JP3302173B2 - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JP3302173B2
JP3302173B2 JP08978794A JP8978794A JP3302173B2 JP 3302173 B2 JP3302173 B2 JP 3302173B2 JP 08978794 A JP08978794 A JP 08978794A JP 8978794 A JP8978794 A JP 8978794A JP 3302173 B2 JP3302173 B2 JP 3302173B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式や静電記録
方式を採用する装置に着脱可能に装着されるプロセスカ
ートリッジ及び前記プロセスカートリッジを装着して記
録媒体に画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ等の画像形成装置は、帯電器に
よって一様に帯電させた像担持体に選択的な露光をして
潜像を形成し、現像器によって前記潜像を現像剤で顕像
化すると共に、該現像剤による像を記録媒体に転写して
画像記録を行う。このような装置にあっては、各部材の
メンテナンスは専門のサービスマンが行っていた。
【0003】そこで、図8に示すように、前記像担持体
50、帯電器51、現像器52、クリーニング部53等を一体構
造にまとめてカートリッジ化することにより、ユーザが
前記カートリッジを装置本体に装填することによって、
現像剤の補給や寿命に達した像担持体の部品交換可能と
し、メンテナンスを容易にしたものが実用化されてい
る。
【0004】このようなプロセスカートリッジにあって
は、像担持体51やクリーニング部53等を保持する第1枠
体54と、現像ローラ52aやトナー収納部52b等を保持す
る第2枠体55とを結合してカートリッジ枠体を構成して
いるものがある。この結合に際しては、第1枠体54と第
2枠体55とを支軸を中心にして回動可能に連結し、且つ
スプリングによって現像ローラ52aをリング部材52cを
介して像担持体50側へ付勢して両者間に一定のギャップ
(約 300μm 程度)が保持されるようにしている。
【0005】また前記プロセスカートリッジは画像形成
装置に装着するときに持ちやすいように、第2枠体のト
ナー収納部付近に把手部としてリブ56を設け、該部分を
持って画像形成装置に挿入するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記プ
ロセスカートリッジを画像形成装置に装着するときに、
リブ56部分を持って勢いよく画像形成装置内へ挿入する
と、第1枠体54が振動し、現像ローラ52aと像担持体50
とが衝突するおそれがある。
【0007】また前記リブ56部分を強くもつと、トナー
収納部52bにはトナーが密封されているために現像ロー
ラ52aの下部の隙間からトナーが吹き出す可能性があ
る。
【0008】更に前記第1枠体54と第2枠体55とを結合
する場合でも、両枠体54,55を結合した後で像担持体50
に対して現像ローラ52aを付勢するためのスプリングを
組み付ける必要があり、組み立て工数が多くなってい
た。
【0009】本発明は従来の前記課題を解決するもので
あり、その目的とするところは、画像形成装置への装着
時に像担持体に対する衝撃を少なくし、またトナーの吹
き出し等を防止出来、更には組み立て工数を減少してコ
ストダウンを図ることが可能なプロセスカートリッジ及
び前記プロセスカートリッジを装着可能な画像形成装置
を提供せんとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、画像形成装置本体に着
脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光
体と、前記電子写真感光体に作用する現像部材を有する
現像手段と、前記電子写真感光体を保持する第1枠体
と、前記現像手段を保持する第2枠体とを結合してなる
カートリッジ枠体と、前記第1枠体に対して取り付けら
れる把手部材と、前記把手部材を前記第1枠体に対して
位置決めする位置決め部材と、を有し、前記第1枠体と
前記把手部材によって前記第2枠体に設けた支軸を保持
し、前記位置決め部材によって前記把手部材を前記第1
枠体に対して位置決めすることで、前記把手部材によっ
て前記第1枠体と前記第2枠体とを前記支軸を中心にし
て回動可能に結合し、且つ前記把手部材に設けた加圧部
材によって前記現像部材を前記電子写真感光体方向へ付
勢するように構成したことを特徴とする。
【0011】また前記プロセスカートリッジを装着可能
な装着手段を設けて画像形成装置を構成したことを特徴
としてなる。
【0012】
【作用】前記構成にあっては、把手部材を持ってプロセ
スカートリッジを画像形成装置に挿入したとき、前記把
手部材は電子写真感光体を保持する第1枠体に取り付け
てあるために、現像部材が必要以上に押し付けられるこ
