JP3300981B2 - 扉開閉動用ダンパー - Google Patents
扉開閉動用ダンパーInfo
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Description
等による扉取付体との間に跨設することで、当該扉の開
閉動作を円滑に行い得るようにした扉開閉動用ダンパー
に関する。
は、図6に示した如く、扉aを扉取付体bの内部にあっ
て、その天板cの下位裏側に格納するようにしたもの
(実公昭60−18528号)が知られている。
ては、扉aおよび扉取付体bに対して、扉aを上下方向
へ回動により開閉するための支持杆dや短杆eを枢着し
たり、スプリングfを張設するだけでなく、スライドレ
ールgと戸車hとによるスライド機構が内付けとなるこ
とから、扉aの取付および扉取付後の扉aの位置調整操
作が行ない難かったり、また、扉aが扉取付体bの内部
に格納されることになるため、扉取付体b内部の収納ス
ペースが狭くなってしまう難点もある。
よびスプリングfが露呈するため、体裁が悪い上、開閉
操作時に、スプリングfおよび当該スプリングfと支持
杆dとの間等に誤って指先などを挟んでしまう危険性も
ある。
従来技術の有する問題点に鑑み、請求項1に係る扉開閉
動用ダンパーでは、取着ケースを扉取付体の側板内壁に
固定し、これより、アーム軸にて回動自在なるよう延出
された回動アームの先端を、扉に取り付けた座金に連枢
する簡易な作業だけで、扉の開閉動作を行い得るように
するのが、第1の目的である。
ングにより付勢されるスプリング保持走行体と、これに
一端部が枢着されたリンクアームの他端部を、アーム軸
により回動可能な回動アームの回動基部に、連枢軸ピン
により枢着するよう構成することで、回動アームに対し
て適時、適切な回動力を付与可能として、閉扉時には当
該閉扉状態を保持し得るようにしたり、開扉操作に際し
ては、適時前記の圧縮スプリングによる弾力を利用する
ことで開扉操作を小さな力で容易に行い得るようにする
と共に、外部に対して圧縮スプリング等が露呈してしま
うことで、外見上の美観を害したり、扉の開閉操作に際
して、指先などを挟んでしまうといった危険性を除去し
ようとするのが、第2の目的である。
に加えて、回動アームの回転に際して制動力を付与し得
るダンパー機構を付設するようにし、これにより、扉の
閉成時における作動を、人手を要することなく緩徐にな
し得るようにしている。
構成に加えて、扉を圧縮スプリングの弾力によって容易
に開成できるようにするだけでなく、圧縮スプリングの
弾力に基づく開扉作用を停止してしまうことで、手動操
作だけで緩徐に開扉したり、小さな力で閉扉することが
できるようにしようとするのが、その目的である。
して前記と同様にダンパー機構を付加することで、閉扉
時における扉の動きを、人手なしに緩徐な動きとなるよ
うにし、閉扉完了時にあって、強く扉が扉取付体に対し
衝当するといったことのないようにするのが、その目的
である。
達成するため、扉取付体の側板内壁に固定される取着ケ
ースと、この取着ケースに摺動自在にして圧縮スプリン
グにより付勢状態で収納されているスプリング保持走行
体と、このスプリング保持走行体に軸ピンにより回動自
在なるよう一端部が枢着されているリンクアームと、前
記の取着ケースにアーム軸により回動自在であり、か
つ、当該アーム軸の周辺にあって、連枢軸ピンにより上
記リンクアームの他端部が枢着されている回動基部およ
び当該回動基部から延出されて先端部が、前記取着ケー
スに設けた扉に枢着可能なアーム部とからなる回動アー
ムとを具備し、上記連枢軸ピンによるリンクアームと回
動アームの回動基部との枢着点位置が、前記軸ピンとア
ーム軸を結ぶ思案線と交差状に回動変移自在であること
を特徴とする扉開閉動用ダンパーを提供しようとしてい
る。
構成に対し、アーム軸が、取着ケースに設けられて、扉
の閉成方向または開閉成各方向へ粘性流体による制動力
をもったダンパー機構の回転軸に連結されていること
を、その内容としている。
加えて、そのスプリング保持走行体が、取着ケースを移
行して行ったとき、当該移行限度が規制されるように
し、このことによって、上記連枢軸ピンによるリンクア
ームと回動アームの回動基部との枢着点位置が、前記軸
ピンとアーム軸を結ぶ思案線と交差状に回動変移自在で
あり、当該回動変移の進行により前記の如く圧縮スプリ
ングによる付勢状態が解除されるスプリング保持走行体
には、前記の軸ピンについて、それまでの前記枢着点位
置から所要長だけの遊動を許容する溝が穿設されている
ことを、その内容としている。
請求項2との関係と同じく、請求項3の構成に対し、ア
ーム軸が、取着ケースに設けられて、扉の閉成方向また
は開閉成各方向へ粘性流体による制動力をもったダンパ
ー機構の回転軸に連結されている内容が付加されてい
る。
