔
軟性に富んでいるので、これを屈曲成形してコイル41
0を作成することができた。屈曲成形されたコイル41
0を使用することにより、装着時の無駄な隙間(たとえ
ば図1におけるコイル110とコイル111との隙間
や、小コイル110Aと小コイル110Bとの隙間な
ど)は、コイル410´をそのままで装着するときより
も減少する(その他のコイル411、412、413、
414に関しても、同様である)。したがって、装置の
高さを低く押さえることが可能になる。また、本実施の
形態では、装着後にコイルを圧縮成形する工程はもちろ
ん不要である。
軟性に富んでいるので、これを屈曲成形してコイル41
0を作成することができた。屈曲成形されたコイル41
0を使用することにより、装着時の無駄な隙間(たとえ
ば図1におけるコイル110とコイル111との隙間
や、小コイル110Aと小コイル110Bとの隙間な
ど)は、コイル410´をそのままで装着するときより
も減少する(その他のコイル411、412、413、
414に関しても、同様である)。したがって、装置の
高さを低く押さえることが可能になる。また、本実施の
形態では、装着後にコイルを圧縮成形する工程はもちろ
ん不要である。
【0026】さらに、たとえばコイル410の巻き回し
が通常巻きであるので、装着時に渡り線601がコイル
411などと衝突を起こすような不都合はない(その他
のコイル411、412、413、414とそれらコイ
ルの渡り線に関しても、同様である)。
が通常巻きであるので、装着時に渡り線601がコイル
411などと衝突を起こすような不都合はない(その他
のコイル411、412、413、414とそれらコイ
ルの渡り線に関しても、同様である)。
【0027】なお、本発明で利用される線材は、上述し
た実施の形態におけるように複数本の素線からなる平角
線である必要はなく、複数本の素線を捻り合わせて得ら
れるレンチ線であってもよい。
た実施の形態におけるように複数本の素線からなる平角
線である必要はなく、複数本の素線を捻り合わせて得ら
れるレンチ線であってもよい。
【0028】なお、本発明で利用されるコイルは、上述
した実施の形態におけるように従来のコイルを高さ(図
2における215に相当)に関して二分する必要はな
く、幅(図2における214に相当)に関して二分して
もよい。
した実施の形態におけるように従来のコイルを高さ(図
2における215に相当)に関して二分する必要はな
く、幅(図2における214に相当)に関して二分して
もよい。
【0029】なお、本発明で利用されるコイルは、上述
した実施の形態におけるように二つの小コイルからなる
必要はなく、三つ以上の小コイルから構成されていても
よい。
した実施の形態におけるように二つの小コイルからなる
必要はなく、三つ以上の小コイルから構成されていても
よい。
【0030】なお、本発明でのコイルの装着は、上述し
た実施の形態におけるように各コイルが二本の固定磁芯
を巻回するように行う必要はなく、各コイルが任意の本
数の固定磁芯を巻回するように行ってもよい。
た実施の形態におけるように各コイルが二本の固定磁芯
を巻回するように行う必要はなく、各コイルが任意の本
数の固定磁芯を巻回するように行ってもよい。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に対応する第一の発明は、従来のコイル装置よりもコ
イルの電気抵抗が低減され、装置が小型化され、装着後
にコイルを圧縮成形する工程が不要なリニアモーター用
コイル装置を提供することができる。
1に対応する第一の発明は、従来のコイル装置よりもコ
イルの電気抵抗が低減され、装置が小型化され、装着後
にコイルを圧縮成形する工程が不要なリニアモーター用
コイル装置を提供することができる。
【0032】請求項2に対応する第二の発明は、上記効
果に加えて渡り線の存在がコイルの装着時に邪魔になら
ないならないようなリニアモーター用コイル装置を提供
することができる。
果に加えて渡り線の存在がコイルの装着時に邪魔になら
ないならないようなリニアモーター用コイル装置を提供
することができる。
【0033】請求項3に対応する第三の発明は、上記効
果に加えて装置の高さが低く押さえられたリニアモータ
ー用コイル装置を提供することができる。
果に加えて装置の高さが低く押さえられたリニアモータ
ー用コイル装置を提供することができる。
【図1】実施の形態1で説明されるリニアモーター用コ
イル装置の正面図である。
イル装置の正面図である。
【図2】実施の形態1で用いられるコイルの斜視図であ
る。
る。
【図3】実施の形態1で用いられる二つのコイルの装着
時における位置関係を示す図である。
時における位置関係を示す図である。
【図4】実施の形態2で説明されるリニアモーター用コ
イル装置の正面図である。
イル装置の正面図である。
【図5】実施の形態2で用いられるコイル(屈曲成形
前)の斜視図である。
前)の斜視図である。
