JP3299338B2 - 真空処理装置 - Google Patents

真空処理装置

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JP3299338B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの微細化、集積化に伴
い、半導体製造装置についても種々の工夫がなされ、例
えば真空処理装置においては、プロセスの改革、変更に
容易に対処でき、また一貫処理により工程の短縮を図れ
るようにクラスタツールなどと呼ばれているマルチチャ
ンバシステムの開発がなされている。
【0003】この種の真空処理装置としては、従来例え
ば図5に示すように移載室81の周囲に、複数の真空処
理室82と、ロードロック室を兼用するカセット室83
と、冷却室84と、位置合わせ室85とを夫々ゲートバ
ルブGを介して接続した構成の装置が知られている。
【0004】このような構成の装置では、カセット室8
3内に置かれたカセットC内の半導体ウエハWが移載手
段86により位置合わせ室85内の回転台87上に載置
され、ここで位置合わせされた後例えば真空処理室82
で連続処理され、その後冷却室84で冷却されてからカ
セットC内に収納される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述の真空処
理装置は、複数の真空処理室82に対して移載室81や
カセット室83を共用できるので、従来のように1個の
真空処理室を備えた装置に比べて有利なものではある
が、移載室81の周囲に、カセット室83や位置合わせ
室85、更には複数の真空処理室82が接続されるので
1台の装置としては大型なものになり、このためクリー
ンルームにおけるレイアウト上の制限が大きくなり、小
型化の要請が強まっている。
【0006】本発明は、このような事情のもとになされ
たものであり、その目的は、装置の小型化を図ることが
できる真空処理装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、複数の真空処理室の
各々において被処理体の位置を決める場合の自由度が大
きい真空処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、真空
処理室が中間室に接続され、中間室内の移載手段により
被処理体容器と真空処理室との間で被処理体の移載が行
われる真空処理装置において、被処理体を載せてその位
置合わせを行うための位置合わせ手段を、前記中間室内
にて、当該位置合わせ手段の位置合わせ領域と前記移載
手段により真空処理室側から被処理体容器側に向かって
被処理体が移載されるときの被処理体の移動路とが平面
的に干渉する位置に設け、前記位置合わせ手段は、前記
移載手段により被処理体を受け取る第1位置と、前記
処理体の移動路に対して高さにおいて干渉しない、当該
被処理体の移動路よりも上方側の位置合わせ領域である
第2位置と、を含む領域を昇降するように構成されてい
ることを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、中間室は、複数の真空処理室が接続された移載室
と、この移載室に夫々接続され、左右対称に配置された
第1の予備真空室及び第2の予備真空室と、これら第1
及び第2の予備真空室に接続され、被処理体容器が載置
されるローダ室とから構成され、前記位置合わせ手段
は、移載室またはローダ室内において第1の予備真空室
及び第2の予備真空室間の中心線上に設けられているこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1及び請求項2の発明によれば、処理前
の被処理体が移載手段により位置合わせ手段に第1位置
で受け渡され、その後位置合わせ手段は第2位置まで上
昇(下降)する。そして移載手段は処理済みの被処理体
を例えば請求項2の発明のように予備真空室から受け取
って被処理体容器内に移載するが、このとき当該被処理
体と位置合わせ手段上の被処理体とは高さが異なるので
互に衝突することはない。このような構成によれば位置
合わせ手段の設置スペースを移載手段の移載領域に重ね
ることができるので中間室を小型化できる。
