JP2873761B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

Info

Publication number
JP2873761B2
JP2873761B2 JP304292A JP304292A JP2873761B2 JP 2873761 B2 JP2873761 B2 JP 2873761B2 JP 304292 A JP304292 A JP 304292A JP 304292 A JP304292 A JP 304292A JP 2873761 B2 JP2873761 B2 JP 2873761B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
semiconductor manufacturing
processing
cassette
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP304292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06132186A (ja
Inventor
敏彦 高添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BARIAN JAPAN KK
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
BARIAN JAPAN KK
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BARIAN JAPAN KK, Tokyo Electron Ltd filed Critical BARIAN JAPAN KK
Priority to JP304292A priority Critical patent/JP2873761B2/ja
Publication of JPH06132186A publication Critical patent/JPH06132186A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2873761B2 publication Critical patent/JP2873761B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ventilation (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体製造工程においては、半
導体ウエハ等に対する微細な回路パターンの形成に塵埃
が悪影響を及ぼすため、天井から床に向けて清浄化空気
の流れ(ダウンフロー)が形成されたクリーンルーム内
でそのほとんどの工程が実施される。したがって、例え
ばエッチング装置、CVD装置、スパッタ装置、イオン
注入装置等の半導体製造装置は、クリーンルーム内に配
置される。
【0003】ところで、半導体製造工程においては、被
処理物例えば半導体ウエハは、複数例えば25枚の半導体
ウエハを収容可能に構成されたいわゆるウエハカセット
内に収容されて各工程間を搬送される。したがって、半
導体製造装置には、半導体ウエハ等に所定の処理、例え
ばエッチング処理、CVD膜の成膜処理、スパッタリン
グ処理、イオン注入処理等を施す処理機構と、複数のウ
エハカセットを収容するいわゆるカセットバッファ、ウ
エハカセット内の半導体ウエハのオリエンテーションフ
ラットの位置を揃えて所定の向きに整列させるウエハ整
列機構、ウエハカセット内の半導体ウエハを処理部にロ
ード・アンロードするロード・アンロード機構等を備え
たものが多い。
【0004】なお、通常クリーンルームは、パンチング
メタル等から構成される床により、上層階と下層階とに
分けられており、この上層階には各半導体製造装置等が
配置され、下層階には真空ポンプ等が配置されることが
多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年半
導体デバイスは、急速に高集積化および微細化される傾
向にあり、これに伴って半導体製造工程においては、工
程数の増加に伴う半導体製造装置数の増大によるクリー
ンルーム内の占有面積の増大、塵埃付着による歩留まり
の低下等の問題が発生している。
【0006】このため、上述したような半導体製造装置
においても、さらに設置スペースを削減してスペースフ
ァクターを向上させること、被処理物に対する塵埃の付
着を防止して歩留まりの向上を図ること等が要求されて
いる。
【0007】本発明は、かかる従来の事情に対処してな
されたもので、従来に較べて設置スペースを削減してス
ペースファクターの向上を図ることができるとともに、
被処理物に対する塵埃の付着を防止して歩留まりの向上
を図ることのできる半導体製造装置を提供しようとする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の半導
体製造装置は、上部から下部に向けて清浄化気体流を形
成され、少なくとも上層階と下層階の複数の階層を有す
るクリーンルームに配置される半導体製造装置であっ
て、前記上層階に配置され、前記被処理物を複数収容す
る被処理物収容機構と、前記下層階に配置され、前記被