【図6】実施の形態2で用いられるコイル(屈曲成形
後)の斜視図である。
後)の斜視図である。
【図7】従来のリニアモーター用コイル装置の斜視図で
ある。
ある。
【図8】従来のリニアモーター用コイル装置の正面図で
ある。
ある。
101 基盤 102、103、104、105、106、107、1
08、109 板状固定磁芯 110、111、112、113、114 コイル 110A コイル110を形成する下段の小コイル 110B コイル110を形成する上段の小コイル 110Aa 小コイル110Aの(手前)側面 110Ba 小コイル110Bの(手前)側面 111A コイル111を形成する下段の小コイル 111B コイル111を形成する上段の小コイル 112A コイル112を形成する下段の小コイル 112B コイル112を形成する上段の小コイル 113A コイル113を形成する下段の小コイル 113B コイル113を形成する上段の小コイル 114A コイル114を形成する下段の小コイル 114B コイル114を形成する上段の小コイル 201 コイル110Aの線材の巻き始め 202、203、204、205 小コイル110Aの
一辺 206 コイル110Aの線材の巻き終わり 207 コイル110Bの線材の巻き始め 208、209、210、211 小コイル110Bの
一辺 212 コイル110Bの線材の巻き終わり 213 小コイル110Aと小コイル110Bを結ぶ渡
り線 214 小コイル110A(110B)の幅 215 小コイル110A(110B)の高さ 401 基盤 402、403、404、405、406、407、4
08、409 板状固定磁芯 410、411、412、413、414 コイル 410A コイル410を形成する下段の小コイル 410B コイル410を形成する上段の小コイル 410Aa 小コイル410Aの(手前)側面 410Ba 小コイル410Bの(手前)側面 410´ 屈曲成形前のコイル410 410´A コイル410´を形成する下段の小コイル 410´B コイル410´を形成する上段の小コイル 411A コイル411を形成する下段の小コイル 411B コイル411を形成する上段の小コイル 412A コイル412を形成する下段の小コイル 412B コイル412を形成する上段の小コイル 413A コイル413を形成する下段の小コイル 413B コイル413を形成する上段の小コイル 414A コイル414を形成する下段の小コイル 414B コイル414を形成する上段の小コイル 501 コイル410´Aの線材の巻き始め 502、503、504、505 小コイル410´A
の一辺 506 コイル410´Aの線材の巻き終わり 507 コイル410´Bの線材の巻き始め 508、509、510、511 小コイル410´B
の一辺 512 コイル410´Bの線材の巻き終わり 513 小コイル410´Aと小コイル410´Bを結
ぶ渡り線 601 小コイル410Aと小コイル410Bを結ぶ渡
り線 701 基盤 702、703、704、705、706、707、7
08、709 板状固定磁芯 710、711、712、713、714 コイル 710a コイル710の(手前)側面 710b コイル710の(奥)側面 711a コイル711の(手前)側面 711b コイル711の(奥)側面 712a コイル712の(手前)側面 712b コイル712の(奥)側面 713a コイル713の(手前)側面 713b コイル713の(奥)側面 714a コイル714の(手前)側面 714b コイル714の(奥)側面 715 板状固定磁芯702の高さ 716 板状固定磁芯702の上部への突出
08、109 板状固定磁芯 110、111、112、113、114 コイル 110A コイル110を形成する下段の小コイル 110B コイル110を形成する上段の小コイル 110Aa 小コイル110Aの(手前)側面 110Ba 小コイル110Bの(手前)側面 111A コイル111を形成する下段の小コイル 111B コイル111を形成する上段の小コイル 112A コイル112を形成する下段の小コイル 112B コイル112を形成する上段の小コイル 113A コイル113を形成する下段の小コイル 113B コイル113を形成する上段の小コイル 114A コイル114を形成する下段の小コイル 114B コイル114を形成する上段の小コイル 201 コイル110Aの線材の巻き始め 202、203、204、205 小コイル110Aの
一辺 206 コイル110Aの線材の巻き終わり 207 コイル110Bの線材の巻き始め 208、209、210、211 小コイル110Bの
一辺 212 コイル110Bの線材の巻き終わり 213 小コイル110Aと小コイル110Bを結ぶ渡
り線 214 小コイル110A(110B)の幅 215 小コイル110A(110B)の高さ 401 基盤 402、403、404、405、406、407、4