つき、図1ないし図5によって以下説示すると、請求項
1と請求項2については、以下のように構成されてい
る。すなわち、オーバーヘッドドア1に対して使用した
場合にあっては、扉取付体1aにおける天板1bの前端
縁1cに、ヒンジ1dの一端部が取着され、その他端部
が、扉1eの裏面に埋設されたスライドレール1fにお
けるインナーレール1gに固設されている。従って、扉
1eの下端部を手前側へ持ち上げることで、扉1eはヒ
ンジ1dの枢支ピン1hを中心として開動させることが
でき、当該扉1dは上記の開動後、押し込むようにする
ことで、インナーレール1gに対してアウターレール1
iがスライドし、これにより扉1eを、天板1b上に収
置させることができる。
1使用するに際し、扉1eの上記の如き開動と、閉動と
を円滑に行い得るようにしたダンパーに係るもので、図
1と図5とによって理解される通り上記の扉取付体1a
にあって、その側板内壁1jにおける開口部1kの上部
側に、ビス2などを用いて固定される取着ケース3と、
この取着ケース3に図示例では上下方向へ摺動自在であ
り、かつ、所要本数の圧縮スプリング4により図示例で
は下方へ向けて付勢された状態で収納されているスプリ
ング保持走行体5とを備えている。
ものは、図5に明示の通り前設の側板内壁1jに取着さ
れる補強カバープレート3aと、これに内嵌される取着
ケース本体3bとにより構成されており、同上図にあっ
て3cは、前記ビス2のため補強カバープレート3aに
穿設の取着孔、3dは、補強カバープレート3aの天板
部3eに穿設の通孔で、3fは取着ケース本体3bの天
板端部3gに刻設した取着螺孔を示し、補強カバープレ
ート3aに取着ケース本体3bを内嵌した状態で、図示
しないビスを通孔3cから取着螺孔3fに螺合締着する
ことで、取着ケース3が一体に構成されることになる。
プレート3aにおける上記した天板部3eの両側端か
ら、取着背板3iに沿って立設された側板部、3jは取
着ケース本体3bの上記した天板端部3gの両側端から
ケース表板3kに沿って立設された内側板部を示し、か
くて取着ケース本体3bには、前記のスプリング保持走
行体5が昇降動自在なるよう内嵌される収納空所3mが
画成されている。
通孔3nと、内側板部3jに穿設した内側貫通孔3pに
は、一本のスプリング押止杆3qが貫通固定され、これ
に後述する圧縮スプリング4の上端が押当するようにな
っている。
説示すると、図5の実施例では、前壁5a、背壁5b、
そして左右の側壁5cとにより上端開口の箱状に形成さ
れ、一対の上記側壁5cと、これに併設された区画壁5
dによって、スプリング挿通空所5eが図示例では3箇
形成され、これに収納された3本の圧縮スプリング4
は、前記の如くその上部がスプリング押止杆3qに当接
されると共に、その下部はスプリング保持走行体5の側
壁5cに横向固設した受圧杆5fを押圧する。従って、
図示のこのスプリング保持走行体5にあっては、収納空
所3m内にあって、その側壁5cが、取着ケース3の内
側板部3jにおける内壁面に対し摺動することにより、
圧縮スプリング4を圧縮することになる上方と、当該圧
縮スプリング4が伸長状態となる下方へ昇降動自在とな
っている。
項4とに関連して、上記内側板部3jの内壁面にあって
昇降案内溝条3rが夫々縦設されており、これにスプリ
ング保持走行体5の側壁5cが係装されて昇降動するよ
う形成され、従って、スプリング保持走行体5が降下し
た場合、上記の案内溝条3rの下端に形成されたストッ
パー部3sに突き当たることで、当該スプリング保持走
行体5の移行限度が規制されることになる。すなわち、
このような状態にあっては、圧縮スプリング4の復元力
が、最早後述する次段の部材に伝達されないことにな
る。
行体5に、軸ピン6aによって回動自在なるようリンク
アーム6の一端部が枢着されており、そして、取着ケー
ス3の図示例では下部にあってアーム軸7aにより回動
自在であり、かつ当該アーム軸7aの周辺にあって、連
枢軸ピン6bにより、上記リンクアーム6の他端部が回
動アーム7における回動基部7bに連枢されている。そ
して、この回動基部7bから延出された回動アーム7の
アーム部7cは、その先端部が扉1eに取着された座金
8と、扉開閉用ピン7dにより枢着するようにしてい
る。
によりスプリング保持走行体5に対し枢着するため、図
5の実施例では当該スプリング保持走行体5の図面にお
ける下端中央部にあって、単なる通孔を穿設するのでな
く、請求項3と請求項4とに関連して溝5gが、前壁5
aと後壁5bとにあって、下端開口の状態で穿設されて
おり、この溝5gに軸ピン6aが遊動自在となるよう係
嵌されている。また、回動アーム7には厚さ方向に間隙
7eが離間形成され、これにリンクアーム6の下端部が
挿入された状態にて、連枢軸ピン6bにより回動基部7
bに枢着され、アーム部7cと座金8そして扉開閉用ピ
