JP3299969B2 - 純水を製造するための方法及び浄水装置 - Google Patents

純水を製造するための方法及び浄水装置

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JP3299969B2 JP50020594A JP50020594A JP3299969B2 JP 3299969 B2 JP3299969 B2 JP 3299969B2 JP 50020594 A JP50020594 A JP 50020594A JP 50020594 A JP50020594 A JP 50020594A JP 3299969 B2 JP3299969 B2 JP 3299969B2
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    • B01D2321/2083By reversing the flow

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、請求項1の上位概念に記載の浄水を製造す
るための方法に関する。また本発明は、特にこのような
方法を実施するための、請求項6の上位概念に記載の浄
水を製造するための浄水装置に関する。
超濾過(Ultrafiltration)、マイクロ濾過(Mikrofi
ltration)及び特に逆流浸透技術による浄水を製造する
ための種々異なる方法は既に公知である。これらの公知
の方法においては、材料混合物を含有する原水から、半
浸透性の膜によって、原水よりも材料混合物の含有量が
少ない純水が製造されるようになっている。
装置ケーシング内にいわゆる巻きモジュール(Wickel
modul)を有している浄水装置は既に公知である。この
ような巻きモジュール(例えばスパイラル型膜モジュー
ル)は、濾水収集管の周囲を巡って巻き付けられた多数
の2重壁状の扁平な膜より成っている。濾水収集管及
び、それぞれの膜の2つの壁によって閉じ込められた膜
内室は、公知の浄水装置の純水範囲の一部であり、ま
た、互いに上下に位置しやや間隔を保っている、扁平な
膜の外壁は、この浄水装置の原水範囲を制限している。
原水は、一方の端面側の端部で巻きモジュールの原水範
囲に流入し、これによって、互いに向き合う他方の巻き
モジュール端部で凝縮物として再びこの原水範囲を後に
する。この場合、扁平な膜のそばを流過する原水の一部
の量だけが、圧力差に基づく駆動力下で純水として膜を
通過する。
公知の浄水装置の巻きモジュールにおいては、原水は
一方の流れ方向だけで巻きモジュールを貫流するように
なっているので、巻きモジュールは、流れ方向に向けら
れた一方の端部だけでリングシールを有しており、この
リングシールのシールリップは、流れ方向とは逆方向
で、隣接する装置ケーシングの内壁に向けられていて、
装置の内壁と管状に曲げられた巻きモジュールの外側と
の間に形成された環状ギャップをシールする。
その他の巻きモジュールと同様に、この巻きモジュー
ルは、汚れやすく沈澱物がたまりやすい。したがってこ
のような巻きモジュールには、規則的にふるい状の前置
フィルタが流れ方向で前置接続されており、この前置フ
ィルタは、大きな粒子による膜の汚れを妨げるので、原
水が著しく汚れている場合にはしばしば交換しなければ
ならない。しかも膜は、運転中に、特に原水流れ方向に
向けられた、巻きモジュールの端部範囲が汚れる。
EP−A−0355632号明細書によれば、膜フィルタを用
いてマイクロ濾過法によって電気浸食機の処理液体を浄
水するための方法が公知である。膜フィルタの詰まり
は、凝縮物の流れ方向を逆転させることによって避けら
れる。凝縮物の流れ方向を逆転させる際に、原水内に含
有される固形物から成る汚れの塊(原水範囲の入口側で
膜に形成された)が膜から流し落とされるようになって
いる。
EP−A−0470015号明細書によれば、冒頭に述べた形
式の方法及び浄水装置が公知である。この公知の浄水装
置によれば、水循環経路内で循環する原水が横流法でマ
イクロフィルタを介してガイドされ、この場合に、この
原水の一部が濾液としてマイクロフィルタを貫流するよ
うになっている。マイクロフィルタには原水側にも浄水
側にもそれぞれ1つの調節可能なスライダが後置接続さ
