JP3300593B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
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- G11C11/407—Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体メモリ,マ
イクロプロセッサ,論理回路等、半導体集積回路を複数
個カスケード(直列)接続した半導体集積回路装置に関
する。
イクロプロセッサ,論理回路等、半導体集積回路を複数
個カスケード(直列)接続した半導体集積回路装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路装置の集積度の向
上は著しく、ギガ(G)ビット級の半導体メモリでは、
1チップに数億個の素子が、64ビットのマイクロプロ
セッサでは1チップに数百万から1千万個の素子が集積
されるようになっている。集積度の向上は素子の微細化
によって達成され、1GビットDRAMにおいては0.
15μmのゲート長のMOSトランジスタが用いられ、
さらに集積度が高まると0.1μm以下のゲート長のM
OSトランジスタが用いられるようになる。
上は著しく、ギガ(G)ビット級の半導体メモリでは、
1チップに数億個の素子が、64ビットのマイクロプロ
セッサでは1チップに数百万から1千万個の素子が集積
されるようになっている。集積度の向上は素子の微細化
によって達成され、1GビットDRAMにおいては0.
15μmのゲート長のMOSトランジスタが用いられ、
さらに集積度が高まると0.1μm以下のゲート長のM
OSトランジスタが用いられるようになる。
【0003】このような微細なMOSトランジスタにお
いては、ホットキャリア生成によるトランジスタ特性の
劣化やTDDB(Time Dependent Dielectric Breakdow
n )による絶縁膜破壊が起きる。また、チャネル長が短
くなることによるしきい値電圧の低下を抑えるためにバ
ルクやチャネル部の不純物濃度が高められると、ソース
・ドレインの接合耐圧が低下する。
いては、ホットキャリア生成によるトランジスタ特性の
劣化やTDDB(Time Dependent Dielectric Breakdow
n )による絶縁膜破壊が起きる。また、チャネル長が短
くなることによるしきい値電圧の低下を抑えるためにバ
ルクやチャネル部の不純物濃度が高められると、ソース
・ドレインの接合耐圧が低下する。
【0004】これら微細素子の信頼性を維持するために
は、電源電圧を下げることが有効になる。即ち、ソース
・ドレイン間の横方向の電界を弱めることによってホッ
トキャリアの発生を防ぎ、またゲート・バルク間の縦方
向の電界を弱めることによってTDDBを防ぐ。さら
に、電源電圧を下げることによってソース・バルク間、
ドレイン・バルク間の接合に加わる逆バイアスを低下さ
せ、耐圧の低下に対応させる。
は、電源電圧を下げることが有効になる。即ち、ソース
・ドレイン間の横方向の電界を弱めることによってホッ
トキャリアの発生を防ぎ、またゲート・バルク間の縦方
向の電界を弱めることによってTDDBを防ぐ。さら
に、電源電圧を下げることによってソース・バルク間、
ドレイン・バルク間の接合に加わる逆バイアスを低下さ
せ、耐圧の低下に対応させる。
【0005】一方、バイポーラトランジスタにおいて
は、ベース幅を短くすることでより高速な動作が可能に
なるが、あまりベース幅を短くするとパンチスルーによ
りトランジスタとして動作しなくなってしまう。これを
防ぐためには、ベースの不純物濃度を高める必要があ
る。また、電流密度が大きくなるとカットオフ周波数が
低下する。このいわゆるカーク効果を防ぐためには、コ
レクタの不純物濃度を高める必要がある。
は、ベース幅を短くすることでより高速な動作が可能に
なるが、あまりベース幅を短くするとパンチスルーによ
りトランジスタとして動作しなくなってしまう。これを
防ぐためには、ベースの不純物濃度を高める必要があ
る。また、電流密度が大きくなるとカットオフ周波数が
低下する。このいわゆるカーク効果を防ぐためには、コ
レクタの不純物濃度を高める必要がある。
【0006】このようにバイポーラトランジスタにおい
ては、微細化によってベース・コレクタ領域の不純物濃
度を高める必要が生じ、そのためベース・コレクタ接合
の耐圧が低下する。これに対してもMOSトランジスタ
と同様に、電源電圧を下げることが有効である。
ては、微細化によってベース・コレクタ領域の不純物濃
度を高める必要が生じ、そのためベース・コレクタ接合
の耐圧が低下する。これに対してもMOSトランジスタ
と同様に、電源電圧を下げることが有効である。
【0007】以上のように、素子が微細化されると信頼
性を維持するため、電源電圧を下げる必要があるが、こ
れは半導体チップを扱うユーザにとってはシステムが複
雑化してしまうという問題を生じる。即ち、ユーザにと
っては、複数の半導体チップの電源電圧が異なることは
好ましくなく、また従来のシステムで用いてきた電源電
圧がそのまま使えないことも好ましくない。
性を維持するため、電源電圧を下げる必要があるが、こ
れは半導体チップを扱うユーザにとってはシステムが複
雑化してしまうという問題を生じる。即ち、ユーザにと
っては、複数の半導体チップの電源電圧が異なることは
好ましくなく、また従来のシステムで用いてきた電源電
圧がそのまま使えないことも好ましくない。
【0008】そこで最近、図12に示すように、半導体
チップ内で電源電圧を降圧するシステムが考案されてい
る。これは、電源端(電源電圧Vcc)と接地端(接地電
圧Vss)の間に降圧回路と集積回路を直列に接続し、集
積回路に加わる電圧をVccより低い値Vcc′に保つもの
である。このような降圧回路を用いことにより、半導体
素子チップ内の信頼性は向上する。
チップ内で電源電圧を降圧するシステムが考案されてい
る。これは、電源端(電源電圧Vcc)と接地端(接地電
圧Vss)の間に降圧回路と集積回路を直列に接続し、集
積回路に加わる電圧をVccより低い値Vcc′に保つもの
である。このような降圧回路を用いことにより、半導体
素子チップ内の信頼性は向上する。
【0009】しかしながら、この種の装置では、降圧回
路で消費される電力が無駄となるため、チップ全体の低
消費電力化が難しいという新たな問題が生じる。例え
ば、電源電圧Vcc=3Vで、半導体集積回路に加える電
圧が1.5Vの場合、差し引き1.5Vの電圧が降圧回
路に加わることになり、全消費電力の半分が降圧回路で
消費されることになる。
路で消費される電力が無駄となるため、チップ全体の低
消費電力化が難しいという新たな問題が生じる。例え
ば、電源電圧Vcc=3Vで、半導体集積回路に加える電
圧が1.5Vの場合、差し引き1.5Vの電圧が降圧回