08、409 板状固定磁芯 410、411、412、413、414 コイル 410A コイル410を形成する下段の小コイル 410B コイル410を形成する上段の小コイル 410Aa 小コイル410Aの(手前)側面 410Ba 小コイル410Bの(手前)側面 410´ 屈曲成形前のコイル410 410´A コイル410´を形成する下段の小コイル 410´B コイル410´を形成する上段の小コイル 411A コイル411を形成する下段の小コイル 411B コイル411を形成する上段の小コイル 412A コイル412を形成する下段の小コイル 412B コイル412を形成する上段の小コイル 413A コイル413を形成する下段の小コイル 413B コイル413を形成する上段の小コイル 414A コイル414を形成する下段の小コイル 414B コイル414を形成する上段の小コイル 501 コイル410´Aの線材の巻き始め 502、503、504、505 小コイル410´A
の一辺 506 コイル410´Aの線材の巻き終わり 507 コイル410´Bの線材の巻き始め 508、509、510、511 小コイル410´B
の一辺 512 コイル410´Bの線材の巻き終わり 513 小コイル410´Aと小コイル410´Bを結
ぶ渡り線 601 小コイル410Aと小コイル410Bを結ぶ渡
り線 701 基盤 702、703、704、705、706、707、7
08、709 板状固定磁芯 710、711、712、713、714 コイル 710a コイル710の(手前)側面 710b コイル710の(奥)側面 711a コイル711の(手前)側面 711b コイル711の(奥)側面 712a コイル712の(手前)側面 712b コイル712の(奥)側面 713a コイル713の(手前)側面 713b コイル713の(奥)側面 714a コイル714の(手前)側面 714b コイル714の(奥)側面 715 板状固定磁芯702の高さ 716 板状固定磁芯702の上部への突出
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月25日(2000.4.2
5)
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】第一の本発明(請求項1
に対応)は、基盤と、前記基盤上並列的に立設された複
数の固定磁芯と、所定個の前記固定磁芯を束にして順次
巻回された複数個のコイルとを備え、前記各コイルは、
前記固定磁芯の立設する方向に配された二個以上の小コ
イルから構成されており、前記各小コイルは、屈曲され
た形状を有し、その屈曲部が前記固定磁芯の並列する方
向に対して実質的に直交する方向に存在していることを
特徴とするリニアモーター用コイル装置である。
に対応)は、基盤と、前記基盤上並列的に立設された複
数の固定磁芯と、所定個の前記固定磁芯を束にして順次
巻回された複数個のコイルとを備え、前記各コイルは、
前記固定磁芯の立設する方向に配された二個以上の小コ
イルから構成されており、前記各小コイルは、屈曲され
た形状を有し、その屈曲部が前記固定磁芯の並列する方
向に対して実質的に直交する方向に存在していることを
特徴とするリニアモーター用コイル装置である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】第二の本発明(請求項2に対応)は、前記
屈曲された形状の小コイルは、階段状の形状を有してお
り、前記階段の段差の幅方向が前記固定磁芯の並列する
方向に対して実質的に直交していることを特徴とする第
一の本発明のリニアモーター用コイル装置である。
屈曲された形状の小コイルは、階段状の形状を有してお
り、前記階段の段差の幅方向が前記固定磁芯の並列する
方向に対して実質的に直交していることを特徴とする第
一の本発明のリニアモーター用コイル装置である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】第三の本発明(請求項3に対応)は、前記
各コイルを前記構成する二個以上の小コイルの内、互い
に隣接する一方の小コイルの内周側と他方の小コイルの
外周側とが、電気的に順次接続されていることを特徴と
する第一または第二の本発明のリニアモーター用コイル
装置である。
各コイルを前記構成する二個以上の小コイルの内、互い
に隣接する一方の小コイルの内周側と他方の小コイルの
外周側とが、電気的に順次接続されていることを特徴と
する第一または第二の本発明のリニアモーター用コイル
装置である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H603 AA09 BB15 CA01 CA05 CB05 CB11 CB16 CB24 CC17 CD21 CE03 FA02 5H641 BB05 BB19 GG02 GG04 GG07 GG11 GG12 HH08 HH10 HH12 HH13 HH14
Claims (3)
