JP3299140B2 - 射出成形機等の複合型締装置 - Google Patents

射出成形機等の複合型締装置

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JP3299140B2 JP11309797A JP11309797A JP3299140B2 JP 3299140 B2 JP3299140 B2 JP 3299140B2 JP 11309797 A JP11309797 A JP 11309797A JP 11309797 A JP11309797 A JP 11309797A JP 3299140 B2 JP3299140 B2 JP 3299140B2
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/64Mould opening, closing or clamping devices
    • B29C45/67Mould opening, closing or clamping devices hydraulic
    • B29C45/6707Mould opening, closing or clamping devices hydraulic without relative movement between the piston and the cylinder of the clamping device during the mould opening or closing movement

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機等の複
合型締装置に係り、特に通常の高圧型開と型厚調整装置
を兼用した型締シリンダ等を備えた射出成形機等の複合
型締装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機等の複合型締装置とし
ては、固定盤に一端部を係着し、移動盤を貫通するよう
に配置したタイバーを備えた型締装置において、タイバ
ー上に形成したねじもしくは溝等の係合部と、移動盤に
取付けたハーフナットとを、選択的に係合させることに
より、型厚に対応した所定の型締寸法を設定するように
構成されている。
【0003】このような構成からなる型締装置において
は、タイバー上に形成したねじもしくは溝等の係合部
と、移動盤に取付けたハーフナットとを、適正に係合す
るためには、両者の噛み合い位置を適宜調整することが
必要である。
【0004】このような観点から、従来において、例え
ば固定金型を保持する固定盤と、移動金型を保持する移
動盤と、移動盤を固定盤に対し進退動作させる手段と、
移動盤が固定盤に接近して固定金型と移動金型が型閉じ
した後、固定盤と結合固定された型締めを行うタイバー
とからなる型締装置において、前記タイバーは移動盤に
固定され、その固定端の反対側に長いねじ部を有し、前
記固定盤の反金型取付面側にはタイバー軸芯に対しほぼ
直角に開閉可能なハーフナットを設け、このハーフナッ
トは固定盤に装着されたタイバーの挿入孔を構成するラ
ムの先端部に圧接するように付勢され、同時にラムの端
面は回転することにより前後進するスプロケットのスト
ッパ面に圧接されており、ハーフナット噛み合い位置調
整は、前記スプロケットを回転させることにより、その
ストッパ面の位置により調整し得るように構成した型厚
調整装置が提案されている(特開平2−18009号公
報)。
【0005】このように提案された型厚調整装置では、
金型厚さに応じたハーフナットの適正噛み合い位置への
必要移動量を測定して、その移動量分の位置の調整を、
スプロケットを回転させて、位置決めストッパを移動さ
せることにより行っている。また、型締用ハーフナット
の開閉操作は、型閉限で行っている。そして、高圧型開
動作は、対角線上に位置する2本の型開閉シリンダによ
り行っている。
【0006】しかしながら、前記従来の型締装置におい
ては、部品点数が多すぎて故障の原因ともなるため、簡
単な構造とすることが要望されている。また、型締用ハ
ーフナットの開閉操作は、型閉限で行わざるを得ないた
め、この時間が成形のロスタイムとなり、ハイサイクル
化の障害となっている。さらに、金型によっては、成形
品の構造からキャビティがアンバランスになる場合があ
るが、高圧型開動作は対角線上に位置する2本の型開閉
シリンダにより行われるので、離型時にショックが発生
する等の問題を有すると共に、圧縮成形を行う場合に対
応し難いという難点等を有していた。
【0007】そこで、例えば図16の(a)、(b)に
示すように構成した型締装置が提案されている。すなわ
ち、図16の(a)、(b)において、固定盤50に型
締シリンダ60を形成し、タイバー56の一端部にピス