【0011】
【実施例】図1及び図2は、夫々本発明の実施例を示す
平面図及び概観斜視図である。図中1は第1の移載室で
あり、この移載室1の両側には夫々ゲートバルブG1、
G2を介して第1のカセット室2A及び第2のカセット
室2Bが接続されている。これらカセット室2A、2B
は本実施例の真空処理装置の搬出入ポートに相当するも
のであり、昇降自在なカセットステージ21を備えてい
る。
【0012】前記第1の移載室1及びカセット室2A、
2Bは気密構造に構成され、ローダ室をなすものであ
り、カセット室2A、2Bには、外部(作業室雰囲気)
との間を開閉するように夫々ゲートドアG3、G4が設
けられると共に、コ字形の保持部材を備えた搬出入ロボ
ット23(図2参照)が設けられている。この搬出入ロ
ボット23は、図2に示すように外部で前向きにセット
されたカセット22をカセット室2A、2B内に搬入し
て横向きにセットするように構成されており、ウエハカ
セット22は、カセット室2A、2B内に搬入された後
カセットステージ21により突き上げられて所定の位置
まで上昇する。また図2に示すように第1の移載室1及
びカセット室2A、2Bには不活性ガス例えばN2 ガス
を供給するためのガス供給管20が各々接続されてお
り、図示しない圧力調整器により第1の移載室1及びカ
セット室2A、2B内は大気圧以上例えば大気圧の不活
性ガス雰囲気とされる。
【0013】前記第1の移載室1内には例えば多関節ア
ームよりなる第1の移載手段11と、半導体ウエハ(以
下ウエハという)Wの中心及びオリフラ(オリエンテー
ション)を位置合わせするための真空吸着機構を備えた
位置合わせ手段例えば回転台31とが配設されており、
この回転台31は、後で詳述する位置合わせ手段の一部
をなすものである。
【0014】前記第1の移載手段11は、前記第1及び
第2のカセット室2A、2B内のカセット22と前記回
転台31と後述の予備真空室との間でウエハを移載する
ためのものであり、ウエハ保持部であるアーム先端部の
両側には、ウエハWを真空吸着するための吸引孔11a
が形成されている。この吸引孔11aは図示しない吸引
路を介して図示しない真空ポンプに接続されている。ま
た前記アーム先端部には、回転台31の後述の昇降軸が
上下に通過できるように切欠き部10が形成されてい
る。
【0015】前記第1の移載室1の後方側には、左右対
称の構造である第1の予備真空室4A及び第2の予備真
空室4Bが夫々ゲートバルブG5、G6を介して接続さ
れている。これら第1及び第2の予備真空室4A、4B
の第1の移載室1側における搬出入口は、予備真空室4
A、4Bの互いの中心線CL側に向いており、前記回転
台31は、予備真空室4A、4Bの近傍におけるこの中
心線CL上に位置している。そしてこの場合前記回転台
31の位置合わせ領域例えば回転台31に載置されるウ
エハWと、第1の移載手段11の移載領域例えばこれに
保持されるウエハWの移動路と、が平面的に干渉するこ
ととなるが、後述のように回転台31が昇降するためウ
エハW同士が衝突することはない。
【0016】図3に示すように前記回転台31の回転軸
32は、第1の移載室1の底壁の外側に配置されたモー
タ33に連結されており、このモータ33は、昇降機構
34によりガイド軸35に沿って昇降する昇降基枠36
に取り付けられている。従って回転台31は、昇降機構
34によりモータ33と共に昇降する。そして回転台3
1の昇降位置について述べると、回転台31は、第1の
移載手段11によりウエハWを受け取る第1位置L1
と、第1の移載手段11またはこれに保持されたウエハ
Wと回転台31またはこれに載置されたウエハWとが互
に高さにおいて干渉しない第2位置L2 と、を含む領域
を昇降する。
【0017】前記回転台31を含む位置合わせ手段は、
図3に示すように回転台31に載置されるウエハWの周
縁部の移動路の下方側に配置された発光部51と、上方
側に配置された受光部52と、後述のようにウエハWが
所定の方向に向くようにモ−タ33を制御する制御部3
0とを有している。発光部51はレーザ光照射部53と
レンズ54とを備え、図示しないスリットにより帯状の
平行光線とするように構成されると共に、受光部52は
受光面積に応じた電気信号を出力するピンフォトダイオ