ン7dの相対関係も、上記と同じである。
7aとの関係は、回動アーム7の回動がアーム軸7aに
伝達されるように、図示例では、アーム軸7aに形成の
係止突部7fが、回動基部7bにあって穿設した軸孔7
gの係止凹部7hに係嵌するよう構成されており、請求
項2と請求項4との関係において、上記のアーム軸7a
は、取着ケース3の図面にあって下部に設けられている
ダンパー機構9の回動軸9aと同軸に連結されている。
従って、図示例にあっては後に詳記する通り回動アーム
7が回動することにより、ダンパー機構9内の図示され
ていない粘性流体に基づく制動力により、扉1eの閉成
方向または開閉成各方向に対する緩衝作用を発揮し得る
ことになる。
来のものと同じであり、同図にあって9bは取着ケース
本体3bの下部に設けられたダンパー軸承部、9cは回
動軸9aに係嵌されて回動自在な可動ディスク、9dは
可動ディスク9cに隣接されて、回動が阻止されている
固定ディスク、9e、9fはOリング、9gはダンパー
機構9の蓋体であって、図示されていない止螺子によ
り、補強カバープレート3aの止孔3tを介して固定さ
れる。
の図示例ではその下端部を、回動アーム7における回動
基部7bにあって、連枢軸ピン6bにより枢着する際、
その枢着点Pを、どのような位置に選定するかにより、
先ず図1の如き閉扉状態にあっては、前掲軸ピン6aと
アーム軸7aとを結ぶ思案線Lに対し、上記の枢着点P
が扉1e側寄りに連枢されるようにすることができる。
この結果、このような場合にあっては図1によって理解
されるように、圧縮スプリング4は圧縮状態となってお
り、これによる復元力によって、リンクアーム6へは図
示の場合下向きの力が作用している。従って、枢着点P
を介して回動アーム7の回動基部7bには、矢印R1
方向への回動力が作用し、この結果、アーム部7cは矢
印R2 方向へ回動されることとなり、このため扉1e
は、当該閉扉状態が保持され、不本意に開扉されてしま
うことがない。
を持ち、手前側へ引き上げることで開扉動させると、図
2に示す通り枢着点Pは左回動して、遂に上記の思案線
L上に位置することになり、この開扉初期途上における
枢着点Pの位置が思案点となる。ここから、さらに開扉
させることにより、図3の如き後続開扉状態となるが、
この場合には枢着点Pが前記の思案線Lよりも扉1eに
対して、反扉側寄りに交差状となるよう回動転移するこ
とになるから、圧縮スプリング4の復元力は、前記の矢
印R1 とは反対の矢印R3方向へ回動基部7bを回動
させることとなり、回動アーム7は矢印R4の如く、開
扉方向への回動を助勢することとなる。圧縮スプリング
4の復元力を利用して、比較的小さな力により、開扉操
作を行い、扉1eを天板1bの上まで回動収置すること
ができる。
る際には、当該扉1eを手前側へ引き下せばよく、その
後は手動を解除しても扉1eは、その重力によって閉動
し、この際次第に圧縮スプリング4を伸長状態から圧縮
して行くことになるため、閉扉動は、圧縮スプリング4
の弾力による緩衝作用により緩徐に進行し、図1の閉扉
状態に復元して、当該状態が圧縮スプリング4の復元力
にて保持されることになる。
に加えて、前記のダンパー機構9が付設されており、こ
の際、図示しないワンウエイクラッチなどにより、閉扉
動に際してだけ、ダンパー機構9が制動力を発揮するよ
うにすれば、閉扉状態にあって作用する当該制動力によ
り、請求項1の場合よりも、さらに緩徐かつ円滑な閉扉
を行うことができる。もちろん、ダンパー機構9の制動
力が開扉時にも、また閉扉時にも発揮されるようにして
もよく、このようにすれば開扉時に、これを助勢する圧
縮スプリング4の復元力が、上記の制動力により抑制さ
れることになるが、全体として開扉の助勢力が大となる
ように調整しておけばよく、もちろん、この場合には、
前記の如きワンウエイクラッチは不要となる。
と、請求項1と同じく図1の閉扉状体から図2の思案点
を越えて後続開扉初期状態となり、さらに図3に開示の
後続開扉後期状態までは、枢着点Pが思案線Lの反扉側
寄りに回動転移されて、圧縮スプリング4の復元力が開
扉操作を助勢する。しかし、請求項3では前説の如く当
該後続開扉後期状態に達すると、圧縮スプリング4によ
り押下されて来たスプリング保持走行体5が、前記の如
く案内溝条3rにおけるストッパー部3sに衝当し、こ
のことにより、圧縮スプリング4の復元力は、最早回動
アーム7に対して作用しない状態となる。
となるから、図3の状態より扉1eを天板1b側へ押し
込んで行くことができ、この際、請求項3にあっては前
記の如く、スプリング保持走行体5に溝5gが穿設され
ていることから、図3の状態では、まだ軸ピン6aが溝
5gの上端縁に位置しているが、その後の開扉手動操作
により、当該軸ピン6aは、次第に溝5g内を降下し、
このため図4の如く扉1eを天板1b上に収置するま