トンを形成してこのピストンを前記型締シリンダ60に
嵌挿し、タイバー56の他端部を移動盤53に貫通させ
てこれを案内するように形成し、タイバー56上に形成
したねじもしくは溝等の係合部59と、移動盤53に取
付けたハーフナット58とを選択的に係合させることに
より、型厚に対応した所定の型締寸法を設定するように
構成されている。
【0008】前記構成において、固定盤50に固定した
型開閉シリンダ52により移動盤53を前進移動させて
金型51および54を型閉じした時、ストッパ55がタ
イバー56の大径部と小径部とからなる段付部57に当
接すると共に当接したことを感知し、タイバー56に設
けたねじ部59にハーフナット58が噛み合い、両金型
51および54をしっかり結合固定した後、型締シリン
ダ60に圧油を作用させ、タイバー56を図中の右方向
へ引っ張り型締めが行われる。
【0009】このように、前記型締装置においては、ハ
ーフナット58とタイバー56との噛み合わせが機械的
に決まるので、型厚に対応した所定の型締寸法を設定す
る場合の噛み合わせの信頼性が高くなる利点が得られ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の型締装置においては、タイバー上に形成したねじも
しくは溝等の係合部と、移動盤に取付けた型締用ハーフ
ナットとを、適正に係合させるために、両者の噛み合い
位置を調整することが必要である。すなわち、前記構成
によれば、噛み合い位置が常に一定のため、型厚が変化
すると、この変化分だけ型締シリンダのピストンの位置
をこの型締シリンダ内で移動させなければならない。従
って、種々の型厚に対応できるようにするためには、型
締シリンダを長く設計する必要があり、この場合重量が
大きくなるばかりでなく、機械全長が大きくなって、製
造コストも増大する等の難点がある。
【0011】そこで、本発明の目的は、簡単かつ小形に
構成することができ、型厚調整を適正かつ簡便に行うこ
とができると共に、複合的な型閉じおよび型締め操作を
円滑に達成して効率的な射出成形等を行うことができる
射出成形機等の複合型締装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る射出成形機等の複合型締装置は、固定
金型を取付けた固定盤に対し、タイバーを介して移動金
型を取付けた移動盤を進退自在に対向配置し、前記移動
盤をタイバー上において進退させる移動手段とその移動
を所定位置おいて係止するための係合手段とを設けてな
る射出成形機等の複合型締装置において、前記移動盤の
後方にタイバーを介して型締ラムを設けた型締プレート
を配置すると共に、前記係合手段として、タイバーと型
締プレートを係合する型締用ハーフナットと、タイバー
に対して移動手段により高圧型開位置を決める型開用ハ
ーフナットとを設けることを特徴とする。
【0013】また、前記射出成形機等の複合型締装置と
して、前記係合手段として、タイバーと移動盤を係合す
るため移動盤の外側面に配設した型締用ハーフナットお
よびその開閉手段と、前記型締用ハーフナットとタイバ
ーとの噛み合い位置を決めるためタイバー上に移動自在
に配設した型開用ハーフナットおよびその開閉手段並び
に移動手段とを設ける構成とすることもできる。
【0014】この場合、前記型開用ハーフナットの移動
手段は、固定盤にシリンダを取付けて、型開用ハーフナ
ットを任意の位置に移動させるように構成することがで
きる。
【0015】また、前記型開用ハーフナットの移動手段
は、移動盤に連結ブラケットを取付けて、型開用ハーフ
ナットの開閉手段の動作により前記ブラケットと型開用
ハーフナットが係合して案内されるようにし、型開用ハ
ーフナットを移動盤の移動により任意の位置に移動して
調整できるように構成することもできる。
【0016】さらに、前記射出成形機等の複合型締装置
として、前記移動盤の後方にタイバーを介して型締ラム
を設けた型締プレートを配置すると共に、前記係合手段
として、タイバーと型締プレートを係合するため型締プ
レートに配設した型締用ハーフナットと、前記型締用ハ
ーフナットとタイバーとの噛み合い位置を決めるための
型開用ハーフナットと、型締プレートに配設されて、型
開用ハーフナットと前記ハーフナットの開き時は連結
し、閉じ時は分離するように作動する連結ブラケットと
を設ける構成とすることもできる。
【0017】このように、本発明においては、従来のこ
の種の複合型締装置において難点とされていた、タイバ
ー上に形成したねじもしくは溝等の係合部と、移動盤等
に取付けた型締用ハーフナットとを、適正に係合させる
ための両者の噛み合い位置の調整を簡便に行うことがで
き、また型開閉中に型締用ハーフナットの開閉が可能と
なり、成形サイクル時間の短縮を図ることができると共
に、高圧型開を、タイバーに設けた型締シリンダにより