れており、このスライダは、後置の装置の濾過段階中に
開放されている。2つの濾過段階の間に介在された浄水
段階で、純水側に配置されたスライダが閉鎖され、この
間に、マイクロフィルタの原水側に配置されたスライダ
が衝撃的に開放される。このようにダイナミックな水圧
が突然上昇されることによって、後置の浄水装置におい
ては、濾液が浄水側から原水側に逆流し、これによって
マイクロフィルタの洗浄が行なわれる。
EP−A−0355632号明細書及びEP−A−0470015号明細
書においても、固形物がマイクロフィルタを介して濾過
される。このようなマイクロ濾過法においては、比較的
高い、しかしながら供給された原水又は供給水の限定的
な洗浄しかできない、また、得られた浄水の質は使用さ
れた膜の孔の大きさに基づいている。
浄水の高い質は、特に逆流浸透技術において使用され
た巻きモジュールにおいて得られる。しかしながらこの
ような巻きモジュールにおいては、例えば前記のような
使用されたリングシールを片側に配置した場合における
ような、逆流洗浄又は流れ方向逆転手段は設けられてい
ない。一般に純水側で純水が、圧縮空気又はフィードポ
ンプによって、浸透物によって膜壁の凝縮物側から付着
した汚れ粒子が分離するまで圧力にさらされる逆流洗浄
は、巻きモジュールでは不可能である。何故ならば、こ
の巻きモジュールの折り畳まれ螺旋状に折り曲げられた
膜壁の両内側の間に存在する純水範囲は、非常に狭いの
で、圧縮空気による圧力負荷に耐えられないからであ
る。
そこで本発明の課題は、原水又は供給水が高い純水品
質で浄水され、しかもこの場合に使用された半浸透性の
膜の長い運転時間及び長い保守間隔が得られるような、
純水を製造するための方法を提供することである。それ
と同時に、本発明は、特にこのような方法を実施するた
めの浄水装置を提供することである。
冒頭に述べた形式の方法における本発明の解決策は、
原水又は供給水が、巻きモジュールとして構成された半
透過性の膜として構成されており、原水流出部及び純水
流出部が膜において時間的な間隔を保って短時間減少さ
れるか又は中断され、純水流出部を開放するか又は純水
流出量を多くする前に、しかも原水流入を減少するか又
は中断する前に膜を通過する原水の流れ方向に対して逆
転された流れ方向で、膜における原水流出部を開放する
か又は原水流出量を多くするようにした。
本発明の方法によれば、原水又は供給水を、巻きモジ
ュールとして構成された半浸透性の膜に供給し、原水流
出部並びに膜における純水流出部を時間的な間隔を保っ
て短時間減少させるか又は中断させ、純水流出部を開放
するか又は純水流出量を増やす前で、しかも原水流入を
減少又は中断させる前に膜を流過する原水の流れ方向に
対して逆転された流れ方向で、膜における原水流出部を
開放するか又は純水流出量を増やすようにした。例えば
時間間隔を保って短時間、膜における原水又は純水の流
出を停止すると、膜の両側でまず同一の静圧が形成され
る。さて、原水流出部が開放されると、ベルヌイの定理
(Bernoullische Gleichung)に従って膜の純水側の静
圧に対して、これよりも小さい静力学的な水圧(ダイナ
ミックな水圧の上昇によって)が膜の原水側で対抗す
る。このような、純水製造段階中の圧力差に比較して、
これに対立する静力学的な圧力比が得られる、もっぱら
静力学的な圧力差によって、膜を通って原水側に達する
純水の衝撃的な逆流が生じ、この逆流によって、原水側
に付着した汚れの粒子が洗い流される。次いで、原水流
出部を開放することによって、この圧力比は再び解消さ
れ、例えば逆流浸透法におけるような純水の製造をする
ために必要な高い相対圧力が原水側に得られる。流れ方
向の逆転によって同時に、流れ方向逆転前に流れ方向で
後ろ側であったところの膜の終端範囲が、前側の終端範
囲となり、この前側の終端範囲に汚れの粒子が強く付着
する。単数又は複数の膜を通過する水の流れ方向を逆転
させることによって、使用されたモジュールの2つの端
部範囲が利用される。この場合に、汚れ粒子は洗い流さ
れる。この汚れ粒子は、流れ方向の逆転前に、原水流れ
方向に向けられた端部範囲に付着し、これに対して、こ
れまでにより少ない量の汚れ粒子にさらされるところ
の、モジュールの反対側の端部範囲は、次の流れ方向逆