路に加わることになり、全消費電力の半分が降圧回路で
消費されることになる。
【0010】より具体的には、電源電圧と接地電圧との
差をV、チップの電源間容量をC、動作周波数をfとす
ると、チップ全体の消費電力PはP=CV2 fで表され
る。図12において、降圧回路の電源間容量と集積回路
の電源間容量が等しくこれをC1とすると、Vcc' =V
cc/2となり、チップ全体で消費される電力は(C1/
2)V2 f、降圧回路で消費される電力は(C1/4)
V2 fとなる。従って、チップ全体の消費電力の1/2
が降圧回路で消費されることになる。
差をV、チップの電源間容量をC、動作周波数をfとす
ると、チップ全体の消費電力PはP=CV2 fで表され
る。図12において、降圧回路の電源間容量と集積回路
の電源間容量が等しくこれをC1とすると、Vcc' =V
cc/2となり、チップ全体で消費される電力は(C1/
2)V2 f、降圧回路で消費される電力は(C1/4)
V2 fとなる。従って、チップ全体の消費電力の1/2
が降圧回路で消費されることになる。
【0011】また、降圧回路による電力消費を無くすた
めに次のようなシステムも考案されている(特開平4−
315313号公報)。これは、電源端と接地端の間に
2つの集積回路を直列接続し、第1の集積回路に流れる
電流を第2の集積回路で再利用するものである。また、
第1及び第2の集積回路の接続部分であるチップ内部の
電源線に電圧制御回路を接続し、チップ内部電源線の電
圧Vmを一定に保つようにされている。
めに次のようなシステムも考案されている(特開平4−
315313号公報)。これは、電源端と接地端の間に
2つの集積回路を直列接続し、第1の集積回路に流れる
電流を第2の集積回路で再利用するものである。また、
第1及び第2の集積回路の接続部分であるチップ内部の
電源線に電圧制御回路を接続し、チップ内部電源線の電
圧Vmを一定に保つようにされている。
【0012】しかしながら、このシステムでは第1の集
積回路と第2の集積回路が同時に動作しない場合、電圧
制御回路の負担が大きくなる。このため、降圧回路並の
大きな駆動能力を持つ電圧制御回路が必要となり、結果
的に消費電力が低減できないという問題がある。
積回路と第2の集積回路が同時に動作しない場合、電圧
制御回路の負担が大きくなる。このため、降圧回路並の
大きな駆動能力を持つ電圧制御回路が必要となり、結果
的に消費電力が低減できないという問題がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、微細
素子を用いた半導体集積回路装置においては、信頼性を
保ち、システムの複雑化を防ぐために降圧回路が用いら
れるが、この降圧回路で消費される電力が無駄になる問
題があった。
素子を用いた半導体集積回路装置においては、信頼性を
保ち、システムの複雑化を防ぐために降圧回路が用いら
れるが、この降圧回路で消費される電力が無駄になる問
題があった。
【0014】また、降圧回路を用いずに複数の集積回路
を直列接続するシステムでは、複数の集積回路が同時に
動作しない場合、内部の電圧制御回路の駆動能力を高め
る必要があり、降圧回路を用いた場合に降圧回路で消費
される電力と殆ど同じ電力が電圧制御回路で消費され、
この電力が無駄になる問題があった。
を直列接続するシステムでは、複数の集積回路が同時に
動作しない場合、内部の電圧制御回路の駆動能力を高め
る必要があり、降圧回路を用いた場合に降圧回路で消費
される電力と殆ど同じ電力が電圧制御回路で消費され、
この電力が無駄になる問題があった。
【0015】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、電源電圧を下げずに、
かつ降圧回路を用いずに半導体集積回路に加わる電圧を
下げることができ、消費電力の低減をはかり得る半導体
集積回路装置を提供することにある。
ので、その目的とするところは、電源電圧を下げずに、
かつ降圧回路を用いずに半導体集積回路に加わる電圧を
下げることができ、消費電力の低減をはかり得る半導体
集積回路装置を提供することにある。
【0016】また、本発明の他の目的は、複数の集積回
路が同時に動作しない場合でも、電圧制御回路の駆動能
力を高めることなく半導体集積回路に加わる電圧を下げ
ることができ、消費電力の低減をはかり得る半導体集積
回路装置を提供することにある。
路が同時に動作しない場合でも、電圧制御回路の駆動能
力を高めることなく半導体集積回路に加わる電圧を下げ
ることができ、消費電力の低減をはかり得る半導体集積
回路装置を提供することにある。
【0017】
【0018】上記課題を解決するため、本発明に係る半
導体集積回路装置は、電源端と接地端との間に直列接続
され、それぞれの電源間容量と入力信号周波数との積が
互いに等しくなるように入力信号周波数が設定された複
数の半導体集積回路と、前記複数の半導体集積回路に電
源電圧を供給する降圧回路と、前記電源端と前記接地端
との間に前記複数の半導体集積回路の直列回路と直列に
接続された第1のスイッチング回路と、前記電源端と前
記接地端との間に前記降圧回路と直列に接続され、前記
第1のスイッチング回路と相補的な動作をする第2のス
イッチング回路とを具備したことを特徴とする。
導体集積回路装置は、電源端と接地端との間に直列接続
され、それぞれの電源間容量と入力信号周波数との積が
互いに等しくなるように入力信号周波数が設定された複
数の半導体集積回路と、前記複数の半導体集積回路に電
源電圧を供給する降圧回路と、前記電源端と前記接地端
との間に前記複数の半導体集積回路の直列回路と直列に
接続された第1のスイッチング回路と、前記電源端と前
記接地端との間に前記降圧回路と直列に接続され、前記
第1のスイッチング回路と相補的な動作をする第2のス
イッチング回路とを具備したことを特徴とする。
【0019】また、本発明に係る半導体集積回路装置
は、異なる機能を有する複数の半導体集積回路と、入力
された処理内容を指定する命令を解読して前記複数の半
導体集積回路から該処理に必要な2個以上の半導体集積
回路を選択し、かつ選択した半導体集積回路を消費電力
が最小となるように電源端と接地端との間に直列又は直
並列に接続するスケジューリング回路とを具備したこと
を特徴とする。
は、異なる機能を有する複数の半導体集積回路と、入力
された処理内容を指定する命令を解読して前記複数の半
導体集積回路から該処理に必要な2個以上の半導体集積
回路を選択し、かつ選択した半導体集積回路を消費電力
が最小となるように電源端と接地端との間に直列又は直
並列に接続するスケジューリング回路とを具備したこと
を特徴とする。
【0020】さらに、本発明においては、前記複数の半
導体集積回路に入力されるデータ、または該複数の半導
体集積回路から出力されるデータのレベルを変換するデ
