JP3300557B2 - 加工部、端面の耐蝕性に優れた建材用溶融アルミめっきCr含有鋼板 - Google Patents

加工部、端面の耐蝕性に優れた建材用溶融アルミめっきCr含有鋼板

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加工部、端面部の耐蝕性
に優れた建材用溶融アルミめっきCr含有鋼板に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】アルミめっき鋼板は耐蝕性、耐熱性が良
好なため自動車、建材等の幅広い分野で使用されてい
る。アルミめっき鋼板は従来、低C鋼を使用し各分野で
大きな課題を生ずることもなく使用されてきたが、その
後各分野の使用環境で要求される性能が大幅に変化して
きたためその用途に応じてアルミめっき鋼板の種類は増
加してきている。自動車分野では例えば特公昭52−3
3579号公報に開示されるような高Cr鋼のアルミめ
っき鋼板が耐熱、耐酸化性、耐高温ガス腐食性、耐蝕性
に優れ排気系材料として使用されるようになってきた。
また建材分野では従来からめっき層の優れた耐候性から
低C鋼のアルミめっき鋼板が使用されてきた。特公平1
−14866号公報には長期耐蝕性を保持する目的で特
殊成分を含む塗装を行うアルミめっき鋼板が開示されて
いる。まためっき層の耐蝕性を向上させる目的で特公昭
63−23264号公報にはMn,Siをめっき層に含
有させたアルミめっき鋼板が開示されている。
【0003】しかし、屋根、壁等の建材分野で長期耐蝕
性を確保するためには、加工部、端部の耐蝕性が最も重
要で、低C鋼の溶融アルミめっき鋼板では防錆顔料を多
量に含む特殊塗装を行わなければ厳しい加工部や切り口
部の鋼からの赤錆(鋼の腐食による錆)防止はむずかし
く、そのためには塗装設備の設置や別途、塗装ラインと
いった煩雑な工程を通板させる必要があるという問題が
あった。まためっき層にMn,Si等の成分を含有させ
てもめっき層自体の耐蝕性の向上効果はあるが、加工部
や切り口からの長期間の赤錆防止はむずかしく、めっき
層が鋼より電気化学的に腐食しやすくなるようなZn等
の大幅な成分添加が必要であり、めっき層組成がAl主
体の成分系から大きく変化することから本来のアルミめ
っき層の耐候性が損なわれるという問題があった。
【0004】さらに、自動車排気系に使用されている高
温用の高Cr系の溶融アルミめっき鋼板は、プレス加工
時、曲げ加工時のめっき密着性は優れているが、加工時
に合金層に発生したクラックはアルミめっき層のクラッ
ク伝播緩衝効果が小さいため、屋根、壁等の様に長尺も
のが多く、日照、外気温度変動に伴う材料温度変化によ
って材料の収縮、膨張の影響を受けやすい場合や、ボル
ト等の留め具との固定、接触により局部的に引っ張り応
力や圧縮応力が繰り返し長期間かかる場合には合金層上
のアルミめっき層を伝播、貫通しやすい。従って自動車
排気系用の高Cr系の溶融アルミめっき鋼板はめっき層
のクラック部を通じ、鋼、合金層、アルミめっき層間で
電食が発生しアルミめっき層が優先的に腐食し鋼の腐食
は抑制するが、クラック近傍のアルミめっき層が消失す
ることによって比較的短期間で腐食が鋼に到達しやす
く、建材のように屋外で数十年という長期使用が懸念さ
れる問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの課題
を解決し、長期間の加工部、端面の耐蝕性に優れた建材
用溶融アルミめっきCr含有鋼板の提供を目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、加工部、
端部の耐蝕性に優れたアルミめっき鋼板の開発を目的と
して種々検討した結果、主として鋼、溶融アルミめっき
時に生成する合金層、アルミめっき層の耐蝕性を向上さ
せることによって長尺屋根、壁のように膨張、収縮や外
部応力が繰り返し掛かる場合の加工部、端面の耐蝕性に
優れた建材用アルミめっき鋼板を見いだしたものであ
る。その要旨は、C≦0.1%,Si≦0.6%,Mn
≦1.5%,P≦0.04%,Cr:9〜25%を含有
し、必要に応じてさらにTi,Nbの1種または2種以
上を、Ti≦2.0%,Nb≦2.0%かつ(Ti+N
b)を(C+N)含有量の原子当量以上の範囲で含有