転までに流れ方向で前側の範囲を形成することになる。
膜の両側で及び原水の流れ方向の両側で圧力比を常に交
換することによって、浄水装置は連続的に汚れ粒子によ
って洗浄され、これは長い運転時間及び膜耐用年数にと
って好都合である。本発明の方法において原水又は供給
水が、巻きモジュールとして構成された膜に供給される
ので、高品質の純水が得られ、この場合同時に、半浸透
性の膜の長い運転時間及び耐用年数が得られることにな
る。
膜における流れ方向逆転のために及び又は水圧を変化
させるために設けられた時間的な間隔及び又は膜におけ
る水圧変化の大きさを、原水及び供給水の汚れ程度に応
じて選択するようにすれば有利である。流れ方向逆転、
並びに純水及び又は原水範囲における水圧を変化させる
ために設定された時間間隔の継続時間及び頻度を変える
ことによって、本発明による、浄水を製造するための方
法は、使用された原水の汚れ程度に適応させることがで
きる。付加的に又はその代わりに、このような適応作業
は、原水側における浄水装置の洗い流し段階又は洗浄段
階中に、これに対してより小さい静力学的な相対圧力が
生じ、純水が膜を通って純水側から原水側に移動するよ
うになっていれば、原水側に対して純水側に生じる静力
学的な相対圧力を高めるか又は低下させることによって
も行なうことができる。
浄水装置に、各流れ方向逆転後にも常に同一の原水源
から原水又はこれと類似の供給水を供給することが可能
である。この場合、供給水とは、純水を製造するために
浄水装置内に供給されるあらゆる水のことである。しか
しながら、原水が濃縮されることによって及びその塩分
含有量が高いことによって、純水範囲内での圧力形成が
困難となるか又は妨げられるような、高い浸透性の不都
合な対抗圧力が生じる恐れがある場合には、有利には逆
転された流れ方向で一時的に貫流させるために、特に純
水側に生じる静力学的な水圧に比較して原水側における
静力学的な水圧(浄水装置の洗浄段階)を短時間下降さ
せる間、一時的に純水か、又は従来使用された原水に比
較してより少量の塩分を含む水を供給水として浄水装置
に供給するようにすれば、場合によっては有利である。
このような形式で、原水側で両方の流れ方向の一方にお
いて、純水だけ又は少量の塩分を含有する水だけが膜の
そばを流過することになる。つまり膜には、一方の流れ
方向で、特に純水製造の段階中に、当該の供給水源から
原水が供給される。これはつまり、次いで流れ方向逆転
後に(原水側に生じる静力学的な水圧に比較して短時間
低下せしめられる洗浄段階中に)、この時点までに生じ
る純水又は少量の塩分を含むを水の一部が、他方の逆転
された流れ方向で膜のそばを通過するようにするためで
ある。
特に浄水装置に流れ方向で前置接続されたふるい状の
前置フィルタを省いた場合には、流れ方向で膜の手前で
原水又は供給水に、化学的な堆積助剤(Anschwemmhilf
e)、吸着媒体及び又は吸収媒体(例えば活性炭一粉
末)を供給するようにすれば、有利である。
浄水装置における本発明の解決策は、原水又は供給水
が、巻きモジュールとして構成された半浸透性の膜に供
給され、膜における原水流出並びに純水流出が時間的な
間隔を保って短時間減少又は中断され、純水流出部を開
放するか又は純水流出量を増やす前で、しかも原水流入
を減少又は中断させる前に膜を通過する原水の流れ方向
に対して逆転された流れ方向で、膜における原水流出部
を開放するか又は原水の流出量を増やすようになってい
る。
本発明による浄水装置は、原水側で原水の流れ方向を
逆転する前に、流れ方向逆転装置を有しており、この場
合、浄水装置の下水又は供給水範囲に通じる装置開口部
が、時間的な間隔を保って選択的に水入口又は水出口と
して用いられる。
原水範囲又は浄水範囲における水圧を例えば同じ静力
学的な水圧にし、次いで、膜を押し溢れるような水で又
は逆流によって洗浄するために、原水範囲内の静力学的
な水圧を短時間低下させることができるようにするため
に、本発明の浄水装置によれば、純水出口及び、原水範
囲に通じる装置開口がそれぞれ、遮断弁又は調整機構に
よって調整可能となっている。このような遮断機構又は
調整機構によって、浄水装置の原水範囲並びに純水範囲
に生じる水圧を、交互に圧力変化させるか又は適した圧
力に調整することができる。