ードから構成され、回転台31によりウエハWを1回転
させたときにウエハWの中心位置とオリフラ(オリエン
テーションフラット)の向きが検出されるように構成さ
れている。
【0018】前記第1及び第2の予備真空室4A、4B
は、図示しないがいずれも加熱手段及び冷却手段の両方
を備え、更に上下2段の載置具を備えている。そして前
記第1及び第2の予備真空室4A、4Bの後方側には、
ゲートバルブG7、G8を介して第2の移載室6が接続
されており更にこの第2の移載室6には、夫々ゲートバ
ルブG9〜G11を介して左右及び後方の三方に3つ真
空処理室7A〜7Cが接続されている。
【0019】前記第2の移載室6内には、第1及び第2
の予備真空室4A、4Bと後述の3つの真空処理室7A
〜7Cとの間でウエハWを移載するための例えば多関節
ロボットよりなる第2の移載手段61が配置されてい
る。この実施例では、ローダ室、第1及び第2の予備真
空室4A、4B及び第2の移載室6により中間室が構成
されている。
【0020】この実施例では、真空処理室7A〜7Cに
よってウエハに対して連続処理を行ってもよいしあるい
は各ウエハに対して個別に処理を行ってもよい。そして
個別に処理を行う場合には、前記位置合わせ手段の制御
部30は、各真空処理室7A〜7Cに夫々対応するウエ
ハWの向きについてのデータを有している。
【0021】即ち各真空処理室7A〜7Cでは例えばウ
エハの周縁に成膜残渣が付着しないようにウエハの周縁
をシールドリングで覆う場合があり、このシールドリン
グのフラット部分とウエハのオリフラとを適合させるた
めにウエハの向きを予め逆算して合わせておく必要があ
る。そこで各真空処理室7A〜7Cに対応するウエハの
向きが同一でない場合には、制御部30に夫々に対応す
るデータが格納され、制御部30は、これらデータの中
からウエハが処理される真空処理室に応じたデータを選
択してウエハの向きを合わせる機能を有している。
【0022】次に上述実施例の作用について述べる。ま
ず被処理体であるウエハWを例えば25枚収納したカセ
ット22が搬出入ロボット23(図2参照)により第1
のカセット室2A内のカセットステージ21上に、開口
面を第1の移載室1側に向けて載置される。続いてゲー
トドアG3を閉じ、第1のカセット室2A内を大気圧の
不活性ガス雰囲気にすると共にカセットステージ21に
よりカセット22が所定の位置まで上昇する。
【0023】次にゲートバルブG1を開き、カセット2
2内のウエハWが第1の移載手段41のアームに真空吸
着され、予め不活性ガス雰囲気にされている第1の移載
室1内に、第1の移載手段11により搬入される。第1
の移載手段11とカセット22との間のウエハWの受け
渡しは、カセットステージ21を昇降させて移載手段1
1によりウエハWを相対的に掬い上げることによって行
われる。
【0024】そして回転台31は図4(a)に示すよう
に第1位置L1 よりも低い位置に待機しており、第1の
移載手段11のアーム先端部が回転台31の上方位置に
静止し真空吸着を解除した後、回転台31は、アーム先
端部の切欠き部10内を通ってウエハWを突き上げ、図
4(b)に示すように第2位置L2 まで上昇する。この
ときまでに第1の予備真空室4A内の下段側の載置具上
に処理済みのウエハWが載置されており、ゲートバルブ
G5を開いた後第1の移載手段11は当該処理済みのウ
エハWを第1の予備真空室4A内から取り出し、カセッ
ト室2Aのカセット22内に移載する。
【0025】第1の予備真空室4A内のウエハWがカセ
ット22内に移載されるときのウエハWの移動路と回転
台31上の処理前のウエハWとは図4に示すように平面
的に干渉する位置関係にあるが、高さにおいて干渉しな
いためウエハW同士が衝突することはない。
【0026】一方回転台31上のウエハWは、先述のよ
うにその中心位置とオリフラとが検出され、オリフラが
所定の向きに位置合わせされている。このオリフラの向
きについては、ウエハWがこれから処理される真空処理
室7A(あるいは7B、7C)に対応するオリフラの向
きのデータが制御部30により選択され、このデータに
もとづいてウエハWのオリフラが当該データに対応する
方向に向くようにモータ33が制御される。