ータ制御回路をさらに具備してもよい。
導体集積回路に入力されるデータ、または該複数の半導
体集積回路から出力されるデータのレベルを変換するデ
ータ制御回路をさらに具備してもよい。
【0021】また、本発明においては記複数の半導体集
積回路が同一基板上の絶縁膜上に形成されていることを
特徴とする。
積回路が同一基板上の絶縁膜上に形成されていることを
特徴とする。
【0022】また本発明によれば、複数の集積回路が電
源端と接地端との間に直列又は直並列に接続されるた
め、半導体チップ全体の電源電圧を変えることなく、各
集積回路に加わる電圧をより下げることができる。そし
てこの場合、全ての集積回路が同時に動作しなくても、
同時に動作させるべき集積回路のみを直列又は直並列に
接続することにより、電圧制御回路の駆動能力を高める
必要もなく、消費電力の低減をはかることが可能とな
る。
源端と接地端との間に直列又は直並列に接続されるた
め、半導体チップ全体の電源電圧を変えることなく、各
集積回路に加わる電圧をより下げることができる。そし
てこの場合、全ての集積回路が同時に動作しなくても、
同時に動作させるべき集積回路のみを直列又は直並列に
接続することにより、電圧制御回路の駆動能力を高める
必要もなく、消費電力の低減をはかることが可能とな
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。 (実施形態1)図1は、本発明の第1の実施形態に係わ
る半導体集積回路装置を示すブロック図である。電源端
(電源電圧Vcc)と接地端(接地電圧Vss)の間に、n
個(n≧2)の集積回路(1,2〜,n)が直列接続さ
れている。そして、各々の集積回路は、信号Vin(1〜
n)を入力して信号Vout (1〜n)を出力するものと
なっている。
参照して説明する。 (実施形態1)図1は、本発明の第1の実施形態に係わ
る半導体集積回路装置を示すブロック図である。電源端
(電源電圧Vcc)と接地端(接地電圧Vss)の間に、n
個(n≧2)の集積回路(1,2〜,n)が直列接続さ
れている。そして、各々の集積回路は、信号Vin(1〜
n)を入力して信号Vout (1〜n)を出力するものと
なっている。
【0024】集積回路1に与えられる電源電圧をVcc1
(=Vcc)、接地電圧をVss1 、集積回路2に与えられ
る電源電圧をVcc2 (=Vss1 )、接地電圧をVss2 、
集積回路nに与えられる電源電圧をVccn (=Vss n-
1)、接地電圧をVssn (=Vss)とする。また、各集
積回路の電源間Vcc1 とVss1 、Vcc2 とVss2 、…、
Vccn とVssn の各容量をC1,C2 ,…,Cn とす
る。
(=Vcc)、接地電圧をVss1 、集積回路2に与えられ
る電源電圧をVcc2 (=Vss1 )、接地電圧をVss2 、
集積回路nに与えられる電源電圧をVccn (=Vss n-
1)、接地電圧をVssn (=Vss)とする。また、各集
積回路の電源間Vcc1 とVss1 、Vcc2 とVss2 、…、
Vccn とVssn の各容量をC1,C2 ,…,Cn とす
る。
【0025】集積回路1に入力される信号Vin1 の周波
数をf1 とすると、集積回路1に流れる電流の平均値I
1 は、 I1 =f1 ・C1 (Vcc1 −Vss1 ) … (1) で表される。
数をf1 とすると、集積回路1に流れる電流の平均値I
1 は、 I1 =f1 ・C1 (Vcc1 −Vss1 ) … (1) で表される。
【0026】いま、集積回路2,〜,集積回路nに流れ
る電流の平均値がI1 に等しいと仮定すると、各集積回
路の端子間電圧に次の関係が成り立つ。 V=Vcc1 −Vss1 =Vcc2 −Vss2 = ‥‥‥ =Vccn −Vssn … (2) この式のようにVを定義し、集積回路2に入力される信
号Vin2 の周波数をf=(C1 /C2 )f1 に選ぶと、
平均電流I2 は、 I2 =(C1 /C2 )f1 ・C2 V … (3) となり、I1 に等しくなる。同様に、集積回路nに入力
される信号Vinn の周波数をf=(C1 /Cn )f1 に
選べば、平均電流In は、 In =(C1 /Cn )f1 ・Cn ・V … (4) となり、I1 に等しくなる。つまり、入力信号の周波数
を適切に選択することにより、(2) 式が成り立つ。
る電流の平均値がI1 に等しいと仮定すると、各集積回
路の端子間電圧に次の関係が成り立つ。 V=Vcc1 −Vss1 =Vcc2 −Vss2 = ‥‥‥ =Vccn −Vssn … (2) この式のようにVを定義し、集積回路2に入力される信
号Vin2 の周波数をf=(C1 /C2 )f1 に選ぶと、
平均電流I2 は、 I2 =(C1 /C2 )f1 ・C2 V … (3) となり、I1 に等しくなる。同様に、集積回路nに入力
される信号Vinn の周波数をf=(C1 /Cn )f1 に
選べば、平均電流In は、 In =(C1 /Cn )f1 ・Cn ・V … (4) となり、I1 に等しくなる。つまり、入力信号の周波数
を適切に選択することにより、(2) 式が成り立つ。
【0027】Vin1 ,Vin2 ,Vinn ,I1 ,I2 ,I
n の時間に対する変化を、図2に示す。信号の周期はそ
の周波数の逆数であるから、f1 =1/Tのとき、集積
回路2の周期は(C2 /C1 )T、集積回路nの周期は
(Cn /C1 )Tとなる。
n の時間に対する変化を、図2に示す。信号の周期はそ
の周波数の逆数であるから、f1 =1/Tのとき、集積
回路2の周期は(C2 /C1 )T、集積回路nの周期は
(Cn /C1 )Tとなる。
【0028】(2) 式より、各集積回路の電源電圧と接地
電圧の差は等しく、流れる電流の平均値が等しいため、
消費される電力Pは等しくなる。従って、n個の集積回
路全体で消費される電力はn×Pワットとなる。
電圧の差は等しく、流れる電流の平均値が等しいため、
消費される電力Pは等しくなる。従って、n個の集積回
路全体で消費される電力はn×Pワットとなる。
【0029】従来、例えば集積回路nに対して素子の信
頼性を同じにするためには集積回路1〜集積回路n−1
を降圧回路で置き換えていた。この場合、降圧回路で消
費される電力は、(n−1)×Pワットとなる。これを
n個の集積回路にそれぞれ適用すると、全降圧回路でn
×(n−1)×Pワットの電力が消費されることにな
る。従って本発明では従来に比べ、 (n×P)/{n×P+n×(n−1)×P}=1/n … (5) に消費電力を低減することができる。
頼性を同じにするためには集積回路1〜集積回路n−1
を降圧回路で置き換えていた。この場合、降圧回路で消
費される電力は、(n−1)×Pワットとなる。これを
n個の集積回路にそれぞれ適用すると、全降圧回路でn
×(n−1)×Pワットの電力が消費されることにな