この場合、遮断弁が球形コック又はこれと類似の高速
閉鎖式器具として構成されていれば、一時的に純水範囲
から原水範囲に移行する殺到する水による、膜の洗い流
しが良好に行なわれる。
浄水装置の洗浄段階中に膜を所定の時間にわたって洗
い流すことできるようにするために、本発明の実施例に
よれば、膜の純水範囲と純水出口の遮断弁との間に、浄
水装置の純水範囲に有利には逆止弁無しで接続された中
間貯蔵室が設けられている。これによって、純水の大部
分が膜を通って浄水装置の原水範囲の側に移行すること
ができる。
本発明による特に簡単に製造される提案によれば、巻
きモジュールの少なくとも一方の端部側が、有利には堆
積フィルタ(Anschwemmfilter)及び又は前置フィルタ
として使用されるようになっている。
この場合、浄水装置が、巻きモジュールを受容するた
めの装置ケーシングを有しており、該装置ケーシングの
内部が、流入側及び流出側の原水導管又は供給水導管に
接続されており、巻きモジュールと装置ケーシングとの
間に形成された環状ギャップ内にリングシールが配置さ
れていて、該リングシールは、環状ギャップを一方の流
れ方向でのみシールし、しかもこの流れ方向とは逆の流
れ方向では浸透性であれば有利である。このような構成
においては、外側ケーシングと巻きモジュールとの間に
形成された環状ギャップも、原水のリングシールの遮断
方向に抗する、少なくとも一方の流れ方向で原水によっ
て洗い流されるので、浄水装置のこの範囲においても不
都合な汚れ形成は避けられる。
本発明のその他の特徴は、請求項及び図面に関連した
以下の記載によって説明されている。個々の特徴はそれ
ぞれ単独でも又は組み合わせても、本発明の実施例にお
いて実現され得る。
図面は、一部が著しく概略的に示されている。
図1は、原水導管又はこれと類似の装置ケーシング内
で、原水が貫流する巻きモジュールを有する、純水を製
造するための浄水装置である。
図2は、図1より成る浄水装置を付加的に簡略化した
図であって、この場合、原水は図1に示した方向とは逆
の流れ方向で浄水装置を貫流する。
図3は、図1及び図2に示した浄水装置であって、原
水並びに純水流出部がそれぞれ1つの遮断弁によって遮
断されている。
図4は、図1〜図3までに浄水装置のいわゆる洗浄過
程を示しており、この洗浄過程では、純水流出部だけが
遮断されていて、純水側に生じる静力学的な水圧に、こ
れよりも小さい、原水側における静力学的な水圧が向き
合っており、この原水側の水圧は、純水が膜を通して浄
水装置の原水側に通じるように働く、 図5は、図1〜図4に示したものと同様の、洗浄段階
における浄水装置である。
図1は、純粋を製造するための浄水装置1を示してい
る。この浄水装置1は、管状の装置ケーシング2内で巻
きモジュール3を有している。この巻きモジュール3
は、少なくとも1つの半浸透性の膜(メンブラン)4を
有しており、この膜4は、この実施例では管状で、2本
の破線で示されている。半浸透性の膜は、原水範囲5
を、浄水装置1の純水範囲6に対して仕切っている。
巻きモジュール3の外側と、装置ケーシング2の内側
との間に形成された環状ギャップ7は、巻きモジュール
3のリングシール8によってシールされており、その外
側のシールリップ9又はこれと類似の外側の自由端部
は、巻きモジュール3の隣接する端部に向けられてい
る。リングシール8のこのような構成によって、このリ
ングシール8は環状ギャップ7を、図1に示した原水の
流れ方向でのみシールし、これに対して、リングシール
8は、これとは逆向きの原水の流れ方向では少なくとも
部分的に通過させる。
巻きモジュール3の両方の端部には、それぞれ少なく
とも1つの、この実施例では環状の装置開口10,11が設
けられており、これらの装置開口のうちの一方の装置開
口10は、図1では、原水又は供給水を供給するための水
取り入れ口として使用され、他方の装置開口11は、膜4
のそばを通過した凝縮物のための水出口として設けられ
ている。浄水装置1の純水範囲6は、濾水収集管12内に
移行しており、この濾水収集管は、巻きモジュール3の
両側でモジュールを越えて突き出ていて、純水出口13を
形成している(図3〜図5参照)。
従来の巻きモジュールにおけるように、図1に示した