し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる被めっき
鋼板の表面に、Siを13%以下含有して残部が実質的
にAlからなる鋼板両面合計90〜250g/m2 のア
ルミめっき層を有し、前記被めっき鋼板とアルミめっき
層との界面に該被めっき鋼板とアルミめっき層の成分を
含有する合金層を有することを特徴とする加工部、端面
の耐蝕性に優れた建材用溶融アルミめっきCr含有鋼板
である。
【0007】
【作用】以下に本発明の詳細な説明をする。まず、鋼片
を通常の熱間圧延、酸洗、冷間圧延などの熱処理、圧延
等を行った熱延板または冷延板を被めっき材として溶融
アルミめっき浴でアルミめっきを行う。このようにして
製造されたアルミめっき鋼板を使用する。以下に鋼成分
限定理由を説明する。Cは0.1%を超えて含有させる
と、めっき性を低下させ、また耐蝕性を低下させるた
め、その上限を0.1%とする。また、Si,Mn,P
は鋼の加工性、強度を改善する効果がある。しかしSi
は多量に含有すると鋼表面に生成したSi系酸化物によ
ってアルミめっき浴との反応性を大幅に低下させ微小不
めっきが発生し耐蝕性が低下するため0.6%以下とす
る。またMnおよびPは多量に含有すると鋼表面とめっ
き浴との反応性低下によって不めっきが発生する原因と
なるためMnは1.5%以下、P0.04%以下とす
る。
【0008】Crは屋外環境で使用する建材用アルミめ
っき鋼板の耐蝕性向上に必須の成分で主としてアルミめ
っき鋼板の端面、合金層の耐蝕性を大幅に高めるのに効
果的な元素である。すなわち、本発明の鋼中Cr含有量
が9%以上のアルミめっき鋼板では、屋外環境で鋼自体
の耐蝕性向上と共に、周辺のアルミめっき層の優先溶解
の効果と安定な腐食生成物が生成し被覆される効果が得
られ、アルミめっき鋼板端面の耐蝕性が大幅に向上す
る。一方アルミめっきしていないCr含有鋼では11〜
17%程度Crを含有していても発錆する。また、アル
ミめっき層に鋼に到達するような疵がある場合でも屋外
環境中では、電気化学的に鋼がアルミめっき層と比べ貴
な状態となるため、アルミめっき層が優先的に腐食して
鋼の腐食を防止する効果や安定な腐食生成物の被覆効果
が得られ、疵部の耐蝕性が確保される。
【0009】さらに、本発明の鋼中Cr含有量が9%以
上のアルミめっき鋼板では、硬度の高い合金層が薄くな
るという効果があり、このことによって薄いアルミめっ
き付着量においても加工時にアルミめっき層表面までの
クラックの伝播が抑制されやすく、鋼まで腐食が進行す
るのにかかる時間が大幅に伸びるという利点が得られ
る。そして合金層についても、鋼にCrが多量に含まれ
るためめっき時に合金層にCrが拡散含有され、合金層
の耐蝕性も従来の低C鋼アルミめっき鋼板と比べ一層向
上する。上記アルミめっき層については微量の鋼中Cr
が拡散、溶解混入し、特に加工部、端部においてアルミ
めっき層が建材の曝される環境で腐食、溶解したときに
生成するAl−Si系酸化物、水酸化物を安定させアル
ミめっき層の腐食による損失を長期にわたって防止する
効果が大きい。そしてこの効果は自動車用排気系の高温
で路面凍結防止用塩類や排気凝縮水に曝される腐食環境
よりも際立った効果である。
【0010】一方、Cr添加量が9%未満では鋼の耐蝕
性が低下すると共にアルミめっき層の優先溶解による防
食効果が小さいため、端面から鋼の腐食が発生する。ま
た合金層へ拡散含有されるCr含有量が少なくなり合金
層の耐蝕性が低下する。さらに合金層が厚く生成するた
め加工部ではアルミめっき層を貫通したクラックを通じ
て被めっき鋼板の腐食が起こり屋外環境での長期耐蝕性
が得られない。また、鋼中Cr量が25%を越えて含有
されると、被めっき鋼板の加工性が低下し、また強固な
Cr系酸化皮膜がめっき前の被めっき鋼板表面を覆うた
めめっき密着性が低下し、さらに経済的でない。従って
Cr含有量を9〜25%とした。
【0011】また必要に応じTi,Nbの1種または2
種以上を含有させるが、TiとNbは鋼中のCとNを炭
化物、窒化物として固定するため、アルミめっき鋼板に
加工性を付与し、耐蝕性劣化を防止するために有効な元
素で(C+N)の原子当量以上含有させることが必要で