る。従って本発明では従来に比べ、 (n×P)/{n×P+n×(n−1)×P}=1/n … (5) に消費電力を低減することができる。
【0030】このように本実施形態によれば、n個の集
積回路1〜nを電源端と接地端との間に直列接続し、各
々の集積回路1〜nにおける電源間容量Cと入力信号周
波数fとの積が全て等しくなるように入力信号周波数f
をスケジューリングすることにより、全体の電源電圧を
下げずに、かつ降圧回路を用いずに集積回路に加わる電
圧を下げることができる。従って、微細素子における信
頼性の維持と消費電力の低減をはかることができる。 (実施形態2)図3は、本発明の第2の実施形態に係わ
る半導体集積回路装置を示すブロック図である。本実施
形態は、第1の実施形態における集積回路をCMOSイ
ンバータで構成した例であり、n=3の場合を示す。
積回路1〜nを電源端と接地端との間に直列接続し、各
々の集積回路1〜nにおける電源間容量Cと入力信号周
波数fとの積が全て等しくなるように入力信号周波数f
をスケジューリングすることにより、全体の電源電圧を
下げずに、かつ降圧回路を用いずに集積回路に加わる電
圧を下げることができる。従って、微細素子における信
頼性の維持と消費電力の低減をはかることができる。 (実施形態2)図3は、本発明の第2の実施形態に係わ
る半導体集積回路装置を示すブロック図である。本実施
形態は、第1の実施形態における集積回路をCMOSイ
ンバータで構成した例であり、n=3の場合を示す。
【0031】電源端(Vcc)と (2/3)Vccの間の集積回
路1は、MOSトランジスタM1,M2からなる1段の
CMOSインバータで構成されている。 (2/3)Vccと
(1/3)Vccの間の集積回路2は、MOSトランジスタM
3〜M6からなる2段のCMOSインバータで構成され
ている。さらに、 (1/3)Vccと接地端(Vss)の間の集
積回路3は、MOSトランジスタM7〜M12からなる
3段のCMOSインバータで構成されている。
路1は、MOSトランジスタM1,M2からなる1段の
CMOSインバータで構成されている。 (2/3)Vccと
(1/3)Vccの間の集積回路2は、MOSトランジスタM
3〜M6からなる2段のCMOSインバータで構成され
ている。さらに、 (1/3)Vccと接地端(Vss)の間の集
積回路3は、MOSトランジスタM7〜M12からなる
3段のCMOSインバータで構成されている。
【0032】集積回路1,2,3の電源間容量をC1 ,
C2 ,C3 とし、入力信号Vin1 ,Vin2 ,Vin3 の周
波数をf1 ,f2 ,f3 とする。いま、各CMOSイン
バータが同じ大きさのMOSトランジスタで構成されて
いると仮定すると、C2 =2C1 ,C3 =3C1 であ
る。従って、f2 = (1/2)f1 ,f3 = (1/3)f1 にな
るような周波数でスケジューリングすることによって、
各集積回路1〜3に流れる平均電流Iは等しくなる。即
ち、 I=f1 ・C1 ・Vcc/3 =f2 ・C2 ・Vcc/3 =f3 ・C3 ・Vcc/3 … (6) である。
C2 ,C3 とし、入力信号Vin1 ,Vin2 ,Vin3 の周
波数をf1 ,f2 ,f3 とする。いま、各CMOSイン
バータが同じ大きさのMOSトランジスタで構成されて
いると仮定すると、C2 =2C1 ,C3 =3C1 であ
る。従って、f2 = (1/2)f1 ,f3 = (1/3)f1 にな
るような周波数でスケジューリングすることによって、
各集積回路1〜3に流れる平均電流Iは等しくなる。即
ち、 I=f1 ・C1 ・Vcc/3 =f2 ・C2 ・Vcc/3 =f3 ・C3 ・Vcc/3 … (6) である。
【0033】図4に、このときの入力信号波形を示す。
Vin2 の周期はVin1 の周期Tの2倍、Vin3 の周期は
Tの3倍になっている。いま、チップの電源電圧Vcc=
3V、接地電圧Vss=0Vとすると、各集積回路内の微
細素子に加わる電圧は1Vとなり、十分信頼性が保て
る。また、降圧回路を用いた場合に比べ消費電力は1/
3になる。
Vin2 の周期はVin1 の周期Tの2倍、Vin3 の周期は
Tの3倍になっている。いま、チップの電源電圧Vcc=
3V、接地電圧Vss=0Vとすると、各集積回路内の微
細素子に加わる電圧は1Vとなり、十分信頼性が保て
る。また、降圧回路を用いた場合に比べ消費電力は1/
3になる。
【0034】以上の例はCMOSインバータ回路からな
る集積回路3つをVccとVssの間に配置し、各集積回路
に1つずつ入力信号が入る例を示したが、容量Cと周波
数fの積が等しければ他の構成でも構わない。 (実施形態3)図5は、本発明の第3の実施形態に係わ
る半導体集積回路装置を示すブロック図である。本実施
形態は、第1の実施形態における集積回路を、インバー
タ回路,NAND回路,NOR回路を複合して構成した
例であり、n=3の場合を示している。
る集積回路3つをVccとVssの間に配置し、各集積回路
に1つずつ入力信号が入る例を示したが、容量Cと周波
数fの積が等しければ他の構成でも構わない。 (実施形態3)図5は、本発明の第3の実施形態に係わ
る半導体集積回路装置を示すブロック図である。本実施
形態は、第1の実施形態における集積回路を、インバー
タ回路,NAND回路,NOR回路を複合して構成した
例であり、n=3の場合を示している。
【0035】この場合も同様に、平均電流Iが等しくな
るように入力信号Vinの周波数をスケジューリングする
ことによって、微細素子の信頼性を保ちつつ、チップの
消費電力を小さくすることができる。 (実施形態4)図6は、本発明の第4の実施形態に係わ
る半導体集積回路装置を示すブロック図である。本実施
形態が第1の実施形態と異なる点は、電源端(電源電圧
Vcc)と接地端(接地電圧Vss)との間にスイッチング
トランジスタM13を介して降圧回路Aが接続されている
こと、集積回路1はスイッチングトランジスタM14を介
して電源端に接続されていること、さらに集積回路1〜
集積回路nは降圧回路Aの分圧出力端に接続されている
ことである。
るように入力信号Vinの周波数をスケジューリングする
ことによって、微細素子の信頼性を保ちつつ、チップの
消費電力を小さくすることができる。 (実施形態4)図6は、本発明の第4の実施形態に係わ
る半導体集積回路装置を示すブロック図である。本実施
形態が第1の実施形態と異なる点は、電源端(電源電圧
Vcc)と接地端(接地電圧Vss)との間にスイッチング
トランジスタM13を介して降圧回路Aが接続されている
こと、集積回路1はスイッチングトランジスタM14を介
して電源端に接続されていること、さらに集積回路1〜
集積回路nは降圧回路Aの分圧出力端に接続されている
ことである。
【0036】図7は、n=3の場合で集積回路1が演算
回路、集積回路2が記憶回路、集積回路3が制御回路で