可能としたことにより、型開き時に発生するショックを
防止することができ、さらに機械全長も縮小することが
できる射出成形機等の複合型締装置を得ることができ
る。
【0018】
【実施例】次に、本発明に係る射出成形機等の複合型締
装置の実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細
に説明する。
【0019】なお、以下の実施例1〜3で、後述する型
締用ハーフナット30、移動盤18、高圧型開用ハーフ
ナット28および36が、タイバー14のねじ部(また
は溝)14aに噛み合い係合する型締プレート20の進
退方向の厚みは、前記ねじ部14aの整数ピッチ分とし
ているので、前記型締プレート20および移動盤18の
進退位置と、前記ねじ部14aのピッチ位相が一致する
時、前記型締用ハーフナット30、高圧型開用ハーフナ
ット28および36は、適正に噛み合い係合することが
できる。
【0020】実施例1 図1ないし図3は、本発明に係る射出成形機の複合型締
装置の一実施例を示すものである。しかるに、図1ない
し図3において、参照符号10は固定盤を示し、この固
定盤10には固定金型12を取付けると共に、この固定
盤10に対し、タイバー14を介して移動金型16を取
付けた移動盤18を進退自在に対向配置する。さらに、
前記移動盤18の後方にタイバー14を介して型締プレ
ート20を配置し、前記移動盤18と型締プレート20
との間に型締ラム22を取付けた構成からなる。
【0021】すなわち、型締ラム22の一端は、移動盤
18に取付けられ、一方型締プレート20の内部に型締
シリンダ20aが形成され、この型締シリンダ20aに
前記型締ラム22のピストン22aが嵌装されている。
また、移動盤18は、固定盤12に固定した移動手段と
しての移動シリンダ24により進退移動されるロッド2
4aの先端部に結合部材24bを介して結合され、移動
金型16の固定金型12に対する型開閉操作を行うよう
に構成される。
【0022】一方、前記移動盤18と型締プレート20
との間において、固定盤10に固定した移動手段として
の移動シリンダ26により進退移動されるロッド26a
の先端部に高圧型開用ハーフナット28を結合し、前記
型締プレート20の内側面と当接して高圧型開操作を行
うと共に、移動盤18を貫通したタイバー14の先端部
側に形成したねじ部(または溝部)14aに対し、図示
しない開閉シリンダ等により移動させてこれと噛み合い
係合するように構成する。この場合、移動盤18は、タ
イバー14上において前記高圧型開用ハーフナット28
と干渉しないように、その一部を切欠いて(図示せ
ず)、前記ハーフナット28がタイバー14上を自由に
通過し得るように構成する。また、型締プレート20の
外側面には、前記タイバー14のねじ部14aと噛み合
う係合手段としての型締用ハーフナット30を設け、こ
の型締用ハーフナット30は開閉シリンダ30aにより
それぞれ開閉動作するように構成される。なお、図1に
おいて、参照符号32は射出成形機のノズル部を示す。
【0023】このように構成された本実施例の複合型締
装置においては、金型12、16の取付けおよび型厚の
調整作業時では、まず図1に示すように、型開限位置か
ら型閉じ動作を開始する状態で、型締用ハーフナット3
0によるタイバー14と型締プレート20との係合関係
は解除され、高圧型開用ハーフナット28もタイバー1
4との結合関係は解除されている。そして、型締ラム2
2は前進限に位置している。
【0024】次いで、移動シリンダ24により型閉じ動
作を行う。この場合、図3に示すように、移動盤18の
型閉限で、移動シリンダ26により、高圧型開用ハーフ
ナット28を進退動作させ、型締プレート20の内側面
に高圧型開用ハーフナット28の側面を当接させる。こ
の当接位置において、図示しない開閉シリンダ等を動作
させて前記ハーフナット28を閉じる。この時、前記ハ
ーフナット28とタイバー14のねじ部14aとを適正
に噛み合いさせることができれば都合が良いが、実際に
はねじピッチによるズレがあるために、噛み合うことが
少ない。
【0025】そこで、移動シリンダ24により両金型1
2、16を閉じた状態で、前記高圧型開用ハーフナット
28を、タイバー14のねじ部14aに押し付けたま
ま、移動シリンダ26により型締プレート20の内側面
から前記ハーフナット28の側面を移動盤18の方向へ
離反させ、前記ハーフナット28とタイバー14のねじ
部14aとが適正に噛み合った位置で、前記移動シリン
ダ26の動作を停止させる。このように、高圧型開用ハ
ーフナット28が、タイバー14のねじ部14aと噛み
合うと、この状態は金型の交換と、型厚の調整をする時
以外は常時保持される。
【0026】なお、前記高圧型開用ハーフナット28を
適正な噛み合い位置にセットする方法としては、前述し