- 【請求項1】 基盤と、前記基盤上並列的に立設された
複数の固定磁芯と、所定個の前記固定磁芯を束にして順
次巻回された複数個のコイルとを備え、前記各コイル
は、前記固定磁芯の立設する方向に配された二個以上の
小コイルが順次結線されている構造を有することを特徴
とするリニアモーター用コイル装置。 - 【請求項2】 前記小コイルの線材の巻き回しは通常巻
きであることを特徴とする請求項1記載のリニアモータ
ー用コイル装置。 - 【請求項3】 前記小コイルは屈曲された形状を有する
ことを特徴とする請求項1記載のリニアモーター用コイ
ル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11140838A JP2000333433A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | リニアモーター用コイル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11140838A JP2000333433A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | リニアモーター用コイル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000333433A true JP2000333433A (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=15277901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11140838A Pending JP2000333433A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | リニアモーター用コイル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000333433A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG125972A1 (en) * | 2005-03-07 | 2006-10-30 | Yong Peng Leow | Improved coil design for three phase linear motorsand method of forming coil |
CN101728883A (zh) * | 2008-10-22 | 2010-06-09 | 通用电气公司 | 用于发电机的多匝绞合线圈 |
JP2011103439A (ja) * | 2009-10-16 | 2011-05-26 | Sumida Corporation | コイル |
WO2016005081A1 (de) * | 2014-07-11 | 2016-01-14 | Robert Bosch Gmbh | Wicklungselement für eine axialflussmaschine, statoreinheit für eine axialflussmaschine sowie verfahren zur herstellung einer statoreinheit für eine axialflussmaschine |
-
1999
- 1999-05-20 JP JP11140838A patent/JP2000333433A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG125972A1 (en) * | 2005-03-07 | 2006-10-30 | Yong Peng Leow | Improved coil design for three phase linear motorsand method of forming coil |
CN101728883A (zh) * | 2008-10-22 | 2010-06-09 | 通用电气公司 | 用于发电机的多匝绞合线圈 |
JP2011103439A (ja) * | 2009-10-16 | 2011-05-26 | Sumida Corporation | コイル |
WO2016005081A1 (de) * | 2014-07-11 | 2016-01-14 | Robert Bosch Gmbh | Wicklungselement für eine axialflussmaschine, statoreinheit für eine axialflussmaschine sowie verfahren zur herstellung einer statoreinheit für eine axialflussmaschine |
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