で、押し込んで行くことができる。もちろん、この際の
押し込みは、インナーレール1gに対して、アウターレ
ール1iがスライドして行くことで許容されることにな
る。
の構成に前記のダンパー機構9を付加するようにしてい
るから、請求項1の構成にダンパー機構9を付加した請
求項2の場合につき前記した同様の付加的作用が発揮さ
れることになる。
のであるから、請求項1の扉開閉動用ダンパーによると
きは、取着ケースを扉取付体の側板内壁に取り付け、回
動アームを扉に枢支するだけの作業で使用できるので、
取付作業が簡易迅速になし得ると共に、圧縮スプリング
等が露呈しないので、外観が良好で、しかも使用中に手
を挟んでしまうといった危険がなくなる。
を、リンク機構を介して回動アームに対する回転力とし
て適切に利用するよう構成してあるから、閉扉状態を保
持させたり、開扉動操作を助勢させることも、そして閉
扉動に際しては、これを制動して緩徐な閉扉を行わせる
こともできる。
に、ダンパー機構を適切に付加したので、特に閉扉動に
おける制動力が圧縮スプリングの圧縮力に加算され、円
滑にして緩徐な閉扉動を保証することが可能となる。
グによる弾力の影響から、扉を完全に解放してしまう構
成としてあるので、扉の遊動状態をも確保できることか
ら、手動操作だけで扉を自由に開閉動させることも可能
となる。また請求項4では、上記請求項3の構成に前掲
ダンパー機構を付加したものであるから、前記請求項2
につき説示したと同様の付加的な効果を発揮させること
ができる。
ッドドアへの使用状態を示した閉扉時の一部を除去した
正面略示図である。
を除去した正面略示図である。
を除去した正面略示図である。
を除去した正面略示図である。
示した分解斜視説明図である。
面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 扉取付体の側板内壁に固定される取着ケ
ースと、この取着ケースに摺動自在にして圧縮スプリン
グにより付勢状態で収納されているスプリング保持走行
体と、このスプリング保持走行体に軸ピンにより回動自
在なるよう一端部が枢着されているリンクアームと、前
記の取着ケースにアーム軸により回動自在であり、か
つ、当該アーム軸の周辺にあって、連枢軸ピンにより上
記リンクアームの他端部が枢着されている回動基部およ
び当該回動基部から延出されて先端部が、前記取着ケー
スに設けた扉に枢着可能なアーム部とからなる回動アー
ムとを具備し、上記連枢軸ピンによるリンクアームと回
動アームの回動基部との枢着点位置が、前記軸ピンとア
ーム軸を結ぶ思案線と交差状に回動変移自在であること
を特徴とする扉開閉動用ダンパー。 - 【請求項2】 扉取付体の側板内壁に固定される取着ケ
ースと、この取着ケースに摺動自在にして圧縮スプリン
グにより付勢状態で収納されているスプリング保持走行
体と、このスプリング保持走行体に軸ピンにより回動自
在なるよう一端部が枢着されているリンクアームと、前
記の取着ケースにアーム軸により回動自在であり、か
つ、当該アーム軸の周辺にあって、連枢軸ピンにより上
記リンクアームの他端部が枢着されている回動基部およ
び当該回動基部から延出されて先端部が、前記取着ケー
スに設けた扉に枢着可能なアーム部とからなる回動アー
ムとを具備し、上記連枢軸ピンによるリンクアームと回
動アームの回動基部との枢着点位置が、前記軸ピンとア
ーム軸を結ぶ思案線と交差状に回動変移自在であり、前
記アーム軸は、取着ケースに設けられて、扉の閉成方向
または開閉各方向へ粘性流体による制動力をもったダン
パー機構の回動軸に連結されていることを特徴とする扉
開閉動用ダンパー。 - 【請求項3】 扉取付体の側板内壁に固定される取着ケ
ースと、この取着ケースに移行限度を規制されて摺動自
在であり、圧縮スプリングによる付勢状態で収納されて
いるスプリング保持走行体と、このスプリング保持走行
体に軸ピンにより回動自在なるよう一端部が枢着されて
いるリンクアームと、前記の取着ケースにアーム軸によ
り回動自在であり、かつ、当該アーム軸の周辺にあっ
て、連枢軸ピンにより上記リンクアームの他端部が枢着
されている回動基部および当該回動基部から延出されて
先端部が、前記取着ケースに設けた扉に枢着可能なアー
ム部とからなる回動アームとを具備し、上記連枢軸ピン
によるリンクアームと回動アームの回動基部との枢着点
位置が、前記軸ピンとアーム軸を結ぶ思案線と交差状に
回動変移自在であり、当該回動変移の進行により前記の
如く圧縮スプリングによる付勢状態が解除されるスプリ
ング保持走行体には、前記の軸ピンについて、それまで
の前記枢着点位置から所要長だけの遊動を許容する溝が
穿設されていることを特徴とする扉開閉動用ダンパー。 - 【請求項4】 扉取付体の側板内壁に固定される取着ケ
ースと、この取着ケースに移行限度を規制されて摺動自