たように直接的にかつ機械的に噛み合わせる方法もある
が、位置検出器等を利用して、型厚から噛み合い位置を
算出し、この算出位置に移動シリンダ26で前記ハーフ
ナット28を移動させた後、図示しない開閉シリンダ等
を動作させて噛み合い位置に前記ハーフナット28をセ
ットするようにすることもできる。
【0027】次に、型締用ハーフナット30の噛み合い
位置調整を行う。この場合、前述した高圧型開用ハーフ
ナット28の噛み合い位置調整で、型締プレート20の
内側面から前記ハーフナット28の側面を離反させたた
めに、隙間Sがある状態となっている。そこで、図2に
示すように、移動シリンダ24により両金型12、16
を型閉じのままで型締シリンダ20aの高圧型開室側B
に圧油を導入し、型締プレート20を前進(相対的に右
進)移動させて、その内側面を高圧型開用ハーフナット
28の側面に当接させる。この当接位置で、開閉シリン
ダ30aを動作させ、型締用ハーフナット30を閉じ
て、これをタイバー14のねじ部14aと噛み合わせ
る。
【0028】このように構成した本実施例の複合型締装
置によれば、成形運転においては型締ラム22は、後退
した位置にあり、移動シリンダ24を動作させて、前述
したように型締プレート20の内側面に高圧型開用ハー
フナット28の側面が当接した位置で、開閉シリンダ3
0aを動作させて型締用ハーフナット30をタイバー1
4のねじ部14aに噛み合わせると共に、引き続き移動
シリンダ24を動作させて、移動盤18を型閉じ位置ま
で前進移動させることにより、型閉じを行うことができ
る(図2参照)。
【0029】次に、型締シリンダ20aの型締室側Aに
圧油を導入し、型締ラム22により高圧型締力を発生さ
せる。このように設定した後、射出成形機のノズル部3
2を介して金型に対し溶融樹脂材料の射出、充填、保圧
および冷却工程を経て、成形品の製造を行い、型開工程
へ移行する。
【0030】この型開工程において、高圧型開用ハーフ
ナット28は、常時閉じ状態にあるので、そのまま型締
シリンダ20aの高圧型開室側Bに圧油を導入し、型締
ラム22を後退(左進)させると共に、高圧型開きを行
う。併せて、この高圧型開き動作の間に、型締用ハーフ
ナット30のタイバー14との噛み合いを解除して、移
動シリンダ24により型開きする。
【0031】このようにして射出成形の1サイクル動作
を完了することができる。従って、本実施例における複
合型締装置においては、型開閉中に型締用ハーフナット
の開閉が可能となり、成形サイクル時間の短縮を図るこ
とができると共に、高圧型開を、型締ラムにより可能と
したことにより、型開き時に発生するショックを防止す
ることができる。
【0032】実施例2 図4ないし図9は、本発明に係る射出成形機の複合型締
装置の別の実施例を示すものである。
【0033】すなわち、本実施例においては、固定盤1
0のタイバー14との結合部には型締シリンダ34を設
け、この型締シリンダ34にタイバー14の他端部に形
成したピストン部14bを嵌挿してタイバー14を進退
自在に構成し、移動盤18の外側面にタイバー14のね
じ部14aと噛み合う係合手段としての型締用ハーフナ
ット30を設ける。また、移動盤18の内側面側におけ
るタイバー14のねじ部14a上の位置に、前記型締用
ハーフナット30の噛み合い位置を決めるための高圧型
開用ハーフナット36を設ける。この高圧型開用ハーフ
ナット36は、後述する連結板により上部ハーフナット
36a、下部ハーフナット36bとがそれぞれ移動可能
に連結され、上部ハーフナット36aの上端をピストン
ロッド36cを介して開閉シリンダ38に貫通挿着す
る。そして、前記移動盤18の一部に、前記高圧型開用
ハーフナット36のピストンロッド36cの先端部と対
応させて連結ブラケット40を設け、前記高圧型開用ハ
ーフナット36がタイバー14のねじ部14aと噛み合
い状態にない時には、前記連結ブラケット40の係合部
40aに前記ハーフナット36のピストンロッド36c
の先端部が係合するように構成する。
【0034】その他の構成は、図1ないし図3に示す前
記実施例1の構成と同一であるので、同一の構成部分に
は同一の参照符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0035】このように構成された本実施例の複合型締
装置においては、金型12、16の取付けおよび型厚の
調整作業時では、まず図4に示すように、型開限位置か
ら型閉じ動作を開始する状態で、型締用ハーフナット3
0によるタイバー14と移動盤18との係合関係は解除
され、高圧型開用ハーフナット36もタイバー14との
結合関係を解除されている。そして、タイバー14は型
締シリンダ34により左端に移動保持されている。
【0036】しかるに、前記高圧型開用ハーフナット3