純水製造の段階で、浄水装置1に供給された原水は、装
置開口10を介して矢印pf1方向で原水範囲5内に流入す
る。この原水範囲5内では、濾水製造中に、純水範囲6
に比較して高い水圧が形成されるので、膜4のそばを流
れる原水又は供給水の一部は、圧力差に基づく駆動力に
よって膜4を通過して、図1で純水収集管12の左側及び
又は右側で、純水として浄水装置1から取り出される。
図1に示された、純水製造の段階で、原水に含まれる
汚れが、流れ方向で巻きモジュール3の前側の端部範囲
で集められる。これに対して流れ方向で後ろ側の端部範
囲は、汚れ粒子にさらされる程度は少ない。それぞれ少
量の汚れ粒子にさらされる、巻きモジュール3の端部範
囲も使用することができるようにし、これによって膜の
耐用年数を長くするために、本発明による浄水装置1に
おいては、膜のそばを流れる原水の流れ方向が所定の時
間をおいて逆転されるようになっている。
図2には、このような流れ方向が逆転された後の浄水
装置1が示されている。図2に示されているように、膜
4のそばを通過する原水の流れ方向は、所定の時間をお
いて逆転されるか又は切り替えられる。図1に示した、
水入口としての装置開口10は、図2では水出口を形成す
る。これに対して、流れ方向逆転の前に水出口として設
けられた装置開口11は、図2では水入口として設けられ
ている。この水入口は、流れ方向pf2で前側の、巻きモ
ジュール3の端部範囲よりも多く汚れにさらされる。
図3に示されているように、純水出口と、原水範囲5
に通じる装置開口10,11とは、それぞれ遮断弁14,15によ
って調整可能である。図面では、装置開口10,11に配属
された遮断弁のうちの、装置開口10の遮断弁14だけしか
示されていない。遮断弁14,15を閉鎖し、膜4における
原水及び純水の流過を遮断することによって、浄水装置
1の原水範囲5の側及び純水範囲6の側で、ほぼ同じ水
圧が形成される。これに関連して、原水5の側に生じる
静力学的な水圧を、純水範囲6の側に生じる静力学的な
水圧に対して所定の時間を保って短時間急激に下降させ
るために、図4に示されているように、純水出口を開放
する前に、まず原水出口が開放されるので、原水範囲5
の側で、純水範囲6の側に生じる静力に対して、比較的
低い静力及びそれに応じて高いダイナミックな水圧が形
成される。図4に示した、このような洗浄段階で、原水
範囲5の側に、浄水装置1の純水範囲6の側よりも低い
水圧が生じる。従って純水範囲6からの純水は膜(メン
ブレン)4を通って原水範囲5の側に移動し、この際に
原水側で膜4に当たる汚れ粒子が洗浄される。この場合
に、膜4のそばを通過する原水の静圧は、浄水装置1に
供給される原水の流過速度及びひいてはダイナミックな
水圧が上昇することによって、矢印方向Pf2(図4参
照)で付加的にさらに低下せしめられる。図4には、原
水の流過速度の上昇が2つの矢印で示されている。
洗浄段階中に洗浄効果を高めるために、純水流出部が
閉鎖されている状態で原水流出部を何度も交互に開放
し、再び閉鎖するようにすることも可能である。これに
よって、膜の両側における繰り返される衝撃的な圧力変
化及び、膜を通る純水の相応の溢れるような逆流が生ぜ
しめられる。
それに関連して、遮断弁13及びひいては純水流出部も
再び開放せしめられ、原水範囲5の側に生じる水圧が、
浄水装置1の純水範囲5の側に生じる水圧を越えるの
で、浄水装置1は、次の流れ方向逆転まで、再び純水製
造段階に移行する。所定の運転時間後に、図1〜図4に
示した原水の流れ方向逆転(しかも原水の流れ方向逆転
を伴なう)が行なわれる。
流れ方向逆転のために及び又は膜4における水圧の変
化のために設けられた時間的な間隔、及び又は膜4にお
ける水圧変化の高さが、原水又は給水の汚れ程度に応じ
て選択されると有利である。また、浄水装置1が、特に
図1〜図3に示された浄水段階で、装置開口10,11の1
つを介してもっぱら純水が供給されるか又は原水よりも
塩分の含有量が少ない水が供給される。この水は矢印pf
2の方向で膜のそばを流過する。
一方では図1に示され、他方では図2〜図4に示され
た流れ方向の逆転並びに、装置開口10,11を介しての、
浄水装置1の原水範囲5への純水の導入は、例えば、流
れ逆転方向の一部である相応の多経路弁によって行なわ
れる。