構成されるマイクロプロセッサのブロック図である。ス
ケジューリング回路では、スイッチングトランジスタM
13,M14を制御するクロックφ,/φ、周波数f
1,f2,f3にスケジューリングされた入力電圧Vin
1 ,Vin2 ,Vin3 を出力する。また、演算回路,記憶
回路,制御回路の間にデータをやり取りするためのバッ
ファ回路とレベル変換回路からなるデータ制御回路が設
けられている。次の、その動作説明を行う。
回路、集積回路2が記憶回路、集積回路3が制御回路で
構成されるマイクロプロセッサのブロック図である。ス
ケジューリング回路では、スイッチングトランジスタM
13,M14を制御するクロックφ,/φ、周波数f
1,f2,f3にスケジューリングされた入力電圧Vin
1 ,Vin2 ,Vin3 を出力する。また、演算回路,記憶
回路,制御回路の間にデータをやり取りするためのバッ
ファ回路とレベル変換回路からなるデータ制御回路が設
けられている。次の、その動作説明を行う。
【0037】図8は、本システムにおける演算回路,記
憶回路,制御回路の入力信号Vin1,Vin2 ,Vin3 、
スイッチングトランジスタM13を制御するクロックφ、
M14を制御するクロック/φの波形を示す。
憶回路,制御回路の入力信号Vin1,Vin2 ,Vin3 、
スイッチングトランジスタM13を制御するクロックφ、
M14を制御するクロック/φの波形を示す。
【0038】入力信号Vin1 の周波数はf1 =1/Tで
あり、演算回路は常にこの周波数で動作している。一
方、記憶回路,制御回路は時刻t1 〜t2 の間だけ動作
し、入力信号の周波数はどちらもf2 =f3 =1/2T
である。クロックφは時刻t1からt2 の間でハイレベ
ル、他の0〜t1 ,t2 以上でロウレベルである。ま
た、クロック/φはクロックφの反転である。
あり、演算回路は常にこの周波数で動作している。一
方、記憶回路,制御回路は時刻t1 〜t2 の間だけ動作
し、入力信号の周波数はどちらもf2 =f3 =1/2T
である。クロックφは時刻t1からt2 の間でハイレベ
ル、他の0〜t1 ,t2 以上でロウレベルである。ま
た、クロック/φはクロックφの反転である。
【0039】スイッチングトランジスタM13,M14をp
MOSトランジスタで構成すると、時刻0〜t1 ではφ
がロウレベルであるためM13がオンし、降圧回路Aが動
作する。また、/φがハイレベルであるためM14はオフ
し、M14を介しての電源電圧Vccの供給は停止される。
しかし、降圧回路Aによって集積回路1、即ち演算回路
には電圧Vcc1 =Vcc,Vss1 = (2/3)Vccが印加され
る。また、集積回路2、即ち記憶回路には電圧Vcc2 =
(2/3)Vcc,Vss2 = (1/3)Vccが印加される。また、
集積回路3、即ち制御回路には電圧Vcc3 = (1/3)Vc
c,Vss3 =Vssが印加される。このようにすることで
演算回路が動作、他の回路は待機状態となる。
MOSトランジスタで構成すると、時刻0〜t1 ではφ
がロウレベルであるためM13がオンし、降圧回路Aが動
作する。また、/φがハイレベルであるためM14はオフ
し、M14を介しての電源電圧Vccの供給は停止される。
しかし、降圧回路Aによって集積回路1、即ち演算回路
には電圧Vcc1 =Vcc,Vss1 = (2/3)Vccが印加され
る。また、集積回路2、即ち記憶回路には電圧Vcc2 =
(2/3)Vcc,Vss2 = (1/3)Vccが印加される。また、
集積回路3、即ち制御回路には電圧Vcc3 = (1/3)Vc
c,Vss3 =Vssが印加される。このようにすることで
演算回路が動作、他の回路は待機状態となる。
【0040】ここで、集積回路2,3は待機状態である
ことから、集積回路2,3には殆ど電流は流れず、集積
回路1と降圧回路Aに電流が流れる。従って本実施形態
では、集積回路2,3が待機状態であっても集積回路1
のみを選択的に動作させることができる。なお、待機状
態において集積回路2,3に一定の電圧を印加する必要
がなければ、降圧回路Aから集積回路2,3への電圧印
加を省略することも可能である。
ことから、集積回路2,3には殆ど電流は流れず、集積
回路1と降圧回路Aに電流が流れる。従って本実施形態
では、集積回路2,3が待機状態であっても集積回路1
のみを選択的に動作させることができる。なお、待機状
態において集積回路2,3に一定の電圧を印加する必要
がなければ、降圧回路Aから集積回路2,3への電圧印
加を省略することも可能である。
【0041】時刻t1 〜t2 ではφがハイレベルである
ためM13がオフし、降圧回路Aは動作しない。即ち、降
圧回路AからのVcc1,Vss1,Vcc2,Vss2,Vcc3,Vss3
は供給されない。一方、/φはロウレベルであるためM
14がオンし、各集積回路1〜3は第1の実施形態と同様
に動作し、無駄な消費電力を無くすことができる。
ためM13がオフし、降圧回路Aは動作しない。即ち、降
圧回路AからのVcc1,Vss1,Vcc2,Vss2,Vcc3,Vss3
は供給されない。一方、/φはロウレベルであるためM
14がオンし、各集積回路1〜3は第1の実施形態と同様
に動作し、無駄な消費電力を無くすことができる。
【0042】次に、時刻t2 以上ではφがロウレベル、
/φがハイレベルであるため、再び記憶回路,制御回路
が待機状態になる。このように本実施形態によれば、第
1の実施形態と同様に、直列接続された各集積回路1〜
3を動作させるときには消費電力の低減をはかることが
でき、しかも必要に応じて1つの集積回路1のみを動作
させることもできる。 (実施形態5)図9は、本発明の第5の実施形態に係わ
る半導体集積回路装置を示すブロック図である。本装置
は、異なる機能を有するn個の半導体集積回路10(集
積回路(1)〜(n) )と、m本の電源線50(電源線 (1)
〜(m) )のうち電源端(Vcc)及び接地端(Vss)を除
くm−2本の電源線50の電圧を一定に制御するm−2
個の電圧制御回路20と、集積回路10の接続関係を決
定するスケジューリング回路30と、集積回路10間及
び外部とのデータのやり取りを行うデータ制御回路40
とから構成されている。
/φがハイレベルであるため、再び記憶回路,制御回路
が待機状態になる。このように本実施形態によれば、第
1の実施形態と同様に、直列接続された各集積回路1〜
3を動作させるときには消費電力の低減をはかることが
でき、しかも必要に応じて1つの集積回路1のみを動作
させることもできる。 (実施形態5)図9は、本発明の第5の実施形態に係わ
る半導体集積回路装置を示すブロック図である。本装置
は、異なる機能を有するn個の半導体集積回路10(集
積回路(1)〜(n) )と、m本の電源線50(電源線 (1)
〜(m) )のうち電源端(Vcc)及び接地端(Vss)を除