【0027】その後第1の移載手段11は、回転台31
の下方側に待機し、回転台31が下降してこの上のウエ
ハWが上述の受け渡しと逆の動作により移載手段11側
に受け渡される。この受け渡し時に、既に検出したウエ
ハWの中心位置のデータにもとづいてウエハWの中心位
置の位置合わせが行われる。
【0028】しかる後にウエハWは、予め大気圧の不活
性ガス雰囲気にされている第1の予備真空室4A内に搬
入されて、載置台の昇降により第1の移載手段11から
上段側の載置具に載置されると共に、ゲートバルブG5
を閉じ、例えば予備真空室4A内を10-3〜10-6To
rrの真空度に減圧すると共に例えば30〜60秒間で
500℃に予備加熱される。また続くウエハWは、同様
にして第2の予備真空室4Bに搬入され、予備加熱され
る。
【0029】予備加熱後ゲートバルブG7を開いて、予
め10-7〜10-8Torrの真空度に減圧された第2の
移載室6と当該予備真空室4Aとの間を連通し、既に処
理されたウエハWが第2の移載手段61により第1の予
備真空室4Aの下段側の載置具に載置された後、当該第
2の移載手段61により、予備加熱済みである上段側の
ウエハWが第1の予備真空室4Aから取り出され、真空
処理室7A内に搬入されて例えばCVDにより成膜処理
される。また処理済みのウエハWは第1の予備真空室4
A内にて冷却された後先述のようにカセット22内に収
納され、このカセット22は搬出入ロボット23により
搬出される。
【0030】以上において、第1の予備真空室3A内の
ウエハWの通過について説明しているが、実際には例え
ば第1、第2の予備真空室4A、4B内に交互にウエハ
Wが搬入、搬出され、スループットを高めるようにして
いる。ただしカセット22と予備真空室4A、4Bと真
空処理室7A〜7Cとの間の搬送モードは適宜設定する
ことができる。また真空処理室7A内にてウエハWを処
理する場合には、回転台31にて真空処理室7Aに対応
する位置合わせが行われるが、例えばカセット22内の
ウエハWが真空処理室7B内にて処理すべきものである
場合には、制御部30により真空処理室7Bに対応する
データが選択されて位置合わせが行われる。
【0031】上述の実施例によれば、位置合わせ手段の
回転台31を、第1の移載室1内における第1及び第2
の予備真空室4A、4Bの中心線CL上に配置し、かつ
回転台31上のウエハが第1の移載手段11に保持され
ているウエハの移動路と平面的に干渉するようにつまり
重なり合うように配置しているため、第1の移載室1を
小さく設計することができる。そして回転台31を昇降
自在に構成しているので回転台31上のウエハと第1の
移載手段11上のウエハとの衝突を避けることができ、
このため回転台31にて位置合わせが行われている間に
例えば移載手段11により予備真空室4A(4B)内の
処理済みのウエハを取り出すことができるので、高いス
ループットが得られ、また第1の移載手段11を上下動
させなくてよいから移載手段11の構造が簡単になる。
【0032】更に各真空処理室7A〜7Cに夫々対応す
るウエハの位置合わせ用のデータを予め用意しておい
て、ウエハがこれから処理される真空処理室に対応する
データを選択してウエハのオリフラの向きを合わせてい
るため、各真空処理室7A〜7Cでは、例えば真空処理
時に用いられるシールドリングの取り付けの自由度が大
きいなど、ウエハの位置設定の自由度が大きいし、また
位置合わせ用のデータは自由に設定することもできるの
で、各真空処理室内にウエハを、任意の向きに設定して
搬入することができる。なお各真空処理室毎の位置合わ
せ用のデータとしてウエハのオリフラの向きに加えて、
あるいはオリフラの向きに代えてウエハの中心位置のデ
ータを用意して、各真空処理室に対応するようにウエハ
の位置合わせを行ってもよい。
【0033】そしてまた上述実施例によれば、カセット
22及び第1の移載手段41が置かれている領域が外部
から仕切られているため、この中をクリーンな雰囲気と
することにより、真空処理室6A〜6C内への不純物の
混入を極力抑えることができると共に、その雰囲気を大
気圧の不活性ガス雰囲気にしているので真空吸着を利用
してウエハWを搬送することができ、従ってウエハWの
位置ずれや脱落を防止し、確実な搬送を行うことができ