処理物に所定の処理を施す処理機構と、前記被処理物収
容機構と前記処理機構との間で前記被処理物を搬送する
搬送機構とを具備したことを特徴とする。
【0009】
【作用】前述したように、一般にクリーンルームは、パ
ンチングメタル等によって、上層階と下層階とに分割さ
れている。そして、従来は、これらのうちよりクリーン
度の高い上層階に半導体製造装置等を配置し、専ら上層
階を半導体ウエハ等に処理等を施す作業場として使用
し、下層階には、例えば一部の真空ポンプ、電源等が配
置されているのみである。
【0010】また、例えば、半導体ウエハ等に処理等を
施すエッチング装置、CVD装置、スパッタ装置、イオ
ン注入装置等の半導体製造装置では、気密容器の内部で
所定の処理を実施するため、その気密容器等の処理機構
は、実質的にあまりクリーン度の高い環境に配置する必
要はない。
【0011】そこで、本発明の半導体製造装置では、ク
リーン度の高いクリーンルームの上層階に被処理物を複
数収容する被処理物収容機構等を配置し、クリーン度の
低いクリーンルームの下層階にイオン注入処理等を行う
処理機構を配置する。そして、これらの間に、内部に上
部から下部に向けて清浄化気体流を形成されたダクト
と、このダクト内においてウエハカセット等を搬送する
搬送駆動装置等を具備した搬送機構によって接続する。
【0012】これにより、従来有効に利用されていなか
ったクリーンルームの下層階を有効に利用することがで
き、スペースファクターの向上を図ることができる。ま
た、クリーンルームの上層階に設置される装置類を削減
することにより、上層階における発塵源の減少およびメ
ンテナンス時の作業員の立ち入り機会を減少させること
ができ、よりクリーンな環境を実現し、半導体ウエハ等
に対する塵埃の付着を防止して歩留まりの向上を図るこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を半導体ウエハにイオン注入処
理を施すイオン注入装置に適用した一実施例を図面を参
照して説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例の構成を示すも
ので、同図に示すように、クリーンルーム1には、清浄
化空気(ダウンフロー)の吹き出し口(図示せず)を備
えた天井2が設けられており、この天井2と床3との間
には、例えばダウンフローの通過孔(図示せず)を有す
るパンチングメタル4が配置されている。クリーンルー
ム1は、このパンチングメタル4によって、上層階5と
下層階6とに分割されている。
【0015】なお、クリーンルーム1内には、天井2か
らパンチングメタル4を通過して床3方向へ向かう如
く、図示しない清浄化空気循環機構により清浄化空気の
ダウンフローが形成されている。またこのようなクリー
ンルーム1において、従来は、専ら上層階5が半導体ウ
エハ等に処理等を施す作業場として使用されており、下
層階6には、例えば一部の真空ポンプ、電源等が配置さ
れているのみである。
【0016】本実施例では、上層階5には、半導体ウエ
ハ7を複数(例えば25枚)収容するウエハカセット8を
複数個収容可能に構成されたカセットバッファ9と、こ
のカセットバッファ9から受け渡されたウエハカセット
8内の半導体ウエハ7のオリエンテーションフラットを
揃えて所定の向きに整列させるウエハ整列機構10と、
このウエハ整列機構10と後述するカセット搬送機構1
5の間等でウエハカセット8の受け渡しを行う受け渡し
機構11が設けられている。
【0017】なお、図2に示すように、カセットバッフ
ァ9としては、搬入用カセットバッファ9aと、搬出用
カセットバッファ9bとが2 列に設けられている。そし
て、図中矢印で示すように、処理を行う半導体ウエハ7
を収容したウエハカセット8を、搬入用カセットバッフ
ァ9aから、ウエハ整列機構10および受け渡し機構1
1を介して、カセット搬送機構15に受け渡し、処理の
終了した半導体ウエハ7を収容したウエハカセット8
を、カセット搬送機構15から、受け渡し機構11を介
して、搬出用カセットバッファ9bに受け渡すよう構成
されている。
【0018】一方、下層階6には、図3にも示すよう
に、気密容器内で半導体ウエハ7に所定の処理を施すウ
エハ処理機構12と、このウエハ処理機構12内に半導
体ウエハ7をロード・アンロードするためのロード・ア
ンロード機構13およびこのロード・アンロード機構1
3にウエハカセット8を受け渡す受け渡し機構14等が
設けられている。
【0019】そして、上層階5と下層階6との間には、
上述した各機構間を接続する如く、カセット搬送機構1
5が設けられている。すなわち、上層階5と下層階6と
の間に配置されたパンチングメタル4を貫通する如く、
ダクト16が設けられており、このダクト16内におい
て、ウエハカセット8を支持し、上下動させる如く、例
えばボールネジ17とこのボールネジ17を回転させる
駆動モータ18等からなる搬送駆動装置が設けられてい
る。また、このダクト16の上部およびこのダクト16
に隣接して設けられたカセットバッファ9、ウエハ整列
機構10、受け渡し機構11の上部には、塵埃除去用の
フィルタ19が設けられており、ダクト16の下部に
は、排気用配管20が接続されている。そして、排気用
配管20から排気することにより、ウエハカセット8の