6の詳細は、図9の(a)〜(c)に示す通りである。
すなわち、図9の(a)〜(c)において、タイバー1
4上に、高圧型開用ハーフナット36の上部ハーフナッ
ト36aと下部ハーフナット36bとが配置されてい
る。上部ハーフナット36aの上端にはピストンロッド
36cを突設して、これを開閉シリンダ38に貫通挿着
する。開閉シリンダ38には、連結板37を取付けると
共にこの連結板37にそれぞれ一端を結合した連結ロッ
ド37a、37bの他端を、前記下部ハーフナット36
bに結合して、上部ハーフナット36aと下部ハーフナ
ット36bとを相互に連結する。そして、前記高圧型開
用ハーフナット36がタイバー14のねじ部14aと噛
み合い状態にない時には、図9の(b)に示すように、
開閉シリンダ38の動作によりピストンロッド36cが
上方へ移動して、その先端部が移動盤18の一部に設け
た連結ブラケット40の係合部40aに係合する〔図9
の(b)参照〕。従って、このように、高圧型開用ハー
フナット36がタイバー14のねじ部14aと噛み合い
状態にない時には、連結ブラケット40にピストンロッ
ド36cが係合して、移動盤18の移動に合わせて前記
ハーフナット36をタイバー14上に置いてスライドさ
せることができる。
【0037】なお、高圧型開用ハーフナット36のピス
トンロッド36cと係合させる手段として、前記連結ブ
ラケット40に代えて固定盤10に前記ハーフナット3
6の位置決めシリンダを取付け、この位置決めシリンダ
のロッド先端部に前記ハーフナット36を連結して、前
述した実施例1と同様の構成とすることもできる。
【0038】次いで、移動シリンダ24により型閉じ動
作を行う。この場合、図8に示すように、所定の型閉じ
位置で、開閉シリンダ30aを動作させて型締用ハーフ
ナット30をタイバー14に噛み合わせる。この時、前
記ハーフナット30とタイバー14のねじ部14aとを
適正に噛み合いさせることができれば都合が良いが、実
際にはねじピッチによるズレがあるために、噛み合うこ
とが少ない。
【0039】そこで、移動シリンダ24により両金型1
2、16を閉じた状態で、前記型締シリンダ34の高圧
型締室側Aに圧油を導入して、相対的にタイバー14を
後退(左進)させる。この間に、型締用ハーフナット3
0とタイバー14のねじ部14aとが、噛み合い位置で
噛み合い、この時の噛み合い位置信号によって、前記型
締シリンダ34を停止させる。
【0040】そして、この位置においては、連結ブラケ
ット40により案内されて移動してきた高圧型開用ハー
フナット36も、移動盤18の内側面に前記ハーフナッ
ト36の側面が当接した状態にあるので、この位置で開
閉シリンダ38を動作させ、高圧型開用ハーフナット3
6を閉じて、これをタイバー14のねじ部14aと噛み
合いさせ、タイバー14と係合させる。この時、前記ハ
ーフナット36と連結ブラケット40との連結が解除さ
れる。このように、高圧型開用ハーフナット36が、タ
イバー14のねじ部14aと噛み合うと、この状態は金
型の交換と、型厚の調整をする時以外は常時保持される
(図5および図7参照)。
【0041】本実施例に係る複合型締装置によれば、前
述したように、高圧型開用ハーフナット36の噛み合い
位置調整を行った後、成形運転に移る。図6に示す状態
から移動シリンダ24を動作させて、移動盤18の内側
面に高圧型開用ハーフナット36の側面が当接した位置
で、開閉シリンダ30aを動作させて型締用ハーフナッ
ト30をタイバー14のねじ部14aに噛み合わせる。
この時、移動盤18に押圧されてタイバーも前進(右
進)する。引き続き移動シリンダ24を動作させて、移
動盤18を型閉じ位置まで前進移動させる(図5および
図7参照)。
【0042】次に、型締シリンダ34の型締室側Aに圧
油を導入し、タイバー14を介して高圧型締力を発生さ
せる。このように設定した後、射出成形機のノズル部3
2を介して金型に対し溶融樹脂材料の射出、充填、保圧
および冷却工程を経て、成形品の製造を行い、型開工程
へ移行する。
【0043】この型開工程において、高圧型開用ハーフ
ナット36は、常時閉じ状態にあるので、そのまま型締
シリンダ34の高圧型開室側Bに圧油を導入し、タイバ
ー14を後退(左進)させると共に、高圧型開きを行
う。併せて、この高圧型開き動作の間に、型締用ハーフ
ナット30のタイバー14との噛み合いを解除して、移
動シリンダ24により型開きする。
【0044】このようにして、射出成形の1サイクル動
作を完了することができる。従って、本実施例における
複合型締装置においても、型開閉中に型締用ハーフナッ
ト30の開閉が可能となり、成形サイクル時間の短縮を
図ることができると共に、高圧型開を、タイバーに設け
た型締シリンダにより可能としたことにより、型開き時
に発生するショックを防止することができる。また、機