とがなく、両部材間に衝撃が生ずることを防止し得る。
【0013】また第1枠体に把手部材を取り付けると、
該把手部材に設けた加圧部材によって現像部材が電子写
真感光体に付勢される。そのため、現像部材を電子写真
感光体に付勢するためのスプリング等を別途組み付ける
必要がない。
【0014】
【実施例】次に本発明の好適な実施例として第1実施例
を説明し、次にその他例として第2実施例を説明し、最
後に他の実施例について説明する。
【0015】〔第1実施例〕図1は第1実施例に係るプ
ロセスカートリッジを装着した画像形成装置の構成説明
図であり、図2はプロセスカートリッジの構成説明図、
図3はプロセスカートリッジを装着手段の構成説明図で
あり、図4乃至図6はカートリッジ枠体の組み付け構成
説明図である。ここでは説明の順序として、まず画像形
成装置及びプロセスカートリッジの全体構成を説明し、
次にカートリッジ枠体を構成する第1枠体と第2枠体と
の結合構成について説明する。
【0016】{全体構成}この画像形成装置Aは、図1
に示すように、光学系1から画像情報に基づいた光像を
照射して像担持体である感光体ドラムにトナー像を形成
する。そして前記トナー像の形成と同期して、記録媒体
2をカセット3aからピックアップローラ3b、搬送ロ
ーラ対3c,3d及びレジストローラ対3e等からなる
搬送手段3で反転搬送ガイド6aに沿って搬送し、且つ
プロセスカートリッジBとしてカートリッジ化された画
像形成部において、前記感光体ドラムに形成したトナー
像を転写手段としての転写ローラ4に電圧印加すること
によって記録媒体2に転写し、その記録媒体2をヒータ
5aを内蔵する定着回転体5b、及び前記回転体5bに
記録媒体2を押圧して搬送する駆動ローラ5cからなる
定着手段5に搬送し、転写トナー像を記録媒体2に定着
する。そしてこの記録媒体2を排出ローラ対3f,3
g,3hで搬送し、反転搬送ガイド6bを通して排出部
7へと排出する如く構成している。
【0017】一方、前記画像形成部を形成するプロセス
カートリッジBは、図2に示すように、感光層を有する
感光体ドラム8を回転し、その表面を帯電手段である帯
電ローラ9への電圧印加によって一様に帯電し、前記光
学系1からの光像を露光部を介して感光体ドラム8に露
光して潜像を形成し、現像手段10によって現像するよう
に構成している。この現像手段10は、トナー収納部10a
内のトナーをトナー送り部材10bで送り出し、固定磁石
10cを内蔵した現像ローラ10dを回転させると共に、現
像ブレード10eによって摩擦帯電電荷を付与したトナー
層を現像ローラ10dの表面に形成し、そのトナーを前記
潜像に応じて感光体ドラム8へ転移させることによって
トナー像を形成して可視像化する。そして転写ローラ4
に前記トナー像と逆極性の電圧を印加してトナー像を記
録媒体2に転写した後は、クリーニングブレード11aに
よって感光体ドラム8に残留したトナーを掻き落とすと
共に、スクイシート11bによって掬い取り、廃トナー溜
め11cへ集めるクリーニング手段11によって感光体ドラ
ム8上の残留トナーを除去するように構成している。
尚、前記感光体ドラム8等の各部品は、第1枠体12と第
2枠体13とを結合してなるカートリッジ枠体内に収納し
てカートリッジ化されており、装置本体に設けられたカ
ートリッジ装着手段に対して着脱可能に装着される。こ
の着脱時に前記プロセスカートリッジBの着脱操作性を
スムーズに行うために、図3に示すように、カートリッ
ジ枠体の長手方向両側に突条のガイド部材14が設けてあ
る。一方、画像形成装置Aにはカートリッジ装着手段が
設けてある。この装着手段は、図示しない開閉カバーを
開くとカートリッジ装着スペースが設けてあり、スペー
ス領域の左右内側面に前記ガイド部材14を案内するガイ
ドレール15が設けてある。また所定位置には円弧状の位
置決め溝16が設けてある。
【0018】従って、前記プロセスカートリッジBを画
像形成装置Aに装着する場合には、前記ガイド部材14を
ガイドレール15に沿わせて挿入し、カートリッジBの感
光体ドラム8の回転軸と同軸に固定された位置決めピン
17を画像形成装置Aの前記位置決め溝16に嵌合させるこ
とによって位置決めすると共に、ガイド部材14をガイド
レール15で支持することによってカートリッジBの姿勢
を規制して位置決めする。このとき前記プロセスカート
リッジBを持ち易いように把手部材18が取り付けてあ
る。
【0019】{第1枠体と第2枠体の結合構成}次に前
記プロセスカートリッジBの第1枠体12と第2枠体13及
び把手部材18との結合構成について図4乃至図6を参照
して説明する。尚、図4は第1枠体12と第2枠体13及び
把手部材18の組み付け状態の斜視説明図であり、図5は
組み付けられた状態の部分断面図、図6は組み付け状態
での部分斜視図である。
【0020】図4に示すように、把手部材18には基体18
aの端部であって、その長手方向に直径約50mm程度の把
手部18bが形成してあり、その反対側の両端部には位置