搬送路となるダクト16内等に清浄化したダウンフロー
が形成され、ウエハカセット8の搬送路が全て清浄化雰
囲気となるよう構成されている。
【0020】上記構成の本実施例の半導体製造装置で
は、上層階5に設けられた搬入用カセットバッファ9a
に、搬送ロボット等により処理を行うウエハカセット8
を載置する。すると、このウエハカセット8は、まずウ
エハ整列機構10に搬送され、半導体ウエハ7の向きを
揃えられた後、受け渡し機構11によってカセット搬送
機構15に受け渡される。
【0021】この後、ウエハカセット8は、ダクト16
内を通って下層階6に搬送され、受け渡し機構14によ
ってロード・アンロード機構13に受け渡される。しか
る後、ロード・アンロード機構13によってウエハカセ
ット8内の半導体ウエハ7が一枚ずつウエハ処理機構1
2の気密容器内に搬入され、所定の処理が施される。
【0022】そして、処理の終了した半導体ウエハ7を
収容したウエハカセット8は、上記手順と逆の手順で上
層階5の搬出用カセットバッファ9bに搬送され、ここ
から搬送ロボット等により、次の工程へ搬送される。
【0023】なお、上記ロード・アンロード機構は、ウ
エハ処理機構に含まれるように構成されてもよいし、複
数のウエハを同時に処理できるように構成されてもよ
い。
【0024】なお、図3に示すように、本実施例ではウ
エハ処理機構12としてイオン注入処理機構が設けられ
ている。このイオン注入処理機構は、イオン源31にお
いて、ガスボックス32内に収容されたガスボトルから
供給された所定のガスを、イオン源用電源33から印加
された電力によりイオン化する。そして、このイオンを
引き出し、質量分析マグネット34および可変スリット
35によって選別し、加速管36および四極子レンズ3
7、Yスキャンプレート38およびXスキャンプレート
39によって加速、収束、走査を行い、イオンビームと
してプラテン40上に配置された半導体ウエハ7に走
査、照射するよう構成されている。また、ロード・アン
ロード機構13は、搬入用および搬出用の2 つのロード
ロック室42の前方に設けられた回転可能に構成された
ターンテーブルおよび長手方向に移動可能とされたフォ
ークからなるウエハ搬送機構43と、上部に載置された
ウエハカセット8を上下動させるカセットエレベータ4
4等から構成されている。
【0025】このようなウエハ処理機構12としては、
上述したイオン注入処理機構の他に、例えば、エッチン
グ処理機構、CVD処理機構、スパッタ処理機構等の気
密容器内で処理を実施するものを使用することができ
る。
【0026】以上説明したように、本実施例によれば、
従来有効に利用されていなかったクリーンルーム1の下
層階6を有効に利用することができ、スペースファクタ
ーの向上を図ることができる。また、クリーンルーム1
の上層階5に設置される装置類を削減することにより、
上層階5における発塵源の減少およびメンテナンス時の
作業員の立ち入り機会を減少させることができ、よりク
リーンな環境を実現し、半導体ウエハ7等に対する塵埃
の付着を防止して歩留まりの向上を図ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体製
造装置によれば、従来に較べて設置スペースを削減して
スペースファクターの向上を図ることができるととも
に、被処理物に対する塵埃の付着を防止して歩留まりの
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の半導体製造装置の構成を示
す図。
【図2】図1の半導体製造装置の上層階部分の構成を示
す図。
【図3】図1の半導体製造装置の下層階部分の構成を示
す図。
【符号の説明】
1 クリーンルーム 2 天井 3 床 4 パンチングメタル 5 上層階 6 下層階 7 半導体ウエハ 8 ウエハカセット 9 カセットバッファ 10 ウエハ整列機構 11 受け渡し機構 12 ウエハ処理機構 13 ロード・アンロード機構 14 受け渡し機構 15 カセット搬送機構 16 ダクト 17 ボールネジ 18 駆動モータ 19 塵埃除去用のフィルタ 20 排気用配管

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部から下部に向けて清浄化気体流を形
    成され、少なくとも上層階と下層階の複数の階層を有す
    るクリーンルームに配置される半導体製造装置であっ
    て、 前記上層階に配置され、前記被処理物を複数収容する被
    処理物収容機構と、 前記下層階に配置され、前記被処理物に所定の処理を施
    す処理機構と、 前記被処理物収容機構と前記処理機構との間で前記被処
    理物を搬送する搬送機構とを具備したことを特徴とする
    半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体製造装置におい
    て、 前記搬送機構は、内部に上部から下部に向けて清浄化気
    体流を形成されたダクトと、 前記ダクト内において前記被処理物を搬送する搬送駆動
    装置とを具備したことを特徴とする半導体製造装置。