械全長も縮小することができる。
【0045】実施例3 図10ないし図15は、本発明に係る射出成形機の複合
型締装置のさらに別の実施例を示すものである。
【0046】すなわち、本実施例においては、前記実施
例2において、固定盤10に設けた型締シリンダ34に
代えて、前記実施例1に示すように、移動盤18の後方
にタイバー14を介して型締プレート20を配置し、前
記移動盤18と型締プレート20との間に型締ラム22
を取付けた構成からなる。なお、本実施例においては、
射出成形機のベース42上に、固定盤10に対して進退
移動する摺動台44を設け、この摺動台44に移動盤1
8を固着して、前記移動盤18を移動シリンダ24によ
り進退移動させて型開閉操作を行うように構成されてい
る。
【0047】また、前記型締プレート20の内側面側に
おけるタイバー14のねじ部14a上の位置に、型締用
ハーフナット30の噛み合い位置を決めるための高圧型
開用ハーフナット36を設ける。そして、前記型締プレ
ート20の一部に、前記高圧型開用ハーフナット36の
開閉シリンダ38の突出部38aと対応させて連結ブラ
ケット40を設け、前記高圧型開用ハーフナット36が
タイバー14のねじ部14aと噛み合い状態にない時に
は、前記連結ブラケット40の係合部40aに前記ハー
フナット36の開閉シリンダ38の突出部38aが係合
するように構成する。
【0048】その他の構成は、図1〜図3に示す前記実
施例1または図4〜図9に示す前記実施例2の構成と同
一であるので、同一の構成部分には同一の参照符号を付
し、詳細な説明は省略する。
【0049】このように構成された本実施例の複合型締
装置においては、金型12、16の取付けおよび型厚の
調整作業時では、前述した実施例1、2と同様に、型開
限位置から型閉じ動作を開始する状態で、型締用ハーフ
ナット30によるタイバー14と型締プレート20との
係合関係は解除され、高圧型開用ハーフナット36もタ
イバー14との係合関係は解除されている。そして型締
ラム22は後退限に位置している。
【0050】次いで、移動シリンダ24により型閉じ動
作を行う。この場合、図10に示すように、所定の型閉
じ位置で、開閉シリンダ38を動作させて高圧型開用ハ
ーフナット36をタイバー14に噛み合わせる。この
時、前記ハーフナット36とタイバー14のねじ部14
aとを適正に噛み合わせることができれば都合が良い
が、実際にはねじピッチによるズレがあるために、噛み
合うことが少ない。
【0051】そこで、移動シリンダ24により両金型1
2、16を閉じた状態で、前記型締シリンダ20aの高
圧型締室側Aに圧油を導入して、相対的に型締プレート
20を後退(左進)させる。この間に、高圧型開用ハー
フナット36とタイバー14のねじ部14aとが、噛み
合い位置で噛み合う。この時、前記ハーフナット36と
連結ブラケット40との連結が解除される。このよう
に、高圧型開用ハーフナット36が、タイバー14のね
じ部14と噛み合うと、この状態は金型の交換と、型厚
を調整する時以外は常時保持される(図14および図1
5参照)。
【0052】なお、本実施例における高圧型開用ハーフ
ナット36の詳細は、図9の(a)〜(c)に示す前記
実施例2において使用したものと、基本構成において同
一である。しかるに、前記実施例2においては、開閉シ
リンダ38を貫通するピストンロッド36cの先端部
が、連結ブラケット40の係合部40aに係合するよう
に構成したが、本実施例においては、ピストンロッド3
6cは開閉シリンダ38を貫通することなく、開閉シリ
ンダ38の上部に突出部38aを設けて、この突出部3
8aが前記係合部40aに係合するように構成した点が
相違している。しかし、両者とも同一の動作を行うもの
である。
【0053】また、前記高圧型開用ハーフナット36を
適正な噛み合い位置にセットする方法としては、前述し
たように直接的にかつ機械的に噛み合わせる方法もある
が、位置検出器等を利用して、型厚から噛み合い位置を
算出し、この算出位置に移動シリンダ24で型締プレー
ト20と前記ハーフナット36を移動させて、噛み合い
位置に前記ハーフナット36をセットするようにするこ
ともできる。
【0054】次に、型締用ハーフナット30の噛み合い
位置調整を行う。この場合、前述した高圧型開用ハーフ
ナット36の噛み合い位置調整で、型締プレート20の
内側面と高圧型開用ハーフナット36の側面との間に、
噛み合い位置信号と実際の噛み合い動作の遅れにより、
隙間Sがある状態となっている。そこで、移動シリンダ
24を動作させ、型閉じのままで型締シリンダ20aの
高圧型開室側Bに圧油を導入し、型締プレート20を前
進(相対的に右進)移動させて、その内側面を高圧型開
用ハーフナット36の側面に当接させる。この当接位置
で、開閉シリンダ3aを動作させ、型締用ハーフナット