決め部18cとバネ取付部18dが設けてある。
【0021】前記位置決め部18cは基体18aの下方へ向
かって突出しており、後述する第2枠体13の結合支軸の
位置を両端部の一方のみを規制しており、もう一方では
抜け防止を行っている。バネ取付部18dは、前記位置決
め部18cと平行に設けられており、その先端には圧縮バ
ネ19が位置決め部18cよりも更に下方へ突出するように
取り付けてある。
【0022】また基体18aに対して垂下された面には、
位置決め部材20によって第1枠体12に位置決めするため
の嵌合角孔18eが設けてある。
【0023】一方、第1枠体12は感光体ドラム8及びク
リーニングブレード11a等のクリーニング手段11が保持
し、第2枠体13は現像ローラ11d等や現像ブレード11e
等の現像部材を保持する。
【0024】そして前記第2枠体13の長手方向両側には
アーム部13aが設けてあり、このアーム部13aには側方
へ突出するように結合支軸13bが設けてある。更にアー
ム部13aの天面には前記圧縮バネ19を受けるためのバネ
受け凹部13cが形成してある。
【0025】また第1枠体12には前記結合支軸13bが嵌
合する結合凹部12aが設けてあり、その上部には前記把
手部材18の位置決め部18c及び圧縮バネ19が貫通する貫
通孔12b,12cが設けてある。更に側面には把手部材18
を前記位置決め部材20によって位置決め締結するための
嵌合角孔12dが設けてある。
【0026】さて、前記構成の第1枠体12、第2枠体13
及び把手部材18を結合するには、まず第2枠体13の結合
支軸13bを第1枠体12の結合凹部12aの最奥部に嵌め込
んだ後(図4の工程)、両枠体12,13の上方から把手
部材18を挿入する(図4の工程)。即ち、位置決め部
18cを貫通孔12bに入れると共に、圧縮バネ19を貫通孔
12cに貫通させてバネ受け凹部13cに圧縮させた状態で
受けさせた後、両側面の把手位置決め嵌合角孔18eの位
置を合わせる。その後、両側方より位置決め部材20を挿
入し(図4の工程)、組み付けを完了する。この位置
決め部材20の外径は把手部材18の嵌合角孔18e、第1枠
体12の嵌合角孔12dに対して圧入公差になっており、抜
け止めのための爪20aが設けてある。
【0027】前記組み付けにより、図5及び図6に示す
ように、結合支軸13bは第1枠体12と把手部材13とによ
って保持される。これによって第1枠体12と第2枠体13
とは結合支軸13bを中心にして回動可能に結合され、現
像ローラ10dの長手方向両端に取り付けたリング部材
(図示せず)が感光体ドラム8に圧接し、感光体ドラム
8に対する現像ローラ10dのギャップが位置決めされ
る。更に圧縮バネ19の弾性によって現像ローラ10dが感
光体ドラム8方向へ押圧されるため、前記ギャップが安
定して維持される。尚、前記のようにして第1枠体12と
第2枠体13とが結合すると、感光体ドラム8の端部に取
り付けたドラムギア21と現像スリーブ10dの端部に取り
付けたローラギア22とが噛合して駆動力の伝達が可能と
なる。
【0028】前記の如く構成することにより、把手機能
をもつ1部品である把手部材18によって、第1枠体12と
第2枠体13とを結合出来、第2枠体13の加圧も同時にな
し得る。従来、前記結合及び加圧は枠体の長手方向両端
で別個に行われていたが、本実施例のように構成するこ
とにより組み付け工程を短縮することが出来ると共に、
部品点数を減少してコストダウンを図ることが可能とな
る。
【0029】またリサイクルに際してカートリッジ枠体
を分解する際も、両側方から位置決め部材20を抜くだけ
で第1枠体12、第2枠体13及び把手部材18を容易に分解
することが出来る。
【0030】尚、本実施例の変形例として、前記位置決
め部材20を嵌合角孔12d,18eに圧入する代わりに、第
1枠体12にダボを突設し、そのダボに嵌合角孔18eを嵌
合した後に位置決め部材20を溶着するようにしてもよ
い。このようにすると、より確実な結合状態となって剛
性が高まる。また前記圧縮バネ19は板バネを用いても同
様の効果を得ることが出来る。
【0031】〔第2実施例〕次に図7を参照して第1枠
体と第2枠体及び把手部材の結合構成の第2実施例を説
明する。尚、前述した第1実施例と同一機能を有する部
材は同一符号を付す。
【0032】前述した第1実施例では第1枠体12に対し
て把手部材18を取り付ける際に位置決め部材20を用いた
が、保持では第1枠体12に把手部材18をネジによって取
り付けるものである。
【0033】即ち、図7に示すように、把手部材18の基
体18aには垂直方向にネジ23の貫通孔24を設け、第1枠
体12には前記ネジ23を通すためのネジ穴25を設けてい
る。このため、第1実施例で設けていた第1枠体12と把
手部材18の側面に設けた嵌合穴12d,18eは不要となっ
た。更に、第1枠体12に対する把手部材18の位置決め
は、第1枠体12と第2枠体13を位置決めする位置決め部
18cで行う。
【0034】この第1枠体12、第2枠体13及び把手部材