くm−2本の電源線50の電圧を一定に制御するm−2
個の電圧制御回路20と、集積回路10の接続関係を決
定するスケジューリング回路30と、集積回路10間及
び外部とのデータのやり取りを行うデータ制御回路40
とから構成されている。
【0043】本実施形態の半導体集積回路装置には、外
部から命令Iが入力される。DRAMなどのメモリの場
合、命令Iは書き込み,読み出し,リフレッシュ,高速
ページモード,ニブルモード,スタティックカラムモー
ド等の動作モードを指定するものである。一方、マイク
ロプロセッサの場合、データの移動,比較,保存,加減
乗除等の命令である。
部から命令Iが入力される。DRAMなどのメモリの場
合、命令Iは書き込み,読み出し,リフレッシュ,高速
ページモード,ニブルモード,スタティックカラムモー
ド等の動作モードを指定するものである。一方、マイク
ロプロセッサの場合、データの移動,比較,保存,加減
乗除等の命令である。
【0044】スケジューリング回路30では、命令Iを
解読し、必要な集積回路10を選択するための信号Φab
を作る。また、Φabにより集積回路(1) 〜集積回路(n)
(n≧2)の中から必要なk個(2≦k≦n)の集積回
路を選択し、選択した集積回路i(i≦k−1)の電源
入力端Vcci と接地入力端Vssi を、電源線(1) 〜電源
線(m) (3≦m≦n+1)に消費電力が最小になるよう
に直並列に接続する(1≦a≦2n,1≦b≦m)。
解読し、必要な集積回路10を選択するための信号Φab
を作る。また、Φabにより集積回路(1) 〜集積回路(n)
(n≧2)の中から必要なk個(2≦k≦n)の集積回
路を選択し、選択した集積回路i(i≦k−1)の電源
入力端Vcci と接地入力端Vssi を、電源線(1) 〜電源
線(m) (3≦m≦n+1)に消費電力が最小になるよう
に直並列に接続する(1≦a≦2n,1≦b≦m)。
【0045】データ制御回路40は、後述するように、
外部とのデータのやり取りを行う入出力回路と、選択さ
れた集積回路(1) 〜集積回路(k) の間でデータをやり取
りするためのレベル変換回路とからなる。電源線(1) は
Vccに接続され、電源線(m)はVssに接続される。ま
た、電源線(2) から電源線(m-1) はVccとVssの間の電
圧を持ち、電源線(i) と電源線(i+1) の電圧差はVccと
Vssの電圧差をm−1等分したものである。さらに、電
源線(2) 〜電源線(m-1) には、それぞれに電圧制御回路
20が接続されている。
外部とのデータのやり取りを行う入出力回路と、選択さ
れた集積回路(1) 〜集積回路(k) の間でデータをやり取
りするためのレベル変換回路とからなる。電源線(1) は
Vccに接続され、電源線(m)はVssに接続される。ま
た、電源線(2) から電源線(m-1) はVccとVssの間の電
圧を持ち、電源線(i) と電源線(i+1) の電圧差はVccと
Vssの電圧差をm−1等分したものである。さらに、電
源線(2) 〜電源線(m-1) には、それぞれに電圧制御回路
20が接続されている。
【0046】図10は、n=4,m=3を仮定した時の
スケジューリング回路30の構成例である。この回路3
0は、命令Iを解読するデコーダ回路31と、信号Φab
を作る信号発生回路32と、選択回路33とからなる。
信号発生回路32では予めROM等に記憶された情報に
基づいて、信号Φabをハイレベルにするかロウレベルに
するかが決定される。選択回路33では、集積回路 (1)
〜(4) の電源電圧Vcci と接地電圧Vssi をチップの電
源電圧Vcc,中間電圧Vm,接地電圧Vssのいずれに接
続するかを信号Φabによって選択する。例えば、Φ11が
ハイレベル、Φ12,Φ13がロウレベルのときVcc1 はV
ccに接続され、Φ22がハイレベル、Φ21,Φ23がロウレ
ベルのときVss1 はVmに接続される。選択しない集積
回路は、Φabを全てロウレベルにするか、集積回路の電
源入力端と接地入力端を同じ電源線に接続する。
スケジューリング回路30の構成例である。この回路3
0は、命令Iを解読するデコーダ回路31と、信号Φab
を作る信号発生回路32と、選択回路33とからなる。
信号発生回路32では予めROM等に記憶された情報に
基づいて、信号Φabをハイレベルにするかロウレベルに
するかが決定される。選択回路33では、集積回路 (1)
〜(4) の電源電圧Vcci と接地電圧Vssi をチップの電
源電圧Vcc,中間電圧Vm,接地電圧Vssのいずれに接
続するかを信号Φabによって選択する。例えば、Φ11が
ハイレベル、Φ12,Φ13がロウレベルのときVcc1 はV
ccに接続され、Φ22がハイレベル、Φ21,Φ23がロウレ
ベルのときVss1 はVmに接続される。選択しない集積
回路は、Φabを全てロウレベルにするか、集積回路の電
源入力端と接地入力端を同じ電源線に接続する。
【0047】図11は、2つの命令I1とI2に対し、
下記の(表1)に示すように、Φabがスケジューリング
されている場合のデータ制御回路40の構成例である。
図10と同様に、n=4,m=3を仮定している。図1
1(a)は命令I1の場合、図11(b)は命令I2の
場合を示す。
下記の(表1)に示すように、Φabがスケジューリング
されている場合のデータ制御回路40の構成例である。
図10と同様に、n=4,m=3を仮定している。図1
1(a)は命令I1の場合、図11(b)は命令I2の
場合を示す。
【0048】
【表1】
【0049】まず、命令I1の場合、Φ12,Φ23がハイ
レベル、Φ11,Φ13,Φ21,Φ22がロウレベルであり、
集積回路(1) がVmとVssの間に接続される。同様に、
Φ32,Φ43がハイレベル、Φ31,Φ33,Φ41,Φ42がロ
ウレベルであり、集積回路(2) がVmとVssの間に接続
される。さらに、Φ51,Φ62がハイレベル、Φ52,Φ5
3,Φ61,Φ63がロウレベルであり、集積回路(3) がVc
cとVmの間に、Φ71,Φ82がハイレベル、Φ72,Φ7
3,Φ81,Φ83がロウレベルであり、集積回路(4)がVcc
とVmの間にそれぞれ接続される。即ち、図11(a)
に示すように、VccとVssの間に、集積回路 (1)〜集積
回路(4) が直並列に接続される。
レベル、Φ11,Φ13,Φ21,Φ22がロウレベルであり、
集積回路(1) がVmとVssの間に接続される。同様に、
Φ32,Φ43がハイレベル、Φ31,Φ33,Φ41,Φ42がロ
ウレベルであり、集積回路(2) がVmとVssの間に接続
される。さらに、Φ51,Φ62がハイレベル、Φ52,Φ5
3,Φ61,Φ63がロウレベルであり、集積回路(3) がVc
cとVmの間に、Φ71,Φ82がハイレベル、Φ72,Φ7
3,Φ81,Φ83がロウレベルであり、集積回路(4)がVcc
とVmの間にそれぞれ接続される。即ち、図11(a)