30を閉じて、これをタイバー14のねじ部14aと噛
み合わせる。
【0055】このように構成した本実施例の複合型締装
置によれば、前述したように、高圧型開用ハーフナット
36の噛み合い位置調整を行った後、成形運転に移る。
図11および図12に示す状態から移動シリンダ24を
動作させて、型締プレート20の内側面に高圧型開用ハ
ーフナット36の側面が当接した位置で、開閉シリンダ
30aを動作させて型締用ハーフナット30をタイバー
14のねじ部14aに噛み合わせる。引き続き移動シリ
ンダ24を動作させて、移動盤18を型閉じ位置まで前
進移動させることにより、型閉じを行うことができる
(図13参照)。
【0056】次に、型締シリンダ20aの型締室側Aに
圧油を導入し、型締ラム22により高圧型締力を発生さ
せる。このように設定した後、射出成形機のノズル部3
2を介して金型に対し溶融樹脂材料の射出、充填、保圧
および冷却工程を経て、成形品の製造を行い、型開き工
程へ移行する。
【0057】この型開工程において、高圧型開用ハーフ
ナット36は、常時閉じ状態にあるので、そのまま型締
シリンダ20aの高圧型開室側Bに圧油を導入し、高圧
型開きを行う。併せて、この高圧型開き動作の間に、型
締用ハーフナット30のタイバー14との噛み合いを解
除して、移動シリンダ24により型開きする。
【0058】このようにして、射出成形の1サイクル動
作を完了することができる。従って、本実施例における
複合型締装置においても、型開閉中に型締用ハーフナッ
ト30の開閉が可能となり、成形サイクル時間の短縮を
図ることができると共に、高圧型開を、タイバーに設け
た型締シリンダにより可能としたことにより、型開き時
に発生するショックを防止することができる。また、機
械全長も縮小することができる。
【0059】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更
が可能である。すなわち、本発明の複合型締装置は、例
えばダイカスト機の複合型締装置等としても同様に適用
することができることは勿論である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る射出
成形機等の複合型締装置は、固定金型を取付けた固定盤
に対し、タイバーを介して移動金型を取付けた移動盤を
進退自在に対向配置し、前記移動盤をタイバー上におい
て進退させる移動手段とその移動を所定位置おいて係止
するための係合手段とを設けてなる射出成形機等の複合
型締装置において、前記移動盤の後方にタイバーを介し
て型締ラムを設けた型締プレートを配置すると共に、前
記係合手段として、タイバーと型締プレートを係合する
型締用ハーフナットと、タイバーに対して位置移動手段
により高圧型開位置を決める型開用ハーフナットとを設
けた構成とすることにより、簡単かつ小形に構成するこ
とができ、型厚調整を適正かつ簡便に行うことができる
と共に、複合的な型閉じおよび型締め操作を円滑に達成
して効率的な射出成形等を行うことができる。
【0061】特に、本発明に係る複合型締装置によれ
ば、型開閉中に型締用ハーフナットの開閉が可能とな
り、成形サイクル時間の短縮を図ることができると共
に、高圧型開を、タイバーに設けた型締シリンダにより
可能としたことにより、型開き時に発生するショックを
防止することができる。また、機械全長も縮小すること
ができる等の多くの優れた利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る射出成形機等の複合型締装置の一
実施例を示す概略断面側面図である。
【図2】図1に示す複合型締装置における型厚調整完了
時の動作状態を示す概略断面側面図である。
【図3】図1に示す複合型締装置における型厚調整時の
動作状態を示す概略断面側面図である。
【図4】本発明に係る射出成形機等の複合型締装置の別
の実施例を示す概略断面平面図である。
【図5】図4に示す複合型締装置の型厚調整時の動作状
態を示す概略断面平面図である。
【図6】図4に示す複合型締装置における型厚調整時後
の型開状態を示す概略断面側面図である。
【図7】図6に示す複合型締装置の型締め動作状態を示
す概略断面側面図である。
【図8】図4に示す複合型締装置における金型取付けお
よび型厚調整時の概略断面側面図である。
【図9】高圧型開用ハーフナットの概略構成とその動作
状態を示すもので、(a)は高圧型開用ハーフナットの
閉じ時の概略正面図であり、(b)は高圧型開用ハーフ
ナットの開き時の概略正面図であり、(c)は高圧型開
用ハーフナットの開き時における連結ブラケットとの結
合状態における概略側面図である。
【図10】本発明に係る射出成形機等の複合型締装置の
他の実施例であって型厚調整時の動作状態を示す概略断
面側面図である。