18の組み付けは、まず第1枠体12の結合凹部12aに第2
枠体13の結合支軸13bを入れ(図7の工程)、上方よ
り把手部材18の位置決め部18c及び圧縮バネ19を貫通孔
12b,12cに貫通させ(図7の工程)、最後にネジ23
を締結する(図7の工程)。
【0035】このように構成すると、前述した第1実施
例と同様の効果が得られる他に、第1実施例では第1枠
体12と把手部材18の側面の嵌合角孔12d,18eの位置合
わせをする必要があったが、この第2実施例では把手部
材18で直接第1枠体12に位置決めするために、位置合わ
せ作業が不要となる。また位置決め部材20に変えてネジ
23によって固定するために、コストダウンが図れるもの
である。
【0036】〔他の実施例〕次に前述したプロセスカー
トリッジや画像形成装置を構成する各部材の他の実施例
について説明する。
【0037】本発明に係るプロセスカートリッジBは前
述のように単色の画像を形成する場合のみならず、現像
手段を複数設け、複数色の画像(例えば2色画像、3色
画像或いはフルカラー等)を形成するカートリッジにも
好適に適用することが出来る。
【0038】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0039】また像担持体としては、前記感光体ドラム
に限定されることなく、例えば次のものが含まれる。ま
ず感光体としては光導電体が用いられ、光導電体として
は例えばアモルファスシリコン、アモルファスセレン、
酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OPC)等が
含まれる。また前記感光体を搭載する形状としては、例
えばドラム状、ベルト状等の回転体及びシート状等が含
まれる。尚、一般的にはドラム状又はベルト状のものが
用いられており、例えばドラムタイプの感光体にあって
は、アルミ合金等のシリンダー上に光導電体を蒸着又は
塗工等を行ったものである。
【0040】また帯電手段の構成も、前述した第一実施
例では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングステンワイヤーの三方周囲
にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワ
イヤーに高電圧を印加することによって生じた正又は負
のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラムの
表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然で
ある。
【0041】尚、前記帯電手段としては前記ローラ型以
外にも、ブレード型(帯電ブレード)、パッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0042】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0043】また前述したプロセスカートリッジとは、
少なくとも像担持体としての例えば電子写真感光体等及
び現像手段を備えたものである。従って、そのプロセス
カートリッジの態様としては、前述した実施例のもの以
外にも、例えば像担持体と現像手段とを一体化的にカー
トリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの。像担持
体及び現像手段と、帯電手段又はクリーニング手段とを
一体的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能にする
もの等がある。
【0044】更に前述した実施例では画像形成装置とし
てレーザービームプリンタを例示したが、本発明はこれ
に限定する必要はなく、例えば電子写真複写機、ファク
シミリ装置、或いはワードプロセッサ等の他の画像形成
装置に使用することも当然可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明は前述したように、把手部材を持
ってプロセスカートリッジを画像形成装置に挿入したと
き、前記把手部材は電子写真感光体を保持する第1枠体
に取り付けてあるために、現像部材が必要以上に押し付
けられることがなく、現像部材、電子写真感光体間の衝
撃を防止することが出来る。更にトナー収納部等を有す
る第2枠体を持つことがないために、第2枠体からのト
ナーの吹き出しを防止することが出来る。
【0046】また位置決め部材によって第1枠体に位置
決めして取り付けられる1つの把手部材によって、第1
枠体に第2枠体の支軸を回転可能に結合することがで
き、あわせて前記把手部材に設けた加圧部材によって現
像部材の電子写真感光体方向への付勢も同時におこな
え、現像部材を電子写真感光体に付勢するためのスプリ
ング等を別途組み付ける必要がなく、部品点数の削減、
組み立て分解工数の短縮によるコストダウンを図ること
が出来る。
【0047】従って、前記把手部材を取り付けたカート