在であり、圧縮スプリングによる付勢状態で収納されて
いるスプリング保持走行体と、このスプリング保持走行
体に軸ピンにより回動自在なるよう一端部が枢着されて
いるリンクアームと、前記の取着ケースにアーム軸によ
り回動自在であり、かつ、当該アーム軸の周辺にあっ
て、連枢軸ピンにより上記リンクアームの他端部が枢着
されている回動基部および当該回動基部から延出されて
先端部が、前記取着ケースに設けた扉に枢着可能なアー
ム部とからなる回動アームとを具備し、上記連枢軸ピン
によるリンクアームと回動アームの回動基部との枢着点
位置が、前記軸ピンとアーム軸を結ぶ思案線と交差状に
回動変移自在であり、当該回動変移の進行により前記の
如く圧縮スプリングによる付勢状態が解除されるスプリ
ング保持走行体には、前記の軸ピンについて、それまで
の前記枢着点位置から所要長だけの遊動を許容する溝が
穿設され、前記アーム軸は、取着ケースに設けられて、
扉の閉成方向または開閉各方向へ粘性流体による制動力
をもったダンパー機構の回動軸に連結されていることを
特徴とする扉開閉動用ダンパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15750499A JP3300981B2 (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 扉開閉動用ダンパー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15750499A JP3300981B2 (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 扉開閉動用ダンパー |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP08143507A Division JP3120211B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | オーバーヘッドドア開閉用ダンパー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000045622A JP2000045622A (ja) | 2000-02-15 |
JP3300981B2 true JP3300981B2 (ja) | 2002-07-08 |
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ID=15651139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15750499A Expired - Fee Related JP3300981B2 (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 扉開閉動用ダンパー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3300981B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011129154A1 (ja) | 2010-04-16 | 2011-10-20 | スガツネ工業株式会社 | 扉開閉装置 |
Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
AT7500U1 (de) * | 2004-02-09 | 2005-04-25 | Blum Gmbh Julius | Stellarmantrieb für klappen von schränken |
JP4708066B2 (ja) * | 2005-04-04 | 2011-06-22 | 株式会社ムラコシ精工 | 扉体閉止装置 |
-
1999
- 1999-06-04 JP JP15750499A patent/JP3300981B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011129154A1 (ja) | 2010-04-16 | 2011-10-20 | スガツネ工業株式会社 | 扉開閉装置 |
CN102782237A (zh) * | 2010-04-16 | 2012-11-14 | 世嘉智尼工业株式会社 | 门扇开闭装置 |
JP5364162B2 (ja) * | 2010-04-16 | 2013-12-11 | スガツネ工業株式会社 | 扉開閉装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000045622A (ja) | 2000-02-15 |
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