洗浄段階で、洗浄装置1の純水範囲6の側に比較し
て、原水範囲5の側における衝撃的な静力学上の圧力変
化を得るために、有利には、装置範囲10,11並びに純水
出口13に配属された遮断弁14,15が、ボール形コック又
はこれと類似の高速閉鎖形の器具として構成されてい
る。
この洗浄段階で膜4をできるだけ長く及び効果的に洗
浄することができるようにするために、図5に示された
浄水装置1が、この浄水装置1の純水範囲6と純水出口
13の遮断弁15との間で、その純水範囲6に逆支弁なしで
接続された中間貯蔵室16を有している。この中間貯蔵室
16は、純水が膜4の孔を通って洗浄作用を伴なう長い逆
流経路で浄水装置1の原水5内に逆流するのを促進し、
戻し洗浄の強さを高めるために空気室状の圧力クッショ
ンを形成する。この場合に、図4及び図5に示された洗
浄段階は、膜4のそばを流れる原水の流れ方向の逆転
前、逆転中又は逆転後に行なわれる。
図1〜図5では原水の流れが矢印pf1及びpf2で示され
ており、これに対して、純水の流れには符号pf3(純水
製造の段階)及びpf4(洗浄段階)が記るされている。
本発明による浄水装置1の巻きモジュール3は、時間
的な間隔を保って、原水範囲5内の膜4のそばを流れる
原水の流れ方向逆転によって、及び純水範囲6から膜4
を通って原水範囲に達する純水の短時間の溢れるような
逆流によって、洗浄されるようになっているので、ふる
い状の前置フィルタは省くことができる。つまり、小さ
くない所要スペースの節約及び費用の節約が得られる。
浄水装置1においては、装置開口10,11の範囲において
粗い粒子が捕捉され、この際に巻きモジュールの両端面
側が堆積フィルタ(Anschwemmfilter)及び前置フィル
タとして用いられる。装置開口10,11のこのような洗浄
作用を高めるために、流れ方向で膜の手前において、少
なくとも一方では図1に示され他方では図2〜図4に示
された流れ方向で、原水に化学的な堆積助剤、吸着媒体
及び又は吸収集媒体が供給されるようにすれば有利であ
る。巻きモジュール3と前置装置ケーシング2との間に
形成された環状ギャップが、矢印方向pf2(図2〜図4
参照)で巻きモジュール3のそばを流れる原水によって
洗浄されるようにすれば、本発明の洗浄装置1にとって
有利である。この原水はこの流れ方向で、リングシール
8のシールリップ9を装置ケーシング2の内側から持ち
上げ、リングシール8のそばを流れることができる。
有利には逆流浸透技術で作動する浄水装置1は、運転
時間及び膜の耐用年数が長いという特徴を有している。

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】純水を製造するための方法であって、原水
    又はこれと類似の供給水を、少なくとも1つの半浸透性
    の膜(4)を有する浄水装置(1)に供給し、この場
    合、原水の部分量を、圧力差による駆動力を受けて純水
    として膜(4)を通過させ、膜(4)のそばを通る原水
    の残り量を凝縮物として浄水装置(1)を通過させ、膜
    (4)における純水流出を一時的に減少させるか又は中
    断させることによって膜(4)の純水側(6)における
    静力学的な水圧を高めるようにし、純水側における静圧
    を高めて、特に膜の両側の静力学的な水圧を同一になる
    ように調整してから、純水装置(1)の原水側(5)に
    生じる静力学的な水圧を、純水側(6)に生じる静力学
    的な水圧に対して時間的な間隔を保って短時間、有利に
    は急激に低下させるようにする方法において、 原水又は供給水を、巻きモジュールとして構成された半
    浸透性の膜(4)に供給し、膜(4)における純水流出
    部並びに原水流出部を時間的な間隔を保って短時間減少
    させるか又は中断させ、純水流出部を開放するか又は純
    水流出量を増やす前に、しかも原水流入を減少又は中断
    させる前に膜(4)を流過する原水の流れ方向に対して
    逆転された流れ方向で、膜(4)における原水流出部を
    開放するか又は原水流出量を増やすことを特徴とする、
    純水を製造するための方法。
  2. 【請求項2】膜(4)における流れ方向逆転のために及