る。そして不活性ガス雰囲気にしているので真空処理後
のウエハWを直ぐに大気に触れさせなくて済み、このた
めウエハ表面の化学的反応を抑えることができる。
【0034】なお本発明は、第1の移載室1の中に第1
及び第2のカセット22を配置する構成や予備真空室が
1個のみの構成であってもよく、カセット22、第1の
移載室1及び予備真空室間でのウエハの移載は真空雰囲
気で行ってもよい。ただし大気圧以上のガス雰囲気中で
行う場合の雰囲気ガスとしては、不活性ガス以外に例え
ば十分水分が除去された乾燥空気を用いてもよい。不活
性ガスを用いる場合には窒素ガス以外にアルゴンガスや
炭酸ガスを用いてもよい。また真空処理室は2個あるい
は4個以上であってもよく、被処理体としてはLCD基
板などであってもよい。更に真空処理室における真空処
理としては、スパッタリング、CVD、エッチング、ア
ッシング、酸化、拡散など種々の処理を挙げることがで
きる、各真空処理室にて連続処理を行ってもよい。
【0035】
【発明の効果】請求項1または請求項2の発明によれ
ば、被処理体の位置合わせのための位置合わせ手段を、
中間室内にて、位置合わせ手段における位置合わせ領域
と移載手段による移載領域とが平面的に干渉する位置に
設け、かつ位置合わせ手段を昇降可能に構成して被処理
体同士が衝突しないようにしているため、中間室の小型
化を図ることができると共に高いスループットが得ら
れ、しかも移載手段を昇降させなくて済むのでその構造
及び制御が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の実施例を示す概観斜視図である。
【図3】本発明の実施例の要部を示す側面図である。
【図4】本発明の実施例の作用を示す説明図である。
【図5】従来の真空処理装置を示す概略平面図である。
【符号の説明】
1 第1の移載室 11 第1の移載手段 31 回転台 32 昇降軸 33 モータ 30 制御部 4A,4B 予備真空室 51 発光部 54 受光部 6 第2の移載室 61 第2の移載手段 7A〜7C 真空処理室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保寺 正男 山梨県韮崎市藤井町北下条2381番地の1 テル・バリアン株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−13549(JP,A) 特開 平3−19252(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/68 B65G 49/07

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空処理室が中間室に接続され、中間室
    内の移載手段により被処理体容器と真空処理室との間で
    被処理体の移載が行われる真空処理装置において、 被処理体を載せてその位置合わせを行うための位置合わ
    せ手段を、前記中間室内にて、当該位置合わせ手段の位
    置合わせ領域と前記移載手段により真空処理室側から被
    処理体容器側に向かって被処理体が移載されるときの被
    処理体の移動路とが平面的に干渉する位置に設け、 前記位置合わせ手段は、前記移載手段により被処理体を
    受け取る第1位置と、前記被処理体の移動路に対して
    さにおいて干渉しない、当該被処理体の移動路よりも上
    方側の位置合わせ領域である第2位置と、を含む領域を
    昇降するように構成されていることを特徴とする真空処
    理装置。
  2. 【請求項2】 中間室は、複数の真空処理室が接続され
    た移載室と、この移載室に夫々接続され、左右対称に配
    置された第1の予備真空室及び第2の予備真空室と、こ
    れら第1及び第2の予備真空室に接続され、被処理体容
    器が載置されるローダ室とから構成され、 前記位置合わせ手段は、移載室またはローダ室内におい
    て第1の予備真空室及び第2の予備真空室間の中心線上
    に設けられていることを特徴とする請求項1記載の真空
    処理装置。
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