ある。ただしTi,Nbとも2.0%を越えて含有させ
ても効果は飽和するため、上限を2.0%とした。な
お、S,N等の不可避的不純物は少ない方がよい。ま
た、上記本発明鋼板に、より耐蝕性、強度、加工性、溶
接性等を付与するために、Mo,Ni,Cu,B,V,
Zrの強化合金元素を選択的に0.001〜2.0%程
度含有させてもよい。
【0012】以下にアルミめっき層成分限定理由を説明
する。アルミめっき層成分については、加工部の耐蝕性
を確保する観点から該アルミめっき層中に含有するSi
量を決定している。該アルミめっき層中Si量が低い場
合、被めっき鋼板中のCr含有量が9%未満(本発明の
範囲外)のアルミめっき鋼板では主として硬くて脆いF
e−Al系の合金層が厚く生成しやすくなる。しかし本
発明の被めっき鋼板中のCr含有量が9%以上のアルミ
めっき鋼板では、めっき時にめっき浴での浴と鋼の反応
性が小さいため合金層を薄くすることができる。その結
果、該本発明のアルミめっき鋼板では、加工時のアルミ
めっき層表面へのクラック伝播が抑制され、建材加工工
程でロールフォーミングや曲げ加工等を行ったり、屋
根、壁等の様な膨張、収縮や応力を繰り返しうける用途
に使用しても加工部の耐蝕性が良好なアルミめっき鋼板
が得られる。従って、該アルミめっき層中Si量の下限
は、1.1%とする。一方、アルミめっき層中Si量を
13%を越えて含有すると、該Siが粗大化すると共
に、アルミめっき層の硬度が上昇し、アルミめっき層自
体の加工性が低下し、クラックが入りやすくなる。すな
わち、加工時や建材として使用時に悪影響を与えるた
め、該アルミめっき層中Si含有量は13%以下とし
た。
【0013】以下にアルミめっき付着量限定理由を説明
する。めっき付着量は長期耐蝕性を確保する点および加
工や繰り返し応力を受け合金層に発生するクラックの伝
播を防止する点ではめっき付着量は厚い方が好ましい。
しかし、付着量が両面合計90g/m2 未満では、加工
時に合金層を起点とするクラックがアルミめっき層表面
まで到達し、アルミめっき層の優先腐食効果はあって
も、アルミめっき層の消失によって建材としての長期耐
蝕性が確保できない。また、250g/m2 を越える付
着量ではめっき層が厚いため加工程度の比較的軽い屋
根、壁などの建材用途でも加工時の剪断力が大きくなり
めっき剥離を生じ、長期耐蝕性の確保および外観の確保
ができない。従って合金層を起点とするクラックのアル
ミめっき表面層までの到達防止とめっき剥離の防止、外
観確保の観点からめっき付着量は両面合計90〜250
g/m2 とした。ここで、両面合計90〜250g/m
2 とは、1m×1mの鋼板のめっき付着量が、鋼板両面
合計で90〜250g/m2 のことである。
【0014】なお、アルミめっき付着量が両面合計12
0〜250g/m2 であれば、アルミめっき層が厚いこ
とにより加工時のめっき層中のクラック伝播防止と、長
期耐蝕性を確保する上で、より望ましい。また、ロール
フォーミングや曲げ加工時に生じるアルミめっき層の疵
つきを防止し、上記で述べた本発明材の耐蝕性を十分に
活用するためには、加工時に着脱式の保護被膜であるガ
ードコートをアルミめっき鋼板表層に塗布し加工を行
い、加工後にガードコートを除去することが望ましい。
【0015】
【実施例】本発明の建材用アルミめっき鋼板の品質特性
を実施例によって説明する。表1に示す鋼成分の鋼板
(厚み0.6mm)を用いて無酸化炉法による連続溶融
アルミめっきを行い、両面付着量95g/m2 、125
g/m2 、240g/m2 のめっき鋼板を製造した。得
られた各アルミめっき鋼板の耐蝕性を表2〜表5に記
す。なお、表2〜表5のアルミめっき鋼板の性能評価は
次の方法で行った。ここで、浴中Si量とアルミめっき
層中のSi量とは同じであった。
【0016】 屋根用耐蝕性評価試験(表2) [方法]平浅容器に平板を斜めに2/3浸漬し、溶液が
蒸発するまでに室内に放置、蒸発したら再び溶液を2/
3まで加える。そして40日後のクロスカット部の赤錆
発生状況を調べた。赤錆発生状況は5%以下◎、5〜2
0%〇、20〜50%△、50%以上× で評価した。 [溶液]基本成分 Cl- 20ppm ,CO3 2-20ppm ,SO4 2-20ppm
,NO3 - 20ppmこの基本成分に塩酸を加えpH4に
調整した。