リッジ枠体に電子写真感光体や現像手段等を収容してプ
ロセスカートリッジを構成することにより、取り扱い容
易なプロセスカートリッジを提供することが出来る。
【0048】また前記プロセスカートリッジを用いる電
子写真複写機やレーザービームプリンタ等の画像形成装
置を構成することにより、カートリッジの着脱をスムー
ズに行うことが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るプロセスカートリッ
ジを装着した画像形成装置の構成説明図である。
【図2】前記プロセスカートリッジの構成説明図であ
る。
【図3】プロセスカートリッジを装着する構成説明図で
ある。
【図4】第1枠体と第2枠体及び把手部材の組み付け状
態の斜視説明図である。
【図5】枠体を組み付けた状態の部分断面図である。
【図6】枠体の組み付け状態での部分斜視図である。
【図7】第2実施例に係る第1枠体と第2枠体及び把手
部材の組み付け状態の斜視説明図である。
【図8】従来技術に係るプロセスカートリッジの装着説
明図である。
【符号の説明】
A…画像形成装置、B…プロセスカートリッジ、1…光
学系、2…記録媒体、3…搬送手段、3a…カセット、
3b…ピックアップローラ、3c,3d…搬送ローラ
対、3e…レジストローラ対、3f,3g,3h…排出
ローラ対、4…転写ローラ、5…定着手段、5a…ヒー
タ、5b…定着回転体、5c…駆動ローラ、6a,6b
…反転搬送ガイド、7…排出部、8…感光体ドラム、9
…帯電ローラ、10…現像手段、10a…トナー収納部、10
b…トナー送り部材、10c…磁石、10d…現像ローラ、
10e…現像ブレード、11…クリーニング手段、11a…ク
リーニングブレード、11b…スクイシート、11c…廃ト
ナー溜め、12…カートリッジ枠体、12…第1枠体、12a
…結合凹部、12b,12c…貫通孔、12d…嵌合角孔、13
…第2枠体、13a…アーム部、13b…結合支軸、13c…
バネ受け凹部、14…ガイド部材、15…ガイドレール、16
…位置決め溝、17…位置決めピン、18…把手部材、18a
…基体、18b…把手部、18c…位置決め部、18d…バネ
取付部、18e…嵌合角孔、19…圧縮バネ、20…位置決め
部材、20a…爪、21…ドラムギア、22…ローラギア、23
…ネジ、24…貫通穴、25…ネジ穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/16 - 21/18 G03G 15/00 550 G03G 15/08 - 15/08 507

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に作用する現像部材を有する現像手
    段と、 前記電子写真感光体を保持する第1枠体と、前記現像手
    段を保持する第2枠体とを結合してなるカートリッジ枠
    体と、 前記第1枠体に対して取り付けられる把手部材と、 前記把手部材を前記第1枠体に対して位置決めする位置
    決め部材と、 を有し、 前記第1枠体と前記把手部材によって前記第2枠体に設
    けた支軸を保持し、前記位置決め部材によって前記把手
    部材を前記第1枠体に対して位置決めすることで、前記
    把手部材によって前記第1枠体と前記第2枠体とを前記
    支軸を中心にして回動可能に結合し、且つ前記把手部材
    に設けた加圧部材によって前記現像部材を前記電子写真
    感光体方向へ付勢するように構成したことを特徴とする
    プロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 プロセスカートリッジを着脱可能であっ
    て記録媒体に画像を形成するための画像形成装置におい
    て、 電子写真感光体と、前記電子写真感光体に作用する現像
    部材を有する現像手段と、前記電子写真感光体を保持す
    る第1枠体と、前記現像手段を保持する第2枠体とを結
    合してなるカートリッジ枠体と、前記第1枠体に対して
    取り付けられる把手部材と、前記把手部材を前記第1枠
    体に対して位置決めする位置決め部材と、を有し、前記
    第1枠体と前記把手部材によって前記第2枠体に設けた
    支軸を保持し、前記位置決め部材によって前記把手部材
    を前記第1枠体に対して位置決めすることで、前記把手
    部材によって前記第1枠体と前記第2枠体とを前記支軸
    を中心にして回動可能に結合し、且つ前記把手部材に設
    けた加圧部材によって前記現像部材を前記電子写真感光
    体方向へ付勢するように構成したプロセスカートリッジ
    を装着するための装着手段と、 前記電子写真感光体に形成された像を記録媒体に転写す
    るための転写手段と、 前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
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