JP304292A 1992-01-10 1992-01-10 半導体製造装置 Expired - Lifetime JP2873761B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP304292A JP2873761B2 (ja) 1992-01-10 1992-01-10 半導体製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP304292A JP2873761B2 (ja) 1992-01-10 1992-01-10 半導体製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06132186A JPH06132186A (ja) 1994-05-13
JP2873761B2 true JP2873761B2 (ja) 1999-03-24

Family

ID=11546260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP304292A Expired - Lifetime JP2873761B2 (ja) 1992-01-10 1992-01-10 半導体製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2873761B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5957648A (en) * 1996-12-11 1999-09-28 Applied Materials, Inc. Factory automation apparatus and method for handling, moving and storing semiconductor wafer carriers
US6540466B2 (en) 1996-12-11 2003-04-01 Applied Materials, Inc. Compact apparatus and method for storing and loading semiconductor wafer carriers
US5964561A (en) * 1996-12-11 1999-10-12 Applied Materials, Inc. Compact apparatus and method for storing and loading semiconductor wafer carriers
JP2000277584A (ja) * 1999-03-26 2000-10-06 Innotech Corp 半導体デバイスの製造ライン
US6354781B1 (en) * 1999-11-01 2002-03-12 Chartered Semiconductor Manufacturing Company Semiconductor manufacturing system
CN117316846B (zh) * 2023-11-30 2024-03-08 浙江果纳半导体技术有限公司 晶圆传输设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06132186A (ja) 1994-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10930536B2 (en) Workpiece stocker with circular configuration
JP5134575B2 (ja) マルチ−チャンバーシステムで半導体素子を製造する方法
KR100230697B1 (ko) 감압 처리 장치
KR100572910B1 (ko) 반도체 처리 시스템에 있어서의 포트 구조
JP2595132B2 (ja) 真空処理装置
JPH0936198A (ja) 真空処理装置およびそれを用いた半導体製造ライン
JP5030410B2 (ja) 真空処理装置
JPH10256346A (ja) カセット搬出入機構及び半導体製造装置
KR20190098056A (ko) 기판 반송 장치 및 기판 처리 시스템
JP2873761B2 (ja) 半導体製造装置
KR20230145180A (ko) 다수의 반도체 프로세스 모듈들 또는 챔버들을 지원하기 위한 모듈식 메인프레임 레이아웃
JP5456804B2 (ja) 搬送容器
JP3098547B2 (ja) キャリアストッカ
US6358328B1 (en) Method for dry cleaning a wafer container
JP3429786B2 (ja) 半導体製造装置
JP2004119628A (ja) 基板処理装置
JP4229497B2 (ja) 基板処理装置および基板の処理方法
JPH0615720B2 (ja) 真空処理装置
JPH03273606A (ja) 半導体製造装置
JP2876250B2 (ja) 縦型熱処理装置
JPH08181183A (ja) 試料の搬送装置
JP3469230B2 (ja) 真空処理装置
JP3145376B2 (ja) 真空処理装置用の基板搬送方法
JP2004096075A (ja) 真空処理装置
JP5491579B6 (ja) マルチ−チャンバーシステムで半導体素子を製造する方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981201