に示すように、VccとVssの間に、集積回路 (1)〜集積
回路(4) が直並列に接続される。
【0050】そしてこの状態で、集積回路(1) には入力
回路41が接続され、外部からの入力データDINが入
力され、集積回路(1) の出力は集積回路(2) に入力され
る。集積回路(2) の出力は集積回路(3) に入力される
が、これらの入出力レベルを合わせるために、レベル変
換回路43が設けられている。集積回路(3) の出力は集
積回路(4) に入力され、その集積回路(4) の出力は出力
回路42を通して出力データDOUTとして外部に出力
される。このとき、レベル変換回路43が接続される集
積回路は信号Φabによって選択される。
回路41が接続され、外部からの入力データDINが入
力され、集積回路(1) の出力は集積回路(2) に入力され
る。集積回路(2) の出力は集積回路(3) に入力される
が、これらの入出力レベルを合わせるために、レベル変
換回路43が設けられている。集積回路(3) の出力は集
積回路(4) に入力され、その集積回路(4) の出力は出力
回路42を通して出力データDOUTとして外部に出力
される。このとき、レベル変換回路43が接続される集
積回路は信号Φabによって選択される。
【0051】次に、命令I2の場合、Φ12,Φ23がハイ
レベル、Φ11,Φ13,Φ21,Φ22がロウレベルであり、
集積回路(1) がVmとVssの間に接続される。同様に、
Φ32,Φ43がハイレベル、Φ31,Φ33,Φ41,Φ42がロ
ウレベルであり、集積回路(2) がVmとVssの間に接続
される。Φ51,Φ52,Φ53,Φ61,Φ62,Φ63は全てロ
ウレベルであるため、集積回路(3) は電源線に接続され
ない。Φ71,Φ82がハイレベル、Φ72,Φ73,Φ81,Φ
83がロウレベルであり、集積回路(4) がVccとVmの間
に接続される。即ち、図11(b)に示すように、Vcc
とVssの間に、集積回路(1) ,集積回路(2) ,集積回路
(4) が直並列に接続され、集積回路(3)は選択されな
い。
レベル、Φ11,Φ13,Φ21,Φ22がロウレベルであり、
集積回路(1) がVmとVssの間に接続される。同様に、
Φ32,Φ43がハイレベル、Φ31,Φ33,Φ41,Φ42がロ
ウレベルであり、集積回路(2) がVmとVssの間に接続
される。Φ51,Φ52,Φ53,Φ61,Φ62,Φ63は全てロ
ウレベルであるため、集積回路(3) は電源線に接続され
ない。Φ71,Φ82がハイレベル、Φ72,Φ73,Φ81,Φ
83がロウレベルであり、集積回路(4) がVccとVmの間
に接続される。即ち、図11(b)に示すように、Vcc
とVssの間に、集積回路(1) ,集積回路(2) ,集積回路
(4) が直並列に接続され、集積回路(3)は選択されな
い。
【0052】なお、集積回路(3) を選択しない手段は、
Φ51,Φ61をハイレベル、Φ52,Φ53,Φ62,Φ63をロ
ウレベルにしてもよいし、Φ52,Φ62をハイレベル、Φ
51,Φ53,Φ61,Φ63をロウレベルにしてもよいし、Φ
53,Φ63をハイレベル、Φ51,Φ52,Φ61,Φ62をロウ
レベルにしてもよい。
Φ51,Φ61をハイレベル、Φ52,Φ53,Φ62,Φ63をロ
ウレベルにしてもよいし、Φ52,Φ62をハイレベル、Φ
51,Φ53,Φ61,Φ63をロウレベルにしてもよいし、Φ
53,Φ63をハイレベル、Φ51,Φ52,Φ61,Φ62をロウ
レベルにしてもよい。
【0053】そしてこの状態で、集積回路(1) には入力
回路41が接続され、外部からの入力データDINが入
力され、集積回路(1) の出力は集積回路(2) に入力され
る。集積回路(2) の出力は集積回路(4) に入力される
が、これらの入出力レベルを合わせるために、レベル変
換回路43が設けられている。集積回路(4) の出力は出
力回路42を通して出力データDOUTとして外部に出
力される。このとき、レベル変換回路43が接続される
集積回路は信号Φabによって選択される。
回路41が接続され、外部からの入力データDINが入
力され、集積回路(1) の出力は集積回路(2) に入力され
る。集積回路(2) の出力は集積回路(4) に入力される
が、これらの入出力レベルを合わせるために、レベル変
換回路43が設けられている。集積回路(4) の出力は出
力回路42を通して出力データDOUTとして外部に出
力される。このとき、レベル変換回路43が接続される
集積回路は信号Φabによって選択される。
【0054】なお、上記の例では複数の集積回路を直並
列接続したが、少なくとも一部に直列接続部分を含むも
のであればよく、選択した集積回路の全てを直列接続し
てもよい。
列接続したが、少なくとも一部に直列接続部分を含むも
のであればよく、選択した集積回路の全てを直列接続し
てもよい。
【0055】このように本実施形態によれば、電源端
(Vcc)と接地端(Vss)の間に直列又は直並列に接続
される集積回路の組み合わせを、外部から入力される命
令によって自由に変えることができる。これにより、全
ての集積回路が同時に動作しなくても、同時に動作させ
るべき集積回路のみを直列又は直並列に接続することに
より、半導体チップ全体の電源電圧を変えることなく、
各集積回路に加わる電圧をより下げることができる。
(Vcc)と接地端(Vss)の間に直列又は直並列に接続
される集積回路の組み合わせを、外部から入力される命
令によって自由に変えることができる。これにより、全
ての集積回路が同時に動作しなくても、同時に動作させ
るべき集積回路のみを直列又は直並列に接続することに
より、半導体チップ全体の電源電圧を変えることなく、
各集積回路に加わる電圧をより下げることができる。
【0056】つまり、命令毎に消費電力が最小になる組
み合わせをスケジューリングしておくことにより、低消
費電力化が可能となる。さらに、動作しない集積回路に
対して、降圧回路並の大きな駆動能力を持つ電圧制御回
路を設ける必要がないので、電圧制御回路における消費
電力を小さくすることができ、これによっても消費電力
の低減をはかることが可能となる。
み合わせをスケジューリングしておくことにより、低消
費電力化が可能となる。さらに、動作しない集積回路に
対して、降圧回路並の大きな駆動能力を持つ電圧制御回
路を設ける必要がないので、電圧制御回路における消費
電力を小さくすることができ、これによっても消費電力
の低減をはかることが可能となる。
【0057】また、本実施形態は、DRAMにおいてシ
リアルデータをパイプライン処理により入出力する場
合、或いはパイプライン処理を用いたマイクロプロセッ
サに特に有効である。即ち、パイプライン動作する回路
を命令によって選択することにより、電源電圧と接地電
圧の間に直並列された複数の集積回路を常に同時に動作