【0017】 屋外曝露試験−1(表3、図1) [方法]臨海工業地域(北九州市戸畑区)にて、図1に
示すように試験片1よりなる平板を平面に対し30°の
角度で南向きで3カ月屋外曝露し端面の赤錆(鋼の錆)
発生状況を評価した。符号2は絶縁ガ石である。評価状
況は赤錆変色なし◎、変色微小〇、変色大△、赤錆発生
× で評価した。
【0018】 屋外曝露試験−2(表4、図2) [方法]臨海工業地域(北九州市戸畑区)にて、図2に
示すように試験片1よりなる1t曲げ加工材を平面に対
し30°の角度で南向きで3カ月屋外曝露し1t曲げ加
工部の赤錆(鋼の錆)発生状況を評価した。符号3は、
絶縁マットである。評価状況は赤錆変色なし◎、変色微
小〇、変色大△、赤錆発生× で評価した。
【0019】 屋外曝露試験−3(表5、図3) [方法]臨海工業地域(北九州市戸畑区)にて、図3に
示すように試験片1よりなる1t曲げ加工材の一端に2
50gの重り6を2個つけ、水平台に試料を絶縁ワイヤ
−4が絶縁プレート5により絶縁状態で設置し6カ月屋
外曝露し1t曲げ加工部の赤錆(鋼)発生状況を評価し
た。評価状況は赤錆変色なし◎、変色微小〇、変色大
△、赤錆発生× で評価した。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】
【表4】
【0024】
【表5】
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のアルミめっ
き鋼板は加工部、端面の耐蝕性が極めて優れた、屋外で
の長期使用に耐える建材用鋼板を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る平板材の曝露試験方法を示す図、
【図2】本発明に係る曲げ加工材の曝露試験方法を示す
図、
【図3】本発明に係る曲げ加工材の応力付加曝露試験方
法を示す図である。
【符号の説明】
1 試験片 2 絶縁ガ石 3 絶縁マット 4 絶縁ワイヤー 5 絶縁プレート 6 重り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−163357(JP,A) 特開 平6−330274(JP,A) 特開 平6−2098(JP,A) 特開 平5−171393(JP,A) 特開 平3−277761(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 2/00 - 2/40 C22C 38/00 302 C22C 38/18 C22C 38/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C≦0.1%,Si≦0.6%,Mn≦
    1.5%,P≦0.04%,Cr:9〜25%を含有
    し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる被めっき
    鋼板の表面に、Siを13%以下含有して残部が実質的
    にAlからなる鋼板両面合計90〜250g/m2 のア
    ルミめっき層を有し、前記被めっき鋼板とアルミめっき
    層との界面に該被めっき鋼板とアルミめっき層の成分を
    含有する合金層を有することを特徴とする加工部、端面
    の耐蝕性に優れた建材用溶融アルミめっきCr含有鋼
    板。
  2. 【請求項2】 C≦0.1%,Si≦0.6%,Mn≦
    1.5%,P≦0.04%,Cr:9〜25%を含有
    し、さらにTi,Nbの1種または2種以上を、Ti≦
    2.0%,Nb≦2.0%かつ(Ti+Nb)を(C+
    N)含有量の原子当量以上の範囲で含有し、残部がFe
    および不可避的不純物からなる被めっき鋼板の表面に、
    Siを13%以下含有して残部が実質的にAlからなる
    鋼板両面合計90〜250g/m2 のアルミめっき層を
    有し、前記被めっき鋼板とアルミめっき層との界面に該
    被めっき鋼板とアルミめっき層の成分を含有する合金層
    を有することを特徴とする加工部、端面の耐蝕性に優れ
    た建材用溶融アルミめっきCr含有鋼板。
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