    び又は水圧を変化させるために設けられた時間的な間隔
    及び又は膜(4)における水圧変化の大きさを、原水及
    び供給水の汚れ程度に応じて選択する、請求項1記載の
    方法。
  3. 【請求項3】有利には逆転された流れ方向で一時的に貫
    流させるために、特に純水側(6)に生じる静力学的な
    水圧に比較して原水側(5)における静力学的な水圧を
    短時間下降させる間、一時的に純水か、又は従来使用さ
    れた原水に比較してより少量の塩分を含む水を供給水と
    して浄水装置(1)に供給することを特徴とする、請求
    項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】流れ方向で膜(4)の手前で原水又は供給
    水に、化学的な堆積助剤、吸着媒体及び又は吸収媒体を
    供給する、請求項1から3までのいずれか1項記載の方
    法。
  5. 【請求項5】純水を製造するための方法として、逆流浸
    透法特に廃水を洗浄するための方法を利用する、請求項
    1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】純水を製造するための浄水装置、特に請求
    項1から5までのいずれか1項記載の方法を実施するた
    めの浄水装置であって、少なくとも1つの半浸透性の膜
    (4)を有していて、該膜(4)が、この膜(4)のそ
    ばを流れる原水又は供給水の部分量が差圧の駆動力によ
    って純水として膜(4)を通過するように、浄水装置
    (1)の原水範囲又は供給水範囲(5)を純水範囲
    (6)から分離しており、この際に、浄水装置(1)が
    原水範囲又は供給水範囲(5)に通じる少なくとも2つ
    の装置開口(10,11)を有していて、これら2つの装置
    開口のうちの一方の装置開口が、原水又は供給水を膜
    (4)に供給するための水入口として使用され、他方の
    装置開口が凝縮物のための水出口として設けられてい
    て、この場合に、浄水装置(1)がその純水範囲(6)
    で少なくとも1つの純水出口(13)を有しており、浄水
    装置(1)の原水範囲及び純水範囲(5,6)に生じる水
    圧を交互に圧力変化させて適した圧力にするために、遮
    断弁(14,15)又はこれと類似の調整装置が設けられて
    いる形式のものにおいて、 浄水装置(1)の半浸透性の膜(4)が巻きモジュール
    として形成されていおり、原水側又は供給水側(5)で
    膜(4)を流過する水の流れ方向が流れ逆転装置によっ
    て逆転可能であって、浄水装置(1)の原水範囲(5)
    又は供給水範囲(5)に通じる装置開口(10,11)が、
    時間的な間隔を保って交互に水入口又は水出口として設
    けられており、純水出口(13)及び、原水範囲(5)に
    通じる装置開口(10,11)がそれぞれ、遮断弁又は調整
    機構によって調整可能であることを特徴とする、純水を
    製造するための浄水装置。
  7. 【請求項7】遮断弁(14,15)が球形コック又はこれと
    類似の高速閉鎖式器具として構成されている、請求項6
    記載の浄水装置。
  8. 【請求項8】巻きモジュール(3)の少なくとも一方の
    端面側が有利には堆積フィルタ及び又は前置フィルタと
    して用いられる、請求項7記載の浄水装置。
  9. 【請求項9】浄水装置(1)が、巻きモジュール(3)
    を受容するための装置ケーシング(2)を有しており、
    該装置ケーシング(2)の内部が、流入側及び流出側の
    原水導管又は供給水導管に接続されており、巻きモジュ
    ール(3)と装置ケーシング(2)との間に形成された
    環状ギャップ(7)内にリングシール(8)が配置され
    ていて、該リングシール(8)は、環状ギャップ(7)
    を一方の流れ方向(pf1)でのみシールし、しかもこの
    流れ方向とは逆の流れ方向(pf2)では浸透性である、
    請求項6から8までのいずれか1項記載の浄水装置。
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