させることができ、効率的な低消費電力の半導体集積回
路装置が実現できる。
リアルデータをパイプライン処理により入出力する場
合、或いはパイプライン処理を用いたマイクロプロセッ
サに特に有効である。即ち、パイプライン動作する回路
を命令によって選択することにより、電源電圧と接地電
圧の間に直並列された複数の集積回路を常に同時に動作
させることができ、効率的な低消費電力の半導体集積回
路装置が実現できる。
【0058】なお、本発明は上述した各実施形態に限定
されるものではない。実施形態における複数の集積回路
や降圧回路等は各々別のチップであってもよいが、これ
らが全て1つのチップになっていても本発明は有効であ
る。この場合、直列接続或いは直並列接続される集積回
路を構成するMOSトランジスタの基板領域は、各集積
回路毎に異なっている。例えば、シリコン基板上の絶縁
膜上に形成されたMOSトランジスタは、その基板領域
が素子毎に異なるため本発明を構成する素子として好適
である。さらに、集積回路の構成は何等限定されるもの
ではなく、仕様に応じて適宜変更可能である。その他、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施す
ることができる。
されるものではない。実施形態における複数の集積回路
や降圧回路等は各々別のチップであってもよいが、これ
らが全て1つのチップになっていても本発明は有効であ
る。この場合、直列接続或いは直並列接続される集積回
路を構成するMOSトランジスタの基板領域は、各集積
回路毎に異なっている。例えば、シリコン基板上の絶縁
膜上に形成されたMOSトランジスタは、その基板領域
が素子毎に異なるため本発明を構成する素子として好適
である。さらに、集積回路の構成は何等限定されるもの
ではなく、仕様に応じて適宜変更可能である。その他、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施す
ることができる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、半
導体チップに加える電源電圧を下げずに半導体集積回路
内の微細素子に加わる電圧を下げることができ、素子の
信頼性向上と共に消費電力の低減をはかることが可能で
ある。
導体チップに加える電源電圧を下げずに半導体集積回路
内の微細素子に加わる電圧を下げることができ、素子の
信頼性向上と共に消費電力の低減をはかることが可能で
ある。
【0060】また本発明によれば、電源端と接地端の間
に直並列に接続される集積回路の組み合わせを、外部か
ら入力される命令によって自由に変えることができ、命
令毎に消費電力が最小になる組み合わせをスケジューリ
ングしておくことにより、低消費電力化をはかることが
可能となる。
に直並列に接続される集積回路の組み合わせを、外部か
ら入力される命令によって自由に変えることができ、命
令毎に消費電力が最小になる組み合わせをスケジューリ
ングしておくことにより、低消費電力化をはかることが
可能となる。
【図1】第1の実施形態に係わる半導体集積回路装置を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図2】第1の実施形態における入力信号と電流の時間
変化を示す図。
変化を示す図。
【図3】第2の実施形態に係わる半導体集積回路装置を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図4】第2の実施形態における入力信号と電流の時間
変化を示す図。
変化を示す図。
【図5】第3の実施形態に係わる集積回路装置を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図6】第4の実施形態に係わる半導体集積回路装置を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図7】第4の実施形態に係わるマイクロプロセッサを
示すブロック図。
示すブロック図。
【図8】第4の実施形態における入力信号とクロックの
時間変化を示す図。
時間変化を示す図。
【図9】第5の実施形態に係わる半導体集積回路装置を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図10】スケジューリング回路30の構成例を示す
図。
図。
【図11】データ制御回路40の構成例を示す図。
【図12】降圧回路を用いた従来装置の例を示すブロッ
ク図。
ク図。
1〜n…集積回路 A…降圧回路 Vcc…電源電圧 Vss…接地電圧 Vin…入力信号 Vout …出力信号 C…集積回路の電源間容量 10…集積回路 20…電圧制御回路 30…スケジューリング回路 31…デコーダ回路 32…信号発生回路 33…選択回路 40…データ制御回路 41…入力回路 42…出力回路 43…レベル変換回路 50…電源線
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/407 H01L 21/822 H01L 27/04 H03K 19/00
Claims (4)
- 【請求項1】電源端と接地端との間に直列接続され、そ
れぞれの電源間容量と入力信号周波数との積が互いに等
しくなるように入力信号周波数が設定された複数の半導
体集積回路と、 前記複数の半導体集積回路に電源電圧を供給する降圧回
路と、 前記電源端と前記接地端との間に前記複数の半導体集積
回路の直列回路と直列に接続された第1のスイッチング
回路と、 前記電源端と前記接地端との間に前記降圧回路と直列に
接続され、前記第1のスイッチング回路と相補的な動作
をする第2のスイッチング回路と を具備したことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項2】異なる機能を有する複数の半導体集積回路
と、 入力された処理内容を指定する命令を解読して前記複数
の半導体集積回路から該処理に必要な2個以上の半導体
集積回路を選択し、かつ選択した半導体集積回路を消費
電力が最小となるように電源端と接地端との間に直列又
は直並列に接続するスケジューリング回路と を具備したことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項3】前記複数の半導体集積回路に入力されるデ
ータ、または該複数の半導体集積回路から出力されるデ
ータのレベルを変換するデータ制御回路をさらに具備し
たことを特徴とする請求項1または2記載の半導体集積
回路装置。 - 【請求項4】前記複数の半導体集積回路は、同一基板上
の絶縁膜上に形成されていることを特徴とする請求項1
乃至3のいずれか1項記載の半導体集積回路装置。
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