【図11】図10に示す複合型締装置における型厚調整
時後の型開状態を示す概略断面側面図である。
【図12】図11に示す複合型締装置の概略断面平面図
である。
【図13】図12に示す複合型締装置の型閉じ動作状態
を示す概略断面平面図である。
【図14】図10に示す複合型締装置の金型取付けおよ
び型厚調整時の概略断面側面図である。
【図15】図10に示す複合型締装置の金型取付けおよ
び型厚調整完了時の概略断面側面図である。
【図16】従来の複合型締装置の概略構成を示すもの
で、(a)は型開状態を示す説明図であり、(b)は型
閉状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 固定盤 12 固定金型 14 タイバー 14a ねじ部 14b ピストン部 16 移動金型 18 移動盤 20 型締プレート 20a 型締シリンダ 22 型締ラム 22a ピストン 24 移動シリンダ 24a ロッド 24b 結合部材 26 移動シリンダ 26a ロッド 28 高圧型開用ハーフナット 30 型締用ハーフナット 30a 開閉シリンダ 32 射出成形機のノズル部 34 型締シリンダ 36 高圧型開用ハーフナット 36a 上部ハーフナット 36b 下部ハーフナット 36c ピストンロッド 37 連結板 37a、37b 連結ロッド 38 開閉シリンダ 38a 突出部 40 連結ブラケット 40a 係合部 42 射出成形機のベース 44 摺動台
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定金型を取付けた固定盤に対し、タイ
    バーを介して移動金型を取付けた移動盤を進退自在に対
    向配置し、前記移動盤をタイバー上において進退させる
    移動手段とその移動を所定位置おいて係止するための係
    合手段とを設けてなる射出成形機等の複合型締装置にお
    いて、 前記移動盤の後方にタイバーを介して型締ラムを設けた
    型締プレートを配置すると共に、前記係合手段として、
    タイバーと型締プレートを係合する型締用ハーフナット
    と、タイバーに対して移動手段により高圧型開位置を決
    める型開用ハーフナットとを設けることを特徴とする射
    出成形機等の複合型締装置。
  2. 【請求項2】 固定金型を取付けた固定盤に対し、タイ
    バーを介して移動金型を取付けた移動盤を進退自在に対
    向配置し、前記移動盤をタイバー上において進退させる
    移動手段とその移動を所定位置おいて係止するための係
    合手段とを設けてなる射出成形機等の複合型締装置にお
    いて、 前記係合手段として、タイバーと移動盤を係合するため
    移動盤の外側面に配設した型締用ハーフナットおよびそ
    の開閉手段と、前記型締用ハーフナットとタイバーとの
    噛み合い位置を決めるためタイバー上に移動自在に配設
    した型開用ハーフナットおよびその開閉手段並びに移動
    手段とを設けることを特徴とする射出成形機等の複合型
    締装置。
  3. 【請求項3】 型開用ハーフナットの移動手段は、固定
    盤にシリンダを取付けて、型開用ハーフナットを任意の
    位置に移動させるように構成してなる請求項2記載の射
    出成形機等の複合型締装置。
  4. 【請求項4】 型開用ハーフナットの移動手段は、移動
    盤に連結ブラケットを取付けて、型開用ハーフナットの
    開閉手段の動作により前記ブラケットと型開用ハーフナ
    ットが係合して案内されるようにし、型開用ハーフナッ
    トを移動盤の移動により任意の位置に移動して調整でき
    るように構成してなる請求項2記載の射出成形機等の複
    合型締装置。
  5. 【請求項5】 固定金型を取付けた固定盤に対し、タイ
    バーを介して移動金型を取付けた移動盤を進退自在に対
    向配置し、前記移動盤をタイバー上において進退させる
    移動手段とその移動を所定位置おいて係止するための係
    合手段とを設けてなる射出成形機等の複合型締装置にお
    いて、 前記移動盤の後方にタイバーを介して型締ラムを設けた
    型締プレートを配置すると共に、前記係合手段として、
    タイバーと型締プレートを係合するため型締プレートに
    配設した型締用ハーフナットと、前記型締用ハーフナッ
    トとタイバーとの噛み合い位置を決めるための型開用ハ
    ーフナットと、型締プレートに配設されて、型開用ハー
    フナットと前記ハーフナットの開き時は連結し、閉じ時
    は分離するように作動する連結ブラケットとを設けるこ
    とを特徴とする射出成形機等の複合型締装置。
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